雛形

実用日本語表現辞典

雛形

読み方：ひながた

雛形（ひながた）とは、製品や作品を作る際に基準となる模型や設計図のことである。この言葉は、物事を制作する際に形状、機能、動作などを事前に定め、それに従って製作を進めるために用いられる。雛形は、製品設計、工芸品の制作、プログラムのコーディングなど、多岐にわたる分野で活用される。例えば、ウェブサイトのデザインにおいては、ユーザー体験の一貫性を保つために同じレイアウトや色彩を使用するページの雛形が作成されることがある。また、ソフトウェア開発では、特定の機能を持つコードの雛形が利用され、開発者はその雛形に従ってコードを記述することで、効率性と一貫性を確保する。雛形は、製作過程において重要な役割を果たし、作業の効率化や品質の向上に寄与する。

（2024年3月8日更新）

雛形

読み方：ひながた
別表記：ひな形

形式や書式などを示すための見本を指す表現。対応する英語としてsample、model、templateなどが挙げられる。

（2013年3月5日更新）

デジタル大辞泉

ひな‐がた【^×雛形／^×雛型】

読み方：ひながた

１ 実物を小さくかたどって作ったもの。模型。「新空港の—」

２ 形式・様式を示す見本。特に、書類などの決まった書き方を示すもの。書式。「申請書の—」

歴史民俗用語辞典

雛形

読み方：ヒナガタ（ｈｉｎａｇａｔａ）

文書の書き方を示した書式や、物の手本・模型・見本。

短編小説作品名辞典

雛形

作者河野多恵子

収載図書骨の肉 最後の時・砂の檻
出版社講談社
刊行年月1991.7
シリーズ名講談社文芸文庫

収載図書河野多恵子全集 第3巻
出版社新潮社
刊行年月1995.2

古典文学作品名辞典

雛形

読み方：ヒイナガタ（ｈｉｉｎａｇａｔａ）

分野 図案

年代 成立年未詳

作者 加藤虎之助

雛形

読み方：ヒナガタ（ｈｉｎａｇａｔａ）

分野 俳諧集

年代 江戸中期

作者 信徳〔編〕

JMnedict

雛形

姓	読み方
雛形	ひなかた
雛形	ひながた

ウィキペディア

雛形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/07/04 09:22 UTC 版)

雛形もしくは雛型（ひながた、英語：Maquette）

Weblio日本語例文用例辞書

「雛形」の例文・使い方・用例・文例

• 雛形に倣ってこしらえる
• 願書を雛形の通り認める
• 機械はこの雛形に合わせてこしらえて貰いたい
• 雛形に倣う