無所属の“徒”とは? わかりやすく解説

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無所属の“徒”

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 09:25 UTC 版)

紅世の徒」の記事における「無所属の“徒”」の解説

“屍拾いしかばねひろい)”ラミー[Lamies] 声 - 清川元夢 “紅世の徒”炎の色深緑初登場II巻風格ある痩身老紳士の姿をしている。この姿は自身の姿ではなく寄生しトーチの姿である。 ある事件この世から失われた大切な絵を復元するため、膨大な存在の力”を集めている。ただしフレイムヘイズ討滅対象になることを避けるため、人間決して喰らわず、他の“徒”が作った消えかけのトーチのみを対象に“存在の力”を集め、またトーチ寄生することで力の消耗抑えこの世バランス極力気を使っている。 なお、ラミーはただの“徒”であり、大規模な存在の力”は統御できないため、長い年月をかけて集めた存在の力”を毛糸玉編み上げ持ち歩いている。彼を討滅すると逆に集められ膨大な量の“存在の力”が制御失い世界バランスを崩す可能性の方が高いとされるこの世渡り来た当初は他の“徒”と同様、餌として人間を喰らい遊び感覚放蕩していたが、ドナートという人間交友深めた後、紆余曲折経て大切な絵を復元することを目的行動するうになる性格は非常に思慮深くシャナとの関係に悩む悠二に様々な助言与えたまた、冷静沈着性格でもあり、討滅するために現れマージョリーに対して大し動揺せず、シャナマージョリーを討つ機会与えるために自ら囮になったりした。 トーチから“存在の力”を集めたり追跡逃れるため多くダミー配置したり、わずかな動作特定の人物だけを眠らせたりと言った技巧優れ自在師。 本編では、“徒”を無差別に討滅する『弔詞詠み手』マージョリー・ドーに追われつつ御崎市を訪れ、偶然から悠二と出会うマージョリーをねじ伏せ自身守ってくれたシャナと悠二に報いるべく、集めた存在の力”で戦場修復し去っていった(II巻)。 アニメ版から登場していた。 番外編では坂井悠二から「師匠」呼ばれている。 死骸掘り出して喰らうラミーという同名悪魔存在する。“螺旋風琴(らせんのふうきん)”リャナンシー[Leannán-Sídhe] 声 - 浅倉杏美 実は“屍拾い”ラミー名と姿は、正体を隠すための仮のもの。その正体は、『封絶』をはじめとする数多く自在法編み出した“紅世”最高の天才自在師“螺旋風琴(らせんのふうきん)”リャナンシー少女の姿をした女性の“徒”で、統御できる“存在の力”の量は少ないが、異常に高効率自在法を、望むままに即座に構成することが可能。その名と能力は“徒”に広く知られており、ある“紅世の王”捕らえられてその能力を操る鳥籠入れられ宝具小夜啼鳥(ナハティガル)』にされていた時代もある。 彼女が正体隠しているのは、こうした過去よるものであった御崎市を去った後、年が明けてから[仮装舞踏会]本拠地『星黎殿』に招かれXVI巻)、予定外の不安要素内包し『大命詩篇』解明任される(XVII巻)。 リャナンシー自身世界行く末にも[仮装舞踏会]フレイムヘイズ陣営戦争にも興味がなく、大切な絵を復元すること、そのために莫大な存在の力”を平穏に集めることだけを考えている。[仮装舞踏会]への協力も、世界最大規模組織逆らって睨まれるよりも、非常時協力することで普段行動見逃してもらえる方が目的のために都合がいいからである(XVII巻)。また『大命成就暁には、その副産物である莫大な存在の力”の一部が、彼女への報酬として約束されていた(XXI巻)。 [仮装舞踏会]フレイムヘイズ兵団戦の最中、『星黎殿』の機密区画旧友ヴィルヘルミナ再会し、彼女へ警告与えつつ、僅かな友誼司令室への通路誘導した(XVIII巻)。 御崎決戦では、『真宰社』の機関大底部にある『吟詠炉』で新世界無何有鏡』創造作業補佐(『調律』の逆転印章起動)を行う傍らで、吉田一美語り合う。そして、『真宰社』がカムシンの『儀装』によって倒壊しかけた直後に、吉田一美から「遺言」を託される(XXI巻)。その後は、やって来たマージョリーが『吟詠炉』に保存されていた『大命詩篇』バックアップ改変するのを黙過しながら成り行き見守っていたが、“徒”が新世界無何有鏡』へ旅立った際に置いていった莫大な存在の力”を使って念願自在法起動。それによって再生したドナート板絵抱きリャナンシー本来の姿戻って悠二にかねてから約束である遺失物復元する自在式を手渡し、悠二の持つ『アズュール』に刻まれた『転生自在式』を条件付き発動するようにし、悠二固有の自在法を『グランマティカ(文法)』と名付けて、新世界無何有鏡』へ旅立った(XXII巻)。 第三期アニメで、リャナンシー本来の姿戻って再生した板絵感想を呟くのは、原作違って悠二固有の自在法を『グランマティカ』と名付けた後になっている。 欧州伝承に、芸術家に才を与え代償夭折させるというリャナンシーという同名妖精存在する。 “愛染自(あいぜんじ)”ソラト[Sorath] 声 - 白石涼子 男性“紅世の徒”炎の色山吹色III巻およびIV巻登場。妹のティリエルと合わせて愛染兄妹』と呼ばれる人化自在法による姿は金髪碧眼美少年本性の姿は不明漫画版ではアニメ版とは服装異なり通常時は黒いブレザーショートパンツ戦闘時は鎧を纏った戦闘服)。 その中身幼児等しく欲望のままに行動し、特に興味持った物に異常な執着見せ物欲権化のような性格。純粋ゆえに他者への配慮知らず冷酷その他の面では意志薄弱で、妹に依存する言動特徴。 “存在の力”を込める事で刃に触れていた者に傷を付け能力を持つ片手持ち大剣宝具吸血鬼(ブルートザオガー)』の使い手また、戦闘時は鎧を一瞬にして装着する。高い身体能力シャナ匹敵する一流の剣の腕を持つ反面自在法不得手で、初歩的な自在法である封絶達意の言まともに使えない台詞全てひらがなカタカナで、漢字一文字もない)。数少ない力として、欲するものを、見なくとも在処感じることができる自身存在本質欲望嗅覚』を持ち、その力はどんなに離れていても、邪魔があっても、存在そのもの繋がり感知するため、通常の探索自在法では全く感知できない秘匿の聖室(クリュプタ)』に隠蔽された『星黎殿』さえ感じ取ることが出来る。 『贄殿遮那』狙って御崎市に来訪しシャナ襲撃、ティリエルのサポートもあり一時シャナ圧倒するものの、戦いの末ティリエルに続いてシャナ討滅された。 討滅後、『吸血鬼』はマージョリー持ち帰りマージョリー現実知らせる為佐藤田中与え、彼らの手余ったためマージョリーからシャナ譲られた後、最終的にヴィルヘルミナとの戦い経て悠二の手渡った太陽司る同名悪魔存在する。 “愛染他(あいぜんた)”ティリエル[Tiriel] 声 - 田村ゆかり 女性“紅世の徒”炎の色山吹色III巻およびIV巻登場。兄のソラト合わせて愛染兄妹』と呼ばれる人化自在法による姿は「フランス人形」と形容される金髪碧眼美少女で、ソラト瓜二つの顔をしている。本性の姿は幾もの山吹色花弁でできたケープ。 兄・ソラトに強い愛情持ち、その欲望叶える事と彼に自分依存させ助け守ることに、至上喜び感じている。兄にはとにかく甘くそれ以外の物には辛辣そっけない二面性を持つが、自分と同じよう愛で動く者には、兄とは比べ物にならないにせよ、好ましく思っているような態度見せる。 なお兄が他の女性に心を向けることは絶対に許せず、兄が他の女性の名一言口にしただけで、愛する兄を殺しかねないほどの力で「反省促すと言った、非常に嫉妬深い一面も持つ。自身欲望自身ではなく全て兄という「他者」向けられ、それに依存していることを除けば、「己の欲望忠実極まりない、まったく“徒”らしい“徒”」である。 固有の自在法として、『揺りかごの園(クレイドル・ガーデン)』を使う。『揺りかごの園』は封絶似た力を持つが、内部気配外部に洩らさないという性質を持つ。そのためいかなる“徒”でもフレイムヘイズ気配気付かれないでいる事が可能である。通常身に纏うサイズ縮小して気配隠蔽に使うが、人間喰う時には通常の封絶のように拡大させるまた、人間組み込むだけで高度かつ複数機能秘めた植物型“燐子”ピニオン』を作り出す自在式を編み上げることができる巧緻自在師でもある。 これに加えて一種類に限るが自在式を自動維持し続け宝具オルゴール』を使うことで、あらかじめ用意しておいた多数の『ピニオン』を起動維持させ、『揺りかごの園』を街1つを覆うほどの巨大な規模拡大させるその際他者逃がさない隔離空間としても機能し、さらに『ピニオン』が拡大した揺りかごの園』の維持、ティリエルの武器である精製加え周りの“存在の力”を奪い兄妹に“存在の力”を供給し続けるため、力をほぼ好き放題に振るえる。 他者(彼女の場合は兄)に尽くし、そのためには自分の命さえも厭わない彼女の存在本質は『溺愛抱擁』とも呼ばれ自在法揺りかごの園』の根源的な精神になっている。なお人間に自在式を打ち込んで多機能“燐子”ピニオン作り出すという行為は、『他者のために全て捧げる』というティリエルの本質他者移殖するという行為であり、すなわちピニオンはティリエルの分離体である。 ソラト欲望叶える為に共に御崎市を訪れシャナ襲撃し自身の“存在の力”の全てを兄のために最後まで使いシャナの炎に飲み込まれ消滅した。この2人互いにすがるような愛情表現シャナ反感覚えるものの、同時に愛するもののためならば自らの命を賭すことも辞さないその姿に大きな感銘を受ける水星司る同名天使存在する。 “纏玩(てんがん)”ウコバクUkobach] 声 - 津田健次郎 男性“紅世の徒”炎の色爛れた赤銅色0巻オーバーチュア』に登場。 己の本来の醜い姿を極端に嫌い、理想的な美しい人間型の姿を作る為に人攫い写真撮影行っていた。 他の“徒”と比較して格段に弱力で、“徒”が持つ独特の違和感ですら、人間紛れて気づかれない程度自在法技術未熟で、顕現は不安定で炎が洩れ“燐子”作れるもののトレーラーの運転と写真撮影の手伝いといった雑用しかこなせない稚拙なもの。相手閉じ込め停止させる泡を放つ金属の輪型宝具アタランテ』が唯一の武器御崎市に程近い田舎町である寄木市(OVA「S」シリーズより)で『贄殿遮那』フレイムヘイズ(=シャナ)と交戦し討滅された。 ウコバクという同名下級悪魔存在する。 “穿徹の洞(せんてつのほら)”アナベルグ[Annaberg] 声 - 真殿光昭 男性“紅世の徒”炎の色鉛色S巻マイルストーン』に登場トレンチコートソフト帽を身に纏い火掻き棒のような手と丸型メーターの顔を持つ。 人間作り出す文明優れた物に心酔しているが、曰く文明加速」のため、それらの破壊目的活動している。これは、優れた物を破壊する事で「壊れた物を糧に、より優れた新たな物を作る」という人間活動促進させるという事固有の自在法気配や“存在の力”をぼやかす蒸気放つ事。この蒸気により奇襲気配誤魔化しなどが行えるが、敵味方問わず気配混淆させてしまうため、フレイムヘイズ奇襲に“徒”が気付きにくくもなるという欠点もある。蒸気袖口などから噴出させ飛行姿勢制御にも使う。切り札として、発射した炎弾任意爆破もできる。それなりにフレイムヘイズとの交戦経験があり、幾人倒してもいる模様1930年代、対[革正団]戦でフレイムヘイズ達がニューヨークから離れた隙に、エンパイア・ステート・ビル破壊目論んで護衛“千変”シュドナイと共に渡米同時期に渡米していた『弔詞詠み手』マージョリー・ドーと戦闘になり、乱入してきた『魑勢の牽き手』ユーリイ・フヴォイカに討滅された。 第2期アニメにも登場しアニメでは顔(にあたる圧力計)の表面に『ANNA BERG』というロゴ確認できるドイツに、鉱山を守るとされる同名悪魔アナベルグが存在する。 “澳汨肢”(おうこつし)ラハブ[Rahab] “紅世の徒”炎の色腐ったのような暗い緑色S巻マイルストーン』に登場巨大なのような姿。 総称して海魔クラーケン)」と呼ばれる海洋上で人を襲う“徒”の一体。 1930年代ヨーロッパからアメリカに向かう移民船襲撃したが、“虺蜴の帥”ウァラク契約した直後のユーリイ・フヴォイカにわずか一撃討滅された。 第2期アニメではユーリイ回想の中で姿だけ登場したユダヤ教伝承に、ラハブという同名海の怪物登場する。 “駆掠の礫(くりゃくのれき)”カシャKasha] 声 - 松原大典 男性“紅世の徒”炎の色アイボリーSII巻『ゾートロープ』に登場薄手ジャケットスラックス、首には洒落たストリング・タイという姿の青年使用者意思のままに空中自在に飛び自在式を自由に込めることができる数十もの指輪宝具『コルデー』に爆破自在式を込めて武器とする他、踝に炎の車輪発生させ、移動に使う。 ゾフィー・サバリッシュ曰く逃げ足定評がある」とのことだったが、ゾフィー師事していた『贄殿遮那』フレイムヘイズ(=シャナ)により討滅された。宝具『コルデー』は、その後シャナ保管しており、御崎決戦において重要な役割を果たすこととなる。 第2期アニメでは、『ゾートロープ』の話は無かったことになっている。「売り出し中」ということ名を売るために御崎市に住むシャナ戦い挑み近衛人間かどうか判断するために利用され挙句あっけなく討滅された。 日本に、火車という同名妖怪存在する。 “羿げいりん)”ニティカ[Nitika] 男性“紅世の徒”炎の色鼠色SII巻『ゾートロープ』に登場巨体翼竜とも見え体中のように金貨貼り付けている。 金貨を得る事を享楽としており、古美術商店の金庫を漁っていたところを『贄殿遮那』フレイムヘイズ(=シャナ)の襲撃を受ける。移動式封絶使ってシャナ動揺誘い逃亡を図るが、シャナ監督していたゾフィー・サバリッシュにより討滅された。 真名雑誌連載時)と文庫版及びDVD初回特典付属冊子(羿)で異なっている。 古代ギリシア書物『ヌクテメロン』に、宝石司るニティカという同名の人物登場する。 “戯睡郷(ぎすいきょう)”メアMare] 声 - 小林沙苗 女性“紅世の徒”炎の色朱鷺色作者原案監修PS2ゲームオリジナルキャラクターとして初登場した。その後本編でもXIII巻にてサブラク会話の中で言及されており、以後本編では「既に討滅された“徒”」として、外伝では存命時の状態で登場している。 ゴスロリ風の衣装日傘という上品ないでたちの、頭部に二対の太い角を生やした少女。この姿は寄生しているトーチの姿だが、頭部の角はメア寄生された証であり、また顔もメア自身のもの。本性の姿は仮面付けた道化で、仮面の下にはメア素顔隠されている。 ちっぽけな自身に強いコンプレックスを持つ、若く弱小な“徒”。休む事も決し出来ない“紅世”をその弱さから地獄感じ運任せ両界狭間越えて渡ってきた。自らを「蝶」例えており、「本質顕現」ではのような光を放つ等、性質持っている模様気配抑えて敵から逃れるために“ミステス”に寄生し寄生している“ミステス”の蔵する宝具使える。現在寄生している“ミステス”の蔵する宝具は、振るう事で炎弾雨霰放つ神楽鈴宝具パパゲーナ』。 また固有の自在法として、『ゲマインデ』を使う。『ゲマインデ』は周囲の者の意識取り込み取り込んだ者の記憶構成され夢の舞台を作り出し自在に操る特殊な自在法。 『ゲマインデ』で作り出した夢の世界そのものメアのようなもので、基本的に内部ではメア無敵であり、本来メアには使えないはずの高度な自在法攻撃を行う事もできる。しかし、夢の世界での出来事現実世界肉体には影響与えず、また『ゲマインデ』が解けた時点忘れ去るため精神的な影響もなく、夢の世界で過ごす時間現実世界では一瞬に過ぎないため時間稼ぎもできず、また対象が夢であることに気づくと夢の主導権奪われた上、夢から引き剥がされメア本体だけがダメージを受け『ゲマインデ』も解けるなど、欠点が多い。 『ゲマインデ』の主な対象寄生先となる“ミステス”だが、対象以外の人間トーチミステス)、“徒”、フレイムヘイズも夢の媒介として同時に取り込むことができ、夢の主導権奪われるのを防ぐため、保険として通常複数の者を同時に取り込む。これは、夢の世界取り込んだ者の記憶から作り出され世界であるため、1人記憶では「知っていることだけしか起きない世界違和感覚えるが、お互いしか知らない事を組み合わせる事で、違和感出来る限り少なくする意味もある。 対象媒介意識干渉するともできるが、メアより強い者の意識には干渉できず、フレイムヘイズや“徒”に対して直接的には「夢で遊ばせる」だけの力しか持たない。しかしメア夢の世界相手攻撃手段防御力などを探り現実世界逃走する際に手助けとなる情報集めの手段としている。 意識干渉行えトーチミステス)や人間に対しては、“ミステス”に掛けられた『戒禁』を侵食し取り込んだ者の記憶や力の軌跡などから抽出した情報元に『敵』として組み換え、それを夢の世界取り込んだ者に破壊させることで“ミステス”を守る『戒禁』を解かせる、『戒禁破り自在法として使用可能で、メア曰く「共に見る滅びの夢」。弱小な“徒”であるメアが『戒禁』を破るための唯一の方法であり、メア生命線とも言える通常戦闘用宝具宿したミステス”に使われるが、相手戦闘用宝具宿していないのに『戒禁』に守られているような例外場合は、フレイムヘイズ夢に取り込み『敵』を倒させる本編開始の二年前中央アジア[百鬼夜行]運行バス利用していたが、[百鬼夜行]追跡するフレイムヘイズとの戦闘避けて途中下車SII巻『ヤーニング』)。そのままカシュガルに向かう途中でフレイムヘイズ『燿暉の選り手』デデ討滅されかけるが、偶然通りがかった“壊刃”サブラク助けられた(外伝ジャグル』、XIX巻)。以降サブラク同行するうになる出会う以前からサブラクの噂は聞き及んでいた。己の弱さゆえに、強大な力を持つサブラク畏れ羨みながら恨み自身恥じていた。彼に自分見て、気にかけて貰いたいとの想いから、サブラクにも気後れせず突っ掛かっていた模様サブラクから『零時迷子』ミステスに関する情報聞くと、彼と並んで歩くことが出来る「誰からも無視されない存在」になるべく、様々な陰謀が絡む『零時迷子』ミステス寄生することを決意サブラク再会約束して別れ本編開始後8月ごろに御崎市に現われた。 寄生対象である悠二、『敵』を倒させるための戦力および媒介としてシャナ(とアラストール)、夢を引き剥がされた時の保険として一美三人意識を『ゲマインデ』に取り込み、敵の姿をした『戒禁』をシャナと悠二に送りつけながら、『戒禁』を倒し解除していく彼らの様子観察していたが、悠二の洞察力から夢の世界違和感気付かれて夢から引き剥がされ、“存在の力”への鋭敏な感覚から悠二の内部で『戒禁』を侵食し変換していたメア本体位置看破されシャナにより悠二ごと本体を斬られたことで外部引きずり出され討滅された。『ゲマインデ』の崩壊と共にシャナたちからはその存在忘れ去られ夢の中のことも感情伴った記憶断片的に残ったのみであったDSゲーム版のみ搭載されているバトルモードクリアした際には、喜び真っ先サブラク伝えようとするなど彼女のサブラクへの思い一端見られる第2期アニメでは登場する時期9月変わっており、『ゲマインデ』も夢を操るところは共通するが、夢の中で出来事現実にも作用したり、『戒禁破り自在法ではなく解除されても記憶が残るなど概要大幅に異なる。また『零時迷子』掛けられた『戒禁』の存在知らず、『戒禁』に掛かっている。 名前に似た単語に、夢魔意味するナイトメアという語がある。 “気焔脅嚇(きえんのきょうかく)”ギヴォイチス 声 - アニメ版ドラマCD 樋口智透 “紅世の徒”炎の色苔色人化した姿は大柄な男で、本性の姿は直立する一本角の蜥蜴腰帯華美な装飾の剣『スクレープ』を帯刀していたが、ギヴォイチスはこの『スクレープ』を宝具だと他の乗客たちに吹聴していた(真相不明)。 本編開始の二年前に、[百鬼夜行]中央アジア便のバス型“燐子”温柔敦厚号』の乗客として登場し、「『大戦』に従軍して敵陣単騎突撃する“大擁炉”モレクと共にフレイムヘイズ数多斬り伏せ、『条の仕手』を討ち取った」「『破約事件』に襲撃犯として関わった」などと大法吹きまくった挙句乗り合わせた客の一人諍い起こしてゼミナ実力行使鎮圧された。その後[百鬼夜行]逃亡する際に、運賃称して時間稼ぎ捨て駒としてヴィルヘルミナ差し向けられ刺客たち一人になった対峙したヴィルヘルミナ向かって剣『スクレープ』を指して「『条の仕手』をも屠った名剣」と口上述べたことで、ものの見事本人顰蹙を買い、他4体の“徒”とまとめてヴィルヘルミナにあっさり討滅された。 スラヴ神話登場するトカゲの姿をした守護精霊にギヴォイティスがいる。

※この「無所属の“徒”」の解説は、「紅世の徒」の解説の一部です。
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