男子バスケットボール部
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「ロウきゅーぶ!」の記事における「男子バスケットボール部」の解説
昨年度の大会で地区優勝を果たしたものの県大会の初戦で大敗。その悔しさから練習日を増やしたかったが、当時遊んでいるようにしか見えなかった女子バスケ部が体育館を使用していることに納得できず、さらに顧問同士の対立から体育館使用権や女子バスケ部の存続を賭けて勝負することになる。飛び抜けて身長の高い選手がおらず、全員が150センチ台であると劇中で評されている。 竹中 夏陽(たけなか なつひ) 声 - 寿美菜子 慧心学園初等部6年C組。男子バスケ部のキャプテン。対抗戦前に男バスを研究した昴からは点取り屋で「男バスのエース」であると評されている。ぶっきらぼうで口が悪いが、本質的にはさっぱりした面倒見のいい性格。バスケに対する情熱の強さゆえに当初は遊んでばかりで真面目に練習しない女バスを快く思っていなかったが、球技大会前の合宿での交流と試合での彼女達の成長と実力を目の当たりにして考えを改める。 ひなたに恋心を抱いており、本人は誰にも気付かれていないと思っているが、紗季によればすでに公然の秘密であり知らぬ者は当人であるひなたのみで、昴にその恋心を逆手に取られて、男女対抗戦の際にひなたから偽装ファウルを取られたことがある。そのような経緯からひなたが懐いている昴に敵意を持っているが、コーチとしての働きを認めている発言や智花に指導した技術を自分にも教えるように頼んだり、妥協なくバスケに取り組む彼の姿勢を評価するなど、決して毛嫌いしているわけではない。 真帆、紗季とは幼馴染で低学年のころは三人でグループを作っていたが、女バスが発足すると真帆の飽きっぽさを知っているが故に、同じことの繰り返しで自身が情熱を注いでいるバスケを卑下されると思ったことから次第に反目するようになり、二人の関係は一時期険悪なものとなってしまう。しかし球技大会前の合宿で自主練習に真剣に取り組む真帆の姿を目の当たりにしてその情熱を認め、謝罪した上で関係を修復した。夏休みに女バスの合宿に行けなかった葵と出会い、勝負をしたことで交流が生まれ彼女を「葵おねーさん」と呼んで一定の敬意を払っている。双子の妹達からは「にーたん」と呼ばれて懐かれているが本人はそのように呼ばれることを嫌っており、いつも手を焼いている。後に五年女バスの設立を促し、試合後はアシスタントコーチの形で部活のない日に葵とともに五年女バスに協力する。同級生のチームメイトからは「タケ」と呼ばれている。体育祭でひょんなことから「太陽王子(モンテプリンス)」という二つ名を(不本意ながら)授かることとなった。 原作イラストでは男性としては唯一素顔が描かれている。 菊池(きくち) 声 - 内山夕実 慧心学園初等部6年D組。男子バスケットボール部員。 戸嶋(としま) 声 - 平田真菜 慧心学園初等部6年D組。男子バスケットボール部員。 深田(ふかだ) 声 - 芹亜希子 慧心学園初等部6年D組。男子バスケットボール部員。 和久井(わくい) 声 - 藤田麻美 慧心学園初等部6年D組。男子バスケットボール部員。真帆からは「ワクワクさん」と呼ばれている。 小笠原(おがさわら) 声 - 岩崎了 慧心学園男子バスケ部の顧問兼監督。嫌味な性格で女バスを見下しており、美星たちから「カマキリ」と呼ばれて嫌われているが、指導者としては昴も認めるほど有能で男子バスケ部員からは尊敬されている。
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男子バスケットボール部
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「DEAR BOYS」の記事における「男子バスケットボール部」の解説
藤原の起こした暴力事件によって部員が4人とチームが組めず、男子バスケ部は廃部寸前であった(OBとの確執も残っていた)が、転校してきた哀川が残っていたメンバーを奮起させて活動再開。第1部ではピンチに陥ると哀川にボールを集めるなど哀川に頼りがちな部分は否めないものの急成長を遂げ、新人戦関東大会で準優勝という好成績を収めた。また、後半に逆転する展開が多かったためか後半に強いチームという印象も持たれるようになった。しかし、チームとしては未熟なため、何度か内部崩壊しかけたことがあったり、メンバーが5人しかいなかったため、ファウルトラブルを狙われたりと弱点や欠点も少なくなかった。ACT2以降では3年のレベルアップ、高階・新入部員1年の加入により、テンポのいいオフェンスを中心にゲームを組み立てることが多くなり、またチームの結束力向上も相まってチームレベルは第1部と比べて飛躍的に上がった。全国的には全くの無名校ながら、哀川以外のメンバーの劇的な成長によって強豪校相手に正面からぶつかり、勝利を収めてきた。インターハイ準決勝の成田中央戦からは相手の厚い選手層に対抗するため、哀川・藤原・三浦・高階の3Pを積極的に使うシステムを多用する場面が目立っている。インターハイ決勝では、数々の怪我に見舞われながらも、最後は哀川が逆転シュートを決め絶対王者の天童寺を下し、初出場初優勝という輝かしい成績を収めた。 ACT4では、舞台が湘南大相模に移り、ライバル校としての位置づけとなり、ユニフォームのチーム名も「MIZUHO」から「MZH」と変化した。 哀川 和彦(あいかわ かずひこ) 声 - 喜安浩平、結城比呂(ドラマCD) / 演 - 池田竜治、植野堀まこと 本編の主人公。3年。背番号7番。身長175cm。ポジションはスモールフォワード/シューティングガード。瑞穂のエース。「天才」と賞されるが驕ったところはなく、天真爛漫かつ朗らかな性格で交友関係も広い。並の身長ながらダンクシュートを連発する驚異的なジャンプ力とそれを終盤でも繰り出せるスタミナを持つ。また、非常に広いシュートレンジに決定力を兼ね備え、勝負所で決定的なスティール、ブロックを繰り出して相手チームの流れを断ち切る。このようにコートビジョンの広さ、試合の流れを読む嗅覚といった「killer instinct(キラー・インスティンクト)」が登場人物の中で群を抜いており、更に強い精神力、闘志、キャプテンシーまで兼ね備えた高校No.1プレイヤー。作中後半ではオフェンスに専念するため、ディフェンスでのシーンが少なくなっている。また、メンバーの成長により、作中前半に頻繁に見られた超人的な個人技の描写も少なくなっている。 瑞穂の選手で唯一、インターハイ決勝の天童寺戦までフルタイムで試合に出続けていたが、その試合の第2Q終了間際、リバウンドを無理に取ろうとした時に体勢を崩して落下してしまい、右肩を負傷し途中交代を余儀なくされ、初めてベンチで仲間を見守ることになった。哀川が出場していない時間に懸命にプレーする仲間たちに刺激を受け、怪我が悪化し将来にかかわる可能性がありながらも決然とした覚悟でコートに復帰した。復帰後は怪我の影響で、ジャンプシュートやフリースロー、ダブルクラッチの精度は落ち普段の華麗なプレーは影を潜めたが、仲間の気持ちに答えるため、アグレッシブで力強く荒々しい新たなプレースタイルで得点を量産し、後半は天童寺を圧倒した。延長戦最終盤、藤原の絶妙なパスを受け、渾身のダンクを残り0秒(ブザービーター)で決め、かつてのチームであり、実父率いる天童寺高校の不敗神話に終止符を打ち、瑞穂高校をインターハイ初出場にして初優勝という快挙を成し遂げた。 天童寺でキャプテンの経験もあるが、監督である父の勝ちにこだわり楽しさを犠牲にする天童寺のバスケに疑問を持ち、事情を察した姉・千尋の配慮により瑞穂へ転校してきた。当初はバスケ部の仲間に入るために高階のようなおちゃらけたキャラクターを演じていたが、後に浮いていることを感じ、以降は本来の性格に戻っている。瑞穂に転校後はマンションで一人暮らしをしており、母から送金されているが、家賃以外には手を付けず、ビデオショップ「Prince」でのアルバイトで生活費を賄っている。家庭環境や瑞穂へ転校してきた理由は作中断片的に語られていたが、藤原たちが詳細を知ることになったのは新人戦関東大会決勝の敗戦後で、内部崩壊の際に浮き彫りになった。しかし、この事がきっかけでメンバーの絆は深まり、チームとして大きな成長を遂げた。また、インターハイ直前に天童寺に赴き、天童寺から逃げた事へのけじめをつけたことで、天童寺のメンバーに対する迷いも吹っ切り、「瑞穂のメンバー」として本気でインターハイを勝ち抜く事を決意する。後に天童寺との試合でライバルとして本気で戦い合ったことで過去の軋轢はなくなり完全に和解した。インターハイ終了後、数多の大学、プロリーグから猛烈な誘いを受けるも、アメリカの大学でのプレーを決断し、同級生メンバーからも納得した上で送り出してもらった。 苗字は哀川翔からで、名前は兄の昭彦と合わせて昭和から。モデルはマイケル・ジョーダンで、ジョーダンのような選手が高校バスケ界にいたら面白いという発想からきている。 藤原 拓弥(ふじわら たくみ) 声 - 松風雅也、森川智之(ドラマCD) / 演 - 鶴見知大、小笠原健 3年。背番号4番。身長184cm。キャプテン。ポジションはポイントガード。理性よりも感性を前面に出した全国屈指のポイントガードとしてのセンスを武器に、哀川と抜群のコンビネーションを見せる。強気でアグレッシブなゲームメイクを見せ、スティールやパスカットの率も高く、文字通りオフェンスの起点となる。シュートセンスもあり、新人戦県大会決勝の本牧東戦やインターハイ決勝ではフローターや3Pを披露し、インターハイ準決勝の成田中央戦ではブザービーターの3Pを決めている。直感で繰り出す厳しいディフェンスの僅かな隙間を縫ってのキラーパスが特徴だが、パスのタイミング、スピードがシビアであり、ある程度藤原と共にプレーの経験が無いとパスに反応できない。新聞記事でかつて哀川とコンビを組んでいた沢登と比較されて以来、沢登をライバル視している。天童寺戦では、最後までその沢登と互角の勝負を繰り広げ、司令塔してチームを率いた。 リーゼントをきっちりと決めるなど几帳面な性格。感受性が強すぎるところがあり、目上の人間に対しても暴言を吐くこともある。敵を作りやすい性格であるが、ACT2以降のストーリー中盤にかけては精神的に成長した跡が見られる。左膝に、同じ中学でバスケ部だった三浦を試合中に(意図せず)庇った際にできた古傷があり、今も試合に影響を及ぼすことがある。インターハイ後、集中的に病院(整形外科)に通い、大きな後遺症は出ることはなく、同じく重症の右足首のケガを抱える三浦から国内のプロリーグへ進むようアドバイスされ、バスケを続けて行く決意をする。 モデルは長谷川誠。 三浦 蘭丸(みうら らんまる) 声 - 武内健、菊池正美(ドラマCD) / 演 - 南圭介、田中稔彦 3年。背番号8番。身長173cm。ポジションはシューティングガードだが、中学時代に藤原とツーガードでプレイしていた経験から、ポイントガードにコンバートされることがある。サウスポーの3Pシューターで、素晴らしいシューターが揃っていた横浜学園と対戦し、自己のチームにおける存在意義を自問、フェイダウェイを自主的に練習するなどシュートの精度に磨きをかけ、インターハイに突入する頃には3Pライン1m後方のNBAラインからも決められるロングスリィを身につけ、瑞穂の攻撃の切り札になる。ひとたびシュートレンジで三浦がボールを持つと、相手チームがディフェンスを意識せざるを得ないほどの影響力を持ち、自身の3Pを囮にディフェンスを引きつけてからのパスを得意とする。頭脳明晰、冷静沈着でチームの名参謀役だが、コート上ではルーズボールに果敢にダイブする闘志を露にする。また、かつて問題点としてあがっていたスタミナ不足を自主練で克服するなど、隠れた努力家である。中学時代に自身が原因で左膝に怪我を負った藤原に対して負い目を感じており、藤原をインターハイで優勝させるという気持ちは誰よりも強く、インターハイ2回戦の嘉手納西戦で起きた右足首の捻挫も物ともせず玉砕する覚悟で試合に臨んだ。 周囲から美少年と言われるルックスとは裏腹に、中学時代は頭脳明晰故の唯我独尊な性格で周囲に敵を作りやすく、その都度藤原がフォローしていた。高校に入ってからは柔らかい性格になっており、中学時代とは反対に荒んでいた藤原をフォローしていた。バスケを高校で最後と決めており、理由として藤原の件以外に、体の弱かった自身を長年に渡り案じてくれているシングルマザーの母親を心配させないためでもある。 モデルは小室哲哉。 石井 努(いしい つとむ) 声 - 鈴木達央、三木眞一郎(ドラマCD) / 演 - 石橋脩平、山谷光博 3年。背番号6番。身長190cm。ポジションはパワーフォワード。諦めない闘志を持つ熱血漢。初期はムラッ気のあるプレイと短気な性格でチームのお荷物的な存在になりかけたが、負けん気の強さと高い運動能力でブロックショットやアリウープを得意とするインサイドの要となる選手に成長し、苦手だったフリースローも克服した。哀川以外の瑞穂のメンバーで最も成長した人物であり、強豪校もマークしている。インターハイでは自身よりもサイズ・スキルに勝る相手にも臆せず、持ち前の闘志や集中力で試合の中でその潜在能力を覚醒させている。インターハイ準決勝の成田中央戦では、藤原の鋭いキラーパスを空中でキャッチし流れ落ちる体勢のままジャンプシュートを決めるという、普段は瑞穂に懐疑的な奥村も感嘆するほどのプレーで流れを瑞穂に引き寄せ、かつて新人戦で惨敗を喫した武内とのマッチアップを制した。 土橋とは、親同士が仲が良かったこともあって小さい頃からの親友。短絡的なお調子者のため、理論派の三浦と対立したときもあったが、後に和解している。藤原とは中学時代に対戦して惨敗した悔しさが現在も心に残っており、そのバスケセンスに憧れ、いつか藤原に必要とされて褒められるような選手になる事を密かな目標としていた。インターハイ終了後、有名大学からスカウトされるほどの高い評価を受け、また自身の実力を高く評価してくれた藤原からの後押しを受けて大学でもバスケで大暴れする事を決意する。 苗字はカールスモーキー石井から。モデルは作者の中学時代の仲間で、陸川章のプレーイメージを足している。 土橋 健二(どばし けんじ) 声 - 小西克幸、小杉十郎太(ドラマCD) / 演 - 安岡新八、別紙慶一 3年。背番号5番。身長192cm。ポジションはセンター。「おやじ(後輩には、おやじ先輩)」と親しまれる、周りに気配りができる心優しい男。初期から哀川や藤原のレベルに見合う実力を持ち、石井のような派手な得点シーンは少ない代わりに、抜群のポジショニングでゴール下での役割を的確にこなしてチームを支える大黒柱。インターハイでも全国のセンター相手に最後まで互角に戦い抜いた。技術的に未熟だった石井を縁の下の力持ちとしてフォローしてきたが、それ故に全国レベルのセンターを相手にする精神的重圧も大きく、インターハイ予選の湘南大相模戦では睡眠不足で体調を崩してしまうという繊細な一面も見せている。 作品初期ではかなり太めの体型で暢気な性格のキャラクターだったが、プレイに支障が出ない程度までの減量を行い、それに伴い髪型を変え、顔つきも男らしくなっている。それでも瑞穂の中では重量級で、ファウルすれすれのプレイで相手を吹っ飛ばしてマイボールにする場面や、リバウンド争い時のチップアウトなど力強さでは他に代わりのいない存在。実家は寿司屋「大吉寿司」を経営しており、高校卒業後は寿司屋を手伝いながら修行を始めるため、バスケは高校で最後と決めている。 苗字は土橋安騎夫から。モデルは作者の中学時代の仲間で、関口聡史の雰囲気をだぶらせている。 高階 トウヤ(たかしな トウヤ) 声 - 近藤隆 / 演 - 阿部直生 2年。背番号9番。身長187cm。オールラウンダーでどこのポジションでもソツなくこなす瑞穂のシックスマン。同じインサイドが主戦場の石井・土橋が直線的かつパワー型であるのに対し、硬軟織り交ぜる非常に柔軟なタイプの選手。3Pも打てるなど哀川に次ぐオフェンスのセカンドオプションとして活躍しており、十八番はダブルクラッチからのリバース・レイアップ。ディフェンス面では神出鬼没で効果的なリバウンドやブロックを記録する。天才肌で中学時代には全中オールスターに選ばれ出場経験があるほどだが、1年間のブランクがあるため、スタミナ不足で試合の後半になるとプレーの質が落ちる(後に克服する)。 入学当時はバスケ部が活動していなかったためにバスケから離れていたが、哀川入部後のバスケ部の試合に感銘を受け、哀川に続く形で入部する。明朗快活かつ外向的な性格の持ち主で、空気を読むのが得意なためか人の感情を読み取る術に長けており、事実、内部崩壊の際に高階の放った一言がチームで本音でぶつかりあうきっかけにもなった。チーム内でも先輩をキッチリと立てることができ、後輩の面倒見もいいなどチームの緩衝材のような存在である。一方で、下ネタが大好きで、話をそういった方向に持っていってしまうことも多く、呆れられてしまう場面も見られる。布施とは中学時代に互いの監督が大学の先輩後輩でよく合同練習をしていたことから旧知の仲で、高校で再会してからはいがみ合いながらもライバルとして鎬を削っていく存在となる。常に軽口を叩いているが、恵比寿北中時代に全中で布施の率いる湘南光中との試合で己の過信から逆転シュートを外してしまい、敗北し挫折した過去があり、県予選の湘南大相模戦で同じミスで敗北を喫したことで過去のトラウマが蘇ることとなった。後にインターハイ本戦で湘南大相模と再戦した際にチームメイト達の助けを得てこれを克服し過去を乗り越えることに成功した。インターハイ終了後にバスケを続けるかどうか考えていた様子であったが、1年生たちの活躍を見ていくうちに、「(一緒にやっていくのも)悪くない」と思うようになり、バスケを続ける決心をし、哀川達3年の引退後にキャプテンに任命される。 ACT4では3年。背番号4番。キャプテンとして厳格主義であった藤原とは対照的に、穏やかになだめたりと自分の性格を生かしてチームをまとめ上げる。 榎本 仁志(えのもと ひとし) 声 - 森田成一(ゲーム) 1年。背番号15番。上級生からレギュラーを奪うべく一人で黙々と練習を重ねるオールラウンドプレイヤー。通称「エノ」。周囲に対して辛辣な言葉も平然と言い放つ唯我独尊な性格。相当な自信家でもあり、先輩相手でもでかい口を叩くが、弱気の裏返しでもあるので同級生にはよくツッコミを入れられている。藤原曰く「中坊の頃の三浦にそっくりな性格」で、藤原欠場の際にはその三浦とポジション争いをし、以来三浦をライバル視しつつも、互いに認め合う存在となる。インターハイ県大会の出場機会では完全に足を引っ張るなど、上級生のレベルやタフさにはついてこれていないが、1年生の中では最も質の高いプレイを見せ、本戦でも短時間ではあるが三浦や高階の穴を埋めるべく試合に出場した。 現在は、高階と良きライバルとして積極的に1対1を行うなど、新チームの主力になるべく練習に励んでいる。 ACT4では2年。背番号8番。入部後、即エースとなった京をライバル視しており、突っかかることが多い。 水前寺 清(すいぜんじ きよし) 1年。背番号14番。ポジションはポイントガード。その長髪から通称「ロン毛」。入部後、藤原に挑むも無意味なテクニックをひけらかすだけのプレイをあっさりと見抜かれて一蹴される。その後は藤原を師匠として勝手に慕い、技術やリーダーシップなどを見習うために、秋吉に嫉妬心を抱かせるほどに藤原につきまとうようになる。まだ試合に出場する実力は無いが、今ひとつ影の薄い1年生たちを引っ張り将来のリーダー性を見せている。榎本とは考え方の違いから衝突をくり返していたが、徐々に1年生の代表として認め協力するようになる。 紅林 丈一郎(くればやし じょういちろう) 声 - 岩崎征実(ゲーム) 1年。背番号11番。身長210cm。ポジションはセンター。普段は寡黙でなかなか喋らないが、バスケの時には人が変わり「きえーっ」「ちょおおお」などの奇声を発する。瑞穂一の長身を誇るが、ジャンプ力が非常に低いことを筆頭に体力面ではレギュラーに劣る。口数は少ないが冷静沈着な性格で言葉に重みがあり、血気盛んな榎本をよく黙らせている。県予選で体調不良の土橋に代わってわずかな出場機会を得て以来、土橋をポジションを争うライバルと見定めつつも、その献身的なプレイを尊敬して練習を共にしている。 近藤 英次(こんどう えいじ) 1年。背番号13番。中学時代は野球部員だったが新人戦での藤原と哀川のコンビネーションを見て感動し、初心者ながらバスケ部入部を決意した。かつて藤原と確執があり、後に和解した瑞穂バスケ部OBの近藤裕次を兄に持つが、二人の関係は入部するまで知らなかった。衝突する榎本と水前寺を和解させるために腐心するなど、剛直な兄とは正反対の気弱で優しい性格だが、経験者達の足を引っ張るまいと努力するなどひたむきさは兄と同じ。杏崎のマネージャーとしての仕事ぶりに尊敬の念を抱いている。控えメンバーではあるが、兄が瑞穂バスケ部で果たせなかった夢、インターハイ出場と優勝を経験することになった。 桑田 勇(くわた いさむ) 1年。背番号10番。ポジションはフォワード。南山と共に特に目的意識を持たずに強豪チームに入部しただけで浮かれているという態度を榎本に酷評されていたが、二人とも水前寺に引っ張られるように徐々に熱意を持ち始め、先輩達をバックアップしていく。 南山 瞬(みなみやま しゅん) 1年。背番号12番。ポジションはシューティングガード。桑田と行動を共にしていることが多い。 京 凌驚(かなどめ りょうが) ACT4より登場。2年。背番号7番。身長195cm。ポジションはスモールフォワード。瑞穂の現エース。哀川達3年が卒業した後の4月に瑞穂に転入してきた人物で、ダンクはもとより、インサイド・アウトサイド共にこなすなど、その驚異的な能力から転入直後に関わらず哀川が瑞穂で着けていたエースナンバー(7番)を受け継いでおり、周囲から「哀川和彦の再来」と言われている。また、哀川の身長(175cm)より20cm高い長身でありながら、哀川と同等のバスケを行うことから、哀川びいきの奥村をして「哀川を超えるかもしれないモンスター」と言わしめており、その実力の高さが伺える。彼のバスケのキャリアはアメリカで築かれたもので、日本での実戦データはない。 杏崎 沙斗未(あんざき さとみ) 声 - 能登麻美子、皆口裕子(ドラマCD) / 演 - 寺崎裕香 2年。マネージャー。藤原と三浦の中学の後輩で、女子バスケ部のポイントガードを担当していたが、足を怪我して選手としての活動を断念した過去を持つため、バスケに懸ける情熱は全員に認められている。過去の怪我から怪我には敏感で、マネージャーの仕事以外に藤原の左膝のテーピングや三浦の捻挫の処置などトレーナーの仕事も兼任している。自身は恋愛に興味は無いものの、保科・薬師丸・近藤裕次など様々な男子に好意を持たれている。理知的で言いたい事をはっきり言う性格のために強い人間と思われがちだが、保科にアプローチを掛けられた時は赤面するなど年齢相応の面も見せている。インターハイ決勝前夜に、高階の急な思い付きで「杏崎の気持ちがこもったお守りが欲しい」と言われた事で徹夜でミサンガを作り、「お守り」として監督達も含めた瑞穂全メンバーに手渡し着用して臨んだ天童寺戦を延長の末に勝利しインターハイ制覇を果たした時、コート内にいた3年メンバー5人のミサンガだけが切れており、全国制覇の夢を叶えてくれた事とみんなを守ってくれた事を藤原から感謝され、思わず号泣した。3年が引退し、新チームになり、廃部寸前だったチームの再生からインターハイ制覇までの濃密な1年を経験したことで、氷室のような風格が出始めた。 ACT4では3年。 桑野 義男(くわの よしお) 声 - 石波義人 男子バスケ部顧問(試合ではアシスタントコーチ)。男バス内では「おっさん」と呼ばれている。顧問ではあるが、実際の指導・指揮は氷室が行っている。
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男子バスケットボール部
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「足立区立第九中学校」の記事における「男子バスケットボール部」の解説
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「大阪桐蔭中学校・高等学校」の記事における「男子バスケットボール部」の解説
2014年(平成26年)に全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会に初出場。
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男子バスケットボール部
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「東海大学男子バスケットボール部シーガルス」も参照 愛称はシーガルス。 関東大学1部リーグ優勝3回。 全日本学生バスケットボール選手権大会優勝6回。 2007年全日本総合バスケットボール選手権大会ではチーム初及び学生では日本体育大学バスケットボール部以来21年ぶりとなるベスト4進出。
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