動物園編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/30 14:21 UTC 版)
関係者による現実での殺人事件のため、世間の注目を浴びてしまい内外のプレイヤーによって荒らされ、今もなお狙われている小さなコミュニティ。そのコミュニティが設置されたサーバは約3週間後の8月31日に契約が解除され、消えることが決まっている。それまでの間、このコミュニティを守るためにトルク(コイル)は雇われる。 開放型ボード・タランテラに設置された、セラピー用のコミュニティ精神動物園。偵察のため外に出たガウルは、連れ戻しに来たミカオとともに外部のプレイヤー達に捕らえられてしまい、トルクが救出に向かう。 違法改造された無敵の外装「カバキ」が現れ、ガウル達を幽閉する。トルクは1人でカバキへ戦いを挑む。 トルク以外にも動物園の警護に当たる者はいたが、それは盗賊まがいの傭兵団だった。さほど頼れる存在でもなく、かといって敵に回せば動物園の位置を暴露されかねない。傭兵団と動物園住人との間につのる不和を解消するために、3回勝負の決闘が行なわれることになった。しかし3回戦時に突如、1人の招かれざる人物が現れる。 最大規模の魔術ギルド・ホグウィッシュが護衛のフィンドール騎士団を従えてタランテラに現れた。ボードの平穏を守るという大義を掲げ、動物園を殲滅するのが目的。大魔導士の手で森が次々と焼かれていく。これに対抗すべく動物園側はある計画を実行する。 初めて動物園側から積極的に撃って出る「囮(デコイ)作戦」が立案された。森の1つを動物園の本拠地であるかのように偽装し、敵を誘い込んで一気に抹殺するというもの。しかしその敵を率いる鉄仮面は、一部の動物園メンバーに馴染みの深い人物だった。 かろうじて敵を撃退するものの、動物園の外ではこれまでの規模を遥かに超える討伐軍が着々と組織されていた。つかの間の休息の中、トルクの家族のこと、そしてかつて動物園を襲った悲劇の内幕が語られる。
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