大阪まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:18 UTC 版)
新田 翔(にった しょう) 父と共に東京を目指す少年。日本での惨劇を目の当たりにした為、笑顔を失っている。戦いに出向いた父を追って、幸恵と共に明たちを追いかけてきたが、そこで父の無残な姿を見てしまう。後に明の友達となる。父親を喪った後は、幸恵が面倒を見ている。 明がニセ雅(西山)との戦いに決着をつけて大阪を離れる際、去り行く明に泣きながらも笑顔を見せた。 新田 豪(にった ごう) 翔の父親で長髪の男性。半年前の事件で東京に旅行に行ったきりとなっている妻を探す為、同じく東京を目指す人間たちと親子揃って旅をしている。その後トンネルの人々とニセ雅のアジトへ向かい、途中明が敵から奪った銃を装備してニセ雅によって外に放たれた肉食獣に応戦するが、吸血鬼の集団に襲われて血樽に入れられてしまう。その後、明に助けられるが、既に手の施しようのない状態のため、明に介錯され死亡する。遺品のコートは明がそのまま着用した。 米山 太一(よねやま たいち) 新田親子と共に東京へ向かっていた中年男性。通称「ヨネさん」。ギャンブル狂だったため妻に逃げられてしまい、今の世の中なら許してもらえるのではと妻を探しに東京に向かう。その後トンネルの人々とニセ雅のアジトへ向かうが、左肩を弓矢で負傷。片腕が塞がっている為、マシンガンもろくに撃てず、外に放たれた肉食獣達から逃走して橋にぶら下がってやり過ごしていたところを巨大なワニに襲われ、右腕だけを残して捕食された。 岩田(いわた) トンネル要塞のリーダー。太い眉毛と頭に巻いたタオルが特徴の男性。幸恵曰く、リーダーの地位は如何わしいことをして手にしたらしい。ニセ雅(西山)と交渉していたため地理に詳しく、釘バットで吸血鬼を倒すなど一般人にしては戦闘力もある。 また、仲間の特技を把握していたり、キリンの凶暴さを知っており仲間に刺激しないように注意を促す、仲間が弱気になると檄を飛ばし味方を鼓舞するなど作中では随所でリーダーシップを発揮している。 明達がトンネル要塞に訪れた際には、彼に要塞内の人間を皆殺しされない代わりに毎週一人生贄を差し出すことを強要されていることを伝える。彼と共にニセ雅のアジトへ向かい、仲間と共に吸血鬼や肉食獣と戦う。 幸恵(さちえ) 吸血鬼達への生贄として差し出される事になった女。生贄に選定された理由は、自らの保身の為に男と寝て風紀を乱した事が岩田によって語られている。 明達がトンネル要塞に訪れた日に生贄として差し出されそうになるも、雅の情報を得て戦う決意をした明に助けられる。ニセ雅(西山)との戦いの後は明に翔を任される。
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