巡航ミサイル(Cruise Missiles)
【巡航ミサイル】(じゅんこうみさいる)
ジェットエンジンやパルスジェットエンジンと主翼を装備することで長距離を飛行、目標へ到達可能なミサイルのこと。
航空機から発射するもの、地上や水上艦から発射するもの、潜水艦から発射するものなどがあり、目標となるものも水上艦や建物など多様である。
主に慣性航法装置(INS)によって飛行するが、近年では地形照合装置(TERCOM)や全地球測位装置(GPS)も併せて利用するものが主流となり、命中精度は非常に高くなった。
各国の主な巡航ミサイル
巡航ミサイル
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巡航ミサイル(じゅんこうミサイル、英: cruise missile)は、飛行機(航空機)のように翼と推進力を持ち、長距離を自律飛行し目標を攻撃するミサイルである。
注釈
出典
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- ^ “パキスタン、潜水艦発射巡航ミサイル実験成功”. 『日本経済新聞』電子版. (2017年1月10日)
- 1 巡航ミサイルとは
- 2 巡航ミサイルの概要
- 3 分類
- 4 日本の保有
- 5 巡航ミサイル一覧
- 6 関連する作品
巡航ミサイル
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巡航ミサイル (CM:英: cruise missile)は発射プラットフォームにかかわらず大気圏内を目標まで水平に動力飛行するミサイルのうち、特に射程が長いミサイルである。長距離を飛翔するために固定翼航空機と同等に、主翼とジェットエンジンを備えることが多く、長い航続距離を得る代わりに音速以下での揚力による飛行を行うものが多い。破壊対象は地上目標もしくは艦船であり、長距離の対地ミサイルや対艦ミサイルの別称といえる。航空機同様に撃墜を避けるために低空飛行を行うことが求められ、地表高度に沿いながら防空レーダー網を左右に避けながら複雑な飛行ルートを行うなどの、高度な誘導装置を備えることで知られている。核弾頭を積んだ戦略ミサイルと通常弾頭を積んだ戦術ミサイルがある。ステルス性能の向上と並んで超音速巡航能力が求められており、2008年現在はいくつかの超音速巡航ミサイルの配備が始まっているとされている。
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巡航ミサイル(500点・DXのみ)
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「スカイキッド」の記事における「巡航ミサイル(500点・DXのみ)」の解説
特定の場所で宙返りすると出現、画面上方を左から右へ横切る。攻撃はしてこない。
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「巡航ミサイル」の例文・使い方・用例・文例
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