元来

デジタル大辞泉

がん‐らい〔グワン‐〕【元来】

読み方：がんらい

［副］

１ 最初からそういう状態・性質であることを表す。もともと。「この時計は—父の物だ」「—は好き嫌いがない」

２ （接続詞的に用いて）物事を説き起こしたり、疑問を呈したりするときに、文頭に付ける語。「—幸福とは何なのであろうか」

→本来(ほんらい)［用法］

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元来

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 11:25 UTC 版)

名詞・副詞

元 来（がんらい）

1. はじめからそのような状態や性質であること。もともと。
2. 物事を説明したり、疑問を呈したりする場合に、文頭に置いて接続詞的に用いる語。そもそも。

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「元来」の例文・使い方・用例・文例

• 元来フットボールとは、ポロのように馬に乗って行われる競技とは違って、足で、ボールを使って行われる競技のことでした。
• ローマ字 《元来古代ローマ人がラテン語の表記に用いたもの》.
• この本は元来子供に読ませるためのものだ.
• これらの物質は元来有毒なものではない.
• 彼は元来正直な男だ.
• 人間は元来社会的動物である.
• 元来, 河川にはかなりの自浄力がある.
• 日本は元来アイヌ人の住んでいた国だ
• 天地元来東西無し
• 生死元来一なり
• 書生元来一身軽し
• 2つの中間段階を経た最初のもの、あるいは元来のものであることに由来する
• 元来、地中にすむ動物狩り用に訓練された、通常小型で短い体の各種の犬
• 元来、大型四輪馬車または大砲を引くためにフランスで使われた種類の灰色であるか黒毛の荷馬のうちの一
• 元来の、または使用でき機能する状態に戻る
• 同一調の地（元来ニット製品の）の多彩なひし形のパターンからなるデザイン
• 元来はベーラムノキの葉をラム酒で蒸留して得られる香りの良い液体
• 元来のその適切性を失い、広く知られるようになったいくつかの最近の事実または事象の知識
• 元来は古代シリア人のセム語族の言語だが、アジア南西部で別の人々により未だに話されている
• 菱形やスティック状に切ってオーブンや（元来は）鉄板で焼いた（クリーム・卵をたっぷり入れた）小さなビスケット