フェリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/17 09:10 UTC 版)
船体構造
- 旅客専用フェリーの構造
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- カーフェリーの構造
カーフェリーの最も特徴的な他船との構造上の違いは、船体内部に1層から3層程度の広い車輌甲板を持ち、大きなランプウェイ(斜路)を備えることである。運搬される車輌は、船の前後部や左舷に1-3つ程度備えられたランプウェイを自走して車輌甲板内に入り、搭載される。
中・大型のカーフェリーで船首ランプウェイを持つもの(RO-RO船)は、波浪が直接ランプウェイに当たって破損されるのを防ぐために、バウバイザー(Bow visor)と呼ばれる装置が船首部に備わっている船が多い。船首ランプウェイを持つ場合でも小型で航路が短いものではバウバイザーを備えず、荒天時には運休することで対応する船もある。
多くのカーフェリーでは、船首と船尾、または船首近くと船尾近くの左舷側にランプウェイを持つことで、車輌甲板内での自動車の前後方向を転換するという時間と手間の掛かる方法を避けて、車輌用の入口と出口を両方備えることで車輌甲板内では一方通行で済むようにしている。さらに、小型で航路長が極めて短いルートの船では、ランプウェイを船首と船尾の両方備えるだけでなく、スクリュー・プロペラと舵を船の前後に備え、さらに操船用のブリッジも2箇所に持つことで、接岸時の船の転回の必要をなくしているものがあり、このような船は「両頭カーフェリー」と呼ばれる[10]。
- トレインフェリーの構造
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注釈
出典
- ^ Cambridge Dictionary
- ^ Oxford Dictionary
- ^ 池田良穂著「図解雑学 船のしくみ」ナツメ社 2006年5月10日初版発行 ISBN 4-8163-4090-4
- ^ ※2015年現在、日本長距離フェリー協会には8社が加盟している。
- ^ a b c フェリーの歩み 商船三井
- ^ a b 復権?長距離フェリーに新船続々 景気回復追い風、安全輸送で再評価 産経ニュース、2015年4月22日
- ^ a b c d 池田良穂著 『内航客船とカーフェリー』 成山堂書店 2008年7月18日新訂初版発行 ISBN 978-4-425-77072-4
- ^ モーダルシフトについて 日本長距離フェリー協会
- ^ フェリーの今 商船三井
- ^ 池田良穂著 『内航客船とカーフェリー』 成山堂書店 平成20年7月18日新訂初版発行 ISBN 9784425770724
- ^ オーランド諸島 - フィンランド大使館・東京 : フィンランドについて : オーランド諸島
- ^ Smyril Line公式サイト(英語)
- ^ ICEごとフェリーに乗ってデンマークへ! ドイツ旅行記 STW
- ^ Scandlines公式サイト(英語)
- ^ Berlin Night Express公式サイト(英語)
- ^ https://www.corsicalinea.com/reserver/les-traversees/marseille-la-corse
- ^ https://www.lameridionale.fr/rubrique/nos-traversees-26.html
- ^ a b https://www.corsica-ferries.fr/traversees/corse-ferry/
- ^ Brittany Ferries公式サイト(英語)
- ^ European cruises LD Lines公式サイト(英語)
- ^ P&O Ferries公式サイト(英語)
- ^ 若勢敏美 (2016年1月11日). “売れない日本の中古船 フェリー会社のビジネスモデルに異変”. 乗りものニュース 2016年6月26日閲覧。
- ^ Conventional Ferries - Our Fleet - Hellenic Seaways(英語)
- ^ Trasmediterranea公式サイト(英語)
- ^ 中国鉄路・渤海鉄道フェリー会社の公式サイト(簡体字中国語)
- ^ スターフェリー公式サイト(繁体字中国語・英語)
- ^ TTライン・カンパニー公式サイト(英語)
- ^ インターアイランダー公式サイト(英語)
- ^ ストレイト・シッピング公式サイト(英語)
- ^ 我が国船社が運航する外航クルーズ船一覧 p8 - 国土交通省
- ^ パンスターライン、釜山~大阪路線でクルーズ船運航 - 聯合ニュース
- ^ 外航旅客定期航路事業運航状況 - 国土交通省
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