「やすらぎの郷 La Strada」の職員
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「やすらぎの刻〜道」の記事における「「やすらぎの郷 La Strada」の職員」の解説
名倉修平(なくら しゅうへい) 演 - 名高達男 「やすらぎの郷 La Strada」理事長。みどりの夫。医大病院の院長を務めた経歴もあり、施設内にある病室棟に週5日詰めている。 マロの誕生日会の一件に際し、冴子とマヤには厳しく灸を据える。 大納言が亡くなる直後には栄らを呼び、以前に大納言が尊厳死協会から資料を取り寄せていたことを明かす。そして、自身の「延命治療はできるが人道的かどうかは疑問である」との考えを打ち明け、大納言の最期に立ち会わせる。 地震騒ぎに際しては少しでも情報を得ようとテレビのチャンネルを回していた。 怜子の長話問題に続き、他の新入居者の部屋割に頭を悩ませる中、怜子の万引き騒動が伝わった際には「どうすりゃいいのさ、この私」と発言した。 竹芝柳介を郷で引き取るか否かについては厳しい条件を提示したが、柳介の渡英に際しては、きちんと計らって柳介が冴子と話せる機会を作った。 郷内でニセ札が出回り、しかもそれが郷近くの店舗で使用されてしまい、警察が介入する事態となった事件が発生した際には、ニセ札を広げた犯人が(悪気がなかったとはいえ)冴子だったことを知り、珍しく感情を露わにして怒鳴り付けた。 マロの膵臓ガンについては、栄にこっそりと明かした上で他言無用を申しつける。 マロの生前葬の聖歌隊のオーディションには参加していたが、相当な音痴であることが判明し、マロからは「使えない」と言われてしまう(結局オーディションには落ちた)。聖歌隊が結成された頃に再び栄を呼び出し、また他言無用を申しつけてマロの病状を伝える。 みどりがヨガ教室に通っていることは、知ってはいるが、快くは思っていない様子だった。 マヤの自殺未遂騒動の連絡を受けたのちは冷静に対応し、マヤが搬送された病院への確認を行った。 『道』の完成を祝って栄をカサブランカに誘い、マヤに原稿のコピーを渡したことを白状する。それは最近のマヤに元気がなかったためであった。 名倉みどり(なくら みどり) 演 - 草刈民代 「やすらぎの郷 La Strada」の創立者で元大手芸能プロダクション『加納グループ』の総帥だった加納英吉の実の娘。『やすらぎの郷』総務理事も務める。某バレエ団に所属していた。 地震騒ぎに際しては、気象庁が緊急地震速報をそもそも出していなかったことをエリに伝え、かつ機械の誤作動による誤報であったと伝えるように指示した。 怜子の万引き騒動の際には名倉理事長の冗談とも本気とも取れる発言に腹を立てていた。 万引き騒動が落ち着いた頃、マロが思いつきで流した噂が出回る。この件に相当立腹しており、理事長室に呼び出した栄とマヤに追跡調査(期限は1週間)を厳命する。調査の結果、郷内の入居者の半数が知っていたことが分かり、しかも名倉理事長が噂の真偽を疑っていたことも判明してしまう。 マロの生前葬の聖歌隊のオーディションに参加しており、夫とは異なり、エリらと一緒に無事に合格していた。 マロの生前葬後のヨガ教室には実は誰よりも熱心に通っており、夕食の席では怜子らと一緒にいるところを目撃される。宗匠によると、新たなヨガ教室を開くための募金活動を筆頭で行っているほどの力の入れようで、怜子らからはインストラクターの稲垣に車を購入してやったのでは、と勘繰られていた。 マヤの自殺未遂の一報をぬい子から聞いたときには慌てた素振りだったが、すぐに箝口令を敷いた。 マロの告別式後の冴子の発言には同調していた。 『道』のコピーを確認しにやって来た栄が取り乱していたために驚き、理由を訊ねるも答えてもらなかったために雨の中を走って後を追ってきていた。 有坂エリ(ありさか えり) 演 - 板谷由夏 「やすらぎの郷 La Strada」で新たに働きはじめたコンシェルジュ。元CA。名倉みどりの後輩に当たる。マヤ曰く「バツ1」。 亡き母・小森幸江が律子の幼なじみだった縁で、幼い頃には栄と会ったことがあった。栄と個人的に連絡先を交換し、なおかつ2人きりで出掛けたことで栄を舞い上がらせることになる。 地震騒ぎに際しては放送室から入居者一同に対して避難指示を出していたが、中里から機械の誤作動と伝えられてから、みどりの指示により誤報であったことを一同に伝えた。 大浜市に大型100円ショップがオープンして買い物をしていたときに、万引き騒動の一部を偶然にも目撃し、名倉夫妻に伝える。 マロが流した噂話の経緯を栄から聞いた際には、「バカですねぇ!」と心底呆れていた。 一方、乃木坂テレビの柳の発言に栄が機嫌を損ねた際には同情的だった。 マロの病状を名倉理事長から栄が聞かされた頃、栄にマロから言い寄られていたことを打ち明ける。また、マロが部屋で倒れていたときには第一発見者となり、どさくさ紛れにマロからセクハラをされながらも、しっかりと搬送に尽力する。生前葬の聖歌隊のオーディションにも参加しており、見事合格していた。 マヤの自殺未遂騒動の際には栄に一報を伝え、たまたまその場にいたホッピーには誰にも話さないように指示した。 『道』のコピーの確認に来た栄の様子に驚きつつ、金庫を開錠する。 ホッピー 演 - 草刈麻有 敷地内のバー「カサブランカ(Casablanca)」に勤めているバーテンダー。「ハッピー」こと財前ゆかりの後任(その愛称とは一文字違いの「ホッピー」が愛称)。 郷の近くの村で祖母と2人暮らし。田舎暮らしは嫌いではないらしい。 竹芝柳介が郷内で働き始めてからは、冴子に頼まれて2人を仲介していた。栄には柳介を「王子様」だと語っており、好意を寄せていた様子である。 マヤの自殺未遂騒動の一報を偶然聞いてしまったため、エリからは口止めをされる。 231話にて、栄から「消えてしまいたい」と言われたときには驚いていた。このとき、栄の携帯番号を預かり、マロの危篤時には連絡を入れる。 マロが亡くなる直前には六郎とカサブランカでその姿を目撃したようで、飲んだ酒の種類と杯数を記憶していた。 風間ぬい子(かざま ぬいこ) 演 - 広山詞葉 秘書。 マヤの自殺未遂騒動では本牧署からの第一報を受け、みどりに報告した。 三枝奈々(さいぐさ なな) 演 - 東松史子 アシスタント・コンシェルジュ。 宮下一馬(みやした かずま) 演 - 平野勇樹 総務。 地震騒ぎの際には敷地内に駐車していた愛車を秀次に勝手に使われてしまい、頭を抱え、「車検から帰って来たばっかなのに。ひっでえなあ」と嘆いていた(愛車のナンバープレートの表記は上段が「湘南 580」、下段が「を 18-71」)。 『道』のコピーが出回った時には犯行を疑われる。 中里正(なかざと まさる) 演 - 加藤久雅 保安部主任。元入居者の三井路子の現在の夫。52歳。 合気道の名人で、かつては傷害で服役していた。 地震騒ぎの原因が機械の誤作動であると突き止め、そのことをエリに伝えた。 竹芝柳介の身柄を預かる際には尽力し、冴子ら郷の住民とは接触しないように厳しく言い渡す。 橋本忠吉(はしもと ちゅうきち) 演 - 納谷真大 食堂主任。 怜子が厨房に立ち入り、延々と長話を繰り広げたことを名倉夫妻に報告する。 竹芝柳介を預かった際には「自分たちはあえて厳しく接すること」を伝える。 那須曰く「喧嘩は口先だけ」とのこと。 栄の籠城の一件では進藤らと協力し、朝食を持って救出を行う。 野村伊三郎(のむら いさぶろう) 演 - 芳野史明 介護主任。 かつて安野組に所属し、傷害で服役していた。一人称は「わし」。 めぐみが隔離された件で秀次が暴走した際には中里とともに制圧する。 進藤秀夫(しんどう ひでお) 演 - 山下澄人 施設主任。強柔流の空手6段。傷害で服役していた。 那須曰く「喧嘩は1番強い」。 栄の籠城事件の解決に一役買う。 冲正之(おき まさゆき) 演 - 熊澤洋幸 保安部。 千倉和夫(ちくら かずお) 演 - 森谷勇太 保安部。 地震騒ぎの最中には秀次が一馬の愛車に勝手に乗って出て行くのを目撃しており、それを中里らに説明した。 稲垣らの車が傷つけられた事件の一部も目撃していた。 菅野平助(かんの へいすけ) 演 - 西岡ゆん 料理人。 村松豊(むらまつ ゆたか) 演 - 福崎峻介 料理人。 荒木実(あらき みのる) 演 - 関健介 介護士。 正岡治(まさおか おさむ) 演 - 池田絢亮 施設。 田辺三郎(たなべ さぶろう) 演 - 湯川尚樹 施設。 貫井秀平(ぬくい しゅうへい) 演 - 小野了 外科医。 辻井誠(つじい まこと) 演 - 永田耕一 麻酔科医。マロ曰く「名医」。 田所基(たどころ もとい) 演 - 稲健二 神経科医。 井口恭子 演 - 黒川なつみ 看護師。
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