ボレアース宗谷とは? わかりやすく解説

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ボレアース宗谷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/17 15:34 UTC 版)

ボレアース宗谷
鴛泊港に接岸中の「ボレアース宗谷」
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本
所有者 東日本海フェリー
ハートランドフェリー
運用者 東日本海フェリー
ハートランドフェリー
建造所 内海造船瀬戸田工場(680番船)[1]
姉妹船 フィルイーズ宗谷(準同型船)[1]
航行区域 沿海[1]
船級 JG[1]
IMO番号 9278832
経歴
起工 2002年6月17日[1]
進水 2002年12月4日[1]
竣工 2003年4月23日[1]
就航 2003年5月
現況 就航中
要目
総トン数 3,578トン[1]
載貨重量 (計画)633トン、(夏期)704トン [1]
全長 95.70 m[1]
垂線間長 85.00 m[1]
全幅 15.00 m[1]
深さ 5.40 m[1]
喫水 4.081 m[1]
満載喫水 4.00 m[1]
機関方式 ディーゼル
主機関 ダイハツ 8DKM-28 2機[1]
推進器 5翼固定ピッチプロペラ 2軸[1]
最大出力 4,700 kW[1]
定格出力 4,000 kW[1]
最大速力 20.428ノット[1]
航海速力 19.7ノット[1]
航続距離 1,400海里[1]
旅客定員 500名(夏期632名)[1]
乗組員 18名[1]
車両搭載数 8トントラック21台または乗用車66台
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ボレアース宗谷(ボレアースそうや)は、ハートランドフェリーが運航しているフェリー。船名はギリシア神話の北風の神ボレアースに由来する[2]

概要

内海造船瀬戸田工場で建造され、2003年5月に就航した。ハートランドフェリーへの社名変更後は、「H」をかたどった社章をベースにした濃藍の基本色にナナカマドをイメージした赤色の塗装に変更。

航路

利尻・礼文航路

サイプリア宗谷アマポーラ宗谷と本船の3隻で運航する。

設計

フィルイーズ宗谷の設計を基に、船舶構造規則の改正への対応と、バリアフリー機能の強化などを行った準同型船で、高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律(交通バリアフリー法)に基づいて作成された鉄道・運輸機構の旅客船バリアフリー設計マニュアルに準拠したバリアフリー高度化船である。通常の船内設備に加えて、高齢者や身障者に対応した客室、多機能トイレ、車いす対応エレベーターなどのバリアフリー設備を備える[2]

船内

船室

  • 特別室(1室)
  • 一等 - ラウンジ席、和室(1室)
  • 二等 - イス席、座敷席、優先席(バリアフリー対応)

設備

  • 案内所
  • 売店

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x 新造船の要目データベース」『海技研ニュース 船と海のサイエンス』第7巻2004年冬号、海上技術安全研究所、2006年、22頁、2018年5月15日閲覧 
  2. ^ a b 「こだま=東日本海フェリー バリアフリーの新造船「ボレアース宗谷」を公開」.『北海道新聞』.2003年4月30日付朝刊、25面。

外部リンク


ボレアース宗谷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 14:26 UTC 版)

ハートランドフェリー」の記事における「ボレアース宗谷」の解説

2002年6月竣工2003年5月就航。3,578総トン全長95.70m、幅15.00m、出力4,700kW、航海速力19.7ノット最大20.4ノット)。

※この「ボレアース宗谷」の解説は、「ハートランドフェリー」の解説の一部です。
「ボレアース宗谷」を含む「ハートランドフェリー」の記事については、「ハートランドフェリー」の概要を参照ください。

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