異世界(アトランティス)側
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「魔装学園H×H」の記事における「異世界(アトランティス)側」の解説
魔導兵器 魔力を使い、創世の御柱によって生産される異世界の兵器。同型の機体が複数存在し、所属する国家や勢力によって、機体の形状や装飾が若干異なる。固有の意思はなく、あらかじめプログラムされた命令に忠実に行動する。人類の既存兵器が通さない特殊な装甲をもち、危険度によってカテゴリーA〜D級までに分類されている。なお、下記の名称は「黄金帝竜」を除いて、すべて人類側がつけた通称である。機構歩兵(ブリガンド) カテゴリーD級。全高3mほどの人型の機体で、戦闘能力は低く、主に占領地の治安維持に使われる。 青の騎士(ブルーヘッド) 全高10mにもなる巨体で、青い色と甲冑に似た形状をしていることから名付けられた。 武装海賊(ヴァイキング) カテゴリーB級。角が生えた兜と、筋骨隆々のフォルムをした大昔のヴァイキングを想起させる機体。 羽根付き(アルバトロス) カテゴリーB級。ブルーヘッドに翼をつけたような形状をしており、実際に飛行も可能。 竜騎兵(ドラグリエ) カテゴリーA級。胴体部に翼の生えたトカゲの背面部に鎧騎士の上半身がくっついたような形状をしている。飛行可能で、竜の口からは炎を吐き出す。 三つ首竜(トライヘッド) その名のとおり、三つの首を持つ竜の形状をしている。ハート・ハイブリッド・ギアの通常兵装をものとももしない強靭さを持ち、既知のA級の魔導兵器を遥かに凌ぐ強さから、カテゴリー超級に新たに分類された。 黄金帝竜(ゴールデン・ドラゴン) バルディーンの保有する竜型魔導兵器の中で、最大最強を誇り、魔導兵器の頂点に君臨する機体。全長100mを越え、小さめの胴体に長い首と尻尾があり、黄金に輝く4枚の翼を持つ。 バトランティス帝国 異世界の半分を支配する大国。首都はゼルティス。周辺国との抗争を繰り返す軍事国家であり、地球側への侵攻を行っている。親衛隊 皇帝に直属するバトランティス帝国の精鋭部隊。隊長はゼルシオーネ。帝国の名家の出身者で固められており、配備されている魔道兵器や戦艦も壮麗な装飾がなされたもので、めったに帝都から離れることはない。隊員は白と赤の制服に身を包んでおり、部隊は一番(レオン)、二番(ティグリス)、三番(レパード)、四番(ヴォルクス)の四隊に分けられている。この他にゼルシオーネの直属として、他の部隊の綱紀粛正を行う『懲罰四剣(クアルトウム)』が存在する。 征伐軍 バトランティスの軍隊。身分の低いものや帝国によって服属させられた辺境の人間が配属される。第一から第六まで存在し、グラベルは第六征伐軍の将軍である。レムリアを含めた他国との戦争で前線に立つことが多い。 魔力 異世界における万能のエネルギー。現在は創世の御柱(ゲネシス)の機能不全から深刻な枯渇状態にある。地球側には存在しないが、人間の持つ生命力(体力や精力)は魔力に転換することが可能である。 レムリア 地球側の世界に対する、異世界側の呼称。魔力が存在せず、魔道兵器は著しく消耗するため広範囲を活動できない。 アトランティス 古くから伝わる異世界に存在する大陸の名前であり、異世界そのものも指す。住民は魔力量の多寡を絶対視する思想から創世の御柱(ゲネシス)に血をささげる儀式で子供を作り出している。この際、魔力量の少ない男子は作られなかっため、アトランティスには女性しか存在しない(性行為は存在するが子孫を残す生産的な物ではなく、娯楽として認識されている)。創世の御柱の機能不全による天変地異で荒廃が進んでおり、陸地面積は地球と同程度だが、総人口は千分の一程度となっている(戦争による大規模な人的被害がないにも関わらず、那由他の試算では直近の十年で一割程度減少してる)。生き残った人々も一部の都市に移り住むなどしているため、各地に廃墟が残されている。開放的な文化で、住民は露出度の高い恰好を好み、社会的地位の高いものほど露出がさらに激しくなる傾向にある。テクノロジーは魔力を基盤としており、科学技術を基盤とした地球側に比べて数段進んでいるが、魔導テクノロジー以外が軽視されているため、魔力で解決できない問題は解決不可能な問題として放置される傾向にある。また、コンピューターが存在しないため、大規模な情報処理を担うシステムが構築されておらず、その基盤は脆弱であり、必ずしも優れた部分ばかりではない。 創世の御柱(ゲネシス) 異世界の各地に点在する巨大なモニュメント。魔力によって稼働し、戦艦や魔導兵器を製造することができる他、血液を用いた特殊な儀式で、子供を人工的に作り出すこともできる。バトランティスの帝都ゼルティスに存在するものはその中でも最大のものであり、幅200m以上の正方形を底辺とした直方体状で、先端部は天と地に根を張るように広がっており、表面には古代文字で書かれた碑文が刻まれている(古代文字に対する知識は既に失われている)。文字通りの意味で異世界を支える柱であり、メンテナンスが行われなかったことによる機能不全から各地の創世の御柱は機能を停止しており、帝都に存在するものも崩壊寸前の状態にある。創世の御柱の機能不全によって各地で異世界の各地で人口減少や天変地異、環境改変が行われている他、異世界間衝突を引き起こす直接の原因となった。実はメンテナンスにはバルディーンに伝わる秘術(接続改装に類するもの)を、実行する必要があるが、儀式の主催者が男である必要がある。しかし、魔力量優先の思想から男子が絶滅したため、メンテナンスを施すことができなくなり、それを知らず無理やり使い続けた末に機能不全を起こしたことが一連の混乱のそもそもの原因であった。 那由多の言によれば、創造主によって世界を創造するために用いられたツールである。 円形闘技場(コロッセオ) バトランティス帝国の帝都ゼルティスに存在する施設、直径500mを超える広大な闘技場。外壁はゼルティスの町と同じ黒い石で覆われ、表面には戦をする天使のレリーフが彫られており、色とりどりの魔力の光で飾りつけられている。内部には十数万人を収容できる観客席がおかれ、闘技場と観客席の間は複数層の絶対領域で覆われている。ここでは、犯罪者や敵国の捕虜を魔導兵器や魔導装甲の所持者と戦わせるイベントが頻繁に開催されており、市民の娯楽となっている。 イズガルド 大陸の東部に存在した国家。現在はバトランティスに征服され一行政区となっている。王はいるが、あくまで国の象徴で政治には関与せず、実質的には民主主義国家である。 バルディーン 大陸の北部に存在する国家。女王はランドレッド。北方の山岳地帯に位置し、国土は雪と氷で覆われ、首都には青く輝く創世の御柱(ゲネシス)が存在する。王家は乱れた魔力を整える秘儀を伝えており、強力な竜型の魔道兵器部隊を保有する。国境でバトランティスの治安部隊と小競り合いを起こしたことで、帝国の侵攻を受け、降伏する。しかし、その後、イズガルドと盟約を結び、帝都での決戦に参加した。
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異世界側(グランバハマル側)
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「異世界おじさん」の記事における「異世界側(グランバハマル側)」の解説
ツンデレエルフ 声 - 戸松遥 / 佐倉綾音(『チェインクロニクル3』) エルフの女性冒険者。エルフ国のエルガ王族の姫君でもある。美形ぞろいのグランバハマルにおいてもとりわけ美しい容姿の持ち主。長らく本名を明かさず、おじさんも含め周囲の者には自分のことを「エルフ」と呼ばせていたが、後にスザイルギラーゼガルネルブゼギルレアグランゼルガ=エルガであることが判明した。 世界各地に散逸した古代魔導具の探索・回収をするために旅をしていた。おじさんには劣るが、自身も相当な剣と魔法の使い手。ドラゴンに殺されかけていたところをおじさんに助けられ、以降おじさんに惚れて付き纏う。性格は典型的なツンデレであり、おじさんに対してつい「オーク顔」などと罵詈雑言を浴びせてしまう。「ツンデレ」というキャラクター属性が確立したのがおじさんが異世界に行った後の2004年ごろであることや、女性心理に疎いことが手伝って、その恋心に気づかないおじさんからは本気でストーカー扱いされ恐れられている。結果、おじさんから無意識のうちに何度も酷い目に合わされるが、まったくめげることなくおじさんを追いかけ続けており、たかふみから非常にタフと感心され、藤宮もその健気さに共感している。ただ、好意が報われない件については「オーク顔」という普段の呼び方等、明らかに彼女の方に問題の原因がある場合もある。おじさんから天星石の指輪を贈られた1人。 基本的に常におじさんに付き纏っており、姿が見えない時も近くにいることが多い。おじさんの周囲に女性の影が見えると嫉妬心を顕にする。自分も勘違いさせられ大きなショックを与えられた天星石の指輪(売却済み)については、後にメイベルにも与えられたことを知り、彼女が思わせぶりな態度を見せたことから、悪徳商会に借金を負ってまで買い戻した。精神的にヤンデレの傾向があり、「煉獄の湯」に現れた魔物が殲滅されたのち、おじさんとアリシアが混浴しているのを発見した際は遠く離れた山脈から結界を貫くほどの強力な連続狙撃でおじさんを攻撃している。 名前が長すぎるのに加え、国が王族の名前を省略することを不敬として認めないため、郷里の外にいるエルフが自分だけということもあり、本名を明かさず「エルフ」とのみ名乗っていた。たかふみ達からは「ツンデレさん」と呼ばれている。チェインクロニクルや、第1巻発売に関連するキャラクター人気投票では「ツンデレエルフ」という名前で扱われていた。第30話にて本名が明らかとなった際、おじさんから「翠(スイ)」という渾名をつけられた。当初は反発したものの、その由来(宝石のような瞳だから)を知ると、他の人がいるところでは呼ばないことを条件に受け入れた。 グランバハマルでは常に偽名を使ってきたおじさんの本名を知る数少ないキャラ。 ジャドの街での騒動のあとは偶然を装ってメイベルと共におじさんと合流。再度「煉獄の湯」に赴き温泉卓球やエアホッケーに興じるなど、三人でしばらく楽しい旅を続けた模様。 上記キャラクター人気投票では1位となった。 メイベル=レイベール 声 - 悠木碧 / 今井麻美(『チェインクロニクル3』) 氷の一族の末裔である少女。のちに冒険者。 人に仇なす「魔炎竜ブレイズドラゴン」を唯一倒せる武器と言われる「凍神剣」を代々守ってきた氷の一族の末裔である少女。氷のように心を閉ざしている。一方で、それとは関係なく9歳のころに若い男と出奔した母親の「氷の一族の生活はチョロい」の教えに従って、働かず家に引き篭もる生活を送ってきた。後述の経緯からおじさんとの関わりで人生が大きく変わることになり、後に冒険者となる。おじさんから天星石の指輪を贈られた一人。 いわゆる「RPG」のキーキャラクター的存在で、魔炎竜を倒すために必要な凍神剣を手に入れるには、彼女が望む「マルキード山のポワポワの花」を持参して心を開かせる必要があった。しかし、固有名詞を覚えるのが苦手で、やり込み派のおじさんが、凍神剣無しで魔炎竜を倒してしまったため、心を開くこともなく自分の存在意義を失ってしまう。元よりそのニート生活は村の人々からかなりの反感を買っており、おじさんの助言もあって、半ば村から追い出される形で凍神剣を武器とする冒険者となる。しかし、もともとの引きこもり生活による生活習慣から、おじさんも困るほどマイペースに活動する。一時期リュシディオン王国軍の正規騎士として採用されていたが、遅刻・欠勤などの常習犯だったため解雇される。 おじさんとの出会いをきっかけに人生が大きく狂ったものの、おじさんに対しては好意を抱いており、人生を滅茶苦茶にしたお詫びとして贈られた天星石の指輪は売却せず持ち続けており、持ち主の感情に連動する凍神剣の氷の封印が溶けるほどの反応を示す。グランバハマルでは基本的にオーク顔として嫌悪されるおじさんの容姿に対しても、後述のように祖先がニホンバハマルからの転移者だった関係からか、初対面時からまったく嫌悪感を示していない。また、おじさんからも、腫れぼったい目のダウナー系の容姿が、ダイナマイ〇ヘッディーのフィンギィのようだと気に入られており、人見知りの彼から話しやすい相手と評されている。 歌が上手く、ニホンバハマルの歌として、おじさんからソニック・ザ・ヘッジホッグのゲーム中曲「Star Light Zone(中村正人作曲)」やNIGHTSのエンディング曲「DREAMS DREAMS」を教わっている。 氷の一族とは、実は400年前におじさんと同様にニホンバハマル(日本)から転移し、神より神をも殺せるスキルとして凍神剣を貰った武士を祖先とする一族であった。この武士は凍神剣の騎士として伝承に残っており、グランバハマルではそれなりに知られているらしい。 アリシア=イーデルシア 声 - 豊崎愛生 / 内田彩(『チェインクロニクル3』) 神聖魔道士の少女。幼馴染であるエドガーとライガとパーティを組む駆け出しの冒険者。光魔法に長け、また、「回復の呪符」を始めとする呪符作成技能を持つ。のちに「神聖勇者(シャイニング・クルセイダー)」の称号を得る。胸が大きい。童顔で、言動にも幼さを感じさせるところがあるが、実はおじさんと同い年で(出会った当初は20歳)、誕生日はアリシアの方が3か月ほど前、つまり年上になる。ただし、後述の理由から誕生日や年齢は正しくない可能性がある。 第6話の越冬祭の話で初登場するがこのときはモブ扱いだった。第10話にて王国の東部辺境にて依頼を受けて村を襲おうとしているゴブリンの軍団と戦う事となり、明らかに実力不足の中で窮地をおじさんに助けられた。封印都市ルバルドラムでおじさんが結界を再構築するところを偶然見ており、まるで伝説の勇者様だと密かに尊敬していたが、そもそも自分のせいで結界が壊れたことを隠したいおじさんによって仲間と共に記憶を消された(ただし、共闘の記憶だけでルバルドラムの記憶は残っていた。)。そのためアリシア達だけでゴブリンの大群を退けたことになり(彼女ら自身も不思議に思いながら自分たちが倒したと思っていた)、結成して半年ばかりのビギナー冒険者にも関わらず、様々な目論見により教会より勇者の称号を得た。 後におじさんと再会し、共に「深闇の迷宮」のダンジョンを攻略することになり、そこで古代魔導具「救世のワンド」を入手した。しかし、その時の記憶の一部もおじさんによって消されている。第27話によってワンドの真価が発揮され、その効果である強力な精神同期魔法の副産物によりエドガーとライガの能力と技が使えるようになった他に、神の加護で身体能力も底上げされた。 実は9歳より前の記憶がなく「アリシア」という名前ももともとの本名ではない。ゴブリンに馬車で連れ去られかけていた所をエドガー達の村の自警団に救出されたのが最初の記憶であり、自分の名前も含めてそれより過去のことはまったく思い出せない。救出時に持っていたのは妹が描いたとみられる誕生日のお祝いの絵のみで、それも破れており名前の部分が判読できない状態だった(誕生日の日付はもともと書かれていなかったため不明)。年齢はその絵に「10歳」とあったことから推定されたものである。結局家族は発見されず、ゴブリンに殺されてしまったのだろうと本人は推測している。後にイーデルシア辺境司祭の養女になり「アリシア」と名付けられた。なお、おじさんによって消されていた記憶は後に復活している。 エドガー=クロストルガー 声 - 鈴村健一 アリシアらと幼馴染かつパーティを組む剣士の少年。 クールに徹しようとしているが、大抵はおじさんにいい所を持ってかれてしまう。気に入った剣に名前を付けたがる癖がある。 ゴブリンの大群を退けた一件で英雄化された後はおじさんが切り崩した山を行った当事者と思われており、「山薙(マウンテン・スレイヤー)」の異名をつけられる。 ライガ=ストライガ 声 - 岡本信彦 アリシアらと幼馴染かつパーティを組む格闘家の少年。 天然なアリシアに対してのツッコミ役。熱血漢で仕切りたがりな所があるが、大抵はおじさんにいい所を持ってかれてしまう。 ゴブリンの大群を退けた一件で英雄化された後、当時のことを尋ねられて、おじさんに記憶を消されていたために率直に覚えていないと答えたところ、キレると何も覚えていないと解釈され、「忘我の狂戦士(マッドネス・バーサーカー)」の異名をつけられる。 リカルド=マークフェルド リュシディオン王国軍総司令官。 悪徳司祭のゼルネガンと組んで、軍の予算獲得のためにアリシアらのゴブリン討伐の一件や、無理やりな勇者任命を引き起こした張本人。ただし、あくまで大義のために小を捨てる選択しただけで根は悪人ではなく、部下からの人望も篤く、おじさんがゼルネガンの奸計を打ち砕いた後は「気性にあってない」「明らかにきつそう」等心配の声をかけられていた。 アリシアらの勇者任命の一件で義憤に駆られたおじさんの襲撃を受ける。反論するも、平手打ちで有無を言わさず相手を論破する中学時代の田淵先生に化けたおじさんによって論破されてしまう。最終的には、ゼルネガンと袂を分かつことを決める。 ミラー=グレイラー マークフェルドの副官。 ショートカットの若い女性兵士。11年前にゴブリンに村を襲われ、マークフェルドに助けられたという過去を持つ。田淵先生に化けたおじさんに対峙し、マークフェルドを擁護しようとしたが、有無を言わさず平手打ちされ、黙らされる。その後、マークフェルドがゼルネガンからの離反を決意した際には他の同僚たちとその決定を喜ぶ。マークフェルドに対し恋慕の情を抱いているが、立場や年齢差から表に出せずにいる。 バルセイバ マークフェルドの配下の部隊長。マークフェルドの命を曲解し部下とともにおじさんを闇討ちするため尾行していたが、同じくおじさんを尾行していた翠によって排除される。翌日、おじさん達が復活した魔炎竜を倒した直後、近隣のジャトの街の住民を扇動しておじさんを刑死させようと企むも、ハーゲンの介入によって阻止されたうえ、命令違反をマークフェルドに知られた結果、おじさんが破壊した祠を一人で再建するという処罰を与えられる。 ハーゲン=レグファルケン レグファルケン商会の頭取。 おじさんから天星石の指輪を贈られた者の1人。 ツンデレエルフが指輪を買い戻す際に、金を借りた悪徳商人。「借金が滞ったら自分のモノになる」という闇の精霊契約呪符を使い、エルフを支配下に置こうとしたが、おじさんにその契約を解除される。契約の原因が借金だと知ったおじさんに賠償として天星石の指輪を嵌められるが、その際偶発的に発現した呪いにより抜けなくなってしまった。 その後、様々な手段を講じて指輪を外そうとするがいずれも失敗し、ジャトで処刑されようとしていたおじさんを拉致して呪いを解かせようとするがおじさんですら解くことが叶わなかったため、おじさんの親切心でマークフェルドを紹介してもらった。 ドルドール 「巨獣狩人」の二つ名を持つ巨漢の傭兵。ハーゲンに雇われ、用心棒を務めている。職務には非常に忠実な性格。闘気を伴う咆哮により対象を攻撃する「ギガンティックホーン」という大技を修得している。 かつてマウアの森で大王ヒグマに襲われていたアリシアたちを助けたことにより彼らが冒険者を目指すきっかけを作った。ジャト郊外でおじさんを拉致した後、救助のために飛来した翠をギガンティックホーンで叩き落とし、駆けつけたアリシア一行と再会。彼らが冒険者になったと聞いて素直に喜んだ直後、仕事モードとして三人を容赦なく叩きのめすが、彼らの反撃に対しては痛がりながらもどこか嬉しげに戦闘を続けていた。 ハーゲンがマークフェルドの元へと連れ去られた後、グレイラーとともに戻ってきたおじさんからハーゲンからの手紙を渡されるものの「王都まで5日はかかる」として信用せず、ムッとしてしまったおじさんに掴まれて実際に王都まで連れられそうになる。だが相次ぐ長距離移動で精霊の力が尽きていたことから高空から落下、生存すら危ぶまれるような無残な姿となって地面に斃れ伏す。 しかし再度おじさんが逮捕された後、回復魔法により何事もなかったかのようにケロっとした様子で牢のおじさんを訪れて「舐めてた。あの速さなら王都にも行けるわ。悪りー悪りー」 と(差し入れの果物をつまみ食いしながら)フランクに謝罪、さらに賄賂を払えば簡単に釈放されることを教える。 ジャドのお偉方 上記の通り、おじさんから全財産を賄賂として渡され、揉み手をしながらうって変わった低姿勢でおじさんを釈放。腐ってる。
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