聖櫃とタロット達とは? わかりやすく解説

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聖櫃とタロット達

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/04 03:37 UTC 版)

タロットの御主人様。」の記事における「聖櫃とタロット達」の解説

四阿 秋人あずまや あきと) 主人公高校生1年生。“東洋カサンドラ”と呼ばれた天才占現師四季の孫で、日本最大占現師一族である四阿家次期当主である。自身占現師だが、片目しか能力発揮できない落ちこぼれ」で、なかなか占い当たらず分家からは不満の声が上がっている。作中でも占現失敗多く周囲の人達の服を斬り裂いてしまうなど、割と問題事態引き起こすアメジスティアに「あなたにならキスされても相手事故思って忘れられる」などと言われるとおり、顔は良い性格温厚だが、どちらかといえば優柔不断、へたれていることが多く結夏ジブリールには白い目見られている。自分のせいで仲間たちが傷つけられるのを嫌っており、いざという時には男らしくなることもある。 結夏をはじめとした周囲個性的な女性陣には振り回されっぱなしであり、いわゆるギャルゲー状態にある。もっとも、香澄籐子言い寄られていても本人にはもてているという自覚はなく、むしろ困り果てている。ただし、当然ながらクラス男子怨嗟一身受けており、不幸な目に合うことも多い。また自身占い引き起こす「事故」によって、結夏たちから散々な目に合わされることが少なくない2巻女装した際の見た目かなりの美女になっていた。 鬼火空蝉などを特に練習したわけでもないのに完全に発動させたのでジブリールからはかなり驚かれた。当人“忌神の眼”開けばだれでも術が使えると当たり前のように思っている。 最終巻で“ジョーカー”敗れた真冬頼み真冬キスをし、真冬とその『持ち札』たちを自分の『持ち札』とする。さらに、乗り込んだ宮殿本拠地“ジョーカー”を倒すことで“皇帝”と“審判”だけでなく、“ジョーカー”追い詰められていた“世界”たちを自分の『持ち札』とすることで、ついに二十二タロット全て自分の『持ち札』とする。そしてアメジスティア助け為に常世の間』に乗り込むが、“あの男”の『黒い手』に捕らえられ偽りの夢の世界を見せられ屈服されそうになる。しかし、決し屈することはなアメジスティアたちによって助け出され、ついに『楽園』終焉占現する。そして結夏たちをタロットたちから解放しただけでなく、タロットたちをその過酷な運命から解放する。しかし、アメジスティアまで救い出したことで精神的に深刻なダメージを受け、真冬見立てでは二度と完璧な“忌神の眼”発現することが出来なくなってしまった。 最終決戦後は、真冬とのタロット争奪戦勝利したことで正式に四阿家当主となる。姿を消したアメジスティア気遣う優しさ変わらず、無理を行って病院から抜け出し結夏たちを除く十六人のタロットから解放され少年少女連れて船に乗りアメジスティアたちを迎え南の島向かった古城 結夏(ふるき ゆいか) / 隠者 秋人幼馴染クラスメイトクラス委員長務めている。普通の女の子喋り方にボーイッシュ喋り方が少し混じった口調で話す。ラクロス部所属しており、常にクロス持ち歩いている。しかし、作中彼女がラクロスをするシーン未だなく、クロスは、もっぱら秋人敵対するタロットへの攻撃利用される勉強運動も優秀で学校では「格好いい女の子」と認識されているが、壊滅的家事が下手で、操作ミス電子レンジ破壊したり、食器一度大量に割ったりしている。またスタイル一部に不満があり、この女の子らしさの欠如コンプレックスとなっている。 古城家は代々四阿家仕え武門家柄で、秋人は一応は主筋にあたるのだが、実際に口ゲンカ絶えない高確率で拳も飛び出す間柄である。実は子供の頃秋人占現助けてもらったことがあり、以来彼を守ることを誓っている。ただし秋人はこのことを忘れてしまっており、そのこともあって彼への気持ちについては無自覚気味。しかし真冬との戦いでいきさつ経て徐々に意識はし始めていた。 名前に季節含まれるのは四季意思よるものタロット散らばった直後“隠者”憑依され、結果的に秋人最初の『持ち札』となる。「タロット名」で呼ばれると怒る。 最終決戦後は、秋人の前から姿を消したアメジスティア香澄たちと共に追いかけ南の島捕まえる。そして香澄たちに、正式な四阿家当主になった秋人公私にわたるパートナーになると告げた“隠者” 結夏『憑依』したタロット属性は『時間』。刻印箇所首筋秋人最初持ち札で、タロットがばら撒かれ直後に交占・封印したため、あまり思考人格描かれなかった。しかし、登場したタロット思考人格の中では最も秋人憎しみ抱き殺意を以て殺害しようとした。 10年前前回『楽園の占現』ではアメジスティアの兄が“隠者”カードだったらしく、また現在の“隠者”である結夏も“偽の隠者”と呼ばれることがある第一詩篇は“内なる深淵小径(プライベート・ダンジヨン)”。『魂の加速』を象徴し自分自分触れているものの個体時を加速圧倒的スピードを得ることができる。この詩篇秋人の持つ全ての戦力中でも結夏最速としているが、逆に言えばスピード速くなるだけ」という欠点にもなっている。 第二詩篇名称不明だが、途中まで解放しようとした結果玉響なる(リーデイング)――”という名前であることまでは判明している。一種過去視能力らしい。 第四詩篇は“反転する砂の漏刻(クロツクワークオレンジ)”。対象時間巻き戻すことで、その物体の固有時間を「破損した時間」よりも前(過去)に戻す事で「破損した時間未来)」より以前、つまり「そのままの状態の時間過去)」にし、その物体の未来を改竄する能力。 八久住 香澄(やくすみ かすみ) / 節制 秋人クラスメイト。顔を前髪隠した内気な少女で、弟からは呼び捨てにされている。結夏逆に家事はとても堪能秋人にとっては唯一心を許せ同居人であり、メンバーまともな料理作れるのは彼女だけである。髪をあげるととても可愛らしい容貌をしている。またスタイルはかなりよく、結夏に羨ましがられている。 秋人恋心抱いているが、引っ込み思案な性格災いして友達としか思ってもらえていない耳年増オトナな話に案外詳しく結夏赤面させることもある。本人行動もともなわせようとしているが、まったくうまくはいっていない。取り乱す言動おかしくなり、薬屋の緑のカエル抱きついたりしていた。またわずかでもお酒が入ると正気失い笑顔で怖いことを言う。趣味・嗜好はかなり変わっている最終決戦後は、秋人の前から姿を消したアメジスティア結夏たちと共に追いかけ南の島捕まえる。そして結夏たちに、秋人を思う気持ちでは誰にも負けない告げた“節制” 香澄『憑依』したタロット操作系属性は『侵食』。刻印箇所は右の耳たぶ二番目秋人と『交占』し、実質的に秋人聖櫃としての初陣相手となったタロットを操る力を持ち、全タロット中でもかなり強力な攻撃系カード最強秋人の『持ち札』。 性格的に闘争心強くプライドが高い。相手をよく挑発するが、逆に挑発されると過剰に反応する負けず嫌いで、何事も自分が一番でないと気が済まないまた、自分不利に人質取ろうとするなど、なりふり構わない行動に出ることもあった。最終的に秋人結夏敗北秋人決意聞いて彼に封印される。 秋人決意聞いてからは、他のタロットたちに違わず彼に協力的な姿勢見せている。真冬との決戦では秋人封印一時的に破り永遠に負けかけていた香澄代わり圧倒的なを以て天敵であるはずの彼女を倒している。この時の発言によると、自分の器としての香澄を結構気に入っているらしい第一詩篇は“調和する葡萄酒(ブラツドプール)”。手に触れている自由に操ることができるようになる支配下においている相手ぶつけて攻撃したり、相手攻撃防御したり、もしくは攻撃受けた自分味方受け止めて衝撃軽減するなど、多様性に富む。「手に触れている」という条件さえクリアすれば、どれだけ大量でも操れるため、物量による圧倒的破壊力真価となる。また、これの強化版にあたるのが第三詩篇静かの海(ブラインドオーシヤン)”である。 鷺宮 籐子(さぎみや とうこ) / 女教皇 聖ケーリー・イェール女学院の超お嬢様秋人をはじめとした男子には「籐子様」と呼ばれている。2巻エピローグ時(夏休み前日)にて秋人達の学校美咲と共に転校しそのまま四阿家居候する。金髪ロールお嬢様カット、「街を歩けば十人十人男女問わず振り返るほどの稀有存在感」を持つ少女お嬢様らしく常識知らずで、携帯電話DVD存在さえ知らなかったシャーロック・ホームズファンであるが、どこかずれている。 秋人を「背の君」と呼び婚約者任じている。そのため、「ライバル」である結夏香澄には挑戦的な態度を取ることが多くとりわけ結夏に対して突っかかることが多い。ただし志津乃心象では、恋愛感情それほど意識してはおらず、むしろ結夏たちとの取り合い楽しんでいるようとのことだったが、文化祭の頃から本当の恋感情抱いた模様アメジスティアのことは完全に敵視している。「ライバル」達を排除するために陰謀を働くこともあるが、心の声声高に叫んでしまうなど迂闊な所が多く陰湿な面は皆無である。 最終決戦直前に、自分と同じく志津乃秋人思いを寄せていることに気付き志津乃そのこと話し戦い終わった一緒に思い伝えよう告げた最終決戦後は、秋人の前から姿を消したアメジスティア結夏たちと共に追いかけ南の島捕まえる。そして結夏たちに、自分これから四阿家居続け秋人の側にいる女たち排除することが秋人の妻になる予定自分役割だと告げた“女教皇” 籐子『憑依』したタロット刻印箇所手の甲能力は人の心に干渉することで、読心伝心マインドコントロールなどを行うことができる。ただし直接的な攻撃力皆無で、祭具無ければ何もできないという欠点もある。 三崎 美咲(さんざき みさき) / 運命の輪 小学校卒業後、3学年飛び級して聖ケーリー・イェール女学院生徒となった天才少女で、年齢的に中学1年生。ただし見た目小学生並みである。父は画家、母は音楽家であるが、ふたりとも世界中飛び回っており、家族で過ごすことは滅多にない2巻エピローグ時(夏休み前日)にて秋人達の学校籐子と共に転校居候している。一人称は「ボク」。大きなメガネトレードマークで、常に本を手放さない無口な少女口数少なさとは裏腹に、人の傷口抉る毒舌は的確で、しかも饒舌になる。主に秋人に対して発揮されるお菓子(とくに人から差し出される)が大好物自分容姿に関する自覚的発言が多いが、堂々としているため嫌味がない。 どちらかといえば行動派の多いメンツのなかにあって冷静な思考で敵を追い詰めていくタイプである。読書量に反映して知識も豊富であり、占いに関する知識秋人匹敵するか、既に上回っている(4巻時点)。また、隙あらばジブリールを「解体」して中身調べたい目論んでいる模様論理的でないことには興味はないとのことで、怪談などは嫌っていたが、実際にお化けなどが苦手である模様最終決戦後は、秋人の前から姿を消したアメジスティア結夏たちと共に追いかけ南の島捕まえる。一週間前から自分四阿家から出て二度と秋人会わないと口では言いながらも、何だかんだと理由をつけて未だに結夏たちと一緒にいる。 “運命の輪” 美咲『憑依』したタロット刻印箇所は肩。 方向重力向き)を自在に変化させることのできる能力で、応用として上空にあげた物体を落とすなど、間接的ながら戦闘力も高い。ただし、祭具を失うと能力発動することができない猪熊 操(いのくま みさお) / 月 猪熊の妹で小学生だが、中学生間違われるほど大人びていてスタイルもよい。極度ブラコンであり、兄のいる場所では「人見知りが激く、兄以外とはメールを介してのみコミュニケーションをとる」といった行動をとっていたが、兄のいない場所では皆とも普通に会話している。このように少々問題抱えた性格をしている。秋人の『持ち札になったあとも、四阿家居候していない。 9巻終盤四阿家呼び集められてからは秋人同行し最終決戦まで戦い抜いた“月” 操に『憑依』したタロット刻印箇所不明相手精神妄想催眠状態)に引き込み、その妄想具現化する能力を持つ。作中では多人数精神肉体双方幼児退行引き起こしたりした。具現化には時間がかかり、その間直接的な戦闘力皆無であるため、基本的に相手から隠れて能力を使うカード。そのためジブリール曰く「チキンカード」。 鬼堂 真冬(きどう まふゆ) / 吊された男 菖蒲四阿家次期家長秋人結夏二人とは幼馴染で、かつて「まーちゃん」と呼ばれていた。ただし、その二人含めた秋人全員男性見間違えられてしまうほど凛々しい容貌をしている(本人はとても気にしている)。四阿家実権握った菖蒲四阿家の命により、秋人たちの前に立ちふさがる。冷静で、占現師としての自覚高く、冷たいよう周囲の不幸を放ってはおけない性格である。 自身憑依した吊された男”を自力封印している(ジブリールによれば四季にも出来かどうかわからないほどの高等技術)。言霊カード直接操作し特性引き出す、キス無し持ち札詩篇発動させることが出来るなど、秋人とは比較ならないほど優れた能力持っている生前四季からもその才能高く評価されていた。 刻印箇所は額。物体向きを180度反転させる能力を持つ。本来は直接対象触れ必要があるが、応用として、方術用いて遠く対象触れたことにし、詩篇影響を及ぼす使い方をしている。 9巻終盤アメジスティアを攫おうとしていた“ジョーカー”前に現れ戦い挑む。しかし、すでに自分力量では六タロット同時に制御するのが精一杯になっており、“ジョーカー”非情な戦法もあって敗れる。そして、春人閉じ込められながら育った日本家屋で傷の治療をしているところに永遠に連れられてやって来た秋人たちが現れる。そして秋人二人きりで話すうちに気持ち安らぎ前述理由からこれ上の戦力向上は無理と判断したこともあって秋人キスしてもらうことで、自分とその『持ち札』たちを秋人託すそれ以降秋人同行し服装女物変えて最終決戦まで戦い抜いた最終決戦後は、秋人の前から姿を消したアメジスティア結夏たちと共に追いかけ南の島捕まえる。そして結夏たちに、自分秋人十八になった秋人結婚できるように縁談話を進めていると告げた。 祭 永遠(まつり とわ) / 神の家 現役女子高生タレント彼女の名前知らなかった籐子結夏達に不審がられるくらいの人気者で、女優歌手などもこなしている。底抜け明る性格で、真冬や冴には鬱陶しがられているところもあるが、本人はあまり気にしていない模様真冬のことを信頼しており、また、彼女の危うい面について常に気遣っており、守ることを望んでいる。 9巻終盤真冬“ジョーカー”敗れて負傷したことで取り乱し秋人たちを真冬の元まで連れて行った。そして真冬秋人キスしたことで、自動的に秋人の『持ち札』となる。それ以降秋人同行し最終決戦まで戦い抜いた真冬の『持ち札』。刻印箇所首筋能力電気)を自在に操るもので、水の“節制”に対して強い。 佐伯 冴(さえき さえ) / 愚者 美人秘書風の少女永遠と対照的に冷静な性格である。秋人真冬対決についても、半ば醒めた目でみている。ただし、ライバル認めた三崎と戦うことに関して意欲的である。色恋沙汰自分向けられるのは大の苦手で、芸能界興味を示すなど、ミーハーなようであるが、そのあたりのことに突っ込まれると逆切れする。 真冬の『持ち札』。矛盾引き起こす能力で、ありえない状況引き起こす(「タロットなのにタロットとして見えない」など)。制限代償の多い能力だが、使い手思考力次第では無敵化す最終巻の序盤真冬秋人キスしたことで、自動的に秋人の『持ち札』となる。それ以降秋人同行し最終決戦まで戦い抜いた大城 大和(おおき やまと) / 戦車 真冬の『持ち札』である、セリフまったくないほどに無口な少年大城家は古城家と同じく武門の家で、菖蒲四阿家護衛役目また、個人的に真冬を守ることを誓っている。天をつくような大男だが、その容姿とは裏腹に気の弱い人物のようで、永遠と冴の口ゲンカ巻き込まれオロオロしていた。また、家庭的スキルは高いようで、彼の作るミルフィーユ真冬大好物である。ただし、あまりに凝り性のため真冬には多少引かれている。 肉体強化する能力で、攻撃力防御力ともに高い。巨大な錫杖武器強力な攻撃力見せる。 最終巻の序盤真冬秋人キスしたときに自動的に秋人の『持ち札』となるが、涙を流していた。それ以降秋人同行するが、乗り込んだ宮殿本拠地封印解かれる時には顔を赤らめ秋人キス躊躇した際には傷ついた表情見せ結局は真冬封印解いた。そして最後まで戦い抜いた碓氷 環(うすい たまき) / 星 女子大生タレントおっとりした性格をしている。 最終巻の序盤真冬秋人キスしたことで、自動的に秋人の『持ち札』となる。それ以降秋人同行し最終決戦まで戦い抜いた“星” 少々堅苦しい性格カード。光を操る祭具用いて簡易レーザー光線を撃つことができる。 秋人真冬引き分け以降真冬戦い挑むも、自身の力を逆に利用され敗北封印される。 モイラ・ロッセリーニ / 死神 シスター見習い実家はとある「ファミリー」らしく、聖書に銃を隠して持ち歩いている危険人物6巻終盤封印キスをした秋人恨んでいる。 9巻終盤四阿家呼び集められてからは秋人同行し穏和な表情秋人罵りながらも最終決戦まで戦い抜いた“死神” 旅行先で遭遇したカード属性は『終焉』で、あらゆる命や力を「終焉」させることが出来るため、「最凶カード」と呼ばれる凄く気弱な性格で、同胞たちから忌み嫌われているので一人遠く離れた外国憑依した性格似ている香澄仲良くなる礼泉院(れいぜいいん)・マリア=ベルゲングリューン / 女帝 7巻で現れカード“女帝”宿主。名前以外は一切不明で、本人どのような性格をしているかなどは全く分かっていない。ドイツ人とのハーフで、髪の長い籐子とは違った意味での”お嬢様”を連想させる優雅さ帯びた少女最終巻の序盤真冬秋人キスしたことで、自動的に秋人の『持ち札』となる。それ以降秋人同行し最終決戦まで戦い抜いた“女帝” 秋人始末するために文化祭乗り込んできたカード大雑把な性格で、関西弁で喋る。時々かますギャグはどれもあまり面白くないらしい。“審判”とはそりが合わない人々狂騒煽り立てる能力を持つらしい。 7巻での秋人たちとの戦闘中物陰隠れていたが、後からやってきた真冬瞬殺封印される。 真行寺しんぎょうじ) さやか / 力 警察官をしている19歳少女(?)。アウトドア外見どおりの性格で、超熱血非番の時でも銃を所持しており、本人曰くオレ正義だ」とのこと事情理解した上でお秋人を強制ワイセツの罪で逮捕しようとするほど正義感が強い。7巻の終盤で、乱れきった秋人たちの生活を監視すべく、自らも同居すると言い出す。 最終決戦後は、秋人の前から姿を消したアメジスティア結夏たちと共に追いかけ南の島捕まえる。そして素直になれないながらも、結夏たちに自分秋人一緒にいると楽しいと告げた“力” “女帝”“審判”とともに秋人始末すべく文化祭現れカード。 さやかとは正反対インドア趣味カードで、常にゲームをしていて相手と眼を合わせて会話しようとしない“審判”曰く、どこか人間じみてきたとのこと祭具である箱の中に手を突っ込んで見えざる手によって一方的に攻撃できるカード和久井 香那(わくい かなは) / 審判 “審判”宿主“女帝”同様、名前と外見以外は一切明かされていない見た目はどこかアメジスティア重なゴスロリ服に身を包んでいる。 “ジョーカー”の『持ち札』にされてからは、彼の非情な手段戦法によって精神的に追い詰められ最終決戦秋人たちと対峙した時には廃人寸前であった“ジョーカー”秋人敗れた際に意識失い真冬によって再封印されることで自動的に秋人の『持ち札』となる。 “審判” 7巻の事件首謀者何事にも白黒つけない気が済まない性格で、楽園占現終わらせるべく秋人達の前に現れる光と影使った強力な結界術使い秋人達を苦しめた秋人たちとの戦闘敗北逃走するも、直後現れ“ジョーカー”と“皇帝”の前に呆気なく敗北し封印される。 奈角 伊緒(なずみ いお) / 魔術師 中学3年生8巻でのタロット事件影響とはいえ見ず知らずの男(秋人)にファーストキス奪われショック現実認めようとしないそれゆえ秋人たちの学校受験することをあっさりと決めてしまう。 9巻終盤四阿家呼び集められてからは、秋人同行して最終決戦まで戦い抜いた“魔術師” 自称英国紳士二十二中の最弱意味する一枚目カードジブリール曰く人を騙すために作られたものを本物変えることしかできない上に、効果せいぜい一日程度とのこと。どんな器を選んでシルクハットステッキマント口髭スタイルを貫く。 8巻秋人封印される際に、アメジスティアそばから離してならない警告した安曇(あずみ あゆな) / 正義 高いレベル大学通っている大学生なのだが、9巻序盤タロットとして封印され以来、朝から晩まで寝てかりいる秋人の体にもたれかかって眠るのがお気に入りで、秋人の膝を椅子替わりに使う美咲熾烈な取り合いをする。 9巻終盤四阿家呼び集められてからは、秋人同行して最終決戦まで戦い抜いた“正義” その名の通り信号無視の車を交差点真ん中ひっくり返して大渋滞引き起こしたり、拾った十円ネコババした子供ライオン放り込んだりはた迷惑な正義感で街を混乱に陥れた。真冬たちに発見され追いつめられたが、逃げ出し最終的に秋人封印される。宿主影響もあるのかカード人格女性よりで、秋人説得対し「べ、別に貴様信じたわけではないからなっ」という捨て台詞残して自ら封印される。 祭具である天秤傾ける事により、自身戦闘力変動させる攻撃力上昇防御力減少瞬発力上昇持久力減少。等)。 聖(ひじり) / 皇帝 車椅子に座る少年で、7巻の終盤登場した時には既に“ジョーカー”の『持ち札になっていた。二階堂以知子とは恋人同士である模様香那同様に“ジョーカー”非情な手段戦法によって精神的に追い詰められ最終決戦秋人たちと対峙した際には廃人寸前になっていた。そして“ジョーカー”秋人敗れた際に意識失い真冬によって再封印されることで自動的に秋人の『持ち札となった浅葱 祥子(あさぎ しょうこ) / 法王 9巻序盤宇都宮美亜同じく鬼堂真冬の『持ち札になっていた少女美亜同じく真冬の『持ち札になってから日が浅い為、永遠たちと違って客分として真冬マンション滞在していた。 最終巻の序盤真冬秋人キスしたことによって、自動的に秋人の『持ち札』となる。それ以降秋人同行し最終決戦まで戦い抜いた宇都宮 美亜うつのみや みあ) / 悪魔 9巻序盤浅葱祥子同じく鬼堂真冬の『持ち札になっていた少女最終巻の序盤真冬秋人キスしたことによって、自動的に秋人の『持ち札』となる。それ以降秋人同行し最終決戦まで戦い抜いた“恋人” 9巻バレンタイン前日に、持ち前嫉妬深さから騒動引き起こしたタロット憑依している少女は、ストレート髪型お嬢様風の容姿をしている。“世界”『属性』獲得したことで独自の意思得て通常“世界”“太陽”行動を共にしているが、9巻ではエイリアスカード持ち出した上で“世界”たちから離れて単独騒動起こした最終巻でしつこく追いかけてくる“ジョーカー”決着をつけるために“世界”たちと共に宮殿本拠地乗り込むが、“ジョーカー”によって追い詰められる。そこを秋人たちによって救われ“ジョーカー”敗北した後に秋人キスして秋人の『持ち札』となる。 “太陽” いつも音楽聴いていて、その種類行動指針決め気分屋タロット憑依している少女は、短髪パンク少女といった容姿をしている。“世界”『属性』獲得したことで独自の意思得て“世界”“恋人”行動を共にしている。秋人限らず誰かの『持ち札』となることを特に嫌っていて、最終巻で“ジョーカー”敗北した後も秋人の『持ち札』となることを躊躇していたが、“世界”説得されしぶしぶ秋人キスして秋人の『持ち札』となる。 “世界” たどたどしい口調で話すタロット憑依している少女は、ツインテール小学生といった容姿をしている。前回“世界”カードであるアメジスティア影響受けて空白だった『属性』獲得したことによって、長年わたって不完全だったクロウ・クルワッハ聖隷タロット』が完成したが、そのことによって独自の意思持ったために精神年齢幼くなってしまった。他の『属性』能力使用できるエイリアスカード作り出すことが出来る。最終巻で“ジョーカー”敗北した後、秋人に“あの男”には気をつけるように忠告した後に秋人キスして秋人の『持ち札』となる。

※この「聖櫃とタロット達」の解説は、「タロットの御主人様。」の解説の一部です。
「聖櫃とタロット達」を含む「タロットの御主人様。」の記事については、「タロットの御主人様。」の概要を参照ください。

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