カテゴリーD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 05:19 UTC 版)
ベース車両の存在しない車両で、一般的には「プロトタイプレーシングカー」と呼ばれる車両が属するとされるが、実際にはベース車両が存在しているものの、A-C及びE、F規格のどれにも当てはまらなかったマシンも当カテゴリーにまとめられているため、所属車両は他のカテゴリーに増してより多種多様である。2011年には事実上ほぼ完全なプロトタイプレーシングカーであるムーンクラフト・紫電を始め、元はFIA-GT3規格の車両であるが日本で独自に改良を施したワンオフのJLOC ガヤルド RG-3、オリジナルのGT2規格車両にJAF-GT規格の範囲内で新たにモディファイしたポルシェ・911GT3RS (996型)、元々はホンダ・C32Bエンジンを搭載していたヴィーマック・RD320Rにポルシェエンジンを換装した5号車のマッハ号、LM-GTE規格のフェラーリ・458GTCなどが参戦した。カテゴリーCの車両よりもワンオフ性が高いため厳しい性能調整が下される。カテゴリーCと同様、2012年限りで廃止された。
※この「カテゴリーD」の解説は、「SUPER GT」の解説の一部です。
「カテゴリーD」を含む「SUPER GT」の記事については、「SUPER GT」の概要を参照ください。
- カテゴリーDのページへのリンク