木原一族とは? わかりやすく解説

木原一族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 08:01 UTC 版)

とある魔術の禁書目録の登場人物」の記事における「木原一族」の解説

木原 数多(きはら あまた) 詳細は「#木原数多」を参照 木原 幻生(きはら げんせい詳細は「とある科学の超電磁砲#木原幻生」を参照 テレスティーナ=木原ライフライン(Therestina=Kihara=Lifeline詳細は「とある科学の超電磁砲#テレスティーナ」を参照 木原 那由他(きはら なゆた) 詳細は「とある科学の超電磁砲#木原那由他」を参照 木原 乱数(きはら らんすうバゲージシティ制圧のために投入された木原一族の一人茶髪若い男性。「木原」としてはスタンダード人物で、軽薄な口調残虐非道な性格持ち主作者曰く一族内のランキングは中の下。 「体験」を司る化学物質研究者で、専攻世界平和世界的なスポーツ国際大会など共通する条件の下で興奮快楽包まれている間は、民族思想国境といった問題から解き放たれ一体感包まれる事に着目し、それを人工的に作り出す研究行っている。 第五位のファイブオーバーシリーズの派生研究開発され脳内分泌物と同じ効果を持つ微粒子カビ乗せて空気中にばら撒き人間精神操って幻覚見せる事を得意とする。風や温度変化静電気などを利用したプログラム微粒子流れ操り、望む方向にばら撒いたり、安全地帯作る事も可能。本来は一つ感情操作する事を得意としており、特定のコマンドターゲット行動範囲絞ってから銃や刃物確実に仕留めるという攻撃基本だが、複数人間相互に影響及ぼし合う非常に複雑な体験」まで作る事ができる。 反学園都市の上層部を皆殺しにした後、暇潰しとしてウェイスランドを幻覚の中で弄んでいた所、似たような幻覚使いであるウートガルザロキ魔術掛け返されてしまい、双方幻覚無限ループ囚われ相討ちとなった木原 円周(きはら えんしゅうバゲージシティ制圧のために投入された木原一族の一人年齢中学生ぐらい、左右にお団子結った黒髪に、統一感のないセータースカートといった服装で、オドオドとした雰囲気大人しい小柄な少女。紐で首から提げスマートフォン小型ワンセグテレビなど複数携帯端末機器で、半自動的にハッキング行っている。 仲間意識を口にしたり他人の身を案じるなど木原一族らしからぬ言動目立ち、「木原」が足りない評されるが、頭の良さだけならトップグループに属する。幼少期、木原一族を妬む者に誘拐監禁されていた時期があり、その間一切教育を受けなかったために九九出来ずカタカナ書けないが、部屋中にあったあらゆる物から独自に科学学んで誘拐犯殺害善悪区別なくそれらを行使するという純粋かつ最悪存在になってしまった。 本来の専門は「学習装置とされる。彼女自身那由他加群とは違う意味で不足している「木原」を思考パターングラフ化することで補っており、戦闘ではそのパターンカードゲームデッキのように組み合わせて使う。パターン中には木原」だけでなく「上条当麻」なども含まれる。この戦法は「プログラム人間誘導される状況に陥ってしまう危険があり、円周クラス人間なければ使いこなせない。 バゲージシティでは関係者虐殺していたが、「戦闘パターン分析100%完璧ではない」「同じデッキ使っていても、戦闘でどのカードを切るかは円周自身決定している」という2つ弱点を鞠亜に突かれ自分自身戦闘パターン逆転狙ったが、これまでの戦闘用いたパターン使い方から「木原円周デッキ」のパターンまで読まれていたため敗北気を失った状態で拘束されそのまま学園都市民間委託少年院収監される。以後はアレイスターの「原形制御」により認識操作され少年院留まり続けながら、文明4、5回は滅ぼせるような数式組み上げている。唯一協力要請され脳幹パターン組み上げるが、「魔術」の解析をしたことで意識失って倒れた木原 病理(きはら びょうりバゲージシティ制圧のために投入された木原一族の一人。「諦め」を司る研究者一族中でも上位位置する車椅子乗っている女性で、眼窩暗い影覆われたように描かれることもある。相手諦めさせることに意義見出している。 相手自分倒して安心したところを襲うため、「わざと倒されるように」体を段階分けて調整している。変形機能備えた戦闘用車椅子、足に装着した虎を蹴り殺せるまでに脚力上昇させる駆動ギプスなど、身体を外から強化する複数の手段を備えているだけでなく、体内を「未元物質」によって改造しており、心臓潰されようがコマンド一つ生還しUMA推測構造元に肉体自由自在に変貌させる。作中ではスカイフィッシュ構造再現した腕による超音速投擲イエティ豪腕ネッシーによる巨大な首長竜への変身など発動し指先リトルグレイの脳を創り出せば異能力〜強能力程度の「念動能力」も使用できる。ただし、「未元物質」による肉体変化使いすぎると自分本来の姿見失ってしまう恐れがあるため、めったに使用しない加えて、あくまで「科学的な攻撃想定して変形段階踏んでいるため、そのの外から奇襲されると「何度も変身して徐々に強くなっていく戦闘シナリオ」が台無しになってしまう。 マリアン円周それぞれ撃破されるも悉く平然と生き残っており、円周倒し安心しきった鞠亜達を「諦めさせる」べく襲撃しようとする。しかし、かつて「諦めさせた」はずの加群襲撃を受け、自分が対応できない魔術」のために仕込み機能せず、相打ちとなって殺害された。 木原 加群(きはら かぐん) 詳細は「#木原加群」を参照 木原 唯一きはら ゆいいつ) 木原一族の一人である若い女性既製品リクルートスーツ白衣着用一国指導者程度では閲覧できない情報を得る権限有している。本来はかなり荒っぽく話すようだが、普段丁寧な口調会話する。同じ木原である脳幹のことを「先生」呼び尊敬している。脳幹依頼受けた際にはサポート役として動いている。 非常に優秀な科学者で「滞空回線」を起爆する横紙破り」などを開発している。また身体能力高く、「打点複数設けることで体内伝播する衝撃同士をかち合わせ血管内を移動する血液気泡与えて死を招く」という数多体術元になった技術を使う。また体内取り込んだ弱毒化サンジェルマンウイルスによって炭素操作魔術シャンボール」も使用できる。 「ナチュラルセレクター」での戦闘終了後バゲージシティ訪れ、サイエンスガーディアン側の敗北告げる。一端覧祭前夜には「木原」の総意垣根伝え、「暗闇の五月計画」を応用して自身知的好奇心薬味植え付け、「人的資源」を陰で操っていた。デンマーク魔神包囲網では郭夜にS5の使用要請行った脳幹上里交戦し瀕死の重傷負った時には彼の遺言聞き既存の「木原」を超えた唯一」の存在になることを誓い、彼を傷つけたあらゆるものを一掃するために行動起こす少年院収監され円周の元を訪れ対魔術式駆動鎧」と「理想送り」の情報入手し上里が通う中高一貫校へファイブオーバーOS利用して明日香変装し潜入する。そして上里右手切断しサンプル=ショゴス使って自らの右腕接合弱毒化サンジェルマンウイルスを利用して右手宿るモノ認識狂わせて理想送り」を手に入れる。その場居合わせた去鳴や上条とも交戦し追い詰めていったが、「対魔術式駆動鎧」を装備した美琴阻まれ重傷負ったその後、アレイスターとの接触経てエレメント学園都市全域解き放ち、これを利用した自分専用のA.A.A.を開発右手奪われ復讐燃え上里を「窓のないビル」で迎え撃ち序盤圧倒されたかのような演技をしてロケットエンジンブースターがある場所まで彼らを誘い込み上里勢力少女達を守る決断をした彼を自らの意思で「消滅」させ、上里の物だった右手人質にして彼の帰還ちらつかせることで上里勢力のほぼ全員手中に収める少女達へ自分に刃向かった上条を殺すように命じ自分逆らえないのをいいこと散々挑発的な言動重ねていたが、上里帰還と共に少女達から反旗を翻され、その後消息不明。 「少数派であるが故にアレイスターの「原形制御」から逃れられない」という「木原」の弱点克服するために「全人類を『木原』にする」という実験平行して行っており、目的達成には至らなかったが上里勢力に対して木原」の残虐性植え付けることには成功している。 木原 脳幹(きはら のうかん) 声 - 速水奨 木原一族に数えられるゴールデンレトリーバー演算機を取り付けただけのものだが、人語介し言葉を話すことが可能で、推定80年上の寿命を持つ。愛煙家ロマンチスト本質的に血族には縛られないという木原一族の一端表している。であるにも関わらず各部へのコネクション影響力が強い。現存する木原一族の中では最古に当たり、今はもう亡き木原一族の始祖である7人によってただのから知性を持つ存在となった。 木原一族ではあるが、それなりに倫理観持っており、導き出された「木原」の答え確かめ、7人の始祖始めたタスク閉じる事を使命とする。同じ木原である唯一から「先生」呼ばれ慕われている。「感傷」を知る稀有な「木原」であり何らかの答え」に至った加群には一目置いており、彼が学園都市去ってからもその頼み夜回り続けている。ただし、加群教え子のうち自分さんざんな目に合わせた鞠亜のことは「天敵」と評するほどに苦手。科学サイドながら魔術、さらに「魔神」についても把握しており、アレイスターの過去についても知ったうえで彼の甘さ人間らしさ好感覚えている。 アレイスターの秘奥を扱う精鋭の兵であり、科学の街の真髄どころか、そこからはみ出た魔術サイドの事まで理解して連携を可能とする唯一無二存在として、「対魔術式駆動鎧(アンチアートアタッチメント)」を装備し前線赴く。アレイスターらの思惑反す行動をとった者たちを内々始末しているが、本来の役割レディリー=タングルロード、フロイライン=クロイトゥーネエイワスといった者たちに対す安全弁として機能し彼らを叩き潰すというものである目下仮想敵は「魔神」。その戦闘力は非常に高く万全の状態の「魔神」の一柱ゾンビ」を倒すほどである。 僧正との戦いの後自分捨石とされたことを悟りながらも、上条との交戦重傷負った上里前に立ちふさがる。「対魔術式駆動鎧」が「理想送り」で消失させられてしまうが、「この世界で生きて死ぬ」とただのとして立ち向かい滅多打ちにされて瀕死の重傷を負う。自分倒れることが唯一イレギュラーである上里倒させるための一手であることを理解し救命措置コールドスリープ状態に入る前に唯一鼓舞し意識失った数日後冥途帰し治療によって回復し、アレイスターに呼ばれた彼とエジプトにいるリリス元に向かい、アエティール・アバターに襲撃受けた後はイギリスでアレイスター達と合流、A.A.A.を装備して本来殲滅対象であるイギリス側魔術師共闘コロンゾン最前線戦った学園都市への帰還後オペレーションネーム・ハンドカフスでは下水道内部少女を救うために楽丘と交戦負けたふりをして下水飛び込みコロンゾン肉体取り憑いたアレイスターと合流し魔術撃滅再開する29日には一旦学園都市帰還して、自分が「ハンドカフス」の時に行った死んだふり作戦が、リサコ端数操られる原因一端になった事から、借りを返すべく上条浜面協力して幽霊化した端数と戦う。 『超電磁砲』には、自殺志願者相談に乗る都市伝説「喋るゴールデンレトリバー」として登場木原 相似(きはら そうじ) 外伝とある科学の未元物質』に登場する木原」の青年。本来の専門傷んだ肉体代替するサイボーグ技術で、医療用人工臓器研究者であるが、「心を代替させる」事で自分命令信条だと思い込ませる洗脳技術を持つ。 一方通行が脳を損傷した事を受け、9月上旬に「DA」の中でもタカ派である「DAアラウズ」を洗脳して杠を誘拐させ、彼女に調整施して一方通行の力を再現しようとした。洗脳し超能力者互角戦闘力発揮できるようにした杠と垣根戦わせデータ得ようとしたが、常識通用しない「未元物質」により計画失敗。なおも諦めなかったが、「未元物質」によって細胞を砂へと変化させられた事で肉体崩れ去り死亡する木原 端数(きはら はすう) マッチ棒のように痩せ細った木原」の老人男性で、アンドロイド・レディバードの開発者。青いつなぎの上白衣羽織っている。様々な暗部」のネタ追ってきたベニゾメをして「ちょっと大物過ぎる」というほどの有力者レディバードにはアンドロイド研究進めば人体実験必要なくなると語っていたが、「置き去り」を実験台にしようとするなど、本性は「木原」らしく非情かつ悪趣味オペレーションネーム・ハンドカフス際しレディバードと共に学園都市外に脱出試み、各学区警備員達と激戦繰り広げるカキキエ隧道フリルサンド#G無力化すると、レパトリ手を組んで共に都市外への脱出提案するが、その際実験台として「置き去り数名身柄要求したため決裂レディバードレパトリ殺させると、「置き去り」を守ろうとする浜面始末しようとするレディバード浜面敗北した時は呆然としつつも課題改善点考察し生き延びて次世代機を開発するため「ニコラウス金貨」で起死回生狙い浜面拳銃爆発させる」ように祈るが、予測していた「機関部破裂ではなく引き金引かず弾丸発射される」という現象起き、弾が当たった胃袋破裂して漏れた胃酸で5分以上も苦しみ抜いて絶命した。 だが、フリルサンド#G技術参考に自らの意思人工幽霊として復元する事に成功上層大気地磁気との相互作用利用してダイナモ説と自分接続し地球中心核破壊しなければ滅ぼせない存在になろうと画策するフリルサンド#Gとは基本的な構造こそ同一だ細部異なっており、カキキエ隧道誤作動制御して風景全体地形材質そのもの干渉して操る能力持ち火打石と同じ原理チェーンソー接触した物体の中から炭素吸い寄せ火花起こすと共にターゲットからは炭素抜いて強度脆くし、「禁忌」内に元々ある物に限りあらゆる物体チェーンソー叩き切り、砕いて破片散弾のように射出する事が可能。副次的ある程度は物を掴む事もできる特性備えるが、カキキエ隧道との相性問題調整できるように機能いくつか切った事で、電気的に説明できる物理現象以外の致死性捨て去っており、現状では「禁忌」の外に出ると高圧電流暴走して街(実験材料)ごと焼いてしまうという欠陥抱え電磁波などに対す脆弱性そのまま残っている。 接続までに必要な作業リサコ憑依する形で行っており、彼女を救おうとするフリルサンド#Gを「禁忌」から排除するが、同じ理由から「禁忌」に駆けつけ上条浜面ソダテ脳幹、そしてメルザベスが修復したレディバードによって押されていき、メルザベスに挑発され意識逸れた一瞬突かれ一方通行派遣していたクリファパズル545リサコ奪還されてしまう。そしてリサコが優しい力を望んだ事で憑依できなくなって虚数学区へと追放され研究続けられないまま霧散するという恐怖感じながら、学園都市総意受けて現れ風斬矢来刺されて完全に消滅させられた。 ドレンチャー=木原=レパトリドレンチャー=きはら=レパトリ幽霊という分野にまでメスを入れた「木原」の青年研究者地味な色のサファリジャケット着た探検家のような出立ちで、アウトドア用のwebカメラを頭に固定している。「人工的に幽霊作る」という研究フリルサンド#G開発した複数大型トレーラー形成される小さな」で、50人以上の置き去りの子供達の面倒を見ている。「木原」を名乗り暗部」になりきったのは「置き去りの子供を闇の中から救うという目的のためであり、子供達にはモーションセンサー装着させてフリルサンド#G存在確立させるために利用しているが、非道な実験行い犠牲を出すようなことはしていなかった。 「工場否定」と交渉して偽造パスポート製造約束させたが、ベニゾメ襲撃によって入手失敗したため、「暗部」でありながらスリルより平和を求め浜面保険としてカキキエ隧道情報与え子供達載せたトレーラー伴ってカキキエ隧道からの都市外への脱出試みる。そこで端数によって最大戦力フリルサンド#G無力化され、彼から一緒に脱出することを提案されるが、条件に「置き去り」の実験材料としての提出挙げられたため拒絶端数発砲するが、レディバード銃弾跳ね返され上半身被弾し致命傷を負う。最期の瞬間まで子供達の心配を続け浜面に彼らを託して息を引き取った木原 平均(きはら へいきん木原研究者心理学的アプローチ一環として尾行技術習得していたが、完全に公私混同させる悪癖からストーキング常習犯でもあった。これによって楽丘家を苦しめたが、追い詰められのどかによって殺害され証拠隠滅のために邪魔な死体は豊富が完全に解体して捨てられた。

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木原一族(きはらいちぞく)

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学園都市 (とある魔術の禁書目録)」の記事における「木原一族(きはらいちぞく)」の解説

歪んでいるものの正真正銘天才数多く輩出する」科学者一族。単に「木原」とも呼ばれ学園都市暗部にも深いかかわりを持つ。個々生死について不明だ5000名が一族として名を連ねる

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