作動機構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/14 05:26 UTC 版)
「ボデオ モデル1889」の記事における「作動機構」の解説
ボデオは簡素かつ頑強であるとみなされていた。多数のメーカーによってこのリボルバーが製造されたため、兵器としての品質は相当異なる。真鍮や蝋付けされた銅板といった多様な素材でフレームが作られている。銃身はフレームにねじ込まれており、装弾用のゲートはハンマーと連接している。排莢はロッドで行なう。弾倉を保持するための中空化された軸部にこのロッドは収容されている。ハンマーブロックは、トリガーが完全に引き絞られない限り、暴発を防ぐよう設計されている。
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作動機構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 18:25 UTC 版)
作動機構はストップウォッチの作動/停止を司る。ボタンを押すとそれに連動してレバーが動作し、作動機構を動かし、さらに伝達機構へとつながる各種のレバーを動作させる。いわば、ボタンと内部機構との仲立ちを行うための装置である。以下の2つに大別されている。 ピラーホイール方式 形状は柱(ピラー pillar)が歯車状に立てられている。ボタンが押されると、それと連動したレバーの爪が、この歯車を1歯分だけ送る。これにより内部機構側のレバーの先が、歯車の凸部に押し上げられたり、凹部に落ちたりすることで、各レバー全体も動作。後述の伝達機構が動き、ストップウォッチが作動/停止する。動作が滑らかで耐久性も高く、どちらかと言えば高級機種に採用されることが多い。柱にあたる部分の形状の調整が難しいとされ、製造や修理の難易度も高いとされる。コラムホイール方式とも呼ばれる。 カム方式 作動の原理は大きく変わるわけではないが、ボタン→レバーの先にあるのは、板状のカムである。カムの形状は様々だが、その形状と回転運動に応じて内部機構側のレバーが作動し、伝達機構を動作させる。カムは金属板からの打ち抜きで原型が製造可能であり、形状の微調整も比較的容易であることからピラーホイール方式と比べて廉価かつ製造難易度も低く、整備性にも優れる。ただし動作の円滑や耐久性の面ではピラーホイール方式に劣るとされる。
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作動機構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 15:29 UTC 版)
銃弾が発射される際には、燃焼ガスの圧力が銃腔内の前方向へ掛り、弾丸を銃口側へ前進させる。また同じ圧力が薬莢にも掛り、遊底の砲底面を押して後退させようとする。この際、弾丸が銃口を離れる以前に遊底が後退し薬莢が薬室から抜け出てしまうと、銃腔内の高圧ガスが漏れ出し危険な状態となる。このため、銃腔内の圧力が安全域に下がるまでの間、遊底の後退を抑制する機構が自動装填式銃器には必要となる。 ガス圧作動方式では発射の際に銃身と遊底を何らかの機構で閉鎖結合し、弾丸が銃口から出るまでの間、その状態を保持する機能を持つ。閉鎖機構は、銃口や銃身に設けられたガス導入孔からのガス圧を受けたピストン、レバー等の作動で遊底が後退させられることにより解除される。 銃身と遊底の閉鎖が解除された時点では弾丸はすでに銃口を離れ、銃腔内の圧力は安全域まで低下している。ガス圧の作用を受けなくなった遊底は、それまでの後退動作の慣性により、復座ばねを圧縮しながら後退し薬莢を排出、最後尾まで後退した後に圧縮した復座ばねの力により前進、次弾を弾倉から装填し再び銃身と遊底は閉鎖された状態へ復帰する。 上記がガス圧作動方式の原理であり、発射ガスの圧力が低下するまで銃身と遊底は閉鎖されており、薬莢は後退しないことがブローバック動作方式との相違点の一つである。
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作動機構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/28 06:40 UTC 版)
ヘンリー銃は26-28グレイン(1.7-1.8g)の黒色火薬の44口径弾を使用した。このことでスペンサー銃など同時代の他の連発銃と比較して初速とエネルギーが著しく低かった。レバー(アクション)を下げると薬室から空薬莢が排出され、撃鉄が起こされた。弾倉内のスプリングは次の弾を薬室に送り込み、レバーを元の位置に戻すと薬室後部が閉じてライフル銃が発射可能な状態になる。このライフル銃は設計上それほど安全な武器ではなかった。使用中でないときには、ヘンリー銃の撃鉄は起こしておくか実包の縁(リム)に当てておくかしかなかった。前者の場合、ライフル銃には安全装置がないので発射可能状態であったし、後者の場合には露出している撃鉄ハンマーの後部に衝撃が与えられると薬室内の弾が発射される可能性があった。 弾倉は16発を装填可能なチューブマガジン状だが、スプリングで弾丸を抑えるストッパーの移動用にチューブ下部へカーテンレール状の溝が走っているため、弾倉は完全には密閉されておらず、ここから汚れが機関部へ入る恐れが高かった(後に発売されたウィンチェスターM1866は弾倉を完全密閉化して対処している)。弾丸の装填はストッパーを押し上げた後にスライドさせて装填口を露出させ、前方より行うが、これは途中給弾に不便な構造であった(これもM1866では機関部右側面にバネ式の装填口を取り付けて、途中給弾が容易に行えるように改良されている)。
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作動機構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 01:17 UTC 版)
銃弾が発射される際には、燃焼ガスの圧力が銃腔内の全方向へ掛り、弾丸を銃口側へ前進させる。また同じ圧力が薬莢にも掛り、遊底の砲底面を押して後退させようとする。この際、弾丸が銃口を離れる以前に遊底が後退し薬莢が薬室から抜け出てしまうと、銃腔内の高圧ガスが漏れ出し危険な状態となる。このため、銃腔内の圧力が安全域に下がるまでの間、遊底の後退を抑制する機構が自動装填式銃器には必要となる。 ブローバック作動方式では、発射の際に後退する薬莢の後退運動を遊底の質量と復座ばねの弾性力によって抑制し、弾丸が銃口を離れるまで薬莢が薬室から完全には抜け出さないようにする機能を持つ。 発射直後から薬莢は発射ガスの圧力により後退を始めるが遊底と復座ばねにより後退速度が抑制され、伸展性を持つ真鍮などで作られている薬莢は薬室内に密着するため、弾丸が銃口を出るまで銃腔内の発射ガスは漏れ出さない。薬莢は、弾丸が銃口を離れるまで遊底を押しながら後退し、弾丸が銃口を離れた後はそれまでの慣性により後退を続ける。その後、薬莢と遊底は慣性により復座ばねを圧縮しながら後退し続ける。その途中、薬莢は排出され、遊底は最後尾まで後退した後に圧縮した復座ばねの力により前進、次弾を弾倉から装填し再び遊底は最初の位置へ復帰する。 上記がブローバック作動方式の原理であり、発射ガス圧により薬莢が遊底を押して後退させることが、ブローバック(blowback:吹き戻し)の語源となっている。
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