弾道ミサイル潜水艦とは? わかりやすく解説

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弾道ミサイル潜水艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/17 22:37 UTC 版)

弾道ミサイル潜水艦(だんどうミサイルせんすいかん)は、潜水艦発射弾道ミサイル(Submarine-launched ballistic missile, SLBM)を搭載した潜水艦通常推進弾道ミサイル潜水艦(Strategic Submarine Ballistic, SSB)もあるが、この兵機種では原子力潜水艦の方が主流で戦略ミサイル原子力潜水艦(Strategic Submarine Ballistic Nuclear, SSBN)と呼ばれる。


注釈

  1. ^ 4隻はSSGNに改装

出典

  1. ^ a b 核戦略の主力になった潜水艦 司令官さえ居場所わからず”. 朝日新聞デジタル. 2021年5月26日閲覧。
  2. ^ 岡部いさく「世界の潜水艦2020」『世界の艦船』、海人社、2020年4月、85-90頁。 
  3. ^ a b 阿部安雄「ナチスUボートのミサイル搭載計画」『世界の艦船』、海人社、2002年12月、84-85頁。 
  4. ^ a b c d 浜田一穂「核戦略の主軸 SLBMの出現と発達」『世界の艦船』、海人社、2002年12月、88-91頁。 
  5. ^ Naval History and Heritage Command (Mar 04 17:38:58 EST 2021). “41 for Freedom Submarines”. 2022年6月12日閲覧。
  6. ^ 北朝鮮による核・弾道ミサイル開発について”. 日本国防衛省 (令和4年1月). 2022年6月12日閲覧。
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  8. ^ a b 小林正男『世界の艦船 増刊 第159集 現代の潜水艦 世界の艦船増刊』海人社、2019年、70-73頁。 
  9. ^ a b 小林正男『世界の艦船 増刊 第159集 現代の潜水艦 世界の艦船増刊』海人社、2019年、152-155頁。 
  10. ^ a b c d 小林正男「冷戦後の戦略原潜パトロールはどうなっているか」『世界の艦船』、海人社、2013年10月、69-73頁。 
  11. ^ 小柳悠志 (2022年1月18日). “千島列島、北方領土周辺…原子力潜水艦行き交うオホーツク海 ロシア核戦略の「聖域」に”. 東京新聞. 2022年6月12日閲覧。
  12. ^ STRATEGIC DETERRENT - VANGUARD CLASS SUBMARINES”. R & F Defence Publications. 2022年6月12日閲覧。
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弾道ミサイル潜水艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 13:26 UTC 版)

潜水艦」の記事における「弾道ミサイル潜水艦」の解説

詳細は「弾道ミサイル潜水艦」を参照 弾道ミサイル潜水艦は潜水艦発射弾道ミサイルSLBM)を搭載し敵国への核攻撃保持目的とする潜水艦である。原子力推進場合は、戦略ミサイル原子力潜水艦類別される(「戦略核兵器」も参照)。英語での略称は「SSB」および原子力推進の「SSBN」。アメリカ海軍俗語で「Boomerブーマー)」と呼ばれる所在秘匿には、長期間潜航が有効のため、現在では全て原子力推進のものとなっている。ソ連海軍629型潜水艦ゴルフ型)など、初期の弾道ミサイル潜水艦にはディーゼル推進のものも存在した冷戦初期弾道ミサイル射程短かったため、弾道ミサイル潜水艦は敵国近海まで進出していた。弾道ミサイル射程向上した後であっても、陸上基地比べ秘匿性高く攻撃を受けにくいため、弾道ミサイル潜水艦は運用続けられている。また、初期SLBMには発射時に浮上する必要のあるものがあったが、これも水中発射可能なように改良されている。 長期間水中没し続け容易に所在変更できるSSBNは、その所在確認探知が困難である。その運用においても、静粛性保ち、被探知避けるような行動が求められている。その隠密性により、他の核戦力より生存性高く、他の基地先制攻撃壊滅した場合であっても戦力保っている可能性が高い。そのため、報復もしくは第二撃核攻撃用いることが想定されている。

※この「弾道ミサイル潜水艦」の解説は、「潜水艦」の解説の一部です。
「弾道ミサイル潜水艦」を含む「潜水艦」の記事については、「潜水艦」の概要を参照ください。

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