艦形とは? わかりやすく解説

艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 14:20 UTC 版)

メスディイェ (装甲艦)」の記事における「艦形」の解説

近代化改装内容老朽化した機関新型機関換装し、速度性能航続性能改善合った甲板上の帆走設備全て撤去され、これにより甲板上を広く使用することが出来たため、建造当時でさえ旧態化していた主砲舷側配置改めた主武装前弩級戦艦のように甲板上の前後に砲塔収めた既存砲廓部には主砲換え副砲として中口径の速射砲収め新たに船体各所に対水雷艇搭載を含む火砲新型が行われた。船体形状改正など大規模な工事が行われた結果艦容近代化され同世代装甲巡洋艦見紛う外観となった主砲にはイギリス装甲巡洋艦主砲として広く用いられている23.4cm砲が選ばれ、これを衝角付いた艦首から前部甲板上に設けられバーベットの上楕円筒型の単装式主砲塔で1基を配置、その背後から上部構造物が開始しその上に司令塔兼ねた艦橋両脇には船橋ブリッジ)が設置された。機関配置変更に伴いボイラー室位置前進したために2本煙突艦橋真後ろ立てられた。2本煙突両側キセル型の通風筒が片舷3基ずつ計6基立ち、その下部推進機関室を配置したためにスペース無駄にせず原型2番マスト似た場所に二段見張り所を持つミリタリー・マストが1基配置され二段目見張り所の左右には対水雷艇迎撃用に4.7cm(43口径)単装速射砲2基が配置され、その周囲艦載艇とした。艦載艇後部ミリタリーマストの基部クレーン4基と2本1組のボート・ダビッドが片舷に2組ずつ計4組により運用された。マスト後ろ後部見張り所があり、そこから甲板一段下がって後部甲板始まり、23.4cm単装主砲塔後ろ向きに1基配置された。 前述のとおり改装前にあった砲廓ケースメイト)は撤去されずにそのまま副砲として15.2cm速射砲収められ単装砲架で片舷6基ずつ計12基が配置された。また、新たに水雷艇用に57mm単装速射砲10装備されたが、搭載位置艦載艇置き場四隅に片舷2基ずつ計4基、1番主砲塔側面に1基ずつ計2基、艦尾側の左右に1基ずつ計2基、そして司令塔天蓋に1基と後部見張り所に後ろ向きに1基の配置である。この武装配置により前後方向最大で23.4cm砲1門・15.2cm砲2門・5.7cm砲4門、左右方向に23.4cm砲2門、15.2cm砲4門・5.7cm砲5門を向けることが出来設計であった。 しかし、当時オスマン帝国海軍慢性的な予算難にあり、主砲代金支払い竣工までに間に合わず主砲塔こそ据え付けられた物の肝心主砲身は取り付けられなかった。そのため、見栄え観点から主砲身は木製ダミー砲塔取り付けられたが結局の所、戦没の日まで本艦主砲身はダミーのままであった。そのため本艦主武装は副兵装の15.2cm単装速射砲12基であると言えるがそれでも船体大きさ考えれば充分な火力である。

※この「艦形」の解説は、「メスディイェ (装甲艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「メスディイェ (装甲艦)」の記事については、「メスディイェ (装甲艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 14:11 UTC 版)

エトナ級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状小型船体に準戦艦級の主砲を積む関係から水面から乾舷が低い平甲板船体となっており、同時期にイギリス建造され大日本帝国海軍防護巡洋艦浪速型」に似た艦容である。 艦の構造前部から記述すると、水面下衝角付き水線部に35.6cm水中魚雷発射管の付く艦首主砲の25.4cm単装砲は基部のみ装甲で覆う露砲塔に1基が配置されその後方に2本のヤード挟まれ見張り所を持つ単脚式の前部マストが立つ。その後方に両脇船橋を持つ操舵艦橋配置され船体中央部に2本煙突が立つ。その周囲には煙管型の通風塔が立ち並び空いた場所は艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷2組で計4組により運用された。 左右舷側張りだしが設けられ、そこに副砲である15.2cm速射砲が防盾の付いた単装砲架等間隔に片舷3基ずつ計6基が配置された。後部マスト後部見張所で上部構造物が終了し、その下の後部甲板上に2番主砲塔が1基配置された。 1907年3番艦「ストロンボリ」が除籍された後に「エトナ」と「ヴェスヴィオ」は近代化改装されて練習艦類別された。船体再建造され、舷側大きく嵩上げされて反り返り付いた事により乾舷高くなった。艦橋前方移動され前部マスト基部となった武装全て速射砲一新され、「エトナ」は15.2cm単装速射砲舷側部に片舷2基ずつ計4基、12cm単装速射砲前後甲板上に1基ずつ計2基であったが「ヴェスヴィオ」は全て15cm単装速射砲8基に統一していた。

※この「艦形」の解説は、「エトナ級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「エトナ級防護巡洋艦」の記事については、「エトナ級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/29 04:57 UTC 版)

ロドニー級装甲艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状は前級に引き続き乾舷の低い平甲板船体となっている。水面から垂直に切り立った艦首水面下衝角持ち平坦な艦首甲板上に34.3cmライフル砲連装砲架据えた292mm装甲貼り合わせバーベットが1基、その背後にから上部構造物が始まり前部司令塔の上両脇船橋ブリッジ)を持つ操舵艦橋背後直列並んだ2本煙突とミリタリーマスト1本が立つ。ミリタリーマストとはマストの上部あるいは中段に軽防御見張り台配置し、そこに37mm~47mmクラス機関砲(速射砲)を配置した物である。これは、水雷艇による奇襲攻撃迎撃するために、遠くまで回せ高所に対水雷撃退用の速射砲あるいは機関砲置いたのが始まりである。形状の違いはあれど、この時代列強各国大型艦多く見られマスト形態であった本艦のミリタリーマストは簡素な単脚式で頂部中段2段見張り台設けられており、4.7cm単装砲を配置した構造物の上煙管型の通風筒が立ち並び、その外側艦載艇置き場となっていた。艦載艇はミリタリーマストを基部とするクレーン1基と2本1組のボート・ダビッドが片舷3組ずつ計6組により運用された。上部構造物の側面厚さ152mmの鉄板が貼られ、帆船舷側砲のように副砲砲郭ケースメイトとなっており、艦内に15.2cm速射砲単装砲架で片舷3基ずつ計6基を搭載していた。 ミリタリー・マストの下に後部見張所で上部構造物は終了し後部甲板上に後向き2番主砲バーベット1基が配置された。本艦舷側ケースメイト砲郭部)には舷側ケースメイト配置した

※この「艦形」の解説は、「ロドニー級装甲艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ロドニー級装甲艦」の記事については、「ロドニー級装甲艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/08 14:25 UTC 版)

クラースヌィイ・クルィーム (軽巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状乾舷の高い長船船体凌波性良好であった。全く傾斜の無い艦首甲板上に主砲の 「13cm55口径速射砲」を防盾の付いた単装砲架で1基、下部司令塔組み込んだ多層式の艦橋構造基部として頂上部測距儀配置した三脚式の前檣が立ち、その背後等間隔並んだ3本煙突が立ち、舷側甲板上には13cm速射砲が片舷3基ずつ計6基を配置された。2番煙突3番煙突後方両脇甲板凹ませて45.7cm三連魚雷発射管が片舷2基ずつ計4基を配置していた。煙突周囲艦載艇置き場となっており、2番煙突基部とするトラス構造クレーン左右に1基ずつと、簡素な単脚式の後基部とするジブ・クレーン1基により艦載艇運用された。後部見張り所の背後13cm速射砲が後向き並列配置で2基が配置され、そこから甲板一段下がって後部甲板上に機雷投下用の軌条レール)が2本が艦尾向かって設置されていた。船体側面にも13cm速射砲舷側ケースメイト配置艦橋側面部に左右に片舷2基、後左右に片舷1基を配置していた。この武装配置により艦首方向最大13cm砲5門を、左右方向最大13cm砲6門を、艦尾方向最大13cm砲を6門を指向することが出来た。 後にイタリアから「10cm(47口径高角砲」を輸入した際に艦首甲板上に連装砲架で1基、後部甲板上に並列配置で2基を配置していた。しかし、この配置により艦首甲板上の13cm砲の射界制限し艦首方向向けられる13cm砲は4門に減少した

※この「艦形」の解説は、「クラースヌィイ・クルィーム (軽巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「クラースヌィイ・クルィーム (軽巡洋艦)」の記事については、「クラースヌィイ・クルィーム (軽巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/11 15:59 UTC 版)

マズール (水雷艇)」の記事における「艦形」の解説

ポーランド海軍時代の本級の船体形状艦首のみ乾舷の高い短船首楼船体であった艦首甲板上にシュナイダー社の7.5cm単装速射砲en:Canon de 75 modèle 1897)を単装砲架直列に2基配置し箱型艦橋構造基部として簡素な単脚式のマスト前檣が立ち、艦橋隣接して1本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、ボート・ダビットが片舷1基ずつ計2基配置され運用される後部見張り台後部甲板上に7.5cm主砲単装砲架で後向き直列で2基ずつ配置された。

※この「艦形」の解説は、「マズール (水雷艇)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「マズール (水雷艇)」の記事については、「マズール (水雷艇)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 04:19 UTC 版)

キルキス級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体構造長船船体で、全長比べて船体の幅が狭いという前弩級戦艦特有の船体形状をしていた。基本デザインは前級を踏襲している。艦首から順に構造記述すれば艦首水面下には未だ衝角ラム)が付き、その下部には弩級戦艦にも受け継がれる水中魚雷発射管がある。主砲新設計の「1906年型 30.5cm(45口径)砲」を箱形連装砲塔おさめて1基を配置。その背後には司令塔組み込んだ操舵艦橋背後円柱状のミリタリー・マストが立ち、マストには4.7cm砲を配置した二段見張り台設けられていた。船体中央部煙突本数は前級よりも1本減った2本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、その運用のために2番煙突後方グース・ネックの首)型クレーンが片舷1基ずつ計2基を配置した後部艦橋の上マストが立つ。甲板一段下がった後部甲板上に後向き2番主砲塔が1基配置され艦尾には艦長室設けられた。左右舷側甲板上には中間砲として20.3cm砲を箱形連装砲塔おさめて片舷2基を背中合わせ配置して計4基を搭載した。更に舷側には副砲の17.8cm速射砲を片舷に等間隔に4基を配置して計8基を搭載した。この武装配置により艦首方向最大30.5cm砲2門・20.3cm砲4門・17.8cm砲2門が、左右舷側方向最大30.5cm砲2門・20.3cm砲4門・17.8cm砲4門が指向できた。 竣工後の1909年に、後部艦橋上のマスト代わりに頂上部見張り所を持つ籠状の後部マスト設置された。後に1911年から前部ミリタリー・マストも同形式の籠状マスト更新され前後対称的な外観となった

※この「艦形」の解説は、「キルキス級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「キルキス級戦艦」の記事については、「キルキス級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 19:18 UTC 版)

致遠型防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

船体は平甲板船体であった水面下衝角ラム)の付いた艦首から甲板上にクルップ製21cmライフル砲連装砲架艦首甲板上に1基配置した。その背後司令塔組み込み両脇船橋を持つ操舵艦橋単脚式の前部ミリタリーマストが立つ。船体中央部に1本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、舷側に2本1組のボート・ダビッドが片舷2基ずつ計4組運用されていた。副武装クルップ 15.2cmライフル砲船体中央部舷側張り出し設け、そこに防盾の付いた単装砲架で片舷1基ずつ計2基を配置し、5.7cm速射砲単装砲架舷側甲板上に片舷4基ずつ計8基が配置された。その後方に後部ミリタリーマストと21cm単装砲が後向きに1基が配置された。 この武装配置により艦首方向最大で21cm砲2門・15.2cm砲2門、舷側方向最大で21cm砲3門・15.2cm砲1門・5.7cm砲4門、艦尾方向最大で21cm砲1門・15.2cm砲2門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「致遠型防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「致遠型防護巡洋艦」の記事については、「致遠型防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/28 09:31 UTC 版)

チャカブコ (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状は平甲板船体となっており、艦の構造前部から記述すると、水面下衝角45cm水中魚雷発射管1門を内蔵させた艦首艦首甲板上に主砲の20.3cm砲を防盾の付いた単装砲架で1基、司令塔組み込んだ両脇船橋ブリッジ)を持つ操舵艦橋基部として単脚式の前部マストが立つ。船体中央部に2本煙突が立ち、その周囲には煙管型の通風塔が立ち並び空いた場所は艦載艇置き場となっていた。艦載艇前後マスト基部に1基ずつ付いたクレーン計2基と2本1組のボート・ダビッドが片舷3組ずつ計6組により運用された。左右舷側張りだし(スポンソン)が片舷2か所ずつ設けられ、そこと舷側甲板上に副武装として12cm速射砲が片舷5基ずつ計10基が配置された。後部甲板上に2番主砲後ろ向きに1基配置された。 就役後1939年から1941年にかけて近代化改装が行なわれて全ての武装撤去され新たにアームストロング社の15.2cm(50口径速射砲単装砲架で6基、対空火器として5.7cm(40口径高角砲単装砲架で4基が搭載された。1945年に5.7cm高角砲全て撤去され替りエリコン20mm(70口径機銃単装砲架10基に更新された。

※この「艦形」の解説は、「チャカブコ (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「チャカブコ (防護巡洋艦)」の記事については、「チャカブコ (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/09 14:52 UTC 版)

浪速型防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本型の船体形状乾舷の高い平甲板船体衝角の付く艦首から艦首甲板上に「クルップ 26cm(35口径)砲」を単装砲で装填機構装甲覆った露砲塔収めて1基、その背後頂上部見張り所を設けたミリタリー・マストが立ち、司令塔組み込んだ箱型艦橋後部に1本煙突が立つ。ミリタリーマストとはマストの上部あるいは中段に軽防御見張り台配置し、そこに37mm - 47mmクラス機関砲(速射砲)を配置した物である。これは、当時水雷艇による奇襲攻撃迎撃するために遠くまで見張らせる高所に対水雷撃退用の速射砲あるいは機関砲置いたのが始まりである。形状の違いはあれどこの時代列強各国大型艦多く用いられ様式で本型も前後見張り所に「オチキス 4.7cm(43口径)機砲」が単装砲架で3基ずつ計6基を配置した煙突周囲煙管型の通風筒立ち並ぶ艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドで運用された。舷側甲板上に等間隔副砲の「15cm(35口径)砲」が防盾の付いた単装砲架で片舷3基ずつ計6基が配置されていた。艦載艇置き場後部には基部クレーンの付く後部ミリタリー・マストが立ち、その後ろの後部甲板上に2番主砲塔配置された。 浪速型の旧式の克(クルップ)式主砲副砲全て日清戦争と日露戦争戦間期に安(アームストロング)式15.2cm単装速射砲換装された。まず1895年 - 1898年の間に副砲の克式15cm(149.1mm)砲が安式40口径15.2cm(152mm)速射砲換装された。その後1900年から1902年の間に主砲の克式26cm砲も安式(40口径もしくは45口径の2説あり)15.2cm速射砲換装された。浪速は呉、高千穂横須賀、で改装された。 船体主甲板水平部は50.8mm装甲舷側接す傾斜部は76.2mm装甲が貼られ、舷側装甲代わりに石炭庫を設ける事で敵弾浸水石炭食い止める防御様式となっていた。船体中央部には石炭専焼円缶が1室当たり3基が並列並び前後2室で6基を配置した後部2段膨張2気筒レシプロ機関を2基2軸推進最大出力7,604馬力速力18ノット発揮した。1番艦「浪速」は1886年明治19年2月イギリス竣工し日本人乗員による初めての日本回航となった2番艦「高千穂」も同年4月とほぼ同時期に竣工している。1893年明治26年)からのハワイ革命の際は両艦とも日系人保護のためホノルル派遣日清戦争では黄海海戦始め大連旅順威海衛などの各攻略作戦参加した1898年明治31年)の類別制定では二等巡洋艦類別され1904年明治37年)からの日露戦争にも参加し、両艦とも日本海海戦などの各海戦参加している。「浪速」は1912年明治45年)に座礁のため喪失。「高千穂」は1912年大正元年)に海防艦籍に編入され第一次世界大戦では青島攻略戦1914年)に参加したが、ドイツ水雷艇S90雷撃により機雷誘爆沈没した。 本型の武装装甲配置示した図。 本型にも搭載された11mm10連装ノルデンフェルト砲を運用する水兵示した図。

※この「艦形」の解説は、「浪速型防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「浪速型防護巡洋艦」の記事については、「浪速型防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/21 22:47 UTC 版)

フローレス級砲艦」の記事における「艦形」の解説

船体船首楼型を採用している。主武装としてはクルップ50口径5.9インチ(149mm)No.7単装砲を防盾付で背負式に前部へ2基、後部に1基の合計3基を搭載しており、艦形に比べ強力な砲火力が特徴であった第二次大戦中にはレーダー搭載対空兵装強化が行われている。

※この「艦形」の解説は、「フローレス級砲艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「フローレス級砲艦」の記事については、「フローレス級砲艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/04 08:53 UTC 版)

アラン級海防戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の基本構造は平甲板船体水面下衝角の付く艦首から艦首甲板上に「1898年型 21cm(44口径カノン砲」を収めた単装式の主砲塔が1基、その背後から上部構造物が始まり司令塔下部組み込み左右に船橋ブリッジ)を持つ操舵艦橋設けられ頂上部見張り所を持つ簡素な単脚式の前部マストが立つ。船体中央部には2本煙突が立ち、その周囲煙管型の通風筒が立ち並び煙突後方艦載艇置き場となっており、艦載艇前後マストのボート・クレーンと2番煙突側面設けられた2本1組のボート・ダビッドが片舷1組ずつ計2組によって運用された。 舷側甲板上には副砲の15.2cm速射砲が単装式の砲塔収められて片舷3基ずつ計6基が配置され旋回する砲塔上部構造部に干渉しないように片舷3カ所ずつ凹まされていた。その上構造物後部見張り所を基部とする後部マスト立った所で終了し甲板一段下がった後部甲板上には後ろ向きの21cm単装主砲塔の順である。この武装配置により前後方向最大21cm砲1門・15.2cm砲2門、左右方向最大21cm砲2門、15.2cm砲3門が指向できた。 1910年前部マスト三脚型改造するとともに頂上部射撃指揮所が設けられた。1930年代に「マンリゲーテン」のみボイラー重油専焼水管缶2基に改められた。「アラン」と「タッパレーテン」は5.7cm速射砲10基と45cm魚雷発射管2門を撤去して対空火器が5.7cm(55口径高角砲単装砲架で4基と2.5cm単装機銃2丁、8mm80口径)単装機銃2丁が追加された。1940年に「アラン」が5.7cm砲1基を甲板上に移動しボフォース4cm機関砲単装砲架で4基と8mm連装機銃2基を搭載した1941年に「マンリーゲーテン」のみ艦首クリッパー型に整形され全長が90.2mに延伸された。艦橋構造大型化するとともにマスト位置後方移動したボイラー新型換装された。対空火器として5.7cm(55口径高角砲4基、4cm単装機関砲4基、2.5cm機関砲2基が追加された。

※この「艦形」の解説は、「アラン級海防戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「アラン級海防戦艦」の記事については、「アラン級海防戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/04 08:40 UTC 版)

フィルギア (装甲巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状は高い乾舷を持つ平甲板船体外洋での凌波性良好であった水線下に衝角を持つ艦首から自国ボフォース社製「1903年型 15.2cm(50口径速射砲」を連装砲塔収め艦首甲板上に1基配置下部司令塔組み込んだ艦橋構造左右に船橋ブリッジ)を持つ箱型とし、その背後一段見張り所を持つ単棒式のミリタリー・マストが立つ。艦橋背後等間隔並んだ3本煙突が立ち、その周囲には煙管上の通風筒が立ち並び外縁部は艦載艇置き場となっており、3番煙突後部グース・ネックの首)型クレーン2基と2本1組のボート・ダビッドが片舷2組ずつ計4組運用された。船体中央部舷側甲板上には15.2cm連装砲塔が片舷1基ずつが配置している。後部甲板上には簡素な単脚式の後、そして後部甲板上に後ろ向きに15.2cm連装砲塔が1基配置された。 本艦1930年代後半1939年から1941年にかけて士官候補生用の練習艦として近代化改装が行われた。外観上の変化艦首形状クリッパー艦首整形され艦橋構造教室設備を含むために大型化して塔型艦橋となり、前部マスト簡素な単脚型になると共に後部マスト撤去された。また、機関換装されてボイラー数が減少したので3本煙突のうち艦橋側の1本を撤去してファンネルキャップの付いた2本煙突となったのが識別点である。

※この「艦形」の解説は、「フィルギア (装甲巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「フィルギア (装甲巡洋艦)」の記事については、「フィルギア (装甲巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 14:01 UTC 版)

コンテ・ディ・カブール級戦艦」の記事における「艦形」の解説

船体長船型で、艦首から順に、前級より引き継いだ新設計の「1909年型30.5cm(46口径)砲」を搭載した1番・2番主砲塔背負い式に配置司令塔組み込んだ操舵艦橋次いで1番煙突とそれを挟み込むように後ろ立った三脚、その背後3番主砲塔前向きに配置2番煙突とそれを挟み込むように前に立った三脚式の後次いで後部見張り所と探照灯台、そして4番5番主砲塔後ろ向きに背負い式に配置した

※この「艦形」の解説は、「コンテ・ディ・カブール級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「コンテ・ディ・カブール級戦艦」の記事については、「コンテ・ディ・カブール級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/04 08:54 UTC 版)

スヴァリイェ級海防戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状当時主流である平甲板船体で、艦首構造は冬は氷に閉ざされるバルト海行動するために砕氷構造持ち艦首から艦尾向けてなだらかに傾斜する甲板から前向きにボフォース 1912年型 28.3cm(44口径)砲」を連装砲塔収めて1基を配置しその後部から上部構造物が始まり甲板1段分上がって副砲の「ボフォース 1912年型 15.2cm(50口径速射砲」を連装砲塔収めて1基を配置していた。艦橋構造司令塔下部組み込んだ箱型とし、後部単脚式の前部マストが立つ。 船体中央部に2本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷2組ずつ計4組後部マスト後部単脚基部に1基ついたジブ・クレーンにより運用された。後部見張り所で上部構造物は終了し一段下がった後部甲板上に28.3cm連装砲が後ろ向きに1基配置された。舷側甲板上には15.2cm砲が単装砲塔収められ、片舷3基ずつ計6基が配置された。この武装配置により艦首方向最大で28.3cm砲2門・15.2cm砲4門が指向でき、舷側方向最大で28.3cm砲4門・15.2cm砲5門が指向できた。 各艦の船体サイズ相違以下の通り艦名常備排水量満載排水量全長水線長全幅吃水スヴァリイェ 6,852トン 7,516トン 120.0m 119.7m 18.6m 6.5m 後の2艦 7,125トン 7,633トン 121.6m 120.9m 同上 6.7m 前述1920年代近代化改装単脚式の前檣は、頂上部4つ信号ヤード付いた射撃方位盤室を持つ多層構造三脚改装され、後撤去され替わり2番煙突の上部の左右に信号ヤード設置された。また、船体各所対空火器増設された。 1930年代近代化改装機関換装が行われ、一番に目を引くのは煙突の形状で、「スヴァリイェ」は1番煙突途中で後方折り曲げて2番煙突強く接近させた形状となった。「グスタフ5世」は2本の煙突の上部をそれぞれ結合させた複雑な形状となった。「ドロットニング・ヴィクトリア」は改装前同様に2本煙突のままであるこのため他国海軍からは煙突の形状を見れば艦名識別一目瞭然となってしまった。 近代化改装後の「スヴァリイェ」 近代化改装後の「ドロットニング・ヴィクトリア」 近代化改装後の「グスタフ5世

※この「艦形」の解説は、「スヴァリイェ級海防戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「スヴァリイェ級海防戦艦」の記事については、「スヴァリイェ級海防戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/20 17:44 UTC 版)

タンペート (海防戦艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状乾舷の低い平甲板船体となっている。水面部が衝角突出した艦首から艦首甲板に34cm砲を2門収めた連装主砲塔が1基、その背後主砲射界妨げないように幅の狭い上部構造物が始まり司令塔組み込んだ艦橋背後に主ミリタリーマストと1本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビッドが片舷に2組ずつ計4組運用された。

※この「艦形」の解説は、「タンペート (海防戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「タンペート (海防戦艦)」の記事については、「タンペート (海防戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/04 08:40 UTC 版)

ヴァンジュール (海防戦艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状乾舷の低い平甲板船体となっている。水面部が衝角突出した艦首から艦首甲板に34cm砲を2門収めた連装主砲塔が1基、その背後主砲射界妨げないように幅の狭い上部構造物が始まり司令塔組み込んだ艦橋背後に主ミリタリーマストと1本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビッドが片舷に2組ずつ計4組運用された。

※この「艦形」の解説は、「ヴァンジュール (海防戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ヴァンジュール (海防戦艦)」の記事については、「ヴァンジュール (海防戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/25 06:12 UTC 版)

クラースヌイ・カフカース (重巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状乾舷の高い長船船体凌波性良好であった。全くシア甲板傾斜)の無い艦首甲板上に主砲の「18cm(57口径速射砲」を単装式の砲塔収め背負い式で2配置基、下部司令塔組み込んだ多層式の艦橋構造基部として頂上部測距儀所を持つ三脚式の前檣が立ち、その背後に2本煙突が立つ。その周囲艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷2組で計4組により運用された。舷側甲板上には国産の6.3cm高角砲単装砲架で片舷2基ずつ計4基を配置したが、後にイタリアから輸入した「10cm(47口径高角砲」が連装砲架で片舷2基ずつ計4基に換装された。2番煙突基部から甲板一段下がって舷側甲板上に53.3cm三連魚雷発射管を片舷2基ずつ計4基を配置していた。2番煙突後部から艦載艇置き場となっており、簡素な三脚式の後基部としてトラス構造クレーンが1基が付き、それで運用された。後部甲板上に18cm単装砲塔が後向き背負い配置で2基配置され甲板艦尾側に機雷投下軌条レール)が並列に2基を艦尾まで設置されていた。

※この「艦形」の解説は、「クラースヌイ・カフカース (重巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「クラースヌイ・カフカース (重巡洋艦)」の記事については、「クラースヌイ・カフカース (重巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/27 13:20 UTC 版)

インフレキシブル (装甲艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦基本構造は平甲板船体に2本の帆走ブリッグマストと2本煙突を持つ装甲フリゲートである。水面下衝角を持つ艦首から幅の狭い船首楼始まり、その上前部マスト後方位置する1番煙突終了した船首楼後部上部構造物の幅は主砲塔射界確保するために船体幅の半分しか持たず艦内容積狭めた。 そこから甲板1段分下がった船体中央部甲板上にアームストロング(後のアームストロング・ホイットワース)製「40.6cm(18口径前装填砲」を2門ずつ収めた鍋を伏せたような形状主砲塔2基を、船体中央部位置する両脇船橋を持つ操舵艦橋を挟むように左舷前方に1番主砲塔を、右舷後方2番主砲塔配置で2基を配置していた。2番煙突背後から上部構造部が始まりその上に後部マストが立つ。この時期には艦載艇蒸気機関航行する物が搭載され本艦には艦載水雷艇積まれた。これら艦載艇爆風避けるために後部マスト周囲並べられ後部マスト基部付いたボート・クレーンにより運用された。艦尾水面下には1枚舵を挟むように2枚羽のスクリュープロペラが片舷1軸ずつ計2軸推進であった本艦1898年から1899年11月近代化改装され、機関強化して帆走設備全て撤去し帆走用だったマストは1段の見張り所を持つミリタリー・マストに一新され見張り所に4.7cmクラス速射砲並列前後2基ずつ配置された。この時に船体中央部にあった操舵艦橋は1番煙突前側移動され爆風避けられる設計となった船首楼から後部構造物への移動容易に行えるように前後煙突中部に「空中甲板(フライング・デッキ)」が設けられた。

※この「艦形」の解説は、「インフレキシブル (装甲艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「インフレキシブル (装甲艦)」の記事については、「インフレキシブル (装甲艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/28 05:15 UTC 版)

エリサベタ (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦船体形状乾舷の低い平甲板船体帆走用のマスト3本が立つ初期防護巡洋艦である。水面下衝角ラム)を持つ艦首から艦首甲板上に操舵艦橋簡素な単脚式の前部マストが立つ。船体中央部には1本煙突が立ち、その周囲には煙管型の通風筒立っている。煙突周囲艦載艇置き場となっており、2本1組として片舷3組ずつ計6組のボート・ダビットにより運用された。舷側部には2か所の張り出し設けられ、そこに主砲の15cm速射砲が防盾の付いた単装砲架で片舷2基ずつ計4基が配置された。後部甲板には後部マスト2本が立つ。副武装の5.7cm速射砲単装砲架艦首甲板上と艦尾甲板上に並列配置で2基ずつの計4基を配置した

※この「艦形」の解説は、「エリサベタ (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「エリサベタ (防護巡洋艦)」の記事については、「エリサベタ (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/23 08:54 UTC 版)

ロード・クライヴ級モニター」の記事における「艦形」の解説

本級の基本構造乾舷が低い平甲板船体艦首に1基の砲塔配置していた。その背後操舵艦橋基部に持つ不釣合いなほどに高い、頂上部見張り所を持つ三脚式のマスト中央部に細い1本煙突が立つ。船体断面図安定性を増すために船体下部バルジ装着している。舷側には沿岸砲台からの砲撃受けた時の防御として最厚として152mm装甲が貼られ、甲板防御同時代イギリス軽巡洋艦同等の25mmから51mm装甲を貼られた。

※この「艦形」の解説は、「ロード・クライヴ級モニター」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ロード・クライヴ級モニター」の記事については、「ロード・クライヴ級モニター」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/25 08:02 UTC 版)

コロンビア級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体構造は平甲板船体で、艦首から順に構造記述すれば艦首水面下には未だ衝角ラム)が付き艦首甲板上に15.2cmライフル砲を防盾の付いた単装砲架並列で2基を配置。その背後から上部構造物が始まり司令塔組み込んだ操舵艦橋基部として簡素な前部マストが立つ。船体中央部煙突本数は「コロンビア」は4本で、「ミネアポリス」は2本で異なっていた。その周囲煙管状の通風筒が立ち並び舷側艦載艇置き場となっており、その運用のために2本1組のボート・ダビッドが片舷4組ずつ計8組で運用された。 後部マスト立った所で上部構造物が終了し甲板一段下がった後部甲板上に20.3cmライフル砲が単装で1基が後ろ向きに配置された。舷側には10.2cm速射砲舷側ケースメイト砲郭配置で片舷4基ずつ計2基が配置された。他に近接火器として5.7cm速射砲上部構造物と舷側に計12基を配置していた。 就役後に20.3cmライフル砲1基が撤去され代わりに15.2cm砲1門が搭載された。1919年艦橋構造大型化して、前後マスト延長して無線設備強化行った際に前後見張り所を設けた後部マスト基部無線所が新設された。武装においては舷側前後の10.2cm速射砲4基と水雷兵装全て撤去され代わりにMark10 7.6cm(50口径高角砲」が単装砲架で2基が搭載された。

※この「艦形」の解説は、「コロンビア級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「コロンビア級防護巡洋艦」の記事については、「コロンビア級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 09:50 UTC 版)

アミラル・オーブ級装甲巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状は前型と同じく高い乾舷を持つ長船船体外洋での凌波性良好であった艦首から前向きに19.4cm単装主砲塔1基を配置艦橋構造箱型とし、その上に二段見張り所を持つミリタリー・マストが立つ。ミリタリー・マストの頂部見張り所は上段探照灯台で下段に4.7cm機関砲配置された。 艦橋背後に4本の煙突立っているが、ボイラー室前後振り分けた缶室分離配置を採っているために煙突2番煙突3番煙突の間は広く取られており、間に四角形通風筒立っている。 煙突周囲艦載艇置き場となっており、舷側艦載艇用の揚収クレーン片舷8基計16基が配置されている。4番煙突から後ろ簡便な単脚後ろ向きに19.4cm単装主砲塔1基が載る副砲前述通り16.3cm単装速射砲8門のうち4門が単装砲塔収められ船体中央部に片舷2基ずつの計4基が配置され残りは単装ケースメイト配置艦橋左右に1基ずつ、後左右に1基ずつの計4基が配置され前方方向最大4門、左右方向最大4門が指向出来た

※この「艦形」の解説は、「アミラル・オーブ級装甲巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「アミラル・オーブ級装甲巡洋艦」の記事については、「アミラル・オーブ級装甲巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 09:49 UTC 版)

スヴェア級海防戦艦」の記事における「艦形」の解説

本艦基本構造装甲艦時代影響を残す平甲板船体水面下衝角の付く艦首から艦首甲板上に25.4cm後装填砲を収めた連装主砲塔が1基配置、その背後から上部構造物が始まり司令塔下部組み込み左右に船橋ブリッジ)を持つ操舵艦橋設けられ頂上部見張り所を持つミリタリー・マストが立つ。船体中央部には2本煙突が立ち、その周囲煙管型の通風筒が立ち並び煙突後方艦載艇置き場となっており、艦載艇船体後部設けられた2本1組のボート・ダビッドが片舷2組ずつ計4組によって運用された。その下の上構造物側面副砲として15.2cm単装砲を舷側ケースメイト配置で片舷2基ずつ計4基が配置された。他に艦上に3.7cm機砲2基、2.5cm単装機砲4基、12mm(78口径)単装機銃1丁と38.1cm水中魚雷発射管1門を艦首装備した。 本級は1903年から1906年にかけて近代化改装を受け、主砲は21cm単装砲塔換装副砲は15.2cm(44口径速射砲が単装砲塔収められて片舷3基ずつと後部甲板上に1基の計7基が配置された。 各艦の船体サイズ相違以下の通り 艦名常備排水量常備排水量全長全幅吃水乗員数スヴェア 3,051トン 3.273トン 75.7m 14.8m 5.18m 252名 イェータ 3,228トン 3,300トン 78.8m 14.6m 5.1mmトゥーレ 3,248トン ← 79.5m 15.7m ← ←

※この「艦形」の解説は、「スヴェア級海防戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「スヴェア級海防戦艦」の記事については、「スヴェア級海防戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 14:31 UTC 版)

カンパーニア級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状乾舷の高い平甲板船体艦首から艦首甲板上に「アームストロング 1892年型 15.2cm(40口径速射砲」を防盾の付いた単装砲架で1基、その背後頂上部見張り所を設けた簡素なマストが立ち、司令塔組み込んだ箱型艦橋後部に1本煙突が立つ。主砲一部舷側砲郭部にも配置され砲郭前後間隔開けて配置され、15.2cm速射砲を片舷2基を配置した煙突周囲煙管型の通風筒が立つ艦載艇置き場となっており、艦載艇置き場後部には基部ジブ・クレーンの付く後部マストが1本立ち、その後ろの後部甲板上に防盾の付いた6番主砲が1基配置された。船体側面部には植民地警備時の通風良くするために至る所舷窓開けられた。

※この「艦形」の解説は、「カンパーニア級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「カンパーニア級防護巡洋艦」の記事については、「カンパーニア級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/06 09:32 UTC 版)

肇和級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状乾舷の高い平甲板船体艦首水面下衝角の付く艦首から艦首甲板上に「アームストロング Marks XXIII 15.2cm(50口径速射砲」を防盾の付いた単装砲架で1基、下部司令塔組み込んだ船橋を持つ操舵艦橋背後には簡素な単脚式の前部マストが立つ。船体中央部等間隔並んだ2本煙突が立ち。煙突周囲煙管型の通風筒立ち並ぶ艦載艇置き場となっており、艦載艇前部マスト基部付いたジブ・クレーン1基により運用された他に、舷側付いた2本1組のボート・ダビットが片舷3組で計6組でも運用された。前後マスト左右に副砲の「10.2cm(50口径速射砲」が防盾の付いた単装砲架で片舷2基ずつ計4基が配置されていた。艦載艇置き場後部には簡素な後部マストが立ち、その後ろの後部甲板上に2番主砲が後向きに1基が配置された。 船体主甲板平面部は68mm装甲が貼られ、舷側装甲変わり石炭庫を設ける事で敵弾浸水石炭食い止める防御様式成っていた。

※この「艦形」の解説は、「肇和級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「肇和級防護巡洋艦」の記事については、「肇和級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 19:23 UTC 版)

インファンタ・マリア・テレサ級装甲巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級は平甲板船体採用した水面下当時主流である衝角を持つ艦首から前部甲板上に前向きに単装式の露砲塔1基を配置艦橋構造司令塔下部組み込み船橋両側に持つ箱型とし、その後部に頂上部見張り所を持つ簡素な単脚が立つ。単脚背後に2本煙突が立ち、艦内への吸気用として煙管型の通風筒立てられている。煙突周囲艦載艇置き場となっており、その後ろは簡素な単脚後ろ向きに露砲塔1基が配置左右舷側甲板上には14cm単装砲が断片防御程度の防盾を付けられており甲板上に単装砲架で片舷に5基ずつ計10基が配置された。この武装配置により前後方向に28cm砲1門、14cm砲2門、左右方向に28cm砲2門、14cm砲5門を向けることが出来た防御装甲舷側水線部に254mmから305mmの装甲が貼られており、装甲厚では戦艦並み全長2/3防御するものであった反面装甲板の高さが低かったまた、主砲バーベット部こそ228mmもあったが、写真砲塔見えるのは断片防御程度装甲出来た防護盾主砲基部被せてあるだけの代物であり完全な砲塔形式ではない。

※この「艦形」の解説は、「インファンタ・マリア・テレサ級装甲巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「インファンタ・マリア・テレサ級装甲巡洋艦」の記事については、「インファンタ・マリア・テレサ級装甲巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/14 03:44 UTC 版)

ドミトリー・ドンスコイ (装甲艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦基本構造は平甲板船体3本マストと2本煙突を持つ装甲フリゲートで、艦首水面下衝角持ち船体中央部船橋を持つ。艦橋背後には2本煙突が立ち、船体中央部砲郭ケースメイト)部に主武装左右均等に配置していた。 1894 - 1895年には近代化改装施され機関強化して帆走設備撤去しマスト上に3.7cm - 4.7cmクラス速射砲配置した見張り所を設けた

※この「艦形」の解説は、「ドミトリー・ドンスコイ (装甲艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ドミトリー・ドンスコイ (装甲艦)」の記事については、「ドミトリー・ドンスコイ (装甲艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/17 04:14 UTC 版)

飛鷹 (水雷砲艦)」の記事における「艦形」の解説

駆逐艦普及前の19世紀末魚雷運用艦として流行した小型高速水雷砲艦呼ばれる艦種で、後に駆逐艦類別された。排水量837トン鋼製船体で、艦首波除良くするため亀の甲のように甲板が凸断面となったタートルバック型を採用、2本のマストと4本の煙突備えたヤーロー水管式缶を用いた蒸気機関速力22ノット発揮した主砲は4インチ(102mm)単装速射砲艦首艦尾に1基ずつ備え補助火砲として6ポンド速射砲6門と1ポンド速射砲4門を有したまた、水雷兵装は、上甲板魚雷発射管3基のほかに外装水雷(スパートーピード)3基も搭載していた。

※この「艦形」の解説は、「飛鷹 (水雷砲艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「飛鷹 (水雷砲艦)」の記事については、「飛鷹 (水雷砲艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/10 03:42 UTC 版)

イルマリネン級海防戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級は波の穏やかなバルト海での行動考えた甲板船体だが、艦首形状冬季には港が氷に閉ざされるために砕氷艦首となっていた。前方から艦の構造記述すると、軽くシア甲板反り返り)の付いた艦首甲板新設計の「ボフォース 25.4cm(46口径)砲」を箱形連装砲塔収めて1基を配置その後部から上部構造物が始まり副武装の「ボフォース 10.5cm(50口径高角砲」を防盾の付いた連装砲架で1基を配置している。その背後司令塔組み込んだ操舵艦橋の上には測距儀1基が載る船体中央部には中段探照灯台が付いた円柱状の単脚1基と1本煙突が立ち、煙突両側から挟み込むように10.5cm連装高角砲舷側甲板上に片舷1基ずつ配置されその後部に艦載艇並べられ単脚基部とするクレーン1基により運用された。煙突背後対空指揮装置置かれその後部に10.5cm連装高角砲1基と2番主砲塔後ろ向きに1基ずつ配置された。小型船体ながら武装効率よく配置され前後方向最大で25.4cm砲2門と10.5cm砲6門が、左右方向最大で25.4cm砲4門と10.5cm砲が6門指向できた。

※この「艦形」の解説は、「イルマリネン級海防戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「イルマリネン級海防戦艦」の記事については、「イルマリネン級海防戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 15:34 UTC 版)

ロンバルディア級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体乾舷の低い平甲板船体である。艦の構造前部から記述すると、水面下衝角付いた艦首から水線上部に45.7cm魚雷発射管が単装で1門を内蔵した艦首甲板上には前部マストが立ち、それを跨ぐように主武装の15.2cm(32口径速射砲が防盾の付いた単装砲架並列配置1番・2番主砲2基が前部配置された。 その後方に両脇船橋を持つ操舵艦橋配置され船体中央部に2本煙突が立つ。その周囲には煙管型の通風塔が立ち並び空いた場所は艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷2組で計4組により運用された。 左右舷側張りだしが三か所設けられ、そこに副砲である12cm速射砲が防盾の付いた単装砲架等間隔に片舷3基ずつ計6基が配置された。後部見張所と後部マスト上部構造物が終了し、その下の後部甲板上に3番・4番2番主砲並列配置で2基ずつで計4基配置された。また、1905年主砲15.2cm速射砲を2門減じ替わり12cm速射砲を2門増設した。 本級のうち「カラブリア」のみ艦形が異なり、ろくな整備施設の無い植民地運用するために艦底部には牡蠣海草付着を防ぐために亜鉛板が貼られ、3本マストと1本煙突主砲も15.2cm(40口径速射砲となっており外観異なっていた。

※この「艦形」の解説は、「ロンバルディア級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ロンバルディア級防護巡洋艦」の記事については、「ロンバルディア級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/19 05:19 UTC 版)

ブレムゼ (砲術練習艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦船体は平甲板船体であった切り立った艦首形状から乾舷の高い艦首甲板上に「SK C/34 12.7cm(45口径速射砲」を防盾の付いた単装砲架で1基、その後ろに両脇船橋をもつ箱型艦橋頂上部に主測距儀置かれその後ろに頂上部測距儀室を設けた三脚式の前部マストが立つ。 本級の機関ディーゼル機関のために高い煙突を必要としていないが、威容のためにファンネルキャップの付いた2本煙突立てられており、機関シフト配置により煙突の間は前後広く離されていた。煙突の間に2番主砲配置され、その周囲艦載艇置き場となっており、煙突基部前後に1基ずつ計2基付いた小型クレーンにより運用された。2番煙突後方測距儀乗せた後部見張所が設けられ後部甲板上に後向き3番・4番主砲背負い式に2基配置され艦尾側に機雷配置された。 小型船体三脚マストや高い煙突立てたためにトップヘビーとなって安定性欠き本艦存在理由である砲術訓練支障来したために竣工後の1930年代測距儀と共に三脚マスト撤去され簡素な単脚式に変更された。煙突の高さも低くされてファンネルキャップも撤去された。

※この「艦形」の解説は、「ブレムゼ (砲術練習艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ブレムゼ (砲術練習艦)」の記事については、「ブレムゼ (砲術練習艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 06:22 UTC 版)

O級巡洋戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の基本デザイン同時期に設計された「シャルンホルスト級戦艦」にほぼ近い物であった。本級の基本形状は平甲板船体である。艦首前方向けた強く傾斜させたアトランティック・バウを設計段階から導入しており、艦首甲板には強いシア甲板傾斜)が付き、そこに「SK C/34 38cm(52口径)砲」を収めた連装砲塔背負い配置で2基、2番主砲塔基部から上部構造物が始まり艦橋構造は、新戦艦ビスマルク級」に酷似し司令塔組み込んだ箱型操舵艦橋である。その後部から頂上部測距儀配置し中部見張り所を持つ戦闘艦が立つ。操舵艦橋側面部には副砲の「SK C/28 1928年型 15cm(55口径速射砲」を連装砲塔収めて1番・2番副砲塔を片舷1基ずつ配置した船体中央部に2本煙突が立つが、1番煙突基部水上機格納庫となっており、水上機中央部甲板上に首尾方向に対して垂直に埋め込まれカタパルトにより左右に射出される水上機艦載艇格納庫脇に片舷1基ずつの計2基配置されクレーンにより運用される設計であった2番煙突基部として後部マストが立ち、後部測距儀所の後ろに後向き3番副砲塔1基、後部甲板上に3番主砲塔1基が疑似的背負い配置となっていた。舷側甲板上には高角砲の「SKC/33 10.5cm(65口径高角砲」が連装砲架で1番煙突側面後部測距儀塔の側面に片舷2基ずつの計4基が配置された。この武装配置により艦首方向最大で38cm砲4門・15cm砲4門・10.5cm砲4門が、舷側方向最大で38cm砲6門・15cm砲4門・10.5cm砲4門が、艦首方向最大で38cm砲2門・15cm砲2門・10.5cm砲4門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「O級巡洋戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「O級巡洋戦艦」の記事については、「O級巡洋戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 04:49 UTC 版)

ロンドン級重巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の基本設計エメラルド級軽巡洋艦延長であるが基準排水量1万トン台の大型となったため、水面からの乾舷艦首から艦尾まで高く側面には凌波性良くするフレア反り返り)の付いた甲板船体採用できた。水線部の船体形状船体長は192mもあり、船体の幅を抑えた水の抵抗少な船体形状成形した事により少な機関出力でも高速出しやすい形状であった垂直に切り立った艦首から艦首甲板上に20.3cm砲を収めた連装式の主砲塔背負い配置で2基、2番主砲塔基部から上部構造物が始まりその上に近代的な塔型艦橋が立つが前級において2番主砲塔艦橋位置近かったために前部主砲側面向けて撃つと爆風被害を受けるために本級において約7.5m間隔開けられたのが外観上の識別点である。 艦橋背後簡素な単脚式の前後マスト挟まれるように2番煙突のみ太い3本煙突が立つ。艦橋煤煙かからないように煙突後方傾斜されたが、効果無かったために公試中に煙突を約4.6m高くして改善する必要があった。煙突周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボード・ダビッドが片舷4組ずつ計8組により運用された。 中央甲板後方水上機施設で、水上機3番煙突基部設けられクレーンが片舷1基ずつ計2基で運用され船体後部水上機1機を収められる格納庫設けられ上部後部見張所を兼ねていた。後部マスト後方後部甲板上に20.3cm連装砲塔が後向き背負い配置で2基配置された。 本級の副武装対空火器として10.2cm高角砲単装砲架で片舷2基ずつ計4基が3本煙突側面配置され舷側甲板上に53.3cm四連魚雷発射管で片舷1基ずつ計2基が配置された。舷側部は客船のように艦首から艦尾まで上下2列の舷窓が立ち並び同時期のフランス海軍巡洋艦同じく海外植民地を持つ外洋海軍ならではの高温多湿海外任務乗員が健康を損ねないように設計されている事が伺える。 なお、ロンドンのみ1939年1941年にかけてチャタム海軍工廠にて大規模な改装が行われ、艦橋構造クラウン・コロニー級軽巡洋艦準じた形状代わり前後マスト三脚型更新煙突本数は2本煙突となった格納庫は1番煙突基部変更されたが対空火器増設により航空施設廃止された。この改造により重量増加して船体にゆがみが生じて漏水する始末で、舷側船底新たに外板張り増す必要があった。

※この「艦形」の解説は、「ロンドン級重巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ロンドン級重巡洋艦」の記事については、「ロンドン級重巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/03 14:39 UTC 版)

ブレニュス (戦艦)」の記事における「艦形」の解説

タイプシップは前級である「マルソー級」に採っていたが、前述通り新し設計思想により近代化され設計で、全周装甲覆われ連装砲塔砲塔化され副砲、ベルヴィール式高温高圧缶、前時代的衝角廃止などを盛り込んだ時代先取りした艦であった。 主錨は前級までは甲板直置きするアンカー・ベット方式から現代艦のように垂直に切り立つ艦首の鎖口に引き込む方式いち早く採用している。艦首甲板から前向きに連装式の主砲塔1基を配置前檣艦橋構造主砲塔上部オーバーハングさせた特徴あるものであり、頂上部に対水雷艇迎撃用の47mm単装速射砲配置したミリタリーマストが建っている。その背後断面形状箱型煙突が2本立ち、その周り艦載艇置き場となっており3本のボート・ダビットにより揚収される。 中央部甲板には近代的な円筒型の16cm単装副砲塔が背中合わせに2基ずつ配置され、その下の舷側ケースメイト配置で16cm単装砲が片舷3基ずつ配置された。二番煙突後方簡素な単脚式の後が立ち、その背後後部甲板に34cm単装主砲塔後ろ向きに配置された。

※この「艦形」の解説は、「ブレニュス (戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ブレニュス (戦艦)」の記事については、「ブレニュス (戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 13:55 UTC 版)

エマニュエレ・フィリベルト級戦艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状当時主流である平甲板船体で、艦首水面下衝角を持つ艦首から前部甲板上に「アームストロング 1898年型 25.4cm(40口径)砲」を前向きに連装式の砲塔収めて1基を配置艦橋構造司令塔下部組み込んだ船橋両側に持つ箱型艦橋が立つ。その背後から上部構造物が始まり、2本煙突は、この頃イタリア戦艦特徴である缶室分離配置により1番煙突2番煙突顕著に前後離されており、船体中央部単脚式のマストが1本立っていた。煙突周囲には煙管型の通風筒が立ち並び舷側部には副砲の「アームストロング 1892年型 15.2cm(40口径速射砲」が舷側ケースメイト配置単装砲架で片舷4基ずつ計8基が配置されていた。通風筒外側艦載艇置き場となっており、2番煙突後ろ上部構造物は終了し甲板一段下がった後部甲板上に後向き2番連装主砲塔1基が配置されていた。この武装配置により前後方向最大25.4cm砲2門、15.2cm砲2門が指向でき、左右方向最大25.4cm砲4門、15.2cm砲4門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「エマニュエレ・フィリベルト級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「エマニュエレ・フィリベルト級戦艦」の記事については、「エマニュエレ・フィリベルト級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/05 18:04 UTC 版)

エドガー・キーネ級装甲巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

タイプシップは前級である「エルネスト・ルナン」に採り、設計途中で副砲の13.8cm速射砲廃止して主砲と同じ19.4cm速射砲口径統一した垂直に切り立つ艦首から前向きに19.4cm連装主砲塔1基を配置艦橋構造司令塔下部組み込んだ箱型とし、その上に簡素な単脚が立つ。 艦橋背後に6本の煙突立っているが、ボイラー室前後振り分けた缶室分離配置を採っているために煙突3番煙突4番煙突の間は広く取られ箱型通風筒立てられている。 煙突周囲艦載艇置き場となっており、艦載艇用の揚収用グース・ネックの首型)式クレーン3番煙突両側に2本立つ。6番煙突から後ろ簡便な単脚後ろ向きに19.4cm連装主砲塔1基が載る。更に舷側甲板上には19.4cm単装副砲塔が片舷に3基ずつ配置され前後艦橋両脇に19.4cm単装速射砲ケースメイト配置で片舷2基ずつの計4基配置された。この主砲配置により前後方向に6門、左右方向最大9門向けることが出来た副砲舷側等間隔ケースメイト配置され張り出し部から6.5cm単装速射砲が19cm単装速射砲挟まれるように配置され片舷10基計20基を持つ。

※この「艦形」の解説は、「エドガー・キーネ級装甲巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「エドガー・キーネ級装甲巡洋艦」の記事については、「エドガー・キーネ級装甲巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/04 15:27 UTC 版)

ノルマンディー級戦艦」の記事における「艦形」の解説

船体船体2/3まで船首楼が続く長船型で艦首乾舷高く、本級の凌波性能が高いことをうかがわせる。クリッパー・バウ型の艦首甲板から艦首副砲ケースメイト設けられ乾板一段上がって、「1912年型34cm(45口径)砲」を「四連装砲塔」に納めて1基を配置した。その背後操舵艦橋組み込んだ大型装甲司令塔の上測距儀が1基載る艦橋後部には簡素なマスト建ち、その背後に1番煙突があり、艦載艇吊り上げる二本のボート・ダビッドの基部兼ねる。艦載艇1番・2番煙突周囲並べられ2番煙突背後船体中央部には単脚型の主マスト配置される。主マスト後ろに、後ろ向きに2番主砲塔甲板一段下がって後部甲板上に後ろ向き3番主砲塔の順に配置された。主砲は計4連装3基の12門である。 副砲は前級同様のケースメイト配置で1番主砲塔下の甲板に片舷3基ずつ6門、船体中央部に片舷6基12門、3番主砲塔下に片舷3基6門の計24門である。そのほかに対空火器として4.7cm単装高角砲2番煙突側面に片舷2基ずつ計4基。水線下に45cm水中魚雷発射管を単装で6門を搭載した

※この「艦形」の解説は、「ノルマンディー級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ノルマンディー級戦艦」の記事については、「ノルマンディー級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/04 15:20 UTC 版)

マッセナ (戦艦)」の記事における「艦形」の解説

マッセナは、その建造過程1000トン上重量を超過して就役したため水線装甲帯が殆ど水中没した上、さらに重量のあるミリタリーマストや、極端なタンブルフォームの船形により深刻な安定性の問題はらんだ艦であり、失敗作であった考えられている。基本的な設計前述通り「デュピュイ・ド・ローム」と似ており、船体形状は再び顕著なタンブル・ホーム船体となっている。これは、水線部から上の構造複雑な曲線用いて引き絞り船体重量軽減できる船体方式で、他国では帝政ロシア海軍ドイツ海軍アメリカ海軍前弩級戦艦巡洋艦にも採用された。外見上の特徴として水線下部艦首艦尾著しく突出し、かつ舷側甲板よりも水線装甲部分突出すると言った特徴的な形状をしている。このため水線下から甲板上るに従って船体は引き絞られ甲板面積小さくなっている。これは、備砲射界船体狭められずに広い射界得られることや、当時装甲配置方式では船体前後満遍なく装甲貼る全体防御方式」のために船体短くなればその分だけ装甲貼る面積減り船体軽量化出来るという目的に採られた手法である。 水線部が著しく突出した艦首から艦首甲板に30.5cm単装主砲塔が1基、司令塔組み込んだ艦橋からミリタリーマストが立つ。ミリタリーマストとはマストの上部あるいは中段に軽防御見張り台配置し、そこに37mm~47mmクラス機関砲(速射砲)を配置した物である。これは、当時水雷艇による奇襲攻撃迎撃するために遠くまで見張らせる高所に対水雷撃退用の速射砲あるいは機関砲置いたのが始まりである。形状の違いはあれどこの時代列強各国大型艦には必須の装備であった本艦のミリタリーマストは頂部には二層式の見張り台があり、下段に4.7cm機関砲前後左右に1基ずつ計4基、上部にも4.7cm機関砲が3基ずつ配置され後部ミリタリーマストも同形式である。前部ミリタリー・マストの背後には断面図小判型の煙突前後間隔空けて二本立つ。煙突周囲には艦内機関外気入れるためのキセル通風筒が片舷に5本ずつ計10本立っている。空いたスペース艦載艇置き場となっている。2番煙突背後後部ミリタリー・マストが立ち、その後ろに30.5cm単装主砲塔が後向きに1基配置された。また、甲板一段下がった舷側には27cmという大口径の単装副砲塔が船体中央部に片舷1基ずつ計2基置かれ、27cm副砲塔を囲むように等間隔に14cm単装砲塔が片舷4基計8基が配置された。この配置により艦首尾線方向最大30.5cm砲1門、27cm砲2門、14cm砲4門が指向でき、左右方向には最大30.5cm砲2門、24cm砲1門、14cm砲4門が指向でき強力な火力誇っていた。

※この「艦形」の解説は、「マッセナ (戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「マッセナ (戦艦)」の記事については、「マッセナ (戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 09:46 UTC 版)

サウサンプトン級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

サウサンプトン級基本デザインリアンダー級の拡大型として設計一新しており、艦首乾舷の高い長船船体採用している。軽いシア反り返り)の付いた艦首甲板から15.2cm速射砲三連装に収めた主砲塔背負い式で2基、船体比して大型の塔型艦橋軽量な三脚型前部マストが立つ。 機関シフト配置のために2本煙突前後大きく離されその間水上機施設となっており、1番煙突基部水上機格納庫となっており、中央甲板上に中心に対して角に埋め込まれカタパルト挟んで2番煙突基部クレーンが片舷1基ずつ計2基が配置された。これにより舷側甲板上に配置され艦載艇置き場艦載艇水上機運用された。 2番煙突後方対空火器集中しており、10.2cm高角砲連装砲架で片舷2基ずつ計4基を配置し、その下部舷側甲板上に53.3cm魚雷発射管三連装で片舷1基ずつ計2基配置された。後部見張所を基部として単脚式の後部マストが1本立つ。後部甲板上に3番・4番15.2cm三連砲塔が後向きで2基が背負い配置された。

※この「艦形」の解説は、「サウサンプトン級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「サウサンプトン級軽巡洋艦」の記事については、「サウサンプトン級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 10:36 UTC 版)

ダナイー級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

ダナイー級の船体は前級に引き続き船首楼船体採用していた。艦首前方傾斜したクリッパー型の艦首から中央部が狭い艦首甲板上に主砲の15.2cm速射砲を防盾の付いた単装砲架1番・2番主砲背負い配置で2基、2番主砲基部から始まる上部構造物の上に司令塔基部とする箱型艦橋射撃指揮所を載せた三脚型前部マスト背後3番主砲が1基配置した船体中央部に1番煙突のみ太い2本の煙突背後4番主砲後ろ向きに1基配置された。左右舷側艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷3組で計6組により運用された。3番主砲4番主砲側面には53.3cm三連魚雷発射管が片舷2か所ずつ計4基が配置された。後部甲板上に構造物設けられ後部指揮所と簡素な後部マスト後方5番4番主砲背負い式で2基が配置された。

※この「艦形」の解説は、「ダナイー級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ダナイー級軽巡洋艦」の記事については、「ダナイー級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 17:07 UTC 版)

シアリーズ級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体は短船首楼船体採用していたが船首楼は1番煙突側面まで延長された。艦首垂直に切り立った艦首から甲板上に主砲の「Mk XII 1906年型 15.2cm(50口径速射砲」が防盾の付いた単装砲架背負い式に2基、2番主砲基部から上部構造物が始まり司令塔組み込んだ艦橋基部として2段見張り所を持つ三脚型前部マストが立つ。 その背後に2本煙突が立ち、対空火器として7.62cm高角砲が1番煙突側面に片舷1基ずつ計2基が配置された。2番煙突背後3番主砲配置された。その周囲艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷3組で計6組により運用された。後部甲板上に上部構造物が設けられ後部射撃指揮所と後部単脚マスト後ろには4番5番15.2cm速射砲後ろ向き背負い配置で2基が配置された。

※この「艦形」の解説は、「シアリーズ級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「シアリーズ級軽巡洋艦」の記事については、「シアリーズ級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 16:12 UTC 版)

エメラルド級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

エメラルド級の船体船首楼船体採用していたが、船首楼は前級と異なり1番煙突側面まで延長された。トローラー型艦首から甲板上に主砲の「Mk XII 1906年型 15.2cm(45口径速射砲」の艦首砲の配置姉妹艦異なっており、「エメラルド」は1番・2番15.2cm砲を防盾の付いた単装砲架背負い式に2基搭載していたが、「エンタープライズ」新設計の連装砲塔収めて1基を配置していた。司令塔組み込み測距儀載せた艦橋基部として頂上部射撃指揮所を持つ三脚型前部マストが立つ。1番・2番煙突が立ち、その背後3番・4番15.2cm速射砲が片舷1基ずつ並列で2基配置された。その周囲艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷4組で計8組により運用された。 船体中央部探照灯台と後部射撃指揮所が設けられ、その側面対空火器として「10.2cm(45口径高角砲」が片舷1基ずつ2基が配置後部甲板上の3番煙突背後5番15.2cm砲1基が配置された。 後部甲板上に上部構造物が設けられ後部単脚マスト後ろには6番・7番15.2cm砲が後ろ向き背負い配置で2基が配置されその間3番10.2cm高角砲1基が配置された。この武装配置により艦首方向最大で15.2cm砲2門、舷側方向最大で15.2cm砲6門・10.2cm砲2門・53.3cm魚雷発射管6門、艦尾方向最大で15.2cm砲4門・10.2cm砲1門が指向できた。 就役後1929年に53.3cm魚雷発射管はすべて撤去され替り新型の53.3cm四連魚雷発射管4基が同位置に設置された。1930年代水上機施設3番煙突後方設けられ旋回カタパルト1基の上水上機搭載され、揚収用クレーン1基が設置する工事が「エメラルド」は1934年「エンタープライズ」1936年行われた

※この「艦形」の解説は、「エメラルド級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「エメラルド級軽巡洋艦」の記事については、「エメラルド級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 01:59 UTC 版)

シャルンホルスト級装甲巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本艦船体形状長船船体採用している。艦首水面下衝角ラム)を持つ艦首から前部甲板上に「21cm(40口径速射砲」を連装式の主砲塔収めて1基を配置艦橋構造司令塔下部組み込んだ船橋両側に持つ箱型とし、その上部にミリタリー・マストが立つ。その背後等間隔に4本煙突が立ち、煙突周囲艦載艇置き場となっており、2番3番煙突の間に片舷1基ずつ計2基が配置されグース・ネックの首)型クレーンにより運用された。上部構造物の側面には舷側甲板上に21cm単装砲がケースメイト砲郭配置で片舷2基ずつ計4基を配置した上部構造物の最厚部に後部ミリタリー・マストが立ち、甲板一段下がって後部甲板上に後向き21cm主砲塔1基が配置副砲の15cm単装砲は舷側ケースメイト配置断片防御程度装甲盾を付けられ単装砲架で片舷に3基ずつ計6基が配置された。この武装配置により前後方向に21cm砲4門・15cm砲2門、左右方向に21cm砲6門・15cm砲3門を向けることが出来た

※この「艦形」の解説は、「シャルンホルスト級装甲巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「シャルンホルスト級装甲巡洋艦」の記事については、「シャルンホルスト級装甲巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 02:02 UTC 版)

カノーパス級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体構造基本デザインは前級を踏襲する甲板船体で、全長比べて船体の幅が狭いという前弩級戦艦特有の船体形状をしていた。艦首水面下には未だ衝角ラム)が付き、その下部には弩級戦艦にも受け継がれる水中魚雷発射管がある。 艦首から順に構造記述すれば艦首甲板上に主砲新設計の「1895年型 30.5cm(35口径)砲」を箱形連装砲塔おさめて1基を配置。その背後には司令塔組み込んだ操舵艦橋背後前部ミリタリー・マストが立ち、マストには4.7cm砲を配置した二段見張り台設けられていた。船体中央部煙突本数は前級よりも1本減った2本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、その運用のために2番煙突後方グース・ネックの首)型クレーンが片舷1基ずつ計2基を配置した後部艦橋の上マストが立つ。甲板一段下がった後部甲板上に後向き2番主砲塔が1基配置され艦尾には艦長室設けられた。左右舷側甲板上には中間砲として20.3cm砲を箱形連装砲塔おさめて片舷2基を背中合わせ配置して計4基を搭載した。更に舷側には副砲の17.8cm速射砲を片舷に等間隔に4基を配置して計8基を搭載した。この武装配置により艦首方向最大30.5cm砲2門・20.3cm砲4門・17.8cm砲2門が、左右舷側方向最大30.5cm砲4門・20.3cm砲4門・17.8cm砲4門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「カノーパス級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「カノーパス級戦艦」の記事については、「カノーパス級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 03:00 UTC 版)

エフスターフィイ級戦艦」の記事における「艦形」の解説

衝角付いた垂直に切り立つ艦首から前向きに連装式の主砲塔1基を配置艦橋構造司令塔下部組み込んだ簡素な箱型とし、その上に簡素な単脚が立つ。 艦橋背後等間隔並べられ3本煙突が立ち、煙突周囲艦載艇置き場とした。艦載艇用のグース・ネッククレーンが本数減らされ、かつ小型化された。艦載艇置き場四隅には新設計の20.3cm単装砲が配置され、間を76mm単装速射砲ケースメイト配置とされた。甲板一段下には15.2cm単装速射砲が片舷6基の計12基が配置された。3番煙突から後ろ簡便な単脚後部艦橋甲板一段下がって後部甲板後ろ向きに主砲塔1基が載る

※この「艦形」の解説は、「エフスターフィイ級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「エフスターフィイ級戦艦」の記事については、「エフスターフィイ級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 13:57 UTC 版)

レジナ・エレナ級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級は前級までの平甲板型と異なり、本級は乾舷の高い長船船体採用している。艦首水面下衝角持ち艦首甲板左右副砲射界を得るために左右の幅が狭く取られている。その前部甲板上に前向きに「30.5cm(40口径)砲」を単装式砲塔収めて1基を配置。 その背後司令塔が立ち、その上部に両側船橋ブリッジ)を持つ艦橋基部として簡素な単脚式の前部マストが立つ。船体中央部には等間隔並んだ3本煙突が立つ。煙突周囲には艦内への吸気用として筒状通風筒立ち並ぶ煙突周囲艦載艇置き場となっており、前後マスト基部に1基ずつ付いたジブ・クレーンにより運用された。艦載艇置き場後方後部マスト後部艦橋配置された所で船首楼終了し後部甲板上に2番30.5cm主砲塔が後向きに1基が配置された。 左右舷側甲板船首楼甲板から一段下がって前部単脚左右に20.3cm連装砲が左右1基、その背後から甲板一段上がって中央部に20.3cm連装砲が左右1基、そして後部単脚側面から甲板一段下がって後部甲板上に20.3cm連装砲が左右1基ずつ後ろ向きに配置された。この武装配置により前後方向最大30.5cm砲1門、20.3cm砲8門が指向でき、左右方向最大30.5cm砲2門、20.3cm砲6門を指向できた。 艦尾楕円形の主舵とは別に艦首から約30m後方水線下に引き込み式の副舵を設置して操舵性を上げていた。

※この「艦形」の解説は、「レジナ・エレナ級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「レジナ・エレナ級戦艦」の記事については、「レジナ・エレナ級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 02:42 UTC 版)

ガングート級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状前述通りに平甲板船体で、本級から艦首衝角(ラム)を装備するのを廃止し替わり砕氷艦首形状となった艦首甲板上に新設計の「1907年型 30.5cm(52口径)砲」を三連砲塔収め1基、司令塔組み込んだ露天式の艦橋単脚式の前部マスト、2本煙突の間に後ろ向き2番主砲塔を1基配置2番煙突背後前向き3番主砲塔を1基配置した3番主砲塔後部マストの間には艦載艇並べられ舷側設けられクレーンが片舷1基計2基で運用された。後部甲板上に後部見張り所を基部に立つ単脚式の後部マストがあり、後部マスト挟んで艦尾側に後ろ向き4番主砲塔1基が配置された。 副砲として12cm単装砲が舷側ケースメイト砲郭配置で各主砲塔舷側部の四か所に張りだし(スポンソン)を設けて1か所あたり2基ずつ配置され、片舷8基計16基が配置された。この時代大型艦には対艦攻撃用魚雷発射管装備されており、本級にも45.7cm魚雷発射管水線下に4門が設けてあった。艦尾水線下には楕円形の舵が前後に計2枚あり、主舵と副舵が首尾線上直列に並ぶという同時期のドイツ帝国海軍巡洋戦艦にも見られる配置方式採用していた。これは艦尾の幅が狭いために2枚の舵を並列配置することができなかったためである。この武装配置により艦首艦尾方向最大30.5cm砲3門・12cm砲4門、舷側方向最大30.5cm砲12門・12cm砲8門・45.7cm魚雷発射管2門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「ガングート級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ガングート級戦艦」の記事については、「ガングート級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 02:38 UTC 版)

ザイドリッツ (巡洋戦艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状は、前級の長船船体の前甲板をさらに一段高くした三段のブロークンデッカーを採用した主砲配置要領は前級と同様であり、船体舷側部には同時期のイギリス海軍巡洋戦艦にはない副砲配置され舷側には15cm単装砲がケースメイト砲郭配置で片舷辺り6基で計12基を配置した。この武装配置により艦首方向最大で28cm砲4門・15cm砲2門、左右方向最大28cm砲10門・15cm砲6門、後方向に28cm砲6門・15cm砲2門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「ザイドリッツ (巡洋戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ザイドリッツ (巡洋戦艦)」の記事については、「ザイドリッツ (巡洋戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 04:19 UTC 版)

ミシシッピ級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体構造長船船体で、全長比べて船体の幅が狭いという前弩級戦艦特有の船体形状をしていた。基本デザインは前級を踏襲している。艦首から順に構造記述すれば艦首水面下には未だ衝角ラム)が付き、その下部には弩級戦艦にも受け継がれる水中魚雷発射管がある。主砲新設計の「1906年型 30.5cm(45口径)砲」を箱形連装砲塔おさめて1基を配置。その背後には司令塔組み込んだ操舵艦橋背後円柱状のミリタリー・マストが立ち、マストには4.7cm砲を配置した二段見張り台設けられていた。船体中央部煙突本数は前級よりも1本減った2本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、その運用のために2番煙突後方グース・ネックの首)型クレーンが片舷1基ずつ計2基を配置した後部艦橋の上マストが立つ。甲板一段下がった後部甲板上に後向き2番主砲塔が1基配置され艦尾には艦長室設けられた。左右舷側甲板上には中間砲として20.3cm砲を箱形連装砲塔おさめて片舷2基を背中合わせ配置して計4基を搭載した。更に舷側には副砲の17.8cm速射砲を片舷に等間隔に4基を配置して計8基を搭載した。この武装配置により艦首方向最大30.5cm砲2門・20.3cm砲4門・17.8cm砲2門が、左右舷側方向最大30.5cm砲4門・20.3cm砲4門・17.8cm砲4門が指向できた。 後部に籠状マスト設置したアイダホ前後に籠状マスト設置したアイダホ竣工後の1909年後部艦橋上のマスト代わりに頂上部見張り所を持つ籠状の後部マスト設置された。後に1911年から前部ミリタリー・マストも同形式の籠状マスト更新され前後対称的な外観となった

※この「艦形」の解説は、「ミシシッピ級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ミシシッピ級戦艦」の記事については、「ミシシッピ級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 03:14 UTC 版)

デアフリンガー級巡洋戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級は、背負砲塔配置による重心上昇避けるため、船体形状平甲板船体とした。前級などと比較して乾舷下げた代わりに艦首顕著なシア設けて凌波性確保図っている。前級までの特徴であった水面下カット・オフ艦首そのまま引き継がれた。 同時期のドイツ戦艦巡洋戦艦と同様、マスト見張程度設けた単脚構造とし、その基部付近艦橋上に測距儀等を配置した的・射指揮所が置かれた。 副砲15cm砲波浪影響を受けにくい最上甲板上の側面舷側ケースメイト配置で片舷7基ずつ計14基が配置された。なお1番艦の「デアフリンガー」のみ船体中央部船体バランスのための減衰タンク設けたために15cm砲が2基減少して12となっており、外観上の識別となっている。 ユトランド沖海戦後遠距離砲戦適応した改装が行われ、主砲仰角の13.5度から16度への引き上げ単脚式の前部マスト三脚型への改装前部マスト中段への射撃指揮設置射撃指揮所への6m測距儀装備主砲塔への8m測距儀設置などが実施された。

※この「艦形」の解説は、「デアフリンガー級巡洋戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「デアフリンガー級巡洋戦艦」の記事については、「デアフリンガー級巡洋戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 02:52 UTC 版)

キアサージ級戦艦」の記事における「艦形」の解説

主砲である13インチ15口径連装砲の砲塔の上8インチ35口径中間砲2階式に積み上げるという、他国には全く類のない配置を採った。この方によれば副砲にも主砲と同じ広い射界与えとともに8門の砲塔が4門で済むため重量からも配員数からも著し利益がある。また火薬庫防御充分にでき、居住区広く取れる。欠点としては、中間砲発射時に主砲に対して爆風干渉がある、中間砲主砲と同じ目標しか指向できない砲塔重くなり動力装置複雑になり故障しやすい、中間砲の揚弾装置問題となるなどがある。他国は「うまく行くものか」と全く追随せず、アメリカ海軍で議論百出となったが、利点見て欠点我慢することとした。実際の運用でも欠点露呈したが、アメリカ海軍解決技術求め改良してバージニア級戦艦で再び採用した。これもうまく行かなかったが、しかし試行錯誤の中で後部砲塔前部砲塔より高い位置に置くとともに全砲の口径統一すべきとの結論達し現代でも砲を搭載する限り最適配置とされる統一され大口主砲を、全て中心線上に背負い式で持つ」という条件世界先立って満たしたサウスカロライナ級戦艦へとつながった。 本級は「チーズボックス」と呼ばれた砲塔装備した最後艦級であった。これらの砲塔南北戦争時ジョン・エリクソン設計したモニター砲塔直系子孫とも言えるものであった。これらの「チーズボックス」砲塔その後部に砲が装備され、砲の仰角を得るために大きく脆弱な開口部要求され、砲の最大仰角制限された。本級以降の艦では箱形の「イギリス式砲塔採用され防御遙かに容易で効率的に行えようになった。 本級2隻はワシントン海軍軍縮条約結果削減されることとなり、1番艦キアサージクレーン船改造され1955年除籍されるまで使用され2番ケンタッキー廃棄されることとなった

※この「艦形」の解説は、「キアサージ級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「キアサージ級戦艦」の記事については、「キアサージ級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 00:47 UTC 版)

ケーニヒ級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状船首楼船体である。前級までの特徴であった水面下カット・オフ艦首そのまま引き継がれた。 同時期のドイツ戦艦巡洋戦艦と同様、マスト見張程度設けた単脚構造とし、その基部付近艦橋上に測距儀等を配置した的・射指揮所が置かれた。 本級の主砲塔の数自体は前級と同じ5基・10門である。前級では前部甲板上に1番主砲塔1基、中央部甲板2番3番主砲塔型に配置後部4番5番主砲塔背負い配置していた。対して本級では、全主砲塔中心線上に配置する形態改めた1番・2番主砲塔背負い配置3番中央部後半左右中心後部4番5番主砲塔背負い式である。これにより前部指向できる砲数は6門から4門、後部に対して指向できる砲数は8門から4門に減少しているが、10全て指向できる射角はより広くなっており、実質的な戦闘能力向上している。 ユトランド沖海戦後遠距離砲戦適応した改装が行われ、主砲塔仰角を13.5度から16度へと引き上げと共に単脚式の前部マスト補強して太くし、その中段2層構造射撃指揮所が設けられた。

※この「艦形」の解説は、「ケーニヒ級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ケーニヒ級戦艦」の記事については、「ケーニヒ級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 01:25 UTC 版)

キング・ジョージ5世級戦艦 (初代)」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状船体中央部までを占める高い乾舷を持つ長船船体であり、外洋での凌波性良好であった艦首形状この頃イギリス式設計の特徴である艦首浮力を稼ぐために水線下部前方向にせり出し形状となっていた。傾斜まったくない艦首甲板前向きに連装タイプ1番・2番主砲塔2基を配置2番砲塔基部から甲板一段上がって上方から見て菱形の上構造物始まり、前級の失敗から、本級より司令塔背後艦橋設け、それを基部として単脚式の前部マスト立てられた。しかし、公試において高速航行行ったさいに前部マスト振動発生して測距儀射撃方位盤悪影響出たため、「キング・ジョージ5世」は側面補強材追加して補強したが、建造中の他3隻は副脚2本を追加した三脚型前部マストとして改善する必要性があった。 艦橋後方に2本煙突が立つ。2番煙突から甲板一段下がって中央部甲板上に箱型後部見張り所が設けられその間3番主砲塔後ろ向きに1基を配置していた。煙突側面艦載艇置き場となっており、2番煙突手前立てられクレーン1基と、後部見張り所のにはジブ・クレーンが片舷1基ずつ計2基が設けられ艦載艇運用された。 後部見張り所の後方4番5番主砲塔後ろ向きに背負い式で2基が配置された。副砲の10.2cm速射砲1番・2番主砲塔側面砲門部に1基ずつと上部構造物の側面に3基、その上艦橋側面に1基、後部見張り所の側面に2基の片舷8基ずつ計16基が分散配置された。 就役後第一次大戦中にマスト本格的な三脚型にして艦橋構造大型化され、2番煙突中部探照灯台が設けられ探照灯並列配置で2基配置された。また、アンテナ線の展開のために後部代わりにクレーン基部伸ばされ1915年に10.2cm速射砲4基を撤去し甲板上に対空火器として10.2cm単装高角砲2基を設置した1918年2番4番主砲塔陸上機滑走用のプラットフォーム設置され陸上機1機が搭載された。 本級はロンドン軍縮条約により戦艦から除籍され3隻が解体処分されたが、「センチュリオン」のみは標的艦として保有認められ無線操縦標的艦として使用すべく武装装甲撤去速力制限すべく一部ボイラー撤去なされた

※この「艦形」の解説は、「キング・ジョージ5世級戦艦 (初代)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「キング・ジョージ5世級戦艦 (初代)」の記事については、「キング・ジョージ5世級戦艦 (初代)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 00:50 UTC 版)

シャルンホルスト級戦艦」の記事における「艦形」の解説

竣工時のシャルンホルストは前級と同じく艦首形状がほぼ垂直に近いもので凌波性問題があり、公試時に高速航行行ったときには艦首砕けた波の飛沫前部主砲塔はおろか艦橋飛び散り漏水による障害出たため、公試後に再びドック入りして艦首強く傾斜させたアトランティック・バウへ改修され完工した。この時、建造途中であったグナイゼナウ改設計実施したため完工グナイゼナウの方が早かった。この改修により艦の全長は元設計よりも若干延長された。だが、凌波性改善されとはいえず、今度錨鎖孔に波が吹き込んで甲板から噴水のように海水飛び出し主砲塔艦橋吹きかかる問題発生したため、錨鎖孔は塞がれ艦首フェア・リーダー付けられた。しかし、この度々の小改装でも完全に凌波性問題解決せず、1番主砲塔まで波が飛んで主砲塔装備測距儀使用不能となるなどトラブル慢性的なものとなった

※この「艦形」の解説は、「シャルンホルスト級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「シャルンホルスト級戦艦」の記事については、「シャルンホルスト級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 01:29 UTC 版)

ヴァリャーグ (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状艦首甲板乾舷のみ高い短船首楼船体採用している。この時代軍艦特徴として艦首水面下突出した衝角魚雷発射管を持つ艦首から「15.2cm(45口径速射砲」を防楯付いた単装砲架並列で2基を配置司令塔組み込んだ艦橋左右に船橋設けられ舷側ケースメイト配置3番~6番主砲が片舷2基ずつ配置された。艦橋後方簡素な単脚式の前部マスト等間隔に立つ4本煙突周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷4基の計8基により運用された。単脚式の後舷側ケースメイト配置7番10番が後向き配置された。そして後部甲板上に11番12番主砲が後向き並列で2基を配置された。この武装配置により前後方向に15.2cm砲4門、左右方向最大15.2cm砲6門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「ヴァリャーグ (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ヴァリャーグ (防護巡洋艦)」の記事については、「ヴァリャーグ (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 01:28 UTC 版)

ツェサレーヴィチ (戦艦)」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状乾舷の高い長船船体であるが、同時期のフランス戦艦と同じく水線部から上部強く引き絞られ特徴的なタンブル・ホーム船体となっている。これは、水線部から上の構造複雑な曲線用いて引き絞り船体重量軽減できる船体方式で、他国では同時期のドイツ海軍アメリカ海軍前弩級戦艦巡洋艦などに多く採用された艦形である。外見上の特徴として水線下部艦首艦尾著しく突出し、かつ舷側甲板よりも水線装甲部分突出すると言った特徴的な形状をしている。このため水線面から甲板上るに従って甲板面積小さくなる傾向にある。これは、舷側配され備砲射界船体狭めずに広い射界得られることや、当時装甲配置方式では船体前後満遍なく装甲貼る全体防御方式」のために船体短くなればその分だけ装甲貼る面積減り船体軽量化出来るという目的に採られた手法である。さらに本艦世界で初めて対魚雷用の装甲隔壁持った船であることが特筆される[要出典]。 水線下に衝角ラム)を持つ垂直に切り立った艦首から艦首甲板上に円筒形の30.5cm連装主砲塔が1基、その背後司令塔組み込んだ艦橋からミリタリーマストが立つ。ミリタリーマストとはマストの上部あるいは中段に軽防御見張り台配置し、そこに37mm~47mmクラス機関砲(速射砲)を配置した物である。これは、当時水雷艇による奇襲攻撃迎撃するために遠くまで見張らせる高所に対水雷撃退用の速射砲あるいは機関砲置いたのが始まりである。形状の違いはあれどこの時代列強各国大型艦多く用いられ様式であった本艦のミリタリーマストは内部階段内蔵した円筒となっており、頂部見張り台設けられた。前部ミリタリー・マストの背後には断面図小判型の煙突が2本立ち、その間2番煙突後部艦載艇置き場となっており、U字状のガントリークレーンにより副砲塔を避けて水面上げ下ろしされた。本艦舷側甲板存在せず連装式の15.2cm副砲塔は前後艦橋側面部に1基ずつと船体中央部張り出し部に1基ずつで片舷3基計6基が配置された。艦載艇置き場後部には後部ミリタリー・マストが立ち、その後ろの後部甲板上に30.5cm連装主砲塔が後向きに1基配置された。対水雷艇迎撃用の7.5cm速射砲艦首側面に1基ずつ、船体中央部に4基ずつ、艦尾側に2基ずつと煙突側面に2基ずつと後部艦橋側面に1基ずつの片舷10基で計20基を配置した。この配置により艦首尾線方向最大30.5cm砲2門、15.2cm砲8門が指向でき、左右方向には最大30.5cm砲4門、15.2cm砲6門、7.5cm砲10門が指向でき強力な火力誇っていた。

※この「艦形」の解説は、「ツェサレーヴィチ (戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ツェサレーヴィチ (戦艦)」の記事については、「ツェサレーヴィチ (戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 14:34 UTC 版)

ヴェットール・ピサニ級装甲巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状乾舷の高い短船首楼船体艦首から艦首甲板上に「アームストロング 1892年型 15.2cm(40口径速射砲」を防盾の付いた単装砲架で1基、下部司令塔組み込んだ両脇船橋を持つ操舵艦橋背後頂上部中部2段見張り所を設けた前部ミリタリー・マストが立つ。この時代イタリア巡洋艦は缶室分離配置採用しているために前後離れた2本煙突立っている。舷側甲板上に前後離れて15.2cm速射砲が片舷に2基ずつ配置された。煙突周囲煙管型の通風筒が立つ艦載艇置き場となっており、前後のミリタリー・マストの基部付いたジブ・クレーンにより運用された。2番煙突後部には後部艦橋挟んで前部と同じ形状後部ミリタリー・マストが立ち、その後ろの後部甲板上に防盾の付いた6番主砲が1基配置された。船体中央部舷側には舷側装甲開けられ砲郭配置副砲の「アームストロング 1891年12cm40口径速射砲」を単装砲架で片舷4基ずつ計8基を配置した装甲配置されていない艦首尾部には植民地警備時の通風良くするために至る所舷窓開けられていた。

※この「艦形」の解説は、「ヴェットール・ピサニ級装甲巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ヴェットール・ピサニ級装甲巡洋艦」の記事については、「ヴェットール・ピサニ級装甲巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 01:11 UTC 版)

筑波型巡洋戦艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状典型的な長船船体であり、凌波性良くするために艦首水面下衝角ラム)を廃止してクリッパー艦首採用し艦首甲板乾舷高く取られた。そこに主砲として「アームストロング 1904年型 30.5cm(45口径)砲」を楔形連装砲塔収めて艦首甲板に1基、その背後司令塔組み込んだ操舵艦橋単脚式の前部マストが立つ。船体中央部煙突両脇細め通風筒が立ち並び、その周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷2組ずつ計4組後部マスト基部に付くクレーン計2基により運用された。船体中央部舷側部には副砲の15.2cm速射砲ケースメイト砲郭配置船首楼に2基ずつ、舷側に4基ずつの片舷6基で計14基が配置された。艦上12cm速射砲12搭載された。上部構造物の末端部に単脚式の後部マスト後部艦橋立った所から甲板一段下がって後部甲板上に後ろ向き後部主砲塔1基の順である。

※この「艦形」の解説は、「筑波型巡洋戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「筑波型巡洋戦艦」の記事については、「筑波型巡洋戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 01:08 UTC 版)

薩摩型戦艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状典型的な甲板船体であり、凌波性良くするために乾舷高く取られている。主砲は「アームストロング 1904年型 30.5cm(45口径)砲」を楔形連装砲塔収めて艦首甲板に1基、その背後司令塔組み込んだ操舵艦橋単脚式の前部マストが立つ。船体中央部煙突両脇細め通風筒が立ち並び、その周囲艦載艇置き場となっており、前後マスト基部に付くクレーン計2基と2本1組のボート・ダビッドが片舷2組ずつ計4組により運用された。舷側甲板上には副砲として25.4cm砲を収めた連装式の副砲塔が片舷3基ずつ計6基が配置された。上部構造物の末端部に後部マスト後部艦橋立った所から甲板一段下がって後部甲板上に後ろ向き後部主砲塔の順である。 安芸薩摩外見上の違いは、薩摩煙突本数が2本で舷側ケースメイト12cm速射砲が片舷6基ずつ計12基を持つのに対し安芸3本煙突舷側ケースメイトが15.2cm速射砲が片舷4基ずつ計8基が相違点である。

※この「艦形」の解説は、「薩摩型戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「薩摩型戦艦」の記事については、「薩摩型戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/14 22:14 UTC 版)

ジャンヌ・ダルク (装甲巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状フランス巡洋艦長らく主流となってきたタンブル・ホーム式の船体廃止し没個性的デザインとなった基本的に高い乾舷を持つ長船船体外洋での凌波性良好であった艦首から前向きに19.4cm単装主砲塔1基を配置艦橋構造箱型とし、その上にミリタリー・マストが立つ。 艦橋背後に6本の煙突立っているが、ボイラー室前後振り分けた缶室分離配置を採っているために煙突3番煙突4番煙突の間は広く取られている。 煙突周囲艦載艇置き場となっており、艦載艇用の揚収クレーン片舷4基計8基が立つ。6番煙突から後ろ簡便な単脚、そこから甲板一段下がって後ろ向きに19.4cm単装主砲塔1基が載る副砲舷側等間隔配置され張り出し部から13.8cm単装速射砲配置され片舷7基計14基を持つ。

※この「艦形」の解説は、「ジャンヌ・ダルク (装甲巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ジャンヌ・ダルク (装甲巡洋艦)」の記事については、「ジャンヌ・ダルク (装甲巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 16:08 UTC 版)

ル・ファンタスク級大型駆逐艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状艦首のみ乾舷の高い短船首楼船体である。クリッパー型の艦首から前部甲板上に、主砲の「1929年型 13.9cm(50口径速射砲」を防盾の付いた単装砲架背負い配置で2基。2番主砲塔基部から上部構造物が始まりその上に上部測距儀載せ両脇船橋ブリッジ)を付けた箱型操舵艦橋が立ち、それを基部として簡素な単脚式の前部マストが立つ。 船体中央部には前後離された2本煙突が立ち、55cm魚雷発射管三連装で1番・2番煙突側面に片舷1基ずつと2番煙突背後に1基の計3基で片舷あたり6門が向けられた。煙突周囲艦載艇置き場となっており、1番煙突側面に片舷1基ずつのクレーン計2基により運用された。副武装である3.7cm連装機関砲2番煙突側面に片舷1基ずつ計2基が配置された。軽量化のために後部マスト存在せず2番煙突左右にヤード付けて前部マストからの無線アンテナ線展開したその2煙突背後後部指揮所が設けられ後部甲板上に上部構造物が設けられ後部見張り所を挟んで3番・4番主砲背中合わせに2基が配置。そこから後部甲板上に5番主砲後ろ向きに1基の計5基が配置されていた

※この「艦形」の解説は、「ル・ファンタスク級大型駆逐艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ル・ファンタスク級大型駆逐艦」の記事については、「ル・ファンタスク級大型駆逐艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 15:33 UTC 版)

リュテュフィ・ジェリール級装甲艦」の記事における「艦形」の解説

船体基本構造3本マスト船体中央部艦橋一本煙突を持つターレット形式モニター艦として建造された。艦首水面下衝角持ち沿岸接近して支援砲撃ができるように吃水の浅い船型選択されたが、外洋航行もこなせるように艦首船首楼船尾楼設けて船体中央部よりも乾舷高くして凌波性を向上させていた。舷側船体中央部甲板よりも高くされたが、砲塔側面部の波除けであるブルワークbulwark)は戦闘時には下側倒して射界狭めないようにする工夫がされていた。同様の形式ペルー海軍の「ワスカル」が先に採用している。 本級の特徴としては他のオスマン帝国海軍装甲艦違い当時では珍しい旋回砲塔を船体中心線上に2基を搭載する先進的な旋回砲塔艦(Turret ship)であり、従来ケースメイト砲郭形式の砲配置よりも広い射界を得ることができた。また、前部のものと後部のものとでは搭載砲の大きさ異なり前部には20.3cmライフル砲連装砲架で2門を搭載後部には17.8cmライフル砲連装砲架で2門を搭載していた。砲塔形状は背の低い円筒形側面部は140mmの装甲張られていた。 船体中央部に140mmもの厚さを持つ鉄製装甲板が貼られ、主砲塔基部からボックスシタデル(Box citadel)が配置された。ボックスシタデルとは弾薬庫機関を守るために箱状似に装甲配置する当時防御様式で、最大で140mmもの厚さを持つ装甲リベット組み立てられていた。 ネームシップの「ルュテュフィ・ジェリール」は竣工後に撃沈されて失われたが、2番艦の「フフズ・ラフマーン」は1895年副武装更新され、17.8cmライフル砲から15cm(25口径ライフル砲2門、近接戦用に12cm23口径)単装砲1門、オチキス3.7cm回転機砲2基を搭載した

※この「艦形」の解説は、「リュテュフィ・ジェリール級装甲艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「リュテュフィ・ジェリール級装甲艦」の記事については、「リュテュフィ・ジェリール級装甲艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 16:08 UTC 版)

レインボウ (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

未だ帆船時代デザイン色濃く残る時代イギリスらしく気品ある印象を受ける。船体乾舷の低い平甲板船体である。水面下衝角ラム付いた艦首から甲板上に15.2cm速射砲を防盾の付いた単装砲架で1基を配置した。その背後にある司令塔の上に、両脇船橋を持つ操舵艦橋単脚式の前部マストが立つ。船体中央部に2本煙突等間隔に立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、前後マスト基部とするクレーン1基ずつ計2基と、舷側に2本で1組のボート・ダビッドが片舷3組ずつ計6組運用された。 舷側甲板上には副砲12cm速射砲が防盾の付いた単装砲架で片舷2基ずつ計4基配置されており、対水雷艇用の5.7cm速射砲12cm砲を前後から挟みこむように等間隔に防盾の付いた単装砲架で片舷3基ずつ計6基が配置されていた。 2番煙突後部後部マスト後部艦橋が立ち、、後部甲板上に15.2cm速射砲1基が配置された。この武装配置により艦首艦尾方向最大で15.2cm砲1門、舷側方向最大で15.2cm砲2門・12cm砲2門・5.7cm砲3門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「レインボウ (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「レインボウ (防護巡洋艦)」の記事については、「レインボウ (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 16:09 UTC 版)

レオーネ級駆逐艦」の記事における「艦形」の解説

本艦船体形状艦首から2番煙突にかけて乾舷のみ高い短船首楼船体である。艦の構造前部から記述すると、垂直型艦首から甲板上に主砲12cm速射砲を防盾の付いた連装砲架で1基を搭載、その背後測距儀載せた露天操舵艦橋基部として簡素な前部マストと2本煙突が立ち、1番・2番煙突の間に2番12cm主砲後ろ向きに1基が配置された。2番煙突基部船首楼終了し、そこから甲板1段分下がった場所には45cm三連魚雷発射管直列に2基が配置しその間3番主砲配置した。その周囲には丈の低い煙管型の通風塔が立ち並び舷側部は艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビッドが片舷1組ずつ計2組により運用された。2番魚雷発射管背後後部マストが立ち、後部甲板上に4番主砲後ろ向きに1基が配置された。 就役後1932年魚雷発射管配置そのまま45cm三連装から53.3cm連装魚雷発射管2基に更新し対空火器としてヴィッカース・テルニ 4cm(39口径)単装ポムポム砲2基を追加した19361938年にかけて7.62cm高角砲全て撤去し代わりにオチキス 13.2mm(76口径連装機銃2丁と6.5mm単装機銃2丁を追加した。しかし、1939年に13.2mm機銃全てと6.5mm機銃全て撤去してブレダ 2cm連装機関砲2基に更新された。

※この「艦形」の解説は、「レオーネ級駆逐艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「レオーネ級駆逐艦」の記事については、「レオーネ級駆逐艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 04:53 UTC 版)

カイザー・フリードリヒ3世級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状は波の穏やかなバルト海での運用が主であるため、海防戦艦的な水面から乾舷までが低い平甲板船体採用した水面下衝角ラム)の付いた艦首から艦首甲板上に24cm砲を収めた連装砲塔1基の基部から上部構造物が始まりその上に司令塔組み込んだ操舵艦橋基部前部ミリタリー・マストが立つ。船体中央部等間隔に立つ2本煙突周囲艦載艇置き場となっており、煙突の間に片舷1本ずつのグース・ネックの首)型クレーン計2基により運用された。2番煙突背後後部ミリタリー・マストと後部司令塔が1基ずつ立った所で上部構造物が終了して後部甲板上に2番主砲塔が後向きに1基を配置した副砲の15cm単装砲は上部構造物の艦首側と艦尾側に砲郭ケースメイト配置並列2基、煙突横に露天で2基、前後マスト壁面に片舷2基、舷側甲板上に砲塔形式で3基、舷側に2基ずつの片舷9基で計18基を配置した。この武装配置により艦首方向最大で24cm砲2門・15cm砲8門、舷側方向最大で24cm砲4門・15cm砲9門、艦尾方向最大で24cm砲2門・15cm砲8門が指向できる計算であった

※この「艦形」の解説は、「カイザー・フリードリヒ3世級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「カイザー・フリードリヒ3世級戦艦」の記事については、「カイザー・フリードリヒ3世級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 18:14 UTC 版)

スルクフ (潜水艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦の一番の特徴船体上の大きなセイル司令塔)で、幅が9mに達しており、この前部に埋め込むように20.3cm連装砲塔を1基装備した射撃指揮所を兼ねたセイル上部には、水密加工され4m旋回測距儀搭載されていた。 司令塔後部には水上機1基を格納する水密式の格納庫設けられた。また格納型のクレーン1基が内蔵され、その中には索敵任務遂行し、さらに商船爆撃可能な水上戦闘機1機が搭載されていた。この水上機はあまり活用されず、開戦時には機体降ろされ格納庫倉庫として使用された。水上機格納庫上部には対空機銃装備された。 甲板内には、拿捕した船の乗務員を運ぶ動力付きカッター搭載捕虜得た時に備え艦内に約40名を収容可能なスペース備えていた。

※この「艦形」の解説は、「スルクフ (潜水艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「スルクフ (潜水艦)」の記事については、「スルクフ (潜水艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 10:10 UTC 版)

レ・ウンベルト級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級は当時主流である平甲板船体で、艦首水面下衝角持ち艦首甲板から前部甲板上に前向きにアームストロング 34.3cm(30口径連装砲を露砲塔で1基を配置している。 艦橋構造司令塔下部組み込み船橋両側に持つ箱型とした。艦橋後部から機関区始まり、本級の煙突3本であるが、このうち2本は並列配置のために舷側方向から見ると2本煙突見えたまた、この頃イタリア戦艦特徴である缶室分離配置により1番・2番煙突3番煙突顕著に前後離されており、船体中央部単脚式のマスト1本立っていた。その背後艦内への吸気用として煙管型の通風筒煙突挟まれるように立てられ煙突両側艦載艇置き場となっており、単脚マスト基部に1基ついたジブ・クレーンにより運用される2番煙突背後後部艦橋配置され後部甲板上に後ろ向きに露砲塔1基が配置された。左右舷側甲板上には15.2cm単装砲が断片防御程度装甲盾を付けられて片舷4基ずつ計8基配置された。その下の舷側にはケースメイト砲郭配置12cm単装砲が片舷6基配置され、他に4基が前後艦橋側面に1基ずつ配置され16基を配置した。 この武装配置により前後方向最大34.3cm砲2門、12cm砲2門が指向でき、左右方向最大34.3cm砲4門、15.2cm砲4門、12cm砲8門を指向できた。 防御装甲舷側水線部に100mm装甲が貼られていた。また、主砲バーベット部に特色があり、他国円筒型であったが本級は台形状のシュナイダー・スチール式装甲板組み合わせた16角形多面体をしているのが特徴である。

※この「艦形」の解説は、「レ・ウンベルト級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「レ・ウンベルト級戦艦」の記事については、「レ・ウンベルト級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 13:56 UTC 版)

レジナ・マルゲリータ級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級は乾舷低かった前級の反省から高い乾舷を持つ平甲板船体で、水面下衝角持ち艦首甲板上に「30.5cm(40口径)砲」を連装式の砲塔収めて前向きに1基を配置。その背後から上部構造物が始まり艦橋構造司令塔下部組み込んだ箱型艦橋両側船橋ブリッジ)を持っており前後艦橋同形であった艦橋基部として頂上部見張り所を持つ簡素な単脚式の前部マストが立つ。船体中央部には三角形状に並んだ3本煙突が立つ。煙突周囲には艦内への吸気用として煙管型の通風筒立ち並ぶ煙突周囲艦載艇置き場となっており、前後マスト基部に1基ずつ付いたジブ・クレーンにより運用された。艦載艇置き場後方後部マスト後部艦橋配置された所で上部構造物は終了し後部甲板上に2番30.5cm主砲塔が後向きに1基が配置された。 上部構造物の四隅には副砲として新型の20.3cm単装砲が1基ずつ計4基が配置され、その下の舷側部には15.2cm単装砲がケースメイト砲郭配置で片舷6基ずつ計12基、更に上部構造物には7.62cm速射砲20基が配置された。この武装配置により前後方向最大30.5cm砲2門、20.3cm砲2門・7.62cm砲2門が指向でき、左右方向最大30.5cm砲4門、20.3cm砲2門、15.2cm砲6門・7.62cm砲10門を指向できた。 竣工後に前後艦橋ブリッジ撤去され艦橋とのブリッジ前部司令塔を囲むように小型化したもの変更され軽量化された。1番艦と2番艦の外観相違点艦首紋章があるのが「レジナ・マルゲリータ。副砲の間の士官室の四角形状の舷窓が多いのが「ベネデット・ブリン」である。

※この「艦形」の解説は、「レジナ・マルゲリータ級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「レジナ・マルゲリータ級戦艦」の記事については、「レジナ・マルゲリータ級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 14:12 UTC 版)

B65型超甲型巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本型の外観の特徴としては、現代に残る資料見られる上部構造物の形状主砲レイアウト大和型戦艦酷似している事が挙げられる。 本型の船体は平甲板船体であるが同時期の重巡洋艦同じく艦首乾舷高く甲板も強いシア甲板傾斜)が付けられていた。艦首甲板新設計の主砲三連砲塔納め1番・2番主砲塔背負い式で2基配置した2番主砲塔基部から上部構造物が始まり司令塔背後大和型酷似した塔型艦橋が立つ。また球状艦首採用なども見られる艦橋レイアウトは上から測距儀塔、戦闘艦操舵艦橋の順である。艦橋背後には斜めに傾斜した集合煙突が立ち、周囲艦載艇置き場となっていた。煙突後部艦上構造物終了して中央部甲板上に水上機射出カタパルトクレーン配置し、このクレーン艦載艇運用兼ねていた。左右舷側甲板上には九八式10cm高角砲爆風避けカバー被せた連装砲架等間隔で片舷4基ずつ計8基を配置した水上機施設後部には後部測距儀塔を配置し後部甲板上に3番主砲塔を後向きに1基が配置していた。

※この「艦形」の解説は、「B65型超甲型巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「B65型超甲型巡洋艦」の記事については、「B65型超甲型巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 02:15 UTC 版)

プリンツ・ハインリヒ (装甲巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

前艦は平甲板であったが、本艦前弩級戦艦ヴィッテルスバッハ級」と同じく中央船楼船体採用しており、側面から見た時の外観同級酷似していた。艦首水面下衝角を持つのは戦艦と同じであるが、戦艦異なるのは艦首形状が波きりの良いクリッパー・バウ型艦首となっており外洋長距離航行する巡洋艦には必須の艦首形状であった艦首から戦艦同格の「24cm(40口径)砲」を単装砲塔収め艦首甲板上に前向きに1基、司令塔組み込んだ操舵艦橋基部として1段の見張り所を持つ前部ミリタリー・マストが立つ。船体中央部に2本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、船体中央部に片舷1基ずつ計2基のグース・ネックの首)型クレーンにより運用される2番煙突背後後部司令塔後部ミリタリーマスト、甲板一段下がって後部甲板上に後ろ向きに24cm単装主砲塔の順である。副砲の15cm速射砲単装砲架10基を装備したが、うち4基は単装砲塔収め船体中央部背中合わせに1基ずつの片舷2基を、残りの6基は舷側ケースメイト配置船体中央部に3基ずつ配置した。この武装配置により前後方向に24cm砲1門・15cm砲4門、左右方向最大24cm砲2門・15cm砲5門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「プリンツ・ハインリヒ (装甲巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「プリンツ・ハインリヒ (装甲巡洋艦)」の記事については、「プリンツ・ハインリヒ (装甲巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 02:14 UTC 版)

プリンツ・アーダルベルト級装甲巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状艦首乾舷の高い短船首楼船体であるが、艦首水面下衝角を持つのは戦艦と同じである。戦艦異なるのは艦首形状は波きりの良いクリッパー艦首となっており外洋長距離航行する巡洋艦には必須の艦首形状であった艦首甲板上に新設計の「21cm(40口径速射砲」を連装砲塔収めて前向きに1基、司令塔組み込んだ操舵艦橋基部として頂上部探照灯載せた見張り所を持つミリタリー・マストを持つ単脚式の前檣が立つ。 船体中央部には等間隔並んだ3本煙突が立ち並び周囲艦載艇置き場となっており、2番3番煙突左右に片舷1基ずつのグース・ネックの首)型クレーン計2基により運用される3番煙突背後にミリタリー・マストと後部探照灯台、そこから甲板一段下がって後ろ向きに21cm主砲塔の順である。副砲の15cm速射砲10基のうち4基は甲板上に単装砲塔収め背中合わせで片舷2基ずつ4門、残り舷側ケースメイト配置で片舷3基ずつ計10基を配置した。この武装配置により前後方向に21cm砲2門・15cm砲2門、左右方向最大21cm砲4門・15cm砲5門・8.8cm砲6門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「プリンツ・アーダルベルト級装甲巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「プリンツ・アーダルベルト級装甲巡洋艦」の記事については、「プリンツ・アーダルベルト級装甲巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 01:19 UTC 版)

コルモラン (仮装巡洋艦・2代)」の記事における「艦形」の解説

前身貨客船シュタイエルマルク」は、三島型の典型的な商船船型であった仮装巡洋艦として行動する際には中立国商船偽装する必要があったため、武装類は外観からそれと判らないように隠蔽されており、原型船形活用して偽装図っていた。 主砲の15cm単装砲は、船首楼船尾楼側面部を切り欠いて片舷2箇所ずつ計4箇所設けた隠顕砲座と、前部中部甲板下の貨物倉に各1箇所ずつ計2箇所設けた隠顕砲座配置した舷側の4基は航海時には外板隠されていたが、戦闘時には油圧シリンダー外板持ち上げられ砲座現れる構造とした。他に船首楼に7.5cm高角砲1基、船体中央部に3.7cmカノン砲を片舷1基ずつ計2基を配置していた。後部貨物倉にはアラド196水上機2機を搭載し、その発進収容には固有のデリック用いられた。

※この「艦形」の解説は、「コルモラン (仮装巡洋艦・2代)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「コルモラン (仮装巡洋艦・2代)」の記事については、「コルモラン (仮装巡洋艦・2代)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 02:00 UTC 版)

ロイヤル・サブリン級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本型の船体形状乾舷の高い平甲板船体衝角の付く艦首から艦首甲板上に34.3cm連装砲を乗せたバーベットが1基、その背後から上部構造物が始まり司令塔乗せた操舵艦橋両脇には船橋ブリッジ)が付く。艦橋背後にはミリタリーマストが立つ。ミリタリーマストとはマストの上部あるいは中段に軽防御見張り台配置し、そこに37mm~47mmクラス機関砲(速射砲)を配置した物である。これは、当時水雷艇による奇襲攻撃迎撃するために遠くまで見張らせる高所に対水雷撃退用の速射砲あるいは機関砲置いたのが始まりである。形状の違いはあれどこの時代列強各国大型艦多く用いられ様式であった本艦のミリタリーマストは頂部中段見張り台設けられた。前部ミリタリー・マストの背後には2本煙突が立つが、配置左右に1本ずつ立て並列配置で本級で最後となった煙突周囲煙管型の通風筒立ち並ぶ艦載艇置き場となっており、ミリタリー・マストを基部とするクレーン2基と2本1組のボート・ダビッドとが片舷2組ずつ計4基で運用された。艦載艇置き場後部には基部クレーンの付く後部ミリタリー・マストが立ち、後部甲板上に2番主砲1基が配置された。副砲の15.2cm速射砲舷側甲板上に防盾の付いた単装砲架で片舷3基ずつと舷側中央部ケースメイト砲郭配置で片舷2基ずつの計10基を配置した

※この「艦形」の解説は、「ロイヤル・サブリン級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ロイヤル・サブリン級戦艦」の記事については、「ロイヤル・サブリン級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 01:32 UTC 版)

春日型装甲巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本艦基本設計同年代イタリア海軍前弩級戦艦「エマニュエレ・フィリベルト級」の艦形を小型化し、装甲減じ代わりに速力増加した艦として設計士官エドアルド・マスデアの手により纏められた。 船体形状当時主流である平甲板船体で、艦首水面下衝角を持つ艦首から前部甲板上に前向きに単装式の「アームストロング 1898年型 25.4cm(40口径)砲」を単装砲塔で1基を配置(「日進」は前後ともに20.3cm連装砲塔)、艦橋構造司令塔下部組み込んだ船橋両側に持つ箱型艦橋背後の2本煙突機関の缶室分離配置のために前後放されており、船体中央部二段見張り所を持つ主マストが1本立ち、各見張り所には対水雷艇用に4.7cm単装機砲が前後に1基ずつ配置されていた。煙突周囲には艦内への吸気用として煙管型の通風筒立てられている。 煙突周囲艦載艇置き場となっており、その後ろは後ろ向きに20.3cm連装砲塔1基が配置左右舷側には1番煙突から2番煙突の間には15.2cm単装副砲甲板上に2基、舷側ケースメイト配置で5基配置され片舷7基計14搭載された。

※この「艦形」の解説は、「春日型装甲巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「春日型装甲巡洋艦」の記事については、「春日型装甲巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 02:33 UTC 版)

タイガー (巡洋戦艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦船体形状は前級に引き続き長船船体採用している。艦首浮力確保のために水線下が突出していた。傾斜シア)のまったくない艦首甲板上に「Mark 5 34.3cm(45口径)砲」を収めた連装砲塔背負い式で2基装備し2番砲塔基部から上部構造物が始まりその上に司令塔が立ち、その背後操舵艦橋組み込んだ前向き三脚式の前部マストが立ち、本艦就役時から頂上部射撃指揮室が設けられた。 本級の煙突は前級と同じく3本煙突であるが、前級の反省から等間隔並べられた。煙突周囲艦載艇置き場となっており、1番・2番煙突左右に設けられ探照灯台を基部として片舷1基ずつの小型クレーン2基と3番煙突手前大型クレーン1基の計3基により運用された。上部構造物は3番煙突後部司令塔立った所で終了し船体中央部3番主砲塔が後向きに1基、更に後部甲板上には4番主砲塔が後向きに1基配置された事により間隔離れた背負い配置となっており後方火力が前級の倍となっていた。就役時の本艦には、後部マストがなかった。 本級の副砲である「Mark 7 15.2cm(45口径速射砲」は上部構造物の側面部に1基、船体中央部ケースメイト配置で片舷4基ずつ、3番主砲塔後方に片舷1基の計12基を配置した。他に甲板上に対空火器として「7.62cm(40口径高角砲」が単装砲架で2基を搭載した就役後ユトランド沖海戦後3番煙突後方見張り所を高くして探照灯台を設置した1918年前部マスト上の射撃指揮室を拡大化して測距儀設置した。この時に3番クレーン基部単脚式の後部マストへと改造した1922年以降3番・4番主砲塔砲塔測距儀大型の物に換装した。 1924年に7.62cm(40口径高角砲2基を撤去し、「10.2cm(45口径高角砲」を単装砲架で4基に強化したが後に2基に減少し1925年に10.2cm高角砲全て撤去して代わりに新型砲架の「Mark I QF 7.6cm(45口径高角砲」を4基に改められた。1928年近接火器として「ヴィッカース 4cm(39口径ポンポン砲単装砲架で2基を追加したが後の9月撤去した1929年に7.6cm(45口径高角砲4基を撤去し代わりに新型の「Mark V HA 10.2cm(45口径高角砲」を4基に更新された。

※この「艦形」の解説は、「タイガー (巡洋戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「タイガー (巡洋戦艦)」の記事については、「タイガー (巡洋戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 02:35 UTC 版)

ライオン級巡洋戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状は、前級に引き続き長船船体採用しているが、前述通り主砲塔配置全て艦の中心線上に配置されていた。艦首浮力確保のために水線下が突出していた。甲板傾斜シア)のまったくない艦首甲板上に、「Mark V 34.3cm(45口径)砲」を収めた連装砲塔背負い式で2基装備していた。2番砲塔基部から、上方から見て六角形前部上部構造物が始まり甲板一段上がって司令塔の上簡素な操舵艦橋配置され、本級の煙突は前級と同じく3本煙突1番・2番煙突の間に前部マストが立つ。 前部マストは、設計時はオライオン級同様に頂上部見張り所を持つ後ろ向き三脚であった。しかし1番煙突2番煙突の間に前部マスト配置したために、風向きによって1番・2番煙突双方から排出される数百度もの高温煤煙頂上部射撃指揮所を直撃乗員火傷させ精密機械を炙る煙害公試中に判明した。 これにより艦を急遽ドック送り返して1番煙突後方にずらし、前部マスト位置司令塔と1番煙突の間の狭いスペース設け工事行った。このときにマスト形状艦橋を貫くように単脚となったが、強度不足が判明して、再びドック入りさせて主脚後方に幅の狭い副脚を追加した三脚式に改造を行う不手際実戦化が遅れた上部構造物は2番煙突基部終了し2番煙突3番煙突の間には3番主砲塔が後向きに1基配置された。このため2番3番煙突位置前後大きく離された独特の配置となったマスト周囲艦載艇となっており、通常の戦艦では煙突周囲艦載艇置き場となるのだが、本級は中央部主砲塔配置した事により、艇が爆風破砕される危険性があった。そこで2番煙突3番煙突基部に、爆風避けの壁(ブラスト・スクリーン)を設け艦載艇比較爆風及ばない1番煙突3番煙突周囲積み上げられた。艦載艇は2本1組デリックを片舷2組の計4基で運用された。 3番煙突基部から前後長い八角柱型後部上部構造物が設けられその上に単脚式の後部マスト後部司令塔が立つ。甲板一段下がった後部甲板上には4番主砲塔が後向きに1基配置された。 本級の副砲である「Marks V 1913年型 10.2cm(45口径速射砲」は前後の上構造物側面部にケースメイト砲郭配置されたが、全くの無装甲であった前部上部構造物には上側に1基・下側に3基ずつ、後部上部構造物には4基ずつの片舷8基で計16基が配置された。この武装配置により艦首方向最大で34.3cm砲4門・10.2cm砲6門、舷側方向最大で34.3cm砲8門・10.2cm砲8門、艦尾方向最大で34.3cm砲2門・10.2cm砲4門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「ライオン級巡洋戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ライオン級巡洋戦艦」の記事については、「ライオン級巡洋戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 05:39 UTC 版)

扶桑型戦艦」の記事における「艦形」の解説

本型は国産設計弩級戦艦河内型などの主力艦船体設計雛形に、サーストン卿の設計である「金剛型」の船体設計参考にして、一部にその最新設計導入して建造された。また、船体形状については日本戦艦では初となる、大型模型利用した水槽試験経て決定されている。艦体は長船船体で、艦首凌波性良好なクリッパー型とされた。ただし艦形及び舵の配置不適切な点があったようで、本型の操艦日本戦艦で最も難しいとされ直進維持するだけで一苦労ということや、前進一杯から急転舵すると180度旋回したあたりで行き足止まったという証言残されている。

※この「艦形」の解説は、「扶桑型戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「扶桑型戦艦」の記事については、「扶桑型戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 16:32 UTC 版)

ヤコブ・ヴァン・ヘームスケルク (軽巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦船体は「トロンプ」と同じく船首楼船体であったが、イギリス完工した際に居住区増やすために船首楼伸ばしたために長船船体となったクリッパー艦首には錨が左舷2つ右舷1つ配置され使用しない時はフランス海軍の「クールベ級戦艦」の様に艦首に錨が埋め込まれる巧妙な細工となっていた。 原型15cm速射砲が手に入らなかったために主砲アームストロング社製の「10.2cm45cm高角砲」を防盾の付いた連装砲架艦首甲板上に背負い式で2基配置した2番主砲基部から上部構造物が始まりその後部に塔型艦橋設けられ、それを基部として前部マストが立つ。 艦橋背後大型の1本煙突立てられた。艦橋煙突の間は艦載艇置き場とされ、2本1組のボート・ダビッドが片舷1組ずつ計2組によって運用された。中央甲板上に10.2cm連装高角砲が片舷1基ずつ2基が並列配置された。後部測距儀所を載せた見張り所の背後船首楼終了し後部甲板上に10.2cm連装高角砲後ろ向きに1基配置された。この武装配置により艦首方向最大で10.2cm砲4門、舷側方向最大で10.2cm砲8門・4cm機関砲4門、艦尾方向最大で10.2cm砲6門・4cm機関砲4門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「ヤコブ・ヴァン・ヘームスケルク (軽巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ヤコブ・ヴァン・ヘームスケルク (軽巡洋艦)」の記事については、「ヤコブ・ヴァン・ヘームスケルク (軽巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 17:39 UTC 版)

ダイドー級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級はアリシューザ級軽巡洋艦 (2代)流れをくむ艦首甲板乾舷が高い長船船体となっていた。これは凌波性保ちつつ建造費を安価にすべく鋼材節約する工夫であった水線部では縦横比率の強い船体長を長くとった船体幅の狭い船体形状設計されており、水の抵抗少な船体形状のために少な機関出力でも高速出しやすい形状であった艦首側面部を凹ませたトローラー型艦首採用しており、これは波浪飛沫艦首甲板降り注ぐのを防ぐ効果狙った物である。 艦首から全くシア反り返り)の無い艦首甲板上に13.3cm高角砲収めた連装式の主砲塔巡洋艦歴史類を見ない背負い配置で3基も配置された。このため対空指揮所は主砲塔よりも高い位置に置くために塔型艦橋3番主砲塔よりも高所設置された。艦橋背後簡素な三脚型前部マストが立ち、船首楼上に2本煙突が立つが、対空指揮所から煤煙を少しでも離すために2本とも後方傾斜させて立てられた。 1番煙突周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷に1組ずつ計2組により艦載艇運用された。副武装の4cmポンポン砲四連砲架2番煙突側面に片舷1基ずつ計2基が搭載され設計であったが、主砲塔間に合わないダイドー」「フィービ」は3番主砲塔位置に1基追加された。2番煙突側面対艦攻撃用の53.3cm魚雷発射管三連装で片舷1基ずつ計2基が舷側甲板上に配置された。三脚型後部マスト後部射撃指揮所の背後3番・4番主砲塔が後向き背負い式で2基が配置された。無駄のない艦形だが、武装過剰兵器更新余裕がない欠点があった。また船体構造華奢であり、初期公試では1番砲塔ローラーパス歪んで旋回しない故障13起きたという。他にも荒天甲板支柱が曲がる損傷起こったが、船体補強船員航行上達するにつれてそのようなことはなくなり、航洋性に優れた艦としてみなされるようになった

※この「艦形」の解説は、「ダイドー級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ダイドー級軽巡洋艦」の記事については、「ダイドー級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 16:15 UTC 版)

ワスカル (装甲艦)」の記事における「艦形」の解説

帆装ブリガンティン式である。船体形状排水量比較して凌波性良くするために艦首のみ乾舷高められた短船首楼板型船体採用している。航行には帆と蒸気機関使用されたが、後に帆走設備撤去された。砲塔コールズ砲塔1基を船体中央付近に装備していた。 水面下衝角の付く艦首船首楼のすぐ後ろに1番マストが立ち、そこから甲板一段下がった中央部甲板上に円筒形主砲塔が1基が配置され、その中にアームストロング 25.4cm(14口径滑腔砲」を連装砲架で2門を収めた主砲塔背後から幅の狭い上部構造物が設けられ両脇船橋ブリッジ)を持つ露天艦橋背後に1本煙突が立ち、その周囲には煙管型の通風筒が立ち並び煙突後方から上部構造物が設けられた。 そこは艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビットが片舷2組艦尾1組の計5組運用された。その後ろに2番マストが立つ。 「ワスカル」の主砲塔装甲配置図 「ワスカル」の艦首部ワスカル」の模型主砲塔射界を得るために船首楼極端に短くされたため、航海時は舷板が立てられた。戦闘時には舷板は減板を下方倒して主砲使用した

※この「艦形」の解説は、「ワスカル (装甲艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ワスカル (装甲艦)」の記事については、「ワスカル (装甲艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 18:18 UTC 版)

エリトリア (通報艦)」の記事における「艦形」の解説

船体艦首乾舷の高い単船首楼型で、クリッパー・バウ式艦首持っていた。艦首甲板上には「1926年12cm45口径)砲」を連装砲架で1基装備しその後ろに近代的な箱型艦橋有り背後中部見張り台を持つ単脚式の前檣を立つ。その後部から、甲板一段分下がるが、舷側甲板上に船首楼甲板から同じ高さでフライング・デッキ(空中甲板)が後部主砲近辺まで伸びており、艦上利用できるスペースは広い。1本煙突周り艦載艇置き場となっており、艦載艇単脚式の後基部付いた揚収クレーンにより運用された。煙突後部機銃座が配置された。後背後から間隔空けて後部甲板上に2番連装主砲後ろ向きに1基装備された。

※この「艦形」の解説は、「エリトリア (通報艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「エリトリア (通報艦)」の記事については、「エリトリア (通報艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 01:54 UTC 版)

ザラ級重巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

船体重量軽減のため船型は前級の平甲板船体とは異なり船体後半甲板一層分低め船首楼型とした。 トレント級との外観上の相違点艦橋構造であり前級においては三脚マストとして設計したが、強度不足により公試時に振動発生したために途中から二脚足して五脚になったこのため追加されマストのために艦橋内部容積不足した。この不具合踏まえて本級では設計時から五脚採用している。その構造艦橋基部として中央部に太いマスト主脚として立て四隅からピラミッド型に副脚を追加した形状強度安定性向上して振動強く頂上部測距儀はより安定化した。艦橋構造最初から床面積増やして対処していた。前部マスト頂上部射撃方位盤室に5m測距儀2本を備えており、前部マスト側面部に対空用の副射撃指揮装置に3メートル測距儀を片舷1基ずつ備えていた。 しかし複雑な五脚マスト空気抵抗大きく、1番煙突との境目乱流起こし煤煙艦橋への逆流起こしたこのために1番煙突にファンネルキャップを追加する必要が生じた。本級と同じく複雑な前部マスト構造を持つ日本海軍長門型戦艦でも対処追われている。 それを改正するためにポーラのみ艦橋基部大型化して疑似的な塔型艦橋とし、艦橋と1番煙突境目埋めるように整形施されており、姉妹艦との明瞭な識別となっている。この工夫次のボルツァーノにも引き継がれた。 船体中央部には2本煙突が立つが、機関シフト配置のために前後離されていた。2本煙突の間は艦載艇置き場となっており、2番煙突前方に立つ後部三脚マスト基部とするクレーン1基により運用された。艦橋側面から舷側甲板上にかけて10cm(47口径高角砲が防盾付き連装砲架で片舷4基ずつ計8基が配置されていた。2番煙突後方後部測距儀所が立ち、その後ろに3番・4番主砲塔後ろ向きに背負い式に2基が配置された。

※この「艦形」の解説は、「ザラ級重巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ザラ級重巡洋艦」の記事については、「ザラ級重巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 05:45 UTC 版)

マルコ・ポーロ (装甲巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状同時期のイタリア防護巡洋艦採用し続けていた船首楼型でなく、これよりイタリア装甲巡洋艦特長となる平甲板船体採用している。この時代軍艦特徴として艦首水面下突出した衝角を持つ艦首から甲板上に「15.2cm(40口径速射砲」を単装砲架断片防御程度装甲板作られた防盾を被せ艦首甲板上に前向きに1基、司令塔組み込んだ操舵艦橋左右舷側甲板上に2番主砲3番主砲前向きに1基ずつ配置される艦橋後部簡素な単脚式の前部マストが立つ。船体中央部の2本煙突周囲艦載艇置き場となっており、その脇の舷側甲板上には副砲の「12cm40口径速射砲」が並列に片舷5基ずつ計10基が配置された。艦載艇12cmの上避けて、2本1組のボート・ダビッドが船体中央部に片舷2組ずつ計4組により吊り上げられて運用される単脚式の後部マスト左右に4番主砲5番主砲が後向きに1基ずつ配置される。そして後部甲板上に6番主砲が後向きに1基配置された。この武装配置により前後方向に15.2cm砲3門・12cm砲2門、左右方向最大15.2cm砲4門・12cm砲5門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「マルコ・ポーロ (装甲巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「マルコ・ポーロ (装甲巡洋艦)」の記事については、「マルコ・ポーロ (装甲巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 01:53 UTC 版)

トレント級重巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

トレント級高速発揮発揮しやすくするために、同時期のイギリス海軍巡洋艦同じく縦横の比率の強い細長い船体形状採用していた。艦首水線下には初期からバルバス・バウ採用していた。艦首構造内部水上機格納庫持ち水上機艦首甲板上に埋め込まれ固定式カタパルトから射出されるその後部から主砲箱型連装砲塔納め1・2番主砲塔背負い式で2基が配置された。トレント級操舵艦橋基部として頂上部測距儀載せ中部戦闘艦を持つた前部三脚立っていたが、公試中に三脚振動押さえられなかったために前部二脚足して五脚となった経緯を持つ。このデザインは「ザラ級」まで受け継がれた。 艦橋背後には2本煙突が立つが機関シフト配置のために前後離されており、その間艦載艇置き場となっており、2番煙突前方配置され後部三脚基部付いたクレーン1基により運用された。舷側甲板上には高角砲を防盾付き連装砲架で片舷4基ずつ計8基配置していた。2番煙突後方後部甲板上に後ろ向きに3・4主砲塔背負い式に2基配置した艦尾水面下には中央大型一枚舵を挟むように片舷2軸ずつ計4軸にスクリュープロペラ付いていた。 アルゼンチン海軍イタリア発注したベインティシンコ・デ・マヨ級重巡洋艦ベインティシンコ・デ・マヨアルミランテ・ブラウン)は、トレント級重巡簡易輸出仕様というべき艦型であった。独自の武装採用したほか、機関部出力減じて2軸推進になっているイタリア王国の次級(ザラ級重巡洋艦、1928/1929~301931年)は、速力忍び魚雷兵装全廃防御力強化している。その次級のボルツァーノトレント級ザラ級の改良型であり、魚雷兵装復活させ、速力重視戻った

※この「艦形」の解説は、「トレント級重巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「トレント級重巡洋艦」の記事については、「トレント級重巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 01:35 UTC 版)

イェロギオフ・アヴェロフ (装甲巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦基本設計イタリア海軍ピサ級巡洋艦同一である。同年代前弩級戦艦レジナ・エレナ級の砲装備小型化し、装甲減じた代わりに速力を2ノット増加した艦として、設計士官ジュゼッペ・オルランドの手によりスマートにとめられた。オリジナル異なるのは本艦主砲イタリア製の「25.4 cm45口径速射砲ではなくイギリスより「Mark X 23.4 cm47口径)砲」を購入した点が「ピサ級」とは異なる。この砲は楕円形状連装式の砲塔搭載された。 船体典型的な甲板船体で、艦首から構造記述すると、艦首水面下には未だ衝角ラム)が付いている。艦首甲板上に1番主砲塔があり、その背後司令塔組み込んだ艦橋背後三脚式の前檣が立つ。船体中央部には等間隔並んだ3本煙突が立ち、煙突挟み込むようにして舷側甲板上に、「19.1 cm45口径速射砲」を収めた楕円形状連装砲塔背中合わせで片舷2基ずつ計4基を配置された。煙突背後艦載艇置き場となっており、これらは2番煙突基部として片舷1基ずつ計2基のボート・クレーンと三脚式の後基部に1基付いたボート・ダビッドにより運用された。後背後後部見張り所が設けられ、そこから一段下がった後部甲板上に2番主砲塔が後向きで1基配置された。

※この「艦形」の解説は、「イェロギオフ・アヴェロフ (装甲巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「イェロギオフ・アヴェロフ (装甲巡洋艦)」の記事については、「イェロギオフ・アヴェロフ (装甲巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 01:52 UTC 版)

サン・ジョルジョ級巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体新設計の長船甲板船体外洋航行時の凌波性改善艦内容積増やして居住性改善した水面下には未だ衝角ラム)が付いた艦首から、船首楼甲板の幅は、副砲射界確保すべく幅が狭く設計されていた。艦首甲板上には主砲として前級から引き続き楕円筒形の連装砲塔収めた1番主砲塔配置司令塔組み込んだ操舵艦橋背後には4本煙突が立つが、中央部副砲弾薬庫を挟むために煙突は2本ずつ前後離され配置された。 舷側中央部には副砲主砲塔と同じ形状楕円筒形の連装砲塔収め、これを背中合わせに片舷2基ずつ計4基を配置した艦載艇副砲塔の爆風避けるため、2番煙突3番煙突の間の船首楼甲板並べられ3番煙突直前に立つ単脚式のマスト基部とするクレーン1基により運用された。4番煙突後ろ後部見張所が設けられたところで船首楼甲板終了し、1段下がった後部甲板上に2番主砲塔が後向きに1基配置された。

※この「艦形」の解説は、「サン・ジョルジョ級巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「サン・ジョルジョ級巡洋艦」の記事については、「サン・ジョルジョ級巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 15:22 UTC 版)

M1940年型掃海艇」の記事における「艦形」の解説

本型は、前型に比較してやや船体規模縮小され生産性高めるために構造簡素化図られていた。基本的な船体形状は前型と共通で、凌波性持たせるため船首楼船型とし、作業甲板となる後甲板乾舷低くしている。前部マスト三脚型となり、石炭燃料のため煙突高くなっていることが、前型との識別点である。当初新造時には火砲類は後甲板装備され掃海作業の妨げとならないよう一段高位置搭載された。その後武装強化により、前部にも火砲類搭載した艇もある。掃海具投入・揚収作業の便のため艦尾端のブルワーク省略されている。

※この「艦形」の解説は、「M1940年型掃海艇」の解説の一部です。
「艦形」を含む「M1940年型掃海艇」の記事については、「M1940年型掃海艇」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 04:25 UTC 版)

サラミス (戦艦)」の記事における「艦形」の解説

外観低くどっしりとした安定感をかもし出している。船体は平甲板船体で、垂直に切り立った艦首から新設計の「USA Mark1 35.6cm(45口径)砲」を連装砲塔収め1・2番主砲塔背負い式に2基搭載配置した司令塔組み込んだ操舵艦橋航海艦橋両脇には耳のような見張り台船橋せんきょう)を全幅一杯張り出している。操舵艦橋基部として頂上部射撃方位盤室を載せた三脚式の前部マスト前向きに立つ。 その背後には2本煙突が立つ。煙突間隔離されており、その間艦載艇置き場となっており、2番煙突前方設けられジブ・クレーン1基により運用された。2番煙突後ろ後部三脚マストが後向きに立ち、後部甲板上に後向き3・4主砲塔背負い式に2基配置された。副砲の「15.2cm(50口径速射砲」は船体中央部舷側ケースメイト配置単装砲架等間隔に片舷6基ずつ計12基を配置したその他に水雷艇迎撃用に7.6cm単装速射砲艦橋左右と後基部に2門ずつの片舷4基で計8基装備した。51cm水中魚雷発射管艦首に1門、艦尾並列で2門の計3門装備した

※この「艦形」の解説は、「サラミス (戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「サラミス (戦艦)」の記事については、「サラミス (戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 02:36 UTC 版)

クリストーバル・コロン (装甲巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦基本設計同年代イタリア海軍前弩級戦艦「エマニュエレ・フィリベルト級」の艦形を小型化し、装甲減じ代わりに速力増加した艦として設計士官エドアルドマスデアの手により纏められた。 船体形状当時主流である平甲板船体で、艦首水面下衝角を持つ艦首から前部甲板上に前向きに単装式の「Model 1896 24cm(42口径)砲」を露砲塔で1基を配置艦橋構造司令塔下部組み込んだ船橋両側に持つ箱型艦橋背後の2本煙突機関の缶室分離配置のために前後放されており、船体中央部二段見張り所を持つ主マストが1本立ち、各見張り所には対水雷艇用に3.7cm単装機砲が前後に1基ずつ配置されていた。煙突周囲には艦内への吸気用として煙管型の通風筒立てられている。 煙突周囲艦載艇置き場となっており、その後ろは後ろ向きに24cm露砲塔1基が配置左右舷側には1番煙突から2番煙突の間には15.2cm単装副砲甲板上に2基、舷側ケースメイト配置で5基配置され片舷7基計14搭載された。 防御装甲舷側水線部に122mmの装甲が貼られており、装甲厚は排水量比較して厚かったまた、主砲バーベット部こそ122mmもあったが、他のジュゼッペ・ガリバルディ級の多く砲塔形式であるのに対し本艦バーベットから上は断片防御程度装甲出来た防護盾主砲基部被せてあるだけの露砲塔であり完全な砲塔形式ではない。

※この「艦形」の解説は、「クリストーバル・コロン (装甲巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「クリストーバル・コロン (装甲巡洋艦)」の記事については、「クリストーバル・コロン (装甲巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/26 16:52 UTC 版)

パンター級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本艦船体形状乾舷比較的低い平甲板船体である。主砲12cm40口径)単装速射砲は、前後甲板上各1門と、舷側ケースメイトに片舷各3門の計8門を搭載した。 艦中央部には、艦橋簡素な単脚式の前後マスト、2本煙突設けられた。

※この「艦形」の解説は、「パンター級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「パンター級防護巡洋艦」の記事については、「パンター級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:57 UTC 版)

ノーフォーク級重巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の基本設計エメラルド級軽巡洋艦延長であるが基準排水量1万トン台の大型となったため、水面からの乾舷艦首から艦尾まで高く側面には凌波性良くするフレア反り返り)の付いた甲板船体採用できた。水線部の船体形状船体長は192mもあり、船体の幅を抑えた水の抵抗少な船体形状成形した事により少な機関出力でも高速出しやすい形状であった垂直に切り立った艦首から艦首甲板上に20.3cm砲を収めた連装式の主砲塔背負い配置で2基、2番主砲塔基部から上部構造物が始まりその上に近代的な塔型艦橋が立つが前級において2番主砲塔艦橋位置近かったために前部主砲側面向けて撃つと爆風被害を受けるために本級において約7.5m間隔開けられたのが外観上の識別点である。 艦橋背後簡素な単脚式の前後マスト挟まれるように2番煙突のみ太い3本煙突が立つ。艦橋煤煙かからないように煙突後方傾斜されたが、効果無かったために公試中に煙突を約4.6m高くして改善する必要があった。煙突周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボード・ダビッドが片舷4組ずつ計8組により運用された。 中央甲板後方水上機施設で、水上機3番煙突基部設けられクレーンが片舷1基ずつ計2基で運用され船体後部水上機1機を収められる格納庫設けられ上部後部見張所を兼ねていた。後部マスト後方後部甲板上に20.3cm連装砲塔が後向き背負い配置で2基配置された。 本級の副武装対空火器として10.2cm高角砲単装砲架で片舷2基ずつ計4基が3本煙突側面配置され舷側甲板上に53.3cm四連魚雷発射管で片舷1基ずつ計2基が配置された。舷側部は客船のように艦首から艦尾まで上下2列の舷窓が立ち並び同時期のフランス海軍巡洋艦同じく海外植民地を持つ外洋海軍ならではの高温多湿海外任務乗員が健康を損ねないように設計されている事が伺える。 なお、ノーフォークのみ1944年大規模な改装が行われ、3番主砲塔1基を撤去して浮いた重量対空火器強化し新たに274型・277型・281B型・283型・293型レーダー搭載した

※この「艦形」の解説は、「ノーフォーク級重巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ノーフォーク級重巡洋艦」の記事については、「ノーフォーク級重巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:20 UTC 版)

バーミンガム級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体長船船体採用していた。艦首垂直に切り立った艦首から中央部主砲の「Mk XII 15.2cm(50口径速射砲」を防盾の付いた単装砲架で1基、司令塔艦橋二段見張り所を持つ単脚式の前部マストが立つ。等間隔に並ぶ4本の煙突舷側艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷3組で計6組により運用された。左右舷側甲板上に15.2cm速射砲が防盾の付いた単装砲架で片舷3基ずつ配置されていた。甲板一段下がった箇所見張り所と後部マストが立ち、後部甲板上に15.2cm主砲左右に1基ずつの計9基が配置された。 就役後前部マスト三脚式に改装して射撃方位盤追加装備した。

※この「艦形」の解説は、「バーミンガム級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「バーミンガム級軽巡洋艦」の記事については、「バーミンガム級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:07 UTC 版)

バイエルン級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状長船船体で、艦首水面下浮力確保膨らみを持つ艦首から甲板上に38cm砲を2門ずつ主砲塔収め1番・2番主砲塔背負い式に2基ずつ構成されている。その後ろに装甲司令塔組み込んだ操舵艦橋。本級の前部マストドイツ戦艦では初め竣工時からと三脚型採用され頂上部測距儀載せた射撃指揮所があり、中段部に簡素な見張り所が三段設けられていた。 船体中央部には2本煙突が立ち、煙突周囲艦載艇置き場となっており、2番煙突両脇艦載艇収用のデリッククレーン2基により運用された。第二煙突後部探照灯となっている。後部甲板上に後ろ向き3番・4番主砲塔背負い式に2基配置された。主砲前後方向に4門、左右方向最大8門が指向できた。 竣工後の1917年頃に運用実績から改装が行われた。この時期ドイツ艦は前部マスト構造物多く開放型であったために真冬には冷気見張り所や艦橋吹き込んで内部結氷する欠点があったために密閉化された。また、後部マストが無いために無線アンテナ線展開するのに不便であったために、2番煙突後方簡素なマスト後付した。この頃爆撃機飛行船による航空爆撃危険性示唆されたために敵味方識別用として主砲塔上を黒く塗った上に白丸を描くと共に、8.8cm高角砲単装砲架で2~4基を増設した。戦訓により魚雷防潜網展開用のヤード魚雷発射管4門を撤去した2番艦「バーデン」は建造中にこれら改良施された。

※この「艦形」の解説は、「バイエルン級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「バイエルン級戦艦」の記事については、「バイエルン級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:03 UTC 版)

ハミディイェ (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

艦の構造前部から記述すると、水面下衝角付き水線部に45.7cm水中魚雷発射管の付く艦首主砲の15.2cmを防楯付いた単装砲架で1基が配置されその後方から上部構造物が始まり、に両脇船橋ブリッジ)を設けた操舵艦橋基部として中段部に1段の見張り所を持つ前部マストが立つ。船体中央部等間隔3本煙突が立ち、その周囲には煙管型の通風塔が立ち並び空いた場所は艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷2組で計4組により運用された。 左右舷側副砲である12cm速射砲が防盾の付いた単装砲架等間隔に片舷4基ずつ計8基が配置された。後部甲板上に前部と同じ様式後部マスト後部見張所で上部構造物が終了し、その下の後部甲板上に後部主砲が後向きで1基配置された。

※この「艦形」の解説は、「ハミディイェ (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ハミディイェ (防護巡洋艦)」の記事については、「ハミディイェ (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:14 UTC 版)

バイーア級偵察巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状長船船体である。乾舷の低い艦首から艦首甲板に「アームストロング 12cm50口径速射砲」が防盾の付いた単装砲架並列で2基配置司令塔組み込んだ操舵艦橋簡素な単脚式の前部マストが立つ。 船体中央部には2本煙突が立ち、その周囲には煙管型の通風筒立っている。煙突周囲艦載艇置き場となっており、2本1組として片舷4組ずつ計8組のボート・ダビットにより運用された。舷側部には12cm速射砲が片舷3基ずつ6基配置された。2番煙突後方舷側部の艦内設けられ発射管室に45cm魚雷発射管を単装で片舷1基ずつ計2基を搭載した使用しない時は発射管室はシャッター波浪から守られた。後部甲板には後部マスト12cm単装速射砲後ろ向きに並列で2基配置された。 本級は1920年代後半1925年から1926年にかけて近代化改装が行われた。外観上の変化艦橋大型化し、機関換装されてボイラー配置変更された関係で2本煙突3本煙突となった程度である。武装においては4.7cm速射砲2基と45cm魚雷発射管2基が撤去され代わりに対空火器として7.6cm高射砲単装砲架で2基と53.3cm連装魚雷発射管追加された。

※この「艦形」の解説は、「バイーア級偵察巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「バイーア級偵察巡洋艦」の記事については、「バイーア級偵察巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 04:21 UTC 版)

バーケンヘッド級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体は前級に引き続き長船船体採用していた。艦首前方傾斜したクリッパー型の艦首から中央部主砲の「Mk I 1915年型 14cm(50口径速射砲」を防盾の付いた単装砲架で1基、司令塔基部とする艦橋前部マストが立つ。等間隔に並ぶ4本の煙突舷側艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷3組で計6組により運用された。左右舷側甲板上に14cm速射砲が片舷4基ずつ配置されていた。 3番主砲4番主砲側面には53.3cm三連魚雷発射管が片舷2か所ずつ計4基が配置された。4番煙突後部見張り所と後部マストが立ち、船首楼から一段下がって後部甲板上に10番主砲後ろ向きに1基が配置された。

※この「艦形」の解説は、「バーケンヘッド級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「バーケンヘッド級軽巡洋艦」の記事については、「バーケンヘッド級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:55 UTC 版)

ネプチューン (戦艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦イギリス戦艦では初の試みとして2・3主砲塔位置前後ずらして梯形配置とし、上部構造物による射界制限有るが両舷への全門斉射を可能とした。このため船体長が伸びて建造費の増加を及ぼす恐れがあったため、既存戦艦では後部甲板上に直に並べられていた4番5番主砲塔を、イギリス戦艦初の背負い配置とする事でスペース削減行ったために最終的に全長増加は15m程度抑える事ができた。しかし、梯形配置とした2番3番主砲塔反対舷に向けて斉射すると船体予想外の力がかかることが判明し後日船体強化工事行っている。更に背負い配置とした4番5番主砲塔後方向けて射撃した場合5番主砲塔上に設けられ換気穴や照準穴から爆風吹き込み5番主砲塔の砲員に高温火炎被害生じることが建造後に判明したこのため照準穴の位置変更する工事が行われた。 本艦船体形状は高い乾舷を持つ短船首楼船体であり、外洋での凌波性良好であった艦首から前向きに連装タイプの1番主砲塔1基を配置し、そこから甲板よりも一段高められた上部構造物の上に艦橋構造配置される艦橋下部司令塔を持つ箱型簡略化されており、この背後頂上部見張り所を持つ三脚型前部マストと1番煙突が立つ。 前級と異なる点は1番煙突背後船首楼終了し、そこから1段分下がって中甲板上に立つ2番煙突斜めに挟み込むように左舷前方2番主砲塔が1基、右舷後方3番主砲塔が1基配置されその後方に三脚型後部マストが立つ。甲板上に主砲塔配置したために、艦載艇は1番煙突後方から2番煙突経由して後部マストまで続く「空中甲板(フライング・デッキ)」を設けて艦載艇配置し2番煙突基部として片舷1基ずつクレーン配置して運用された。 この形式イギリス海軍は「ロード・ネルソン級」で用いられ形式で、前後艦橋との連絡橋としての役割もある。フライング・デッキは2番3番主砲片舷斉射耐えうるように強固に作られたが、爆風艦載艇主砲塔上に転落して旋回阻害する恐れがあったので第一次世界大戦中1番・2番煙突間の部分撤去された。 後部マスト後方4番5番主砲塔後ろ向きに背負い式で2基が配置された。副砲の10.2cm速射砲は本級から全て上部構造物に設置され艦橋基部2番煙突基部後部マスト基部の三か所に16門が分散配置された。

※この「艦形」の解説は、「ネプチューン (戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ネプチューン (戦艦)」の記事については、「ネプチューン (戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:20 UTC 版)

バーリ (軽巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

垂直にきり立った艦首から艦首甲板上の波きり板の上主砲として「15cm(45口径速射砲」を防盾の付いた単装砲架並列に2基、前部司令塔組み込んだ両脇船橋をもつ艦橋基部として簡素な単脚式の前部マストが立つ。マスト頂上部見張り所が設けられ中段部に探照灯上下に1基ずつ計2基配置された。船体中央部等間隔3本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷2組ずつ計4組運用された。舷側甲板上には等間隔3番7番15cm速射砲単装砲架で片舷2基ずつ配置されていた。3番煙突背後から上部構造物がもうけられ、そこに単脚式の後が立ち、中段探照灯台が設けられ前後に1基ずつ配置された。構造物末端部には艦首同じく15cm速射砲後ろ向きに並列配置で2基ずつ配置されていた。その下が後部甲板となっている。 イタリア海軍時代1921年から1923年の間に小改装を受け、艦橋が1番煙突合体するまでに拡大され3層構造となった他、排煙効果高めるべく1番煙突高くなった。また対空火器は8.8cm高角砲から国産アンサルド 7.6cm(40口径高角砲単装砲架で2基に更新された。1935年ボイラー重油専焼水管缶に更新したさいに、艦首側のボイラー6基を撤去伴い1番煙突撤去されて2本煙突となった。この改装出力21,000馬力落ち速力も24.5ノット低下した航続性能14ノットで4,000海里向上したまた、武装においては近接火器追加され、「ブレダ 2cm65口径機関砲」が連装砲架で、三脚化した後部マスト基部に片舷1基ずつと甲板上に1基の計3基が設置された。また「ブレダ 13.2mm(76口径機関銃」も連砲架で3基が搭載された。後に1940年ブレダ 2cm単装機関砲6基が追加された。

※この「艦形」の解説は、「バーリ (軽巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「バーリ (軽巡洋艦)」の記事については、「バーリ (軽巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:46 UTC 版)

ドラグ級駆逐艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状艦首のみ乾舷の高い短船首楼船体で、バルト海での凌波性良好であった垂直に切り立った艦首から主砲として7.6cm速射砲を防盾の付いた単装砲架艦首甲板上に1基、その後方に箱型操舵艦橋基部とする単脚式の前部マストが立つ。船首楼甲板から一段下がった船体中央部には、4本煙突等間隔に立ち、その周囲には煙管型の通風塔が立ち並び空いた場所は艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷1組で計2組により運用された。 舷側甲板上に45cm単装魚雷発射管が片舷に1基ずつ配置され、それを前後から挟むように7.6cm単装速射砲が1番煙突4番煙突側面に1基ずつの片舷2基ずつ配置された。後部甲板上に箱型見張り所を基部として後部マストが立ち、その直下に7.6cm速射砲後ろ向きに1基を配置し艦尾甲板上に45cm単装魚雷発射管1基を配置した

※この「艦形」の解説は、「ドラグ級駆逐艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ドラグ級駆逐艦」の記事については、「ドラグ級駆逐艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:47 UTC 版)

ドラッヘ (砲術練習艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦船体形状生産性高めるために直線多用した設計が採られていた。強く傾斜したクリッパー艦首から艦首甲板乾舷部のみ高い短船首楼船体採用している。全く反り返りシア)のない艦首甲板上に1番・2番8.8cm速射砲並列配置で2基。両脇船橋ブリッジ)を持つ艦橋構造単脚式の前部マスト船首楼終了し、そこから甲板1段分下がった中央甲板に2本煙突が立つ。煙突周囲艦載艇置き場となっており、2本1組ボート・ダビッドを片舷2組の計2組により運用された。後部甲板3番・4番8.8cm速射砲が後向き並列配置で2基が配置された。 竣工後の1928年から武装を10.5cm単装速射砲4基と2cm65口径)単装機銃2基に換装した。1936年7月近代化改装を受け、船体オーバーホールすると共に艦橋構造大型化し、機関ディーゼル機関換装した折に煙突を1本に纏めた武装においては3.7cm連装機関砲2基に換装追加した

※この「艦形」の解説は、「ドラッヘ (砲術練習艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ドラッヘ (砲術練習艦)」の記事については、「ドラッヘ (砲術練習艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/11/20 20:06 UTC 版)

フェン (巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦基本構造3本マスト一本煙突を持つ装甲フリゲートとしてデンマークコペンハーゲン海軍造船所建造された。船体内にはアームストロング製 15cm単装砲4基とクルップ製 15cm単装砲14基を装備し近接戦闘用に甲板上に3.7cm回転式機砲を8基と8mm機銃を2丁装備していた。

※この「艦形」の解説は、「フェン (巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「フェン (巡洋艦)」の記事については、「フェン (巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:13 UTC 版)

バイター (護衛空母)」の記事における「艦形」の解説

本級は前述通り途中から航空母艦として改装されクラスであるが、改装時期により艦形が異なり、「アヴェンジャー」と「チャージャー」は平甲板であったが、「バイター」と「ダッシャー」は右舷側に艦橋設置しており異なっていた。4隻の空母イギリス海軍渡されたが、チャージャー早い時期アメリカ海軍返還された。改造方法貨物船として完成後に改造された「アーチャー」と類似し船体上に真四角形の飛行甲板張り飛行甲板船体の間に高さ4.88mの格納庫ハンガー)を設けており艦尾側の側面密閉された。 艦体の全長151mに対して飛行甲板長は125m、艦幅21.2mからオーバーハングするように甲板幅は23.2mに達した。元々が低速商船であったが、飛行甲板上のカタパルト1条により艦載機射出する事が可能であった。しかし、引き渡し後にイギリス海軍艦載機問題により、飛行甲板長さを134.7mまで延ばす改良実施され就役時期伸びた飛行甲板中央部には格納庫から艦載機運用するための縦12.8m×10.4mの5.4トンエレベーター1基が設置されていた。

※この「艦形」の解説は、「バイター (護衛空母)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「バイター (護衛空母)」の記事については、「バイター (護衛空母)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 09:48 UTC 版)

ピラウ級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体は前級に引き続き長船船体採用していた。艦首前方強く傾斜したクリッパー型の艦首から中央部が狭い艦首甲板上に波きり板を設けた後ろ主砲の10.5cm速射砲を防盾の付いた単装砲架1番2番主砲並列配置で2基、その背後司令塔基部とする船橋ブリッジ)をのせた箱型艦橋前部マストが立つ。船体中央部等間隔並んだ4本の煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷2組で計4組により運用された。舷側甲板上には10.5cm速射砲が片舷4基配置され4番煙突後方後部マストが立ち、後部甲板上に11番12番主砲後ろ向きに並列で2基配置された。

※この「艦形」の解説は、「ピラウ級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ピラウ級防護巡洋艦」の記事については、「ピラウ級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 10:08 UTC 版)

ブーラスク級駆逐艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体は短船首楼船体であったクリッパー艦首から乾舷の高い艦首甲板上に13cm速射砲を防盾の付いた単装砲架背負い式に2基を配置2番主砲基部から上部構造物が始まりその上に測距儀載せた箱型艦橋両脇船橋ブリッジ)を設けた艦橋簡素な三脚式の前部マスト立った所で船首楼終了し甲板一段下がって3本煙突が立つ。その周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷1基ずつ計2基で運用された。3番煙突後部船体中央部に55cm三連魚雷発射管直列に2基が配置された。後部甲板上に後部マストが立ち、その背後13cm主砲後ろ向きに背負い式で2基配置された。

※この「艦形」の解説は、「ブーラスク級駆逐艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ブーラスク級駆逐艦」の記事については、「ブーラスク級駆逐艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 09:02 UTC 版)

パワフル級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

船体は平甲板船体である。水面下衝角ラム)の付いた艦首から甲板上に23.4cm(40口径ライフル砲を単装形式砲塔収めて1基配置した。その背後司令塔の上に、両脇船橋を持つ操舵艦橋二段見張り所を持つミリタリーマストが立つ。 船体中央部等間隔に4本煙突が立ち、その周囲煙管型の通風筒が立ち並び、その外周艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷2組ずつ計4組運用された。副砲の15.2cm速射砲舷側ケースメイト配置前後張り出し設け上下に1門ずつ計2門を配置し船体中央部に単装で2門を配置した4番煙突後方後部ミリタリーマストと後部艦橋が立ち、そこから後部甲板上に23.4cmライフル砲塔が後ろ向きに1基配置した。この武装配置により艦首方向最大で23.4cm砲1門・15.2cm砲4門、舷側方向最大で23.4cm砲2門・15.2cm砲6門、艦尾方向最大で23.4cm砲1門・15.2cm砲2門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「パワフル級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「パワフル級防護巡洋艦」の記事については、「パワフル級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 09:03 UTC 版)

パース級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

就役時のホバート船体乾舷の高い長船船体とし、艦首側面形状凌波性能を高めるために2段の強いフレア反り返り)が付けられていた。艦首甲板上には15.2cm砲を連装砲塔収めて背負い配置で2基配置2番主砲塔基部から上部構造物が始まりその上に箱型操舵艦橋が立ち、その背後簡素な単脚式の前部マストが立つ。 船体中央部には前後離された2本煙突が立ち、煙突のあいだは航空施設となっており、水上機打ち出すカタパルト1基が設置されており、1番煙突側面に片舷1基ずつのクレーンにより運用された。副武装である10.2cm高角砲リアンダー級では1番煙突側面配置していたが、本級においては2番煙突後方に片舷2基ずつ計4基が配置されたが、煙突の間が離された事により射界広がっており、艦尾側の2門は反対側への射撃が可能であった対空砲座の下には53.3cm魚雷発射管巧妙に配置されており、四連発射管が片舷1基ずつ計2基を配置していた。 高角砲配置変わった事により艦載艇置き場は1番煙突側面移動され運用スペース広がった艦載艇舷側設けられた2本1組のボート・ダビッドが片舷に3組ずつ計6組運用された。2番煙突後方露天後部見張所と単脚式の後部マストが立ち、3番主砲塔基部上部構造物は終了甲板一段下がって後部甲板上に4番主砲塔配置された。船体舷側部には復元性水雷防御確保として広範囲バルジ装着されていた。

※この「艦形」の解説は、「パース級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「パース級軽巡洋艦」の記事については、「パース級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 10:07 UTC 版)

ブークリエ級駆逐艦」の記事における「艦形」の解説

本級は艦首乾舷のみ高い短船首楼船体であった切り立った艦首から艦首甲板上に1番10cm速射砲単装砲架で1基を配置、その背後測距儀載せた箱型艦橋基部として簡素な単脚式の前部マストが立つ。船体中央部に4本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷1基ずつ計2基で運用された。甲板一段下がった舷側スポンソン張り出し)が設けられ、そこに6.5cm速射砲を片舷1基ずつ配置した中央部甲板上に45cm連装魚雷発射管直列に2基が配置されその後方に6.5cm速射砲を片舷1基ずつ配置した後部甲板上に上部構造物が設けられ、そこに後部マスト2番10cm主砲後ろ向きに1基配置された。 就役後1916年から1918年にかけて「7.5cm(35口径速射砲」1基と8mm80口径)単装機銃2丁が追加装備された。

※この「艦形」の解説は、「ブークリエ級駆逐艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ブークリエ級駆逐艦」の記事については、「ブークリエ級駆逐艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 09:12 UTC 版)

ピエモンテ (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状小型船体に準戦艦級の主砲を積む関係から水面から乾舷が低い平甲板船体となっており、同時期にイギリス建造され大日本帝国海軍防護巡洋艦浪速型」に似た艦容である。 艦の構造前部から記述すると、水面下衝角付き水線部に35.6cm水中魚雷発射管の付く艦首主砲の15.2cmを防楯付いた単装砲架で1基が配置されその後方に両脇船橋を持つ操舵艦橋基部とする2段見張り所を持つ前部マストが立つ。船体中央部に2本煙突が立ち、その周囲には煙管型の通風塔が立ち並び空いた場所は艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷2組で計4組により運用された。 左右舷側張りだしが設けられ、そこに副砲である15.2cm速射砲が防盾の付いた単装砲架等間隔に片舷2基ずつ配置された。後部甲板上に前部と同じ様式後部マスト後部見張所で上部構造物が終了し、その下の後部甲板上に6番主砲が後向きで1基配置された。

※この「艦形」の解説は、「ピエモンテ (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ピエモンテ (防護巡洋艦)」の記事については、「ピエモンテ (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 09:59 UTC 版)

ブエノス・アイレス (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状小型船体に準戦艦級の主砲を積む関係から水面から乾舷が低い平甲板船体となっており、同時期にイギリス建造され大日本帝国海軍防護巡洋艦吉野型」に似た艦容である。 艦の構造前部から記述すると、水面下衝角45cm水中魚雷発射管1門を内蔵させた艦首艦首甲板上に主砲の20.3cmライフル砲を防盾の付いた単装砲架で1基が配置されその後方から上部構造物が始まり単脚式の前部マストが立つ。その背後司令塔組み込んだ両脇船橋ブリッジ)を持つ操舵艦橋が立つ。 船体中央部に2本煙突が立ち、その周囲には煙管型の通風塔が立ち並び空いた場所は艦載艇置き場となっており、艦載艇2番煙突後方後部マスト前部マスト基部に1基ずつ付いたクレーン計2基と2本1組のボートダビッドが片舷4組ずつ計8組により運用された。 上部構造物の四隅張りだしが設けられ、そこに副砲である15.2cm砲が防盾の付いた単装砲架で隅に1基ずつ計4基が配置され舷側甲板上に12cm速射砲が防盾の付いた単装砲架で片舷3基ずつ計6基が配置された。後部マスト上部構造物が終了し、その下の後部甲板上に2番主砲が1基配置された。

※この「艦形」の解説は、「ブエノス・アイレス (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ブエノス・アイレス (防護巡洋艦)」の記事については、「ブエノス・アイレス (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 09:13 UTC 版)

ピサ級巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体典型的な甲板船体採用している。艦首から構造記述すると、艦首水面下には未だ衝角ラム)が付いている。艦首甲板上に主砲の「アームストロング 25.4cm(40口径)砲」を楔形連装砲塔収めて1基を配置。 その背後から無骨な司令塔基部から上部構造物が始まり、その上部に両側小型船橋ブリッジ)を持つ艦橋が立つ。船体中央部には等間隔並んだ3本煙突が立つ。煙突周囲には艦内への吸気用として煙管状の通風筒立ち並ぶ煙突周囲艦載艇置き場となっており、3番煙突後方には単脚式のマスト基部付いたジブ・クレーン2基により運用された。副砲の19.1cm速射砲楕円筒型の連装砲塔収められ上部構造物の四隅に1基ずつ計4基が配置された。艦載艇置き場後方後部艦橋配置された所で上部構造物は終了し後部甲板上に2番25.4cm主砲塔が後向きに1基が配置された。対水雷艇用の7.62cm速射砲射界の広い構造物上に単装砲架で片舷8基ずつ計16基が配置された。また、船体内に45cm魚雷発射管艦首に1門、舷側に1門ずつ計3門が搭載された。この武装配置により前後方向最大で25.4cm砲2門・19.1cm砲4門・7.62cm砲4門が指向でき、左右方向最大で25.4cm砲4門・19.1cm砲2門・7.62cm砲8門を指向できた。 「ピサ」のみ1917年小改装された折に艦橋方位測定儀が設置され砲戦指揮装置設置弾着観測必要性から艦橋背後単脚式の前部マスト追加された。同時に7.62cm速射砲2基と4.7cm速射砲全8基が撤去され代わりにアンサルド7.62cm(40口径高角砲」が単装砲架で6基が搭載された。1925年水上機1機を搭載した

※この「艦形」の解説は、「ピサ級巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ピサ級巡洋艦」の記事については、「ピサ級巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 10:01 UTC 版)

ブリュッヒャー (装甲巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦船体形状は前級までと異なり中央部分のみ乾舷の高い長船船体採用している。艦首水面下衝角ラム)を持つのは同時期のドイツ海軍弩級戦艦と同じであるが、戦艦異なるのは艦首形状である。これは波きりの良いクリッパー艦首となっていた。傾斜の無い艦首甲板上に新設計の「21cm(44口径速射砲」を収めた連装砲塔収め艦首甲板上に前向きに1基、片舷に2基ずつ、後甲板に1基装備した。なお、ドイツ海軍では1番~6番砲塔をAから始まるアルファベット順数え時計回りにAからFまで割り振った天蓋測距儀載せた二層構造司令塔背後両脇船橋を持つ操舵艦橋基部として簡素な単脚式の前部マストが立つ。船体中央部に2本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、2番煙突挟み込むように立つグース・ネックの首)型クレーン計2基により運用された。船首楼末端部に後部司令塔上部探照灯配置され見張り所が設けられその間後部マストが立つ。そこから甲板一段下がって後ろ向きに21cm連装主砲塔が1基配置された。船体中央部舷側に15cm副砲が片舷4基ずつケースメイト砲郭配置された。この武装配置により前後方向に21cm砲6門、左右方向最大21cm砲4門・15cm砲6門が指向できた。 就役後の1913~1914年前部マスト振動に強い三脚式に改良し頂上部見張り所と射撃指揮所を設けた

※この「艦形」の解説は、「ブリュッヒャー (装甲巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ブリュッヒャー (装甲巡洋艦)」の記事については、「ブリュッヒャー (装甲巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/10 00:24 UTC 版)

ナヴァリン (戦艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦中央船体で、艦首水面下衝角持ち乾舷の低い艦首甲板から前部甲板上に「1886年35口径305 mm砲」を連装砲塔収め、1基を配置した。 その背後から上部構造始まり司令塔下部組み込んだ箱形艦橋上部構造物と一体化していた。艦上構造物後ろには簡素な単脚式のマストが1本立つ。その背後に4本煙突並列2本ずつが前後配置されていた。煙突周囲艦載艇置き場となっており、上部構造物の上にあるために波浪影響を受けにくい利点があった。上部構造部の側面には砲郭ケースメイト配置で15.2cm単装砲が片舷に等間隔で4基が配置されていた。煙突背後中部装甲覆われ見張り所が設けられたミリタリー・マストが1本立ち、その後部で上部構造物は終わり後部甲板上には後ろ向きに連装砲塔1基が配置された。 ナヴァリンは19041905年近代化改装を受け、無線機搭載されたのに合わせてアンテナ線長さ確保するために簡素な前部マスト延長され前檣と呼ぶにふさわしい高さになった艦橋には基線長1.37mの測距儀望遠鏡型の照準装置設けられた。

※この「艦形」の解説は、「ナヴァリン (戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ナヴァリン (戦艦)」の記事については、「ナヴァリン (戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 08:36 UTC 版)

ニューヨーク級戦艦」の記事における「艦形」の解説

ニューヨーク級船体形状は平甲板船体全長は174.7mと、ワイオミング級の171.3mよりも約3m伸びた。前級のワイオミング級と同一主砲塔6基の配置にしなかった理由は、同配置のまま14インチ砲を採用すると艦の全長伸び船体大型化して高価なものとなるという為である。 構造を艦の前方から記述すれば、まず主砲には新設計の1910年型 Mk. 12 35.6cm(45口径カノン砲収めたクサビ形の連装式の主砲塔収め背負い式の1番・2番主砲塔装備した2番主砲塔基部から上部構造物が始まり2番主砲塔後方司令塔組み込んだ操舵艦橋が立ち、その背後に籠状の前部マストが立ち、中段部と最上段には露天見張り台がある。2本煙突側面舷側甲板上には艦載艇並べられ、それらは1対の探照灯台とそれを基部にしたクレーンが片舷1基ずつ計2基で運用された。2番煙突後方に籠状の後部マスト立った所で上部構造物は終了し、そこから一段下がって後部甲板上に後方向けて配置され3番主砲塔背負い式の4番5番主砲塔の順となっている。 副砲の12.7cm速射砲艦橋側面露天で1基ずつ。ケースメイト砲郭配置で1番主砲塔側面に2基ずつ、船体中央部に5基ずつ、艦尾側に2基ずつの片舷8基で計16基を配置した煙突背後には単脚式の2段見張り所を持つ後部マスト立った所で上部構造物は終了し、そこから甲板一段下がって後部甲板上に2番主砲塔が後向きで1基配置された。 就役後1918年対空火器としてMk. 10 7.6cm(50口径高角砲単装砲架で4基を搭載したが、1919年に更に2基を追加した1920年代艦首副砲の12.7cm速射砲5門を撤去した戦訓により第一次世界大戦時2番3番・4番主砲塔の上測距儀設置しテキサス1916年射撃方位盤及び射撃指揮装置搭載し、これがアメリカ戦艦初の射撃指揮装置搭載となったニューヨーク級1925年1927年ノーフォーク造船所近代化改装が行われ、ボイラー石炭重油混焼16基から重油専焼缶6基に換装したが、推進機関レシプロ機関のままであったために速力出力は変わらなかったが、航続能力向上して重油2,810トン速力10ノット15,400海里航行できた。ボイラー数の減少に伴い艦橋側の煙突撤去し2番煙突はやや太くなり煙突数は1本に減少したまた、第一次大戦イギリス超弩級戦艦水雷兵器により戦闘不能になった戦訓から魚雷防御隔壁増やし、1番主砲塔から5番主砲塔側面にかけてバルジ追加して艦幅が32.4mと増した同時に水平防御改良され甲板防御は50mmから95mmへと厚くなった。 籠状の前後マスト強固な三脚型更新され2番煙突背後には射撃指揮所が新設されたのに伴い後部マスト前部マスト半分くらいの高さのものが3番主砲塔4番主砲塔の間の空きスペース移設された。艦橋構造司令塔の上拡幅され、測距儀乗せた完全な密閉構造となった頂上部には主砲副砲射撃方位盤内蔵する密閉型見張り室が設けられた。また、水上機運用のためにカタパルト3番主砲塔の上設置し艦載艇クレーンはより大型のものに換装した。 波浪により被害のあった中央部副砲5門のうち、前方3門を主甲板上に新たに設けられ張り出し移し、その天蓋部に7.6cm単装高角砲を片舷4門ずつ計8基増設した。操舵艦橋にあった測距儀2番4番主砲塔天蓋部に移設した。 1935年には三脚トップフラット設け、28mm高角機銃新たに追加された。

※この「艦形」の解説は、「ニューヨーク級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ニューヨーク級戦艦」の記事については、「ニューヨーク級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 10:02 UTC 版)

ブルンマー級敷設巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

当時長船型が多かったドイツ軽巡洋艦の中で本級の船体形状は短船首楼船体採用していた。これは、左右舷側低くして後部甲板と同じ高さにして舷側甲板いっぱい機雷搭載するためである。機雷は片舷1条で計2条レール上を滑って艦尾から投下された。 水面下突出し衝角を持つ艦首前方強く傾斜したクリッパー艦首で、艦首甲板上に波きり板を設けた後ろ主砲の15cm速射砲を防盾の付いた単装砲架で1番主砲が1基、その背後司令塔基部とする船橋ブリッジ)をのせた箱型艦橋前部マストが立つ。船体中央部等間隔並んだ3本煙突が立ち、1番・2番煙突の間に2番主砲が1基配置された。3番煙突後方には対空用として8.8cm高射砲が防盾の付いた単装砲架直列で2基配置され空いた周り艦載艇置き場となっている。その後方に後部マストが立ち、後部甲板上に3番・4番主砲後ろ向きに背負い式で2基配置された。

※この「艦形」の解説は、「ブルンマー級敷設巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ブルンマー級敷設巡洋艦」の記事については、「ブルンマー級敷設巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 10:04 UTC 版)

ブレーク級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

船体は平甲板船体である。水面下衝角ラム付いた艦首から甲板上に23.4cm(31.5口径ライフル砲を防盾の付いた単装砲架で1基配置した。その背後司令塔の上に、両脇船橋を持つ操舵艦橋単脚式の前部マストが立つ。 船体中央部に2本煙突が立ち、その周囲煙管型の通風筒が立ち並び、その外周艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷2組ずつ計4組運用された。舷側甲板上には副砲の15.2cm速射砲防楯付いた単装砲架で片舷5基ずつ計10基を配置した3番煙突後方後部マスト後部艦橋が立ち、そこから甲板一段下がって後部甲板上に23.4cmライフル砲を防盾の付いた単装砲架で1基配置した。この武装配置により艦首方向最大で23.4cm砲1門・15.2cm砲2門、舷側方向最大で23.4cm砲2門・15.2cm砲5門、艦尾方向最大で23.4cm砲1門・15.2cm砲2門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「ブレーク級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ブレーク級防護巡洋艦」の記事については、「ブレーク級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 09:05 UTC 版)

ビッスン級駆逐艦」の記事における「艦形」の解説

船首楼船体であった切り立った艦首から乾舷の高い艦首甲板上に1番10cm速射砲単装砲架で1基を配置、その背後測距儀載せた箱型艦橋基部として簡素な単脚式の前部マストが立つ。船体中央部に4本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷1基ずつ計2基で運用された。中央部甲板上に45cm連装魚雷発射管直列に2基が配置された。後部甲板上の後部見張り所が設けられ、その上後部マスト2番10cm主砲後ろ向きに1基配置された。 就役後1910年代後半に7.5cm(35口径速射砲8mm80口径)単装機銃2丁が追加装備された。

※この「艦形」の解説は、「ビッスン級駆逐艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ビッスン級駆逐艦」の記事については、「ビッスン級駆逐艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 10:00 UTC 版)

ブリストル級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体は短船首楼船体採用していた。艦首垂直に切り立った艦首から中央部主砲の「Mk XI 15.2cm(50口径速射砲」を防盾の付いた単装砲架で1基、艦橋単脚式の前部マストが立つ。等間隔に並ぶ4本の煙突舷側艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷3組で計6組により運用された。左右舷側甲板上に副砲として10.2cm速射砲が防盾の付いた単装砲架で片舷5基ずつ計10基が配置されていた。装備位置の低い舷側砲波浪叩かれる事が多く波除板が取り付けられていた。甲板一段下がった箇所見張り所と後部マストが立ち、後部甲板上に15.2cm主砲後ろ向きに1基が配置された。

※この「艦形」の解説は、「ブリストル級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ブリストル級防護巡洋艦」の記事については、「ブリストル級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 09:55 UTC 版)

フォン・デア・タン (巡洋戦艦)」の記事における「艦形」の解説

設計方針大型巡洋艦としての前型ブリュッヒャー拡大改良型ではなく同時期の弩級戦艦である「ナッサウ級」の高速化として考えられた。主兵装ナッサウ級同一で、排水量もそれと同程度であるが、やや長い船体長と大出力を発揮するタービン主機重量捻出するため、砲の装備門数と水線下の装甲重量減じて高速得ている。船体形状船首楼船体採用した主砲配置要領同時期のドイツ戦艦準じて前後甲板中央部両舷に各1基の主砲塔配置する形態採用したが、中央部両舷の主砲塔前後位置ずらしたアン・エシュロン形の配置として反対射撃を可能としていた。また、舷側部には英巡洋戦艦にはない副砲配置され舷側には15cm単装砲がケースメイト砲郭配置で片舷辺り5基で計10基を配置した。この武装配置により前後方向に28cm砲6門、左右方向最大28cm砲8門・15cm砲5門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「フォン・デア・タン (巡洋戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「フォン・デア・タン (巡洋戦艦)」の記事については、「フォン・デア・タン (巡洋戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/31 06:07 UTC 版)

パレストロ級装甲艦」の記事における「艦形」の解説

本級の基本構造鉄製船体舷側鉄製装甲板張った3本バーク帆走マストと1本煙突を持つ装甲コルベットとしてフランスで設計・建造された。本級は水面下顕著に突出した衝角を持つ艦首から1番マスト配置されたが、ボイラー配置の艦形で1番マストのすぐ後方に1本煙突配置されていた。船体中央部操舵艦橋2番マスト後部3番マスト配置していた。船体側面部には120mm装甲板張られ砲門持ち船体中央部に20.3cm砲の砲門を片舷2箇所ずつ計4箇所開けていた。船内砲郭部に20.3cm鉄製ライフル砲単装砲架で2基、20.3cm鉄製滑空砲単装砲架で2基を装備していた。

※この「艦形」の解説は、「パレストロ級装甲艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「パレストロ級装甲艦」の記事については、「パレストロ級装甲艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/31 05:42 UTC 版)

パラス級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

船体は平甲板船体である。艦首水面下衝角ラム)が付いている。艦首甲板はタートルバック型になっている上部構造物は、前部主砲後方置かれ司令塔の上に、両脇船橋を持つ操舵艦橋単脚式の前部マストが立つ。船体中央部に2本煙突が立ち、その周囲煙管型の通風筒立ち並んでいる。さらに外周艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷2組ずつ計4組運用された。2番煙突後方後部マスト後部艦橋立っている。 武装配置は、主砲の「12cm40口径速射砲」(4.7ポンド砲)は全て防盾付の単装砲架で、艦首甲板の波切り板上にを並列で2基、舷側甲板上に片舷2基ずつ、後部甲板上に並列で2基を搭載した舷側主砲スポンソン張り出しの上設置されており、首尾方向への攻撃可能だった副武装としては7.62cm速射砲(3ポンド砲)を、舷側甲板上に片舷2基ずつ、艦首艦尾舷側に片舷1基ずつの計8基を搭載した。この武装配置により艦首方向最大12cm砲4門・7.62cm砲2門、舷側方向最大12cm砲4門・7.62cm砲4門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「パラス級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「パラス級防護巡洋艦」の記事については、「パラス級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/31 06:00 UTC 版)

プリンチペ・ディ・カリニャーノ級装甲艦」の記事における「艦形」の解説

本級の基本構造木製船体舷側鉄製装甲板張った3本帆走マスト一本煙突を持つ装甲フリゲート艦として設計された。

※この「艦形」の解説は、「プリンチペ・ディ・カリニャーノ級装甲艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「プリンチペ・ディ・カリニャーノ級装甲艦」の記事については、「プリンチペ・ディ・カリニャーノ級装甲艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/31 06:11 UTC 版)

レジナ・マリア・ピア級装甲艦」の記事における「艦形」の解説

本級の基本構造鉄製3本マスト一本煙突水線下に突出した衝角を持つ装甲スクーナーとしてフランスで設計・建造された。船体側面部に120mm装甲板張られ砲廓(ケースメート)を持ち、20.3cm(76ポンド鉄製滑膅砲を単装砲架で片舷2基ずつ計4基と16.4cm鉄製ライフル式単装砲を片舷11ずつ計22基(後期型のカステルフィダルトとアンコーナ23基)を配置した竣工時には左右方向にしか火力指向出来なかったが、リッサ海戦以降戦訓により艦首方向指向できるよう舷側一部凹ませ射界広げたり、艦尾砲門開けて砲を配置した。本級は船として出来良く、そのため本級は1888年から1890年にかけて艦容一新する規模近代化改装を受けることができた。旧式鉄製砲はアームストロング式 15.2cm(33口径)単装速射砲6基、12cm40口径)単装砲6基に更新されたほか、外見上の特徴として船体中央部マスト撤去され前後マストミリタリー・マストへと改装された。

※この「艦形」の解説は、「レジナ・マリア・ピア級装甲艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「レジナ・マリア・ピア級装甲艦」の記事については、「レジナ・マリア・ピア級装甲艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/31 05:32 UTC 版)

ベインティシンコ・デ・マヨ (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体は平甲板船体である。水面下衝角ラム付いた艦首から甲板上に21cm(35口径ライフル砲を防盾の付いた単装砲架で1基配置した。その背後司令塔の上に、両脇船橋を持つ操舵艦橋単脚式の前部マストが立つ。 船体中央部に2本煙突が立ち、その周囲煙管型の通風筒が立ち並び、その外周艦載艇置き場となっており、煙突の間にクレーンが片舷1基ずつ計2基で運用された。舷側甲板上には副砲12cm速射砲防楯付いた単装砲架で片舷4基を搭載したこのうち4門は舷側に片舷に2か所を設けられ張り出しスポンソン)に1基ずつ配置され射界広くする工夫がされ、他の4基が船体中央部甲板上に2基ずつ配置された。 艦載艇置き場後方後部艦橋後部マストが立ち、そこから後部甲板上に21cm砲を防盾の付いた単装砲架で1基配置した。この武装配置により艦首方向最大で21cm砲1門・12cm砲2門、舷側方向最大で21cm砲2門・12cm砲4門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「ベインティシンコ・デ・マヨ (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ベインティシンコ・デ・マヨ (防護巡洋艦)」の記事については、「ベインティシンコ・デ・マヨ (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/18 22:50 UTC 版)

ヘクラ級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級は平甲板船体上に2本のマスト一本煙突を持つ防護巡洋艦としてデンマークコペンハーゲン海軍造船所建造された。艦首水面下突き立った衝角を持つ。主甲板部に最大厚43.2mmの装甲が貼られた。艦首甲板上にから主砲塔として装甲カバー付いた露砲塔収められた15cm単装砲(ゲイザーヘイムダル12cm単装砲)が1基、頂上部見張り所を持つ単脚式の前檣後ろに、左右に船橋を持つ箱型艦橋があり、その後部に1本煙突が立つ。煙突後部艦載艇置き場となっており、片舷2組のボート・ダビットにより運用される。その背後前檣と同じ様式単脚式の後、そこから一段下がって後ろ向きの15cm単装砲(ゲイザーヘイムダル12cm単装砲)の順である。副砲の5.7cm単装砲(ゲイザーヘイムダルは8.6cm単装砲)は単装砲架に防盾を付けられ舷側甲板上に前檣と後左右に半円形砲郭設けて片舷2基ずつの計4基装備した

※この「艦形」の解説は、「ヘクラ級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ヘクラ級防護巡洋艦」の記事については、「ヘクラ級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/31 05:54 UTC 版)

ピローラス級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

未だ帆船時代デザイン色濃く残る時代イギリスらしく気品ある印象を受ける。船体長船船体である。水面下衝角ラム付いた艦首から甲板上に15.2cm速射砲を防盾の付いた単装砲架で2基を並列配置した。その背後司令塔の上に、両脇船橋を持つ操舵艦橋単脚式の前部マストが立つ。船体中央部に4本煙突等間隔に立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、前後マスト基部とするクレーン1基ずつ計2基により運用された。4番煙突後方後部マスト後部艦橋が立ち、舷側部には前後艦橋側面半円形張り出し儲けて縦置きに2基を配置船体中央部のに2基を配置していた。後部艦橋から一段下がって後部甲板上に15.2cm速射砲2基を並列配置された。この武装配置により艦首方向最大で15.2cm砲6門、舷側方向最大15cm砲8門、艦尾方向最大15cm砲6門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「ピローラス級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ピローラス級防護巡洋艦」の記事については、「ピローラス級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/31 05:57 UTC 版)

ダイアデム級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

未だ帆船時代デザイン色濃く残る時代イギリスらしく気品ある印象を受ける。船体長船船体である。水面下衝角ラム付いた艦首から甲板上に15.2cm砲を防盾の付いた単装砲架で2基を並列配置した。その背後司令塔の上に、両脇船橋を持つ操舵艦橋単脚式の前部マストが立つ。船体中央部に4本煙突等間隔に立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、前後マスト基部とするクレーン1基ずつ計2基により運用された。4番煙突後方後部マスト後部艦橋が立ち、舷側部には前後艦橋側面半円形張り出し儲けて15.2cm砲を縦置きに2基を配置船体中央部に15.2cm砲を2基を配置した後部艦橋から一段下がって後部甲板上に15.2cm砲を防盾の付いた単装砲架で2基を並列配置した。この武装配置により艦首方向最大で15.2cm砲6門、舷側方向最大で15.2cm砲8門、艦尾方向最大で15.2cm砲6門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「ダイアデム級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ダイアデム級防護巡洋艦」の記事については、「ダイアデム級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 04:25 UTC 版)

キーロフ級巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

タイプシップの「ライモンド・モンテクッコリ」級では前檣近代的な塔型であったが、本級では加工容易な三脚採用している点や、主砲塔原案連装砲塔より意欲的な三連装砲を採用している点が特色である。 本級の船体形状イタリア近代巡洋艦流れを汲む船首楼船体であったが、領海には真冬流氷閉ざされるバルト海があるために砕氷船として使えるように砕氷構造艦首採用していた。艦首甲板上には18cm速射砲新設計の三連砲塔収めて背負い式で2基を配置した2番主砲塔背後には司令塔組み込んだ操舵艦橋が立つが、前部は窓の付いた覆いがあったが、後部解放であったために真冬には冷気見張り所や艦橋吹き込んで内部結氷する欠点があった。艦橋基部として4段見張り所を持つ三脚式の前部マスト設けられ頂上部には測距儀射撃方位盤配置された。本級の機関配置ボイラー推進機関タービン交互に配置するシフト配置」を採用していたために、2本煙突の間は前後広く離れていたが、そのスペース無駄にせずに水上機施設充て水上機射出カタパルト中央部中心部に1基配置された。カタパルト両脇には艦載艇と53.3cm三連魚雷発射管左右に1基ずつ置いてあり、水上機艦載艇は1番煙突左右にある揚収用クレーンが片舷1基ずつの計2基で運用された。副武装の10cm高角砲爆風避けカバー付いた単装砲架2番煙突の脇に片舷3基ずつ計6基を配置した2番煙突背後シンプルな三脚式の後部マスト配置され後部甲板上に3番主砲塔が後向きに1基配置された。

※この「艦形」の解説は、「キーロフ級巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「キーロフ級巡洋艦」の記事については、「キーロフ級巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 08:41 UTC 版)

インペラートル・パーヴェル1世級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状乾舷の高い平甲板船体であるが、「ツェサレーヴィチ」と同様に強く引き絞られ特徴的なタンブル・ホーム船体となっている。これは、水線部から上の構造複雑な曲線用いて引き絞り船体重量軽減できる船体方式で、他国では同時期のドイツ海軍アメリカ海軍前弩級戦艦巡洋艦などに多く採用された艦形である。外見上の特徴として水線下部艦首艦尾著しく突出し、かつ舷側甲板よりも水線装甲部分突出すると言った特徴的な形状をしている。このため水線面から甲板上るに従って甲板面積小さくなる傾向にある。これは、舷側配され備砲射界船体狭めずに広い射界得られることや、当時装甲配置方式では船体前後満遍なく装甲貼る全体防御方式」のために船体短くなればその分だけ装甲貼る面積減り船体軽量化出来るという目的に採られた手法である。 ほぼ垂直に切り立った艦首から艦首甲板に30.5cm連装主砲塔が1基、その背後司令塔組み込んだ装甲艦背後前部マストが立つが、本級において同世代アメリカ海軍戦艦のように籠状のマスト採用して軽量化させたのが外観上の大きな特徴である。前部マスト背後には断面小判型の2本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、船体中央部に片舷1基ずつ計2基配置されクレーンにより副砲塔を避けて水面上げ下ろしされた。艦載艇置き場後部には後部マストが立ち、その後ろの後部甲板上に30.5cm連装主砲塔が後向きに1基配置された。前述のとおり、20.3cm砲は14門のうち8門は連装砲塔形式前後マスト側面に1基ずつ4基を配置し残り6門は舷側ケースメイト配置で片舷3基ずつ配置された。その他に水雷艇用に12cm速射砲上部構造物の上に防盾の付いた単装砲架で片舷6基ずつ計12基を配置した。この配置により艦首尾線方向最大30.5cm砲2門・20.3cm砲4門・12cm2門、左右方向には最大30.5cm砲4門・20.3cm砲7門・12cm6門・7.5cm砲10門が指向でき強力な火力誇っていた。 また、日露戦争戦訓から艦橋には装甲板が貼られて装甲艦となると共に、舷側舷窓廃止され舷側に薄い装甲張られるなど防御力強化した。だが、その代償として通風能力低下して乗員健康被害を出す欠点があったが、この欠点弩級戦艦時代にも引き継がれた。また、本給特徴である籠状マストは細すぎて頂上部見張り所は振動悩まされたために1916年1917年改装煙突同程度まで切り詰められた。

※この「艦形」の解説は、「インペラートル・パーヴェル1世級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「インペラートル・パーヴェル1世級戦艦」の記事については、「インペラートル・パーヴェル1世級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 13:45 UTC 版)

ケーニヒスベルク級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級は軽巡洋艦エムデン」で培われた工業デザイン元にして旧来の姿から脱却している。本級の 船体形状乾舷の高い長船船体採用した軽くシア甲板傾斜)の付いた艦首甲板上に新設計の「SK C/25 1925年型 15cm(60口径速射砲」を三連砲塔収めて1番主砲塔を1基配置した艦橋構造司令塔内部組み込んだ箱型操舵艦橋両脇船橋ブリッジ)が付き艦橋後部から上面突き出るようにチューリップ型単脚式の前部マストが立ち、マスト頂部射撃方位盤室が、中部探照灯台が設けられた。測距儀操舵艦橋前部マストの上部にそれぞれ1基ずつが配置された。 艦橋背後には2本煙突が立ち、左右舷側には対艦攻撃用の50cm三連魚雷発射管が1番煙突左右2番煙突後方に1基ずつ片舷2基の計4基が配置され竣工後に位置と数はそのままに53.3cm三連発射管換装された。本級は艦形が小型であったために後部マスト設置されなかったため、アンテナ線の展開のために2番煙突左右にヤード)が付いていたが、竣工後に煙突後部マスト追加した後部構造の上には箱型後部見張所があり、その後ろに対空火器として8.8cm高角砲が防盾の付いた単装砲架直列に2基が搭載されたが、竣工後に2番煙突左右にも片舷1基ずつ計2基が増設され、最終的に連装砲架で片舷1基ずつ計2基が配置された。後部甲板上には前述2番3番主砲塔が後向き背負い配置で2基が置かれた。

※この「艦形」の解説は、「ケーニヒスベルク級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ケーニヒスベルク級軽巡洋艦」の記事については、「ケーニヒスベルク級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 16:47 UTC 版)

コルベール (防空巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦船体形状長船船体である。強く傾斜したクリッパー・バウから艦首甲板上に主砲の「Model 1948 12.7cm(54口径両用砲」を連装砲で中心線上に背負い式に2基、その後方に片舷1基ずつで艦首甲板上に4基を配置したその後方に副武装の「5.7cm(60口径機関砲」が連装砲架近代的な箱型艦橋前に並列配置三角形状に3基配置された。 艦橋後方トラス構造前部マストが立ち、船体中央部に1本煙突前に後部マストが1本立つ。煙突舷側甲板上に5.7cm連装機関砲が片舷2基ずつ配置された。後部甲板上には逆三角形状に5.7cm連装機関砲が3基、その後方に12.7cm連装両用砲が後向き並列配置で2基、中心線上に後向き背負い配置で2基が配置された。この武装配置により艦首方向最大で12.7cm砲8門と5.7cm砲6門が、舷側方向最大で12.7cm砲12門と5.7cm砲10門が、艦尾方向最大で12.7cm砲8門と5.7cm砲6門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「コルベール (防空巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「コルベール (防空巡洋艦)」の記事については、「コルベール (防空巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 18:47 UTC 版)

出雲型装甲巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状典型的な甲板船体であり、凌波性良くするために乾舷高く取られている。艦首には未だ衝角ラム)が付いている。 主砲新設計の「20.3cm(45口径)砲」を楕円筒形の連装砲塔纏め、1番主砲塔司令塔組み込んだ操舵艦橋単脚前檣等間隔並んだ三本煙突両脇細め通風筒が5本ずつ計10本立つ。その後ろに艦載艇置き場、ボート・クレーンの基部兼ね単脚の後2番主砲塔の順である。15cm(40口径)単装砲は、浅間型装甲巡洋艦同じく片舷7基計14基である。 他には水雷艇対策艦首艦尾上甲板8cm40口径)単装速射砲12基、47mm砲単装8基。艦首部水上魚雷発射管廃止されたために艦首形状改善された。

※この「艦形」の解説は、「出雲型装甲巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「出雲型装甲巡洋艦」の記事については、「出雲型装甲巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 03:39 UTC 版)

エンカウンター (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦船体形状水面から甲板までの乾舷の高い長船船体採用している。水面下衝角を持つ艦首から前部甲板上に主砲の「アームストロング 1892年型 15.2cm(40口径速射砲」を防盾の付いた単装砲架で1基を配置下部司令塔組み込み両側船橋を持つ操舵構造背後には頂上部中段二段見張り所を持つ前部マストが1基立つ。艦橋構造背後から等間隔並んだ3本煙突が立ち、周囲には煙管型の通風筒が立ち並び外側艦載艇置き場となっており、舷側に2本で1組とするボート・ダビッドが片舷3組の計6組運用された。3番煙突から後ろ艦尾甲板二段見張り所を持つ後部マスト後ろ向きに15.2cm主砲1基が配置された。舷側甲板上には等間隔に防盾の付いた15.2cm速射砲単装砲架で片舷4基ずつ配置されており。15.2cm砲に挟まれるように「12ポンド:7.62cm(40口径速射砲」が片舷3基ずつ配置され残り3基は艦尾配置された。艦尾水面下には中央大型一枚舵を挟むように片舷1軸ずつ計2軸にスクリュープロペラ付いていた。

※この「艦形」の解説は、「エンカウンター (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「エンカウンター (防護巡洋艦)」の記事については、「エンカウンター (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 04:13 UTC 版)

スパッヒ級駆逐艦」の記事における「艦形」の解説

本級は乾舷の低い平甲板船体であった切り立った艦首から艦首甲板上に上部構造物を設け、そこに1番6.5cm速射砲単装砲架で1基を配置、その背後測距儀載せた露天艦橋基部として簡素な単脚式の前部マストが立つ。船体中央部に4本煙突が立つが、ボイラー配置が缶室分離配置を採っているために2番煙突3番煙突の間が前後大きく離されており、そこに45cm魚雷発射管を単装1基と連装1基の計3門を配置していた。顕著に放されていた。その周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷1基ずつ計2基で運用された。舷側甲板上に2~5番6.5cm速射砲を片舷2基ずつ配置した後部甲板上に上部構造物が設けられ、そこに6番6.5cm速射砲後ろ向きに1基配置された。

※この「艦形」の解説は、「スパッヒ級駆逐艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「スパッヒ級駆逐艦」の記事については、「スパッヒ級駆逐艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 02:34 UTC 版)

シュトラールズント (軽巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦船体形状乾舷の高い短船首楼船体外洋での凌波性良好であった。 やや傾斜した艦首から主砲として防盾付きの「10.5cm(45口径速射砲」を防盾の付いた単装砲架並列に2基、前部司令塔組み込んだ2層式箱型艦橋基部として簡素な単脚式の前部マストが立つ。マスト頂上部見張り所が設けられ中段部に探照灯並列配置で1基ずつ配置された。船体中央部等間隔に4本の煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷4組ずつ計8組で運用された。舷側甲板上には等間隔3番10番10.5cm速射砲単装砲架で片舷4基ずつ配置されていた。4番煙突背後見張り所が設けられ、それを基部として単脚式の後が立ち、中段探照灯台が設けられ前後に1基ずつ配置された。艦尾甲板上には艦首同じく10.5cm速射砲後ろ向きに並列配置で2基ずつ配置されていた。 就役後1916年6月キール造船所にて「シュトラールズント」「シュトラスブルク」は主砲イギリス海軍軽巡洋艦同等の「15cm(45口径速射砲」に更新され単装砲架で8基を装備し対空火器として「8.8cm(45口径)単装高角砲」を舷側甲板上に片舷1基ずつ計2基を追加した。50cm魚雷発射管水中式から甲板上に旋回式の単装発射管2門に更新された。1920年フランス海軍運用後は高角砲は「Model 1922 7.5cm(50口径高角砲」に更新され片舷2基ずつ計4基を配置した

※この「艦形」の解説は、「シュトラールズント (軽巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「シュトラールズント (軽巡洋艦)」の記事については、「シュトラールズント (軽巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/19 07:05 UTC 版)

ヴィクトリア・ルイーゼ級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状艦首乾舷の高い短船首楼船体であるが、艦首水面下衝角を持つのは戦艦と同じである。戦艦異なるのは艦首形状は波きりの良いクリッパー・バウ型艦首となっており外洋長距離航行する巡洋艦には必須の艦首形状であった艦首から新設計の「21cm(40口径速射砲」を単装式砲塔収め艦首甲板上に前向きに1基、司令塔組み込んだ操舵艦橋基部として頂上部探照灯載せた見張り所を持つミリタリー・マストを持つ単脚式の前檣が立つ。 船体中央部には等間隔並んだ3本煙突が立ち並び周囲艦載艇置き場となっており、2番煙突左右に1本ずつのグース・ネックの首)型クレーンにより運用される3番煙突背後にミリタリー・マストを持つ単脚式の後後部探照灯台、そこから甲板一段分、下がって後ろ向きに21cm単装主砲塔の順である。15cm副砲は8基のうち半分の4基は単装砲塔収め、1番煙突2番煙突の間の左右に1基ずつ、3番煙突後方左右1基ずつを配置し残り4基は舷側ケースメイト配置で片舷2基を前後ミリタリー・マスト両脇に1基ずつ計4基を配置した。この武装配置により前後方向に21cm砲1門・15cm砲2門、左右方向最大21cm砲2門・15cm砲4門が指向できた。 竣工後の1903年から1915年にかけて主缶海軍式シュルツ・ソーニクロフト缶に換装したため煙突本数は2本に減少した。 各艦の船体サイズ相違以下の通り 艦名常備排水量常備排水量全長水線長全幅吃水前部吃水後部)ヴィクトリア・ルイーゼ 5,600トン 6,491トン 110.6m 109.1m 17.4m 6.58m 6.93m ヘルタ ← ← ← ← ← ← 6.78m フライア ← ← ← ← ← 6.74m 6.77m ヴィネタとハンザ 5,885トン 6,705トン 110.5m 109.8m 17.6m 7.08m 7.34m

※この「艦形」の解説は、「ヴィクトリア・ルイーゼ級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ヴィクトリア・ルイーゼ級防護巡洋艦」の記事については、「ヴィクトリア・ルイーゼ級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 04:09 UTC 版)

ストラスブール (軽巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

やや傾斜した艦首から主砲として防盾付きの「10.5cm(45口径速射砲」を防盾の付いた単装砲架並列に2基、前部司令塔組み込んだ2層式箱型艦橋基部として簡素な単脚式の前部マストが立つ。マスト頂上部見張り所が設けられ中段部に探照灯並列配置で1基ずつ配置された。船体中央部等間隔に4本の煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷4組ずつ計8組で運用された。舷側甲板上には等間隔3番10番10.5cm速射砲単装砲架で片舷4基ずつ配置されていた。4番煙突背後見張り所が設けられ、それを基部として単脚式の後が立ち、中段探照灯台が設けられ前後に1基ずつ配置された。艦尾甲板上には艦首同じく10.5cm速射砲後ろ向きに並列配置で2基ずつ配置されていた。 就役後1915年から1917年の間に「シュトラールズント」「シュトラスブルク」は主砲イギリス海軍軽巡洋艦同等の「15cm(45口径速射砲」に更新され単装砲架で8基を装備し対空火器として「8.8cm(45口径)単装高角砲」を舷側甲板上に片舷1基ずつ計2基を追加した。50cm魚雷発射管水中式から甲板上に旋回式の単装発射管2門に更新された。1920年フランス海軍運用後は高角砲は「7.5cm(50口径高角砲」に更新され片舷2基ずつ計4基を配置した

※この「艦形」の解説は、「ストラスブール (軽巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ストラスブール (軽巡洋艦)」の記事については、「ストラスブール (軽巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 02:26 UTC 版)

シャトールノー級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状クリッパー艦首から甲板まで強いシアを持つ駆逐艦型の短船首楼船体であった艦首甲板から見てみると、「1938年型13.5cm(45口径)砲」を連装砲塔納め1・2番主砲塔背負い式で2基、円柱型の測距儀載せた塔型艦橋背後軽量な三脚その後方の二本煙突の間には艦載艇揚収クレーンがあり、2番煙突前後艦載艇置き場となっている。なお、それぞれの艦載艇置き場直下には世界でも珍しい連装魚雷発射管上下配置した変形53.3cm四連魚雷発射管が1基ずつ配置されている。この発射管は両舷に発射可能であるため、片舷8本の魚雷射出可能である。2番煙突背後小型の後後ろ向きに背負い式で3・4主砲塔の順である。また、煙突両脇から艦尾にかけて機雷投下軌条左右あわせて二対が伸びている。 フランスで改装後、13.5cm連装砲4基は10.5cm連装高角砲3基へと換装され、円筒形艦橋は背の低い箱型艦橋へと変更された。

※この「艦形」の解説は、「シャトールノー級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「シャトールノー級軽巡洋艦」の記事については、「シャトールノー級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 10:02 UTC 版)

セント・ヴィンセント級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状は、前艦に引き続き高い乾舷を持つ長船船体であり、外洋での凌波性良好であった艦首から前向きに連装タイプの1番主砲塔1基を配置し、そこから甲板よりも一段高められた上部構造物の上に艦橋構造配置される艦橋下部司令塔を持つ箱型簡略化されており、この背後頂上部見張り所を持つ三脚型前部マストが立つ。 上部構造物は2本煙突両側から挟み込むように、舷側甲板上に2番3番主砲塔を片舷1基ずつの2基を配置するため、中央部側面大きく凹まされていた。この主砲配置のため、従来艦と異なり艦載艇煙突周囲限られたスペース配置せざるを得なくなった艦載艇は、三脚の主基部設けられたボート・ダビットで運用された。 2番煙突から後方上部構造物は終了し、その下から後部甲板が始まる。後部甲板上に後ろ向き4番5番主砲塔後部マスト後部見張り所を挟んで等間隔に2基配置された。副砲の10.2cm速射砲単装砲架主砲塔上に大部分設置されたが、一部艦橋側面2番煙突基部の上構造物側面ケースメイト砲郭配置された。副砲天蓋上に配置するのは1番・5番主砲塔上に爆風から砲員を守るためのシールド囲まれた各2基ずつ計4門で、大部分16門は上部構造物の側面配置された。本級は主砲塔上に副砲配置した最後クラスとなった

※この「艦形」の解説は、「セント・ヴィンセント級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「セント・ヴィンセント級戦艦」の記事については、「セント・ヴィンセント級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 09:53 UTC 版)

グラウデンツ級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体は前級に引き続き長船船体採用していた。艦首前方強く傾斜したクリッパー型の艦首から中央部が狭い艦首甲板上に波きり板を設けた後ろ主砲の10.5cm速射砲を防盾の付いた単装砲架1番2番主砲並列配置で2基、その背後司令塔基部とする船橋ブリッジ)をのせた箱型艦橋前部マストが立つ。船体中央部等間隔並んだ4本の煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷2組で計4組により運用された。舷側甲板上には10.5cm速射砲が片舷4基配置され4番煙突後方後部マストが立ち、後部甲板上に11番12番主砲後ろ向きに並列で2基配置された。

※この「艦形」の解説は、「グラウデンツ級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「グラウデンツ級軽巡洋艦」の記事については、「グラウデンツ級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 01:06 UTC 版)

チャタム級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体長船船体採用していた。艦首前方傾斜したクリッパー型の艦首から中央部主砲の「Mk I 1915年型 15.2cm(50口径速射砲」を防盾の付いた単装砲架で1基、司令塔基部とする艦橋単脚式の前部マストが立つ。等間隔に並ぶ4本の煙突舷側艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷5組で計10組により運用された。左右舷側甲板上に15.2cm速射砲が防盾の付いた単装砲架で片舷3基ずつ配置されていた。甲板一段下がった箇所後部マスト見張り所が立ち、後部甲板上に15.2cm主砲後ろ向きに1基が配置された。

※この「艦形」の解説は、「チャタム級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「チャタム級軽巡洋艦」の記事については、「チャタム級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 01:09 UTC 版)

テゲトフ級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級はジークフリート・ポッパーの設計で、艦形は前級である準弩級戦艦ラデツキー級」に似た低く重厚なデザインでまとめられていた。船体は平甲板船体で、艦首水面下には衝角ラム)を有していた。主砲は、前後甲板三連砲塔収めて背負式で各2基を装備した。これにより、計4基の主砲塔が艦中心線上に配置されるとなった。 艦中央部には、司令塔組み込んだ操舵艦橋背後単脚式の前部マストが立ち、その後ろには2本煙突が立つ。4番艦の「シュツェント・イストファン」のみ艦橋近辺構造異なり操舵艦橋部分フラット2番煙突にまで延長され探照灯台が設置されており、2番煙突後方には艦内外気を送る吸気ダクト設けられていた。2番煙突背後艦載艇搭載架台が、両舷には各1基の揚収用クレーンが、それぞれ設けられた。煙突後方には単脚式の後部マスト後部司令塔配置された。煙突後方艦載艇搭載部を設けたのは主砲発砲時の爆風影響軽減するためである。 主砲塔配置イタリア海軍の「ダンテ・アリギエーリ」が主砲塔甲板上に等間隔配置していたのに対し、本級はアメリカ海軍の「サウス・カロライナ」級と同じく前後共に背負配置採用している。背負配置全長短縮できるメリットがあるが、高所にある主砲塔が艦の重心上げて横揺れ大きくなる傾向にあるので、排水量2トン前後弩級戦艦時代ではあまり積極的に採用している国は多くない。本級を運用する海域波浪少な内海であるアドリア海であったことから、弩級戦艦中でも比較小型の本級で背負い配置採用することが可能となった副砲は、船体中央部舷側ケースメイト砲郭)部に配置され単装砲架で片舷6基ずつ計12基が配置されていた。。 艦首形状水線下を膨らませ艦首浮力を稼ぐイギリス式採用したが、衝角から下の部分斜めにカットして水中魚雷発射管装備したのはドイツ式である。カット度合ドイツ艦と比べて大きく低速時直進性はかなり損なわれたと伝えられる船体後部の舵はこの世代としては珍しい並列式二枚舵で、比較的短い全長艦首形状相まって旋回圏は戦艦として小さく運動性優れていた。しかし、重心高めなため、全速で舵を一杯にとると艦が10度近く傾斜した。特に主砲塔指向方向と艦の旋回方向一致していた場合は、主砲塔重量のため傾斜復原性能上危険な水準達し高速時敵側へ向かう急転舵は行うことができなかった。。

※この「艦形」の解説は、「テゲトフ級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「テゲトフ級戦艦」の記事については、「テゲトフ級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 01:13 UTC 版)

デュケーヌ級重巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状フランス近代巡洋艦長らく主流になる艦首から艦橋部までが1段高船首楼船体採用している。クリッパー艦首から甲板までの乾舷は高い艦首から前向きに主砲塔2基を背負い式に配置艦橋構造箱型とし、その上に軽量な三脚型前部マストが立つ。また、本型は「デュゲイ・トルーアン級」と同様に機関シフト配置採用しているために2本の煙突間隔前後空いており、その間艦載艇置き場となり、艦載艇用の揚収クレーンがある。二番煙突から後ろ簡便な単脚後ろ向きに背負い式に主砲塔2基が配置された。

※この「艦形」の解説は、「デュケーヌ級重巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「デュケーヌ級重巡洋艦」の記事については、「デュケーヌ級重巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 01:14 UTC 版)

デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン (海防戦艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦船体形状当時主流である平甲板船体で、水線下に衝角をもつ艦首から甲板上に「クルップ 28cm(42.5口径ライフル砲」を箱型の単装砲塔収めて1基を配置し、その背後から上部構造物が始まり司令塔基部組み込み両脇船橋ブリッジ)をも艦橋基部として単脚式の前部マストが立つ。 船体中央部に2本煙突煙管型の通風筒が立ち並び、その周囲には艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷3組ずつ計6組により運用された。後部マスト後部見張り所が立ったところで上部構造物は終了し一段下がった後部甲板上に28cm単装砲塔後ろ向きに1基配置された。前後マスト側面には15.2cm速射砲が単装砲塔収められ、片舷3基ずつ計6基が配置された。この武装配置により艦首方向最大で28.3cm砲1門・15.2cm砲2門・7.5cm速射砲2門が指向でき、舷側方向最大で28.3cm砲2門・15.2cm砲2門・7.5cm速射砲5門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン (海防戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン (海防戦艦)」の記事については、「デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン (海防戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 01:17 UTC 版)

トゥルグート・レイス級装甲艦」の記事における「艦形」の解説

前身ブランデンブルク級戦艦は、フランスの造艦様式に範をとり、船体顕著なタンブル・ホーム型の船体断面有する船首楼型で、この船体中心線上に連装主砲3基を配置する基本配置としていた。購入後も大幅な改装はなく、艦形・基本配置ドイツ海軍時代変わっていない。 詳細は「ブランデンブルク級戦艦」を参照

※この「艦形」の解説は、「トゥルグート・レイス級装甲艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「トゥルグート・レイス級装甲艦」の記事については、「トゥルグート・レイス級装甲艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 01:01 UTC 版)

セントー級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体船首楼船体採用していた。艦首垂直に切り立った艦首から甲板上に主砲Mk XII 1906年型 15.2cm(50口径)砲が防盾の付いた単装砲架で1基、司令塔組み込んだ艦橋基部として3段見張り所を持つ三脚型前部マストが立ち、その背後2番主砲1基が配置された。探照灯台の背後に2本煙突が立ち、その背後3番主砲配置された。 その周囲艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷3組で計6組により運用された。後部甲板上に上部構造物が設けられ後部射撃指揮所を7.62cm高角砲前後から挟み込むように1基ずつ計2基が配置された。後部単脚マスト後ろには4番5番15.2cm速射砲後ろ向き背負い配置で2基が配置された。

※この「艦形」の解説は、「セントー級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「セントー級軽巡洋艦」の記事については、「セントー級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 05:30 UTC 版)

キャンベラ (ケント級重巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

限度いっぱい基準排水量9,700トン台の船体乾舷の高い平甲板船体とし、艦首側面形状凌波性能を高めるために2段の強いフレア反り返り)が付けられていた。艦首甲板上には20.3cm砲を連装砲塔収めて背負い配置で2基、2番主砲塔基部から上部構造物は始まりその上に箱を積み重ねたような形状操舵艦橋背後には後方傾斜した単脚式の前部マストが立つ。船体中央部には等間隔並んだ3本煙突が立つが、2番煙突のみ太かった煙突周囲艦載艇置き場となっており、舷側設けられた2本1組のボート・ダビッドが片舷に3組ずつ計6組運用された。3番煙突後方露天後部見張所と単脚式の後部マストが立ち、3番主砲塔基部上部構造物は終了し甲板一段下がって後部甲板上に4番主砲塔配置された。船体舷側部には復元性水雷防御として広範囲バルジ装着されていた。

※この「艦形」の解説は、「キャンベラ (ケント級重巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「キャンベラ (ケント級重巡洋艦)」の記事については、「キャンベラ (ケント級重巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 01:05 UTC 版)

ダンテ・アリギエーリ (戦艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦船体艦首のみ乾舷の高い短船首楼船体採用していた。外観デザインは前級である前弩級戦艦「レジナ・エレナ級」を発展させた設計を採っており、簡潔でいて重厚な鉄の城」と呼べ外観設計されていた。 未だに水面下衝角ラム)のついた艦首から本艦のために新設計された「1909年型 30.5cm(46口径)砲」を新設計の三連装式主砲塔収めて1番主砲塔1基を配置したその後ろに司令塔基部に持つ操舵艦橋背後前部2本煙突が立ち、煙突の間に簡素な単脚式の前部マスト立てられた。そこから甲板一段下がって中央部甲板上に2番3番主砲塔前向きで2基を配置していた。3番主砲塔の後に間に後部マスト1本が立つ後部2本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、煙突の間に片舷1基ずつ設置されクレーンにより運用された。後部甲板上に後部司令塔と後向き4番主砲塔配置していた。本艦副砲連装式の副砲配置舷側ケースメイト配置の二種類配置され円筒型連装副砲塔が1番主砲塔艦橋の間の舷側甲板上に片舷1基ずつ配置され、「レジナ・エレナ級」と同じく船首楼甲板副砲塔の射界狭めないよう艦首方向向けて横幅狭められた。それと4番主砲塔前方に片舷1基ずつの計4基を配置していた。一方単装砲架前部2本煙突両脇舷側部に3基ずつと、後部2本煙突両脇舷側部に3基ずつの計12基を分散配置していた。この武装配置により艦首方向最大30.5cm砲3門、12cm砲4門、舷側方向最大30.5cm砲12門、12cm10門、艦尾方向最大30.5cm砲3門、12cm砲4門が指向できた。 就役後1913年カーチス水上機1機を搭載した1915年に7.6cm速射砲13基を撤去し新型1909年型 7.6cm(50口径速射砲単装砲架16基、対空火器として7.6cm(50口径高角砲単装砲架で4基を搭載した1922年より戦訓基づいて改装が行われ、外観的な物では1番・2番煙突挟まれるように立っていた前部マストを、艦橋基部移動して頂上部見張り所を持つ三脚型マスト更新した。この時に1番・2番煙突艦橋煤煙がかかるのを防ぐために3mほど伸ばされた。が、1923年に7.6cm(50口径速射砲8基を撤去し近接火器としてヴィッカーズ 4cm(39口径ポンポン砲単装砲架で2基を搭載した1925年水上機国産マッキ M-18水上機更新し3番主砲塔上にカタパルト搭載した運用状況良くはなかった。

※この「艦形」の解説は、「ダンテ・アリギエーリ (戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ダンテ・アリギエーリ (戦艦)」の記事については、「ダンテ・アリギエーリ (戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 14:16 UTC 版)

アタワルパ級モニター」の記事における「艦形」の解説

本級の基本構造鉄板リベット組立てられ吃水の浅い平甲板船体水線部76mmから127mm、上甲板全体に38mmの鉄板覆われ直径21フィート円筒形砲塔は最厚部で254mmにもなる鉄板覆われていた。砲塔内部にはアメリカ国産滑腔砲の38.1cmダールグレン砲並列に2門が並べられていた。主砲塔の上には装甲司令塔設けられており、操舵装置内蔵されていた。煙突背後には通風筒煙突が1本ずつ立てられていた。

※この「艦形」の解説は、「アタワルパ級モニター」の解説の一部です。
「艦形」を含む「アタワルパ級モニター」の記事については、「アタワルパ級モニター」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 14:18 UTC 版)

アダマストル (巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状は平甲板船体で、水面下衝角を持つ艦首から前部甲板上に主砲として「アンサルド 1895年型 15.2cm(30口径)砲」を防盾の付いた単装砲架前向きに1基を配置した。の後ろ頂上部見張り所を中部探照灯台を持つ単脚式のマスト1基の後ろ司令塔下部組み込み船橋両側に持つ箱型操舵艦橋が立つ。船体中央部に2本煙突が立ち、煙突周囲には艦内への吸気用として煙管型の通風筒が1番煙突前側並列で2本、1番・2番煙突の間に並列で2本が立てられた。煙突周囲艦載艇置き場となっており、その後ろは前部マストと同じ様式後部単脚マスト後ろ向きに15.2cm単装塔1基を配置した副砲の「クルップ 1895年型 10.5cm(40口径)砲」は前後マスト側面部の舷側張り出し設けて防盾付き単装砲架で片舷2基ずつ計4基が配置された。この武装配置により前後方向最大で15.2cm砲1門、10.5cm砲2門、左右方向に15.2cm砲2門、10.5cm砲2門が指向出来た

※この「艦形」の解説は、「アダマストル (巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「アダマストル (巡洋艦)」の記事については、「アダマストル (巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 16:42 UTC 版)

エレバス級モニター」の記事における「艦形」の解説

本級の基本構造乾舷が低い長船船体艦首に1基の砲塔配置していた。その背後多層化した操舵艦橋基部に持つ不釣合いなほどに高い、頂上部見張り所を持つ三脚式のマスト中央部に細い1本煙突が立つ。船体断面図安定性を増すために船体下部バルジ装着している。舷側には沿岸砲台からの砲撃受けた時の防御として最厚として152mm装甲が貼られ、甲板防御同時代イギリス軽巡洋艦同等の25mmから51mm装甲を貼られた。また、本級には低速時運動性向上させるために艦首補助舵が配置していた。

※この「艦形」の解説は、「エレバス級モニター」の解説の一部です。
「艦形」を含む「エレバス級モニター」の記事については、「エレバス級モニター」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/04 21:02 UTC 版)

エスパーニャ級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状建造しやすい甲板船体で、水面下浮力確保のために穏やかに突出した形状を持つ艦首から英国製の「1910年Mark H 30.5cm(50口径)砲」を型の連装砲塔納めて1番主砲塔を1基、司令塔下部組み込んだ操舵艦橋両脇船橋を持つ商船様に横に長い形状であった艦橋基部として頂部射撃方位盤を持つ前部三脚が立つ。艦橋構成は上から、見張り台航海艦橋司令塔の順である。 2番主砲塔船体中央部右舷側に前向きに1基が配置し中央部に1本煙突が立ち、船体中央左舷側に3番主砲塔1基を後向き配置した艦載艇2番3番主砲塔天蓋部に2隻ずつと煙突左右に置かれ、その運用のために前後三脚主脚基部とするクレーンが1基ずつ設置された。後部甲板上に後部三脚が立ち、頂上部見張り所と探照灯台が配置された。その後後部艦橋挟んで後部甲板上に4番主砲塔後ろ向きに1基を配置した。 本級の副砲である「10.2cm(50口径)砲」は単装砲架舷側ケースメイト砲郭配置で片舷10基ずつ計20装備されたが、船体舷側部に配置する主砲バーベット部の張り出しクリアする為に右舷側は2番主砲塔バーベット挟んで前向きに3基+後向きに7基」を配置左舷側は3番主砲塔バーベット挟んで前向きに7基+後向きに3基」という左右非対称配置だった。なお、外洋航行時は開口部から波浪吹き込むのを防ぐために副砲船内引き込み開口部下部付いた引き上げれば外面フラットになるという、設計元のイギリス海軍でさえ行っていない凝った艤装採用していた。艦尾には艦長室用のスターン・ウォークが設けられた。

※この「艦形」の解説は、「エスパーニャ級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「エスパーニャ級戦艦」の記事については、「エスパーニャ級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/06 00:12 UTC 版)

ド・グラース (防空巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦船体形状長船船体である。元設計では垂直に切り落とした形状のクルーザー・スターン型艦尾延長して丸み帯びた艦尾形状整形。これに伴って全長は約12m延長され排水量は約1,200トンほど増加した強く傾斜したクリッパー・バウから艦首甲板上に主砲の「Model 1948 12.7cm(54口径両用砲」を連装砲で中心線上に背負い式に2基、その後方に片舷1基ずつで艦首甲板上に4基を配置したその後方に副武装の「5.7cm(60口径機関砲」が連装砲架近代的な箱型艦橋前に1基、艦橋側面に片舷2基ずつ配置された。艦橋後方簡素な単脚式の前部マストが立ち、船体中央部に1本煙突が立ち、煙突後方簡素な後部マストとの間が艦載艇置き場となっており、片舷1基ずつのガントリー・クレーンにより運用された。後部甲板上には片舷2基ずつと船体中央部に1基を配置したその後方に12.7cm連装両用砲が後向き並列配置で2基、中心線上に後向き背負い配置で2基が配置された。この武装配置により艦首方向最大で12.7cm砲8門と5.7cm砲6門が、舷側方向最大で12.7cm砲12門と5.7cm砲10門が、艦尾方向最大で12.7cm砲8門と5.7cm砲6門が指向できた。 本艦竣工後にミサイル巡洋艦改装検討されたが、砲弾よりも大きなスペースを必要とするマズルカミサイル倉庫艦内に置く余裕がなく、替わりフランス配備計画に伴い1966年核実験部隊司令艦へと改装受けた主な改装点は後部甲板上の12.7cm砲を撤去し、5.7cm砲は全て撤去これに伴い射撃装置撤去され変わり司令部任務使用するために艦橋構造大型化通信設備充実が行われ、艦尾通信用ラティス構造四脚アンテナ立てられた。武装多く撤去したために排水量低下して9,000トンとなった本艦1966年から1972年にかけて核実験指揮しフランス国防推進した

※この「艦形」の解説は、「ド・グラース (防空巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ド・グラース (防空巡洋艦)」の記事については、「ド・グラース (防空巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 11:12 UTC 版)

エドガー級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

船体は平甲板船体である。水面下衝角ラム付いた艦首から甲板上に23.4cm(31.5口径ライフル砲を防盾の付いた単装砲架で1基配置した。その背後司令塔の上に、両脇船橋を持つ操舵艦橋単脚式の前部マストが立つ。 船体中央部に2本煙突が立ち、その周囲煙管型の通風筒が立ち並び、その外周艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷2組ずつ計4組運用された。舷側甲板上には副砲の15.2cm速射砲防楯付いた単装砲架で3基と船体中央部ケースメイト配置で2基の片舷5基ずつ計10基を配置した3番煙突後方後部マスト後部艦橋が立ち、そこから甲板一段下がって後部甲板上に23.4cmライフル砲を防盾の付いた単装砲架で1基配置した。この武装配置により艦首方向最大で23.4cm砲1門・15.2cm砲2門、舷側方向最大で23.4cm砲2門・15.2cm砲5門、艦尾方向最大で23.4cm砲1門・15.2cm砲2門が指向できた。 「クレセント」と「ロイヤル・アーサー」は僅かな改修施され、前甲板高くし、23.4cm砲に変えて15.2cm砲を並列に2門装備連装ではなく左右に1門ずつ離れて独立している)したことで別の級と見なされる場合がある。

※この「艦形」の解説は、「エドガー級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「エドガー級防護巡洋艦」の記事については、「エドガー級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 05:21 UTC 版)

阿賀野型軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本型の船体形状は平甲板船体である。強く傾斜したクリッパー・バウから艦首甲板上に主砲の「50口径四一式15.2cm砲」を連装砲塔収めて背負い式に主砲塔2基を配置した2番主砲塔基部から上部構造物が始まりその上に頂上部前方に1.5m測距儀後方射撃方位盤乗せた塔型艦橋が立ち、その背後トラス構造前部マストが立つ。艦橋防空指揮所は狭く後方警戒死角があるため、用兵側から不満が出ている。船体中央部集合煙路式の1本煙突が立ち、その背後から水上機運用のための多角形状のフライング・デッキ(飛行甲板)が設けられていた。デッキ上には台車乗せた水上機移動するためのターンテーブルレール設けられ水上機デッキ後方カタパルトにより射出された。 対艦攻撃用61cm四連魚雷発射管予備魚雷4本を収めた魚雷格納庫2基を前後挟んで2基が配置されており、フライング・デッキの支柱避けて片舷8門の投射能力があった。対空火器として「60口径九八式7.62cm高角砲」は煙突を境にして防盾の付いた連装砲架で片舷1基ずつ計2基を配置していた。通常煙突周囲置かれる艦載艇は本級は艦橋側面カタパルト周囲などの空所配置されていた。カタパルト後方簡素な単脚式の後部マスト基部として、水上機運用するためのクレーンが1基付いた後部甲板上には3番主砲塔が後向きに1基が配置されていた。 甲板素材既存艦は木甲板であったが、本艦不燃化のためアルミニウム横向きに貼られていた[要出典]。

※この「艦形」の解説は、「阿賀野型軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「阿賀野型軽巡洋艦」の記事については、「阿賀野型軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 08:56 UTC 版)

チェリク・ヒッデス級駆逐艦」の記事における「艦形」の解説

チェリク・ヒッデス級の船体形状クリッパー艦首から艦首甲板乾舷部のみ高い短船首楼船体採用している。全く傾斜のない艦首甲板に「ボフォース 12cm45口径速射砲」を防盾の付いた連装砲架で1基、上部見張り所に測距儀載せた箱型艦橋両脇には船橋が付く。艦橋背後簡素な三脚型前部マストその後方の2本煙突左右艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドを片舷2組の計4組により運用される設計時には前級と同じく水上機運用のため、2本煙突の間に搭載する予定であった建造時には探照灯台に置き換えられた。 2番煙突背後中央部甲板上に53.3cm四連魚雷発射管が4cm機関砲台を境にして直列に2基を配置していた。その後水上機置き場があり、単脚式の後基部付いたクレーン1基により運用された。後部甲板上に後ろ向きに2・3主砲が後向き背負い配置で2基が配置され艦尾側に機雷運用のため軌条レール)が並列で計2基配置される設計であった。 チェリク・ヒッデス級のうち、ドイツ鹵獲されてドイツ海軍完成した艦は機関砲ドイツ式イギリス完工した物は弾薬供給面からイギリス製の武装搭載して完成して艦容若干異なっている。

※この「艦形」の解説は、「チェリク・ヒッデス級駆逐艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「チェリク・ヒッデス級駆逐艦」の記事については、「チェリク・ヒッデス級駆逐艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/22 06:12 UTC 版)

リューリク (装甲巡洋艦・初代)」の記事における「艦形」の解説

本艦基本設計装甲艦延長水面からの乾舷艦首から艦尾まで高い平甲板船体である。本艦船体形状艦首水面下衝角をもつ平甲板船体帆走用の3本マスト中央部に2本煙突を持つ当時一般的な装甲艦形態である。本級は防御面において前級よりも強化され船体側面は203mmから305mmの厚さを持つ鉄板防御され砲郭部は305mm、司令塔は最厚で152mmであった

※この「艦形」の解説は、「リューリク (装甲巡洋艦・初代)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「リューリク (装甲巡洋艦・初代)」の記事については、「リューリク (装甲巡洋艦・初代)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/27 15:56 UTC 版)

スピットファイア (駆逐艦・2代)」の記事における「艦形」の解説

船体形状外洋での凌波性良くするために艦首のみ乾舷の高い短船首楼船体では良好であった艦首甲板上に10.2cm速射砲を防盾の付いた単装砲架で1基を配置露天型の艦橋背後3本煙突等間隔に立ち、1番煙突のみ高かった舷側甲板上に53.3cm単装魚雷発射管2基を配置し後部甲板上に10.2cm速射砲直列に2基を配置した

※この「艦形」の解説は、「スピットファイア (駆逐艦・2代)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「スピットファイア (駆逐艦・2代)」の記事については、「スピットファイア (駆逐艦・2代)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 17:39 UTC 版)

リアンダー級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

リアンダー級は1930年竣工したヨーク級重巡洋艦エクセター」の設計参考にした短船首楼船体である。垂直に切り立った艦首から艦首甲板上に15.2cm速射砲収めた連装式の主砲塔背負い配置で2基、2番主砲塔基部から上部構造物が始まりその上にエクセター」に近似した低くて前後長い塔型艦橋単脚式の前部マストが立つ。 船体中央部にはイギリス巡洋艦には珍しい集煙突が1本立ち、これにより艦橋から煙突の距離が開いたために排煙による煤煙問題良好な結果もたらした煙突周囲艦載艇置き場水上機施設となっており、煙突後方水上機載せた旋回カタパルトが1基ずつ配置されカタパルト後方クレーン1基で水上機施設艦載艇運用された。高角砲配置水上機施設の邪魔とならないように艦橋煙突の間に10.2cm高角砲単装砲架で片舷2基ずつ計4基を配置しその後方の舷側甲板上に53.3cm魚雷発射管四連装で片舷1基ずつ計2基配置された。後部甲板上に単脚式の後部マストが1本立ち、その後方に向き3番・4番15.2cm連装砲塔背負い式に2基配置された。

※この「艦形」の解説は、「リアンダー級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「リアンダー級軽巡洋艦」の記事については、「リアンダー級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 23:42 UTC 版)

エルザッツ・モナルヒ級戦艦」の記事における「艦形」の解説

オーストリア=ハンガリー帝国海軍は、前級のテゲトフ級戦艦主砲三連砲塔採用し、艦前後背負式に各2基を配置する形態とした。艦形が比較コンパクトまとまり主砲各方向への指向門数確保の上有利な配置であったが、発砲時の爆風影響が強いことや、作動機構などの不利を抱えていたとされる。本級ではその改善のためこの配置を採らず、大戦前のドイツ戦艦類似する主砲配置要領への転換図っていたとされる排水量30,000t(満載34,000t)、35cm主砲8-10門、速力30ktという計画もあった。

※この「艦形」の解説は、「エルザッツ・モナルヒ級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「エルザッツ・モナルヒ級戦艦」の記事については、「エルザッツ・モナルヒ級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 09:27 UTC 版)

ハーミーズ (空母・初代)」の記事における「艦形」の解説

ハーミーズ前述通り最初から航空母艦として建造された艦であるが、設計際し先に竣工したアーガスイーグル運用結果参考にしている。そのため、ハーミーズイーグル小型化たような外観となっている。基準排水量1万トン台の小型船体有効に活用すべく艦首形状艦首飛行甲板の間に隙間のない「エンクローズド・バウ」(ハリケーン・バウ)を採用し艦首先端までを飛行甲板使えた。この工夫により超弩級戦艦改装したイーグル飛行甲板長198.2mと変わらない飛行甲板長182.3mを達成したエレベーター飛行機形状あわせたT字型のものを1基備え改装時に1基増設した。格納庫一段である。 初期航空母艦は、空母アーガスラングレー代表される甲板型(フラッシュデッキ型)と、空母イーグル元祖とする艦橋煙突舷側あつめた島型アイランド型)に大別できる。ハーミーズは、アイランド型(島型艦橋)である。建造当初から、小柄な船体不似合いな程に大きなアイランド式の艦橋特徴で、アンバランスな印象与えたといわれる巡洋艦クラスとの戦闘考えて島型艦橋基部として三脚型マストが立ち、頂上射撃指揮所の左右に測距儀をそなえる頑丈なのである。これにより頂上部の高さは水面上から35mもあり、これは同世代巡洋艦ホーキンス級のマスト高さ28mを凌駕するのである。しかし、艦橋大型すぎることからくるトップヘビーになりがちなハーミーズバランスを取るために搭載燃料使い勝手悪かったこのため左舷バルジに常に海水充填していた。 主砲には軽巡洋艦クラスの「Mark XII 14cm(45口径速射砲」を採用、これを防盾の付いた単装砲架舷側三箇所に設けられスポンソン張り出し)に1基ずつで片舷3基ずつ計6門搭載したアイランド後方には艦載機搭載用のクレーンが1基配置されているのが外観上の特徴である。なお、艦尾甲板水上機運用するために乾舷の高さは水面からを約3m低く抑えられており、そこから水上機海面下ろして運用した

※この「艦形」の解説は、「ハーミーズ (空母・初代)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ハーミーズ (空母・初代)」の記事については、「ハーミーズ (空母・初代)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/22 06:27 UTC 版)

グロスター級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の基本デザインリアンダー級の拡大型として設計一新しており、艦首乾舷の高い長船船体採用している。軽いシア反り返り)の付いた艦首甲板から15.2cm速射砲三連装に収めた主砲塔背負い式で2基、船体比して大型の塔型艦橋軽量な三脚型前部マストが立つ。 機関シフト配置のために2本煙突前後大きく離されその間水上機施設となっており、1番煙突基部水上機格納庫となっており、中央甲板上に中心に対して角に埋め込まれカタパルト挟んで2番煙突基部クレーンが片舷1基ずつ計2基が配置された。これにより舷側甲板上に配置され艦載艇置き場艦載艇水上機運用された。 2番煙突後方対空火器集中しており、10.2cm高角砲連装砲架で片舷2基ずつ計4基を配置し、その下部舷側甲板上に53.3cm魚雷発射管三連装で片舷1基ずつ計2基配置された。後部見張所を基部として単脚式の後部マストが1本立つ。後部甲板上に3番・4番15.2cm三連砲塔が後向きで2基が背負い配置された。

※この「艦形」の解説は、「グロスター級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「グロスター級軽巡洋艦」の記事については、「グロスター級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 07:09 UTC 版)

ウルヴァリン (訓練空母)」の記事における「艦形」の解説

ウルヴァリン蒸気機関推進外輪客船シー・アンド・ビューをベースとし、主甲板から上の構造物外輪の上端部ギリギリ高さから全て撤去しその上に船体大きくオーバー・ハングする飛行甲板新設された。煙路は途中で右側誘導されて4本煙突右舷直列並べられ改装空母とはいえ艦橋煙突一体化した島型艦橋を持つ外観正規空母のそれであった主機関は全く手を入れておらず、石炭専焼缶4基とレシプロ式機関1基で両舷2基の外輪駆動して18ノット発揮したが、微速着艦発艦繰り返すけならば充分な性能で特に問題はなかった。 本艦艦種訓練空母ではなく雑役艦の一種とされ、IXで始まる64番目の艦としてIX-64と認定された。戦中多く搭乗員育成した艦も時代の波には逆らえず、1945年に2隻とも除籍され1947年解体処分された。

※この「艦形」の解説は、「ウルヴァリン (訓練空母)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ウルヴァリン (訓練空母)」の記事については、「ウルヴァリン (訓練空母)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/01 03:06 UTC 版)

マールテン・ハーペルソン・トロンプ (海防戦艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状はこの当時列強主力艦同じく排水量比較して凌波性良くするために乾舷高められた平甲板船体採用している。水面下衝角の付く艦首から全く傾斜のない艦首甲板上に「クルップ 1902年型 24cm(40口径)砲」を収めた主砲塔が1基、司令塔下部組み込み両脇船橋ブリッジ)を持つ箱型艦橋簡素な単脚式の前檣、1本煙突周囲には煙管型の通風筒が立ち、煙突後部艦載艇置き場となっており、2本1組で片舷2組ずつのボート・ダビットにより運用される簡素な単脚式の後、そこから一段下がって後部甲板上に後ろ向きの24cm単装主砲塔の順である。副砲の15cm単装砲は単装砲架艦橋両脇舷側甲板上に左右1基ずつ、後左右1基ずつの片舷2基ずつ計4基を装備した副砲首尾方向への射界を少しでも得るために船体一部を切り欠いている。この武装配置により艦首方向に24cm砲1門、15cm砲2門が、舷側方向に24cm砲2門、15cm砲4門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「マールテン・ハーペルソン・トロンプ (海防戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「マールテン・ハーペルソン・トロンプ (海防戦艦)」の記事については、「マールテン・ハーペルソン・トロンプ (海防戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/08 14:53 UTC 版)

ケルン級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体は前級に引き続き長船船体採用していた。艦首前方強く傾斜したクリッパー型の艦首から中央部が狭い艦首甲板上に波きり板を設けた後ろ主砲の15cm速射砲を防盾の付いた単装砲架1番2番主砲並列配置で2基、その背後司令塔基部とする船橋ブリッジ)をのせた箱型艦橋前部マストが立つ。船体中央部等間隔並んだ3本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷2組で計4組により運用された。舷側甲板上には15cm速射砲が片舷2基配置された。3番煙突後方に8.8cm(45口径高角砲単装砲架直列に2基が配置され後部見張り所を基部とする後部マスト後方にも8.8cm高角砲1基が配置される予定であった船首楼末端部に7番主砲1基が、そこから甲板一段下がった後部甲板上に8番主砲1基が後ろ向きに背負い配置とされた。

※この「艦形」の解説は、「ケルン級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ケルン級軽巡洋艦」の記事については、「ケルン級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/09 14:20 UTC 版)

ヘイリヘルレー級モニター」の記事における「艦形」の解説

本級の基本構造乾舷が低い平甲板船体中央部に1基の主砲塔配置、その前後中心線上に上部構造物を設けていた。上部構造物は凌波性上げるために艦首甲板よりも高くされ、貴重な居住区でもあった。その形状横幅顕著に狭くされ主砲塔射界狭めない工夫であった本艦マスト上部構造物の上に前後1本ずつ計2本で、主砲塔後方に1本煙突が立つ。

※この「艦形」の解説は、「ヘイリヘルレー級モニター」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ヘイリヘルレー級モニター」の記事については、「ヘイリヘルレー級モニター」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/23 20:37 UTC 版)

ダントルカストー (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状当時フランス海軍主力艦から軽艦艇に至るまで主に導入していたタンブル・ホーム船体である。これは、水線部から上の構造複雑な曲線用いて引き絞り船体重量軽減できる船体方式で、他国では帝政ロシア海軍ドイツ海軍アメリカ海軍前弩級戦艦巡洋艦にも採用された。外見上の特徴として水線下部艦首艦尾著しく突出し、かつ舷側甲板よりも水線装甲部分突出すると言った特徴的な形状をしている。このため水線下から甲板上るに従って船体は引き絞られ甲板面積小さくなっている。これは、備砲射界船体狭められずに広い射界得られることや、当時装甲配置方式では船体前後満遍なく装甲貼る全体防御方式」のために船体短くなればその分だけ装甲貼る面積減り船体軽量化出来るという目的に採られた手法である。 本艦船体形状は前級と同じく乾舷の高い艦首から低い艦尾までなだらかに傾斜する甲板船体である。水面部が突出した艦首から艦首甲板に24cm単装主砲塔が1基、下部司令塔組み込んだ艦橋から単脚式のマストが立つ。前部マスト後部には3本煙突が立つが、フランス海軍伝統の缶室分離配置のために2番煙突3番煙突の間は若干離れて並び3番煙突の手前に箱型通風筒が1本立っている。煙突周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビットが片舷4組の計8組により運用された。後部甲板には簡素な後部マストが1基と24cm主砲塔後ろ向きに1基である。船体舷側部には副砲が防盾の付いた単装砲架で片舷4基ずつ計8基配置した

※この「艦形」の解説は、「ダントルカストー (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ダントルカストー (防護巡洋艦)」の記事については、「ダントルカストー (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/24 18:11 UTC 版)

X1 (潜水艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦外殻部は厚さ25mmの鋼板作られ、その直径船体中央部最大5.982mだった。艦内水密隔壁10室に分割されていた。船体は、設計では最深150mに耐えられるものとされたが、実用では潜行深度が110mに抑えられた。 本艦外観上の特徴として、艦のデッキ上に配置され連装式の砲塔挙げられる。この砲塔は13.2cm速射砲収めており、司令塔挟み込むように前後に1基ずつ計2基が配置された。また艦首水面下に53.3cm魚雷発射管が、片舷3門ずつ計6門配置された。

※この「艦形」の解説は、「X1 (潜水艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「X1 (潜水艦)」の記事については、「X1 (潜水艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/01/20 16:09 UTC 版)

ペダー・スクラム (装甲艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦基本構造3本マスト一本煙突を持つ装甲フリゲートとしてデンマークコペンハーゲン海軍造船所建造された。艦首水面下水平に突き立った衝角を持つ。水線部に最大厚124mmの鉄製装甲が貼られた。船体中央部の上構造物内にボックスシタデルが配置された。ボックスシタデルとは弾薬庫機関を守るために箱状似に装甲配置する当時防御様式で、本艦は254mmもの厚さを持つ装甲リベット組み立てられていた。その内部には60ポンド単装砲6基と24ポンド単装砲8基を配置していた。

※この「艦形」の解説は、「ペダー・スクラム (装甲艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ペダー・スクラム (装甲艦)」の記事については、「ペダー・スクラム (装甲艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/26 17:35 UTC 版)

ルッジェーロ・ディ・ラウリア級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の基本設計は「カイオ・ドゥイリオ級」をタイプシップに採り、改良型として手堅くまとめた。船体形状水面から乾舷までが低い平甲板船体採用した水面下衝角付いた艦首から左右の幅の狭い船首楼上に15.3cm砲が防盾の付いた単装砲架で1基、艦首左舷側に前部グース・ネックの首)式クレーンが1基配置された。船首楼のたん部に箱型操舵艦橋設けられ背後前部1本煙突が立ち、船首楼終了している。そこの後ろの中央部甲板上に本級の主砲である「アームストロング 43.1cm(27口径ライフル砲」2基を収めた1番露砲塔右舷側に1基を配置し船体中央部頂上部中段部に見張り所を設けたミリタリー・マストが1本立ち、その背後左舷側に2番露砲塔配置した2番主砲塔後方から左右の狭い上部構造物が設けられ最前部に2番煙突が立つ。船体中央部主砲塔があるために船首楼後部構造物連絡のために1番煙突中段からミリタリー・マスト基部通って2番煙突中段まで走るフライング・デッキ空中甲板)が設けられた。後部構造物艦尾側に15.3cm単装砲が後向きに1基、艦尾甲板上の右舷側に後部グース・ネッククレーン1基が配置された。

※この「艦形」の解説は、「ルッジェーロ・ディ・ラウリア級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ルッジェーロ・ディ・ラウリア級戦艦」の記事については、「ルッジェーロ・ディ・ラウリア級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/16 13:26 UTC 版)

揚武 (スループ)」の記事における「艦形」の解説

本艦基本構造3本マスト一本煙突を持つ木造フリゲートとして福州船政局海軍造船所)で建造された。船体内にはアームストロング前装砲13基とクルップ製 19cm単装砲1基を装備していた。本艦煙突帆走時には低く折りたためるように三段階に伸縮できた。

※この「艦形」の解説は、「揚武 (スループ)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「揚武 (スループ)」の記事については、「揚武 (スループ)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/01 14:57 UTC 版)

ラデツキー級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級は、エルツヘルツォーク・カール級と比べ主砲副砲ともに口径大型化し、また前級では副砲ケースメイト装甲砲座配置としていたが、本級では左右舷側前後に1 基ずつ搭載した連装式の副砲塔に収め射撃指揮効率化図っている。ケースメイトにはより小口径の速射砲搭載した副砲整理により艦上構造物配置整理されラデツキー級はスマートな外観を持つ戦艦となった。 本級の船体形状乾舷の高い平甲板船体で、艦首には衝角設けられていた。主砲は、前後甲板上に30.5cm連装主砲塔各1基をダブルエンダーで配置。艦中央部艦橋・ミリタリーマスト形式単脚前後、2本の煙突がある。ミリタリーマストとはマストの上部あるいは中段に軽防御見張り台配置し、そこに37mm~47mmクラス機関砲速射砲)を配置したのである。これは、当時水雷艇による奇襲攻撃迎撃するために遠くまで見張らせる高所に対水雷撃退用の速射砲あるいは機関砲置いたのが始まりである。形状の違いはあれどこの時代列強各国大型艦多く用いられ様式であった。本級のミリタリーマストは外部梯子を持つ円筒となっており、頂部中段見張り台設けられていた。

※この「艦形」の解説は、「ラデツキー級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ラデツキー級戦艦」の記事については、「ラデツキー級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/02 14:05 UTC 版)

ウェイマス級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体は短船首楼船体採用していた。艦首垂直に切り立った艦首から中央部主砲の「Mk XI 15.2cm(50口径速射砲」を防盾の付いた単装砲架で1基、艦橋単脚式の前部マストが立つ。等間隔に並ぶ4本の煙突舷側艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷3組で計6組により運用された。左右舷側甲板上に15.2cm速射砲が防盾の付いた単装砲架で片舷3基ずつ配置されていた。甲板一段下がった箇所見張り所と後部マストが立ち、後部甲板上に15.2cm主砲後ろ向きに1基の計8基が配置された。 1918年に「ウェイマス」と「ヤーマス」は陸上機1機を運用するための施設設置した1919年撤去された。

※この「艦形」の解説は、「ウェイマス級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ウェイマス級防護巡洋艦」の記事については、「ウェイマス級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/02 14:20 UTC 版)

レイナ・ビクトリア・エウヘニア (軽巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

本級の船体長船船体採用していた。艦首前方傾斜したクリッパー型の艦首から中央部主砲の「Mk I 1915年型 15.2cm(50口径速射砲」を防盾の付いた単装砲架並列で2基、司令塔基部とする艦橋基部として頂上部見張り所を持つ三脚式の前部マストが立つ。等間隔に並ぶ3本煙突舷側艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷3組で計6組により運用された。左右舷側甲板上に15.2cm速射砲が防盾の付いた単装砲架で片舷3基ずつ配置されていた。3番煙突後方船首楼終了し甲板一段下がった後部マスト見張り所が立ち、見張りの上に7.6cm速射砲後ろ向きに1基配置後部甲板上に15.2cm主砲後ろ向きに1基が配置された。53.3cm連装魚雷発射管艦橋側面船体内に片舷1基ずつ内蔵され使用しない時は開口部シャッター閉めていた。 1938年近代化改装艦容一変した艦橋近代的な塔型艦橋となり、艦橋後部基部として短い前部マスト立てられた。後部見張り所の位置まで船首楼延長され後部マストがあった位置後部艦橋設けられた。機関更新により煙突本数3本から2本へと変わった主砲の数は9門から6門へと減少したが、全て中心線配置となって前部甲板上に背負い配置で2基、艦橋背後に1基、後部煙突背後に1基、後部甲板上に後ろ向き背負い配置で2基の順である。

※この「艦形」の解説は、「レイナ・ビクトリア・エウヘニア (軽巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「レイナ・ビクトリア・エウヘニア (軽巡洋艦)」の記事については、「レイナ・ビクトリア・エウヘニア (軽巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/17 09:47 UTC 版)

ブルックリン級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

艦体形状は前級に引き続き甲板船体採用していた。艦首甲板上には新設計の「Mark 16 15.2cm(47口径速射砲」を新設計の三連砲塔収めて2番主砲塔背中合わせの1番・3番主砲塔挟み込むかのように3基を配置した。その背後司令塔組み込んだ艦橋塔型艦橋基部単脚式の前部マストが1本立つ。その背後に2本の煙突近接して立っているが、本級の機関配置上記通りニューオーリンズ級重巡洋艦のものを踏襲している。煙突周囲艦載艇置き場となっており、2本のクレーンにより運用された。艦載艇置き場後ろ後部マスト後部見張所が建てられ後部甲板上に後向き4番5番主砲塔背負式に2基、艦尾部に水上機クレーン1基を挟んで射出カタパルトが片舷に1基ずつ計2基が配置され水上機施設となっていた。舷側甲板上には対空火器の「12.7cm(25口径高角砲」が露天で片舷4基ずつ計8基が配置されていた。

※この「艦形」の解説は、「ブルックリン級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ブルックリン級軽巡洋艦」の記事については、「ブルックリン級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/01 05:22 UTC 版)

サヴォア (戦艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦船体長船船体採用した前弩級戦艦時代フランス戦伝統の「グランド・テル(Grand Hotel)」と形容される艦上構造物はなりを潜め装甲司令塔煙突単脚式の前後マスト主砲塔以外に艦上構造物はない、簡潔でいて重厚な鉄の城」と呼べ外観設計されていた。 垂直に切り立った艦首から「Model 1912 34cm(45口径)砲」を楔形連装主砲塔収め1番・2番34cm主砲塔背負い式に2基、その後ろに甲板一段上がって天蓋部に3連式の測距儀載せた司令塔背後三段操舵艦橋背後単脚式の前部マストが1基、マスト後方に2本煙突が立ち、間に3番34cm主砲塔前向きに1基を配置していた。2番煙突後方艦載艇置き場となっており、2番煙突基部とするクレーンが片舷1基ずつ計2基により運用されるその後部の甲板上に単脚式の後部マストが1基立ち、後部甲板上に4番5番34cm主砲塔が後向き背負い配置で2基が配置された。艦尾側の甲板上には2条機雷投下用のレール設置され艦内機雷30発を格納できる設計であった

※この「艦形」の解説は、「サヴォア (戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「サヴォア (戦艦)」の記事については、「サヴォア (戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/25 10:07 UTC 版)

ブーヴェ (戦艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状同時代イギリス前弩級戦艦近似した軽いタンブル・ホーム船体となっている。艦首艦尾形状普通だ舷側甲板よりも水線装甲部分突出する特徴変わらないこのため、前艦と違って甲板面積広くとられた。 ほぼ垂直に切り立った艦首から艦首甲板に30.5cm単装主砲塔が1基の背後に、司令塔組み込んだ艦橋からミリタリーマストが立つ。ミリタリーマストとはマストの上部あるいは中段に軽防御見張り台配置し、そこに37mm~47mmクラス機関砲(速射砲)を配置した物である。これは、当時水雷艇による奇襲攻撃迎撃するために遠くまで見張らせる高所水雷艇撃退用の速射砲あるいは機関砲置いたのが始まりである。形状の違いはあれどこの時代列強各国大型艦には必須の装備であった本艦のミリタリーマストは内部階段内蔵した円筒となっており、頂部には二層式の見張り台設けられた。下段見張り台には47mm単装速射砲が1基ずつ計4基が配置され後部ミリタリーマストも同形式で前後4基ずつ計8基配置された。前部ミリタリー・マストの背後には等間隔煙突二本立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、2番煙突基部クレーンにより運用された。 艦載艇置き場後部にはミリタリー・マストが立ち、その後ろに30.5cm単装主砲塔が後向きに1基配置された。本艦舷側甲板の横、船体中央部張り出し部に27cm単装副砲塔が船体中央部に片舷1基ずつ計2基配置され、対水雷艇用に14cm単装砲塔前後に1基ずつと、前後主砲塔左右に1基ずつ計8基を配置した。 この配置により艦首尾線方向最大30.5cm砲1門、27cm砲2門、14cm砲4門が指向でき、左右方向には最大30.5cm砲2門、27cm砲1門、14cm砲4門が指向でき強力な火力誇っていた。

※この「艦形」の解説は、「ブーヴェ (戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ブーヴェ (戦艦)」の記事については、「ブーヴェ (戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/21 07:27 UTC 版)

P級装甲艦」の記事における「艦形」の解説

竣工時のシャルンホルスト級は、艦首形状がほぼ垂直に近いもので、凌波性問題があった。そこで後に艦首強く傾斜させたアトランティック・バウへ改修した経緯戦訓とし、P級の艦首形状は、最初から鋭く前方傾斜したアトランティック・バウを採用した従来ドイツ軍艦と異なり、P級の艦首甲板には強いシア甲板傾斜)が付き、そこにシャルンホルスト級から撤去したSK C/34 1934年型 28cm(54.5口径)砲」を三連砲塔ごと1番主砲塔とし、1基が配置された。その背後から上部構造物が始まり、1番主砲塔よりも高所副砲として「SK C/28 1928年型 15cm(55口径速射砲」を連装砲塔収めて1基を配置した艦橋構造は、新型戦艦ビスマルク級」に酷似し司令塔組み込んだ箱型操舵艦橋である。この後部から頂上部測距儀配置し中部見張り所を持つ戦闘艦が立つ。艦橋背後に2本煙突が立ち、その間には旋回カタパルト中央部甲板上に1基配置された。 水上機艦載艇煙突基部設けられ格納庫収められた。艇の運用は、1番煙突左右に片舷1基ずつ設けられクレーン2機と、2番煙突基部とするジブ・クレーン1基により行われた舷側甲板上には対空火器として「SKC/33 10.5cm(65口径高角砲」を連装砲架艦橋左右に1基ずつ、さらに1番煙突後方左右に1基ずつの片舷2基ずつ、合計4基を配置した。他に近接火器として、3.7cm単装機関砲操舵艦橋左右に1基、2番煙突左右に1基の計4基配置した対艦攻撃用に53.3cm四連魚雷発射管を、カタパルト左右に片舷1基ずつ計2基を配置した2番煙突基部として後部マストが立つ。この頂上部測距儀配置した後部艦橋配置した。さらに、後ろ向き2番副砲塔が1基配置され上部構造物が終了する。その下の後部甲板上に、2番主砲塔が1基、後向き配置された。

※この「艦形」の解説は、「P級装甲艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「P級装甲艦」の記事については、「P級装甲艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/23 05:40 UTC 版)

シュフラン級重巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状は前級に引き続き長船船体採用している。水面から艦首甲板までの乾舷高くクリッパー艦首から8インチ砲を収めた主砲塔2背負い式に基を配置2番主砲塔基部から上部構造物のうえに箱型艦橋設けられ艦橋基部として頂上測距儀載せた三脚型前部マスト採用したまた、本型は「デュケーヌ級」と同様に機関シフト配置採用しているために2本の煙突広く間隔空いており、1番・2番煙突のあいだは水上機置き場で、その左右艦載艇置き場となり、艦載艇水上機用の揚収クレーン2番煙突手前にある。二番煙突から後ろカタパルト簡便な単脚後ろ向きに背負い式に主砲塔2基が配置される魚雷発射管は前級で艦内配置であったが、本級より露天配置された。

※この「艦形」の解説は、「シュフラン級重巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「シュフラン級重巡洋艦」の記事については、「シュフラン級重巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/06/14 17:19 UTC 版)

アキダバン (装甲艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦基本構造艦首水面下衝角を持つ平甲板船体3本帆走マストと1本煙突を持つ装甲フリゲートで、中央部箱型操舵艦橋煙突配置した事により、船体舷側甲板上に23.4cm単装砲2基を収めた連装主砲塔前後互い違い配置しており、1基の主砲艦首から艦尾まで片舷180度+反対舷側限定され範囲発射できた。この配置前方および後方には全主砲を向ける事ができるが、片舷方向には極めて限定され範囲しか向ける事ができなかった。艦載艇主砲爆風避けるために船体中央部の上構造物上に配置されマスト両脇設けられた2本1組のボート・ダビッドにより高所から水面降ろされた。上部構造物は砲塔射界確保するために一部が切り欠かれて反対舷への方針向けられるようになっており、上部連絡用の設けられていた。 近代戦艦の基本形完成するまでイギリス海軍の「コロッサス級」やイタリア海軍カイオ・ドゥイリオ級」など各国主力艦でかなり採用されたものの、後に艦隊単縦陣を組むようになると、前後方向より舷側方向に対して主砲向けたほうが都合が良い判明しその後用いられなくなった本艦主機関主砲塔2基の弾薬庫挟まれる形で船体中央部の主要防御区画(ボックス・シタデル)内部配置されており、石炭専焼円筒缶を片舷4基ずつ並列配置し計8基を備え、さらにレシプロ機関左右1基ずつ、計2基を組み合わせた2軸推進である。最大出力は6,500馬力発生速力15.8ノット発揮でき、石炭300トン搭載できた。 1898年ドイツ近代化改装行った折に浸かった機関新型の物に更新したため出力は7,300馬力増加し石炭搭載量500トン増加した800トンとなり、10ノットで4,500海里行動できる計算された。機関のみで外洋航行が可能となったため帆走設備撤去され替わり基部頂上部探照灯台を持ち装甲化され2段見張り所を持つミリタリー・マストが上部構造物の前後に1基ずつ計2基が立てられた。 船体修理後イギリス回航されて武装近代化行われ主砲塔武装アームストロング社の新式20.3cm連装速射砲2基に更新され副武装12cm単装速射砲更新され艦首船首楼甲板上に並列配置で防盾の付いた単装砲架2基と艦尾部の舷側配置で片舷1基ずつで計4基配置した近接戦闘用に5.7cm単装速射砲上部構造物上等間隔で片舷4基ずつ計8基を配置した

※この「艦形」の解説は、「アキダバン (装甲艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「アキダバン (装甲艦)」の記事については、「アキダバン (装甲艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/14 13:48 UTC 版)

チャパエフ級巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状マクシム・ゴーリキー級巡洋艦同じく船首楼船体で、領海には真冬流氷閉ざされるバルト海があるために砕氷船として使えるように砕氷構造艦首採用していた。艦首甲板上には15.2cm速射砲三連砲塔収めて背負い式で2基を配置した2番主砲塔背後には司令塔組み込んだ円筒形塔型艦橋が立つが、頂上部国産の8m2連測距儀とモチブG型射撃指揮装置設けたために直径大きな円柱載せたような形状をしていた。 機関配置ボイラータービン交互に配置するシフト配置」を採用していたために、2本煙突の間は前後広く離れていたが、そのスペース無駄にせずに水上機施設充て水上機射出カタパルト中央部中心部に1基配置された。カタパルト両脇には艦載艇と53.3cm三連魚雷発射管左右に1基ずつ置いてあり、水上機艦載艇2番煙突直前配置された主マスト基部とする揚収用クレーン1基で運用された。副武装の10cm高角砲爆風避けカバー付いた連装砲架2番煙突四隅に片舷2基ずつ計4基を配置した2番煙突背後後部甲板見張り所が設けられ後部甲板上に3番・4番主砲塔が後向き背負い式で2基が配置され左右甲板上には機雷投下用のレール敷かれていた。 戦後68K型として建造再開され時に塔型艦橋背後単脚式の前部マスト追加され新型37mm連装機関砲が片舷7基ずつ計14が増載された。この時に水上機運用施設と53.3cm三連魚雷発射管廃止された。

※この「艦形」の解説は、「チャパエフ級巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「チャパエフ級巡洋艦」の記事については、「チャパエフ級巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/23 06:01 UTC 版)

インペラートル・アレクサンドル2世 (戦艦)」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状乾舷の高い平甲板船体衝角の付く艦首から艦首甲板上に装甲カバー付いた露砲塔収められた30.5cm連装主砲塔が1基、その背後司令塔組み込んだ艦橋からミリタリーマストが立つ。ミリタリーマストとはマストの上部あるいは中段に軽防御見張り台配置し、そこに37mm~47mmクラス機関砲(速射砲)を配置した物である。これは、当時水雷艇による奇襲攻撃迎撃するために遠くまで見張らせる高所に対水雷撃退用の速射砲あるいは機関砲置いたのが始まりである。形状の違いはあれどこの時代列強各国大型艦多く用いられ様式であった本艦のミリタリーマストは内部階段内蔵した円筒となっており、頂部見張り台設けられ、3.7cm5連装ガトリング砲が4基ずつ前後で計8基装備された。前部ミリタリー・マストの背後には2本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドで運用された。艦載艇置き場後部には基部クレーンの付く後部ミリタリー・マストが立ち、その後ろの後部甲板上にも艦載艇置かれた。

※この「艦形」の解説は、「インペラートル・アレクサンドル2世 (戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「インペラートル・アレクサンドル2世 (戦艦)」の記事については、「インペラートル・アレクサンドル2世 (戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/11 03:39 UTC 版)

ケント級重巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の基本設計エメラルド級軽巡洋艦延長であるが基準排水量1万トン台の大型となったため、水面からの乾舷艦首から艦尾まで高く側面には凌波性良くするフレア反り返り)の付いた甲板船体採用できた。船体長は192mもあり、船体の幅を抑えた水の抵抗少な船体形状成形した事により少な機関出力でも高速出しやすい形状であった垂直に切り立った艦首から艦首甲板上に20.3cm砲を収めた連装式の主砲塔背負い配置で2基、2番主砲塔基部から上部構造物が始まりその上に近代的な塔型艦橋が立つ。 艦橋背後簡素な単脚式の前後マスト挟まれるように2番煙突のみ太い3本煙突が立つ。艦橋煤煙かからないように煙突後方傾斜されたが、効果無かったために公試中に煙突を約4.6m高くして改善する必要があった。煙突周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボード・ダビッドが片舷4組ずつ計8組により運用された。 中央甲板後方水上機施設で、水上機3番煙突基部設けられクレーンが片舷1基ずつ計2基で運用され船体後部水上機1機を収められる格納庫設けられ上部後部見張所を兼ねていた。後部マスト後方後部甲板上に20.3cm連装砲塔が後向き背負い配置で2基配置された。 本級の副武装対空火器として、10.2cm高角砲単装砲架で片舷2基ずつ計4基が3本煙突側面配置され舷側甲板上に53.3cm四連魚雷発射管で片舷1基ずつ計2基が配置された。舷側部は客船のように艦首から艦尾まで上下2列の舷窓並び同時期のフランス海軍巡洋艦同じく海外植民地を持つ外洋海軍ならではの高温多湿海外任務乗員が健康を損ねないように設計されている事が伺える。

※この「艦形」の解説は、「ケント級重巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ケント級重巡洋艦」の記事については、「ケント級重巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/07 06:22 UTC 版)

経遠級装甲巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

この当時ドイツフランス設計強く影響受けており、船体形状は軽いタンブルホーム型のついた平甲板船体であった水面下衝角ラム付いた艦首から甲板上にクルップ製21cmライフル砲当時として珍しい連装砲架艦首甲板上に1基配置した。その背後司令塔下部組み込み両脇船橋を持つ露天操舵艦橋配置された。船体中央部に2本煙突が立ち、その周囲艦内通風のための煙管型の通風筒が立つ。舷側部には副武装クルップ 15cmライフル砲船体中央部舷側張り出し設け、そこに防盾の付いた単装砲架で片舷1基ずつ計2基を配置した船体後部には単脚式のミリタリーマストが立ち、その後方は艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷2基ずつ計4組運用されていた。 この武装配置により艦首方向最大で21cm砲2門・15cm砲2門、舷側方向最大で21cm砲2門・15.2cm砲1門、艦尾方向最大で15.2cm砲2門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「経遠級装甲巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「経遠級装甲巡洋艦」の記事については、「経遠級装甲巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/08 06:03 UTC 版)

クレマンソー (戦艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状フランス近代高速戦艦伝統中央船体で、水面から艦首甲板までの乾舷高く凌波性能が高いことをうかがわせる本艦構造前方から記述すると、軽くシア反り返り)の付いた艦首甲板続き本艦から搭載されることとなった新設計の「1935年型 正38cm(45口径)砲」を四連装砲塔納めた。この1番・2番主砲塔間隔をあけて2基搭載し2番主砲塔基部からは、中央設けられ甲板一段分高くなっていた。主砲塔群の背後に塔型艦橋が立ち、艦橋前部対空火器として「1930年型 10cm(50口径高角砲」が設置された。この砲は、防楯付いた連装砲架搭載されており、これを並列として1番・2番高角砲2基が配置された。高角砲の上方に司令塔組み込んだ操舵艦橋があり、その背後戦闘艦上方へと伸びる戦闘艦頂部には、世界的に見て大型の13.5 m主砲測距儀1基を備える。さらにこの上8m副砲測距儀1基が配置され、これらは独立してスリップリングにより別方向旋回できた。測距儀上には、前部射撃指揮所が載る艦橋周辺の上甲板は、主砲からの爆風比較的受けにくいために艦載艇置き場となっていた。これらの艦載艇は、塔型艦橋基部に片舷1基ずつ計2基付いたデリック・アームにより運用された。水面上の艦載艇艦橋側面まで吊り上げられ、左右甲板上に斜めに延びたレール載せられ舷側甲板上に並べられるか、艦橋煙突の間の艦載艇置き場並べられた。舷側甲板上には副砲の「1936年型 15.2cm(55口径速射砲」を三連砲塔収めて1番・2番副砲塔として片舷に1基ずつ配置された。その後方に、10cm連装高角砲が片舷2基ずつ配置された。砲の配置直列であった後部マスト煙突融合され現代で言う「マックMACK)」となっている。煙路は甲板内で集合され、機関から発生した燃焼煙は、直立した箱型煙突から、後方斜め45度傾けて後方排出される煙突の上部には後部司令塔後部射撃指揮装置載りその上に単脚式のマスト搭載された。後部甲板上には8m副砲測距儀があり、この下に3番・4番副砲塔が背負い配置搭載された。この武装配置により、艦首方向最大で38cm砲8門・15.2cm砲6門・10cm砲4門、舷側方向最大で38cm砲8門・15.2cm砲9門・10cm砲6門、艦尾方向最大で15.2cm砲12門・10cm砲4門が指向できた。後背よりも前方側方主砲火力集中する形式である。

※この「艦形」の解説は、「クレマンソー (戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「クレマンソー (戦艦)」の記事については、「クレマンソー (戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/15 07:26 UTC 版)

アンティオキア級駆逐艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状船首楼船体とした。甲板シア少なく船首前端傾斜少な形状となっている。船首楼甲板後端艦橋前部マスト配置その後方の甲板下は3基の主缶収めた缶室区画で、1番煙突主缶2基分、2番煙突に1基分の煙路が導設された。煙突後方に53.3cm四連魚雷発射管2基が配置された。主砲前後甲板上に2基ずつ背負い式で配置された。 1940年代エリコン 2cm76口径機関砲単装砲架で2基が追加された。1950年代近代化改装を受け、全武装撤去して主砲を12.7cm単装砲2基2門、近接火器としてボフォース 4cm(56口径機関砲単装砲架で6基搭載対潜兵装として17.8cm24連装ヘッジホッグ1基が搭載された。

※この「艦形」の解説は、「アンティオキア級駆逐艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「アンティオキア級駆逐艦」の記事については、「アンティオキア級駆逐艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/15 07:31 UTC 版)

アストリーア級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

船体は平甲板船体である。水面下衝角ラム付いた艦首から甲板上に15.2cm(45口径速射砲を防盾の付いた単装砲架で1基配置した。その背後司令塔の上に、両脇船橋を持つ操舵艦橋単脚式の前部マストが立つ。 船体中央部に2本煙突が立ち、その周囲煙管型の通風筒が立ち並び、その外周艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷3組ずつ計6組運用された。舷側甲板上には副砲12cm速射砲防楯付いた単装砲架で片舷4基を搭載したが、前後部の2か所にスポンソン張り出し)を設けて首尾方向への攻撃可能にしていた。 と船体中央部ケースメイト配置で2基の片舷5基ずつ計10基を配置した2番煙突後方後部マスト後部艦橋が立ち、そこから甲板一段下がって後部甲板上に15.2cm砲を防盾の付いた単装砲架で1基配置した。この武装配置により艦首方向最大で15.2cm砲1門・12cm砲2門、舷側方向最大で15.2cm砲2門・12cm砲4門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「アストリーア級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「アストリーア級防護巡洋艦」の記事については、「アストリーア級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/15 07:28 UTC 版)

アルミランテ・ブラウン (装甲艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦基本構造は平甲板船体3本マスト伸縮機構のある1本煙突を持つ装甲フリゲートとしてイギリス建造された。船体中央部に203mmの装甲板リベット接合組み立てて作られ砲廓ケースメート)を持ちアームストロング社製20.3cm単装砲を単装砲架で片舷4基ずつ計8基を配置した

※この「艦形」の解説は、「アルミランテ・ブラウン (装甲艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「アルミランテ・ブラウン (装甲艦)」の記事については、「アルミランテ・ブラウン (装甲艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/15 07:30 UTC 版)

インデペンデンシア級海防戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状乾舷の低い平甲板船体であった水面下衝角を持つ艦首から主砲としてクルップ製の「クルップ 1931年型 24cm(35口径)砲」を単装式の砲塔収めて1基を配置下部司令塔組み込んだ露天操舵艦橋背後には頂上部中部見張り所を持つミリタリー・マストが配置する船体中央部に1本煙突が立ち、周囲艦載艇置き場となっていた。 舷側甲板中央部には「アームストロング 12cm速射砲」が防盾の付いた単装砲架背中合わせで片舷2基ずつ計4基が配置されていた。後部甲板上に後部見張り所が設けられ、そこから甲板1段分下がって24cm単装砲塔が後向きに1基が配置された。

※この「艦形」の解説は、「インデペンデンシア級海防戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「インデペンデンシア級海防戦艦」の記事については、「インデペンデンシア級海防戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/15 07:31 UTC 版)

アバンチュリエ級駆逐艦」の記事における「艦形」の解説

本級は艦首のみ乾舷の高い船首楼船体であった切り立った艦首から艦首甲板上に1番10.2cm速射砲単装砲架で1基を配置、その背後測距儀載せた艦橋基部として簡素な単脚式の前部マストが立つ。船体中央部に4本煙突が立つが、ボイラー配置が缶室分離配置を採っているために2番煙突3番煙突の間が離されており、そこに2番10.2cm砲が前向きに1基が配置されていた。舷側甲板上には45cm魚雷発射管連装で2基が搭載されるが、右舷側は2番煙突側面に1基、左舷側は3番煙突側面に1基と、互い違い配置されていた。空いている場所は艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷1基ずつ計2基で運用された。4番煙突背後簡素な後部マストが立ち、そこから甲板一段上がって後部甲板上に設けられ上部構造物を挟む込むように3番・4番10.2cm主砲背中合わせに1基ずつの計4基が配置された。 就役後1914年12月武装フランス式の「Model 1893 10cm(45口径速射砲」を単装砲架で4基、対空火器として4.7cm(50口径高角砲単装砲架で1基、45cm単装魚雷発射管4基に更新された。1917年に「テメレール」「オピニヤートル」はボイラーノルマン重油専焼缶1基とド・テンム式重油専焼缶3基に換装し、出力1万2000馬力22ノットとなり、外観的には2本煙突となった1926年に4隻とも機雷掃海艦に類別変更され、10cm速射砲1基と45cm単装魚雷発射管4基が撤去され機雷掃海設備設置された。1926年に「アバンチュリエ」がシュルツ・ソーニクロフト式重油専焼缶2基に換装され、次いで1927年に「アントレピード」シュルツ・ソーニクロフト式重油専焼缶3基に換装されて速力26ノットとなり、3本煙突となった

※この「艦形」の解説は、「アバンチュリエ級駆逐艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「アバンチュリエ級駆逐艦」の記事については、「アバンチュリエ級駆逐艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/29 18:26 UTC 版)

ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状イタリア近代巡洋艦伝統船首楼船体で、艦首から前甲板までの乾舷はほぼ平である。僅かに傾斜シア)の付いた艦首甲板上に、1番砲塔三連砲塔2番砲塔連装砲塔納め1・2番主砲塔背負い式で2基配置した。前級に引き続き艦橋構造はウンベルト・プリエーゼ造船中将考案円筒積み重ねたような塔型艦橋煙突本数は前級と同じく2本だが、本級からボイラー配置換えたために煙突間は離れていない。1番煙突基部水上機格納庫があり、2番煙突を挟むように艦載機射出カタパルトが片舷に1基ずつの計2基配置された。カタパルト周り艦載艇艦載機置き場となっており、その運用単脚式の後基部に1基付いたクレーンにより成される。なお、艦橋と後左右に高角砲連装砲架で片舷2基ずつの計4基配置し、その連装高角砲挟まれる様に53.3cm三連水上魚雷発射管を片舷1基ずつ計2基配置した後部甲板には連装砲型の3番主砲塔三連装砲方の4番主砲塔後ろ向きに背負い式で1基ずつ配置した。 なお、「ジュゼッペ・ガリバルディ」はミサイル巡洋艦改装された折に、15.2cm主砲塔全て撤去され1番・2番主砲塔跡には13.5cm両用砲全て連装砲塔収め背負い式に2基を配置円筒形艦橋箱型艦橋更新され後部トラス構造前部マスト新設され上部各種レーダーアンテナが設置された。2本煙突は1本に結合され2番煙突のあった箇所トラス構造後部マストが立ち、頂上部旋回式レーダーアンテナが設置された。その後部にはパラボラアンテナが後向き背負い式に2基が設置された。3番主砲塔のあった場所にテリアミサイル連装発射機1基が配置し後部上部構造側面ポラリスミサイルの単装発射機片舷2基ずつ計4基が配置された。他に近接戦闘用に艦橋側面新設計のOTO 7.6cm(62口径自動砲が単装砲塔で片舷に等間隔で4基ずつ計8基が配置された。

※この「艦形」の解説は、「ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ級軽巡洋艦」の記事については、「ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 15:52 UTC 版)

ヨーク級重巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

前級までの1万トン台の船体形状艦首から艦尾まで水面からの乾舷までが高い平甲板船体であったが、本給では艦首のみ高い短船首楼船体となっていた。これは凌波性保ちつつ建造費を安価にすべく鋼材節約する工夫であった水線部ではイギリス条約重巡洋艦流れを汲む典型的な船体長を長くとり、船体の幅を抑え水の抵抗少な船体形状少な機関出力でも高速出しやすい形状であった垂直に切り立った艦首から艦首甲板上に20.3cm砲を収めた連装式の主砲塔背負い配置で2基、2番主砲塔基部から上部構造物が始まりその上に塔型艦橋が立つが、「ヨーク」は設計当初2番主砲塔カタパルト配置し航空指揮のために艦橋と1番煙突交差させる独創的な設計であったが、結局は砲塔強度面で廃止となり、その名残艦橋細長くなってしまった。一方、「エクセター」の艦橋形状低くなり、前後伸ばしてスペース広く取る設計となった艦橋背後簡素な単脚式のマストと2本煙突が立つが1番煙突の方が太い。これは、ヨーク艦橋構造影響で前級では3本あった煙突のうち1番・2番煙突統合したために1番煙突のみ太い2本煙突となった。これにより艦橋から煙突の距離が開いたために排煙による煤煙問題良好な結果もたらした煙突周囲艦載艇置き場となっており、片舷に1基ずつ計2基のクレーンにより2番煙突後方配置した水上機施設艦載艇運用された。水上機施設後方単脚式のマストが1本立つ。前後マスト煙突ヨーク後方傾斜した形状となっていたが、これは傾き具合により敵艦進行方向察知されるためにエクセターではマスト煙突直立した形状直された。後部甲板上に後向きに20.3cm連装砲塔が1基配置された。高角砲配置水上機施設の邪魔とならないように艦橋煙突の間の53.3cm三連魚雷発射管の上に10.2cm高角砲単装砲架で片舷2基ずつ計4基を配置しエクセターは後に10.2cm連装高角砲4基に換装した。 ヨークは2本煙突後部、艦中央部回転式カタパルト装備したエクセターは同じ位置固定式カタパルトを二基装備し、艦の前方射出が可能であった回収用のクレーン右舷装備され、一機の搭載機を運ぶことが可能であった当初フェアリー・シーフォックス搭載されエクセターでは後にスーパーマリン ウォーラス変更された。

※この「艦形」の解説は、「ヨーク級重巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ヨーク級重巡洋艦」の記事については、「ヨーク級重巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 02:50 UTC 版)

ライプツィヒ級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級は、船体形状乾舷の高い長船船体採用した軽くシア甲板傾斜)が付いた艦首甲板上には、「SK C/25 1925年型 15cm(60口径速射砲」の三連砲塔が1基配置された。艦橋構造司令塔内部組み込んだ箱型で、操舵艦橋両脇には船橋持っていた。また、艦橋後部から上面突き出るようにチューリップ型単脚式の前部マストが立ち、頂部には射撃方位盤室が、中部には探照灯台が設けられた。測距儀操舵艦橋前部マストの上部にそれぞれ1基ずつが配置された。 艦橋背後には集合型の1本煙突が立ち、周囲には艦載艇並べられて、煙突左右に1基ずつ付いたクレーンにより運用された。 左右舷側には、対艦攻撃用の50cm三連魚雷発射管が1番煙突を挟むように片舷2基ずつ、計4基配置され竣工後には位置と数はそのまま53.3cm三連発射管換装された。本級には後部マスト設置されなかったため、アンテナ線張るために2番煙突左右にアンテナ付いていた。後部構造の上には測距儀載せた箱型後部見張所があり、その後ろに対空火器として8.8cm単装高角砲直列に2基搭載されたが、竣工後に連装砲架2基に換装/増設された。ディーゼル機関排気管は、高角砲2番主砲塔挟まれる形で配置された。2番3番主砲塔は、艦尾向いて背負い式で配置された。また、煙筒後方には水上機運用設備としてカタパルト1基と水上機2機が搭載された。 2番艦「ニュルンベルク」の改良点は、艦橋構造物の大型化、8.8cm高角砲連装砲架で片舷2基ずつ計4基を装備することによる対空火器増加などであった

※この「艦形」の解説は、「ライプツィヒ級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ライプツィヒ級軽巡洋艦」の記事については、「ライプツィヒ級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 08:47 UTC 版)

カイゼリン・アウグスタ (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状当時ドイツ装甲艦にも似た乾舷の高い平甲板船体である。水面下衝角を持つ艦首から艦首甲板上に中部探照灯台を配置した単脚式の前部マストが1基、その背後船橋ブリッジ)をのせた箱型艦橋艦橋構造背後に2本の煙突が立ち、周囲には煙管型の通風筒が立ち、周り艦載艇置き場となっている。艦載艇後部マスト基部とする2本のボート・クレーンにより運用された。 舷側部には張り出しスポンソン)が片舷に艦首部艦尾部の2か所に設けられ、そこに主砲の「15cm(30口径ライフル砲」が防盾の付いた単装砲架で1基ずつ計4基が配置された。その他に船体中央部に5か所のスポンソン設けられ前後部には「10.5cm(35口径速射砲」他が舷側に防盾の付いた単装砲架で片舷4基ずつ計8基が搭載された。他に近接火器として8.8cm(30口径速射砲が8基と3.7cmガトリング砲4基が搭載された。他に対艦攻撃用に35cm魚雷発射管艦首水線下に1門、船体中央部艦尾側に水上発射管で片舷2門ずつ4門を設けていた。 就役後1896年15cm砲と10.5cm砲を混載していた兵装新型の15cm(35口径速射砲12門に改められ火力向上した1903年煙突2m伸ばして排煙効果を向上させた。

※この「艦形」の解説は、「カイゼリン・アウグスタ (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「カイゼリン・アウグスタ (防護巡洋艦)」の記事については、「カイゼリン・アウグスタ (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/24 08:44 UTC 版)

フュルスト・ビスマルク (装甲巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状同時期のドイツ戦艦同じく甲板船体水面下衝角ラム)を持つまでは同じであるが、戦艦異なるのは艦首形状は波きりの良いクリッパー・バウ型となっており、外洋長距離航行する巡洋艦には必須の艦首形状であった艦首甲板上から戦艦同格の「24cm(40口径)砲」を連装砲塔収め艦首甲板上に前向きに1基、司令塔組み込んだ操舵艦橋の上には2段見張り所を持つミリタリー・マスト、船体中央部の2本煙突周囲艦載艇置き場となっており、グース・ネックの首)型クレーンが片舷1基ずつ計2基により運用された。2番煙突背後にミリタリー・マストを持つ単脚の後後部司令塔、そこから甲板一段分、下がって後ろ向きに24cm連装主砲塔の順である。15cm副砲単装砲架12基のうち半分の6基を単装砲塔収め前後ミリタリー・マストの両脇に1基ずつ、船体中央部左右1基ずつの片舷3基計6基、他の6基は舷側ケースメイト配置で1番主砲塔両脇に1基ずつ、船体中央部背中合わせで2基ずつ配置した。この武装配置により前方向に24cm砲2門・15cm砲6門、後方向に24cm砲2門・15cm砲4門、左右方向最大24cm砲4門・15cm砲6門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「フュルスト・ビスマルク (装甲巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「フュルスト・ビスマルク (装甲巡洋艦)」の記事については、「フュルスト・ビスマルク (装甲巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 13:43 UTC 版)

タトラ級駆逐艦」の記事における「艦形」の解説

前級のフサール駆逐艦は平甲板船体で、船首甲板顕著なタートルバック型としていた。本級では凌波性の向上を図り船体前部甲板1層分高めた船首楼型とした。 船首楼甲板上に10cm単装主砲1基を搭載船首楼後端露天艦橋簡素な構造前檣がある。艦橋後方の上甲板下は缶室区画で、甲板上には4本の煙突煙管型の通風塔があった。煙突付近舷側にはボートダビッドが設置され端艇係留された。後甲板上には棒構造の後があった。 2番4番煙突及び後付近両舷の甲板上に、7cm単装砲を片舷3基ずつ計6基配置した船体後部中心線上には、4番煙突後方45cm連装魚雷発射管1基、後後方2番10cm単装主砲配置された。

※この「艦形」の解説は、「タトラ級駆逐艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「タトラ級駆逐艦」の記事については、「タトラ級駆逐艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 03:30 UTC 版)

アラスカ級大型巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

デザイン元は同時期に建造された「ノースカロライナ級」であると言われる船体は平甲板船体で、艦首から伸び上がったシア艦首反り返り)が際立つ艦首甲板上に、新設計の「1939年Mark8型 30.5cm(50口径)砲」を三連砲塔収めて1・2番主砲塔背負い式に2基搭載した。 その背後から甲板一段上がって2番主砲塔後部に「1934年型 12.7cm(38口径両用砲」を防盾の付いた連装砲架で1基、更に一段甲板上がって司令塔組み込んだ箱型操舵艦橋が立ち、その側面には2番3番両用砲を1基ずつ配置二段式の見張り台備え戦闘艦頂部には 7.2m測距儀配置した船体中央部には直立した1本煙突が立ち、従来戦艦条約型巡洋艦にはあった後部マスト省略されたため、アンテナ線の展開のために煙突後部にT字型のアンテナが付くものの、フランス海軍リシュリュー級戦艦採用されたようなMACK煙突役割は持たなかった。 舷側甲板上は艦載機運用するスペース設けられ舷側中央部に短いカタパルトが片舷に1基ずつ計2基装備された。艦載機煙突下部格納庫からクレーンによりカタパルト載せられた。カタパルト後方に4~6番両用砲逆三角形型に3基配置したところで上部構造物は終了し、その背後後部甲板上に3番主砲塔が後向きに1基配置された。

※この「艦形」の解説は、「アラスカ級大型巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「アラスカ級大型巡洋艦」の記事については、「アラスカ級大型巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 13:41 UTC 版)

エクセター (重巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

エクセター設計にあたっては、ヨークをタイプシップとして既存カウンティ級得られ運用実績により実戦的設計がなされ、従ってエクセター設計ヨークでの経験踏まえた改良組み込まれた。トップウェイトの増加合わせて艦幅は1フィート広げられた。就役後船首楼側壁魚雷発射管の手前まで伸ばし居住空間増した前後長い塔型艦橋形状はより低くされ、水面から16 m 以内抑えられた。これはネルソン級戦艦参考にしたという。ボイラーからの排煙管はボイラー室後方収められヨークでは傾斜した煙突必要だったのが、エクセター艦橋から離れた位置直立した煙突装備し排気煙の確実な排気ができるようになったその結果マスト直立し後方煙突太くなった。 8インチ主砲塔天板ヨーク考えられカタパルト装着には不適であったため、エクセターでは就役後2番煙突後方航空施設設け中心線から斜め45度角度で2基のカタパルト埋没させた。この工夫により、風向きに関係なく水上機発艦させることができた。水上機運用には右舷クレーン装着した就役後1941年大修理の際に艦橋に遮風装置付けられ前後マスト三脚型とし、新たに搭載した279レーダーアンテナ設置したまた、1番煙突側面にあった10.2 cm 単装高角砲4基が撤去されて、新型の10.2 cm 連装高角砲艦橋と1番煙突側面に1基ずつ計4基とした。

※この「艦形」の解説は、「エクセター (重巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「エクセター (重巡洋艦)」の記事については、「エクセター (重巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 08:38 UTC 版)

カイザー級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状乾舷の低い長船船体である。前級までの特徴であった水面下カット・オフ艦首艦首から全くシア反り返り)のない甲板上に30.5cm砲収めた連装砲塔で1番主砲塔が1基配置し両脇船橋ブリッジ)を持つ艦橋基部として前部マストが立つ。 船体中央部に2本煙突が立つが、その間隔は前後大きく離されていた。これは、船体中央部2番3番主砲塔配置されたために中央部弾薬庫避けるために煙突配置工夫したのである中央甲板上の右舷前方2番主砲塔を1基、その反対側の左舷後方3番主砲塔を1基配置した。その周囲艦載艇置き場となっており1番・2番煙突基部とするクレーンが1基ずつ計2基により運用された。 副砲の15.2cm速射砲波浪影響を受けにくい最上甲板上の側面舷側ケースメイト配置で片舷7基ずつ計14基が配置する工夫がされていた。2番煙突後部マスト後部司令塔一体化され、その背後4番5番主砲塔背負い式で2基配置した。他に近接戦闘に8.8cm(45口径速射砲艦橋上に4基と後部マスト基部に2基と艦尾甲板上に2基の計8基が分散配置された。 竣工後の1914年遠距離砲戦適応した改装が行われ、主砲塔仰角引き上げと共に前部マスト太くされて測距儀室が頂上部設けられた。 主砲塔配置基本的にイギリス海軍ネプチューンHMS Neptune)、コロッサス級戦艦と同じものであり、ドイツ海軍当時最新艦であるイギリス戦艦参考にして本級を設計した。本級はイギリス艦に比べ艦幅が広く梯形配置主砲塔による10門の全門斉射船体大きな負担与えことはなかった。

※この「艦形」の解説は、「カイザー級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「カイザー級戦艦」の記事については、「カイザー級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 17:17 UTC 版)

コリングウッド (装甲艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状は前級に引き続き乾舷の低い平甲板船体となっている。水面から垂直に切り立った艦首水面下衝角持ち平坦な艦首甲板上に30.5cmライフル砲連装砲架据えた292mm装甲貼り合わせバーベットが1基、その背後にから上部構造物が始まり前部司令塔の上両脇船橋ブリッジ)を持つ操舵艦橋背後直列並んだ2本煙突とミリタリーマスト1本が立つ。ミリタリーマストとはマストの上部あるいは中段に軽防御見張り台配置し、そこに37mm~47mmクラス機関砲(速射砲)を配置した物である。これは、水雷艇による奇襲攻撃迎撃するために、遠くまで回せ高所に対水雷撃退用の速射砲あるいは機関砲置いたのが始まりである。形状の違いはあれど、この時代列強各国大型艦多く見られマスト形態であった本艦のミリタリーマストは簡素な単脚式で頂部中段2段見張り台設けられており、4.7cm単装砲を配置した構造物の上煙管型の通風筒が立ち並び、その外側艦載艇置き場となっていた。艦載艇はミリタリーマストを基部とするクレーン1基と2本1組のボート・ダビッドが片舷3組ずつ計6組により運用された。上部構造物の側面厚さ152mmの鉄板が貼られ、帆船舷側砲のように副砲砲郭ケースメイトとなっており、艦内に15.2cm速射砲単装砲架で片舷3基ずつ計6基を搭載していた。 ミリタリー・マストの下に後部見張所で上部構造物は終了し後部甲板上に後向き2番主砲バーベット1基が配置された。本艦舷側ケースメイト砲郭部)には舷側ケースメイト配置した

※この「艦形」の解説は、「コリングウッド (装甲艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「コリングウッド (装甲艦)」の記事については、「コリングウッド (装甲艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 01:12 UTC 版)

ドン・カルロス1世 (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦当時主流である衝角を持つ艦首から前部甲板上に前向きに防盾を持つ15.2cm速射砲を防盾の付いた単装砲架で1基を配置、その背後司令塔下部組み込んだ艦橋が立ち、船橋両側に持つ箱型であった艦橋後部には二段見張り所を持つ簡素な前部マストが立つ。単脚下部見張り所は上部よりも床面積大きく、ここには水雷艇迎撃用の4.7cm単装機砲を配置している。マスト側面舷側部には2番3番15cm速射砲が片舷1基ずつ配置された事により艦首方向主砲火力3/4指向できた。 単脚背後等間隔に2本煙突が立ち、煙突周囲には艦内への吸気用として煙管型の通風筒立てられている。煙突周囲艦載艇置き場となっており、舷側甲板には副砲として12cm速射砲が防盾の付いた単装砲架で片舷4基ずつ計8基が配置された。その後ろは前部マストと同じ様式後部マスト後ろ向きに15.2cm速射砲1基を配置した。この武装配置により前方向に15.2cm砲3門、左右方向に15.2cm砲3門、12cm砲4門、後方向に15.2cm砲1門、12cm砲2門を向けることが出来た防御装甲主甲板に最厚で109mmの装甲が貼られ、舷側防御防護巡洋艦の常として石炭庫で弾片防御として補う設計だった。

※この「艦形」の解説は、「ドン・カルロス1世 (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ドン・カルロス1世 (防護巡洋艦)」の記事については、「ドン・カルロス1世 (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/16 14:49 UTC 版)

富士型戦艦」の記事における「艦形」の解説

本型の船体形状乾舷の高い平甲板船体衝角の付く艦首から艦首甲板上に30.5cm連装主砲塔が1基、その背後司令塔組み込んだ箱型艦橋からミリタリーマストが立つ。ミリタリーマストとはマストの上部あるいは中段に軽防御見張り台配置し、そこに37mm~47mmクラス機関砲速射砲)を配置した物である。これは、当時水雷艇による奇襲攻撃迎撃するために遠くまで見張らせる高所に対水雷撃退用の速射砲あるいは機関砲置いたのが始まりである。形状の違いはあれどこの時代列強各国大型艦多く用いられ様式であった本艦のミリタリーマストは外部梯子を持つ円筒となっており、頂部中段見張り台設けられた。前部ミリタリー・マストの背後には2本煙突が立ち、その周囲煙管型の通風筒立ち並ぶ艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドで運用された。艦載艇置き場後部には基部クレーンの付く後部ミリタリー・マストが立ち、その後ろの後部甲板上に2番主砲塔配置された。

※この「艦形」の解説は、「富士型戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「富士型戦艦」の記事については、「富士型戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 14:23 UTC 版)

クールベ級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の外観ダントン級戦艦(前弩級艦)を弩級戦艦リファインたような外観となっている。船体引き続き長船船体で、艦首形状垂直に切り立っていた。前弩級戦艦時代フランス戦伝統の「グランド・テル」と形容される複雑な艦上構造物はなりを潜め装甲司令塔煙突と単棒前後マスト砲塔以外はない、簡潔でいて重厚な外観となっていた。 艦首甲板上に1番・2番主砲塔背負い式に2基、2番主砲塔基部から上部構造物が開始し測距儀載せた装甲司令塔組み込んだ操舵艦橋両脇にはブリッジが1番煙突2番煙突接続されていた。船体中央部単脚式の前部マストが立ち、舷側甲板上に片舷に1基ずつ3番主砲塔4番主砲塔配置された。3番煙突背後には艦載艇並べられ、それらは3番煙突側面設けられクレーンが片舷1基ずつ計2基で運用されていた。上部構造物の末端部に後部艦橋に組込まれ後部マストが立ち、その背後5番・6番主砲塔背負い式に2基配置した主砲配置には苦心の跡が見受けられ前方向に30.5cm砲8門・13.9cm砲6門、左右方向最大30.5cm砲10門・13.9cm砲11門、後方向に30.5cm砲8門・13.9cm砲6門が指向できた。この時代でもフランス海軍横列陣での火力数にこだわっていたため、首尾火力重視していた。

※この「艦形」の解説は、「クールベ級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「クールベ級戦艦」の記事については、「クールベ級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 03:25 UTC 版)

レンジャー (CV-4)」の記事における「艦形」の解説

レンジャー」は艦首のみ乾舷の高い短船首楼船体で、艦載艇下ろすデリックから甲板一段下がっていた。艦首形状鋭角クリッパー艦首凌波性良好だった強度甲板である飛行甲板から機関室の上面である下甲板まで合計3枚甲板設けられていた。いわゆるギャラリーデッキ構造である。2段目の甲板格納庫設けられ、その両側側壁立てて飛行甲板設置していた。この様式はアメリカ海軍空母標準形となり、以降航空母艦もこれを踏襲していた。復原性については、芳しくない評価であった

※この「艦形」の解説は、「レンジャー (CV-4)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「レンジャー (CV-4)」の記事については、「レンジャー (CV-4)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 04:38 UTC 版)

アレテューズ (巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

3本シップ帆走マストと1本煙突を持つ木造巡洋艦として建造された。「アレテューズ」から水面下衝角付けられた。主砲の16cm単装砲は上部甲板上に片舷に張り出しスポンソン)2箇所設け、片舷2基ずつ計4基を配置し船体内部砲郭部に14cm単装砲を片舷11基ずつ計22基を装備した竣工後の1891年に主ボイラー機関修理行い、翌1892年行われた公試において速力17ノット発揮した

※この「艦形」の解説は、「アレテューズ (巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「アレテューズ (巡洋艦)」の記事については、「アレテューズ (巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 04:48 UTC 版)

アルジェリー (重巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

フランス近代巡洋艦長らく主流であった船首楼型から一転して水面から乾舷までが高い平甲板船体改められた。これは、複雑な加工要する船首楼型よりも平甲板型のほうが船殻重量軽減でき、艦内容積確保するためである。また、従来箱型艦橋前部マスト構造軽量な三脚採用していたが、本艦は塔型艦橋採用している。これは、従来三脚型式航海艦橋戦闘艦加え見張り台探照灯台を各段に分けて配置していたのだが、機能利便性考えて各階床面積充実させて行った所、大日本帝国海軍戦艦多く採用された「パゴダ・マスト」の如き様態を示すようになり、三脚利点である「軽量」が意味を成さなくなったためである。そのため、本艦から塔採用したまた、アルジェリー」は後述するが機関シフト配置採用しなかったために前級では二本あった煙突一本纏められ二番煙突があった場所は探照灯台となり、基部艦載艇水上機運用する二対のクレーンが付く。また、も「アルジェリー」から単脚から軽量な三脚になった。 他にも、それまでフランス重巡洋艦が完全な鋲接構造だったのに対してアルジェリー」は広範囲溶接取り入れており、これにより更に軽量化図った

※この「艦形」の解説は、「アルジェリー (重巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「アルジェリー (重巡洋艦)」の記事については、「アルジェリー (重巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 04:33 UTC 版)

アミラル・セシル (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状当時フランス海軍主力艦から軽艦艇に至るまで主に導入していたタンブル・ホーム船体である。これは、水線部から上の構造複雑な曲線用いて引き絞り船体重量軽減できる船体方式で、他国では帝政ロシア海軍ドイツ海軍アメリカ海軍前弩級戦艦巡洋艦にも採用された。外見上の特徴として水線下部艦首艦尾著しく突出し、かつ舷側甲板よりも水線装甲部分突出すると言った特徴的な形状をしている。このため水線下から甲板上るに従って船体は引き絞られ甲板面積小さくなっている。これは、備砲射界船体狭められずに広い射界得られることや、当時装甲配置方式では船体前後満遍なく装甲貼る全体防御方式」のために船体短くなればその分だけ装甲貼る面積減り船体軽量化出来るという目的に採られた手法である。

※この「艦形」の解説は、「アミラル・セシル (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「アミラル・セシル (防護巡洋艦)」の記事については、「アミラル・セシル (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 05:05 UTC 版)

アルミランテ・ラトーレ級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の基本設計はアイアン・デューク級に採り、艦首乾舷の高い短船首楼船体採用した浮力確保ため水面下に膨らみを持つ艦首から艦首甲板上に新設計の35.6cm砲を収めた連装式の主砲塔背負い配置で2基、2番主砲塔基部から六角柱の上構造物始まりその上に操舵艦橋設けられ、それを基部として頂上部中段部に見張り所を持つ三脚型前部マストが立つ。その背後には2本煙突が立ち、2番煙突のみ太かった。その周囲艦載艇置き場となっており、煙突間に設けられクレーン1基により運用された。中央部甲板上に3番主砲塔後ろ向きに1基配置され背後後部上部構造物が設けられ後部見張り所を基部として簡素な後部マスト立った後部甲板上に4番5番主砲塔後ろ向き背負い式で2基が配置された。副砲の15.2cm速射砲単装砲架上部構造物の前側に2基ずつ、船首楼に4基ずつ後部構造物側面に2基ずつの片舷8基の計16基が配置していたが、後部構造物副砲3番・4番5番主砲塔が片舷射撃を行うと爆風まともに受けるために撤去されて門数が12門へと減少した1929年から1931年にかけてイギリス近代化改装実施した前部マスト多層化し対空火器が10.2cm単装高角砲4基に更新された。水中防御強化のために舷側水線下にバルジ追加された。1932年から1938年後部甲板上にカタパルト1基を増設しフェアリーIII水上機1機を運用していたが航空兵装は1941年全撤去された。

※この「艦形」の解説は、「アルミランテ・ラトーレ級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「アルミランテ・ラトーレ級戦艦」の記事については、「アルミランテ・ラトーレ級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 16:40 UTC 版)

タージュ (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状当時フランス海軍主力艦から軽艦艇に至るまで主に導入していたタンブル・ホーム船体である。これは、水線部から上の構造複雑な曲線用いて引き絞り船体重量軽減できる船体方式で、他国では帝政ロシア海軍ドイツ海軍アメリカ海軍前弩級戦艦巡洋艦にも採用された。外見上の特徴として水線下部艦首艦尾著しく突出し、かつ舷側甲板よりも水線装甲部分突出すると言った特徴的な形状をしている。このため水線下から甲板上るに従って船体は引き絞られ甲板面積小さくなっている。これは、備砲射界船体狭められずに広い射界得られることや、当時装甲配置方式では船体前後満遍なく装甲貼る全体防御方式」のために船体短くなればその分だけ装甲貼る面積減り船体軽量化出来るという目的に採られた手法である。 水線下に衝角を持つ艦首から艦首甲板上に主砲の16cmライフル砲単装砲架並列に2基、見張り所を持つ単脚式の前部マストが建つ。その後ろに司令塔下部組み込み両脇船橋ブリッジ)を持つ艦橋が建つ。船体中央部3本煙突が建つ。その周囲煙管型の通風筒が立ち並び、その周囲艦載艇置き場となっており、それらは2本1組のボート・ダビッドが片舷3組ずつ計6組運用された。舷側張り出す形で砲郭ケースメイト)が片舷3か所に設けられ2番から8番まで配置された。副武装の14cm砲は89mmの隔壁囲まれ甲板上に片舷5基ずつ計10基が配置した就役後のに16cm砲と14cm砲は速射砲改造され、14cm砲2門と45cm水中魚雷発射管3門を撤去された。

※この「艦形」の解説は、「タージュ (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「タージュ (防護巡洋艦)」の記事については、「タージュ (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 16:36 UTC 版)

スファクス (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状当時フランス海軍主力艦から軽艦艇に至るまで主に導入していたタンブル・ホーム船体である。これは、水線部から上の構造複雑な曲線用いて引き絞り船体重量軽減できる船体方式で、他国では帝政ロシア海軍ドイツ海軍アメリカ海軍前弩級戦艦巡洋艦にも採用された。外見上の特徴として水線下部艦首艦尾著しく突出し、かつ舷側甲板よりも水線装甲部分突出すると言った特徴的な形状をしている。このため水線下から甲板上るに従って船体は引き絞られ甲板面積小さくなっている。これは、備砲射界船体狭められずに広い射界得られることや、当時装甲配置方式では船体前後満遍なく装甲貼る全体防御方式」のために船体短くなればその分だけ装甲貼る面積減り船体軽量化出来るという目的に採られた手法である。 水線下に衝角を持つ艦首から艦首甲板上に主砲の16cmライフル砲単装砲架並列に2基、見張り所を持つ単脚式の前部マストが建つ。その後ろに司令塔下部組み込み両脇船橋ブリッジ)を持つ艦橋が建つ。船体中央部に2本煙突が建つ。その周囲煙管型の通風筒が立ち並び、その周囲艦載艇置き場となっており、それらは2本1組のボート・ダビッドが片舷3組ずつ計6組運用された。舷側張り出す形で砲郭ケースメイト)が片舷3か所に設けられ2番から8番まで配置された。副武装の14cm砲は甲板上に片舷5基ずつ計10基が配置した

※この「艦形」の解説は、「スファクス (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「スファクス (防護巡洋艦)」の記事については、「スファクス (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 06:19 UTC 版)

シュシェ (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状当時フランス海軍主力艦から軽艦艇に至るまで主に導入していたタンブル・ホーム船体である。これは、水線部から上の構造複雑な曲線用いて引き絞り船体重量軽減できる船体方式で、他国では帝政ロシア海軍ドイツ海軍アメリカ海軍前弩級戦艦巡洋艦にも採用された。外見上の特徴として水線下部艦首艦尾著しく突出し、かつ舷側甲板よりも水線装甲部分突出すると言った特徴的な形状をしている。このため水線下から甲板上るに従って船体は引き絞られ甲板面積小さくなっている。これは、備砲射界船体狭められずに広い射界得られることや、当時装甲配置方式では船体前後満遍なく装甲貼る全体防御方式」のために船体短くなればその分だけ装甲貼る面積減り船体軽量化出来るという目的に採られた手法である。 本艦船体形状は前級と同じく乾舷の高い艦首から低い艦尾までなだらかに傾斜する甲板船体である。水面部が突出した艦首から艦首甲板に16cm単装砲が防盾の付いた単装砲架で1基、司令塔の上両脇船橋ブリッジ)を持つ操舵艦橋設けられ艦橋基部として前部ミリタリー・マスト1本が立つ。 船体中央部には2本煙突が立ち、その周囲煙管状の通風筒により艦内換気した舷側甲板上に艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビッドが片舷4組ずつ計8組により運用された。舷側には2か所に張り出し設けられ16cm単装砲が1基ずつ配置された。後部甲板には後部ミリタリーマスト1本と16cm単装砲が後向きに1基である。

※この「艦形」の解説は、「シュシェ (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「シュシェ (防護巡洋艦)」の記事については、「シュシェ (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 06:05 UTC 版)

ミラン (巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状当時フランス海軍主力艦から軽艦艇に至るまで主に導入していたタンブル・ホーム船体である。これは、水線部から上の構造複雑な曲線用いて引き絞り船体重量軽減できる船体方式で、他国では帝政ロシア海軍ドイツ海軍アメリカ海軍前弩級戦艦巡洋艦にも採用された。外見上の特徴として水線下部艦首艦尾著しく突出し、かつ舷側甲板よりも水線装甲部分突出すると言った特徴的な形状をしている。このため水線下から甲板上るに従って船体は引き絞られ甲板面積小さくなっている。これは、備砲射界船体狭められずに広い射界得られることや、当時装甲配置方式では船体前後満遍なく装甲貼る全体防御方式」のために船体短くなればその分だけ装甲貼る面積減り船体軽量化出来るという目的に採られた手法である。 水線下に衝角を持つ艦首から艦首甲板上に主砲の10cmライフル砲単装砲架並列に2基、単脚式の前部マストが建つ。その後ろに2本煙突建ちその間両脇船橋ブリッジ)を持つ艦橋が建つ。その周囲艦載艇置き場となっており、それらは2本1組のボート・ダビッドが片舷1組ずつ計2組運用された。後部甲板上に2本のマストが立ち、主砲の10cmライフル砲単装砲架並列に2基の順であった

※この「艦形」の解説は、「ミラン (巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ミラン (巡洋艦)」の記事については、「ミラン (巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/28 03:37 UTC 版)

シャトールノー (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状フランス巡洋艦長らく主流となってきたタンブル・ホーム式の船体採用せず、没個性的な平甲板船体となった基本的に高い乾舷を持つ船体外洋での凌波性良好であった艦首から前向きに主砲として16cm単装砲を単装砲架で1基を配置下部司令塔外周船橋配置して商船風に艤装している露天式の艦橋構造商船式とし、その上に単脚式の前檣が立つ。艦橋構造背後から等間隔並んだ4本の煙突立っている。本艦通商破壊戦使用するため計画速力23ノット狙ったが、公試において18ノット21ノット速度間で船体後部振動するトラブルがあったが、2年後竣工にはトラブル解消して計画速力凌駕する24.18ノット俊足発揮した煙突周囲艦載艇置き場となっており、艦載艇用のボート・ダビットが2本1組で片舷3組で計6組設置された。4番煙突から後ろ艦尾甲板簡便な単脚後部船橋後ろ向きに主砲1基が配置された。舷側には半円形張り出しスポンソン)が片舷辺り3箇所設けられ、そこに14cm単装砲が片舷3基ずつ計6基配置された。

※この「艦形」の解説は、「シャトールノー (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「シャトールノー (防護巡洋艦)」の記事については、「シャトールノー (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 16:42 UTC 版)

レオン・ガンベッタ級装甲巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状は前型と同じく高い乾舷を持つ長船船体外洋での凌波性良好であった艦首から前向きに19.4cm連装主砲塔1基を配置艦橋構造大型化され箱型とし、その上に二段見張り所を持つミリタリー・マストが立つ。ミリタリー・マストの頂部見張り所は上段探照灯台で下段に4.7cm機関砲配置された。 艦橋背後に4本の煙突立っているが、ボイラー室前後振り分けた缶室分離配置を採っているために煙突2番煙突3番煙突の間は広く取られており、間に四角形通風筒立っている。 煙突周囲艦載艇置き場となっており、舷側艦載艇用の揚収クレーン片舷8基計16基が配置されている。4番煙突から後ろ簡便な単脚後ろ向きに19.4cm連装主砲塔1基が載る副砲前述通り16.3cm速射砲18門のうち12門が連装砲塔収められ船体中央部甲板上に等間隔で片舷3基の計6基が配置され残りは単装ケースメイト配置艦橋左右に1基ずつ、後左右に1基ずつの計4基が配置され前方方向最大6門、左右方向最大8門が指向出来た

※この「艦形」の解説は、「レオン・ガンベッタ級装甲巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「レオン・ガンベッタ級装甲巡洋艦」の記事については、「レオン・ガンベッタ級装甲巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 17:25 UTC 版)

エディンバラ級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

エディンバラ級基本デザインリアンダー級の拡大型として設計一新しており、艦首乾舷の高い長船船体採用している。軽いシア反り返り)の付いた艦首甲板から15.2cm速射砲三連装に収めた主砲塔背負い式で2基、船体比して大型すぎる塔型艦橋軽量な三脚型前部マストが立つ。 機関シフト配置変更のために2本煙突艦橋から大きく後方離されその間水上機施設となっており、中央甲板上に中心に対して角に埋め込まれカタパルト挟んで1番煙突基部クレーンが片舷1基ずつ計2基が配置された。これにより1番煙突後方対空火器集中しており、10.2cm高角砲連装砲架で片舷3基ずつ計6基を配置し、その下部舷側甲板上に53.3cm魚雷発射管三連装で片舷1基ずつ計2基配置された。構造物嵩上げされた事により2番煙突後部見張所と後部マスト位置上昇し上部構造物の上に配置され3番・4番主砲塔位置艦首側と同等となり後向きで2基が背負い配置された。 2番ベルファスト1956年から1959年にかけてデヴォンポート工廠近代化改装を受け、重量化するレーダーアンテナのために前後マスト複雑なラティスマスト更新したまた、化学兵器核兵器使用可で行動するために空調施設洗浄装備新たに搭載した。この時に丸み帯びた艦橋構造タイガー級に準じた角型艦橋構造一新された。

※この「艦形」の解説は、「エディンバラ級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「エディンバラ級軽巡洋艦」の記事については、「エディンバラ級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 09:02 UTC 版)

メイン (ACR-1)」の記事における「艦形」の解説

本艦基本構造艦首水面下衝角持ち、平甲板船体前後甲板上にミリタリーマストを1本ずつ配置し中央部箱型操舵艦橋と2本煙突配置した主武装本艦船体中央部に2基の連装主砲塔斜めに配置しており、1基の主砲艦首から艦尾まで片舷180度+反対舷側限定され範囲発射できる。この配置前方および後方には全主砲を向ける事ができるが、片舷方向には極めて限定され範囲しか向ける事ができなかった。 近代戦艦の基本形完成するまでイギリス海軍の「コロッサス級」やイタリア海軍カイオ・ドゥイリオ級」など各国主力艦でかなり採用されたものの、後に艦隊単縦陣を組むようになると、前後方向より舷側方向に対して主砲向けたほうが都合が良い判明しその後用いられなくなった本艦主機関は2基の主砲塔弾薬庫挟まれる形で船体中央部の主要防御区画(ボックス・シタデル)内部配置されており、石炭専焼円筒缶を片舷4基ずつ並列配置し計8基を備え、さらに3段膨張レシプロ機関左右1基ずつ、計2基を組み合わせた2軸推進である。最大出力は9,293馬力発生速力16.45ノット発揮できた。石炭896トン搭載できた。

※この「艦形」の解説は、「メイン (ACR-1)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「メイン (ACR-1)」の記事については、「メイン (ACR-1)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 16:52 UTC 版)

ヘルルフ・トロル級海防戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状は波の穏やかなバルト海運用するために乾舷低かったが、凌波性確保すべく艦首部分のみ高い短船首楼船体であり、「ペダー・スクラム」はより艦首部乾舷高められていた。水面下衝角の付く艦首から甲板1段分下がって艦首甲板上に「1893年型 24cm(45口径ライフル砲」を収める楕円筒型の単装主砲塔が1基を配置その後から上部構造部が開始し司令塔の上設けられ露天艦橋左右に船橋ブリッジ)を持つ。艦橋背後には中段見張り所を持つ簡素な単脚式の前部マストが立つ。船体中央部に1本煙突が立ち、その周囲には煙管型の通風筒大小様々に立ち並んだ上部構造の上艦載艇置き場となっており、2本で1組のボート・ダビットが片舷2組ずつ計4組により運用される上部構造物の後方後部マスト探照灯台が立った所で上部構造部が終了し後部甲板上に後ろ向きの24cm単装主砲塔が1基配置された。 副砲の15cm速射砲上部構造部の四隅位置する砲郭ケースメイト)部に1基ずつ計4基が配置された。近接火器として5.7cm速射砲舷側中央部に2基ずつと艦載艇置き場外側に3ずつの計10基を配置した。他に3.7cm単装機砲がブリッジに2基ずつと探照灯基部に2基ずつ、マスト見張り所に前側2基ずつと後側に2基ずつの計4基が配置された。この武装配置のため艦首方向最大で24cm砲1門・15cm砲2門・5.7cm砲2門・3.7cm砲4門が、舷側方向最大で24cm砲2門・15cm砲2門・5.7cm砲5門・3.7cm砲4門が指向できた。 各艦の船体サイズ相違以下の通り 艦名常備排水量常備排水量全長全幅吃水乗員数ヘルルフ・トロル 3,494トン 3.650トン 86.5m 15.1m 5.0m 254名 オルフィアツ・フィッシャー 3,592トン 3,700トン ← ← ← 256名 ペダー・スクラム 3,735トン 3,783トン 87.4m 15.7m ← 262

※この「艦形」の解説は、「ヘルルフ・トロル級海防戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ヘルルフ・トロル級海防戦艦」の記事については、「ヘルルフ・トロル級海防戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 15:01 UTC 版)

ヘルゴラント級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級は船体形状船首楼船体とした。軽構造全体的に低いシルエットとなっている。艦橋構造物は二層構造で、棒構造前檣とともに船首楼後端寄り設けられた。艦橋前と艦橋後方両舷の船首楼甲板上には10cm単装主砲各1基を配置した船首楼後方の主船体内は缶室区画で、甲板上には等間隔に4本の煙突があり、付近の両舷は端艇揚収位置となっている。船体中部から後部にかけての甲板左右両舷に、10cm単装主砲を片舷各3基ずつ配置した。 後も棒構造で、機械室区画後方甲板上に設けられた。45cm連装魚雷発射管3基は、4番煙突両脇に1基ずつの計2基と後甲板最後部に1基を配置した

※この「艦形」の解説は、「ヘルゴラント級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ヘルゴラント級軽巡洋艦」の記事については、「ヘルゴラント級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 15:00 UTC 版)

ヘルゴラント級戦艦」の記事における「艦形」の解説

船体前弩級戦艦以来伝統の平甲板型である。艦首から新設計の1911年50口径30.5cm砲を1基、司令塔組み込んだ操舵艦橋に組込まれた単棒前部艦載艇置き場三本煙突後部艦載艇置き場艦載艇運用クレーン三番煙突基部に二基設けられた。その中央部両舷に背中合わせ配置主砲塔2基を計4基配置した後部艦橋に組込まれた単棒後、6番主砲塔配置した

※この「艦形」の解説は、「ヘルゴラント級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ヘルゴラント級戦艦」の記事については、「ヘルゴラント級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 16:18 UTC 版)

ペトロパブロフスク級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状乾舷の高い平甲板船体であるが、「ツェサレーヴィチ」と同様に強く引き絞られ特徴的なタンブル・ホーム船体となっている。これは、水線部から上の構造複雑な曲線用いて引き絞り船体重量軽減できる船体方式で、他国では同時期のドイツ海軍アメリカ海軍前弩級戦艦巡洋艦などに多く採用された艦形である。外見上の特徴として水線下部艦首艦尾著しく突出し、かつ舷側甲板よりも水線装甲部分突出すると言った特徴的な形状をしている。このため水線面から甲板上るに従って甲板面積小さくなる傾向にある。これは、舷側配され備砲射界船体狭めずに広い射界得られることや、当時装甲配置方式では船体前後満遍なく装甲貼る全体防御方式」のために船体短くなればその分だけ装甲貼る面積減り船体軽量化出来るという目的に採られた手法である。 ほぼ垂直に切り立った艦首から艦首甲板に30.5cm連装主砲塔が1基、その背後司令塔組み込んだ艦橋からミリタリーマストが立つ。ミリタリーマストとはマストの上部あるいは中段に軽防御見張り台配置し、そこに37mm~47mmクラス機関砲(速射砲)を配置した物である。これは、当時水雷艇による奇襲攻撃迎撃するために遠くまで見張らせる高所に対水雷撃退用の速射砲あるいは機関砲置いたのが始まりである。形状の違いはあれどこの時代列強各国大型艦多く用いられ様式であった本艦のミリタリーマストは内部階段内蔵した円筒となっており、頂部見張り台設けられた。前部ミリタリー・マストの背後には断面図小判型の煙突二本立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、煙突の間に片舷1基ずつ設けられクレーン計2基により副砲塔を避けて水面上げ下ろしされた。舷側甲板上には副砲の15.2cm速射砲12門のうち8門を連装式の副砲塔に収めて背中わせに片舷2基ずつ計4基、残り4門を副砲塔2基の間の舷側ケースメイト砲郭配置で2基ずつ計4基4門を配置した艦載艇置き場後部には後部ミリタリー・マストが立ち、その後ろの後部甲板上に30.5cm連装主砲塔が後向きに1基配置された。この配置により艦首尾線方向最大30.5cm砲2門・15.2cm砲4門が指向でき、左右方向には最大30.5cm砲4門・15.2cm砲6門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「ペトロパブロフスク級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ペトロパブロフスク級戦艦」の記事については、「ペトロパブロフスク級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 16:12 UTC 版)

ベレロフォン級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状は、前艦に引き続き高い乾舷を持つ長船船体であり、外洋での凌波性良好であった艦首から前向きに連装タイプの1番主砲塔1基を配置し、そこから甲板よりも一段高められた上部構造物の上に艦橋構造配置される艦橋下部司令塔を持つ箱型簡略化されており、この背後頂上部見張り所を持つ三脚型前部マストが立つ。 上部構造物は2本煙突両側から挟み込むように、舷側甲板上に2番3番主砲塔を片舷1基ずつの2基を配置するため、中央部側面大きく凹まされていた。この主砲配置のため、従来艦と異なり艦載艇煙突周囲限られたスペース配置せざるを得なくなった艦載艇は、三脚の主基部設けられたボート・ダビットで運用された。 2番煙突から後方上部構造物は終了し、その下から後部甲板が始まる。後部甲板上に後ろ向き4番5番主砲塔後部マスト後部見張り所を挟んで等間隔に2基配置された。副砲の10.2cm速射砲単装砲架主砲塔上に大部分設置されたが、一部艦橋側面2番煙突基部の上構造物側面ケースメイト砲郭配置された。 第一次世界大戦後は7.6cm高角砲および10.2cm高角砲設置、1番・5番主砲塔上に滑空台を設置して陸上機運用できるようにした。

※この「艦形」の解説は、「ベレロフォン級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ベレロフォン級戦艦」の記事については、「ベレロフォン級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 15:04 UTC 版)

ベインティシンコ・デ・マヨ級重巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状トレント級重巡洋艦元にしているが元設計の平甲板ではなく乾舷の高い長船船体凌波性良好であった。やや傾斜したクリッパー型の艦首甲板内部には水上機2基を格納しておける格納庫設けられており、甲板上に引き出され水上機艦首甲板埋め込まれカタパルトにより射出し、右舷側に設けられクレーンで揚収された。 その後主砲としてOTO 1931年型 19cm(52口径)砲を連装砲塔収めて背負い配置で2基を配置三脚式の前檣には三段見張り所が設けられ頂上部測距儀配置した舷側甲板上にはOTO 1930年型 10cm(47口径高角砲連装砲架等間隔に片舷3基ずつ計6基配置されていた。そこから甲板1段分下がって19cm連装砲塔が後向きに1基が配置された。 就役後運用実績基づいた改装が行われ、前部マストの高さを減じると共に後部マスト高くされた。1937年には艦首格納庫廃止され替り1939年煙突背後旋回式のカタパルト新設された。また同時期に煙突の上部が延長され高くなった。1940年代イギリス製の285レーダー装備された。 1950年6月には4cmポンポン砲全て撤去され新たにボフォーズ 4cm(56口径機関砲連装砲架で4基が搭載された。更に1956年には10cm高角砲減じられ水上機施設撤去してボフォーズ 4cm連装機関砲が6基追加された。

※この「艦形」の解説は、「ベインティシンコ・デ・マヨ級重巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ベインティシンコ・デ・マヨ級重巡洋艦」の記事については、「ベインティシンコ・デ・マヨ級重巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 22:14 UTC 版)

ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本艦船体形状艦首から第三主砲塔下部まで全く傾斜シア)のない甲板が続く長船船体採用している。艦首甲板上に新設計の「OTO 1934年型 38.1cm(50口径)砲」を三連砲塔収め1番・2番主砲塔背負い式に2基を配置その後にプリエーゼ将軍考案による直径異な円筒積み重ねたような特徴的な塔型艦橋が立つ。プリエーゼ将軍手掛けたライモンド・モンテクッコリ級軽巡洋艦発展系であり、彼は日本海軍改装戦艦(パゴダマスト)や重巡艦橋について「八方美人的で個性がなく、平時訓練には便利だが、実戦には向かない。」と評価したという。本級の艦橋構成は上から装甲射撃方位盤室、上下2段重ねられ装甲7.2m測距儀塔、戦闘艦操舵艦橋の順で、艦橋全体装甲覆われているために司令塔設けられていない艦橋後部にはアンテナ線展開するためのポール・マストが立ち、船体中央部頂上部にファンネル・キャップを持つ2本煙突が立つ。2番煙突後部から艦載艇置き場となっており、円筒積み重ねたような形状後部艦橋基部付いたクレーン1基により運用された。なお、この時期イタリア海軍大型ゴムボート艦載艇一部として運用しており、これを後基部立てかけたり、副砲の上置いて甲板スペース節約努めていた。 3番主砲塔はタービン・シャフトをクリアするために最上甲板終端部に一段高められて後向きに1基が配置され、そこから甲板一段下がった後部甲板上に水上機射出用のカタパルト1基と水上機用のクレーン1基が配置された。本艦副砲の「OTO 1936年型 15.2cm(55口径速射砲」を新設計の三連砲塔収め艦橋3番主砲塔側面部に1基ずつの計4基を配置していた。艦首副砲塔の後方舷側甲板上に「Ansaldo and OTO 1939年型 9cm(50口径高角砲」が断片防御程度装甲出来た円筒形の防盾を付けられ単装砲架で片舷6基ずつ計12基を配置していた。この武装配置により艦首方向最大で38.1cm砲6門、15.2cm砲6門を、舷側方向最大で38.1cm砲9門、15.2cm砲6門、9cm砲6門を、艦尾方向最大で38.1cm砲3門、15.2cm砲6門を指向できた。舵は主舵を中央1枚と副舵を外軸と内軸の間に1枚ずつの計2枚配置していた。

※この「艦形」の解説は、「ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦」の記事については、「ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 01:31 UTC 版)

キング・ジョージ5世級戦艦」の記事における「艦形」の解説

艦首形状垂直に切り立った形状であり、凌波性劣っていた。前級と同様に主砲塔艦首方向仰角0度で射撃可能という要求を満たすために艦首甲板上のシア反り返り)は全くなく、冬の北大西洋では艦首砕けた波浪が1番主砲塔だけではなく2番砲塔基部まで降り注いだ艦橋構造は前級から用いられた塔型艦橋ベースに、大戦間クイーン・エリザベス級行われた近代化改装技術蓄積にならい、これまでの戦艦用いられた重装甲司令塔廃して小口径弾に対応する程度装甲施した一体型の塔型艦橋となり、下から操舵艦橋上部艦橋将官艦橋の順に構成され頂上部見張りの上主砲用4.58m測距儀が1基、その左右に副砲測距儀並列に1基ずつ計2基が三角形状に配置されその間対空管制室が設けられている。 艦橋背後簡素な前向き三脚式の前部マストが立ち、2本煙突機関シフト配置により前後離され煙突間には首尾線に対し垂直に左右に伸びるカタパルト設けられており、水上機左右どちらにも射出出来た2番煙突後部艦載艇置き場になっている2番煙突基部には橋桁クレーンが片舷1基ずつ計2基が設置されており、水上機回収艦載艇運用用いられた。船体後部には後部艦橋設けられ三脚式の後部マストが後向きに立つ。後部甲板上に3番主砲塔が後向きに1基が配置された。 消磁コイルは後に艦内方式改められている。 デューク・オブ・ヨーク凌波性の不足が良く判る写真1941年行われたソ連への船団護衛時に撮影されアンソン艦首砕けた波が主砲塔2基にまで届いて結氷した。 1941年撮られプリンス・オブ・ウェールズ

※この「艦形」の解説は、「キング・ジョージ5世級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「キング・ジョージ5世級戦艦」の記事については、「キング・ジョージ5世級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/26 04:58 UTC 版)

ファー・ディ・ブルーノ (モニター)」の記事における「艦形」の解説

従来モニター艦船体主砲塔最低限航行能力持っていたが、本艦特徴としてハシケ利用したために上面から見て完全な長方形抵抗の強い船体形状であったこのためMTBから流用した機関をもってしても速力3ノット限度であったその代わり陸上砲台からの攻撃考慮して船体中央部バーベット配置され主砲塔装甲別個天蓋には半円形装甲板追加され甲板形状中心線上から水面上に向かってゆるく傾斜させ整形されていた。 主砲塔後方三脚型の主マストが立ち、頂上部測距儀設置した見張り所が設けられていた。その後方に操舵艦橋と1本煙突が立つ以外は射界制限する物はなかった。

※この「艦形」の解説は、「ファー・ディ・ブルーノ (モニター)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ファー・ディ・ブルーノ (モニター)」の記事については、「ファー・ディ・ブルーノ (モニター)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 14:38 UTC 版)

ラペルーズ級巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

ラペルーズ艦首 ラペルーズ中央部 ラペルーズ艦尾 本級の船体形状当時フランス海軍主力艦から軽艦艇に至るまで主に導入していたタンブル・ホーム船体である。これは、水線部から上の構造複雑な曲線用いて引き絞り船体重量軽減できる船体方式で、他国では帝政ロシア海軍ドイツ海軍アメリカ海軍前弩級戦艦巡洋艦にも採用された。外見上の特徴として水線下部艦首艦尾著しく突出し、かつ舷側甲板よりも水線装甲部分突出すると言った特徴的な形状をしている。このため水線下から甲板上るに従って船体は引き絞られ甲板面積小さくなっている。これは、備砲射界船体狭められずに広い射界得られるラペルーズ艦首14cm単装砲2基 ラペルーズ艦尾14cm単装砲1基 本艦の船体形状は前級と同じく乾舷の高い艦首から低い艦尾までなだらかに傾斜する甲板船体ブリッグ形式帆走マスト3本供えていた。水面部が突出した艦首から艦首甲板上に主砲の14cm単装砲が旋回砲載せられ並列に2基、船体中央部防楯付いた単装砲架で片舷6基ずつ、艦尾側に14cm単装砲が旋回砲載せられて1基の計15基である。1番マスト2番マストの間に船橋ブリッジ)が設けられ中央部露天操舵艦橋となっている。船体中央部の1本煙突は「プリモゲ」のみ細身2本煙突であった煙突周囲艦載艇置き場となっており、船体中央部舷側に2本1組ボート・ダビットが片舷2組の計4組により運用された。後部甲板上に3番マストの順である。

※この「艦形」の解説は、「ラペルーズ級巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ラペルーズ級巡洋艦」の記事については、「ラペルーズ級巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 14:28 UTC 版)

ヤコブ・ヴァン・ヘームスケルク (海防戦艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状はこの当時列強主力艦同じく排水量比較して凌波性良くするために乾舷高められた平甲板船体採用している。水面下衝角の付く艦首から全く傾斜のない艦首甲板上に「クルップ 1902年型 24cm(40口径)砲」を収めた主砲塔が1基、司令塔下部組み込み両脇船橋ブリッジ)を持つ箱型艦橋簡素な単脚式の前檣、1本煙突周囲には煙管型の通風筒が立ち、煙突後部艦載艇置き場となっており、2本1組で片舷2組ずつのボート・ダビットにより運用される簡素な単脚式の後、そこから一段下がって後部甲板上に後ろ向きの24cm単装主砲塔の順である。副砲の15cm単装砲は単装砲架で片舷3基ずつ計6基を装備した副砲首尾方向への射界を少しでも得るために船体一部を切り欠いている。この武装配置により艦首方向に24cm砲1門、15cm砲2門が、舷側方向に24cm砲2門、15cm砲3門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「ヤコブ・ヴァン・ヘームスケルク (海防戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ヤコブ・ヴァン・ヘームスケルク (海防戦艦)」の記事については、「ヤコブ・ヴァン・ヘームスケルク (海防戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 13:48 UTC 版)

ボルツァーノ (重巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦原型トレント級であるが、各部ザラ級の影響色濃く出ている。艦首水線下には引き続きバルバス・バウ採用していた。艦首甲板上に1・2番主砲塔背負い式で2基が配置された。操舵艦橋内部容積拡大のため大型化し、上部に五脚載せた塔型艦橋となった。この五脚と1番煙突との間に起き乱流により煤煙逆流しやすかったため、塔型艦橋と1番煙突側面一体化して煤煙逆流防いでいた。これはザラ級のポーラ倣った構造である。五脚構成頂上部測距儀載せ中部戦闘艦配置していた。 艦橋背後には機関シフト配置のために前後離された2本煙突が立つが、ここには新設旋回カタパルト1基が配置された。前級までは艦首甲板カタパルト埋め込んでいたが、水上機射出時に艦首からの風を受けて発艦するには都合良かったが、海が荒れると波浪艦首甲板を荒い、発艦作業妨げ欠点があった。本級はこの欠点是正した。水上機露天で3機まで置けた。このため艦載艇2番煙突周囲配置され水上機艦載艇運用には2番煙突前方に立つ後部三脚基部付いたクレーン1基により運用された。 舷側甲板上には高角砲が防盾付き連装砲架で片舷4基ずつ計8基が配置されていた。2番煙突後方後部甲板上に後ろ向きに3・4主砲塔背負い式に2基配置した艦尾水面下には中央大型一枚舵を挟むように片舷2軸ずつ計4軸にスクリュープロペラ付いていた。

※この「艦形」の解説は、「ボルツァーノ (重巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ボルツァーノ (重巡洋艦)」の記事については、「ボルツァーノ (重巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 14:20 UTC 版)

ミナス・ジェライス級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の基本設計を「ドレッドノート」に採っていたが、船体形状同世代イギリス海軍弩級戦艦採用していた短船首楼型でなく、工事容易な甲板船体採用していた。水面下衝角ラム)を持つ艦首から艦首甲板上に「1908年Mark X 30.5cm(45口径)砲」を連装式の主砲塔収めて背負い式に2基を配置艦上構造物レイアウトは「ドレッドノート」に準じており、司令塔下部組み込む操舵艦橋背後に2本煙突が立ち、その間には後向き三脚式の前部マストが立つ。この配置のために主マスト前後煙突挟まれ事になり、頂上部見張り所は高温煤煙直撃悩まされた。 煙突周囲艦載艇置き場となっており、主マスト基部とするクレーン1基と片舷1基ずつ計2基付いたデリックにより運用された。舷側甲板中央部には3番・4番主砲塔前後オフセットして片舷1基ずつ配置されていたが、艦上構造物があるために反対舷への射撃不能であった2番煙突背後後部司令塔設けられ、それを基部として背の低い三脚式の後部マストが立ち、後部甲板上に5番・6番主砲塔背負い式に2基が配置された。 本級には原型にはない副砲竣工時からあり、「1909年12cm50口径速射砲」を艦上構造物四隅上下に2基ずつ配置して甲板上に8門を配置舷側中央部ケースメイト配置で片舷7基を配置していたが端部の4門の首尾方向射界を得るために船体を切りかいていた。この武装配置により艦首方向最大30.5cm砲8門と12cm砲6門、左右方向最大30.5cm砲10門と12cm11門を向けることが出来たネームシップの「ミナス・ジェライス」のみ1920年代近代化改装受けており、外見上の相違点では老朽化した主機関更新した際に、その際問題があった2本煙突撤去してマスト後方新たに大型の1本煙突建て替えた点である。 艦橋背後煙突撤去されたために艦橋構造大型化でき、細かい所では操舵艦橋測距儀載せた上下二段となり、前部マスト頂上部露天であった見張り所は密閉化され射撃方位盤室が設けられた。方位盤室の下には僚艦射撃諸元指示する時計型のレンジ・クロック(距離時計)が設置された。レンジ・クロックとは本来は測距儀射撃方位盤計算した射撃諸言を砲員に視覚的に示すメーターであるが、艦隊行動時に僚艦敵艦への針路と距離を示す大型の物であった。 主マストの脚には三段見張り所が設けられ、1段・2段目には探照灯設置され3段目は船橋ブリッジ化して艦橋接続されていた。他に後部司令塔上の三脚マスト後部艦橋設けられ代わりに十字型簡素なマスト交換された。斉射時に爆風被害有った艦上構造物12cm副砲8基は撤去し船体中央部ケースメイト配置だけの14基に減じられた。

※この「艦形」の解説は、「ミナス・ジェライス級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ミナス・ジェライス級戦艦」の記事については、「ミナス・ジェライス級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 16:05 UTC 版)

ラ・ガリソニエール級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状フランス近代巡洋艦伝統船首楼船体で、水面からクリッパ―型艦首甲板までの乾舷高く、本級の凌波性能が高いことをうかがわせる軽くシア甲板傾斜)の付いた艦首甲板から本級より新設計の「1935年型 15.2cm(55口径速射砲」を三連砲塔納め1・2番主砲塔背負い式で2基、司令塔組み込んだ艦橋基部に持つ軽量な三脚型前部マスト立った所で船首楼終了し、そこから甲板一段下がった船体中央部の2本煙突が立つ。 2本煙突間隔広く取られて間に艦載艇揚収クレーンが片舷1基ずつ計2基あり、その左右艦載艇置き場となっている。なお、舷側甲板上に「1930年型 9cm(50口径高角砲」を連装砲架で片舷2基ずつの計4基あり、その連装高角砲挟まれる様に55cm連装水上魚雷発射管を片舷1基ずつ計2基装備した2番煙突背後箱型水上機格納庫があり、屋根から簡素な単脚式の後生え、その左右に水上機揚収クレーンが計2本生える。 水上機格納庫シャッター3番主砲塔向かって左右に別々に開く。その3主砲塔天蓋部に水上機射出カタパルト乗る艦尾形状切り落としたのようなスターン・バウで、艦尾上端部にハイン・マットと呼ばれる水上機揚収施設内蔵されている。なお、艦尾にも水上機揚収クレーンが1基付く。 1942年11月27日トゥーロン港自沈で本級3隻が失われた残った3隻は自由フランス軍所属する1943年グロワール (Croiseur Gloire) 、ジョルジュ・レイグ (Croiseur Georges Leygues) 、モンカルム (Croiseur Montcalm) は13.2mm連装機銃全て水上機施設後部マスト撤去しボフォース 4cm(56口径四連機関砲6基とエリコン 2cm76口径)単装機銃6基(「モンカルム」は12基)を追加して対空火器強化しSASFレーダー搭載した

※この「艦形」の解説は、「ラ・ガリソニエール級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ラ・ガリソニエール級軽巡洋艦」の記事については、「ラ・ガリソニエール級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 14:36 UTC 版)

ラドロア級駆逐艦」の記事における「艦形」の解説

船体は短船首楼船体であったクリッパー艦首から乾舷の高い艦首甲板上に13cm速射砲を防盾の付いた単装砲架背負い式に2基を配置2番主砲基部から上部構造物が始まりその上に測距儀載せた箱型艦橋両脇船橋ブリッジ)を設けた艦橋簡素な三脚式の前部マスト立った所で船首楼終了し甲板一段下がって3本煙突が立つ。その周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷1基ずつ計2基で運用された。3番煙突後部船体中央部に55cm三連魚雷発射管直列に2基が配置された。後部甲板上に後部マストが立ち、その背後13cm主砲後ろ向きに背負い式で2基配置された。

※この「艦形」の解説は、「ラドロア級駆逐艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ラドロア級駆逐艦」の記事については、「ラドロア級駆逐艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 09:07 UTC 版)

アルベルト・ディ・ジュッサーノ級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級は高速発揮発揮しやすくするために同時期のイギリス海軍巡洋艦同じく縦横の比率の強い細長い船体形状採用し復元性良くするためにタンブル・ホーム型の船体を採っていた。艦首浮力のために水線下が突出した艦首から艦首甲板上に箱型連装砲塔納めた1・2番主砲塔背負い式で2基配置。塔型艦橋基部として頂上部測距儀載せた前部三脚が立つ。艦橋背後には2本の煙突が立つが機関シフト配置のために前後離されており、間には高角砲が防盾付き連装砲架並列に3基が配置されていた。2番煙突周囲艦載艇置き場となっており、後部三脚基部付いたクレーン1基により運用された。後部甲板上に後ろ向きに3・4主砲塔背負い式に2基配置された。 小型船体重武装施したために建造後に後部三脚単脚マスト改造し後部測距儀撤去せざるを得なかった。

※この「艦形」の解説は、「アルベルト・ディ・ジュッサーノ級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「アルベルト・ディ・ジュッサーノ級軽巡洋艦」の記事については、「アルベルト・ディ・ジュッサーノ級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 09:14 UTC 版)

エマヌエレ・フィリベルト・デュカ・ダオスタ級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

水線下にバルバス・バウを持つ突出した艦首から艦首甲板上に1・2番主砲塔背負い式で2基配置。前級に引き続き艦橋構造はウンベルト・プリエーゼ造船中将考案円筒型艦橋であるが窓の周囲に遮風装置設けられた点が異なる。艦橋背後には2本の煙突が立つが機関シフト配置のために前後離されており、間には水上機射出用の旋回カタパルトが1基配置された。1番煙突左右に53.3cm三連魚雷発射管が片舷1基ずつの計2基配置した2番煙突前部後部三脚が立ち、2番煙突周囲艦載艇置き場となっており、後部三脚基部付いたクレーン1基により水上機艦載艇運用された。後部甲板上に後ろ向きに3・4主砲塔背負い式に2基配置した高角砲は防盾付き連装砲架2番煙突後方舷側甲板上に片舷1基ずつと、3番主砲塔前方に1基の計3基が逆三角形状に配置された。 大戦中の1943年魚雷発射管航空艤装、13.2mm機銃撤去されかわりに2cm機銃12搭載された。

※この「艦形」の解説は、「エマヌエレ・フィリベルト・デュカ・ダオスタ級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「エマヌエレ・フィリベルト・デュカ・ダオスタ級軽巡洋艦」の記事については、「エマヌエレ・フィリベルト・デュカ・ダオスタ級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 09:11 UTC 版)

ライモンド・モンテクッコリ級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

水線下にバルバス・バウを持つ突出した艦首から艦首甲板上に1・2番主砲塔背負い式で2基配置した。本級から艦橋構造はウンベルト・プリエーゼ造船中将考案円筒型艦橋更新され、同海軍近代化改装後弩級戦艦コンテ・ディ・カブール級」に似た頂上部断片防御程度の防盾が施され測距儀載せた円筒型艦橋が立つ。艦橋背後には2本の煙突が立つが機関シフト配置のために前後離されており、間には水上機射出用の旋回カタパルトが1基配置された。1番煙突左右に53.3cm連装魚雷発射管が片舷1基ずつの計2基配置した2番煙突前部後部三脚が立ち、2番煙突周囲艦載艇置き場となっており、後部三脚基部付いたクレーン1基により水上機艦載艇運用された。後部甲板上に後ろ向きに3・4主砲塔背負い式に2基配置した高角砲は防盾付き連装砲架2番煙突後方舷側甲板上に片舷1基ずつと、3番主砲塔前方に1基の計3基が逆三角形状に配置された。 本級のうち戦没免れたライモンド・モンテクッコリ」は大戦後に塔型艦橋測距儀交換し中段左右に船橋設け艦橋後部から新たに前部マスト立てられ前後マスト上にレーダーアンテナが設置された。後に2番主砲塔撤去して機関砲増設した。

※この「艦形」の解説は、「ライモンド・モンテクッコリ級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ライモンド・モンテクッコリ級軽巡洋艦」の記事については、「ライモンド・モンテクッコリ級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 15:57 UTC 版)

ボロジノ級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状乾舷の高い平甲板船体であるが、「ツェサレーヴィチ」と同様に強く引き絞られ特徴的なタンブル・ホーム船体となっている。これは、水線部から上の構造複雑な曲線用いて引き絞り船体重量軽減できる船体方式で、他国では同時期のドイツ海軍アメリカ海軍前弩級戦艦巡洋艦などに多く採用された艦形である。外見上の特徴として水線下部艦首艦尾著しく突出し、かつ舷側甲板よりも水線装甲部分突出すると言った特徴的な形状をしている。このため水線面から甲板上るに従って甲板面積小さくなる傾向にある。これは、舷側配され備砲射界船体狭めずに広い射界得られることや、当時装甲配置方式では船体前後満遍なく装甲貼る全体防御方式」のために船体短くなればその分だけ装甲貼る面積減り船体軽量化出来るという目的に採られた手法である。 ほぼ垂直に切り立った艦首から艦首甲板に30.5cm連装主砲塔が1基、その背後司令塔組み込んだ艦橋からミリタリーマストが立つ。ミリタリーマストとはマストの上部あるいは中段に軽防御見張り台配置し、そこに37mm~47mmクラス機関砲(速射砲)を配置した物である。これは、当時水雷艇による奇襲攻撃迎撃するために遠くまで見張らせる高所に対水雷撃退用の速射砲あるいは機関砲置いたのが始まりである。形状の違いはあれどこの時代列強各国大型艦多く用いられ様式であった本艦のミリタリーマストは内部階段内蔵した円筒となっており、頂部見張り台設けられた。前部ミリタリー・マストの背後には断面図小判型の煙突二本立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、U字状のガントリークレーンにより副砲塔を避けて水面上げ下ろしされた。 艦載艇置き場後部には後部ミリタリー・マストが立ち、その後ろの後部甲板上に30.5cm連装主砲塔が後向きに1基配置された。本艦舷側甲板存在せず連装式の15.2cm副砲塔は前後艦橋側面部に1基ずつと船体中央部張り出し部に1基ずつで片舷3基計6基が配置された。この配置により艦首尾線方向最大30.5cm砲2門、15.2cm砲8門が指向でき、左右方向には最大30.5cm砲4門、15.2cm砲6門、7.5cm砲10門が指向でき強力な火力誇っていた。

※この「艦形」の解説は、「ボロジノ級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ボロジノ級戦艦」の記事については、「ボロジノ級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/04/12 22:08 UTC 版)

デストレ級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状フランス巡洋艦長らく主流となってきたタンブル・ホーム式の船体廃止し没個性的デザインとなった基本的に高い乾舷を持つ平甲板船体外洋での凌波性良好であった艦首から前向きに主砲として14cm単装砲架1基を配置下部司令塔組み込んだ露天式の艦橋構造箱型とし、その上に単脚式の前檣が立つ。艦橋構造背後から2本の煙突立っているが、フランス海軍ではボイラー室前後振り分けた缶室分離配置を採っているために煙突2番煙突3番煙突の間は広く取られ、間に単脚式の中央が立っつが竣工後に撤去された。 煙突周囲艦載艇置き場となっており、艦載艇用のボート・ダビットが片舷2基で計4基で運用される2番煙突から後ろ後部船橋簡便な単脚後ろ向きに主砲14cm砲1基が載る舷側には半円形張り出しスポンソン)が二箇所設けられ、そこに10cm単装砲が片舷2基ずつ計4基配置された。

※この「艦形」の解説は、「デストレ級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「デストレ級防護巡洋艦」の記事については、「デストレ級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 13:44 UTC 版)

カピターニ・ロマーニ級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状は前級までの長船船体とは異なり、強いシア有する甲板船体とした。前後甲板に、本級から採用され新設計の1938年型13.5cm(45口径主砲連装砲塔背負い式で各2基配置1・2番主砲塔後方には円柱型の測距儀載せた塔型艦橋軽量な三脚構造前檣がある。その後方の二本煙突の間には端艇揚収クレーンがあり、2番煙突前後端艇揚収位置となっている。 2番煙突前後には連装魚雷発射管上下配置した変形53.3cm四連魚雷発射管が2基配置されている。発射管この形態スペース節約のためのものであったが、実用性はよくなく不評であった。この発射管は両舷に発射可能であるため、片舷8本の魚雷射出可能である。 煙突両脇から艦尾にかけて、機雷投下軌条左右あわせて二対設けられている。 就役後1943年には、「アッティオ・レゴロ」と「シピオーネ・アフリカーノ」に国産のEC.3型レーダー搭載された。 「サン・ジョルジョ」と「サン・マルコ」は1963年から1965年にかけて候補生130名を収容できる練習艦改装されレーダー最新のものに改めとともに艦橋箱形となったほか、機関CODAG形式改められるなどの近代化改装受けて艦容一変した主砲は12.7cm(38口径高角砲連装砲架で3基、近接火器としてボフォーズ 4cm(56口径機関砲四連砲架で2基と連装砲架4基に改められた。他に対潜兵装としてランチア・バス3連装対潜迫撃砲1基と爆雷投射機4機が搭載された。 1962年撮影された「サン・マルコ」。 1959年撮影された「サン・マルコ」。

※この「艦形」の解説は、「カピターニ・ロマーニ級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「カピターニ・ロマーニ級軽巡洋艦」の記事については、「カピターニ・ロマーニ級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 23:15 UTC 版)

ワスプ (CV-7)」の記事における「艦形」の解説

ワスプ艦首艦尾のみ乾舷の高い船体形状であったが、ヨークタウン級問題となった上部構造物の大型化起因する船体傾斜対応するため船体形状左右異なるという特徴があった。艦首形状鋭角クリッパー艦首上端から側面にかけてブルワーク波除け板材Bulwark)を設けるなど従来空母よりも凌波性の向上に努めており、レンジャーヨークタウン級艦首部の高さが約12.2mであったのが本艦において約13.7mまで高くされており凌波性良好だった強度甲板である飛行甲板から機関室の上面である下甲板まで合計1枚甲板設けられていた。3段目の甲板格納庫設けられ、その両側側壁立てて飛行甲板設置していた。

※この「艦形」の解説は、「ワスプ (CV-7)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ワスプ (CV-7)」の記事については、「ワスプ (CV-7)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 07:02 UTC 版)

ハプスブルク級戦艦」の記事における「艦形」の解説

行動海域であるアドリア海は、波が穏やかであるものの島嶼多く随所に狭水道存在する環境であることから、これに適合した比較小型の艦形とし、速力同時期の他国戦艦より高速である。 艦首には衝角設けられていた。前甲板連装砲塔収められた24cm主砲1基を配置。艦中央部艦橋、ミリタリー・マスト式の単脚式の前後、2本の煙突があった。煙突周囲煙管型の通風筒が立ち並びその間艦載艇収容スペースとされた。後部甲板上には後ろ向きに24cm単装主砲塔配置された。副砲(15cm単装砲)は、舷側ケースメイト配置とし、舷側等間隔上下に2基ずつ3箇所の片舷計6基の配置で計12基を搭載した

※この「艦形」の解説は、「ハプスブルク級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ハプスブルク級戦艦」の記事については、「ハプスブルク級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 16:09 UTC 版)

ベローナ級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

艦首甲板主砲塔3基を背負い配置したためにトップヘビーであったため、本級では3番砲塔廃止して跡地には4cm四連ポンポン砲1基を配置して13.3cm連装高角砲4基となった。これと共に艦橋一段低くして低重心化された。また後方傾斜していた前後マストと2本煙突直立して外観イメージ変わったベローナ級はエディンバラ級軽巡洋艦流れをくむ長船船体となっていた。これは凌波性保ちつつ建造費を安価にすべく鋼材節約する工夫であった水線部ではイギリス条約重巡洋艦流れを汲む典型的な船体長を長くとり、船体の幅を抑え水の抵抗少な船体形状少な機関出力でも高速出しやすい形状であった垂直に切り立った艦首から全くシア反り返り)の無い艦首甲板上に13.3cm高角砲収めた連装式の主砲塔背負い配置で2基配置され2番砲塔基部から上部構造物が始まり近接火器として4cmポンポン砲四連砲架で1基を配置した測距儀対空測距儀載せた塔型艦橋三脚型前部マストが立つ。船体中央部には2本煙突前後間隔空けて立てられ煙突周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷に1組ずつ計2組により艦載艇運用された。 舷側甲板上には4cm四連ポンポン砲が片舷1基ずつ配置され2番煙突基部には282レーダー付き射撃管制装置載せた対空指揮所が設けられた。舷側ポンポン砲後方対艦攻撃用の53.3魚雷発射管三連装で片舷1基ずつ計2基が舷側甲板上に配置された。後部三脚型マスト後方3番・4番主砲塔が後向き背負い式で2基が配置された。

※この「艦形」の解説は、「ベローナ級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ベローナ級軽巡洋艦」の記事については、「ベローナ級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 22:08 UTC 版)

ペンシルベニア級装甲巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体構造は平甲板船体で、艦首から順に構造記述すれば艦首水面下には未だ衝角ラム)が付き艦首甲板上に20.3cmライフル砲楔形連装砲塔で1基を配置。その背後から上部構造物が始まり司令塔組み込んだ操舵艦橋基部として見張り所に単装機砲を配置するミリタリーマストが立つ。船体中央部に4本煙突が立ち、その周囲煙管状の通風筒が立ち並び舷側艦載艇置き場となっており、その運用グース・ネックの首)型のクレーン2基で運用された。 後部マスト立った所で上部構造物が終了し甲板一段下がった後部甲板上に20.3cm主砲塔後ろ向きに1基配置された。舷側には15.2cm速射砲上部構造物の四隅に1基ずつと舷側ケースメイト砲郭配置で5基ずつの片舷7基ずつ計14基が配置された。他に近接火器として7.6cm速射砲上部構造物と舷側甲板上に計18基を配置していた。 就役後1909年から1911年にかけて前部マストを籠状マストにする改装が行われ、この時に主砲新型の「Mark6 20.3cm45口径)砲」を連装砲塔で2基に更新したこの年ペンシルベニア後部甲板上に飛行甲板仮設して陸上機発艦着艦試験が行われた。 1914年から1919年にかけて15.2cm速射砲を「ピッツバーグ(旧ペンシルベニア)」は6基、「ハンティントン(旧ウエスト・バージニア)」「プエブロ(旧コロラド)」は10基が撤去され、他に7.6cm速射砲を6~8基を撤去した対空火器として「7.6cm(50口径高角砲」が単装砲架で2基を搭載した。この時にプエブロ(旧コロラド)」はボイラーがニクローズ式からバブコックス&ウィルコックス16基に改められた。1917年2月に「ハンティントン」は後部甲板上に飛行機滑走台が設置され水上機4機と気球1つ試験運用された。 第一次世界大戦後1922年に「ピッツバーグ(旧ペンシルベニア)」ではボイラー4基が撤去されたのに伴い前部マストに近い煙突1本が撤去され3本煙突となった

※この「艦形」の解説は、「ペンシルベニア級装甲巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ペンシルベニア級装甲巡洋艦」の記事については、「ペンシルベニア級装甲巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 01:18 UTC 版)

イルティス級砲艦」の記事における「艦形」の解説

本級の基本構造吃水の浅い平甲板船体で、全く甲板傾斜の無い艦首から主砲として防盾付きの「10.5cm(40口径速射砲」を単装砲架で1基を配置し背後簡素な単脚式のマストが立つ。船体中央部には上部司令塔置いた箱型艦橋背後に2本煙突が立ち、周囲艦載艇置き場となっており、艦載艇舷側に2本1組ボート・ダビット3組付いており、これで運用された。艦尾甲板上には簡素な単脚式のマストが1本立ち、その後部に10.5cm単装速射砲が1基配置されていた。

※この「艦形」の解説は、「イルティス級砲艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「イルティス級砲艦」の記事については、「イルティス級砲艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/19 07:21 UTC 版)

ベオグラード級駆逐艦」の記事における「艦形」の解説

本級の「ザグレブ」の模型 本級の「ザグレブ」の模型 本級の船体艦首乾舷の高い短船首楼船体外洋での凌波性良好なクリッパー艦首持っていた。艦首甲板上に「12cm46口径速射砲」を防盾の付いた単装砲架背負い式に2基、その後ろに近代的な箱型艦橋単脚式の前部マスト立ったところで船首楼終了し一段下がった中央部に2本煙突が立つ。煙突周り艦載艇置き場となっており、片舷2組ずつのボート・ダビッドにより運用された。2番煙突基部に立つ後部マストの下の中央部甲板上に55cm魚雷発射管三連装で直列に2基が配置されていた。後部甲板上に3番・4番主砲が後向き背負い式に2基配置された。

※この「艦形」の解説は、「ベオグラード級駆逐艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ベオグラード級駆逐艦」の記事については、「ベオグラード級駆逐艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 21:09 UTC 版)

アレッサンドロ・ポエリオ級駆逐艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状艦首乾舷のみ高い短船首楼船体である。艦の構造前部から記述すると、艦首甲板上に主砲の10.2cm速射砲単装砲架で1基配置、その背後操舵艦橋簡素な前部マストが立つ。船体中央部に2本煙突が立ち、その周囲には煙管型の通風塔が立ち並び空いた場所は艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビッドが片舷1組ずつ計2組により運用された。舷側部には2か所の張り出し設けられ10.2cm速射砲が片舷2基ずつ配置された。2番煙突後方中央甲板上に45cm連装魚雷発射管直列で2基配置され後部マスト後部見張所を挟んで後部甲板上に6番主砲が1基配置された。

※この「艦形」の解説は、「アレッサンドロ・ポエリオ級駆逐艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「アレッサンドロ・ポエリオ級駆逐艦」の記事については、「アレッサンドロ・ポエリオ級駆逐艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/19 06:01 UTC 版)

ツェンタ級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本艦船体形状乾舷の低い平甲板船体である。新造当時帆走考慮し前後マスト帆桁設けられていた。船体中央部には2本の煙突設けられた。 主砲は、前後甲板に各1基、舷側部にケースメイト配置で片舷3基配置された。

※この「艦形」の解説は、「ツェンタ級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ツェンタ級防護巡洋艦」の記事については、「ツェンタ級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 03:39 UTC 版)

アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

ドイツ海軍近代巡洋艦主流であった長船船体から一転して艦首から艦尾までが一直線の上甲板結ばれる甲板船体改められていた。これは複雑な加工要する船首楼型よりも平甲板型のほうが船殻重量軽減でき、工事も容易であるためである。また船体中央部平坦な形状であった艦隊構造は縦肋骨方式船体水密隔壁により14つのブロック分けられており、船体72%が二重底艦首水線下はバルバス・バウとなっていた。 各艦の船体サイズ相違以下の通り 艦名基準排水量満載排水量全長水線長全幅吃水アドミラル・ヒッパー 14,050トン 18,200トン 202.8m 195.5m 21.3m 7.7m ブリュッヒャー ← ← 203.2m ← 22.0m 7.2m プリンツ・オイゲン 14,680トン 18,750トン 207.7m 199.5m 21.7m 7.2m ザイドリッツリュッツオウ 14,240トン 19,800トン 210.0m ← 21.8m 7.9m

※この「艦形」の解説は、「アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦」の記事については、「アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/08/15 02:58 UTC 版)

デンマーク (装甲艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦基本構造3本マスト一本煙突を持つ装甲フリゲートとしてデンマークコペンハーゲン海軍造船所建造された。艦首水面下水平に突き立った衝角を持つ。水線部に最大厚124mmの鉄製装甲が貼られた。船体中央部の上構造物内にボックスシタデルが配置された。ボックスシタデルとは弾薬庫機関を守るために箱状似に装甲配置する当時防御様式で、本艦は254mmもの厚さを持つ装甲リベット組み立てられていた。その内部には60ポンド単装砲6基と24ポンド単装砲8基を配置していた。

※この「艦形」の解説は、「デンマーク (装甲艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「デンマーク (装甲艦)」の記事については、「デンマーク (装甲艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 05:15 UTC 版)

カナリアス級重巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状イギリス条約重巡洋艦流れを汲む水面から乾舷が高い典型的な甲板船体である。船体形状船体長を長くとり、船体の幅を抑えて水の抵抗抑える形状で、これは少な機関出力でも高速出しやすい形状とした。また、乾舷が高いということは外洋航行時の凌波性にも良好な性質が出るので巡洋艦には最適な艦形であった。本級の設計においてはケント級よりも顕著全長4m長く、幅は1.3m狭くなっていた。 上部構造物では。艦橋構造ケント級重巡洋艦採用された塔型艦橋である。操舵艦橋前方張り出したタイプシップと異な設計である。また、この時代英国軍艦としては珍しく集合煙突採用しているのが大きな特徴である。無論集合煙突の採用自体列強では珍しくはないが、重巡洋艦外見でそれと判るように煙突纏めたのは大日本帝国海軍くらいで、他国結合した煙路を船体内に隠すか煙突下部のみ露出させるのが一般的であった。しかし、本級では甲板上で2本の煙突途中で結合させた特異な形状をしており、2つ目の外観上のポイントとなっている。元来イギリス海軍自国艦は保守的に海外輸出する艦では新機軸テストする傾向強かったが、本級もそれに倣ったのである

※この「艦形」の解説は、「カナリアス級重巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「カナリアス級重巡洋艦」の記事については、「カナリアス級重巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 16:37 UTC 版)

ブラウンシュヴァイク級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状は波の穏やかなバルト海での運用が主であるため、海防戦艦的な水面から乾舷までが低い平甲板船体採用した水面下衝角ラム)の付いた艦首から艦首甲板上に28cm砲を収めた連装砲塔1基を直置きした。その背後から上部構造物が始まり基部司令塔組み込んだ操舵艦橋前部ミリタリー・マストが立つ。船体中央部等間隔に立つ3本煙突周囲艦載艇置き場となっており、煙突の間の片舷1本ずつのグース・ネックの首)型クレーン計2基により運用された。3番煙突背後後部ミリタリー・マストと後部司令塔が1基ずつ立った所で上部構造物が終了して後部甲板上に2番主砲塔を後向きに1基配置した副砲の17cm単装砲は舷側甲板上に砲塔形式で2基、舷側ケースメイト配置で5基ずつの片舷7基で計14基を配置した。この武装配置により艦首方向最大で28cm砲2門・17cm砲4門、舷側方向最大で28cm砲4門・17cm砲7門、艦尾方向最大で28cm砲2門・17cm砲4門が指向できる計算であった

※この「艦形」の解説は、「ブラウンシュヴァイク級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ブラウンシュヴァイク級戦艦」の記事については、「ブラウンシュヴァイク級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 08:13 UTC 版)

海天級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本型の船体形状乾舷の高い平甲板船体艦首水面下衝角の付く艦首から艦首甲板上に「アームストロング 20.3cm(45口径速射砲」を防盾の付いた単装砲架で1基、その背後から上部構造物が始まり前部探照灯台を基部として前部ミリタリー・マストが立ち、前後のミリタリー・マストには頂上部中部2段見張り所が設けられていた。マスト背後下部司令塔組み込んだ操舵艦橋両脇には船橋ブリッジ)が設けられていた。 船体中央部に2本煙突が立ち、煙突周囲煙管型の通風筒立ち並ぶ艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷3組ずつ計6組運用された。後部ミリタリー・マストと後部見張り所で上部構造物が終了し、そこから一段下がった後部甲板上に後ろ向き2番主砲が1基配置された。 舷側甲板上には副砲の「12cm40口径速射砲」が防盾の付いた単装砲架等間隔に片舷5基ずつ計10基が配置された。対水雷艇用に4.7cm速射砲が4基が前後ミリタリー・マスト中段見張り所に2基ずつと、舷側部には片舷に艦首艦尾に1基ずつと船体中央部に4基ずつの計12基を配置していた。この武装配置のため艦首方向最大で20.3cm砲1門・12cm砲2門・4.7cm砲3門が、舷側方向最大で20.3cm砲2門・12cm砲5門・4.7cm砲6門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「海天級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「海天級防護巡洋艦」の記事については、「海天級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 14:50 UTC 版)

ヴィースバーデン級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体は前級に引き続き長船船体採用していた。艦首前方強く傾斜したクリッパー型の艦首から中央部が狭い艦首甲板上に波きり板を設けた後ろ主砲の15cm速射砲を防盾の付いた単装砲架1番2番主砲並列配置で2基、その背後司令塔基部とする船橋ブリッジ)をのせた箱型艦橋前部マストが立つ。船体中央部等間隔並んだ3本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷2組で計4組により運用された。舷側甲板上には15cm速射砲が片舷2基配置された。3番煙突後方後部マストが立ち、船首楼末端部に7番主砲1基で、そこから甲板一段下がった後部甲板上に8番主砲後ろ向きに1基で疑似的背負い配置とされた。

※この「艦形」の解説は、「ヴィースバーデン級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ヴィースバーデン級軽巡洋艦」の記事については、「ヴィースバーデン級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 14:55 UTC 版)

八雲 (装甲巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状典型的な甲板船体であり、凌波性良くするために乾舷高く取られており、艦首水面下には未だ衝角ラム)が付いている。 主砲新設計の「20.3cm (45口径) 砲」を楕円筒形の連装砲塔纏め、1番主砲塔司令塔組み込んだ操舵艦橋単脚前檣等間隔並んだ三本煙突後ろ艦載艇置き場ダビット(ボート・クレーン)の基部兼ね単脚の後2番主砲塔の順である。「15.2cm (40口径) 砲」は12基も載せられ甲板砲廓部4基に舷側に2基の片舷6基が配置された。他には水雷艇対策艦首艦尾上甲板に「8cm (40口径) 単装速射砲」が12基、47mm単装速射砲12基が前檣・後上甲板分散配置された。

※この「艦形」の解説は、「八雲 (装甲巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「八雲 (装甲巡洋艦)」の記事については、「八雲 (装甲巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 18:01 UTC 版)

アルバトロス (水上機母艦)」の記事における「艦形」の解説

商船型の設計艦首艦舷が著しく高い長船船体であった船体における艦首甲板面積水上機運用するために広く取られており、艦首部には旋回式のカタパルト1基が配置し艦載機艦首甲板後部格納庫口から甲板上に左舷に1基、右舷直列に2基ずつ配置されクレーン計3基で運用された。 両脇船橋(ブジッジ)を持つ操舵艦橋基部として簡素な単脚式の前部マスト立った所で船首楼終了し甲板1段分下がった後部甲板上に1本煙突が立ち、その周囲には艦載艇並べられ舷側に2本1組のボート・ダビッドが片舷2組ずつ計4組運用された。主砲12cm高角砲は防盾の付いた単装砲架前部甲板上に並列で2基、後部甲板上に背負い配置で2基の計4基が配置された。

※この「艦形」の解説は、「アルバトロス (水上機母艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「アルバトロス (水上機母艦)」の記事については、「アルバトロス (水上機母艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 17:28 UTC 版)

ジュゼッペ・ミラーリア (水上機母艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦船体形状商船として設計された状態を色濃く残しており、船首船尾楼のあいだに高い上部構造物を設けて上面飛行甲板・その下を格納庫スペースとした。船体中央部上部構造物が集中配置され操舵艦橋両脇船橋ブリッジ)が設けられ簡素な単脚式のマストと2本煙突立っている以外はフラットな形状である。2番煙突基部としてデリック式のクレーン設置されておりハッチを介して搭載機の揚収が可能であった格納庫全通ではなく船体中央部8つボイラー配置する機関区があるため、水上機格納する格納庫前後の2か所に分かれていた。艦載機甲板上の前甲板右舷側と後部甲板左舷側の2か所に開けられシャッターと、側面設けられた計4つシャッターからクレーンにより甲板揚げられた。前部格納庫小型機水上機)用で後部格納庫大型機(小型飛行艇)用で計20機が搭載できた。 主武装の10.2cm速射砲格納庫のない船体前後に2基ずつ計4基が配置された。水上機母艦へと改装された事で重量増加したため、船体側面には浮力確保のためにバルジ追加された。 艦載機発艦は、前後甲板上に1条ずつ設置されレール台車により艦首艦尾設置されたガグノット式カタパルトによる射出もしくは船体の四か所に設置された揚収用クレーン4基による海上滑走により水上機運用された。就役後フランス製のハイン着水幕を1935年導入してマッキM5やM7などの飛行艇用いてテストされたが期待した成果得られ1938年撤去された。

※この「艦形」の解説は、「ジュゼッペ・ミラーリア (水上機母艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ジュゼッペ・ミラーリア (水上機母艦)」の記事については、「ジュゼッペ・ミラーリア (水上機母艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 22:16 UTC 版)

イドラ級海防戦艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状艦首水面下衝角をもつ乾舷の高い長船船体3本マスト中央部に2本煙突を持つ当時一般的な海防戦艦形態である。 本級は3本マストと2本煙突を持つターレット(tourelle)形式として設計・建造された。艦首から構造記述すると、長船船体であった艦首水面下には未だ衝角付いている。艦首甲板上に1番マストが立ち、船体中央部舷側甲板上に、装甲厚300mmから356mmにもなる装甲板リベット組み立てたバーベット持っており、そこに「カネー 27.4cm(36口径後装式ライフル砲」を防盾の付いた単装砲架で片舷1基ずつ計2基を配置した艦橋司令塔左右バーベット挟まれるように中心線上に配置されており、その背後前後離された2本煙突が立つ。2本の煙突中央には2番マスト立っており、その周囲艦載艇置き場となっていた。舷側に2本を1組とするボート・ダビッドが片舷に2組ずつ計4組運用された。2番煙突基部船首楼終了し、そこから甲板一段下がって3番マストがあり、後部甲板上に「カネー 27.4cm(28口径後装式ライフル砲」を収めた円筒状の単装主砲塔後ろ向きに1基が配置された。 副砲の「カネー 15cm(36口径後装式ライフル砲」は、艦首部設けられた砲室に単装砲架で1基、舷側主砲バーベット下部砲郭ケースメイト)に片舷2か所の砲門設けられ、そこから片舷2基ずつの計5基を配置した。他に対水雷艇用に「シュナイダー 8.5cm(22口径後装式ライフル砲」を単装砲架で4基。近接火器としてオチキス社製「オチキス 4.7cm(33口径)単装機砲」を艦首甲板上に単装砲架で4基、同「オチキス 3.7cm(23口径)単装機砲」を4基、オチキス 3.7cm(20口径)五連装機関砲を6基を搭載した対艦攻撃用に35.6cm水中魚雷発射管を単装で艦首に1門、舷側に片舷1門ずつ2門の計3門を装備した。この武装配置により艦首方向最大で27.4cm砲2門・15cm砲3門。左右方向最大で27.4cm砲2門・15cm砲2門、艦尾方向最大で27.4cm砲1門・15cm砲2門が指向できた。 就役後に3隻ともマスト帆走設備撤去し頂上部見張り所に小口径を搭載するミリタリーマストとなったが、「イドラ」と「スペツァイ」は艦橋背後に1番マスト移設して2番マスト撤去した。「イドラ」に比べ、「スペツァイ」の改装の方が徹底しており、より前弩級戦艦に近い艦容となっている。帆走設備撤去は「プサラ」も行われたが、「プサラ」は他2隻と艤装異なり艦橋基部として背の低い1番マスト移設し、低い箇所見張り台設けて水雷艇砲を左右1基ずつ計2門を配置し2番マスト高所設けられ見張り所に2門、背の低い3番マストも低い位置見張り所を設けて2門を配置した

※この「艦形」の解説は、「イドラ級海防戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「イドラ級海防戦艦」の記事については、「イドラ級海防戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 01:54 UTC 版)

石見 (戦艦)」の記事における「艦形」の解説

原設計であるボロジノ級戦艦トップヘビー復原性問題起き重量増加に伴う船体沈下により水線部分装甲帯が海中没するという欠陥があったため、それを改善する改良と、海戦得られ戦訓に伴う改装併せて行われることになった外観上の変化としては乾舷形状変更上部構造物の簡略化重量を食う副砲塔の撤去船体側面下部にあったケースメイト砲郭)式速射砲撤去などがある。重心低下重量軽減により吃水設計時のものまで回復させ、復原性能と防御性能を向上させた。 本級の船体形状乾舷の高い長船船体である。元々は「ツェサレーヴィチ」と同様の強く引き絞られ特徴的なタンブル・ホーム船体となっていたが、改装その特徴はほぼ無くなっている。 ほぼ垂直に切り立った艦首から艦首甲板に30.5cm連装主砲塔が1基、その背後司令塔の上載る両脇船橋ブリッジ)を持つ操舵艦橋背後から簡素な単脚式の前部マストが立つ。船体中央部にはイギリス式の2本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷3組ずつ計6組後部マスト基部付いたクレーン1基により運用された。後部マスト後方後部艦橋設けられた所で船首楼終了し甲板一段下がった後部甲板上に後部30.5cm連装主砲塔が後向きに1基配置された。 船首楼側面に在った副砲塔の跡地には副武装として20.3cm速射砲を防盾の付いた単装砲架で、舷側ケースメイト砲郭配置等間隔に片舷3基ずつ計6基を配置した前後のもの4基は下方位置変更されている。対水雷艇用の7.6cm速射砲単装砲架艦首側面部に片舷1基ずつ計2基と、艦上片舷2基ずつ計4基を分散配置した。他に艦尾側面に4.7cm速射砲を片舷1基ずつ計2基を配置した。 この配置により艦首尾線方向最大30.5cm砲2門・20.3cm砲2門が指向でき、左右方向には最大30.5cm砲4門・20.3cm砲3門、7.6cm速射砲3門、4.7cm速射砲1門が指向できた。就役後主砲塔上に7.6cm速射砲を1基ずつ計2基と前部マスト頂上部射撃観測所設けた

※この「艦形」の解説は、「石見 (戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「石見 (戦艦)」の記事については、「石見 (戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 18:27 UTC 版)

プロヴァンス級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体は前級に引き続き長船船体で、垂直に切り立った艦首形状持っていた。前弩級戦艦時代フランス戦伝統の「グランド・ホテル」と形容される複雑な艦上構造物はなりを潜め装甲司令塔煙突と単棒前後マスト砲塔以外はない、簡潔でいて重厚な外観となっていた。 「カネー Model 1912 34cm(45口径)砲」を連装砲塔収めて1番・2番主砲塔背負い式に2基、装甲司令塔組み込んだ操舵艦橋背後簡素な単脚式の前部マストが立つ。煙突本数は前級の3本から1本減った2本煙突だが、船体中央部3番主砲塔配置した関係によりボイラー室分散配置したために1番煙突2番煙突との間隔がより離された。2番煙突両脇艦載艇収用クレーン後部艦橋に組込まれ単脚式の後部マスト後部甲板上に後向き4番5番主砲塔背負い式に2基配置した。 本級の副砲である「カネー Model 1910 13.9cm(55口径速射砲」は前級同様に複数の単装砲を分散配置したが、前級と異なり首尾方向火力よりも縦列陣形時の片舷斉射門数を重視していた。1番2番主砲塔の間に2基、艦橋側面に2基、3番主砲塔側面に3基、2番煙突側面に2基、4番5番主砲塔側面に2基ずつの片舷11基の計22基を配置した。この武装配置により前方向に34cm砲4門・13.9cm砲4門、左右方向最大で34cm砲10門・13.9cm砲11門、後方向に34cm砲4門・13.9cm砲4門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「プロヴァンス級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「プロヴァンス級戦艦」の記事については、「プロヴァンス級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/28 15:54 UTC 版)

アルミランテ・グラウ級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体船首楼船体採用していた。垂直に切り立った艦首から中央部主砲の「ヴィッカーズ 15.2cm(50口径速射砲」を防盾の付いた単装砲架で1基、司令塔下部組み込んだ操舵艦橋基部として単脚式の前部マスト立った所で船首楼終了し甲板一段下がった所に2本煙突が立ち、その周囲煙管型の通風筒が立ち並び周り艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビット片舷2組、計4組により運用された。左右舷側甲板上に副砲として7.6cm速射砲が防盾の付いた単装砲架で片舷4基ずつ計8基配置されていた。装備位置の低い舷側砲波浪叩かれる事が多く砲架波除板が取り付けられていた。その後方の後部甲板後部マストが立ち、後部甲板上に15.2cm主砲後ろ向きに1基配置された。 就役後1925年に7.6cm速射砲2門が撤去され、さらに1936年に7.6cm速射砲2門・5.7cm速射砲6門全てと3.7cmガトリング砲2基が撤去され対空火器として7.6cm(40口径高角砲2基と13.2mm(76口径連装機銃2基が搭載された。 1942年から1944年近代化改装時艦橋密閉型となり、前部マスト頂上部射撃測距所を持つ三脚型となったまた、後部マスト撤去され機関砲座と後部見張り所が設けられた。13.2mm(76口径連装機銃2基と45cm水中魚雷発射管2門が撤去され対空火器として12.7mm(90口径)単装機銃7丁が追加された。

※この「艦形」の解説は、「アルミランテ・グラウ級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「アルミランテ・グラウ級防護巡洋艦」の記事については、「アルミランテ・グラウ級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 09:59 UTC 版)

コスタンツォ・チャーノ級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級はルイージ・ディ・サヴォイア・デュカ・デリ・アブルッツィ級の改良型艦橋構造ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦準じたものとされる予定であった。 本級の船体形状イタリア近代巡洋艦伝統長船船体で、艦首から前甲板までの乾舷はほぼ平で、本級の凌波能力はあまり重視されていないことをうかがわせる艦首甲板から本級より「1934年15,2cm55口径)砲」を1番砲塔三連砲塔に、2番砲塔連装砲塔納め1・2番主砲塔背負い式で2基、円筒積み重ねたような塔型艦橋背後に2本煙突が立つ。2番煙突背後艦載機運用スペースとなっており、射出カタパルト左右に1基ずつの計2基が配置された。なお、艦橋と後左右に1928年型 10cm(47口径)高角砲」を連装砲架で片舷2基ずつの計4基あり、その連装高角砲挟まれる様に53.3cm三連水上魚雷発射管を片舷1基ずつの計2基を装備した後部マスト基部としてクレーン1基が付いており、後部マスト左右艦載艇置き場となっていた。後部甲板には連装砲型の3番主砲塔三連装砲方の4番主砲塔後ろ向きに背負い式では位置された。

※この「艦形」の解説は、「コスタンツォ・チャーノ級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「コスタンツォ・チャーノ級軽巡洋艦」の記事については、「コスタンツォ・チャーノ級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/07/08 01:32 UTC 版)

ヴァルキリエン (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦は平甲板船体上に2本のマスト一本煙突を持つ防護巡洋艦としてデンマークコペンハーゲン海軍造船所建造された。艦首水面下突き立った衝角を持つ。主甲板部に最大厚64mmの装甲が貼られた。艦首甲板上にから主砲塔として装甲カバー付いた露砲塔収められた21cm単装砲が1基、頂上部見張り所を持つ単脚式の前檣後ろに、左右に船橋を持つ箱型艦橋があり、その後部に1本煙突が立つ。煙突後部艦載艇置き場となっており、片舷1組のボート・ダビットにより運用される。その背後前檣と同じ様式単脚式の後、そこから一段下がって後ろ向きの21cm単装砲の順である。副砲の15cm単装砲は単装砲架に防盾を付けられ舷側甲板上に前檣と後船体中央部の3箇所に、半円形砲郭設けて片舷3基ずつの計6基装備した

※この「艦形」の解説は、「ヴァルキリエン (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ヴァルキリエン (防護巡洋艦)」の記事については、「ヴァルキリエン (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/01/01 14:15 UTC 版)

寧海級巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

船体艦首に弱いシア持った船首楼船体である。艦橋デザイン集合煙突同世代古鷹型重巡洋艦類似性見られる船形比較して上部構造物が大きく日本海軍鹵獲編入後は改装時に重心降下対策施されている。 2番平海は、寧海比して方位盤支基・前檣等が改良され高角砲の数と装備位置異なり偵の搭載中止されている。

※この「艦形」の解説は、「寧海級巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「寧海級巡洋艦」の記事については、「寧海級巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/07/27 01:00 UTC 版)

ラタナコシンドラ級砲艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状船首楼であった船首楼上に主砲としてアームストロング製の15.2cm(45口径)単装砲を箱型砲塔収めて1基を配置下部司令塔組み込んだ操舵艦橋基部として頂上部見張り所を持つ単脚式のマストが1本立つ。船体中央部細身の1本煙突が立ち、煙突後部艦載艇置き場となっていた。艦橋両脇煙突両脇にはアームストロング 7.62cm(40口径)単装砲が1基ずつの計4基配置されていた。後部甲板上に簡素な単脚式の後部マストが立ち、そこから甲板1段分下がって2番砲塔が後向き配置された。

※この「艦形」の解説は、「ラタナコシンドラ級砲艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ラタナコシンドラ級砲艦」の記事については、「ラタナコシンドラ級砲艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/07/19 06:32 UTC 版)

ザンクト・ゲオルク (装甲巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

波の穏やかなアドリア海での運用が主であることから、船体形状乾舷比較的低い平甲板船体とした。艦首水線下には衝角ラム)を有している。 艦上には、前甲板に24cm連装式の主砲塔1基、後甲板に19cm単装砲を置き、艦中央部艦橋、2本のミリタリー・マスト・3本煙突配置した中央部煙突周囲端艇甲板となっている。 19cm副砲は、艦後部砲塔形式の他にも舷側中央部にも配置されており、19cm砲を単装砲架乗せケースメイト方式背中合わせで片舷2基ずつ配置したもので両舷で計4基が配置された。15cm砲主砲塔副砲塔の側面舷側ケースメイト配置艦首艦尾に2基ずつ計4基を配置した。7cm速射砲舷側甲板上に片舷4基ずつと後部見張りの上に1基の計9基を配置した。この武装配置により、艦首方向最大で24cm砲2門・19cm砲2門・15cm砲2門・7cm砲4門が、舷側方向には最大で24cm砲2門・19cm砲3門・15cm砲2門・7cm砲5門、艦尾方向には19cm砲3門・15cm砲2門・7cm砲5門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「ザンクト・ゲオルク (装甲巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ザンクト・ゲオルク (装甲巡洋艦)」の記事については、「ザンクト・ゲオルク (装甲巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/07/19 06:31 UTC 版)

カイザー・フランツ・ヨーゼフ1世級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状は、外洋航行考慮して比較乾舷の高い平甲板船体とした。艦首水線下には衝角設けられ水線付近に魚雷発射管がある。 前後甲板に24cm単装主砲各1基が配置され、艦中央部艦橋、棒構造前後、2本の煙突設けられた。煙突周囲端艇甲板となっている。艦尾水線付近に45cm魚雷発射管1基が設置されている。 主砲クルップ社製C/86 24cm(35口径)砲を採用した。この砲をフード付き露砲塔収めた。15cm副砲は、単装砲架装備され前檣・後2番煙突付近舷側半円形砲郭ケースメイト)に配置し、片舷3基ずつ計6基を装備した竣工後の1906年に、旧式化した主砲自国シュコダ社製15cm(40口径)砲に換装した。搭載型式搭載数は同じである。

※この「艦形」の解説は、「カイザー・フランツ・ヨーゼフ1世級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「カイザー・フランツ・ヨーゼフ1世級防護巡洋艦」の記事については、「カイザー・フランツ・ヨーゼフ1世級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/07/15 18:12 UTC 版)

ローマ級装甲艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体材料木材で、その形状艦首水面下衝角をもつ平甲板船体帆走用の3本バークマスト中央部伸縮式の1本煙突を持つ当時一般的な装甲艦形態である。船体側面は150mmの厚さ装甲板水線部ら砲門部まで覆われている。

※この「艦形」の解説は、「ローマ級装甲艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ローマ級装甲艦」の記事については、「ローマ級装甲艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 23:17 UTC 版)

イーグル (空母・初代)」の記事における「艦形」の解説

イーグルは、もともとチリ海軍向けにイギリス建造中だったアルミランテ・ラトーレ級戦艦2番艦アルミランテ・コクレン(Almirante Cochraneであった船体形状はアイアン・デューク級と同じく船首楼船体で、船体サイズ主砲に35.6cmを採用したためにアイアン・デューク級よりも船体長を約11.4m伸ばし全長201mとなった。これは、当時グランド・フリート戦艦では最長エジンコート (HMS Agincourt) の204.7mに次いで長かった艦首形状1910年代イギリス式設計の特徴である艦首浮力を稼ぐための水線下部前方向にせり出し形状となっていた。本来は主砲塔配置したであろう最上甲板上には幾多支柱を建て、その上に飛行甲板配置した艦首側の支柱凌波性良好とするために元の艦首構造延長して飛行甲板前部接続するように整形された。最上甲板上に15.2cm単装速射砲支柱支柱の間を埋めるように9基が配置された。 飛行甲板上には既存イギリス航空母艦フューリアスヴィンディクティヴアーガス)にはなかった上部構造物が設けられた。その形状飛行甲板スペース阻害しないよう上面から見て長方形設計され、これを船体中央部右側集中配置した上部構造物の最前部に艦橋配置しその上に巡洋戦艦フッドの物に似た三脚型前部マスト立てられた。頂上部には射撃方位盤室を乗せた箱型見張り所が設けられ、その下に測距儀を片舷1基ずつ計2基を配置した前部マスト後方に2本煙突が立ち、煙突断面は2本とも小判であった2番煙突後部簡素な単脚式の後部マスト立てられた。この上構造物長さ・幅は39.6m×5.5mにもなり、飛行甲板スペースの約20%占め巨大な構造となった上部構造物の後方には水上機運用するためのクレーン1基が配置した飛行甲板直下には高さ6.2mの格納庫設けられたが、格納庫舷側配置された15.2cm砲に挟まれ狭められ飛行甲板サイズ比較して約6割の面積しか取れなかった。

※この「艦形」の解説は、「イーグル (空母・初代)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「イーグル (空母・初代)」の記事については、「イーグル (空母・初代)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/29 23:41 UTC 版)

ギシャン (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状フランス巡洋艦長らく主流となってきたタンブル・ホーム式の船体控えめとし、没個性的デザインとなった基本的に高い乾舷を持つ長船船体外洋での凌波性良好であった垂直型艦首から前向きに主砲として16cm単装砲架1基を配置下部司令塔組み込んだ露天式の艦橋構造上部船橋を持つ箱型とし、その上に単脚式の前檣が立つ。艦橋構造背後から4本の煙突立っているが、フランス海軍ではボイラー室前後振り分けた缶室分離配置を採っているために煙突2番煙突3番煙突の間は広く取られ、間に単脚式のマスト立っている。 煙突周囲艦載艇置き場となっており、中部マスト基部前後に1基ずつ付いたボート・クレーン2基で運用された。4番煙突から後ろ後部船橋簡便な単脚式の後後ろ向きに主砲1基が載る舷側には角型張り出しスポンソン)が片舷に3箇所設けられ、そこに16cm単装砲が片舷3基ずつ計6基配置された。

※この「艦形」の解説は、「ギシャン (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ギシャン (防護巡洋艦)」の記事については、「ギシャン (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/11/20 20:00 UTC 版)

リアシュエロ (装甲艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦基本構造は平甲板船体3本マストと2本煙突を持つ装甲フリゲートで、艦首水面下衝角持ち船体中央部船橋を持つ艦橋背後に2本煙突が立ち、その周囲舷側甲板上に前後ずらして23.4cm単装砲2基を収めた砲塔を片舷1基ずつ配置していた。

※この「艦形」の解説は、「リアシュエロ (装甲艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「リアシュエロ (装甲艦)」の記事については、「リアシュエロ (装甲艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/11/20 20:05 UTC 版)

オーディン (装甲艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦基本構造は2本のマスト一本煙突を持つ装甲艦としてデンマークコペンハーゲン海軍造船所建造された。艦首水面下水平に突き立った衝角を持つ。水線部に最大厚203mmの鉄製装甲が貼られた。船体中央部の上構造物内にボックスシタデルが配置された。ボックスシタデルとは弾薬庫機関を守るために箱状似に装甲配置する当時防御様式で、本艦は254mmもの厚さを持つ装甲リベット組み立てられていた。その内部には25.4cm(15口径後装式単装砲を片舷2基ずつ計4基を配置していた。ボックスシタデルは上方から見て四角形をしており、4隅に前後左右16つの砲門開けられ床面レールで25.4cm砲の砲架移動させる事により前後左右最大2門を向ける事ができた。竣工後に近接戦闘用に上部構造物上に8.7cm単装砲4基が追加された。この武装配置により前後方向最大25.4cm砲2門、左右方向最大25.4cm砲2門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「オーディン (装甲艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「オーディン (装甲艦)」の記事については、「オーディン (装甲艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/11/20 07:14 UTC 版)

ドヴィエナザット・アポストロフ (海防戦艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦当時主流である平甲板船体で、艦首水面下衝角持ち艦首甲板から前部甲板上に「1877年型 30.5 cm30口径)砲」で連装砲架厚さ305mmにもなる装甲囲い前向きに1基を配置。 その真後ろから艦橋構造始まり司令塔下部組み込んだ箱形艦橋両側船橋ブリッジ)を持っていた。その背後中部装甲覆われ見張り所が設けられたミリタリー・マストで47mm砲や37mm砲が配置され前部単脚が1本立ち、その後部から機関区始まり断面円形の2本の煙突直列配置している。煙突周囲には艦内への吸気用として煙管型の通風筒が片舷4本ずつの計8本が立つ。煙突周囲艦載艇置き場となっており、前後単脚基部に1基ずつついたジブ・クレーンにより運用される竣工当時煙突は高さ不足で煤煙見張り所にかかる障害があったので1897年煙突長さを延ばす改正が行われた。 2番煙突後部後部単脚後部艦橋配置されその後ろは後ろ向きに連装砲1基が配置された。船体中央部には前級と同じく舷側砲郭設けられ副砲として前級では22.9cm砲が採用されていたが、本艦では15.2cm砲が採用され単装砲架で片舷2基ずつ計4基が配置された。この武装配置により前後方向最大30.5cm砲2門、15.2砲2門が指向でき、左右方向最大30.5cm砲4門、15.2cm砲2門を指向できた。

※この「艦形」の解説は、「ドヴィエナザット・アポストロフ (海防戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ドヴィエナザット・アポストロフ (海防戦艦)」の記事については、「ドヴィエナザット・アポストロフ (海防戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/12/31 22:30 UTC 版)

シャスール級駆逐艦」の記事における「艦形」の解説

本級は艦首乾舷のみ高い短船首楼船体であった切り立った艦首から艦首甲板上に1番6.5cm速射砲単装砲架で1基を配置、その背後測距儀載せた露天艦橋基部として簡素な単脚式の前部マストが立つ。船体中央部に4本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷1基ずつ計2基で運用された。甲板一段下がった舷側に2~5番6.5cm速射砲を片舷2基ずつ配置した中央部甲板上に45cm連装魚雷発射管が1基と単装魚雷発射管が1基が中心線上に配置した後部甲板上に上部構造物が設けられ、そこに6番10cm主砲後ろ向きに1基配置された。

※この「艦形」の解説は、「シャスール級駆逐艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「シャスール級駆逐艦」の記事については、「シャスール級駆逐艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/01/19 14:03 UTC 版)

カルノー (戦艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状前弩級戦艦「ブレニュス」よりも特徴的なタンブル・ホーム船体となっている。これは、水線部から上の構造複雑な曲線用いて引き絞り船体重量軽減する船体方式で、他国では帝政ロシア海軍ドイツ海軍アメリカ海軍前弩級戦艦巡洋艦にも採用された。外見上の特徴として水線下部艦首艦尾著しく突出し、かつ舷側甲板よりも水線装甲部分突出するといった特徴的な形状をしている。このため水線下から甲板にあがるに従って船体は引き絞られ甲板面積小さくなっている。これは、備砲射界船体狭められずに広い射界得られることや、当時装甲配置方式では船体前後満遍なく装甲貼る全体防御方式」をとるために、船体短くなればその分だけ装甲貼る面積減り船体軽量化ができるという目的から採られた手法である。 ほぼ垂直に切り立った艦首から艦首甲板に30.5cm単装主砲塔が1基搭載され司令塔組み込んだ艦橋からは直径の太いミリタリーマストが立つ。ミリタリーマストとは太いマスト中に螺旋階段設置し、そのマストの上部あるいは中段に軽防御見張り台配置し、そこに37mm~47mmクラス機関砲(速射砲)を装備した物である。当時水雷艇による奇襲攻撃迎撃するため、遠くまで見張れ高所に対水雷艇撃退用の速射砲あるいは機関砲置いていた。 本艦のミリタリーマストは前部後部一つずつあった。前部ミリタリーマストは頂部二層式の見張り台設け中段に47mm単装速射砲を1基ずつ計4基を配置した後部ミリタリーマストも同形式で前後4基ずつ計8基の速射砲配置した前部ミリタリー・マストの背後には二本煙突が立つが、1番煙突断面四角形で、2番煙突小判型である。 艦橋後部から、煙突挟んで後部ミリタリーマストに至るまで甲板一段分高くなっている。2番煙突後方には艦載艇運用のためにガントリー・クレーンが片舷1基ずつ計2基が配置され、2本煙突周囲艦載艇置き場となっていた。通風筒背後後部ミリタリー・マストが立ち、その後方に30.5cm単装主砲塔が後向きに1基配置された。また、甲板一段下がった舷側には、27cmという大口径の単装副砲塔が船体中央部に片舷1基ずつ計2基置かれ、27cm副砲塔を囲むように14cm単装砲塔前後に2基ずつと前後ミリタリー・マストの左右に1基ずつで片舷4基計8基が配置された。この配置により艦首尾線方向最大30.5cm砲1門、27cm砲2門、14cm砲4門が指向できた。また左右方向には最大30.5cm砲2門、24cm砲1門、14cm砲4門が指向でき、強力な火力誇っていた。 竣工後に後部ミリタリー・マスト重量軽減のために撤去され代わりに簡素な単脚式に更新された。

※この「艦形」の解説は、「カルノー (戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「カルノー (戦艦)」の記事については、「カルノー (戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/07/18 21:36 UTC 版)

シャルル・マルテル (戦艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状は「ブレニュス」よりも特徴的なタンブル・ホーム船体となっている。これは、水線部から上の構造複雑な曲線用いて引き絞り船体重量軽減できる船体方式で、他国では帝政ロシア海軍ドイツ海軍アメリカ海軍前弩級戦艦巡洋艦にも採用された。外見上の特徴として水線下部艦首艦尾著しく突出し、かつ舷側甲板よりも水線装甲部分突出すると言った特徴的な形状をしている。このため水線下から甲板上るに従って船体は引き絞られ甲板面積小さくなっている。これは、備砲射界船体狭められずに広い射界得られることや、当時装甲配置方式では船体前後満遍なく装甲貼る全体防御方式」のために船体短くなればその分だけ装甲貼る面積減り船体軽量化出来るという目的に採られた手法である。 ほぼ垂直に切り立った艦首から艦首甲板に30.5cm単装主砲塔が1基、司令塔組み込んだ艦橋からミリタリーマストが立つ。ミリタリーマストとはマストの上部あるいは中段に軽防御見張り台配置し、そこに37mm~47mmクラス機関砲(速射砲)を配置した物である。これは、当時水雷艇による奇襲攻撃迎撃するために遠くまで見張らせる高所に対水雷撃退用の速射砲あるいは機関砲置いたのが始まりである。形状の違いはあれどこの時代列強各国大型艦には必須の装備であった本艦のミリタリーマストは頂部には三層式の見張り台があり、中段に47mm単装速射砲が1基ずつ計4基が配置され後部ミリタリーマストも同形式で前後4基ずつ計8基配置された。前部ミリタリー・マストの背後には断面図小判型の煙突二本立つ。艦橋後部から煙突挟んで後部ミリタリーマストに至るまでフライング・デッキ(空中甲板)と呼ばれる構造物設けられた。これは、船体舷側に27cm副砲塔を配置したために爆風により艦載艇破損するのを防ぐためと、艦載艇作業面積増やす工夫で、これと似たような様式船体舷側主砲塔配置する弩級戦艦時代イギリス海軍戦艦ネプチューン」から「エジンコート」にかけて採用された。 2番煙突後方には艦内機関区外気入れるためのキセル通風筒中央部並列3本立っている。通風筒背後後部ミリタリー・マストが立ち、その後ろに30.5cm単装主砲塔が後向きに1基配置された。また、甲板一段下がった舷側には27cmという大口径の単装副砲塔が船体中央部に片舷1基ずつ計2基置かれ、27cm副砲塔を囲むように前後に2基ずつと前後ミリタリー・マストの左右に14cm単装砲塔が片舷4基計8基が配置された。この配置により艦首尾線方向最大30.5cm砲1門、27cm砲2門、14cm砲4門が指向でき、左右方向には最大30.5cm砲2門、24cm砲1門、14cm砲4門が指向でき強力な火力誇っていた。

※この「艦形」の解説は、「シャルル・マルテル (戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「シャルル・マルテル (戦艦)」の記事については、「シャルル・マルテル (戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/12/30 07:12 UTC 版)

マルソー級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状は前級に引き続きタンブル・ホーム型の平甲板船体採用しており、大西洋で作戦時での凌波性向上させるために乾舷高く取られている。艦首水面下衝角ラム)のついた艦首から主砲の「Model 1884 34cm(30口径ライフル砲」を単装式の露砲塔で1基が配置された。その主砲の上オーバー・ハングするように操舵艦橋設けられ背後には三段見張り所を持つ前部ミリタリー・マストが1基立てられた。船体中央部の1本煙突周囲艦載艇置き場となっており、舷側甲板上に片舷1基ずつ配置された34cm砲からの爆風から艦載艇を守るために爆風避け覆い設けられている。脆弱な艦載艇を守るための工夫後の時代設けられており日本海軍の「伊勢型」にも同じ工夫見られる。 この覆い避けるために艦載艇煙突左右に1基ずつ設けられガントリークレーンにより運用された。艦載艇置き場の後に前部と同じ様式後部ミリタリー・マストが1基が立てられ後部甲板上に34cm砲が後向きに1基が配置された。船体舷側には副砲の「Model 1884 14cm(30口径)単装砲」がケースメイト砲郭)内に単装砲架で片舷8基ずつ計16基が配置された。この武装配置により前後方向最大で34cm砲3門、左右方向最大で34cm砲3門、14cm砲8門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「マルソー級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「マルソー級戦艦」の記事については、「マルソー級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/06/23 11:50 UTC 版)

トルデンスキョル (装甲艦)」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状は波の穏やかなバルト海での運用が主であるため、海防戦艦として水面から乾舷までが低い平甲板船体採用した水面下衝角ラム)の付いた艦首から艦首甲板上に35cm砲を収めた単装砲塔1基を直置きした。その背後から司令塔組み込んだ露天操舵艦橋船体中央部に2本煙突煙突の間には主が立つ。煙突周囲艦載艇置き場となっており主基部とするクレーンにより運用された。後部上甲板副砲12cm単装砲を片舷2基計4基配置した

※この「艦形」の解説は、「トルデンスキョル (装甲艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「トルデンスキョル (装甲艦)」の記事については、「トルデンスキョル (装甲艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/06/23 11:35 UTC 版)

ヘルゴラント (装甲艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦基本構造は2本のマスト一本煙突を持つ装甲艦としてデンマークコペンハーゲン海軍造船所建造された。艦首水面下衝角持ち艦首甲板上にはクルップ製 30.5cm(22口径後装填式単装砲を5,000トン台の小型艦ながら最厚で254mmの装甲作られ円筒形砲塔納めていた。船体中央部に305mmもの厚さを持つ鉄製装甲板が貼られ、主砲塔基部からボックスシタデルが配置された。ボックスシタデルとは弾薬庫機関を守るために箱状似に装甲配置する当時防御様式で、本艦は254mmもの厚さを持つ装甲リベット組み立てられていた。その内部には26cm(22口径後装式単装砲を片舷2基ずつ計4基を配置していた。本艦のボックスシタデルは上方から見て主砲バーベット組み込んでいるために前方長い八角形をしており、左右斜め前斜め後ろ砲門開けられ床面レールで26cm砲の砲架移動させる事により前後左右最大2門を向ける事ができた。船体中央部上甲板両舷に12cm単装砲が片舷1基ずつ計2基配置された。竣工後に近接戦闘用に艦尾上甲板12cm単装砲3基が追加され、3基は1門をやや後部ずらして並列配置された。この武装配置により前方方向最大30.5cm砲1門、26cm砲2門、左右方向最大30.5cm砲1門、26cm砲2門、12cm砲2門、後方に26cm砲2門、12cm砲3門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「ヘルゴラント (装甲艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ヘルゴラント (装甲艦)」の記事については、「ヘルゴラント (装甲艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/22 15:58 UTC 版)

オランダの戦艦建造計画」の記事における「艦形」の解説

船体は平甲板船体で、艦首甲板上に35.6cm砲を収めた連装砲塔背負い式に2基配置その後から六角形の上構造物始まり司令塔基部に持つ操舵艦橋背後三脚式の前檣背後には2本煙突が立つ。周囲艦載艇置き場となっており、前後三脚マスト基部に1基ずつ付いたクレーンにより運用された。後後ろ向き三脚上部構造物は終了し後部甲板上に3・4主砲塔が後向き背負い式で2基配置した副砲の15cm速射砲上部構造物の側面ケースメイト配置単装砲架を片舷8基ずつ計16基を装備しその他に水雷艇用に7.5cm単装砲を上部甲板上に単装砲架で片舷6基ずつ計12装備した。50cm水中魚雷発射管艦首に1門、舷側に2門ずつ計5門を装備した。 1番艦はゲルマニア社で1914年12月起工1918年竣工予定していたが、元々オランダにそこまで大戦艦を9隻も注文して代金支払え国力無く程なく第一次世界大戦始まった事により本計画は自然消滅した諸元 全長:184m 全幅:28m 吃水:9m 常備排水量20,688トン 満載排水量26,850トン 兵装:35.6cm(45口径連装砲4基、15cm(45口径)単装速射砲16基、7.5cm(55口径)単装速射砲12基、50cm水中魚雷発射管5門 機関石炭専焼水管缶-基+形式不明直結タービン3基3軸推進 最大出力38,000shp 航続性能:-ノット/-海里 最大速力:22.0ノット 装甲舷側装甲:250mm 甲板装甲:50mm 主砲塔装甲:250mm(前盾)、-mm(側盾)、-mm後盾)、-mm天蓋同型艦:9隻

※この「艦形」の解説は、「オランダの戦艦建造計画」の解説の一部です。
「艦形」を含む「オランダの戦艦建造計画」の記事については、「オランダの戦艦建造計画」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/02/21 04:39 UTC 版)

ジョバンニ・バウサン (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状小型船体に準戦艦級の主砲を積む関係から水面から乾舷が低い平甲板船体となっており、同時期にイギリス建造され大日本帝国海軍防護巡洋艦浪速型」に似た艦容である。 艦の構造前部から記述すると、水面下衝角と35.6cm水中魚雷発射管1門を内蔵させた艦首艦首甲板上に主砲の25.4cmライフル砲基部のみ装甲で覆う露砲塔に1基が配置されその後方に単脚式の前部マストが立つ。その後方から上部構造物が始まり司令塔組み込んだ両脇船橋ブリッジ)を持つ操舵艦橋が立つ。船体中央部に2本煙突が立ち、その周囲には煙管型の通風塔が立ち並び空いた場所は艦載艇置き場となっており、艦載艇2番煙突後方グース・ネックの首)型クレーン1基により運用された。 左右舷側張りだしが設けられ、そこに副砲である15.2cm速射砲が防盾の付いた単装砲架等間隔に片舷3基ずつ計6基が配置された。後部マスト上部構造物が終了し、その下の後部甲板上に2番主砲塔が1基配置された。

※この「艦形」の解説は、「ジョバンニ・バウサン (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ジョバンニ・バウサン (防護巡洋艦)」の記事については、「ジョバンニ・バウサン (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/10/15 12:47 UTC 版)

エルツヘルツォーク・カール級戦艦」の記事における「艦形」の解説

行動海域であるアドリア海は、波が穏やかであるものの島嶼多く随所に狭水道存在する環境であることから、これに適合した比較小型の艦形とし、速力同時期の他国戦艦より高速である。前級のハプスブルク級では後部主砲を単装としていたが、本級では2基とも連装砲とし、副砲もより大口径の砲として火力強化図っている。 艦首には衝角設けられていた。主砲は、前後甲板に24cm連装主砲塔各1基をダブルエンダーで配置。艦中央部には艦橋、ミリタリー・マスト形式単脚前後等間隔並んだ3本煙突がある。煙突周囲端艇揚収位置となっており、揚収は2番煙突基部左右1本ずつ設けられたボート・クレーンにより行われる副砲(19cm砲)は、単装砲塔上部甲板上の四隅に1基ずつ計4基、舷側ケースメイト配置で片舷4基ずつ計8基を搭載した

※この「艦形」の解説は、「エルツヘルツォーク・カール級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「エルツヘルツォーク・カール級戦艦」の記事については、「エルツヘルツォーク・カール級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/02/16 04:19 UTC 版)

ハイフライヤー級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

船体長船船体である。水面下衝角ラム付いた艦首から甲板上に15.2cm速射砲を防盾の付いた単装砲架で1基配置した。その背後司令塔の上に、両脇船橋を持つ操舵艦橋単脚式の前部マストが立つ。 船体中央部3本煙突等間隔に立ち、その周囲煙管型の通風筒が立ち並び、その外周艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷3組ずつ計6組運用された。舷側部には張り出しスポンソン)を設け、そこに防楯付いた15.2cm速射砲単装砲架で片舷4箇所ずつ配置した3番煙突後方後部マスト後部艦橋が立ち、そこから甲板一段下がって後部甲板上に15.2cm速射砲2基を並列配置された。この武装配置により艦首方向最大で15.2cm砲3門、舷側方向最大15cm砲6門、艦尾方向最大15cm砲2門が指向できた。 「ハーミーズ」は1913年4月から5月にかけて水上機3基を搭載する水上機母艦改装され運用された。前後滑走甲板新設し水上機台車載せて発艦させ、収容時は水面からクレーン行ったハーミーズ使用実績踏まえて水上機母艦アークロイヤル」の建造繋がった

※この「艦形」の解説は、「ハイフライヤー級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ハイフライヤー級防護巡洋艦」の記事については、「ハイフライヤー級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/02/16 04:30 UTC 版)

プリンセサ・デ・アストゥリアス級装甲巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本艦乾舷の高い平甲板船体当時主流である水面下衝角を持つ艦首から、艦首甲板上に24cm砲を単装式の1番露砲塔前向きに1基を配置、その背後司令塔下部組み込んだ艦橋両側船橋ブリッジ)を持っており、その後部に1段の見張り所を持つ単脚式の前部マストが立つ。 船体中央部には2本煙突が立ち、煙突周囲には艦内への吸気用として煙管型の通風筒立てられている。3番煙突後部艦載艇置き場となっており、その後方に立つ後部マスト基部付いたクレーン1基により運用された。後部甲板上には後部マストが立ち、後24cm2番露砲を塔ろ向きに1基を配置副砲の14cm速射砲舷側甲板上に防盾の付いた単装砲架で片舷4基の計8基を配置していた。近接火器として5.7cm速射砲単装砲架で計10基が配置されていた。他に対水雷艇用に3.7cm機関砲が計10基が配置されていた。 この武装配置により前後方向最大で24cm砲1門・14cm砲2門、左右方向に24cm砲2門、14cm砲4門を向けることが出来た

※この「艦形」の解説は、「プリンセサ・デ・アストゥリアス級装甲巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「プリンセサ・デ・アストゥリアス級装甲巡洋艦」の記事については、「プリンセサ・デ・アストゥリアス級装甲巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/02/16 04:12 UTC 版)

カールスルーエ級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体は前級に引き続き長船船体採用していた。艦首前方強く傾斜したクリッパー型の艦首から中央部が狭い艦首甲板上に波きり板を設けた後ろ主砲の10.5cm速射砲を防盾の付いた単装砲架1番2番主砲並列配置で2基、その背後司令塔基部とする船橋ブリッジ)をのせた箱型艦橋前部マストが立つ。船体中央部等間隔並んだ4本の煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷2組で計4組により運用された。舷側甲板上には10.5cm速射砲が片舷4基配置され4番煙突後方後部マストが立ち、後部甲板上に11番12番主砲後ろ向きに並列で2基配置された。

※この「艦形」の解説は、「カールスルーエ級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「カールスルーエ級軽巡洋艦」の記事については、「カールスルーエ級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/02/16 04:42 UTC 版)

エクリプス級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

未だ帆船時代デザイン色濃く残る時代イギリスらしく気品ある印象を受ける。船体長船船体である。水面下衝角ラム付いた艦首から甲板上に15.2cm速射砲を防盾の付いた単装砲架で1基を配置した。その背後司令塔の上に、両脇船橋を持つ操舵艦橋単脚式の前部マストが立つ。船体中央部に2本煙突等間隔に立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、前後マスト基部とするクレーン1基ずつ計2基により運用された。4番煙突後方後部マスト後部艦橋が立ち、舷側部には前後艦橋側面半円形張り出しを片舷1か所ずつ設けて15.2cm速射砲を片舷1基ずつ配置した。その背後舷側甲板上に副砲12cm速射砲を防盾の付いた単装砲架で片舷3基ずつ計6基を配置した後部艦橋から一段下がって後部甲板上に15.2cm速射砲2基を並列配置された。この武装配置により艦首方向最大で15.2cm砲3門、舷側方向最大15cm砲3門・12cm砲3門、艦尾方向最大15cm砲2門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「エクリプス級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「エクリプス級防護巡洋艦」の記事については、「エクリプス級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/02/16 02:10 UTC 版)

海容級防護巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本型の船体形状乾舷の高い平甲板船体艦首水面下衝角の付く艦首から艦首甲板上に「クルップ 1866年型 15cm(40口径速射砲」を防盾の付いた単装砲架並列に片舷1基ずつの計2基、下部司令塔組み込んだ船橋を持つ操舵艦橋背後には頂上部見張り所を設けたミリタリー・マストが立ち、見張り所には「オチキス 3.7cm単装機砲」が単装砲架前後のミリタリー・マストに3基ずつの計6基が配置されていた。船体中央部等間隔並んだ2本煙突が立つ。煙突周囲煙管型の通風筒立ち並ぶ艦載艇置き場となっていた。舷側甲板上に等間隔副砲の「10.5cm(40口径速射砲」が防盾の付いた単装砲架で片舷4基ずつ計8基が配置されていた。艦載艇置き場後部には基部クレーンの付く後部ミリタリー・マストが立ち、その後ろの後部甲板上に3番主砲が後向きに1基が配置された。 船体主甲板平面部は70mm装甲が貼られ、舷側装甲変わり石炭庫を設ける事で敵弾浸水石炭食い止める防御様式成っていた。

※この「艦形」の解説は、「海容級防護巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「海容級防護巡洋艦」の記事については、「海容級防護巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/02/16 02:44 UTC 版)

バヤーン級装甲巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状外洋での航海性能良くするため高い乾舷を持つ長船船体外洋での凌波性良好であった艦首から前向きに20.3cm速射砲収めた単装主砲塔1基を配置司令塔下部組み込んだ艦橋構造箱型とし、司令塔艦橋周り上下二段船橋持っていた。その背後一段見張り所を持つ単脚式の前部マストが立つ。艦橋背後等間隔に並ぶ4本煙突立っている。煙突周囲艦載艇置き場となっており、舷側に2本1組のボート・ダビッドが片舷2組ずつ計4組運用された。4番煙突から後ろ簡素な単脚式の後部マスト後ろ向きに主砲塔1基が載る艦尾水面下一枚舵を挟むように片舷1軸ずつのシャフトに4羽のスクリュー付いた副砲舷側等間隔配置され張り出し部から15.2cm単装速射砲ケースメイト配置で片舷4基計8基を持つ。

※この「艦形」の解説は、「バヤーン級装甲巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「バヤーン級装甲巡洋艦」の記事については、「バヤーン級装甲巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/02/16 01:15 UTC 版)

ゲイドン級装甲巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状は前型と同じく高い乾舷を持つ長船船体外洋での凌波性良好であった艦首から前向きに19.4cm速射砲治めた単装式の主砲塔1基を配置司令塔組み込んだ艦橋構造箱型両脇船橋ブリッジ)を持っており、その上に二段見張り所を持つミリタリー・マストが立つ。 艦橋背後に4本の煙突立っているが、ボイラー室前後振り分けた缶室分離配置を採っているために煙突2番煙突3番煙突の間は広く取られており、間に四角形通風筒立っている。 煙突周囲艦載艇置き場となっており、舷側設けられた2本1組のボート・ダビッドが片舷4組ずつ計8基で運用された。4番煙突背後簡素な後部マストが立ち、19.4cm単装主砲塔後ろ向きに1基配置されたところで船首楼終了し、そこから甲板一段下がって後部甲板となった副砲等間隔配置され舷側ケースメイト砲郭)から16.3cm速射砲単装砲架で片舷4基ずつ計8基を持つ。他に甲板上に10cm速射砲単装砲架で4基、4.7cm速射砲単装砲架16基が配置され、ミリタリーマストの見張り所に3.7cm単装機砲が6基が配置された。 「ゲイドン」のみ第一次大戦後砲術練習艦として改装され旧来の武装はすべて撤去され、13.9cm単装速射砲10基に統一され主砲副砲のあった場所に配置された。他に対空火器として7.5cm高角砲単装砲架で4基を搭載した艦橋構造多層化し新型測距装置搭載され近代化された。

※この「艦形」の解説は、「ゲイドン級装甲巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ゲイドン級装甲巡洋艦」の記事については、「ゲイドン級装甲巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/11/20 19:03 UTC 版)

ネプチューン (装甲艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦基本構造船首楼船尾楼を持つ船体3本帆走マストと2本煙突を持つ装甲フリゲートである。水面下衝角を持つ艦首から船首楼始まりその内部は22.9cm前装砲並列配置する砲郭となっており、艦首方向最大で22.9cm2門、片舷に1門が指向できた。船首楼甲板前部マストの手前で船首楼終了した船体中央部の2本煙突挟み込むように31.8cm前装砲収めた鍋を伏せたような形状連装主砲塔前後に1基ずつ計2基が配置された。主砲斉射時の爆風避けるために煙突基部として「空中甲板(フライング・デッキ)」が設けられ、その前部艦橋設けられた。空中甲板2番主砲塔後方設けられ船尾楼接続された。艦尾水面下には1枚舵を挟むように2枚羽のスクリュープロペラが片舷1軸ずつ計2軸推進であった

※この「艦形」の解説は、「ネプチューン (装甲艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ネプチューン (装甲艦)」の記事については、「ネプチューン (装甲艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 00:52 UTC 版)

リバダビア級戦艦」の記事における「艦形」の解説

船体長船型で、艦首から5番主砲塔下部まで最上甲板続いているために凌波性高く航洋性能優れた主砲新設計の「USA 1910年型 Mark7 30.5cm(50口径)砲」を連装砲塔収めている。艦首から順に1番・2番主砲塔背負い式に2基配置し、その背後装甲司令塔艦橋組込んだアメリカ式の籠マスト前檣を置く。1番煙突2番煙突の間を広く離すなど、缶室の間を広く取るのはフランス式設計である。3番・4番主砲塔を、二本探照灯台を挟んで互い違い、かつ背中合わせ形式斜めに配置したのはイギリス式である。その後方に後部単脚後部艦橋を置き、この背後後ろ向き背負い式に5番・6番主砲塔配置した推進器ドイツ式に3軸推進とされ、舵は中心線上に主舵1枚配した有力な口径副砲配置したのはドイツ式で、最上甲板下部に、2番主砲塔下部から5番主砲塔下部部分にかけ、ケースメイト式に「15.2cm(50口径)単装砲」を片舷8基計16搭載した。これはアルゼンチン海軍が、列強海軍のように、艦隊付随できる充分な数の巡洋艦保有できないため、独力で巡洋艦確実に排除できる砲が必要であったためである。他に対水雷艇用に甲板上や主砲塔上に10.2cm(50口径)単装砲を16搭載した。他に対艦用に水面部に53.3cm単装魚雷発射管を2基2門装備した

※この「艦形」の解説は、「リバダビア級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「リバダビア級戦艦」の記事については、「リバダビア級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/20 03:35 UTC 版)

フロリダ級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状は前級に引き続き船首楼船体であるが、議会により艦形の大型化認められたために全長全幅拡大して、前級において不満点だった艦上構造物密集化や内部居住区拡大された。 艦首水面下浮力確保用の膨らみを持つ艦首から艦首甲板上に「Mark 7 30.5cm(45口径)砲」を連装砲塔納め1・2番主砲塔背負い式で2基、2番主砲塔基部から甲板よりも一段高艦上構造物始まりその上に操舵装置組み込んだ司令塔が立つ。司令塔背後からこの当時アメリカ海軍大型艦特色である籠状の前部マストが立ち、司令塔前部マスト基部として断面図三角形状の船橋設けられていた。前部マスト下部航海艦橋頂上部露天見張り所を持つ。前部マスト背後に2本煙突が立ち、そこから甲板一段下がった左右舷側甲板上が艦載艇置き場となっており、艦載艇置き場後方左右に1基ずつ立つ探照灯台を基部とするクレーンにより運用された。2番煙突後方に籠状の後部マストが立ち、3番主砲塔後ろ向きに配置された。そこから甲板一段下がった後部甲板上に4番主砲塔5番主砲塔背中合わせに1基ずつ配置されていた。 本級の舷側部には「12.7cm(51口径速射砲」が重心低下狙って1番主砲塔側面部に独立して1基が配置されたが波浪影響を受けやすかったので竣工後に2番主砲塔基部側面移設された。他に船体中央部ケースメイト砲郭配置放射状に単装で5基と艦尾側に2基の片舷8基ずつ計16基を配置していた。 本級は第一次世界大戦後1920年代ボストン海軍工廠近代化改装受けた外観においては、籠状の前部マストにあった航海艦橋密閉型となり、前部マスト中段箱型戦闘艦新設した。頂上部見張り所は密閉型となった機関換装伴って煙突数は1本となり、籠状の後部マスト撤去され跡地水上機運用スペースとなり、3番主砲塔の上カタパルト設置された。後部マスト3番・4番主砲塔の間に簡素な単脚式のものが移設された。 同時に新型射撃指揮装置艦橋上に設置され航海艦橋の上2番4番主砲塔上に測距儀搭載した波浪影響受けていた舷側副砲ケースメイト5基のうち前側の3基は閉塞され、片舷3門ずつ最上甲板上に計6門が移設された。

※この「艦形」の解説は、「フロリダ級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「フロリダ級戦艦」の記事については、「フロリダ級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/02/16 05:31 UTC 版)

ローン級装甲巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本艦船体形状長船船体採用している。艦首水面下衝角ラム)を持つ艦首から前部甲板上に「21cm(40口径速射砲」を連装式の主砲塔収めて1基を配置艦橋構造司令塔下部組み込んだ船橋ブリッジ)を両側に持つ箱型とし、その上部に2段見張り所を持つミリタリー・マストが立つ。その背後等間隔に4本煙突が立ち、煙突周囲艦載艇置き場となっており、2番3番煙突の間に配置されグース・ネックの首)型クレーンが片舷1基ずつ計2基により運用された。 上部構造物の側面には舷側甲板上に副砲の15cm速射砲砲塔形式背中合わせに2基、舷側ケースメイト配置で3基ずつの片舷5基ずつ計10基を配置した上部構造物の最後部に後部ミリタリー・マストと後部司令塔が立ち、甲板一段下がって後部甲板上に後向き21cm主砲塔1基が配置。この武装配置により前後方向最大で21cm砲2門・15cm砲4門、左右方向最大で21cm砲4門・15cm砲5門を向けることが出来た

※この「艦形」の解説は、「ローン級装甲巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ローン級装甲巡洋艦」の記事については、「ローン級装甲巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/30 02:54 UTC 版)

デヴァステーション級装甲艦」の記事における「艦形」の解説

本級の基本構造乾舷が低い平甲板船体前後に2基の砲塔配置していた。上部構造物は前後主砲塔挟まれていたために上へ上へと多層構造化し、窮屈な印象を受ける。艦首水面下衝角持ち、低い艦首甲板上にアームストロング「30.5cm(13.5口径前装填式砲」を連装式の主砲塔納めて1基を配置、し、その背後甲板1段分上がって操舵艦橋配置し、その上部には船橋設けられており、その背後簡素な単脚式のマストが立つ。マスト後部には2本煙突が立ち、周囲には煙管型の通風筒が立ち並び外周艦載艇置き場となっており、片舷2基ずつのボート・クレーンにより高所から水面部に下ろされていた。2番煙突背後上部見張り所が設けられ単脚式の後部マスト配置しその後部から1段下がって後部甲板上に後部主砲塔が1基配置されていた。本級の設計様式同世代オーストラリア海軍向けに建造された「サーベラス」に強い影響与えた。 本級のうち「デヴァステーション」は1891年から1892年にかけて近代化改装行い旧態化した主砲塔前弩級戦艦レナウン」にも採用されていた「アームストロング 1885年Mark II 25.4cm(32口径)砲」に換装するとともに、この時期フランス海軍整備していた水雷艇対策上部構造物に対水雷艇用として5.7cm(40口径速射砲単装砲架で6基と4.7cm(50口径速射砲単装砲架で8基を搭載したまた、老朽化した角型ボイラー8基とトランクレシプロ機関新式円筒型ボイラー8基と三段膨張レシプロ機関更新され信頼性増した。しかし、換装後の主砲運用上のミス1900年爆発した

※この「艦形」の解説は、「デヴァステーション級装甲艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「デヴァステーション級装甲艦」の記事については、「デヴァステーション級装甲艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/04 13:58 UTC 版)

ジュール・ミシュレ (装甲巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状は前型と同じく高い乾舷を持つ長船船体外洋での凌波性良好であった艦首から前向きに19.4cm連装主砲塔1基を配置艦橋構造は前級よりやや低い箱型とし、その上に初期のものより簡素化されたミリタリー・マストが立つ。ミリタリー・マストの中部探照灯台が配置され見張り所を持つ。 艦橋背後に4本の煙突立っているが、この頃フランス大型艦ボイラー室前後振り分けた缶室分離配置を採っているために煙突2番煙突3番煙突の間は広く取られており、間に四角形通風筒立っている。 煙突周囲艦載艇置き場となっており、1番煙突2番煙突両側艦載艇用の揚収クレーンとしてとグース・ネックの首)型クレーンが1番煙突2番煙突の間に左右1基ずつと2番煙突3番煙突の間の左右に1基ずつで計4基で運用された。4番煙突から後ろ箱型後部艦橋基部とする簡便な単脚式の後が立ち、後部甲板上に後ろ向きに19.4cm連装主砲塔1基が載る副砲は16.3cm副砲12門のうち8基が単装式砲塔収められ舷側甲板上に等間隔に片舷4基ずつ計8基が配置され残り舷側ケースメイト配置前後艦橋両脇に片舷2基ずつ計4基が配置された。この武装配置により前後方向最大で19.4cm砲2門と16.3cm砲6門が指向でき、左右舷側方向に19.4cm砲4門と16.3cm砲6門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「ジュール・ミシュレ (装甲巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ジュール・ミシュレ (装甲巡洋艦)」の記事については、「ジュール・ミシュレ (装甲巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/06 09:39 UTC 版)

カイオ・ドゥイリオ級戦艦 (初代)」の記事における「艦形」の解説

船体形状水面から乾舷までが低い平甲板船体となっている。衝角の付く艦首から艦首甲板兵装はなく、1番煙突中間部戦闘艦が付く。そこから単脚式の主が一番煙突二番煙突中間部に立ち、主右前方に装甲フード付き露砲塔収められた1番45cm連装砲が、主の左後方2番45cm連装砲のバーベット配置される二番煙突後方から甲板上にこの頃ポピュラーであった艦載水雷艇を1隻収められる格納庫配置され、それを囲むように12cm副砲単装砲架で3基を艦尾方向向けて配置された。艦載水雷艇艦尾の扉から出し入れできた。「エンリコ・ダンドロ」の近代化改装時一本しかなかった主は一番煙突前方前檣を、二番煙突後方に後配置し二本となった

※この「艦形」の解説は、「カイオ・ドゥイリオ級戦艦 (初代)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「カイオ・ドゥイリオ級戦艦 (初代)」の記事については、「カイオ・ドゥイリオ級戦艦 (初代)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/19 00:34 UTC 版)

トナン (海防戦艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状特徴的なタンブル・ホーム船体となっている。これは、水線部から上の構造複雑な曲線用いて引き絞り船体重量軽減できる船体方式で、他国では帝政ロシア海軍ドイツ海軍アメリカ海軍前弩級戦艦巡洋艦にも採用された。外見上の特徴として水線下部艦首艦尾著しく突出し、かつ舷側甲板よりも水線装甲部分突出すると言った特徴的な形状をしている。このため水線下から甲板上るに従って船体は引き絞られ甲板面積小さくなっている。これは、備砲射界船体狭められずに広い射界得られることや、当時装甲配置方式では船体前後満遍なく装甲貼る全体防御方式」のために船体短くなればその分だけ装甲貼る面積減り船体軽量化出来るという目的に採られた手法である。 水面部が突出した艦首から艦首甲板に34cm単装主砲塔が1基、司令塔組み込んだ艦橋背後に主ミリタリーマストと1本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビッドが片舷に2組ずつ計4組運用された。その後ろに34cm単装主砲塔が後向きに1基配置された。

※この「艦形」の解説は、「トナン (海防戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「トナン (海防戦艦)」の記事については、「トナン (海防戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/19 00:29 UTC 版)

スキョル (海防戦艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦基本構造は1本のマスト一本煙突を持つ海防戦艦としてデンマークコペンハーゲン海軍造船所建造された。艦首水面下衝角持ち、低い船体比べて凌波性良くするために高められ艦首甲板上にはクルップ製 30.5cm(22口径)単装砲を2,000トン台の小型艦ながら最厚で254mmの装甲作られ円筒形砲塔納めていた。船体中央部に229mmもの厚さを持つ鉄製装甲板が貼られた。後部甲板上の艦尾側に単装砲塔収められ12cm単装砲3基が配置され、3基は1門をやや後部ずらして並列配置された。この武装配置により前方方向最大24cm砲1門・12cm砲2門、左右方向最大24cm砲1門、12cm砲2門、後方12cm砲3門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「スキョル (海防戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「スキョル (海防戦艦)」の記事については、「スキョル (海防戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/19 00:35 UTC 版)

ジュマプ級海防戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状当時フランス海軍主力艦から軽艦艇に至るまで主に導入していたタンブル・ホーム船体である。これは、水線部から上の構造複雑な曲線用いて引き絞り船体重量軽減できる船体方式で、他国では帝政ロシア海軍ドイツ海軍アメリカ海軍前弩級戦艦巡洋艦にも採用された。外見上の特徴として水線下部艦首艦尾著しく突出し、かつ舷側甲板よりも水線装甲部分突出すると言った特徴的な形状をしている。このため水線下から甲板上るに従って船体は引き絞られ甲板面積小さくなっている。これは、備砲射界船体狭められずに広い射界得られる船体形状はこの当時イギリス海軍ドイツ海軍海防戦艦同じく乾舷の低い平甲板船体採用している。水面下衝角の付く艦首から全く傾斜のない艦首甲板上に「カネー 1887年型 34cm(42口径)砲」を収めた単装式の主砲塔が1基、司令塔下部組み込み両脇船橋ブリッジ)を持つ箱型艦橋背後には簡素な単脚式の前檣、1本煙突周囲には煙管型の通風筒が立ち、煙突周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビットが片舷1組ずつ計2組運用される簡素な後部マスト、そこから甲板一段下がって後部甲板上に後ろ向きの34cm単装主砲塔の順である。副砲の10cm単装砲は単装砲架で片舷2基ずつ計4基を装備した。この武装配置により艦首方向に34cm砲1門、舷側方向に34cm砲2門、10cm砲2門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「ジュマプ級海防戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ジュマプ級海防戦艦」の記事については、「ジュマプ級海防戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/19 00:30 UTC 版)

アイヴァー・ヒュイトフェルト (海防戦艦)」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状は波の穏やかなバルト海での運用が主であるため、海防戦艦として水面から乾舷までが低い平甲板船体採用した水面下衝角ラム)の付いた艦首から艦首甲板上に26cm砲を収めた単装砲塔1基を直置きした。その背後から司令塔組み込んだ露天操舵艦橋前部マストが立つ。船体中央部に1本煙突が立ち、周囲艦載艇置き場となっており前後マスト基部とするクレーン2基により運用された。舷側甲板上に副砲12cm単装砲を片舷2基、12cm砲に挟まれるように5.7cm単装砲片舷1基ずつ配置した後部甲板上に2番主砲塔を後向きに1基配置した

※この「艦形」の解説は、「アイヴァー・ヒュイトフェルト (海防戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「アイヴァー・ヒュイトフェルト (海防戦艦)」の記事については、「アイヴァー・ヒュイトフェルト (海防戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/22 15:24 UTC 版)

コーニンギン・レゲンテス級海防戦艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状はこの当時列強主力艦同じく排水量比較して凌波性良くするために乾舷高められた平甲板船体採用している。水面下衝角の付く艦首から全く傾斜のない艦首甲板上に「クルップ 1902年型 24cm(40口径)砲」を収めた単装式の主砲塔が1基、司令塔下部組み込み両脇船橋ブリッジ)を持つ箱型艦橋背後には簡素な単脚式の前檣、1本煙突周囲には煙管型の通風筒が立ち、煙突周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビットが片舷3組ずつ計6組運用される簡素な単脚式の後、そこから甲板一段下がって後部甲板上に後ろ向きの24cm単装主砲塔の順である。副砲の15cm単装砲は単装砲架艦橋両脇舷側甲板上に片舷1基ずつ、後左右に片舷1基ずつ計4基を装備した副砲首尾方向への射界を少しでも得るために船体一部を切り欠いている。この武装配置により艦首方向に24cm砲1門、15cm砲2門が、舷側方向に24cm砲2門、15cm砲2門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「コーニンギン・レゲンテス級海防戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「コーニンギン・レゲンテス級海防戦艦」の記事については、「コーニンギン・レゲンテス級海防戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 11:59 UTC 版)

クロンシュタット級重巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状キーロフ級などの短船首楼船体とは異なり建造しやすい平甲板船体採用された。艦首形状凌波性考えて前方強く傾斜したクリッパー・バウとなっているが、艦首シア(甲板傾斜)はほとんど無く、波の穏やかな内海向いた設計であった。上構の配置は、同時期に設計されソビエツキー・ソユーズ級戦艦類似し1・2番主砲塔は艦体前方背負い式に2基配置した2番煙突背後小型後部艦橋設けられ後部甲板上に3番主砲塔が後向きに1基配置された。 本級の艦橋構造ドイツ海軍装甲艦アドミラル・シェーア」によく似ていた。装甲司令塔組み込んだ箱型操舵艦橋背後水面高29mの頂上部測距能力40kmの測距儀射撃指揮装置配置した背の高い戦闘艦が立つ。

※この「艦形」の解説は、「クロンシュタット級重巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「クロンシュタット級重巡洋艦」の記事については、「クロンシュタット級重巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/22 15:24 UTC 版)

ヘルトーグ・ヘンドリック (海防戦艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状はこの当時列強主力艦同じく排水量比較して凌波性良くするために乾舷高められた平甲板船体採用している。水面下衝角の付く艦首から全く傾斜のない艦首甲板上に「クルップ 1902年型 24cm(40口径)砲」を収めた単装式の主砲塔が1基、司令塔下部組み込み両脇船橋ブリッジ)を持つ箱型艦橋背後には簡素な単脚式の前檣、1本煙突周囲には煙管型の通風筒が立ち、煙突周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビットが片舷4組ずつ計8組で運用される簡素な単脚式の後、そこから甲板一段下がって後部甲板上に後ろ向きの24cm単装主砲塔の順である。副砲の15cm単装砲は単装砲架艦橋両脇舷側甲板上に片舷1基ずつ、後左右に片舷1基ずつ計4基を装備した副砲首尾方向への射界を少しでも得るために船体一部を切り欠いている。この武装配置により艦首方向に24cm砲1門、15cm砲2門が、舷側方向に24cm砲2門、15cm砲2門が指向できた。 1940年ドイツ軍鹵獲された際に船体の上構造物全て撤去され防空砲台として使用するために「SK C/32 10.5cm(45口径高角砲」を単装砲架で8基、「ボフォース 4cm(56口径機関砲」を単装砲架で4基、「2cm56口径機銃」を単装砲架16基を搭載し、これらを管制するために艦橋のあった位置マスト立てて「Würzberg式対空レーダー」のアンテナ設置し、後のあった位置対空指揮所を新設された。

※この「艦形」の解説は、「ヘルトーグ・ヘンドリック (海防戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ヘルトーグ・ヘンドリック (海防戦艦)」の記事については、「ヘルトーグ・ヘンドリック (海防戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/22 15:19 UTC 版)

フゥリュー (海防戦艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状特徴的なタンブル・ホーム船体となっている。これは、水線部から上の構造複雑な曲線用いて引き絞り船体重量軽減できる船体方式で、他国では帝政ロシア海軍ドイツ海軍アメリカ海軍前弩級戦艦巡洋艦にも採用された。外見上の特徴として水線下部艦首艦尾著しく突出し、かつ舷側甲板よりも水線装甲部分突出すると言った特徴的な形状をしている。このため水線下から甲板上るに従って船体は引き絞られ甲板面積小さくなっている。これは、備砲射界船体狭められずに広い射界得られることや、当時装甲配置方式では船体前後満遍なく装甲貼る全体防御方式」のために船体短くなればその分だけ装甲貼る面積減り船体軽量化出来るという目的に採られた手法である。 水面部が突出した艦首から艦首甲板に34cm単装主砲塔が1基、司令塔組み込んだ艦橋背後に2本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビッドが片舷に1組ずつ計2組運用された。艦載艇置き場挟んで主ミリタリーマストが立つ。その後ろに34cm単装主砲塔が後向きに1基配置された。

※この「艦形」の解説は、「フゥリュー (海防戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「フゥリュー (海防戦艦)」の記事については、「フゥリュー (海防戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/21 09:59 UTC 版)

ドラゴン級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状乾舷の高い長船船体で、世界各地植民地警備するイギリス海軍巡洋艦の常として外洋での凌波性良好であった。やや傾斜したクリッパー・バウ型の艦首から主砲として新設計の15.2cm速射砲単装砲架背負い配置で2基、司令塔操舵艦橋覆った艦橋背後には後方傾斜した頂上部測距儀設置した三脚式の前檣と1番煙突の間に3番主砲1基を配置する船体中央部に1番煙突2番煙突の倍の太さがある2本煙突が立ち、周囲艦載艇置き場となっていた。1番煙突2番煙突の間の両脇には7.62cm単装高角砲が片舷1基ずつ計2基が配置し高角砲前後に挟むように53.3cm三連水上魚雷発射管が片舷2基ずつ計4基を配置した2番煙突背後4番主砲が1基配置され、その背後後部見張り所と簡素な単脚式の後が1本配置される船首楼甲板最後に5番主砲が後向きに1基、そこから甲板一段下がって後部甲板上に6番主砲が後向きに1基を配置した

※この「艦形」の解説は、「ドラゴン級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ドラゴン級軽巡洋艦」の記事については、「ドラゴン級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/13 03:04 UTC 版)

ケーニヒスベルク級軽巡洋艦 (初代)」の記事における「艦形」の解説

本級の船体は前級に引き続き長船船体採用していた。艦首前方強く傾斜したクリッパー型の艦首から中央部が狭い艦首甲板上に波きり板を設けた後ろ主砲の15cm速射砲を防盾の付いた単装砲架1番2番主砲並列配置で2基、その背後司令塔基部とする船橋ブリッジ)をのせた箱型艦橋前部マストが立つ。船体中央部等間隔並んだ3本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビットが片舷2組で計4組により運用された。舷側甲板上には15cm速射砲が片舷2基配置された。3番煙突後方に8.8cm(45口径高角砲単装砲架直列に2基が配置され後部見張り所を基部とする後部マストが立ち、船首楼末端部に7番主砲1基で、そこから甲板一段下がった後部甲板上に8番主砲後ろ向きに1基で背負い配置とされた。

※この「艦形」の解説は、「ケーニヒスベルク級軽巡洋艦 (初代)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ケーニヒスベルク級軽巡洋艦 (初代)」の記事については、「ケーニヒスベルク級軽巡洋艦 (初代)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/20 16:36 UTC 版)

デュプレクス級装甲巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状は前型と同じく高い乾舷を持つ長船船体外洋での凌波性良好であった艦首から16.3cm連装砲塔1基を配置艦橋構造箱型とし、その上に一段見張り所を持つ単棒が立つ。 艦橋背後に4本の煙突立っているが、ボイラー室前後振り分けた缶室分離配置を採っているために煙突2番煙突3番煙突の間は広く取られており、間に四角形通風筒立っている。2番主砲塔背後舷側に16.3cm連装砲塔が片舷1基ずつ計2基配置されている。 煙突周囲艦載艇置き場となっており、舷側艦載艇用のボート・ダビットが片舷4基計8基が配置されている。4番煙突から後ろ簡便な単脚後ろ向きに16.3cm連装砲塔1基が載る艦尾甲板途中で一段下がった階段となっていた。 10cm副砲艦橋左右1基ずつ計2基と4番煙突左右舷側に1基ずつ計2基ずつが配置された。

※この「艦形」の解説は、「デュプレクス級装甲巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「デュプレクス級装甲巡洋艦」の記事については、「デュプレクス級装甲巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/21 09:52 UTC 版)

コロッサス級装甲艦」の記事における「艦形」の解説

本艦基本構造は平甲板船体装甲フリゲートで、艦首水面下衝角持ち前部マスト後部船橋を持つ艦橋配置され船首楼艦橋後部終了し、そこから甲板1段分下がって船体中央部に1本煙突配置され煙突前後に挟む形で「アームストロング Marks I 30.5cm(25口径後装填砲」を2門ずつ収めた円柱状の連装主砲塔2基が左右互い違い配置されていた。その後部に甲板1段分上がって後部マストが立ち、後部甲板上には艦載艇置かれ後部マスト基部付いたボート・クレーンにより運用された。

※この「艦形」の解説は、「コロッサス級装甲艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「コロッサス級装甲艦」の記事については、「コロッサス級装甲艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/15 13:54 UTC 版)

ルイージ・カドルナ級軽巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級は高速発揮しやすくするために同時期のイギリス海軍巡洋艦同じく縦横の比率の強い細長い船体形状採用し復元性良くするためにタンブル・ホーム型の船体を採っていた。水線下にバルバス・バウを持つ突出した艦首から艦首甲板上に1・2番主砲塔背負い式で2基設置。塔型艦橋背後オフセットした頂上部測距儀載せた前部三脚が立つ。艦橋背後には2本の煙突が立つが機関シフト配置のために前後離されており、1番煙突左右に53.3cm連装魚雷発射管が片舷1基ずつの計2基、高角砲が1番煙突寄りに防盾付き連装砲架で1基、その後方に連装高角砲が片舷1基ずつの計3基が三角形状に配置された。2番煙突前部後部三脚が立ち、2番煙突周囲艦載艇置き場となっており、後部三脚基部付いたクレーン1基により運用された。後部甲板上に後ろ向きに3・4主砲塔背負い式に2基配置した小型船体重武装施したために建造後に4cm機関砲新型の20mm連装機銃4基に換装19431944年航空兵装と13.2mm機銃魚雷発射管撤去して20mm単装機銃4基を追加装備した。

※この「艦形」の解説は、「ルイージ・カドルナ級軽巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ルイージ・カドルナ級軽巡洋艦」の記事については、「ルイージ・カドルナ級軽巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 05:43 UTC 版)

アローマンシュ (空母)」の記事における「艦形」の解説

詳細は「コロッサス級航空母艦」を参照 イギリス海軍空母大戦期に設計され本艦イラストリアス級航空母艦後継艦となり、エンクローズド・バウと大型アイランドオーバーハングした艦尾形状持っていた。この時期イギリス空母全長抑えた船体幅広飛行甲板特徴であったが、コロッサス級においては全長伸ばして細長い船体形状採用し船体ロイド船級協会規格沿った設計が採られた。耐用年数切り下げる代わりに戦時において最も重要な"早期建造"を目的として商船規格採用する事で建造期間を短縮する目的であった航空艤装面においても既存艦と異なった。本級の設計時にはイギリス海軍艦載機半数アメリカからの輸入賄っており、最終的に艦載機64%がアメリカ製であったこのため本艦を含むコロッサス級格納庫およびエレベーターアメリカ製艦載機搭載可能とするためにアメリカ軍規格設計された。このため格納庫の高さはイラストリアスの4.9m、インドミタブルの4.3mに対して本級は5.3mに拡大した船体構造水面から乾舷までの高さが低い重厚な設計であった水面から傾斜した艦首から航空機格納庫せりあがるエンクローズド・バウと呼ばれる形状受け継いでいた飛行甲板前後には四角形エレベーター前後に1基ずつの計2基が配置された。飛行甲板右舷部には艦橋構造煙突一体化し、そのあいだに三脚型の主マストが立つ。武装飛行甲板阻害しないよう配置され主武装の4cmポンポン砲は八連装砲架艦橋の手前に1基と煙突背後に1基ずつ、エレベーター側面舷側砲座設けて片舷2基ずつの計6基が配置されていた。エリコン 2cm76口径機関砲船体側面張り出しスポンソン)を設けて19丁を装備していた。アイランド背後艦載機の揚収のためにクレーン1基が付く。艦載艇格納庫の下に収容スペースを片舷3か所ずつ設けて搭載され小型ボートアイランドの下に吊り下げられた。就役後2cm単装機銃ボフォーズ 4cm(56口径機関砲単装砲架19基に換装された。 本艦運用されるブレゲー・アリゼ 1958年改装飛行甲板には左舷全部張り出し設ける形で中心線から角度4度アングルド・デッキ設けられ艦首甲板発艦スペースとなり、この改装全幅は約39mとなったエレベーターカタパルトフランス海軍採用されブレゲー・アリゼ運用可能とするために強化され、この重量増加に対応すべく対空火器はすべてが撤去された。またレーダーはDBRV 22A型レーダー更新されマスト強化された。

※この「艦形」の解説は、「アローマンシュ (空母)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「アローマンシュ (空母)」の記事については、「アローマンシュ (空母)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/11 06:11 UTC 版)

1940年度巡洋戦艦試案」の記事における「艦形」の解説

本案船体形状は平甲板船体である。強く傾斜したクリッパー・バウから艦首甲板上に主砲の「1940年型 28cm(54.5口径砲」を三連装式砲塔収めて背負い式に2基、その後方に頂上部大型測距儀配置した近代的な箱型艦橋後方簡素な単脚式のマストが1本立ち、船体中央部の2本煙突機関シフト配置のため前後離され配置しており、その間水上機運用施設となっており、1番煙突基部設けられ水上機格納庫には水上機2機が格納でき、船体中央部首尾方向垂直に埋め込まれ固定式カタパルトにより射出される艦載機運用船体中央部に片舷1基ずつ設置されグース・ネックの首)型クレーンにより運用され2番煙突基部並べられ艦載艇運用使用される設計であった2番煙突後方測距儀配置した後部見張り所が設けられ後部甲板上に後向き3番主砲塔が1基配置された。左右舷側甲板上には副砲の「12cm50口径速射砲」が連装式の副砲塔に収められ、1番煙突側面前向きに背負い式で2基と3番煙突側面に後向きに1基で片舷3基の計6基を配置した対空兵装の「4cm(56口径機関砲」は連装砲架艦橋中部四隅に4基、後部見張り所の前方並列で2基、後方に後向きに1基の計7基を配置した。この武装配置により艦首方向最大で28cm砲6門・12cm砲8門・4cm砲4門、舷側方向最大で28cm砲9門・12cm砲6門・4cm砲8門、艦尾方向最大で28cm砲3門・12cm砲4門・4cm砲6門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「1940年度巡洋戦艦試案」の解説の一部です。
「艦形」を含む「1940年度巡洋戦艦試案」の記事については、「1940年度巡洋戦艦試案」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/15 03:32 UTC 版)

コジャテペ級駆逐艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状船首楼型とした。甲板シア少なく船首前端傾斜少な形状となっている。船首楼甲板後端艦橋前部マスト配置その後方の甲板下は3基の主缶収めた缶室区画で、1番煙突主缶2基分、2番煙突に1基分の煙路が導設された。煙突後方に53.3cm三連魚雷発射管2基が配置された。主砲前後甲板上に2基ずつ背負い式で配置された。

※この「艦形」の解説は、「コジャテペ級駆逐艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「コジャテペ級駆逐艦」の記事については、「コジャテペ級駆逐艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 00:00 UTC 版)

伊三百六十一型潜水艦」の記事における「艦形」の解説

本型は潜水商船ドイッチュラント」を参考に、艦前後方の輸送スペース設けてそこに兵員物資搭載することとした。計画当初陸戦隊110名と物資10トン艦内搭載し、艦の後部甲板上に上陸用舟艇である特型運貨船2隻を搭載する予定だった。他にも建造期間を短縮するために、主機電動機既製品用いこととされていた。 その後設計と建造計画急速に進み1943年昭和18年2月には1番艦が起工された。しかしこの頃ガダルカナルの戦いにおける潜水艦用いた輸送作戦での戦訓もたらされ建造中に仕様変更が行われた。純粋な輸送潜水艦として建造するために、人員搭載をやめ、物資搭載量艦内125トン、艦外20トン変更された。更に警戒厳重な沿岸地域への輸送を行うため、艦橋下部V字型の傾斜をつけて敵からのレーダー探知を防ぐ形となった加えて水中航続力増加要求から電池増設が行われ、水中行動能力が3ノット40時間日本潜水艦中でも最長クラスとなった。しかし輸送スペース電池増設スペースへと転用したため、艦内搭載量65トンとなった。 だが搭載量大幅な減少問題となったためか、本型の最終艦である伊372では新造時から魚雷発射管撤去して輸送スペース広げ艦内搭載量90トンとする改正が行われた。後に伊361を除く本型の全艦が、建造中又は竣工後に魚雷発射管撤去する工事受けた

※この「艦形」の解説は、「伊三百六十一型潜水艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「伊三百六十一型潜水艦」の記事については、「伊三百六十一型潜水艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/30 16:04 UTC 版)

コルフ (仮装巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦垂直に切り立った艦首に、乾舷の高い船首楼艦尾を持つ船体上に船橋ブリッジ)を載せた上部構造物と2本煙突を持つ典型的な商船であった前後甲板上にマスト1本が計2本と4か所のデリック・クレーンを持っていた。イギリス海軍徴用後は商船時代マスト荷役機器等撤去され外観大きく変化した外観上の特徴であった2本煙突についても、後部煙突外観整えるためのダミーファンネルであったため撤去され、1本煙突となった

※この「艦形」の解説は、「コルフ (仮装巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「コルフ (仮装巡洋艦)」の記事については、「コルフ (仮装巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/06 17:55 UTC 版)

福星 (砲艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦基本構造は2本のマスト一本煙突を持つ木造フリゲートとして福州船政局海軍造船所)で建造された。船体には16cm単装砲1基と12cm単装砲1基を装備していた。

※この「艦形」の解説は、「福星 (砲艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「福星 (砲艦)」の記事については、「福星 (砲艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/28 13:53 UTC 版)

ジョーレギベリ (戦艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状は「カルノー」よりも強く引き絞られ特徴的なタンブルホーム船体となっている。これは、水線部から上の構造複雑な曲線用いて引き絞り船体重量軽減できる船体方式で、他国では帝政ロシア海軍ドイツ海軍アメリカ海軍前弩級戦艦巡洋艦にも採用された。外見上の特徴として水線下部艦首艦尾著しく突出し、かつ舷側甲板よりも水線装甲部分突出すると言った特徴的な形状をしている。このため水線下から甲板上るに従って船体は引き絞られ甲板面積小さくなっている。これは、備砲射界船体狭められずに広い射界得られることや、当時装甲配置方式では船体前後満遍なく装甲貼る全体防御方式」のために船体短くなればその分だけ装甲貼る面積減り船体軽量化出来るという目的に採られた手法である。 ほぼ垂直に切り立った艦首から艦首甲板に30.5cm単装主砲塔が1基の背後司令塔組み込んだ艦橋からミリタリーマストが立つ。ミリタリーマストとはマストの上部あるいは中段に軽防御見張り台配置し、そこに37mm~47mmクラス機関砲速射砲)を配置した物である。これは、当時水雷艇による奇襲攻撃迎撃するために遠くまで見張らせる高所に対水雷撃退用の速射砲あるいは機関砲置いたのが始まりである。形状の違いはあれどこの時代列強各国大型艦には必須の装備であった本艦のミリタリーマストは内部階段内蔵した円筒となっており、頂部には二層式の見張り台設けられた。上下見張り台には四つ開口部があり、下段部のみ47mm単装速射砲が1基ずつ計4基が配置され後部ミリタリーマストも同形式で前後4基ずつ計8基配置された。前部ミリタリー・マストの背後には断面図小判型の煙突二本立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、豊富なクレーンにより水面下ろされた。 艦載艇置き場後部にはミリタリー・マストが立ち、その後ろに30.5cm単装主砲塔が後向きに1基配置された。本艦舷側甲板存在せず船体中央部張り出し部に27cm単装副砲塔が船体中央部に片舷1基ずつ計2基配置された。 特徴的なのは14cm砲の配置方式で他の艦は14cm単装砲塔を片舷4基計8基が配置されるのに対し本艦では省スペース化のために14cm単装速射砲8門を連装砲塔収め前後ミリタリー・マストの左右に1基ずつ計4基8門配置した。 この配置により艦首尾線方向最大30.5cm砲1門、27cm砲2門、14cm砲4門が指向でき、左右方向には最大30.5cm砲2門、24cm砲1門、14cm砲4門が指向でき強力な火力誇っていた。

※この「艦形」の解説は、「ジョーレギベリ (戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ジョーレギベリ (戦艦)」の記事については、「ジョーレギベリ (戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/04 08:40 UTC 版)

ダブー (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状当時フランス海軍主力艦から軽艦艇に至るまで主に導入していたタンブル・ホーム船体である。これは、水線部から上の構造複雑な曲線用いて引き絞り船体重量軽減できる船体方式で、他国では帝政ロシア海軍ドイツ海軍アメリカ海軍前弩級戦艦巡洋艦にも採用された。外見上の特徴として水線下部艦首艦尾著しく突出し、かつ舷側甲板よりも水線装甲部分突出すると言った特徴的な形状をしている。このため水線下から甲板上るに従って船体は引き絞られ甲板面積小さくなっている。これは、備砲射界船体狭められずに広い射界得られることや、当時装甲配置方式では船体前後満遍なく装甲貼る全体防御方式」のために船体短くなればその分だけ装甲貼る面積減り船体軽量化出来るという目的に採られた手法である。 本艦船体形状は前級と同じく乾舷の高い艦首から低い艦尾までなだらかに傾斜する甲板船体である。水面部が突出した艦首から艦首甲板に16cm単装砲が防盾の付いた単装砲架で1基、司令塔の上両脇船橋ブリッジ)を持つ操舵艦橋設けられ艦橋基部として前部ミリタリー・マスト1本が立つ。 船体中央部には2本煙突が立ち、その周囲煙管状の通風筒により艦内換気した舷側甲板上に艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビッドが片舷4組ずつ計8組により運用された。舷側には2か所に張り出し設けられ16cm単装砲が1基ずつ配置された。後部甲板には後部ミリタリーマスト1本と16cm単装砲が後向きに1基である。

※この「艦形」の解説は、「ダブー (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ダブー (防護巡洋艦)」の記事については、「ダブー (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/04 08:18 UTC 版)

デュケーヌ (巡洋艦・初代)」の記事における「艦形」の解説

船体形状当時フランス海軍主力艦から軽艦艇に至るまで主に導入していたタンブル・ホーム船体である。これは、水線部から上の構造複雑な曲線用いて引き絞り船体重量軽減できる船体方式で、他国では帝政ロシア海軍ドイツ海軍アメリカ海軍前弩級戦艦巡洋艦にも採用された。外見上の特徴として水線下部艦首艦尾著しく突出し、かつ舷側甲板よりも水線装甲部分突出すると言った特徴的な形状をしている。このため水線下から甲板上るに従って船体は引き絞られ甲板面積小さくなっている。これは、備砲射界船体狭められずに広い射界を得ることを目的に採られた手法である。 水線下に衝角を持つ艦首から艦首甲板上に単脚式の前部マストが建つ。その後ろに司令塔下部組み込み両脇船橋ブリッジ)を持つ艦橋が建つ。船体中央部に2本煙突が建つ。その周囲煙管型の通風筒が立ち並び、その周囲艦載艇置き場となっており、それらは2本1組のボート・ダビッドが片舷3組ずつ計6組運用された。 舷側張り出しスポンソン)が片舷3か所に設けられ主砲の19cmライフル砲単装砲架で1番から6番まで配置された。副武装の14cm砲は船体内の砲郭ケースメイト)に片舷7基ずつ計14基が配置された。2番煙突後方2番マスト3番マストが立ち、後部甲板上に7番19cm主砲1基が配置された。

※この「艦形」の解説は、「デュケーヌ (巡洋艦・初代)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「デュケーヌ (巡洋艦・初代)」の記事については、「デュケーヌ (巡洋艦・初代)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/04 08:41 UTC 版)

ディアナ (通報艦)」の記事における「艦形」の解説

船体は、シアの強い長船型で、艦中央部艦橋煙突を含む上部構造物が配置された。上部構造物は船体一杯に及ぶ比較容積大きなものであり、高出力機関搭載しているため煙突も艦形の割には大きなものであった上部構造物前後には10.2cm単装砲の砲座設けられた。

※この「艦形」の解説は、「ディアナ (通報艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ディアナ (通報艦)」の記事については、「ディアナ (通報艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/07 15:51 UTC 版)

クアルト (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状は短船首楼船体であるが、艦首甲板形状既存巡洋艦のように平面ではなく当時駆逐艦多く採用され凌波性良いタートル・バック艦首採用していた所に特色があった。 艦砲としては、ヴィッカースおよびアームストロング・ホイットワース製の50口径12cm砲をオート・メラーラ社がライセンス生産した砲(Mod.1909)を、防盾の付いた単装砲架で片舷に1基ずつで並列配置で2基を配置した司令塔組み込んだ操舵艦橋後部簡素な単脚式の前部マスト等間隔並んだ3本煙突周囲艦載艇置き場となっており、その脇の舷側甲板上には副砲として、やはりヴィッカース社の50口径7.62cm砲をオート・メラーラ社がライセンス生産した砲(Mod.1909)が、片舷3基ずつ計6基が配置された。艦載艇は1番煙突2番煙突の間のクレーン1基と舷側付いた2本1組のボート・ダビッドを片舷2組の計4組により吊り上げられて運用される3番煙突簡素な単脚式の後部マストの間の上構造物挟んで2番.3番12cm速射砲舷側甲板上に片舷1基ずつ配置された。後部マストの後側に5番.6番12cm速射砲が後向き並列配置されたが、射界広げるために左舷側の主砲若干前方配置されていた。この武装配置により前方向に12cm砲2門、左右方向最大12cm砲4門・7.62cm砲3門、後方向に12cm砲4門、7.62cm砲2門が指向できた。

※この「艦形」の解説は、「クアルト (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「クアルト (防護巡洋艦)」の記事については、「クアルト (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/09 09:23 UTC 版)

ジュリアン・ド・ラ・グラヴィエール (防護巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状は、フランス巡洋艦長らく主流となってきたタンブル・ホーム式の船体廃止していた。基本的に高い乾舷を持つ長船船体で、外洋での凌波性良好であった本艦構造前部から記述すると、艦首から前向きに主砲として16cm単装砲架1基を配置下部司令塔組み込んだ露天式の艦橋構造箱型とし、その上に単脚式の前檣が立つ。艦橋構造背後から4本の煙突立っているが、フランス海軍ではボイラー室前後振り分けた缶室分離配置を採っているために煙突2番煙突3番煙突の間は広く取られている。 煙突周囲艦載艇置き場となっており、艦載艇用のボート・ダビット片舷4基で計8基立つ。4番煙突から後ろ後部船橋簡便な単脚後ろ向きに主砲1基が載る舷側には半円形張り出しスポンソン)が三箇設けられ、そこに16cm単装砲が片舷3基ずつ計6基配置された。

※この「艦形」の解説は、「ジュリアン・ド・ラ・グラヴィエール (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ジュリアン・ド・ラ・グラヴィエール (防護巡洋艦)」の記事については、「ジュリアン・ド・ラ・グラヴィエール (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/15 06:57 UTC 版)

リヨン級戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級は凌波性能を高くすべく設計され長船船体採用した。クリッパー・バウの艦首から乾舷高く取られ艦首甲板から上部構造物が始まり、「1912年型34cm(45口径)砲」を「四連装砲塔」に納めて1番主砲塔を1基配置した。その背後操舵艦橋載せた大型装甲司令塔の上三段測距儀が1基載る司令塔の部には1番煙突が立ち、中央部甲板上に前向きに2番主砲塔を1基、その背後単脚式の主マスト2番煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、2番煙突基部とするクレーンが片舷1基ずつ計2基配置された。 艦載艇置き場後ろに、後ろ向きに3番主砲塔甲板一段下がって後部甲板上に後ろ向き4番主砲塔の順に配置された。主砲は計4連装4基の16門である。 副砲は前級同様のケースメイト配置で1番主砲塔下の甲板に片舷4基ずつ8門、船体中央部に片舷6基12門、3番主砲塔下に片舷2基4門の計24門である。

※この「艦形」の解説は、「リヨン級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「リヨン級戦艦」の記事については、「リヨン級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/28 08:15 UTC 版)

キューバ (軽巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦船体形状は平甲板船体艦首は垂直だった。全甲板上に10.2cm単装砲を防盾の付いた単装砲架で1基。その背後艦橋基部とする単脚式の前部マストが建つ。船体中央部には2本煙突が立ち、その周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビッドが片舷3組ずつ計6組運用された。後部マスト背後に10.2cm砲が後ろ向きに1基が配置されていた。 就役後1919年類別軽巡洋艦変更。に老朽化した本艦1936年から1937年にかけて第1次近代化改装が行われた。主な変更点は石炭専焼缶を重油専焼ボイラー換装し、2本あった煙突は1本にとめられた。また外観上で変化艦首整形されてやや傾斜のついた艦首形状となり、前部マスト三脚マストとなった武装においては主砲以外の備砲一新されたことであった

※この「艦形」の解説は、「キューバ (軽巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「キューバ (軽巡洋艦)」の記事については、「キューバ (軽巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 14:34 UTC 版)

ゴトランド (巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状クリッパー艦首から艦尾まで緩やかに傾斜する甲板船体である。艦首甲板に15.2 cm連装主砲塔が1基、その後ろに下部司令塔組み込んだ二層式の箱型艦橋両脇には片舷1基ずつのケースメイト配置で15.2 cm単装砲を配置した艦橋後部簡素な単脚式のマストが立ち、その後方に傾斜した2本煙突周囲艦載艇置き場となっていた。2番煙突背後見張り所と75 mm連装砲が、その下方にある甲板に53.3 cm三連水上魚雷発射管が片舷1基ずつ計2基配置された。後部甲板上に15.2 cm連装主砲塔後ろ向きに1基が配置された。その後ろの甲板格納庫飛行甲板設け旋回カタパルト水上機クレーン配された。トランサム型の艦尾構造にはハイン・マットを備えた

※この「艦形」の解説は、「ゴトランド (巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ゴトランド (巡洋艦)」の記事については、「ゴトランド (巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/29 15:36 UTC 版)

ニダロス級海防戦艦」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状当時主流である平甲板船体で、艦首水面下に冬は氷に閉ざされるバルト海行動するために砕氷構造持ち艦首から艦尾向けてなだらかに傾斜する甲板から前向きに「24cm(50口径)砲」を単装砲塔収めて1基を配置しその後部に甲板1段分上がって副砲の「15cm(50口径速射砲」を主砲塔同形式の単装砲塔収めて1基を配置していた。艦橋構造司令塔下部組み込んだ箱型で、艦橋基部として簡素な単脚式の前檣が立つ。その後部から機関区始まり、1本煙突周囲艦載艇置き場となっており、頂上部見張り所を設けたために前檣よりも大型となった三脚式の後基部に1基ついたジブ・クレーンにより運用されるその後部に後ろ向きの15cm副砲塔が1基、甲板一段下がって後ろ向きに24cm単装主砲塔が1基配置された。舷側甲板上の中央部には15cm単装副砲塔が片舷1基ずつ配置され、計4基の設計である。 しかし、建造途中モニター改造された折に、外洋での安定性確保のために全長70%に及ぶ長さ大型バルジ装着されると共に武装英国式の規格変更され主砲は23.4cm、副砲は15.2cm砲に変更され高角砲搭載せず、76.2mm砲と40mmポンポン砲少数装備された。しかし、この改装により船体幅は設計時の1.5となってしまい、ノルウェー海軍既存ドック入れなくなったために第一次世界大戦後イギリス海軍で本級が不要となった後に、ノルウェー海軍購入打診したが、ノルウェー海軍拒否する大きな理由となってしまった。

※この「艦形」の解説は、「ニダロス級海防戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ニダロス級海防戦艦」の記事については、「ニダロス級海防戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/29 15:37 UTC 版)

マーシャル・デオドロ級海防戦艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状同時期にフランス海軍建造されシャルルマーニュ級戦艦似た乾舷の低いタンブル・ホーム付いた甲板船体である。水面部が衝角ラム)で突出した艦首から艦首甲板上に「アームストロング 23.4cm(45口径ライフル砲」を収めた単装砲塔1基の基部から上部構造物が始まり、その前部司令塔両側船橋ブリッジ)の付いた艦橋基部として頂上部見張り所を持つ前部ミリタリーマストが立つ。マスト背後に1本煙突が立ち、その周囲煙管型の通風塔が立ち並び外側艦載艇置き場となっており、ボート・ダビットが2本を1組として片舷3組ずつ計6組運用された。上部構造物の四隅には副砲12cm速射砲単装砲架で1基ずつ計4基が配置されており、その上艦載艇置き場空所に5.7cm速射砲が防盾の付いた単装砲架で片舷3基ずつ計6基が配置されていた。後部ミリタリー・マストが立った所で上部構造物は終了し後部甲板上に後部23.4cm単装砲塔が後向きに1基が配置されていた。

※この「艦形」の解説は、「マーシャル・デオドロ級海防戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「マーシャル・デオドロ級海防戦艦」の記事については、「マーシャル・デオドロ級海防戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/12 18:20 UTC 版)

ペラヨ (戦艦)」の記事における「艦形」の解説

スペイン海軍要求性能満載排水量状態でスエズ運河通航可能で、長航続性能のため帆走設備を持つ物とされた。しかし、発注後に機関信頼性向上に伴い機関航行のみで長距離航行が可能となり帆走設備竣工後に撤去された。 本艦基本設計はラガヌが手がけたフランス前弩級戦艦マルソー級をタイプシップに採り、船体基本形状艦首水面下衝角をもつタンブル・ホーム型の平甲板船体に2本のマスト中央部に2本煙突を持つ当時一般的なフランス戦艦の形態である。この時代フランス戦艦の特色として主武装として口径異な大口径砲を二種類搭載する事があり、本艦もそれに倣って艦首艦尾甲板上にカネー社の新設計の「1884年32 cm35口径)砲」を単装式の露砲塔で1基ずつ計2基。舷側中央部同じくカネー社の新設計の「1883年28 cm35口径)砲」を単装式の露砲塔で片舷1基ずつ計2基を配置した。他に副砲として艦首部砲門開け、そこに16.2cm単装砲を1基。更に舷側砲門開けて12cm単装砲をケースメイト砲郭配置で片舷6基の計12基を配置した。この配置により艦首方向最大で32cm砲1門・28cm砲2門・16.2cm砲1門、左右方向最大で32cm砲2門・28cm砲1門・12cm砲6門を、艦尾方向最大で32cm砲1門・28cm砲2門を指向する事が出来た艦首の32cm主砲塔背後頂上部見張り所を持つ前部マストが1基、船体中央部に2本煙突が立ち、1番・2番煙突の間に左右に船橋を持つ操舵艦橋司令塔配置された。艦載艇前後左右配置され主砲爆風避けるために煙突周囲など船体高所置かれ1番・2番煙突両脇設けられガントリークレーンにより運用された。 本艦竣工後の1897年から1898年にかけて建造元のラ・セーヌ造船所近代化改装受けた主な変更箇所艦首の16.2cm砲と舷側12cm砲を撤去して替わり新型の14cm単装砲9基に更新した。しかし、この改装中に米西戦争起きたために工事遅延して工期遅れた

※この「艦形」の解説は、「ペラヨ (戦艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ペラヨ (戦艦)」の記事については、「ペラヨ (戦艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/14 08:47 UTC 版)

B97 (駆逐艦)」の記事における「艦形」の解説

本艦船体形状艦首乾舷のみ高い短船首楼船体同時期に設計され日本海軍峯風型駆逐艦似た艦形である。艦の構造前部から記述すると、艦首甲板上に主砲の8.8cm速射砲単装砲架で1基配置した所で船首楼終了し、そこから甲板1段分下がった場所に50cm連装魚雷発射管が1基、その背後操舵艦橋簡素な前部マストが立つ。船体中央部3本煙突が立ち、1番・2番煙突の間に2番主砲が1基、2番3番主砲の間に3番主砲が1基配置される。その周囲には煙管型の通風塔が立ち並び空いた場所は艦載艇置き場となっており、艦載艇2番煙突後方クレーン1基により運用された。3番主砲後方中央甲板上に50cm単装魚雷発射管直列で2基配置され後部マスト後部見張所を挟んで後部甲板上に4番主砲が1基配置された。 イタリア海軍取得後凌波性改善のために艦首魚雷発射管廃止され船首楼艦橋基部まで延長された。1番煙突はやや高くなり、中央甲板上に連装魚雷発射管直列に2基配置となった

※この「艦形」の解説は、「B97 (駆逐艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「B97 (駆逐艦)」の記事については、「B97 (駆逐艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/23 09:24 UTC 版)

シャルルマーニュ級戦艦」の記事における「艦形」の解説

船体形状は前級に引き続き甲板船体採用しており、大西洋で作戦時での凌波性良くするために乾舷高く取られている。水面下には衝角ラム)が付いていた艦首から艦首甲板上に主砲の「1893-1896年型 30.5cm(40口径)砲」を楕円筒形の連装砲塔収めて1基が配置された。司令塔組み込んだ操舵艦橋前部ミリタリー・マスト、船体中央部の2本煙突は前よりに配置されており、煙突周囲艦載艇置き場となっており、船体中央部に片舷2基ずつのガントリークレーンにより運用された。副砲の13.9cm速射砲単装砲架船体中央部等間隔に片舷4基、上甲板中央に1基で片舷5基ので計10基を搭載していた。後部甲板上に後部ミリタリー・マストが立ち、その後2番主砲塔後ろ向きに1基配置された。

※この「艦形」の解説は、「シャルルマーニュ級戦艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「シャルルマーニュ級戦艦」の記事については、「シャルルマーニュ級戦艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/06 14:40 UTC 版)

グルィフ (機雷敷設艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状波浪少なバルト海使用するために平甲板船体採用してコストダウン努めている。傾斜の強いクリッパー艦首から甲板上に主砲の「ボフォース Model 1936 12cm50口径速射砲」を防盾の付いた連装砲架で1基配置した背後から艦上構造物始まり12cm速射砲が防盾の付いた単装砲架背負い配置された。 頂上部見張り所には測距儀1基を載せた風雪厳しバルト海での運用耐える重厚な箱型艦橋側面には近接火器として「オチキス Model 1929 13.2mm(76口径機関銃」が連装砲架で片舷1基ずつ計2基が配置された。 船体中央部には簡素な三脚型前部マストが立ち、その下は艦載艇置き場前部マスト基部とするクレーンが片舷1基ずつ計2基により運用された。艦載艇置き場直下候補生居住区となっており、中央部探照灯台を兼ねた後部見張所。本艦機関ディーゼルのために煙突模した排気管1本が立つ。 の後方には露天後部測距儀所があり、それを挟み込むように「ボフォース 4cm機関砲」が連装砲架並列で2基が配置された。上部構造物の最後部に12cm速射砲が防盾の付いた単装砲架で1基、その下の後部甲板上に12cm速射砲が防盾の付いた連装砲架で1基で後ろ向き背負い配置となっていた。 3番・4番主砲側面から艦尾にかけて機雷投下用のレールが片舷3つずつ計6基あり、最大600発が搭載できた。機雷台車乗せられレール上を滑って艦尾から投下された。

※この「艦形」の解説は、「グルィフ (機雷敷設艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「グルィフ (機雷敷設艦)」の記事については、「グルィフ (機雷敷設艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/12 08:58 UTC 版)

プリュトン (軽巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

船体形状乾舷の高い長船船体外洋での凌波性良好であった艦首から前向きに主砲としてシールド付きの14cm単装砲架背負い式で2基配置下部艦橋構造箱型とし、その上に三脚式の前檣が立つ。艦橋構造背後から2本の煙突立っているが、第一次大戦後フランス海軍ではボイラー室タービン室を交互に振り分けたシフト配置を採っているために2本煙突間隔は1番煙突2番煙突の間は広く取られている。 煙突の間にはシールド付きの7.5cm単装高角砲が片舷2基ずつ計4基が配置され、広い射界持っていた。2番煙突後部から艦載艇置き場となっており、後基部に1基が付いた艦載艇用のボート・ダビットで運用された。後三脚式で中部探照灯台が置かれた。その後ろは上部測距儀配置する後部船橋後ろ向きに背負い配置で14cm単装砲が2基が配置された。艦尾甲板上には片舷2条ずつの機雷投下軌条レール)が設置され計4条が配された。 舷側にはプロムナード・デッキとされて開口されていたが、1933年から砲術練習巡洋艦任務に就き艦内容積の不足が指摘されたために1939年艦名を「ラ・トゥール・ドーヴェルニュLa Tour d'Auvergne)」と改名されと共に艦内容積増やすために開口部塞いで居住空間増やされた。

※この「艦形」の解説は、「プリュトン (軽巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「プリュトン (軽巡洋艦)」の記事については、「プリュトン (軽巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/14 00:25 UTC 版)

ラ・アルヘンティーナ (軽巡洋艦)」の記事における「艦形」の解説

本級の船体形状乾舷の高い長船船体外洋での凌波性良好であった武装配置は、15.2cm(50口径)砲を三連砲塔収めて甲板背負い配置で2基、後甲板に1基を配置し船体中央部の2本の煙突の間に回転式カタパルト1基を配置しその上に水上機1基が置かれ、この水上機艦載艇の揚収用としてトラス構造クレーンが両舷に設置された。対空兵装として後部煙突後方後部主砲塔との間に10.2cm高角砲単装砲架で両舷各2基、計4門配置し、また艦橋から船体中央部にかけての両舷には40mm機関砲単装砲架で各舷4基、計8門搭載した

※この「艦形」の解説は、「ラ・アルヘンティーナ (軽巡洋艦)」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ラ・アルヘンティーナ (軽巡洋艦)」の記事については、「ラ・アルヘンティーナ (軽巡洋艦)」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/24 05:22 UTC 版)

ホーキンス級重巡洋艦」の記事における「艦形」の解説

本級の基本設計は「バーミンガム級」に採り、乾舷の高い長船船体採用した。全くシアー (造船)(英語版)(甲板前後傾斜)のない艦首甲板上に新設計の「Mark VI 1919年型 19.1cm(45口径速射砲」を防盾の付いた単装砲架背負い式に2基を配置した2番主砲基部から上部構造物が始まり司令塔組み込んだ艦橋背後三脚型前部マストが立つ。 前部マスト背後には前部が太い2本煙突が立ち、煙突周囲艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビットが片舷3基ずつ計6組運用された。舷側甲板上には2番煙突側面3番・4番主砲が片舷に1基ずつ配置された。その他に対空火器として「7.6cm(45口径高角砲」が単装砲架で片舷2基ずつ計4基が配置され、他に対水上用に「7.6cm(40口径速射砲」を6基搭載した2番煙突後方には後部見張り所と簡素な後部マストが立ち、船首楼尾部5番主砲後ろ向きに1基配置した所で船首楼終了し甲板一段下がった後部甲板上に6番・7番主砲後ろ向きに直列に1基ずつ配置された。

※この「艦形」の解説は、「ホーキンス級重巡洋艦」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ホーキンス級重巡洋艦」の記事については、「ホーキンス級重巡洋艦」の概要を参照ください。


艦形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/24 01:05 UTC 版)

ラ・プラタ級モニター」の記事における「艦形」の解説

1875年の「ロス・アンデス」の状態を示した近代化改装後の「ロス・アンデスARG Los Andes)」。写真左側艦首方向 本級の基本構造は浅い吃水の平甲板船体水面下衝角を持つ艦首甲板上に居住区兼ねた上部構造物があり、船体中央部旋回式の砲塔により前後分かれていた。竣工当時帆走設備として前部上部構造物上マストを1基、後部上部構造物の前部立てられた1本煙突後部に1本が配置していたが、後に帆走設備撤去され替わり後部甲板上に頂上部中部見張り所を持つミリタリー・マストが1基配置された。

※この「艦形」の解説は、「ラ・プラタ級モニター」の解説の一部です。
「艦形」を含む「ラ・プラタ級モニター」の記事については、「ラ・プラタ級モニター」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「艦形」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「艦形」の関連用語

検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



艦形のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのメスディイェ (装甲艦) (改訂履歴)、エトナ級防護巡洋艦 (改訂履歴)、ロドニー級装甲艦 (改訂履歴)、クラースヌィイ・クルィーム (軽巡洋艦) (改訂履歴)、マズール (水雷艇) (改訂履歴)、キルキス級戦艦 (改訂履歴)、致遠型防護巡洋艦 (改訂履歴)、チャカブコ (防護巡洋艦) (改訂履歴)、浪速型防護巡洋艦 (改訂履歴)、フローレス級砲艦 (改訂履歴)、アラン級海防戦艦 (改訂履歴)、フィルギア (装甲巡洋艦) (改訂履歴)、コンテ・ディ・カブール級戦艦 (改訂履歴)、スヴァリイェ級海防戦艦 (改訂履歴)、タンペート (海防戦艦) (改訂履歴)、ヴァンジュール (海防戦艦) (改訂履歴)、クラースヌイ・カフカース (重巡洋艦) (改訂履歴)、インフレキシブル (装甲艦) (改訂履歴)、エリサベタ (防護巡洋艦) (改訂履歴)、ロード・クライヴ級モニター (改訂履歴)、コロンビア級防護巡洋艦 (改訂履歴)、アミラル・オーブ級装甲巡洋艦 (改訂履歴)、スヴェア級海防戦艦 (改訂履歴)、カンパーニア級防護巡洋艦 (改訂履歴)、肇和級防護巡洋艦 (改訂履歴)、インファンタ・マリア・テレサ級装甲巡洋艦 (改訂履歴)、ドミトリー・ドンスコイ (装甲艦) (改訂履歴)、飛鷹 (水雷砲艦) (改訂履歴)、イルマリネン級海防戦艦 (改訂履歴)、ロンバルディア級防護巡洋艦 (改訂履歴)、ブレムゼ (砲術練習艦) (改訂履歴)、O級巡洋戦艦 (改訂履歴)、ロンドン級重巡洋艦 (改訂履歴)、ブレニュス (戦艦) (改訂履歴)、エマニュエレ・フィリベルト級戦艦 (改訂履歴)、エドガー・キーネ級装甲巡洋艦 (改訂履歴)、ノルマンディー級戦艦 (改訂履歴)、マッセナ (戦艦) (改訂履歴)、サウサンプトン級軽巡洋艦 (改訂履歴)、ダナイー級軽巡洋艦 (改訂履歴)、シアリーズ級軽巡洋艦 (改訂履歴)、エメラルド級軽巡洋艦 (改訂履歴)、シャルンホルスト級装甲巡洋艦 (改訂履歴)、カノーパス級戦艦 (改訂履歴)、エフスターフィイ級戦艦 (改訂履歴)、レジナ・エレナ級戦艦 (改訂履歴)、ガングート級戦艦 (改訂履歴)、ザイドリッツ (巡洋戦艦) (改訂履歴)、ミシシッピ級戦艦 (改訂履歴)、デアフリンガー級巡洋戦艦 (改訂履歴)、キアサージ級戦艦 (改訂履歴)、ケーニヒ級戦艦 (改訂履歴)、キング・ジョージ5世級戦艦 (初代) (改訂履歴)、シャルンホルスト級戦艦 (改訂履歴)、ヴァリャーグ (防護巡洋艦) (改訂履歴)、ツェサレーヴィチ (戦艦) (改訂履歴)、ヴェットール・ピサニ級装甲巡洋艦 (改訂履歴)、筑波型巡洋戦艦 (改訂履歴)、薩摩型戦艦 (改訂履歴)、ジャンヌ・ダルク (装甲巡洋艦) (改訂履歴)、ル・ファンタスク級大型駆逐艦 (改訂履歴)、リュテュフィ・ジェリール級装甲艦 (改訂履歴)、レインボウ (防護巡洋艦) (改訂履歴)、レオーネ級駆逐艦 (改訂履歴)、カイザー・フリードリヒ3世級戦艦 (改訂履歴)、スルクフ (潜水艦) (改訂履歴)、レ・ウンベルト級戦艦 (改訂履歴)、レジナ・マルゲリータ級戦艦 (改訂履歴)、B65型超甲型巡洋艦 (改訂履歴)、プリンツ・ハインリヒ (装甲巡洋艦) (改訂履歴)、プリンツ・アーダルベルト級装甲巡洋艦 (改訂履歴)、コルモラン (仮装巡洋艦・2代) (改訂履歴)、ロイヤル・サブリン級戦艦 (改訂履歴)、春日型装甲巡洋艦 (改訂履歴)、タイガー (巡洋戦艦) (改訂履歴)、ライオン級巡洋戦艦 (改訂履歴)、扶桑型戦艦 (改訂履歴)、ヤコブ・ヴァン・ヘームスケルク (軽巡洋艦) (改訂履歴)、ダイドー級軽巡洋艦 (改訂履歴)、ワスカル (装甲艦) (改訂履歴)、エリトリア (通報艦) (改訂履歴)、ザラ級重巡洋艦 (改訂履歴)、マルコ・ポーロ (装甲巡洋艦) (改訂履歴)、トレント級重巡洋艦 (改訂履歴)、イェロギオフ・アヴェロフ (装甲巡洋艦) (改訂履歴)、サン・ジョルジョ級巡洋艦 (改訂履歴)、M1940年型掃海艇 (改訂履歴)、サラミス (戦艦) (改訂履歴)、クリストーバル・コロン (装甲巡洋艦) (改訂履歴)、パンター級防護巡洋艦 (改訂履歴)、ノーフォーク級重巡洋艦 (改訂履歴)、バーミンガム級軽巡洋艦 (改訂履歴)、バイエルン級戦艦 (改訂履歴)、ハミディイェ (防護巡洋艦) (改訂履歴)、バイーア級偵察巡洋艦 (改訂履歴)、バーケンヘッド級軽巡洋艦 (改訂履歴)、ネプチューン (戦艦) (改訂履歴)、バーリ (軽巡洋艦) (改訂履歴)、ドラグ級駆逐艦 (改訂履歴)、ドラッヘ (砲術練習艦) (改訂履歴)、フェン (巡洋艦) (改訂履歴)、バイター (護衛空母) (改訂履歴)、ピラウ級防護巡洋艦 (改訂履歴)、ブーラスク級駆逐艦 (改訂履歴)、パワフル級防護巡洋艦 (改訂履歴)、パース級軽巡洋艦 (改訂履歴)、ブークリエ級駆逐艦 (改訂履歴)、ピエモンテ (防護巡洋艦) (改訂履歴)、ブエノス・アイレス (防護巡洋艦) (改訂履歴)、ピサ級巡洋艦 (改訂履歴)、ブリュッヒャー (装甲巡洋艦) (改訂履歴)、ナヴァリン (戦艦) (改訂履歴)、ニューヨーク級戦艦 (改訂履歴)、ブルンマー級敷設巡洋艦 (改訂履歴)、ブレーク級防護巡洋艦 (改訂履歴)、ビッスン級駆逐艦 (改訂履歴)、ブリストル級防護巡洋艦 (改訂履歴)、フォン・デア・タン (巡洋戦艦) (改訂履歴)、パレストロ級装甲艦 (改訂履歴)、パラス級防護巡洋艦 (改訂履歴)、プリンチペ・ディ・カリニャーノ級装甲艦 (改訂履歴)、レジナ・マリア・ピア級装甲艦 (改訂履歴)、ベインティシンコ・デ・マヨ (防護巡洋艦) (改訂履歴)、ヘクラ級防護巡洋艦 (改訂履歴)、ピローラス級防護巡洋艦 (改訂履歴)、ダイアデム級防護巡洋艦 (改訂履歴)、キーロフ級巡洋艦 (改訂履歴)、インペラートル・パーヴェル1世級戦艦 (改訂履歴)、ケーニヒスベルク級軽巡洋艦 (改訂履歴)、コルベール (防空巡洋艦) (改訂履歴)、出雲型装甲巡洋艦 (改訂履歴)、エンカウンター (防護巡洋艦) (改訂履歴)、スパッヒ級駆逐艦 (改訂履歴)、シュトラールズント (軽巡洋艦) (改訂履歴)、ヴィクトリア・ルイーゼ級防護巡洋艦 (改訂履歴)、ストラスブール (軽巡洋艦) (改訂履歴)、シャトールノー級軽巡洋艦 (改訂履歴)、セント・ヴィンセント級戦艦 (改訂履歴)、グラウデンツ級軽巡洋艦 (改訂履歴)、チャタム級軽巡洋艦 (改訂履歴)、テゲトフ級戦艦 (改訂履歴)、デュケーヌ級重巡洋艦 (改訂履歴)、デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン (海防戦艦) (改訂履歴)、トゥルグート・レイス級装甲艦 (改訂履歴)、セントー級軽巡洋艦 (改訂履歴)、キャンベラ (ケント級重巡洋艦) (改訂履歴)、ダンテ・アリギエーリ (戦艦) (改訂履歴)、アタワルパ級モニター (改訂履歴)、アダマストル (巡洋艦) (改訂履歴)、エレバス級モニター (改訂履歴)、エスパーニャ級戦艦 (改訂履歴)、ド・グラース (防空巡洋艦) (改訂履歴)、エドガー級防護巡洋艦 (改訂履歴)、阿賀野型軽巡洋艦 (改訂履歴)、チェリク・ヒッデス級駆逐艦 (改訂履歴)、リューリク (装甲巡洋艦・初代) (改訂履歴)、スピットファイア (駆逐艦・2代) (改訂履歴)、リアンダー級軽巡洋艦 (改訂履歴)、エルザッツ・モナルヒ級戦艦 (改訂履歴)、ハーミーズ (空母・初代) (改訂履歴)、グロスター級軽巡洋艦 (改訂履歴)、ウルヴァリン (訓練空母) (改訂履歴)、マールテン・ハーペルソン・トロンプ (海防戦艦) (改訂履歴)、ケルン級軽巡洋艦 (改訂履歴)、ヘイリヘルレー級モニター (改訂履歴)、ダントルカストー (防護巡洋艦) (改訂履歴)、X1 (潜水艦) (改訂履歴)、ペダー・スクラム (装甲艦) (改訂履歴)、ルッジェーロ・ディ・ラウリア級戦艦 (改訂履歴)、揚武 (スループ) (改訂履歴)、ラデツキー級戦艦 (改訂履歴)、ウェイマス級防護巡洋艦 (改訂履歴)、レイナ・ビクトリア・エウヘニア (軽巡洋艦) (改訂履歴)、ブルックリン級軽巡洋艦 (改訂履歴)、サヴォア (戦艦) (改訂履歴)、ブーヴェ (戦艦) (改訂履歴)、P級装甲艦 (改訂履歴)、シュフラン級重巡洋艦 (改訂履歴)、アキダバン (装甲艦) (改訂履歴)、チャパエフ級巡洋艦 (改訂履歴)、インペラートル・アレクサンドル2世 (戦艦) (改訂履歴)、ケント級重巡洋艦 (改訂履歴)、経遠級装甲巡洋艦 (改訂履歴)、クレマンソー (戦艦) (改訂履歴)、アンティオキア級駆逐艦 (改訂履歴)、アストリーア級防護巡洋艦 (改訂履歴)、アルミランテ・ブラウン (装甲艦) (改訂履歴)、インデペンデンシア級海防戦艦 (改訂履歴)、アバンチュリエ級駆逐艦 (改訂履歴)、ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ級軽巡洋艦 (改訂履歴)、ヨーク級重巡洋艦 (改訂履歴)、ライプツィヒ級軽巡洋艦 (改訂履歴)、カイゼリン・アウグスタ (防護巡洋艦) (改訂履歴)、フュルスト・ビスマルク (装甲巡洋艦) (改訂履歴)、タトラ級駆逐艦 (改訂履歴)、アラスカ級大型巡洋艦 (改訂履歴)、エクセター (重巡洋艦) (改訂履歴)、カイザー級戦艦 (改訂履歴)、コリングウッド (装甲艦) (改訂履歴)、ドン・カルロス1世 (防護巡洋艦) (改訂履歴)、富士型戦艦 (改訂履歴)、クールベ級戦艦 (改訂履歴)、レンジャー (CV-4) (改訂履歴)、アレテューズ (巡洋艦) (改訂履歴)、アルジェリー (重巡洋艦) (改訂履歴)、アミラル・セシル (防護巡洋艦) (改訂履歴)、アルミランテ・ラトーレ級戦艦 (改訂履歴)、タージュ (防護巡洋艦) (改訂履歴)、スファクス (防護巡洋艦) (改訂履歴)、シュシェ (防護巡洋艦) (改訂履歴)、ミラン (巡洋艦) (改訂履歴)、シャトールノー (防護巡洋艦) (改訂履歴)、レオン・ガンベッタ級装甲巡洋艦 (改訂履歴)、エディンバラ級軽巡洋艦 (改訂履歴)、メイン (ACR-1) (改訂履歴)、ヘルルフ・トロル級海防戦艦 (改訂履歴)、ヘルゴラント級軽巡洋艦 (改訂履歴)、ヘルゴラント級戦艦 (改訂履歴)、ペトロパブロフスク級戦艦 (改訂履歴)、ベレロフォン級戦艦 (改訂履歴)、ベインティシンコ・デ・マヨ級重巡洋艦 (改訂履歴)、ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦 (改訂履歴)、キング・ジョージ5世級戦艦 (改訂履歴)、ファー・ディ・ブルーノ (モニター) (改訂履歴)、ラペルーズ級巡洋艦 (改訂履歴)、ヤコブ・ヴァン・ヘームスケルク (海防戦艦) (改訂履歴)、ボルツァーノ (重巡洋艦) (改訂履歴)、ミナス・ジェライス級戦艦 (改訂履歴)、ラ・ガリソニエール級軽巡洋艦 (改訂履歴)、ラドロア級駆逐艦 (改訂履歴)、アルベルト・ディ・ジュッサーノ級軽巡洋艦 (改訂履歴)、エマヌエレ・フィリベルト・デュカ・ダオスタ級軽巡洋艦 (改訂履歴)、ライモンド・モンテクッコリ級軽巡洋艦 (改訂履歴)、ボロジノ級戦艦 (改訂履歴)、デストレ級防護巡洋艦 (改訂履歴)、カピターニ・ロマーニ級軽巡洋艦 (改訂履歴)、ワスプ (CV-7) (改訂履歴)、ハプスブルク級戦艦 (改訂履歴)、ベローナ級軽巡洋艦 (改訂履歴)、ペンシルベニア級装甲巡洋艦 (改訂履歴)、イルティス級砲艦 (改訂履歴)、ベオグラード級駆逐艦 (改訂履歴)、アレッサンドロ・ポエリオ級駆逐艦 (改訂履歴)、ツェンタ級防護巡洋艦 (改訂履歴)、アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦 (改訂履歴)、デンマーク (装甲艦) (改訂履歴)、カナリアス級重巡洋艦 (改訂履歴)、ブラウンシュヴァイク級戦艦 (改訂履歴)、海天級防護巡洋艦 (改訂履歴)、ヴィースバーデン級軽巡洋艦 (改訂履歴)、八雲 (装甲巡洋艦) (改訂履歴)、アルバトロス (水上機母艦) (改訂履歴)、ジュゼッペ・ミラーリア (水上機母艦) (改訂履歴)、イドラ級海防戦艦 (改訂履歴)、石見 (戦艦) (改訂履歴)、プロヴァンス級戦艦 (改訂履歴)、アルミランテ・グラウ級防護巡洋艦 (改訂履歴)、コスタンツォ・チャーノ級軽巡洋艦 (改訂履歴)、ヴァルキリエン (防護巡洋艦) (改訂履歴)、寧海級巡洋艦 (改訂履歴)、ラタナコシンドラ級砲艦 (改訂履歴)、ザンクト・ゲオルク (装甲巡洋艦) (改訂履歴)、カイザー・フランツ・ヨーゼフ1世級防護巡洋艦 (改訂履歴)、ローマ級装甲艦 (改訂履歴)、イーグル (空母・初代) (改訂履歴)、ギシャン (防護巡洋艦) (改訂履歴)、リアシュエロ (装甲艦) (改訂履歴)、オーディン (装甲艦) (改訂履歴)、ドヴィエナザット・アポストロフ (海防戦艦) (改訂履歴)、シャスール級駆逐艦 (改訂履歴)、カルノー (戦艦) (改訂履歴)、シャルル・マルテル (戦艦) (改訂履歴)、マルソー級戦艦 (改訂履歴)、トルデンスキョル (装甲艦) (改訂履歴)、ヘルゴラント (装甲艦) (改訂履歴)、オランダの戦艦建造計画 (改訂履歴)、ジョバンニ・バウサン (防護巡洋艦) (改訂履歴)、エルツヘルツォーク・カール級戦艦 (改訂履歴)、ハイフライヤー級防護巡洋艦 (改訂履歴)、プリンセサ・デ・アストゥリアス級装甲巡洋艦 (改訂履歴)、カールスルーエ級軽巡洋艦 (改訂履歴)、エクリプス級防護巡洋艦 (改訂履歴)、海容級防護巡洋艦 (改訂履歴)、バヤーン級装甲巡洋艦 (改訂履歴)、ゲイドン級装甲巡洋艦 (改訂履歴)、ネプチューン (装甲艦) (改訂履歴)、リバダビア級戦艦 (改訂履歴)、フロリダ級戦艦 (改訂履歴)、ローン級装甲巡洋艦 (改訂履歴)、デヴァステーション級装甲艦 (改訂履歴)、ジュール・ミシュレ (装甲巡洋艦) (改訂履歴)、カイオ・ドゥイリオ級戦艦 (初代) (改訂履歴)、トナン (海防戦艦) (改訂履歴)、スキョル (海防戦艦) (改訂履歴)、ジュマプ級海防戦艦 (改訂履歴)、アイヴァー・ヒュイトフェルト (海防戦艦) (改訂履歴)、コーニンギン・レゲンテス級海防戦艦 (改訂履歴)、クロンシュタット級重巡洋艦 (改訂履歴)、ヘルトーグ・ヘンドリック (海防戦艦) (改訂履歴)、フゥリュー (海防戦艦) (改訂履歴)、ドラゴン級軽巡洋艦 (改訂履歴)、ケーニヒスベルク級軽巡洋艦 (初代) (改訂履歴)、デュプレクス級装甲巡洋艦 (改訂履歴)、コロッサス級装甲艦 (改訂履歴)、ルイージ・カドルナ級軽巡洋艦 (改訂履歴)、アローマンシュ (空母) (改訂履歴)、1940年度巡洋戦艦試案 (改訂履歴)、コジャテペ級駆逐艦 (改訂履歴)、伊三百六十一型潜水艦 (改訂履歴)、コルフ (仮装巡洋艦) (改訂履歴)、福星 (砲艦) (改訂履歴)、ジョーレギベリ (戦艦) (改訂履歴)、ダブー (防護巡洋艦) (改訂履歴)、デュケーヌ (巡洋艦・初代) (改訂履歴)、ディアナ (通報艦) (改訂履歴)、クアルト (防護巡洋艦) (改訂履歴)、ジュリアン・ド・ラ・グラヴィエール (防護巡洋艦) (改訂履歴)、リヨン級戦艦 (改訂履歴)、キューバ (軽巡洋艦) (改訂履歴)、ゴトランド (巡洋艦) (改訂履歴)、ニダロス級海防戦艦 (改訂履歴)、マーシャル・デオドロ級海防戦艦 (改訂履歴)、ペラヨ (戦艦) (改訂履歴)、B97 (駆逐艦) (改訂履歴)、シャルルマーニュ級戦艦 (改訂履歴)、グルィフ (機雷敷設艦) (改訂履歴)、プリュトン (軽巡洋艦) (改訂履歴)、ラ・アルヘンティーナ (軽巡洋艦) (改訂履歴)、ホーキンス級重巡洋艦 (改訂履歴)、ラ・プラタ級モニター (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS