その他の魔術的構造物とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > その他の魔術的構造物の意味・解説 

その他の魔術的構造物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 18:48 UTC 版)

とある魔術の禁書目録の用語」の記事における「その他の魔術的構造物」の解説

聖ジョージ大聖堂 イギリス清教実質的な頭脳部であり、「必要悪の教会」の本拠地ロンドン最中心部からやや外れた中心街存在する教会1つ教会としてはそこそこ大きいが、世界的観光地として知られるイギリス寺院大聖堂比べる格段に小さい。 元々はイギリス清教鼻つまみ者だった「必要悪の教会」が、カンタベリー寺院から左遷される形で与えられたものだったが、イギリス国教という巨大な組織の中で信頼権限積み上げていく事で国を統べる一大宗派となった。 対魔術師用の総本山であり、多く防壁用意されている。地下には大規模な霊装保管庫存在するほか、本命ダミートラップ用、迂回路など用途重要度様々な無数の脱出通路蜘蛛の巣のように何キロメートル伸びている。 カンタベリー寺院 イギリス清教総本山であり、正式な心臓部。元々は首都ロンドンから離れた地方大聖堂だったが、1170年12月29日聖トマス=べケットが「王室派」に暗殺された件で反感募り結果として教会独立性認めざるを得なくなった事から、イギリス清教始まりの地、とも呼ばれる処刑塔ロンドンとう) イギリス存在する歴史的な建造物かつては囚人達の末路として知られ、この門をくぐった者は生きて出る事はできないとまで言われた血と拷問断頭刑施設だった。イギリス王室最大宝物庫としての側面持ち、現在では一般公開されてわずか14ポンド見学できる観光名所ジュエルハウス」となり、処刑設備としての歴史だけでなく、イギリス王室保管する巨大ダイヤアフリカの星」などの宝石類並べられている。しかし、昔ながら役割持った暗黒施設群ホワイトタワー」が、表からは見ることも入ることもできない莫大な迷路状の「死角」で稼働し続けており、現在も「必要悪の教会」の元で囚人達を捕らえ必要とあらば拷問でも処刑でもためらいなく実行している。ビーフィーターという看守衛兵守られており、鉄扉鉄格子付きの窓が備え付けられ独房魔術的補強されている。 有事の際には「奉仕作業」という、幽閉中の囚人を、ビーフィーター監督下で一時的に表に出して魔術師戦闘従事させる特別措置取られる。ただ、人間良識残っている間は絶対に行われない本当に最後の手段で、クロウリーズ・ハザードでロンドン陥落しかけたときにも許可は出なかった。 作中では、リドヴィア、ビアージオ、キャーリサ、ウィリアム収監されている。また、クロウリーズ・ハザード時に捕らえられ上条が、「三重四色の最結界」のコア探す過程ホワイトタワー置かれていた多く文化財を「幻想殺し」により破壊し同時に重厚な石壁内側か大きく崩落してしまう。 聖ピエトロ大聖堂 ローマ正教心臓部たる世界最大聖堂1世紀死んだペテロの墓の真上に、4世紀コンスタンティヌス帝が聖堂贈呈建設したのが始まりで、ルネッサンスの際にミケランジェロ設計大改築された。この事から「聖人死体利用して新しく建てる教会権威補強した」ものとも言える歴史的学術的な価値が高い建造物であると同時にローマ正教最大要塞でもあり、莫大な施設支え魔術的な仕掛け施されている。また、地下には禁書目録案内したほどの、莫大な知識量を誇る大書庫が存在する教皇右方のフィアンマの内部抗争によって聖ピエトロ広場を含む大部分崩壊するバッキンガム宮殿 イギリス女王暮らしている住居隣接する2つ公園融合するように存在しイギリス首都ロンドン一画丸々開けているので、一見するとスケールデカ公園に写る。他国との会談にも使われる事から、相手国の重鎮罠の中誘い込む構図ならないよう、別宅ウィンザー城などとは違って敷地内から魔術的なセキュリティ機構全て撤去されている。また、カーテナ」によって天使長同質力を得た国王殺せ人間はいないという事も、セキュリティを必要としない理由一端である。ただ、宮殿のほぼ真下を通るヴィクトリア線魔法陣施した特殊車両運び込む仕掛けによって、カーテナ暴走時に備えた安全装置としている。 「ブリテン・ザ・ハロウィン最終盤における戦場となり、バンカークラスターなどが撃ち込まれた事もあって大きな損傷を受ける。 レンガ埠頭レンガふとう) スコットランド最北端設置され海と空からイギリスへやってくる不審者沈めるために機能している長距離迎撃神殿。元は産業革命の頃の港の跡地イギリス清教徴収し迎撃用の魔術施設改装したもので、レンガ製の構造物連続的に繋がって巨大な城かダウンタウンのようになっている。 備わる大規模迎撃術式は、「見えない砲撃」が魔術師着弾すると生命力強引に魔力変換させた上で勝手に体内暴走させるという、「術式妨害型」のシステム取っている。有効射程半径200キロメートル以上、50個の標的同時にロックしそのうち20瞬時攻撃可能。 海洋牢獄かいようろうごく) 「必要悪の教会」が世界各地捕縛した敵性魔術師が、イギリスに運ぶ途中で逃走されるのを防ぐために作られ牢獄で、定期的に7つの海渡っている。元になっているのは水族館にある透明なトンネルエスカレートさせ、ありとあらゆる海の世界楽しめるという分厚い防弾樹脂作られガラス張り豪華潜水艦アクアトンネル」。全部12建造されているが、アクアトンネルの名称で本当に世界一周旅行をしているのは「デコイ用に用意された、本物豪華客船」である1隻のみで、他の11隻は海洋牢獄として機能している。 囚人は1隻に500人ほど収容されている。囚人による乗っ取りを防ぐために内部には操舵室存在せず7つの海対応した巨大霊装喜望峰」により海の近くから遠隔操船される。インド洋場合インド南端のナーガルコイルに設置されている。 巨大な船と、そこに乗る罪人という魔術的記号を、北欧神話神々裏切ったロキが操る死者の爪で作られ巨大船「ナグルファル」に対応させ、死亡した囚人の爪を設置する事で制御奪取するというシージャック発生した。しかし、派遣された「聖人」神裂の圧倒的な戦闘力目撃した事で首謀者戦意喪失し降伏勧告受け入れる。 市民図書館 ロンドン市内にある3階建て程度ビルディング表向き民間人からの「善意寄贈」によってのみ成り立つ施設であるが、好事家管理しきれなくなった稀少本の最終処分場でもあり、散逸した危険な魔道書の再回収を誰の目にも留まらない形で促すための公共施設というのが本来の意図修繕室に保管されているのは大半が「写本」だが、「死霊術書」をはじめ20未満だが「原典」も存在する管理方法は「魔道書の形をしたデコイ」を大量に隣接させる事で、「原典」の自己認識能力狂わせ「一体どこからどこまでの情報被験者流入させれば良いのか判断できなくさせて、自立稼働空回りさせているというもの。 ソード聖堂必要悪の教会」の拠点一つ。神のために戦って折れた剣最期を「看取る」ための器物冠した珍しい聖堂で、物品そのものを拝む信仰方法邪道だが、無理に押さえつければ不満が蓄積するとして、ガス抜きのために容認されたというのが宗教的解釈上の事情である。プロ魔術師の間では、強力ではあるもののあまりにピーキー過ぎて持ち主まで死なせかねない霊装の再チューニングを行うカスタム施設として有名。巨大な火薬庫ともいえる施設だが、まともな構成をした霊装保管されていない。一応人間取り扱う区画はあるが、凄惨な傷のついた死体からどういう霊装使われたか逆算するための設備なので、「人のための設備」は極端に少ない。 ラジオゾンデ要塞グレムリン」が上条当麻を捜すためだけに作り出したサーチ構造物命名イギリス清教で、学園都市観測用に使われる中間圏ラジオゾンデという風船由来する世界注目氷河期発生という「惑星レベル壊滅的なリスク」に向けさせるため、縦横長さがおよそ20キロメートルある十字の形をした巨大構造物として作られており、建築様式は「ベツレヘムの星」を模しているのか、「世界中から聖堂神殿をかき集めて作ったかのようにバラバラ下面200300個ほど付いた全長数十メートルガスタンクのような金属製球体浮力発生させているが、バルーン群に入る量で十分な浮力得られるガス科学的に存在せず搭乗する投擲の槌」が制御担当している。中間圏呼ばれる高度5万2000メートルの高度を浮遊しており、極端に空気が薄いために揚力確保できない飛行機では到達できず、その場に留まれないロケットでも干渉難しく、「弾道ミサイルなどで手を出せば即座に壊滅的状況陥る状況作るため、バルーン強度30ミリ鋼板クラスと非常に脆い。 龍脈地脈が「幻想殺し」によって削られた分だけ修復するというサイクルに対して風水応用干渉し赤く濁った結晶のような発信器がおよそ50キロメートル間隔地中自動製造され発信器範囲内上条がいた場合はさらに精密な誘導を行うよう設定されている。イギリス経てフランスからユーラシア大陸横断し学園都市の第7学区中央ハブ変電施設目指し進行し続ける。対処のため、聖人である神裂が有人ロケット宇宙まで上がった後に大気圏再突入要塞の上着地するという大雑把な手法侵入し徐々に降下させようとしたが、「投擲の槌」との交戦要塞3分の1消滅した。レイヴィニアからの情報提供を受け、一方通行発信器埋めた所を特定し浜面ボーリングマシン分厚いコンクリートの床を突き破り発信器本体上条破壊したことで学園都市への要塞墜落免れ作戦通り太平洋上に不時着したイングラド―ロンディニウム大要塞 12月発生した「クロウリーズ・ハザード」の侵攻の際、ロンドン中心に年輪バウムクーヘンのように何重に張り巡らされ防衛戦外縁部はミステリーサークルなどの歴史超えて語られてきた「倒して作った不思議な記号」という超常人工的に再現し牧草地そのもの命令1つ操り干し草作った長大な壁を一面広げている。の壁を越えようとした者は油で絡め取られ古くから罪人殺し最適な炎の壁作って侵入者焼き殺す手はずになっている。さらに、魔術的な飛行手段防衛線を越えようとする者に対しては、「トマス=ベケットの血の奇跡」を応用した高圧放水撃墜する。 さらに首都ロンドン周囲にはオーロラのような三重四色の最結界」が張り巡らされすさまじく巨大なが行来するような構造から、下手に触れれば中空引きずり込まれ莫大極まるプレス機押し潰されるインデックスによるとギルド概念利用した術式らしく、わざと正解乱数化施しているため、結界張った張本人でも解除できず、表層砕いた時点引きずり込まれるため「幻想殺し」でさえ破壊できない。ただ、イギリス王室最大宝物庫でもある処刑塔中に結界コアとなる霊装保管されており、これを「幻想殺し」が破壊したことにより解除されるクイーンブリタニア号 全長200メートル以上、甲板までの高さ9メートル排水量15トンもの規模で、ディーゼル動力源とする巨大な豪華客船イギリス王室一族のみのために整えた、「海の上浮かんだ城」。名画ばかりのギャラリー本格的なオペラハウスダンスホール食堂も、「乗り物」のスケール超えている。外交必要な渡航全て航空機を使う以上、実際に乗り物としての性能よりも国威技術力を示す意味合い強く、今では退役してエディンバラの港に繋がれ観光名所1つになっているが、そもそも国家代表する者達が乗り合わせるということもありその硬さ言うまでもなく魔術大国イギリスによって諸々妨害攻撃簡単に沈まないよう、船の設計レベル様々な魔術的記号組み込まれた特別製退役後も保存されていたのは、力技解体しようとすると反動で国の半分吹っ飛ぶからで、何も知らない観光客の「雑念」で撹拌することで、1200年上かけ魔術的記号中和する方法採用している。 王族直接乗り込んで海を渡りイギリス連邦影響下の所定ポイント大規模な儀式を行うための牙城で、ヘリポート位置設けられ広大な十角形儀式場があり、「どのような霊装でも祭壇中央接続すれば増幅攻撃的に転化する」という機能を持つ。全権掌握する世界世界を壁で区切って緩衝用の世界を間に挟んだ態となり、一度ヘリポートが「消えて」しまうと、「魔神クラス一撃か「幻想殺しでもない限り外から神殿を崩すのは不可能。 「モ・アサイアの儀」を行うための儀式場として、クロウリーズ・ハザードや「神威混淆」でイギリス全体混乱している間に最大主教指示エディンバラから出航ダンフリース近海コロンゾン乗っ取られコロンゾン自身蓄えた力を動力源として儀式適したポイント移動し始める。だが、目標地点到達する前に総攻撃が行われ、コロンゾン上条右腕切断した際に発生した「何か」によって船体真っ二つ裂かれ沈没してしまった。 エディンバラ城 魔術界隈では不死の王と言われジェームズ4世住まいとした城。オカルトとしての真価聖マーガレット礼拝堂中心としてアリの巣のように広がる、無数の出入り口通路階段内包する膨大な地下構造体にある。その地下構造体にはオナーズオブスコットランドが保管されていた。 ウィンザー城 ロンドン郊外テムズ川のほとりに位置するイギリスの君主公邸一つイギリス王室所有しており、一部博物館資料館のように公開されているものの、王室依然として居住空間として使用している、正真正銘女王の城。およそ45000平方メートル床面積持ち住居者がいるものとしては世界最大の城で、ヨーロッパで最も長く使われている王宮である。女王週末を過ごすためにここを訪れているときには王室旗が、平日などのいないときにはイギリス国旗はためいている。 中央庭園にある円筒形のラウンドタワーを挟んで左右にコの字に近い石造り建造物囲み片方には聖ジョージ礼拝堂があり、もう片方には来賓応接記者会見などを行うステートアパートメントを収めている。 バッキンガム宮殿とは違って魔術的な機構組み込まれているため、ここで開かれる公のパーティーは、「イギリス国王は我々を罠にはかけない」という信頼を持つ者だけが招待されるになっている城内には国防にとって重要な霊装いくつも保管され警備機能として、薬効取り出す事に失敗したマンドラゴラ温室量産内耳からの振動心臓を破る「雄叫び」を利用した対人地雷配備している。

※この「その他の魔術的構造物」の解説は、「とある魔術の禁書目録の用語」の解説の一部です。
「その他の魔術的構造物」を含む「とある魔術の禁書目録の用語」の記事については、「とある魔術の禁書目録の用語」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「その他の魔術的構造物」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


このページでは「ウィキペディア小見出し辞書」からその他の魔術的構造物を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からその他の魔術的構造物を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からその他の魔術的構造物を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「その他の魔術的構造物」の関連用語

その他の魔術的構造物のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



その他の魔術的構造物のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのとある魔術の禁書目録の用語 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS