行幸 記念切手

行幸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/29 18:28 UTC 版)

記念切手

台湾行啓記念切手(1銭5厘)

台湾総督府1923年(大正12年)に皇太子時代の昭和天皇が台湾を行啓した際に1銭5厘と3銭の記念切手2種を発行している。

切手の発行権限は逓信省(現在の日本郵政)にあったため、形式的には日本国内全域で使える切手であったが、発売されたのは東京中央郵便局及び台湾総督府管内の郵便局でのみであった。描かれていたのは台湾一の高峰であり当時日本一高い山であった新高山(現在名玉山)である。なお、この切手は行啓日初日の4月9日に発行予定であったが、4月1日に北白川宮成久王が自動車事故で薨去したため、行啓が延期され発行も延期になった。そのため切手は行啓が行われた4月16日に発行された。

関連項目




  1. ^ これについて高埜利彦は江戸幕府が社会に広く天皇の存在と権威を直接示すことを拒む朝廷統制策(「江戸幕府による行幸禁止政策」)があったとする。これに対して藤田覚は行幸の衰退・廃絶傾向は鎌倉時代後期から一貫して見られる現象であり、なおかつ財政的な問題もあったことから、それが江戸時代における朝廷側の行幸への消極的な姿勢につながっているとする(藤田覚『近世政治史と天皇』(吉川弘文館、1999年)第6章「天保期の朝廷と幕府-朝覲行幸再興を中心に」)。また、鎌倉時代後期から行幸の衰退・廃絶について、佐古愛己は財政的な問題に加え、行幸に際して随行した公家たちの対する叙位が行われたことで、随員に選ばれず他者に超越される(位階を越される)ことになった公家の反発を招いて公家社会内部でのトラブルが深刻化したことにより、徳政の目標として「公平な人事」を求める声が高まり、叙位発生の原因となる行幸そのものが抑制された可能性を指摘する(佐古愛己『平安貴族社会の秩序と昇進』(思文閣出版、2012年)補論2「中世公家社会における叙位の一考察」)。
  2. ^ この規則は、天皇の行幸、皇后、皇太后、皇太子及び皇太子妃の行啓並びにその他の皇族のお成りの場合の警衛に関し必要な基本的事項を定め、もってその適正な実施を図ることを目的とする。(国家公安委員会規則『警衛要則』第1条)
  3. ^ 富山県護国神社 『富山県における聖帝四代の御製を拝す 』 富山県護国神社、2012年、p27。
  4. ^ 柴崎力栄「関東地方における明治天皇親率演習---一八八一年の厚木行幸を中心に」(年報近代日本研究12・近代日本と情報、山川出版社、1990年)133~136頁に「明治天皇聖蹟の史跡指定」について記述がある。
  5. ^ 永田英明「天皇の行幸」館野和己・出田和久 編『日本古代の交通・流通・情報 2 旅と交易』(吉川弘文館、2016年) ISBN 978-4-642-01729-9 P94-95
  6. ^ 山本雅人『天皇陛下の全仕事』(2009年、講談社現代新書)


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