レンカ (歌手)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > レンカ (歌手)の意味・解説 

レンカ (歌手)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/28 14:54 UTC 版)

レンカ
2009年、Bumbershootで公演中のレンカ
基本情報
出生名 レンカ・クリパック
生誕 (1978-03-19) 1978年3月19日(46歳)[1]
オーストラリア
ニューサウスウェールズ州ベガ[2]
出身地 オーストラリア
ニューサウスウェールズ州シドニー
ジャンル
職業
担当楽器
活動期間 2008年 -
レーベル
共同作業者 デコーダー・リング英語版
公式サイト レンカ 公式サイト

レンカ・クリパック英語: Lenka Kripac1978年3月19日[1] - )は、オーストラリアシンガーソングライター[3]

The Show」がヒット曲として知られる。それ以前はオーストラリア国内で女優として活動しており、テレビドラマ映画などへ出演している[5]。2007年よりロサンゼルス在住[2][6]

来歴

チェコスロバキア出身[7]ジャズミュージシャンである父とオーストラリア人である母の間に生まれる[7]。その環境から幼少期にピアノトランペットを習うが、本人の意思によるものではなかった。ピアスを開ける交換条件として音楽テストの評価Bを取ることを約束し、その約束が果たされると同時に辞めてしまっているほどの音楽嫌いであった[7]。6歳までニューサウスウェールズ州、ベガに住んでおり、以降は家族で州都シドニーへ転居している[6]

経歴

演劇

10代からシドニーにある演劇学校に通い、ケイト・ブランシェットの演技指導によりその才能を開花させており、テレビドラマや映画などへの出演を果たしている[7]

音楽

デコーダー・リング

女優の道を進んでいたが、歌を伴う人物を演じる機会が訪れた。それを切っ掛けに音楽への興味が再燃し、デビューへ向けたデモテープの製作に取り掛かっている。共同制作者としてデモテープ製作に携わったエレクトロ・ロックバンドである「デコーダー・リング英語版」のドラマーからその才能を認められ、デコーダー・リングのボーカリストとして加入する事となった[7]。デコーダー・リングは2004年の映画「15歳のダイアリー英語版」(原題:サマーソルト)のサウンドトラックを製作。同作品はオーストラリア映画協会賞の作品賞など13部門において受賞、またその他の映画賞を受賞したことによりデコーダー・リングの知名度が一気に上昇した。2006年にはテキサス州オースティンで行われた音楽フェスティバルサウス・バイ・サウスウェスト」に出場し、その後全米ツアーを行っている[7]

ソロ

レンカはソロデビューを目指し、デコーダー・リングを2007年に脱退。ロサンゼルスへと移り住み、エピック・レコードと契約を交わしている。契約オファーが殺到したが、自身のビジョンへの理解とインディーレーベルのスピリットを感じたからだという[7]。また作詞作曲活動においては「ビョーク」、「バート・バカラック」、「ビートルズ」の影響を受けていると語っている[7]。2008年にファースト・ソロシングルとなる『The Show』をリリース。この曲は「コルビー・キャレイ」のヒット曲「バブリー」を手がけたシンガーソングライターである「ジェイソン・リーヴス」との共同作品となる[6][7]

ディスコグラフィー

アルバム

  • 2008年:Lenka
  • 2011年:Two
  • 2013年:Shadows

シングル

  • 2008年:The Show
  • 2008年:Trouble Is a Friend
  • 2008年:Gravity Rides Everything
  • 2009年:We Will Not Grow Old
  • 2009年:Knock Knock
  • 2009年:Don't Let Me Fall
  • 2010年:Roll With The Punches
  • 2011年:Heart Skips A Beat
  • 2011年:Two

デコーダー・リング

  • 2004年:Somersault
  • 2005年:Fractions

タイアップ

カヴァーアーティスト

脚注

  1. ^ a b “Lenka Kripac”. LucyWho.com. http://www.lucywho.com/lenka-kripac-t128312.html 2011年11月17日閲覧。 
  2. ^ a b “Lenka (レンカ) プロフィール”. HMV. http://www.hmv.co.jp/artist/biography/000000000400708/ 2011年11月17日閲覧。 
  3. ^ a b c d Leahey, Andrew. Lenka | Biography & History - オールミュージック. 2020年12月27日閲覧。
  4. ^ Elphick, Nicole (2020年3月7日). “What's on in Sydney: March 8 to 13”. The Sydney Morning Herald. Nine Entertainment Co.. 2020年12月27日閲覧。 “When indie pop songwriter Lenka...”
  5. ^ “Lenka Kripac”. IMDb. https://www.imdb.com/name/nm0471387/ 2011年11月17日閲覧。 
  6. ^ a b c d e “The Show by Lenka Songfacts”. SONGFACTS. http://www.songfacts.com/detail.php?id=15986 2011年11月17日閲覧。 
  7. ^ a b c d e f g h i j k l “SonyMusic レンカ”. SonyMusic. http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/ES/lenka/index.html 2011年11月17日閲覧。 
  8. ^ “Moneyball”. Sony Pictures. http://www.moneyball.jp/ 2011年11月17日閲覧。 
  9. ^ ももクロのオフショット満載、新アルバムMV企画のラスト飾る「The Show」”. 音楽ナタリー (2019年5月16日). 2020年2月18日閲覧。
  10. ^ ももいろクローバーZ / 『The Show』MUSIC VIDEO from「MOMOIRO CLOVER Z」 Short ver. - YouTube

外部リンク


「レンカ (歌手)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「レンカ (歌手)」の関連用語

レンカ (歌手)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



レンカ (歌手)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのレンカ (歌手) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS