王室旗
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スウェーデンの王室旗 (Kungl. flaggan)は、三ツ尾燕尾型の軍旗と同一のものである。ただし、通常の場合、その中央に、白い領域が設けられ、セラフィム勲章(英語版)の紋章が配置される。これは、スウェーデン王がスウェーデンの統治者であることを表している。スウェーデン王は、この王室旗の使用場所などを個人の裁量で決めることができる。
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スウェーデン国王と女王は、大きなスウェーデンの国章が配置された国王旗を使用する。また、国王と女王以外のスウェーデン王室の人間は、それよりも小さい国章の略章が配置された王室旗を使用する。また、国王が乗艦している艦船においては、大きなスウェーデンの国章と二つに分かれたペナントの旗が掲揚される。同様に、王位継承者が乗艦している艦船においては、小さい国章の略章と二つに分かれたペナントの旗が掲揚される。 スウェーデンの王国元帥 (スウェーデン語: Riksmarskalken)は、スウェーデンの王室旗に関する一連の決定を発表している。1987年4月6日の決定では、ストックホルムの王宮においてどのように王室旗を掲揚するかに関するルールであった。 大きな国章を配した王室旗は、国王が王国内にいる際に掲揚する。また、国家元首としての彼の義務を支持している。 小さな国章の略章を配した王室旗は、病気や外遊、その他の原因によって、国王がやむを得ず彼の義務を果たすことができなくなった場合に掲揚される。つまり、王位継承順の下で、王室の人達が国王の義務を臨時摂政として引き受ける。 "通常の"三ツ尾燕尾型の旗(国章無し)は、任命権を持っている王位継承権を持つ王室の人間がいない際に、政府の命令によって臨時摂政としてスウェーデン議会が国に奉仕する人を任命した際に掲揚される。また、三ツ尾燕尾型の軍旗は、任命権を持っている王位継承権を持つ王室の人間がいない際に、議長や、議長がやむを得ない不在の際には副議長が臨時摂政として任命された際に王宮に掲げられる。 現国王のカール16世グスタフは1973年から国王となっているが、通常の三ツ尾燕尾型の旗が王宮で掲げられたことが現在までに一度だけあった。これは、1988年7月2日から7月3日にかけてであり、国王はドイツのヴッパータールを私用で訪れていた。このとき、国王の叔父で王位継承権を持ち、公務を代行することができるただ一人の人物ハッランド公ベルティルは、フランスのサント=マキシム(英語版)を訪れていた。このため、政府は議会の議長・インゲムンド・ベントソン(英語版)に2日間、臨時摂政を務めるように命令した。 スウェーデンの国王旗 スウェーデンの王室旗
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王室旗
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「スウェーデンの旗一覧」の記事における「王室旗」の解説
旗使用期間使用状況解説 1943年—現在 国王の指揮を示す旗。陸上において用いられる。 スウェーデンの国章にも含まれており、金色のクロスパティーのデザインとなっている。 1905年—現在 国王又は女王の旗 旗の中央に国章が配置されている。旗尾は三叉。 1905年—現在 国王の旗。艦船に座上時に掲揚される。 旗竿側に国章が配置されている。 1905年—現在 王室の旗 勲章に囲まれた国章の略章が中央に用いられている。 1905年—現在 王室ではない臨時の摂政の旗。 軍旗に等しい。 1844年–1905年 スウェーデン=ノルウェー時代の国王の旗。 1815年-1844年 未承認ながらスウェーデン=ノルウェー時代の国王及び軍によって用いられていた旗。 正方形のカントン部は軍艦旗のデザインに同じ
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