潜水艦とは?

辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書

初めての方へ

参加元一覧


用語解説|動画|文献|商品|全文検索|用例
Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 交通 > 船舶 > > 潜水艦の意味・解説 

三省堂 大辞林

三省堂三省堂

せんすい-かん 0 【潜水艦】

軍艦の艦種の一。水中にもぐったまま行動できる艦。魚雷のほかミサイルなどの攻撃武器搭載し、対艦・対地攻撃にあたる。
「潜水艦」に似た言葉



航空軍事用語辞典++

航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++

【潜水艦】(せんすいかん)

潜水可能な艦艇
船体に潜航・浮上用のタンク(バラストタンク)を装備し、そこに海水を注・排水することで海中と海面を自在に行き交うことができる。

潜水艦は、隠密性こそが攻撃力であり防御力でもある。
登場初期は潜行時の動力が電動機、すなわちモーターであり、蓄電池の問題から長時間潜行することが難しく、主に水上を通常機関で航行しつつ蓄電池へ充電し、特に必要のある場合のみ潜行する、実質は可潜艦であった。
そのため、水上航行に適した船体を持っており潜航時の速度は極端に低下した。
時代を下るにつれ、レーダーや音響技術の発展により、浮上しての航行は被発見率が極端に上がってしまうようになり、その一方で潜水艦技術も向上したのに伴い、潜水艦の船体は常に潜航する事を前提として水中での行動に適した涙滴型へと徐々に進化した。

戦後には機関として原子炉を搭載した原子力潜水艦(原潜)も登場した。
ディーゼル機関を使用していた従来の潜水艦は、内燃機関であるため酸素を必要とし、定期的に浮上する必要があったが、原潜は原子炉と言う特性上、機関の運転そのものに酸素は必要なく、また乗組員への酸素は海水の電気分解により取り出せる為、長時間の潜行が可能となった。
一方、ディーゼル潜水艦に比べて、原子力潜水艦は機関設備がおおがかりになり、また原子炉を常に稼動させていなければならないため、静粛性に劣るという欠点もある。
近年では、ディーゼル潜水艦でもスターリングエンジンを搭載し、潜航時間を延長した艦も出現している。

敵艦を発見、追尾する方法は、主にソナーである。
かつては潜望鏡も使用されていたが、センチメートル波レーダーが発明されて以後は潜望鏡の被発見率が格段に上がったため、現在は戦闘時に使用されることはまずない。
また対水上レーダー対空レーダーを装備しているものが多いが、使用されることは少ない。

初期の武装は魚雷艦載砲(甲板砲とも呼ばれる)であり、第一次世界大戦では魚雷の精度が低かったため、浮上して砲戦を行うことも多かった。その影響で、第一次世界大戦後には大型の砲塔を装備した潜水艦も何隻か出現した(シュルクーフなど)。
しかし、1940年代ごろから徐々に砲は廃れてゆき、魚雷が支配的になった。
現在の潜水艦の武装は魚雷艦対艦ミサイルが多く、さらに対地攻撃用の巡航ミサイル弾道ミサイルの発射能力を持つものもある。 

大戦後には核報復力としての戦略潜水艦が登場したため、戦闘用の潜水艦は攻撃潜水艦と呼ばれることがある。

潜水艦はその秘匿性が最大の特長であるため、性能や活動について秘密にされている事項が他の艦艇に比べても特に多い。
海上自衛隊でも、潜水艦隊は訓練内容すら秘(防衛秘密のランク)とされており、就役後には船体から番号が消されるため、同型艦の識別は困難である。内部見学ができる事もあるが、基本的に写真は撮らせてもらえない。ハッチの厚さから最大潜行深度を推測されてしまうのを防ぐためにハッチにカバーを取り付けるなど、秘密保持が特に徹底している。
秘密保持に失敗した例として、ヘッジホッグの弾頭重量を決定する際には、イタリアの雑誌にたまたま広報用として載っていた建造中のドイツ潜水艦の写真(内殻から甲板までの断面、その横には作業員が写っていたと言われている)から、必要量を割り出した事がある。

潜水艦の区分。

  • 戦略潜水艦
    • 原子力弾道ミサイル潜水艦(SSBN)
    • 弾道ミサイル潜水艦(SSB)
    • 原子力ミサイル潜水艦(SSGN)
    • ミサイル潜水艦(SSG)
  • 攻撃潜水艦
    • 原子力攻撃型潜水艦(SSN)
    • 攻撃型/哨戒潜水艦(SS)
    • 対潜潜水艦(SSK)
  • その他の特務艦
    • 特務/実験潜水艦(SSA)
    • 原子力特務潜水艦(SSAN)
    • 支援潜水艦(TSS/ATSS)
    • 小型潜水艇(SSM)
    • 沿岸潜水艇(SSC)
    • 特殊任務用潜水艇(LSDV)
    • 深海救難艇(DSRV)

      関連:群狼戦術

      ss.jpg
      Photo:MASDF
      Photo :SERA


ウィキペディア

ウィキペディアウィキペディア

潜水艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/15 16:17 UTC 版)

潜水艦(せんすいかん、英語: Submarineドイツ語: U-boot中国語: 潛艇)とは、耐圧構造の船体を持ち、潜航可能な軍艦である。同様の構造の船でも、民間の海底探査船や水中遊覧用船などは潜水艇潜水船などと呼ばれる。


  1. ^ America's Future Sub: The NSSN
  2. ^ Sonar History and Use
  3. ^ 北林雄明「英潜水艦の戦歴」『世界の艦船454 1992年8月号』より
  4. ^ http://www.dtic.mil/cgi-bin/GetTRDoc?AD=ADA441621&Location=U2&doc=GetTRDoc.pdf NATIONAL WAR COLLEGE 'Do We Still Need Ballistic Missiles?'






潜水艦と同じ種類の言葉



潜水艦に関係した商品



潜水艦のページへのリンク

[PR] おすすめ情報

「潜水艦」の関連用語
潜水艦のお隣キーワード
モバイル
モバイル版のWeblioは、下記のURLからアクセスしてください。
http://m.weblio.jp/
» モバイルで「潜水艦」を見る
_ _   


潜水艦のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
三省堂三省堂
Copyright (C) 2001-2012 Sanseido Co.,Ltd. All rights reserved.
株式会社 三省堂三省堂 Web Dictionary
航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++
この記事はMASDF 航空軍事用語辞典++の記事を転載しております。
MASDFでは航空及び軍事についての様々なコンテンツをご覧頂けます。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの潜水艦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2012 Weblio RSS