コワルスキーの発明品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 14:16 UTC 版)
「ザ・ペンギンズ from マダガスカル」の記事における「コワルスキーの発明品」の解説
知能増強付き孵化装置 登場「赤ちゃんはペンギンがお好き」 アヒルの子供の「たまごちゃん」の知能を増強させて孵化させるために作った発明品。強力な電気ショックによるもので、これを受けた新人は三平方の定理を説明した。 ジェット・パック 登場「ペンギンたちの三角旗」「ドクター・シオフキーの逆襲」「動物園スキャンダル」「ボディーガード」「かわゆい肉食獣」「ヤツはニュースキャスター」 コーラを振った勢いで飛び、両手につけた主翼でバランスと方向転換をする飛行機。最初は旗取りゲームでジュリアンチーム対策として製造。その後はドクター・シオフキーのアジトへの潜入、マクスレイド局長への糞対策、記憶消去スプレーの散布など広い分野に使用されている。飛距離はセントラルパークからブルックリンを横断してコニーアイランドに到着できるほど。 スーパー光線 登場「超人モート」 魚に当てるとスーパーフィッシュになるというレーザー光線。その魚を食べると、筋肉量が増し、骨が丈夫になり、驚くほど羽がつやぴかになるらしい。生きているものに当てると身長が高くなりムキムキになり、怒りのコントロールが不安定になる。専用の薬を飲むと元の姿に戻る。 ビームカッター 登場「ルームメイト」 コワルスキーが極秘に作り上げた発明品。触るとかなり弾かれ、ロープなどを近づけると切れる。ロンダに奪われた。 人格交換マシン 登場「クロコダイル シンガー」「ムービーデー」「キング争奪戦」 人格を取り変えることのできるマシン。リコとロジャーの中身を変えるために使用。ミキサーを使い、すべての機能を順番に使うと人格を交換できる。元に戻せる可能性は2.7%。その後、毛の生え代わりの時期が来てハイパーかわゆさを出せなくなった新人をモートの体に入れるために再使用したが、モートが動いたために失敗、キング・ジュリアンの人格がモーリスの頭に、モーリスの人格がキング・ジュリアンの尻に入ってしまった。その後、クレムゾンの再襲来の際にジュリアンとペンギンズそれぞれの人格、最後はクレムゾン自身の人格を交換して追い返した。 冷却装置 登場「クールアンドヒート」 ボイラーの圧力を下げるために取り付けるはずだった装置。エアコンにつけると部屋を水浸しにしない限り連鎖反応が起こり、街の半分が吹っ飛ぶ。装置の中には赤、朱色、ワインレッド、臙脂、茜、紅、バラ色のつまみがあり、臙脂色だけを回さないと動物園は爆発する。 無痛ヘルメット/核融合焼却炉/脳エネルギー感知ゴーグル/おとぼけオーラ 登場「ハチとの遭遇」 無痛ヘルメットはスズメバチの攻撃対策として作り上げた発明品。しかし、テストで手に碇を落としたときは泣き喚くほど痛かった。核融合焼却炉は、モートが触ったときはかなりの電気が流れていた。脳エネルギー感知ゴーグルは、モートがおとぼけオーラに包まれていることを発覚させた。おとぼけオーラによる電気ショックを受けると、頭が空っぽになり、痛みを感じなくなる。また、性格自体もモートと同じになるため、これを使われた者はジュリアンの足に異常な興味を示すようになる。吸い取られた頭脳データは段ボールに保管される。 自白剤/催眠ガス/記憶消去スプレー 登場「動物園スキャンダル」「ヤツはニュースキャスター」 チリソースには自白剤、グレープジャムには催眠ガス、ケチャップには記憶消去スプレーが入っている。自白剤は動物が襲ってきたときのためひみつをデータにする「コッソリのぞき見」作戦でペンギンズのつかんだマリーンのなりきりコンサート、ラーのウサギのぬいぐるみ好き、フィルのチェスでのイカサマ、クモザルのクモとの関係、モートが足にしか興味が無いこと、ジュリアンが鼻をほじっていたこと、未遂でバートのタトゥー、ロイのメキシコのバカンス、モーリスのスムージーの件をペラペラ話してしまった。 ラブハンター3000 登場「運命の恋人」 防衛策に応用するために製造。運命の恋人を探し出すことができる装置。実験としてマリーンの運命の恋人を探し出したが、装置が示した先に現れたのはフレッドだった。しかし実際は、フレッドの近くにいたスパニッシュギターが得意なカワウソのアントニオ(声 - 花輪英司)を示していた。 DNA検査機 登場「ミス・ペンギン」 メスが一羽いるというアリスの発言から使用された発明品。痰からでも検査可能。大量の電気を食うためヒューズが切れやすい。そのため隊長がメスと勘違いされるという事態を起こした。 生命体・プルプル/圧縮光線 登場「コワルスキーの奇妙な発明」「帰ってきたプルプル」 スランプだったコワルスキーの作り出した立方体のスライム生命体。緑に近い黄緑色で透明。跳ねたり擦り進んだりして動く。果物を吸収し、驚異的な速さで巨大化する。嫌いな食べ物は生魚。コワルスキーの発明した圧縮光線で小さくされ、今もひっそりと飼育されている。後にプルプルのみが再登場。果物を吸収しなくなった代わりにホイップクリームを吸収するようになった。巨大化しなくなったが殴る・踏み潰す・爆破するなどの衝撃を加えると増殖し、動物園中をパニックに陥れた。 衛星リモートコントロール装置 登場「テレビがライバル」 動物園が閉園の危機に陥ったときに作られた発明品。望遠鏡、携帯電話、パラボラアンテナ、タイマー、懐中電灯、ラバーカップ、ランニングマシーンで完成する。半径72km全てのテレビに動画を送ることが出来るが、ランニングマシーンを一定以上で走ると、負荷が掛かりあっという間に壊れる。 潜水艦 登場「水中に舵を取れ」「ビックフィッシュストーリー」「コードネーム 南極作戦」「私を愛したペンギン」 1回目は、アヒルに頼まれたライギョ退治のために建造。ジュリアンが勝手に命名した名前は「キングジュリアン・アイアイ(アイアイは二世の意)」。隊長が艦長、新人がレーダー、コワルスキーが航路、リコが見張りという分担であり、ライギョへの体当たりのため崩壊。2回目は、ニューヨーク湾の海底、ノルウェー王国のニシン運搬船「フィスケンルクト号」のニシン引き上げのために再建、使用された。3回目は、ヒョウアザラシのハンターと共に南極へ飛ばされてしまった新人を助けるために使われた。4回目は、ドリスの兄であるフランシスを、シーヴィルわくわくアクアパークから助け出すために使われた。 サイコトロン 登場「ともだちは箱の中」 相手の考えていることが分かる機械。チープな回路を使うとすぐに発火する。ゲームの回路でもあまり持たない。 脳改造マシン 登場「知りすぎた少年」 スパイの親玉であるという誤解から、校外学習の引率をしていた先生に対し記憶改ざんの目的で使用された。 ザ・ヘルメット 登場「ザ・ヘルメット」 名称は仮。コワルスキー曰く「良い名前があったら受け付けます」。思ったことを実現できる装置。物を浮かせて移動させたり、取り寄せたりすることが可能。強度を最大10まで調整できるが、コワルスキー並みの頭脳でも1から5程度が限界であるらしい。キング・ジュリアンがコワルスキーから盗み、強度を最大にしてしまった結果、装置を暴走させてしまう。 神経無効化装置/ハイパーレーザー標的システム/磁力解除装置 登場「リコVSモンスターカー」 これらの発明品には、文字の読めないコワルスキーがカンで作成したネームプレートがつけられていた。ハイパーレーザー標的システムは、リコがうっかり壊したラジコンカーに誤って取り付けられた。 透メーカー/赤外線ニシントースター 登場「限りなく透明に近いマシン」 透メーカーは、物を透明にする光線を発射できる車である。正式名は透明物質製造機。赤外線ニシントースターは爆発を起こし、コワルスキーが隊長に発明や実験、怪しい活動の禁止を言いわたされるきっかけとなった。 予期せぬことを探知する装置 登場「予期せぬできごと」 マッチ棒の触れ具合によって予期せぬことを探知できる。男の子のアイスクリームが落ちることを探知できたが、新人の投げた魚がリコに当たり、リコの口から出た物(ラバーカップ)が鳩に当たり、それが落ちて作業員に当たり、倒れた梯子がカートに当たって進み、その中身から飛び出た金物を誤ってバートが吸い込み、勢いよく吐き出されたそれらがゴリとラーの居住区に吊り下がっていたタイヤを切り外し、そのタイヤが転がってベビーカーにあたり、ベビーカーごと赤ちゃんが動物園から出てしまうということは予期できなかった。また、恐ろしいことが起きるとなると爆発する。 ドリンククーラー/高エネルギーベーグルトースター/陽電子舌クリーナー/素粒子爪切り/耳垢リサイクラー/ハイパーチャージした脳 登場「脳内レボリューション」 コワルスキーの研究していたもの。ドリンククーラーと耳垢リサイクラーは大爆発を起こしている。また、コワルスキーは自らの脳をハイパーチャージし、この世で一番賢いペンギンと称したが、原因不明の脳の縮小が起こり、知能が減退した。 クランクカラカラ背骨矯正機 登場「一日一善」「眠りにおちたシェイクスピア」 メイソンにバケツが当たったときに登場した。中世の拷問装置をモデルにしている。引っ張られると背が伸びる。新人への尋問のときに再登場したが使用されなかった。 かわゆさアナライザー 登場「かわゆさオーバーロード」 営業スマイルが飽きられたことにより新たなかわゆさを求めて使用された機械。測定結果はリコがマイナスで怖いか危ない。新人は何もしなくても48%という結果が出た。また、測定結果が100%を超えると、自前のかわゆさで相手の脳をオーバーロードさせる「ハイパーかわゆさ」を発揮できるとされる。 音速素粒子加速器 登場「キング・ジュリアンの一日隊長」 ジュリアンが一日隊長として基地を散策していたとき、地下13階の極秘エリアにて見つけた発明品。マリーンの綿あめを取ってきて欲しいという要望を叶えるために使用。 おやすみファイティング・モビール 宿敵バージョン 登場「なんちゃってヒーローズ」 隊長を起こさないようにするために使用された物。絵が下げられており、ドクター・シオフキー、ハンス、老人(ヒッピー)の絵が付いている。これをつけている間は宿敵を倒す夢を見ているため簡単には起きない。 ビーム銃/ラット・キャノン 登場「ゆりかごの中の隊長」 腐った魚を若返らせてフレッシュにするための発明品。隊長に向かって誤射され、隊長が子供になってしまった。下水道に落ちてドブネズミに奪われた時はフレッシュライザー・ネーターと呼ばれ重宝されていた。ラット・キャノンは、対ネズミ用に開発されたミサイル。 スーパーコチョコチョ 登場「色白は七難を隠す?」 アリーン(塩素で白くなったマリーン)が自分はマリーンであると名乗ったとき、調べるためにコワルスキーが出したもの。先にピンクの毛のようなものがたくさんくっついており、新人がスーパーコチョコチョをうけ大笑いしていた。 クロノトロン 登場「タイムマシンにお願い」 過去に行けるいわゆるタイムマシン。名が味気ないのでこの名が付いた。未来の人物がこれを使って現在の同一人物と対面すると時空の連続性が狂い、地獄と化し混乱する。コワルスキーが唯一使用し、過去から来た者、過去から来てもう一度過去に行った者、現在いる者と3人が一斉に出てきてしまい、混乱を引き起こした。 ナノマシン 声 - 荻野晴朗 登場「ナノマシンにおまかせ」 顕微鏡でないと見られないくらい小さい発明品。これを機械にかけるとグレードアップする。ペンギンズに危害を与えないように防御プロトコルをプログラムした。しかし、防御プロトコルがエスカレートし、ペンギンズの基地を封じ込めるにまで発展しさらにナノマシンの機械が合体してロボットのようになったが最終的にコワルスキーに危害を与えたため自分のプログラムの犠牲になり自爆した。 S.T.A.N.K.(スタンク) 登場「しょっぱい関係」 トイレの形をした匂い爆弾で匂い爆弾の親玉。「プロジェクト:スーパー とっても アロマティック 二度と結構 カブーンブーン(Project:Super Toxic Aromatically Noctious Kaboom-boom)」の略語。便座に座らせたターゲットをロックし爆弾のコアを刺激して爆発する。新人がペンギンズに入る前に完成していて元々ドクター・シオフキーに使用する予定だったがイルカはトイレを使わないため断念し封印したが諸事情により姿を現した。今でも動く。ロックを解除するには塩分(塩や涙など)が必要。 ザ・ネクスト・クールビズン 登場「はじめての宿敵」 次世代ペンギン型ロボットスーツ。コワルスキーが何回もテストしたがすべて失敗。 クロノカービュレーター/超次元歯ブラシ 登場「ストップウォッチ」 ストップウォッチの形をした時間を止める装置だが発音しづらいため隊長に「ストップウォッチ」と改名された。ペンギンズはこれでアリスにイタズラしたり、かき氷売りのワゴンのかき氷をワゴンごと強奪しかき氷を食したりするが、ジュリアンにストップウォッチが奪われたあげく、ストップウォッチが壊れた。これによりジュリアンとコワルスキーを残して時間が止まり、コワルスキーが試行錯誤に直そうとするが治らないので、2人で時間が止まっている間にやりたい放題やった(その間コワルスキーはたくさん発明を行っており、超次元歯ブラシは7009個目の発明である)。その後ストップウォッチの中にジュリアンが噛んだガムが入っていたことがわかり、それを取り除いたことによりストップウォッチは直った。 ペルソナディバイダー 登場「リトルフット」 性格の一部を取り出すことが出来る機械。すでに完成されていたが、コワルスキーの哲学的配慮から使用されなかった。マリーンの野生の部分を取り除くために使用されたが、その影響でマリーンは極端に怖がりになった上に野生の部分が具体化して街に出て暴れまわった。しかし再び光線を当てて合成に成功した。 チュロスティ・フィッシュ・ナタイザー 登場「夢のフィロス」 ペンギンズの好物であるチュロスと魚を合体させた「フィロス」を量産するマシン。隊長曰くこの世の旨いものを凝縮した味がするらしい。有害物質を宇宙空間に垂れ流すのが欠点で、ペンギンズがフィロスを食べまくったため有害物質のバブルが宇宙に発生。動物園近辺に局地的な異常気象を巻き起こした。ジュリアン達からするとフィロスはまずいと感じるらしい。 内蔵式バイオ顔文字センサー/くっつき装置 登場「ずっ敵」 バイオ顔文字センサーによって敵か友かを判断する機械。だがセンサーを逆に取り付けていたため、友を敵と判断してアラームを鳴らし続けた。そのため、しびれを切らした隊長が破壊しようと叩いた際、体に電流が流れ、機械の中身が隊長に流れ込み、彼がハンスと手を組むに至った(ジュリアンも本心では敵と思っていたので友人として接した)。くっつき装置は隊長を元に戻す際に使用された。 フリーズ光線 登場「お泊りズー」 ベスビオ兄弟を救うために使用された銃。フリーズと解除を使い分けることが出来る。だが人間に対しては一定時間が経つと解除されてしまう。 セクタービクターブラボー 初登場「マダガスカルからの物体X」 場所を探知するイワシ缶でできた機械。初登場以来、ほとんどの話に登場している。ラブハンター3000に接続することができる。 ターボシューズ/お尻ペンペナー 登場「腹はなんでも知っている」 パワーセル 登場「続・ドクター・シオフキーの逆襲」 核融合イワシ缶詰 登場「プリンセス・パーキーちゃん」 発明したものの制御が不可能であった。半径8kmを壊滅させる威力とされていたが、実際の爆発は規模の小さいものであった。
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