おりんぴあ どりーむ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/25 02:08 UTC 版)
おりんぴあ どりーむ | |
---|---|
新岡山港に接岸するおりんぴあ どりーむ
|
|
基本情報 | |
船種 | フェリー |
船籍 | ![]() |
所有者 | オリックス |
運用者 | 国際両備フェリー |
建造所 | 藤原造船所 |
姉妹船 | おりんぴあ どりーむせと |
船級 | JG |
信号符字 | JD2113 |
IMO番号 | 8998526 |
MMSI番号 | 431402019 |
経歴 | |
起工 | 2004年10月16日 |
進水 | 2005年5月7日 |
竣工 | 2005年 |
就航 | 2005年6月 |
要目 | |
総トン数 | 967トン |
載貨重量 | 248.1トン |
全長 | 66.03m |
全幅 | 14.70m |
深さ | 3.90m |
喫水 | 2.94m |
満載喫水 | 2.95m |
機関方式 | ディーゼル |
主機関 | 新潟原動機 |
推進器 | 5翅固定ピッチペロペラ×2軸 |
出力 | 1,600ps×2基 |
最大速力 | 15.77ノット |
航海速力 | 14.0ノット |
航続距離 | 700海里 |
旅客定員 | 500名(1.5時間未満) |
乗組員 | 10名 |
車両搭載数 | 普通乗用車60台またはバス9台 |
[1] |
おりんぴあ どりーむ (OLMPIA DREAM) は、日本の海運会社国際両備フェリー株式会社(旧両備運輸株式会社→両備ホールディングス株式会社→両備フェリー株式会社 本社:岡山県岡山市)が運航する、内航旅客船兼自動車輸送渡船(カーフェリー)。2005年(平成17年)6月10日から、新岡山港(岡山県)~小豆島(土庄港・香川県)間の運航を開始した。普段は新岡山港に係船されており新岡山航路の代船や臨時便として活躍する。
概要
九州新幹線「つばめ」をはじめとするJR九州の車両や、岡山電気軌道の路面電車「MOMO」のデザインで知られる水戸岡鋭治がトータルデザインを担当した。水戸岡の船舶に関係するデザインでは、JR九州高速船のジェットフォイル「ビートル」シリーズが知られているが、トータルデザインは初となる。 おりんぴあ どりーむせとも水戸岡氏がデザインを担当した。
瀬戸内海を航行するこのクラスの船舶としては珍しく、車両甲板から展望甲板まで、4層の甲板を持つ。これは、同航路に就航する「にゅうおりんぴあ」(1988年就航)のデザインを受け継いでいる。3階は、ブランコや、メリーゴーランド、ボルタリングが設置されている。[2]
船体には、ギリシャ神話に登場する「トリトン」が描かれている。ちなみに、「にゅうおりんぴあ」「おりんぴあ どりーむせと」には、「ポセイドン」が描かれている。同社のカーフェリーには、第1船の「おりんぴあ」(初代・1964年就航)から、ギリシャ神話に登場する獣神が描かれており、これが伝統となっている。
脚注
- ^ 新造船の要目データベース おりんぴあ どりーむ - 海技研Web 「船と海のサイエンス」 Vol.15
- ^ “おりんぴあどりーむ船内施設 - 国際両備フェリー | 高松・岡山から、小豆島へ” (英語). 国際両備フェリー | 高松・岡山から、小豆島へ - 豊かな自然とグルメが魅力の小豆島へ、岡山・高松から楽しい船旅を。移動中もワクワクが止まらない遊び心満載の船内施設で、瀬戸内海の多島美を心ゆくまでご堪能ください。 (2024年5月13日). 2025年1月25日閲覧。
関連項目
外部リンク
おりんぴあ どりーむ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 04:05 UTC 版)
「国際両備フェリー」の記事における「おりんぴあ どりーむ」の解説
2005年6月就航。967総トン。全長66.03m、全幅14.70m、出力3,200馬力、航海速力14ノット。
※この「おりんぴあ どりーむ」の解説は、「国際両備フェリー」の解説の一部です。
「おりんぴあ どりーむ」を含む「国際両備フェリー」の記事については、「国際両備フェリー」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- おりんぴあ_どりーむのページへのリンク