ラジオゾンデ要塞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 18:48 UTC 版)
「とある魔術の禁書目録の用語」の記事における「ラジオゾンデ要塞」の解説
「グレムリン」が上条当麻を捜すためだけに作り出したサーチ構造物。命名はイギリス清教で、学園都市で観測用に使われる中間圏ラジオゾンデという風船に由来する。世界の注目を氷河期の発生という「惑星レベルの壊滅的なリスク」に向けさせるため、縦横の長さがおよそ20キロメートルある十字の形をした巨大構造物として作られており、建築様式は「ベツレヘムの星」を模しているのか、「世界中から聖堂や神殿をかき集めて作った」かのようにバラバラ。下面に200〜300個ほど付いた全長数十メートルのガスタンクのような金属製の球体で浮力を発生させているが、バルーン群に入る量で十分な浮力を得られるガスは科学的には存在せず、搭乗する「投擲の槌」が制御を担当している。中間圏と呼ばれる高度5万2000メートルの高度を浮遊しており、極端に空気が薄いために揚力を確保できない飛行機では到達できず、その場に留まれないロケットでも干渉が難しく、「弾道ミサイルなどで手を出せば即座に壊滅的状況に陥る」状況を作るため、バルーンの強度は30ミリ鋼板クラスと非常に脆い。
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