レンガとは? わかりやすく解説

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れん‐が〔‐グワ〕【×煉瓦】

読み方:れんが

粘土砂・石灰などを混ぜて練り長方体などに成型し乾燥して窯(かま)で焼いたもの。ふつうは酸化鉄を含む粘土用いた赤煉瓦をいう。建築道路舗装・炉などの材料

「煉瓦」に似た言葉

れん‐が【連歌】

読み方:れんが

短歌の上の句(五・七・五)と下の句七・七)との唱和、あるいは上の句下の句とを一人または数人から十数人で交互に詠み連ねる詩歌形態の一。万葉集巻8にみえる尼と大伴家持との唱和の歌に始まるとされ、平安時代にはこの短歌合作の形の短連歌盛行したが、院政期ごろから長・短句交互に連ねる長連歌鎖連歌)が発達鎌倉時代以後百韻定型とするようになり、ほかに歌仙五十韻世吉(よよし)などの形式行われた。さらに各種式目(しきもく)も制定され室町時代最盛期迎えたが、江戸時代入って衰えた室町末期には俳諧の連歌興り江戸時代俳諧のもとをなした。つづけうたつらねうた


れん‐が〔‐グワ〕【連火】

読み方:れんが

列火(れっか)」に同じ。


連歌

読み方:レンガ(renga

5・7・5長句(上句)と7・7短句(下句)とを交互に唱和する詩歌の一形式


煉瓦

(レンガ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/15 14:30 UTC 版)

煉瓦(れんが)は、粘土頁岩直方体の型に入れ、で焼き固めて、あるいは圧縮して作られる建築材料。焼成レンガは原料中の鉄分量および焼成時の酸素量によって色が変わる。日本においては一般的な製法を用いた場合は赤褐色となるが、世界的には白色の物など様々であり、釉薬などで着色することもできる。耐火レンガは炉材にも使われる。


注釈

  1. ^ フランドルはベルギー全土からフランス東北部の地名。日本では明治期に「フランス積み」と誤訳された。
  2. ^ 似たような製法として珪藻土から切り出される七輪がある。
  3. ^ 但し、前述の1999年の地震により、耐震基準が大きく見直され、現在は日本と変わらない水準となっている。しかし既存不適格の建築物が多く、問題となっている。

出典

  1. ^ デジタル大辞泉,世界大百科事典内言及. “磚とは”. コトバンク. 2022年5月18日閲覧。
  2. ^ 「煉瓦という建築材料は、日本の建築の歴史の中では、ごく最近建築に用いられはじめた材料」(清水慶一『建設はじめて物語』大成建設、16頁)
  3. ^ a b 建設コンサルタンツ協会誌 Consultant VOL.269 October 2015 著:水野信太郎 p013
  4. ^ brick” (英語). www.etymonline.com. 2022年5月19日閲覧。
  5. ^ Brickwork: Historic Development - Gerard Lynch”. www.buildingconservation.com. 2022年5月19日閲覧。
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  7. ^ ヴィッキー・レオン『古代仕事大全』原書房、2009年、292頁。
  8. ^ 消えた煉瓦の行方 - なぶんけんブログ”. www.nabunken.go.jp. 奈良文化財研究所. 2022年5月18日閲覧。
  9. ^ 日本煉瓦史の研究 〈オンデマンド版〉 著:水野信太郎、発行:法政大学出版
  10. ^ れんがの歴史(全国赤煉瓦協会)
  11. ^ a b わが国における鉄道用煉瓦構造物, p. 123–164.
  12. ^ 建築基準法施行令”. elaws.e-gov.go.jp. 2022年6月1日閲覧。
  13. ^ 須賀音吉, 滑石直幸「珪石煉瓦のMatrixの研究 (第1報)」『窯業協會誌』第62巻第695号、日本セラミックス協会、1954年、335-339頁、doi:10.2109/jcersj1950.62.695_335 
  14. ^ a b c d e f g h 青山, 美和「インドにおけるレンガセクターからの大気汚染削減策に関する分析」『生産研究』第73巻第3号、東京大学生産技術研究所、2021年5月1日、151-156頁、doi:10.11188/seisankenkyu.73.1512022年5月20日閲覧 
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  16. ^ Syed Ashraful Alam and Mike Starr (2009). “Deforestation and greenhouse gas emissions associated with fuelwood consumption of the brick making industry in Sudan”. Science of The Total Environment 407 (2): 847-852. doi:10.1016/j.scitotenv.2008.09.040. ISSN 0048-9697. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0048969708010048. 
  17. ^ 驚くべき計画都市、モヘンジョ・ダロ”. www.eorc.jaxa.jp. 2022年5月20日閲覧。
  18. ^ モヘンジョダロ/パキスタン”. [世界遺産] All About. 2022年5月20日閲覧。
  19. ^ 【動画】黄砂はどこから 万里の長城越えて行ってみた”. 西日本新聞me. 2022年5月20日閲覧。
  20. ^ Twitter (2015年10月9日). “How L.A. conquered an earthquake danger zone: Brick buildings” (英語). Los Angeles Times. 2022年5月18日閲覧。
  21. ^ レンガ造りの建物多く被害拡大か…24年前にトルコ調査した研究者「揺れへの耐性低い」”. 読売新聞オンライン (2023年2月8日). 2023年2月9日閲覧。
  22. ^ 【解説】トルコ大地震 「パンケーキクラッシュ」で被害拡大か 耐震基準“日本並み”も補強追いつかず…(日テレNEWS)”. Yahoo!ニュース. 2023年2月10日閲覧。
  23. ^ 村松貞次郎『日本近代建築技術史』彰国社、58頁。
  24. ^ わが国における鉄道用煉瓦構造物, p. 325–355.
  25. ^ 旧本庄商業銀行煉瓦倉庫―保存再生活用に関わる第一期報告書―(平成24年、早稲田大学建築学科)
  26. ^ 慶一, 宮谷 (2011). “煉瓦生産額上位府県と労働時間の分析並びに統計資料の調査対象に関する補足”. 日本建築学会計画系論文集 76 (663): 1003–1010. doi:10.3130/aija.76.1003. https://www.jstage.jst.go.jp/article/aija/76/663/76_663_1003/_article/-char/ja/. 
  27. ^ a b 郁奈, 和田 (2009). “江別市におけるれんがの主産地形成と生産維持体制”. 地理学論集 84 (1): 88–98. doi:10.7886/hgs.84.88. https://www.jstage.jst.go.jp/article/hgs/84/1/84_88/_article/-char/ja/. 
  28. ^ Brick Tax 1784 -1850” (英語). 2022年5月20日閲覧。



レンガ

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BUILD KING」の記事における「レンガ」の解説

もう一人主人公とんかち義弟で、屋賊身体の家を前以上にリフォームするなど建築腕前は彼よりもはるかに上。物心つく前からハンマー島住んでいたらしく、それ以前記憶がない。

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レンガ

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ディグダグ ディギング ストライク」の記事における「レンガ」の解説

ファイガの炎、ビックイ直撃もしくは超電磁ドリル破壊ができる。

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レンガ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 02:56 UTC 版)

ロードランナー」の記事における「レンガ」の解説

足場となる地形主人公レーザーガンで隣の足元のレンガを掘ることができる。敵はこれに落ちるとしばらく動けなくなるが、主人公は下に何も無ければこれを通過できる一定時間が経つと再生し作品によって時間異なる)、これに巻き込まれるアウトテクニック応用すれば、タイミングずらして掘ったりできる(通称時間差掘り)。

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