折れた剣
折れた剣
折れた剣(The Sign of the Broken Sword)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 14:14 UTC 版)
「ブラウン神父の童心」の記事における「折れた剣(The Sign of the Broken Sword)」の解説
数十年前に行われたイギリスとブラジルの戦争。イギリスの英雄セント・クレア将軍は、ブラジルの名将オリヴィエに寡勢で突撃し敗北。将軍は自ら剣を抜いて戦ったが、最後には折れた剣を捨てて降伏した。そして捕虜はイギリスへ帰されたものの、将軍は縛り首となった。この事件を、ブラウン神父が生き残った人物の著書や証言、日記などから恐るべき真実を解き明かす。 名言「木の葉を隠すなら森の中」の原型が登場する作品。ブラウン神父のいうイギリスとブラジルの戦争や登場人物は架空のものであり、像まで建てられている縛り首になった将軍は実在したイギリスの軍人アーサー・セントクレアとは無関係で、セント・クレア将軍のモデルというよりあてこすった実在人物は、19世紀末の植民地戦争でセンセーショナルな勇名を馳せたゴードン将軍だというのが定説。
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