動物園外の動物たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 02:32 UTC 版)
「ザ・ペンギンズ from マダガスカル」の記事における「動物園外の動物たち」の解説
ドクター・シオフキー(ハンドウイルカ) / Dr.Blowhole 声 - 高木渉 / ニール・パトリック・ハリス もう一人のドリームワークス・ヴィランズ。ペンギンズの宿敵。一人称は「私」。シーズン3で本名はフランシス(Francis)でドリスの兄と判明した。コニーアイランドの遊園地のイルカショーで火の輪くぐりをさせられていたことから人間に対して強い復讐心を持ち、通信教育で博士号を取り(「私を愛したペンギン」の回で語っている)、大量のロブスターを従えハイビジョン映像のスクリーンや、重低音サラウンド音声のスピーカー、衛星追跡監視機能など最新の機材を用いていつかは地球征服を果たそうと企んでいる。日本語版ではペンギンズのことを「ペンギュインズ」と英語訛りで呼んでいる(原語版では、「Peng-you-ins」と呼んでいる。)。また、それを阻止しようとするペンギンズに対しても敵対心を持っている。一時、ペンギンズがアジトへ踏み込んだときジュリアンとともに世界征服を達成しかけたが、ジュリアンの寝返りのためロブスターを置いて退却して行った。隊長が言う「敵」とは彼を指すことが多く、隊長は皆既日食で太陽が消えたのは彼の仕業だと考えていた。 シーズン2に再登場した時はハンスを脱獄させ、発明品「マインド・ジャッカー」により隊長の記憶を喪失させた。その後隊長を倒したことで邪魔者を排除した動物園でコワルスキー達を凶暴なモンスターに変えようとしたが、偶然居合わせたジュリアンのMP3プレイヤーに当たりプレイヤー自体が凶暴化。その後そのプレイヤーに乗り町の破壊を試みるもペンギンズにより計画は阻止、再度逃走を図るも隊長の操作で「マインド・ジャッカー」を浴びせられて彼自身記憶喪失となり、別の水族館に移されて飼育員によって彼はフリッピー(Flippy)と呼ばれることになり自身もフリッピーだと信じ込むようになったが、移されたこちらでもまた火の輪くぐりをさせられることになってしまった。 シーズン3「夢のフィロス」の話でもコワルスキーが未だにフリッピーと信じ込んでいることを述べていた。その後フリッピーとして再登場した時は温和な性格になり、他の動物たちや人間に対し友好的に話し、輪くぐりなどの芸も楽しんでやっている。自分は「水族館の人気者」だと喜んでいた。だが、ペンギンズを助けるつもりで来たドリスの操作ミスで「マインド・ジャッカー」を浴びてしまい再び自身の記憶を取り戻してしまう。その後シーズン2以前から計画をしていた「高潮のパー」の計画で高波を起こすつもりだったがコワルスキーの口車に乗せられドリスに入れ替わり水槽に入れられ、トラクタービームの装置はリコが破壊。アジトは崩壊したものの、無事生還。しかし助けられたパーカーに報酬を取り立てられる形となり、彼の計画は全て幕を閉じることとなった。 歌唱力にたけており、『続・ドクター・シオフキーの逆襲』では、その歌声は新人から「天使のコーラス」と評された。 ロブスター軍団 / Lobster Minions 声 - 岩崎正寛、岡林史泰、荻野晴朗 / ジェフ・ベネット、ジョン・ディマジオ、ジェームズ・パトリック・スチュワート、ダニー・ジェイコブズ ドクター・シオフキーの部下。彼の作戦の為に勤めるかなり忠実な部下であり、その数は膨大。だが肉弾戦ともなるとペンギンズの前に無力さがむき出しとなる。また、指が無いために鉛筆などは持てない。一番の側近はレッド・ワン。また、彼の実験台ともなることもあるなど損な役割が多い。 フレディとジョンソン(ペンギン) / Manfredi and Johnson 声 - 岡林史泰、荻野晴朗 / ジェームズ・パトリック・スチュワート、ダニー・ジェイコブズ ことあるごとに隊長やコワルスキー、まれに新人の口から語られる伝説の2匹のペンギン。彼らは世間知らずで純粋すぎたため、脱出用の海底トンネルだと思って誤ってシロイルカの尻の穴に入り1ヶ月話すことができなくなる(コワルスキー曰く、話せても支離滅裂)、ゾウの脚に偽装された爆弾で吹き飛ばされるなど、散々な目に遭っている。変わり果てた姿で宅配便で送られてきた。エクアドルでピラニアに遭遇し最期を迎えたと思われていたが、シーズン3の『私を愛したペンギン』でシービル水族館のペンギンになっていて、偶然その場にいたペンギンズを呼んだものの、気付かれないままおいていかれた。 フレディは頭の羽根が逆立っていて、片羽にギプスを付けていて体に傷があり、右目が失明している。ジョンソンは姿が隊長に似ているが肥っていて左足がえの短いラバーカップでできていて右目はパットを付けている。 フレッド(リス)/ Fred 声 - 岡林史泰 / フレッド・ステラー セントラルパークの公園の木に住んでいるリス。目は常に半開き。一人称は「ボク」。性格はかなりマイペースで、スローな喋り方をするのが特徴。コワルスキーの発明品によりマリーンの運命の恋人と勘違いされた(本当は彼の友人で外に住んでいるオスのカワウソだった)。親戚のおじ2人といとこ6人を夜行バスによって轢き殺されている。とてもおばあちゃん思い。ハグが好き。キッカに飲み込まれたことがあるが、無事生還した。 マックス(ネコ) / Max 声 - 荻野晴朗 / ウェイン・ナイト ペンギンズが月旅行を計画したときに出会った飢えたオッドアイの野良猫。一人称は「オレ」。不時着した場所を月だと思い込んだペンギンズが彼につけた名はムーン・キャット。最初は飛べない鳥だと言って、ペンギンズを食べようとしていたが、ペンギンズの帰り際にリコから魚の缶詰をもらったことに感激し、友好的になった。次の登場時には、局員Xに追われていたところに再会。ペンギンズの協力もあって無事に逃げ切れた。 シーズン2でも再登場。モート救出のためペンギンズに犬になりきることを勧め、野良犬の心理を教えた。その後ペンギンズを見捨てて逃げようとしたが、Xの時の恩を考え囮になってエルマーをペンギンズから引き離した。その後どうなったかは分からないが、彼がエルマーに自分はキツネザルだと信じ込ませたのか、エルマーと友達になっていた。 たまごちゃん(アヒル) / Eggy 声 - 藤村歩 / タラ・ストロング マリーンの居住区で拾った卵から孵ったアヒルの子供。オスペンギンであるということからペンギンズが世話を任された。孵化したら即戦力として使用する予定だった。ジュリアンが卵を狙い、空の神が自分に与えたものと思っていた。その時命名した名前は「J.J.(Julian Junior)」。孵化するまでペンギンズに訓練されたため、実力はペンギンズの力を集結させたに等しい。当初は考えていることもペンギンズに似ていたが、後にジュリアンに鞍替えし、性格もジュリアンに似たものとなったが、『メリーキッズマス』、『ベビーシッターはつらいよ』の時は元に戻っている。彼の場合ペンギンズのメンバーに対し“ミスター〜ペンギン”と呼んで敬意を払っている。 キング・ラット(ドブネズミ) / King Rat 声 - シーズン1:斉藤次郎→シーズン2:岡林史泰 / ディートリヒ・バダー 下水道に住むドブネズミたちの首領。一人称は「オレ」。他のネズミとは違い背が高く、腹筋が割れている。アイスホッケーが得意で、一時ペンギンズの基地を占領した。倒せるのは隊長のみ。尻尾に赤い輪のあるネズミが現れると簡単に首領の座を降りる。 ロンダ(セイウチ) / Rhonda 声 - タルタエリ / キャシー・キニー もう一人のドリームワークス・ヴィランズ。一時的にマリーンのルームメイトとなり、非常識な行動で彼女を辟易させた。後にコワルスキーの発明品を奪うために送り込まれてきた、ドクター・シオフキーのスパイであることが判明した。その後、「ホーボーケン・サプライズ」にて再登場。 アーチャー(アライグマ) / Archie 声 - 坂東尚樹 / ロブ・ポールセン 動物園の外に暮らすアライグマ。公園内の小屋に住んでおり二人称がムッシュであるなどフランス訛りの話し方をする(原語版ではフランス訛りは顕著である)。フレッドの親友。表では可哀想な動物たちにあげるために略奪をしていると言っていたが、裏では略奪したもので生活をしていた。ペンギンズによってその事実が発覚し、今ではペンギンズの指導によって可哀想な動物たちに食べ物を配っている。 その後帽子や衣装は着なくなり、セントラルパーク内の公園に住み着いたらしく切株等を新人やリコに売りつけようと売り込みをしていた。また、フレッドがドングリの木を当てた時にはジュリアンのダンスの時にDJとして登場もした。 ルル(チンパンジー) / Lulu 声 - タルタエリ / ジェーン・ラバス 一時的にメイソン、フィル達のいるチンパンジー居住区に来たホーボーケン動物園のメスのチンパンジー。空手を覚えている。ホーボーケンから来た動物の中では唯一ペンギンズと敵対しなかった。その後、「ホーボーケン・サプライズ」にて再登場。 スズメバチ / Hornet 声 - 荻野晴朗、石上祐一、岡林史泰 / ジェームズ・パトリック・スチュワート、ダニー・ジェイコブズ セントラルパーク動物園の時計台に巣を構えたスズメハチたち。子供を刺すのが趣味で、「顔刺したる!」が口癖。巻き舌で話す。モートが巣を破壊したため退散した。 その後は動物園の外に巣を作っていたが、ジュリアン達のパーティーを開いたことで匂いが外の彼らに届いてしまい、果物等を巡って新人とたまごちゃん達を襲った。襲われた新人は考え、結局最後にはペンギンズ基地内に彼らを進入させ、同じ目的で侵入したキング・ラット達と鉢合わせ。お互い倒れるまで戦わせ、最後には新人が彼らを外に追い出していった。 キッカ(ハヤブサ) / Kitka 声 - 田中敦子 / カリ・ウォールグレン セントラルパーク動物園に突然やってきたハヤブサ。ミッドタウンの吸収合併統合ビルの屋上に巣がある。翼の怪我が治るまでに隊長と意気投合した。一時、ジュリアンをさらったとの容疑が掛けられていたが、犯人のオスハヤブサと戦ったことにより、容疑は晴れた。しかし、公園でフレッドを食べていて、それを吐き出したためか隊長から別れを告げられた。 ハンス(ツノメドリ) / Hans 声 - 斎藤志郎 / ジョン・ディマジオ もう一人のドリームワークス・ヴィランズ。シーズン1の最終回に登場。一人称は「オレ」。隊長と因縁があるツノメドリ。「コペンハーゲン事件」を起こし隊長がデンマーク国民の敵となるきっかけを作った張本人である。隊長に謝罪をしたいという名目でペンギンズのもとを訪れるが後に彼らを騙し、対決するも敗北。ホーボーケン動物園行きを言い渡される。デニッシュ作りが得意。隊長の妹と思われていた人物の唇を奪ったことがあるらしい。「続・ドクター・シオフキーの逆襲」ではドクター・シオフキーと手を組んだことが、すぐに出番がなくなり、その後は再びホーボーケン動物園に戻った模様。 『ホーボーケン・サプライズ』では一時的にペンギンズと協力した。 その後シーズン3では再びホーボーケンに戻され居住区で一人暮らしをしている。 フランキー / Frankie 声 - 岡林史泰 / ジェフ・ベネット シーズン1から登場しているセントラルパーク動物園外に住んでいる雄の鳩の内の一羽。常に群れで行動しているが、一羽で飛んでいるときもある。 シーズン2ではマクスレイド局長のスピーチを台無しにしようとブルーベリーを丸のみに食べたフンを局長に落とそうとしたが隊長によってそれは阻止された。その後隊長が装備していた防フンチョッキをロケットに飛ばして打ち上げた際に偶然通りかかったフランキー達ハトの群れに当たりフン塗れとなった。 LEM-R(レム・ダッシュR) 人間が作り出したキツネザル型生態コピーロボット。愛称はジュリリン(キング・ジュリアンが命名)。火星への着陸・探検のために作られ、キツネザルの生活を習得させるためにセントラルパーク動物園のジュリアンの居住区に送られてきた。しかし、ジュリアンが教えたのはダンスだけだったため、火星に着陸したときに宇宙イカに捕獲されてしまった。シーズン2で火星から帰還。小さな宇宙イカを連れ帰り惨事となった。なお、モートはLEM-Rを嫌っている。 アカリス / Red Squirrel 声 - 荻野晴朗 / ジェフ・ベネット もう一人のドリームワークス・ヴィランズ。ナイジェルとバック・ロックガットが追っている伝説の悪党。50年間姿を隠し、自分の望みをかなえるために基地や周りに武器や罠を仕込んでいる。バックロックガットが登場した際にはペンギンズと直接対決することは無かったが、ナイジェルが登場した際には会い見えることとなった。その後、バック・ロックガットを洗脳したが、ペンギンズの活躍によって洗脳が解けて捕獲された。だが、シーズン3に再びセントラルパークの基地へと戻っており、性格上うぬぼれている為シオフキーとは違い部下がいない珍しい彼だったが、フレッドがドングリの木を当てた際は彼とジュリアンを拘束して部下を雇おうとした。 アマリロ・キッド(アルマジロ) / Amarillo Kid 声 - 岡林史泰 / ジェフ・ベネット 新人がミスタータックスと名乗っていたときのミニゴルフのライバル。彼曰く新人とのライバル関係の長さと会っていない期間は「チリビーンズ・ボウルの中の蛇より長い」。若いときは新人をも悩ませるプロゴルファーだったらしい。新人に挑戦するためセントラルパーク動物園を訪れ、基地の自爆装置を作動させて動物園を占拠し、卑怯なことをしてでも新人に勝とうとしたが、新人にはかなわず敗北し、どこかへ打ち飛ばされた。その後再び登場したときは、ホリネズミの双子に脅されて新人、及びペンギンズを利用して伝説のパターを盗ませようとしたが、新人を除く全員に飛ばされてしまった。しかし唯一信じてくれた新人の根の優しさに心打たれた結果、パターを手に入れてからは騙そうとしたことを告白。しかしモグラ兄弟は心変わりした場合にも備えて隊長達諸々をはめることに成功。その後彼らとのチェイスでパターを兄弟に盗まれるかと思われたが、キッドは自身のパターで兄弟をヒット。兄弟は無事に捕まり、キッドはその隙にパターを盗もうとしたが、新人に注意されて止められた。 サビオ(ヘビ) / Savio 声 - 岡林史泰 / ネスター・カーボネル シーズン2に登場。もう一人のドリームワークス・ヴィランズ。キザな喋り方をする。ホーボーケン動物園からセントラルパーク動物園に送られたとき、自らの長い体を利用して檻から抜け出し、ペンギンズや動物園の動物たち(主に哺乳類と、サルの着ぐるみを着た新人)を襲って丸のみにしたが、バートの攻撃に敗れ、ホーボーケン動物園に逆戻りした。その後ペンギンズへの復讐のためにホーボーケン動物園を脱走し、再びセントラルパークへとやってきた。到着前にネズミを送りバートを行動不能にするなど徹底した工作をし、設置した罠をくぐり抜けジュリアン以外の動物を檻に入れたが、ジュリアンのポップコーンバターまみれの体に苦戦。またしても敗北し、ホーボーケン動物園に戻された。 その後、『ホーボーケン・サプライズ』の時はペンギンズに一時的に協力した。 四度目の登場は、動物園に送られてきたベビー・フォッサを退治しようとジュリアンがホーボーケンから送らせてきた。ジュリアンもろともフォッサを食べようとしたが、フォッサの猛反撃によって退散していった。 ちなみにペンギンズは一度も自分たちが勝因になっていないことを気にしている。 ガスの初登場回にもガスのペンギン居住区の水道管の修理を阻もうと隊長の様々な攻めのシーンの中でヘビ攻めで一瞬登場している(台詞なし)。こちらはガスに一瞬で飛ばされた。 宇宙イカ / Space Squids 声 - ジョン・ディマジオ 火星に生息する緑色の巨大イカ。ペンギンズはこれを敵視しており、ジュリリンが火星に送られるときに遭遇を心配していた。彼の口から吐き出す液体にあたると動きがフリーズするが話すことはできる。発明万博がセントラルパークで開催された時期に地球へ訪れ、地球の優れた発明品を盗もうとしたが、コワルスキーとマリーンによって阻止され、逃走した。その後「宇宙ペンギン」のラストシーンにて再登場。 クレムゾン(キツネザル) / Clemson 声 - 荻野晴朗 / ラリー・ミラー どこからかやってきたキツネザル。キング・ジュリアン曰く彼の言葉は心地よくて耳がとろけそうらしい。しかし裏では、キング・ジュリアンをホーボーケン動物園へ送ろうと企んでいた。一時、モーリスに代わってジュリアンの右腕になったが、ジュリアンの地位を奪う前にペンギンズの襲撃にあい、自分がホーボーケン動物園行きの箱につめられるという結末で終わった。しかし、まだ諦めきれず、シーズン3で舞い戻ってきた。ジュリアンがキングではないことを示すと称する書類によって王座を奪おうと策略を立て、ペンギンズをも翻弄しながら遂行しかけしたが、ペンギンズの人格交換マシンの戦略によって再び敗北した。 『ホーボーケン・サプライズ』の時はペンギンズに一時的に協力した。 ナイジェル(ペンギン) / Nigel 声 - 岡林史泰 / ピーター・カパルディ 新人の親戚のおじさん。シーズン1では名前のみで、「人生で一番大事な船はフレンドシップ」という言葉を新人に教えていた。シーズン2で実際に登場した。レース編みと花が大好き。甥っ子の新人と同じく穏やかで優しい性格の持ち主だが、裏ではスーパー・シークレット・エージェントのスパイとして活躍している。アカリスとは因縁同士である。攻撃する時の掛け声は新人と同じく「チェストー」 バック・ロックガット(ペンギン) / Buck Rockgut 声 - 宝亀克寿 / クランシー・ブラウン アカリスを追って地下にもぐり、47年間潜伏し続けた伝説のエージェント。新人以外の隊員は彼の存在を知っており、隊長の人生と任務のお手本。彼はアカリスに専念しすぎたため、赤というだけで反応してしまうほどになった。そのため、「アーカーリスイルスタン(Grrfurjiclestan)」に向かうようペンギンズに仕立てられ、姿を消した。 その後、アカリスによって洗脳され、ペンギンズと敵対した物の、彼らの戦略によってアカリスをとらえた。その後はクモザルを追って新人によって再び架空の地「マタデマカセーズバーグ」へと向かわされた。 デール(カタツムリ) / Dale 声 - 石上祐一 / ルイス・ブラック 長時間かけて動物園に復讐のためやってきたカタツムリで、壁に新人らしきギョロ目で格好悪いペンギンの落書きを書いた。 ペンギンの分布について知っていたり、コワルスキーが発明した機械の操縦ができるなど、知性は高い様子。新人に踏みつぶされたとして彼を追い続けたが、コワルスキーの発明品によるものと判明した。 エルマー(イヌ) / Elmar 声 - 岩崎ひろし / パトリック・ウォーバートン 野良のイングリッシュ・マスティフ。町はずれのゴミ入れで暮らしている。野良猫が嫌いらしく、当初散歩中のジュリアン達を野良猫と勘違いして襲った。しかしモートが猿のまねをしたことで仲良くなった。コワルスキーに明日以降にでも「プレイデート」をする提案を当初受け入れたが、やはり別れたくないらしく強引に再度モートを奪っていった。その後ペンギンズによってモートは救出、一緒に来たマックスはおとりとなって消えていった。その後どうなったかは不明だが、エルマーはマックスのことをキツネザルと思い込み、同じ境遇を持つ者同士(どちらも野良で友達が欲しかった)の彼はマックスと友達となった。 マー・ママ(オポッサム) / Ma Mama 声 - タルタエリ / ジュリー・ホワイト セントラルパークに住むオポッサム。ショックを受けるとオポッサムの特徴である死んだふりをする。ペンギンズがハンスに向けて放ったバズーカによって住んでいた木を爆破されたことからペンギンズの世話をするようになった。人一倍母性が強く、その母性によって甘やかされた結果、ペンギンズも少しずつ柔軟になっていったが、マリーンによって真相を知らされた隊長によって追い出された。その後ハンスによって捕らえられ、人質となり、ペンギンズのピンチを招くが、機転によりハンスを倒すきっかけを作ったことで隊長と和解した。いつでもペンギンズを甘やかしに来てくれて良いと言われたが、彼女はハンスを教育するためホーボーケン動物園に行った。 ホリとネズー 声 - 荻野晴朗、岩崎正寛 掘り鼠の兄弟。焦げ茶色の体をしたホリが兄で右目に眼帯をしている。弟のネズーは体の色が灰色で長い前髪によって目は隠れている。ミニゴルフが上手く、賭けミニゴルフに負けたアマリロ・キッドに伝説のパターを盗ませようとした。新人と長時間行動を共にすることでアマリロ・キッドが改心し、盗みに失敗する時のことも考えて隊長の同情を誘い、利用するなどずる賢い性格。パターを手に入れたのちペンギンズらとゴルフカートチェイスを繰り広げ、逃走まであと一歩のところでアマリロ・キッド阻止され、最後はゴルフバックに入れられて木から吊るされた。 クチクカン / Kuchikukan 声 - 高橋英則 / コナン・オブライエン 惑星の破壊者。「ルナコーンの黙示録」に登場。一人称は「ワレ」。語尾に「ナリ」をつけて話す。700年前にスモークチーズに乗り移って惑星を6つ破壊した。シンゲンによって壺に封じ込められ、壺は博物館の呪われた工芸品のコーナーに展示されていたが、ペンギンズが同コーナーに展示されていたシンゲンの刀を見学しに行った際、新人の持っていたルナコーンが展示台にぶつかったことによって壺が落下、破壊されたため、再び自由の身となった。「霊魂は閉じ込められた牢獄を壊したものに取り憑く」という呪われた工芸品の法則に従って新人のルナコーンに取り憑き、ルナコーンの設定を利用して力を身につけ、巨大化して地球上のルナコーン人形を操るなど大暴れしたが、ペンギンズの作戦によりルナコーンの設定を利用され、最後は電光掲示板に噛みついたことで電気が体中を走り取り憑いたルナコーンの人形が爆発、抜け出た霊魂はリコが出した掃除機に吸い取られた。 名前の由来は破壊者という意味の英語「デストロイヤー」のもう一つの意味である「駆逐艦」の日本語読みから来ていると思われる。 シンゲン(ニホンザル) / Shingen 声 - 荻野晴朗 / クライド・クサツ かつて日本にいた伝説の武将ザル。シーズン2ではドクター・シオフキーの襲撃で隊長の記憶が奪われた際、数ある師の中の一人として初登場。その後「ルナコーンの黙示録」で、惑星の破壊者クチクカンを倒すために現れた。博物館には生前の彼のものと思われる像が展示されており、愛刀も共に展示されていた。クチクカンと同様に霊魂はほかのものに乗り移ることが出来、刀が破壊された際にはモートに乗り移った。乗り移ったモートの体を使い、コワルスキーが打ち直した愛刀でクチクカンと戦い、必殺技「バクハツ」によってクチクカンに留めを刺そうとしたが、ルナコーン人形に足を攻撃されるキング・ジュリアンが視界に入ったせいで、モートの人格が戻り、「バクハツ」はキング・ジュリアンを襲ったルナコーン人形に放たれてしまい、隙を突かれてモートもろともクチクカンに踏み潰された。ペンギンズによってクチクカンが倒された後は、モートから抜け出て霊魂となり、再び悪が目覚めた時のために大切に守るように隊長に伝え愛刀の中へと戻っていった。 アレックス(ライオン) / Alex 声 - 花輪英司 / ワリー・ウィンガート 『マダガスカル』シリーズの主人公の一人。「続・ドクター・シオフキーの逆襲」で隊長の記憶が奪われた際、数ある師の中からシンゲンの次に選び出されたスピリチュアルガイド。映画同様、隊長のことはよく知っており、彼の失われた記憶の修復を務めた。だが本物ではない為、姿は隊長以外の者には見えておらず、新人には「想像上の友達」と称された。最後に隊長の記憶が戻ると光りながら消えていった。 ドリス(ハンドウイルカ) / Dris 声 - 宮島依里 / キャリスタ・フロックハート シリーズ内で度々名前の出てきたハンドウイルカ。名前自体はシーズン1・2の時点でも出ていたが、実際に登場したのはシーズン3の「私を愛したペンギン」にて。コワルスキーの求愛を何度も断り続けていたことが、様々なキャラクターから語られている。兄のフランシス(ドクター・シオフキー)の救出の為に現在の恋人パーカーを通してコワルスキー本人とペンギンズに助けを求める。兄が悪党でありドクター・シオフキーと名乗っていたことは知らなかった。ペンギンズの形勢逆転時には自身を利用したパーカーを追い出し、潮を吹いて彼とは正式に別れた。その後コワルスキーと改めて結ばれた。 パーカー(カモノハシ) / Parker 声 - 伊藤健太郎 / タイ・バレル ドリスの現在の恋人であるカモノハシ。ペンギンズにドリスの兄 フランシスの救助を依頼する。実は彼はフリーの仕事人でフランシスことドクター・シオフキーの手先であり悪友でもあった。ペンギンズ襲来時はコワルスキーと取っ組み合いになり、返り討ちの際にはリコとバズーカを向けられてそそくさと逃げて行った。ペンギンズの潜水艦に乗ろうとしたが、ドリスの返り討ちにあいアジトに取り残された。その後無事生還してもなおも取り立てを続けた。 ハンター(ヒョウアザラシ) / Hunter 声 - 藤村歩 / シアラ・ブラヴォ 2人組の密猟者に捕獲され、魚と一緒にニューヨークまで運ばれたヒョウアザラシの女の子。本来アザラシはペンギンの天敵なのだが「ペンギンは食べない」と言い張る。新人に南極まで連れ帰ってもらい、父親である群れのリーダーに紹介する。ペンギンズの他の3羽は彼女に対して警戒心を解こうとしなかったが、新人を追って南極に来たところをアザラシたちに捕まったのち、父親アザラシの機転で見逃してもらう。 オルソン(ヒョウアザラシ) / Orson 声 - 荻野晴朗 / エド・オニール 南極に住むヒョウアザラシ達の群れのリーダーでハンターの父親。彼を始めほとんどのヒョウアザラシ達はペンギン達を「食いもん」とあだ名を付け食べようとしたが、新人に身体を張って助けてもらったことから考えを改め、仲間のいない間に新人を逃がしてあげた。
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