レース編みとは? わかりやすく解説

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クロッシェレース

(レース編み から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/18 22:29 UTC 版)

クロッシェレースをするマンザナー強制収容所日系人女性(1943年
クロッシェレースの作例

クロッシェレース(Crocheted lace)は、手芸レースの一分野で、かぎ針かぎ針編みをするレース一般のこと。日本では、最もポピュラーなレース手芸であり、"レース編み"と言えば多くはこのクロッシェレースの事を指す。

概要

「クロッシェ」とはフランス語で「かぎ針」「かぎ針編み」の意味。

クロッシェレースでは、かぎ針編みの技術を応用し様々な形に編み上げていく。毛糸編みとレース編みの違いは使用する針・糸の太さにある。

16世紀にはヨーロッパの各地に広まり、今でも家庭の手芸として親しまれている。

その中でも19世紀アイルランドで発展したアイリッシュクロッシェレースは特に有名でレリーフ状に複雑なモチーフが編み込まれている。

用具・糸

針は、かぎ針のより細いものが"レース針"として区分され、軸の太さに応じて以下のようになっている。

  • 1.75mm - レース針0号
  • 1.50mm - レース針2号
  • 1.25mm - レース針4号
  • 1.00mm - レース針6号
  • 0.90mm - レース針8号
  • 0.75mm - レース針10号
  • 0.60mm - レース針12号

これ以下の大きさ及び奇数号も存在するが、市販されているのは極めて稀である。

綿・絹・麻などを撚ったものが"レース糸"と呼ばれ、番数が大きいほど糸が細くなる。20番・40番レース糸がポピュラーであるが、特に20番は太糸レースとも呼ばれる。

主な手法

モチーフつなぎの作例
パイナップル編み
ネット編み・パプコーン編みを三角形に並べ、パイナップルや木の実に見立てる。
方眼編み
長編み等と鎖編みを組み合わせ方眼を作り、ドット絵の要領で図形を描画する。
モチーフ編み
小さなモチーフを複数編みつなぐ
ブリューゲルレース
細い帯(ブレード)を編み、折り曲げながら形作る。
レリーフレース
オーピエートレース

関連項目


レース編み

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 22:44 UTC 版)

編み物」の記事における「レース編み」の解説

詳細は「レース編み」を参照 レース製法のうち、編み物技法用いたもの。1本または何本かの細い糸を用いてすかし模様にする技術総称である。

※この「レース編み」の解説は、「編み物」の解説の一部です。
「レース編み」を含む「編み物」の記事については、「編み物」の概要を参照ください。

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