0巻(No.0)
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「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影」の記事における「0巻(No.0)」の解説
『HUNTER×HUNTER No.0』は劇場入場者100万名限定配布の限定コミックス。2013年12月3日、来場者へプレゼントされることが明かされた。原作者が約10年前の未公開ネームから構成された、劇場版に連なる外伝漫画『クラピカ追憶編』(63ページ)を収録。また追憶編は前後編として『週刊少年ジャンプ』2013年1号・2号(2012年12月3日、12月10日発売)にも掲載。ジャンプ・コミックスを表す「Jc」のロゴタイプの記載はあるが、ISBN、バーコードの記載はない。劇場公開当時、在庫管理についてプロデューサーKは、各劇場が管理しているため劇場毎としては把握していない、各劇場に問い合わせて欲しいと述べている。動員55万人を突破した際には「後45万冊しかない」との表現で宣伝がされた。 他の収録内容として原作者冨樫義博への一問一答があり、直筆で返している。またこの中に原作『HUNTER×HUNTER』での幻影旅団、クラピカの今後について述べた内容がある。この質問項目は、既にできあがっていた0巻を手にしたゴン=フリークス役の潘めぐみとキルア=ゾルディック役の伊瀬茉莉也が、本書0巻の収録内容としてニコニコ生放送で放映された『劇場版「HUNTER×HUNTER」公開記念座談会&TV版「#47」無料放送』で、その全員死亡の衝撃的な内容に声を上げて紹介した。 冨樫は他にも2012年12月28日に発売された『HUNTER×HUNTER』の第32巻にて登場人物のゴン、キルア、クラピカが、それぞれ本作『劇場版「HUNTER×HUNTER 緋色の幻影」』を宣伝する3コマ漫画「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影 公開記念 描き下ろし3コマ」を描き下ろしている。1人が3コマ内で1人ずつ宣伝していき、ゴン、キルア、クラピカと順に続いていく。ゴンとキルアだけは「ハンターハンター出演中の」という前フリをおいて紹介されている。また劇場公開当時の公式サイトで鑑賞者へのメッセージ寄せていた。 次作『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』でも、本書配布数100万の半分であり、初日後1週間の動員55万人を割る50万人に、書家武田双雲が書いた「ハンター十ヶ条」が書かれた手ぬぐいを配布するイベントとして類似の企画がされた。なお、この「ハンター十ヶ条」の条文自体は、既に原作No.331「X日(デー)」に全文が掲載されている。 潘めぐみと伊瀬茉莉也以外による感想として、パイロ役の川島海荷は「劇場版でのシーンが本書にも描かれている。パイロがたくさん出てきて嬉しい」と述べている。
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