上下とは? わかりやすく解説

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うえ‐した〔うへ‐〕【上下】

読み方:うえした

位置・場所などの上と下。じょうげ。「書棚の—を入れ替える

(「うえしたになる」の形で)上と下逆になる状態。さかさま。「揺れて積み荷が—になる」

身分の上下。また、身分の上の者と下の者。官と民。〈日葡


かみ‐しも【上下】

読み方:かみしも

かみと、しも。うえの部分と、したの部分身分の上位と下位川上川下上半身下半身舞台の上手と下手、上の句下の句など。

大井川かはのしがらみ—に千鳥しば鳴く夜ぞふけにける」〈夫木・一七

いろいろな事。諸事

「殿の事とり行ふべき—定めおかせ給ふ」〈源・須磨

衣服のうえと、した。また、それが対をなす衣服

上代上着と袴(はかま)。

此の嬢子(をとめ)を得ることあらば、—の衣服を避(さ)り」〈記・中〉

平安時代から室町時代にかけて、狩衣(かりぎぬ)・水干直垂(ひたたれ)・素襖(すおう)などの上着と袴とが同じ地質染め色のもの。

浅黄の—着たる翁の」〈宇治拾遺一二

㋒(「裃」とも書く)江戸時代武士の礼装正装肩衣(かたぎぬ)と、同じ地質染め色の、わきの広くあいた袴とからなり紋付きの熨斗目(のしめ)または小袖の上に着る。麻上下を正式とし、長上下半上下の別がある。のち、半上下庶民にも公務冠婚葬祭などには着用許された。

上下の画像
上下(3)-う

かる‐める【下/乙】

読み方:かるめる

邦楽で、高い調子の「かる」と低い調子の「める」。かりめり。めりかり


しょう‐か〔シヤウ‐〕【上下】

読み方:しょうか

[名](スル)

うえとした。じょうげ

身分の高い人と低い人。統治者人民

「尚—長少の義理人情重んじ」〈福沢福翁百話

あがることとさがること。あがりさがりあげさげ

結論価値を—しやすい思索家」〈漱石三四郎

意見言葉やりとりすること。

「彼は倦まずに其等の人と議論を—した」〈虚子二つ


じょう‐か〔ジヤウ‐〕【上下】

読み方:じょうか

上と下また、上級下級じょうげ

二院制議会で、上院と下院。「—両院


じょう‐げ〔ジヤウ‐〕【上下】

読み方:じょうげ

[名](スル)

㋐高い所と低い所。高い方と低い方。「乱気流機体が—に揺れる」「を—に仕切る

あげたりさげたりすること。あがったりさがったりすること。「手旗を—する」「—するエレベーター見えビル

衣服で、上半身用のものと下半身用のもの。洋服ではスーツ和服では裃(かみしも)をさすことが多い。「紺の—にレジメンタルのネクタイ」「—がちぐはぐな服装

本など、ひとまとまり内容をもつものを二つ分けた始めのほうと後のほう。「—の巻をまとめて買う」

地位・身分年齢などの、上位下位また、その人。「—関係にうるさい職場」「—の別なくもてなす」

数値の高いほうと低いほう。また、数値高くなったり低くなったりすること。「得点の—に開きがある」「相場激しく—する」

川上川下行き来すること。のぼりくだり。「利根川を—する船」

鉄道道路などの、都へ向かう方と都から離れる方。また、それぞれの方向行き来すること。のぼりくだり。「東名高速を—する車」「—線」

行き帰り往復

一人乗一挺(いっちょう)誂(あつ)らえて来て呉れ浜町まで—」〈二葉亭・浮雲

ことばのやりとり討論問答

「その論を—し給ひ」〈折たく柴の記・下〉


上下

読み方:カルメル(karumeru)

日本音楽で、音声高くすることと低くすること


上下

読み方:カミシモ(kamishimo)

(1)川上川下
(2)身分の上位と下位
(3)和歌などの上句と下句。
(4)江戸時代武士の礼服

別名


上下

読み方:ジョウゲ(jouge)

所在 広島県(JR福塩線)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

上下

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/02 02:02 UTC 版)

上下(じょうげ、うえした)とは、およびを指す。方位(六方)の名称の一つで、高さ・深さといった立体的な位置を指す方位の概念を表す言葉である。


  1. ^
  2. ^ 畿内など。


「上下」の続きの解説一覧

上下

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/25 23:19 UTC 版)

解剖学における方向の表現」の記事における「上下」の解説

頭のある方が上(superior)、足のある方が下(inferior)である。上を頭側cranial)、下を尾側(caudal)と表現することもあるが、cranialという英単語には「頭蓋の」という意味もあるので注意要するまた、尾側」の用法後述する脳解剖での用法一致しない

※この「上下」の解説は、「解剖学における方向の表現」の解説の一部です。
「上下」を含む「解剖学における方向の表現」の記事については、「解剖学における方向の表現」の概要を参照ください。

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上下

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 13:47 UTC 版)

名詞

じょうげうえした, かみしも, かるめる, しょうか, じょうか

  1. うえしたあたま方向あし方向
  2. 上に位置することと下に位置すること。
  3. かみしも江戸時代武士正装かみしも
  4. かるめる邦楽で高い調子と低い調子
  5. じょうげ地位上の者と下の者の両方地位が上か下かを問わずあらゆる人々

関連語

動詞

じょうげ)する

  1. うえした動くこと、動かせること。
  2. 直方向に(上と下の)順序になること。さかさま。

活用

サ行変格活用
上下-する

翻訳

上下の順序逆になる

「上下」の例文・使い方・用例・文例

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