電池とは?

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でんち 1 【電池】

化学反応放射線温度差・光などにより電極間に電位差を生じさせ、電気エネルギー取り出装置一般に広く用いられているものは化学反応による化学電池で、充電不可能な一次電池と、充電可能で繰り返し使用できる二次電池とがある。1800年ボルタ最初に作った。

訳語として中国語から借用した語〕



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電池

読み方:でんち
【英】Battery

電池とは、化学反応などによって発生された電位差から変換された直流電力直接に取り出す装置のことである。電位差発生させる仕組みとしては、化学反応のほかにも、放射線温度差光照射などがある。

電池の主な働きには放電充電があり、充電不可能である「使い切り」の電池である一次電池と、充電が可能であり何回使用できる二次電池とに大別される。一次電池中には家庭でよく用いられる乾電池が含まれ、二次電池には、携帯電話などのバッテリーとして多く用いられているリチウムイオン電池や、自動車搭載されている鉛蓄電池などが含まれる。この他、電力供給方法などによって、燃料電池太陽電池などに区別される。



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【電池】(でんち)

Battery.

発電機に比べると比較的小型の電気を発生出来る装置。物によっては電気を発生するための燃料まで含む。
その媒体には、化学反応を使うもの、物理作用を用いるもの(太陽光・温度差)がある。
一次電池・二次電池は外部と主に電気のみをやり取りする装置であるが、燃料電池は化学燃料(水素・メタノール等)を投入して電気を取り出す装置である。太陽電池や熱起電力電池に至っては物理作用(太陽光・温度差等)が生じたときに電気を発生する発電装置と考えて差し支えない。
電池の歴史は、1800年のボルタの電池(銅(+)とすず(-)と塩水(電解液))が最初とされている。同時に静電気以外の電気が使えるようになり、電気とその応用を対象とする様々な研究が進んだ。さらに電解液が液体であると不便であるため、乾電池が発明された。世界初の乾電池を発明し、乾電池の特許を取った屋井先蔵が有名である。
一次・二次電池は、構成する材料((+極)(電解液)(-極))により特性がほぼ決まる。そのため、物質ごとに分類分けされている。容量の増大は主に新たな物質の発見に頼っているため、例えば現在多くの機器で使われているリチウムイオン二次電池は、最近の機器の消費電力の増加に対して追い付いていないのが現状である。

化学反応を使うもの:

  • 一次電池
    • マンガン乾電池
    • アルカリ乾電池
    • アルカリボタン電池
    • 酸化銀電池
    • 空気ボタン電池
    • リチウム電池
  • 二次電池
    • 鉛蓄電池
    • 小型シール鉛蓄電池
    • ニカド電池
    • ニッケル水素充電池
    • リチウム二次電池
  • 燃料電池
    • アルコール燃料電池
    • 固体電解質電池
    • 水素・酸素燃料電池
    • 燐酸型燃料電池
    • 溶融炭酸塩型燃料電池

物理作用を使うもの:

  • 太陽電池
  • 熱起電力電池(熱電発電
  • 原子力電池(熱電力電池の一種)

参考リンク:http://akademeia.info/main/lecture4/tokubetu_denti.htm


自動車用語辞典

いすゞ自動車いすゞ自動車

電池 Battery

英語のバッテリーを表す日本語で、化学反応によって電気発生する装置総称
使い捨てのものを一次電池と呼ぴ、充電して何度も使えるものを二次電池という。
自動車用には、二次電池以前から使われてきた。
ただし、鉛畜電池はエネルギー密度があまり高くないので、それだけ電気自動車を走らせようとすると、
(1)電池自体重量/容積大きい。
(2)航続距離が短い。
(3)充電時間がかかる。
などの問題発生する。
そこで、より高性能な電池を求めて研究が進められているわけだが、現在ある候補のなかでは、ニッケル水素電池リチウムイオン電池が有望といわれている。



生物学用語辞典

JabionJabion

電池

英訳・(英)同義/類義語:battery

酸化還元電位異なる物質を組み合わせ、その間に電子移動がおこるようにした装置生物もある意味では電池である。


ウィキペディア

ウィキペディアウィキペディア

電池

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/01/30 05:45 UTC 版)

アルカリマンガン乾電池

電池(でんち)は、エネルギー(主として化学反応)を直接に直流電力に変換する電力機器である。名称は日本語では「電池」すなわち「電子」の「池」であるが、必ずしも電気を蓄えなくても「電池」という名称が使われている。

目次

化学電池

化学電池(かがくでんち)は、エネルギー化学反応によって直接に直流電力に変換する電池電力機器)である。

一次電池(乾電池)

詳細は「一次電池」、「乾電池」をそれぞれ参照

化学エネルギーを電気エネルギーに変換(放電)することのみが可能な電池。一次電池の内、電解質不織布(セパレーター)に染み込ませるなどの処理をして固体化したものを特に乾電池と呼ぶ。

二次電池(蓄電池)

自動車用12V鉛蓄電池
デジタルカメラ用リチウムイオン二次電池

詳細は「二次電池」を参照

放電時と逆方向に電流を流すことにより、電気エネルギーを化学エネルギーに変換して蓄積(充電)することが可能な電池。


一次電池と二次電池

一次電池(primary cell)と二次電池(secondary cell)の「一次」「二次」は電池の使用開始時における操作に由来する。すなわち、一次電池は電極構成材料を組み上げた時点で、両極間に起電力が発生するため、すぐに電池として利用することができる。しかしながら、二次電池は両極の構成材料の電位差が低く、外部から充電を行うことによって始めて使用可能な起電力を生じさせることが一般的である。電池が発明された当初は安定な直流電源を使用することが難しく、一次電池を用いて二次電池を充電していた。従って、利用する順序として「すぐに使える電池=一次電池」「(一次電池等で)充電してから使える電池=二次電池」となった。従って「二次電池」と「蓄電池」とは、ほぼ同義であると言える。

燃料電池

詳細は「燃料電池」を参照

メタノール天然ガス水素などの燃料から触媒を用いて発電を行う発電装置。反応に高温を必要とするため一般の電池とは区別される。使用する電解質の種類により以下の4種類に分類される。

リン酸形燃料電池 (PAFC)
電解質にリン酸を用いるもの。100℃以上1,000℃未満の中温域で使用。
固体高分子形燃料電池 (PEFC)
電解質に水を含む高分子を用いるもの。100℃付近の低温域で使用。
溶融炭酸形燃料電池 (MCFC)
電解質に溶融したアルカリ金属炭酸塩を用いるもの。100℃以上1,000℃未満の中温域で使用。
固体酸化物形燃料電池 (SOFC)
電解質に酸素イオン伝導性のセラミックスを用いるもの。1,000℃付近の高温域で使用。

また、携帯式電子機器での使用を考慮して、燃料のメタノールを使い捨てライターのようなカートリッジで供給することを前提としたタイプ、ダイレクトメタノール燃料電池 (DMFC) も検討されている。

生物電池

生物活動の結果得られる化学エネルギーを利用した電池。

物理電池

による物理変化によって生じるエネルギー(放射エネルギー)を電気エネルギーに変換するもの。

光電池(太陽電池)

詳細は「太陽電池」を参照

光エネルギーを直接的に電気エネルギーに変換するもの。

熱電池

詳細は「熱電素子」を参照

熱エネルギーを直接的に電気エネルギーに変換するもの。

原子力電池

詳細は「原子力電池」を参照

放射性元素原子核崩壊を起こす際に発生するエネルギーを電気エネルギーに変換するもの。

電池の歴史

  • 紀元前250年頃 世界最古の電池との説があるバグダッド電池(イラク)が作られる(実際には電池としては使用されていない)。
  • 1791年 ルイージ・ガルヴァーニ(イタリア)、ガルバニ電池を発見。
  • 1800年 アレッサンドロ・ボルタ(イタリア)、ボルタ電池を発明。
  • 1802年 物理学者ヨハン・ウィルヘルム・リッター(ドイツ)、小型一次電池を発明。
  • 1866年 ジョルジュ・ルクランシェ(フランス)、ルクランシェ電池(マンガン乾電池の原型)を発明。今までの電池で使われていた電解液をゲル状にしたもので、これが現行使われる乾電池の原型となる。
  • 1881年 ティーボウ(J.A.Thiebaut)が亜鉛の容器に負極と多孔質の容器の両方の役割を持たせた最初の電池で特許を取る。
  • 1887年 屋井先蔵(日本)、乾電池を発明。カール・ガスナー(Carl Gassner)(ドイツ)、乾電池の特許を取得。
  • 1899年 ユングナー(スウェーデン)、ニッケル・カドミウム蓄電池を発明。
  • 1900年 トーマス・エジソン(米国)、ニッケル・鉄蓄電池を発明。
  • 1959年 エバレディ(Eveready)(米国)、アルカリ乾電池を開発。
  • 2004年 パナソニック(旧松下)(日本)、オキシライド乾電池を発売。
  • 2008年 パナソニック(旧松下)(日本)、エボルタ乾電池(アルカリ乾電池)を発売。

関連サイト

電池国史

  • 1849年(嘉永2年) 佐久間象山がオランダのショメール百科全書を参考にして電信実験の為にダニエル電池を作成[1]。これが日本初の電池となった。
  • 1854年(安政元年) ペリーが2度目の渡日の際、将軍への献上品としてボルタ電池4箱を持ち込んだ。

関連項目

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