アマポーラ宗谷とは? わかりやすく解説

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アマポーラ宗谷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/25 03:28 UTC 版)

アマポーラ宗谷
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本
所有者 ハートランドフェリー
運用者 ハートランドフェリー
建造所 内海造船瀬戸田工場
航行区域 沿海
船級 JG
信号符字 JD4672
IMO番号 9859870
MMSI番号 431014401
経歴
起工 2019年5月
進水 2019年9月27日
竣工 2020年1月24日
就航 2020年2月4日
現況 就航中
要目
総トン数 4,280 トン
全長 96.55 m
全幅 15.00 m
深さ 5.50 m
喫水 4.10m
満載喫水 4.0 m
機関方式 ディーゼル
主機関 ダイハツ 6DCM-32e 2基2軸
出力 2,648kW×2
航海速力 19.45ノット
旅客定員 495名(夏期550名)
乗組員 18名
車両搭載数 8トントラック21台または乗用車53台
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アマポーラ宗谷(アマポーラそうや)は、ハートランドフェリーが運航しているフェリー

概要

フィルイーズ宗谷の代船として内海造船瀬戸田工場で建造され、2020年2月4日に稚内 - 利尻・礼文航路に就航した。[1]本船の就航により、フィルイーズ宗谷は2019年10月31日に引退、フィリピンへ海外売船された。船名は 利尻島に自生する 「リシリヒナゲシ」にちなみ、 ヒナゲシのスペイン語より命名[2]。塗装は「H」をかたどった社章をベースとした日本海を表す濃藍とリシリヒナゲシの花をイメージした黄色のデザインを施した。

航路

利尻・礼文航路

ボレアース宗谷サイプリア宗谷と本船の3隻で運航する。

設計

船型は2機2軸2舵で球状船首およびスプリット型船尾を採用し、船首には流氷対策として、アイスナイフを装備する。

船内

  • 内装は髙島屋グループの髙島屋スペースクリエイツが手がけた[3]
  • バリアフリーに配慮し車両甲板から客室に直通するエレベーターや車椅子のまま使用可能な優先椅子席を設置し、本船の就航により利礼航路全船がバリアフリー対応となる。
  • 利礼航路初の設備として、ペットルームや1等展望室「アイランドビューシート」を新設した[4]
  • 北海道庁とポケモン共同による「北海道だいすき発見隊」事業の一環として、フェリー業界では初めてポケットモンスターを内装に採用しキッズルームとベビールームの内装に同事業のシンボルとなっているロコンを基調としたデザインを施した。

船室

  • 特別室「プレミアムブルー」「プレミアムオーシャン」(2室 Bデッキ)
  • 一等 - アイランドビューシート・和室(Bデッキ)
  • 二等 - 指定席(Bデッキ・椅子席)、座敷席・優先席(椅子席・バリアフリー対応)・甲板ベンチ席(Cデッキ)
  • トラック・バスドライバー室(和室)
  • 添乗員室(和室 作業用テーブル・鏡付き)

設備

いずれもCデッキ。

  • 案内所・売店
  • サロンスペース
  • キッズルーム
  • ベビールーム
  • ペットルーム

外部リンク

脚注

  1. ^ 【プレスリリース】2020年2月4日 利尻島・礼文島航路に新造船「アマポーラ宗谷(Amapola Soya)」デビュー”. ハートランドフェリー. 2020年4月24日閲覧。
  2. ^ 就航船舶のご紹介”. ハートランドフェリー. 2020年4月24日閲覧。
  3. ^ 実績”. 高島屋スペースクリエイト(株). 2020年4月20日閲覧。
  4. ^ 【プレスリリース】2020年2月4日 利尻島・礼文島航路に新造船「アマポーラ宗谷(Amapola Soya)」デビュー”. ハートランドフェリー. 2020年4月24日閲覧。

アマポーラ宗谷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 14:26 UTC 版)

ハートランドフェリー」の記事における「アマポーラ宗谷」の解説

2019年9月27日進水2020年2月4日就航。4,250総トン全長96.50m、幅15.00m、速力19.1ノット

※この「アマポーラ宗谷」の解説は、「ハートランドフェリー」の解説の一部です。
「アマポーラ宗谷」を含む「ハートランドフェリー」の記事については、「ハートランドフェリー」の概要を参照ください。

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