みゆき通り_(姫路市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > みゆき通り_(姫路市)の意味・解説 

みゆき通り (姫路市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/19 14:35 UTC 版)

姫路駅側から(改装後)

(みゆきどおり)は、日本の兵庫県姫路市にあるアーケード商店街姫路駅姫路城を結ぶ大手前通りの1筋東側に並行する、姫路駅前から国道2号との交叉点までの約550mを指す(以北は本町商店街)。

歴史

1903年に播磨平野軍事演習が行われた。現在の姫路競馬場にあたる城北練兵場でも、明治天皇行幸のもと閲兵式が行われた。この時、姫路駅から城北練兵場へ至る道路を整備し、この道の市街部を行幸に因んで御幸通と命名した(現在は漢字で表記することはほとんど無い)。

大手前通りが存在しなかった頃は姫路市街地の骨格として自動車・バスも通行する道路だったが、大手前通りの建設に伴い都心軸としての機能を譲り、以後はアーケードを整備し商業軸として発展。二階町と共に播磨随一の商業拠点として栄えた。

1980年代までのみゆき通りには非常に書店が多く、地元の新興書房・誠心堂書店とその支店をはじめ丸善も二階町に出店しており、本町商店街と合わせると700m前後に大小7軒もの書店が並んでいた。しかしジュンク堂書店の姫路進出などもあって、丸善はもとより双璧を成していた新興書房・誠心堂書店の両本店さえみゆき通りから撤退し、かつての面影はすっかり失われてしまった。今となっては、却って小書店が2軒残る本町商店街に往時をしのぶことができる。

近年では郊外店舗との競合で一時の勢力は失われたが、2014年4月26日、老朽化していたアーケードの天井や道路の舗装の改装工事が終わり、完成式典やパレードが行われるなど(工期は約10か月)[1][2]、再活性化に向けた取り組みもある。一方で、2018年2月には老舗百貨店のヤマトヤシキ姫路店(当時の本店)が閉店し、姫路市の実施した街角アンケートでは、4割が「街に活気がなくなった」と回答するなど、今後の課題も残されている[3]

ギャラリー

沿道

脚注

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「みゆき通り_(姫路市)」の関連用語

みゆき通り_(姫路市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



みゆき通り_(姫路市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのみゆき通り (姫路市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS