アメリカ‐ぐん【アメリカ軍】
読み方:あめりかぐん
⇒米軍
アメリカ軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/09 01:06 UTC 版)
アメリカ軍(アメリカぐん、英語: United States Armed Forces[8]、別名:合衆国軍、米軍)は、アメリカ合衆国が保有する軍隊。陸軍・海軍・空軍・海兵隊・宇宙軍の5軍種からなる常備軍と[9]、平時は海上警備を主とした法執行機関としての役割もある沿岸警備隊を含めた6つの軍種からなっており、これらはいずれも8つの武官組織に含まれる[注釈 2][10][11][12]。陸軍・空軍については普段からアメリカ合衆国連邦政府の指揮下にある連邦軍と、州知事の指揮下にあり必要に応じて連邦軍に編入される州兵がある。なお各州政府の州防衛軍は連邦政府の指揮下に入らない為、通常アメリカ軍に含まない。軍の最高司令官は大統領であり、連邦行政部のうちの国防総省と国土安全保障省と共に軍事政策を決定する。
注釈
- ^ 初回兵役可能年齢の上限は陸軍が35歳[1]、海兵隊は28歳、海軍は34歳、空軍は39歳[2]、沿岸警備隊は27歳[3]。
- ^ 武官(士官のみ)から構成され、将官・佐官・尉官の階級が定められている組織である。6軍種の他に商務省の海洋大気局所属の海洋大気局士官部隊(National Oceanic and Atmospheric Administration Commissioned Corps)と公衆衛生局傘下の公衆衛生局士官部隊(United States Public Health Service Commissioned Corps)があり、この2つの組織は共に海軍・沿岸警備隊と同様の階級(「中将 - Vice Admiral」など)および制服(冬服 - 黒色 / 夏服 - 白色)が定められ、6軍と同様にジュネーヴ条約による傷病者・捕虜としての保護の対象となる[10]。
- ^ 日本国民で永住権を取得し海兵隊に志願・入隊した越前谷儀仁がいる
- ^ 現役・退役軍人、地元の政治家や名士、学校長などが書いた推薦文。
- ^ 観光などの滞在は『居住』とはみなされない
- ^ 基本的に大卒は士官から高卒は兵からのスタートであるので、ROTC出身者が初任階級上で特に優遇されているわけではない。
出典
- ^ “United States Army”. Goarmy.com. 2013年6月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年6月18日閲覧。
- ^ “Contact Us: Frequently Asked Questions - airforce.com”. airforce.com. 2015年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月1日閲覧。
- ^ “Plan Your Next Move to Become a Coast Guard Member”. Enlisted Opportunities. U.S. Coast Guard. 2014年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月27日閲覧。
- ^ “QUICK FACTS AND FIGURES”. Selective Service System. 2018年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月6日閲覧。
- ^ “Number of births in the United States from 1990 to 2016 (in millions)”. Statista (2018年). 2018年11月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月6日閲覧。
- ^ a b IISS 2019, p. 47.
- ^ a b “Defence Expenditure of NATO Countries (2012-2019)”. NATO Public Diplomacy Division (2019年6月25日). 2019年7月18日閲覧。
- ^ As stated on the official U.S. Navy website Archived 29 June 2011 at the Wayback Machine., "armed forces" is capitalized when preceded by "United States" or "U.S.".
- ^ “米軍(べいぐん)の意味”. goo国語辞書. 2020年11月6日閲覧。
- ^ a b c 合衆国法典第10編第101条 10 U.S.C. § 101
- ^ 10 U.S.C. § 101(a)(4)
- ^ “Trump Signs Law Establishing U.S. Space Force” (英語). U.S. DEPARTMENT OF DEFENSE. 2019年12月21日閲覧。
- ^ “徴兵制度 - アメリカンセンターJAPAN”. americancenterjapan.com. 2023年11月5日閲覧。
- ^ O’Sullivan, Michael; Subramanian, Krithika (17 October 2015). The End of Globalization or a more Multipolar World? (Report). Credit Suisse AG. 2018年2月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月14日閲覧。
- ^ “アメリカ合衆国と中国だけで全世界の軍事費の半分以上…主要国の軍事費最新情報(2023年公開版)(不破雷蔵) - エキスパート”. Yahoo!ニュース. 2023年11月5日閲覧。
- ^ “Wayback Machine” (2015年9月5日). 2015年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月18日閲覧。
- ^ “Coast Guard Organization and Administration, Chapter One”. 2013年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年10月7日閲覧。
- ^ “'15 Fascinating Facts You Never Learned About America' – Reader's digest”. rd.com. 2017年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月11日閲覧。
- ^ “Annual Aviation Inventory and Funding Plan Fiscal Years (FY) 2019-2048”. 2020年7月19日閲覧。
- ^ 米映画「トップガン」続編の制作開始で海軍と空軍が「舌戦」 宣材写真の戦闘機めぐり性能論争 - 産経ニュース
- ^ “米軍の同性愛者入隊規制、撤廃される”. (2011年9月21日) 2013年1月24日閲覧。
- ^ “米軍は5年前、女性兵だけの特殊部隊をアフガンに投入していた”. (2016年7月1日) 2020年7月24日閲覧。
- ^ Transgender People Can Enlist in Military Jan. 1, Pentagon Says
- ^ “米宇宙軍、正式に発足=司令官「対中ロで優勢維持」”. 時事通信社. (2019年8月30日)
- ^ “米宇宙軍、正式に発足 トランプ大統領が発表”. CNN. (2019年8月30日)
- ^ “米宇宙軍、統合軍として発足…中露の抑止狙う”. 読売新聞. (2019年8月30日)
- ^ “米国防総省が「宇宙統合軍」を発足 宇宙空間で中露に対抗”. 産経新聞. (2019年8月30日)
- ^ “トランプ大統領 「宇宙軍」創設 陸軍や海軍などと同格”. NHK. (2019年12月21日)
- ^ “米宇宙軍が発足、陸海空と並ぶ、軍拡競争激化の恐れ”. 共同通信社. (2019年12月21日)
- ^ 憲法第2章第32条
- ^ 合衆国法典第10編第162条 10 U.S.C. § 162
- ^ 憲法第1章第8条
- ^ 合衆国法典第10編第3013– 3014条 10 U.S.C. §§ 3013–3014
- ^ 合衆国法典第10編第5013– 5014条 10 U.S.C. §§ 5013–5014
- ^ 合衆国法典第10編第8013– 8014条 10 U.S.C. §§ 8013–8014
- ^ 合衆国法典第10編第5013a条 10 U.S.C. § 5013a合衆国法典第14編第3条 14 U.S.C. § 3
- ^ “令和5年版防衛白書”. 防衛省・自衛隊. 2023年11月5日閲覧。
- ^ “アメリカが世界170ヶ国に米軍基地を保有”. Pars Today (2018年1月24日). 2022年4月25日閲覧。
- ^ 『The Military Balance 2003』
- ^ “独駐留米軍、1万2000人削減…米長官「NATO強化し露への抑止力高める」”. 読売新聞 (2020年7月29日). 2020年7月20日閲覧。
- ^ “豪での米軍駐留拡大へ 原潜建造に次ぎ連携強化―2プラス2:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2021年9月17日閲覧。
- ^ “アフガニスタンから米軍撤退完了 「最も長い戦争」に終止符”. NHKニュース. (2021年8月31日) 2021年8月31日閲覧。
- ^ “【今、何が問題なのか】「上官の命令は絶対」で沈黙…日常的に性的暴行受ける米軍新兵女性”. 産経新聞. (2012年7月4日)
- ^ 憲法のある風景:公布70年の今/1 9条に迷い救われ 被爆、渡米、ベトナム戦、脱走 日米の間に生きた - 毎日新聞
アメリカ軍(United States Armed Forces)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 16:44 UTC 版)
「グランド・セフト・オートV」の記事における「アメリカ軍(United States Armed Forces)」の解説
アメリカ合衆国の正規軍。本作においてはフォート・ザンクード(Fort Zancudo)という基地を拠点にしており、陸軍や空軍が主に登場するほか、カーゴボブの側面に「MARINES」の表記がある事から海兵隊、『GTAオンライン:強盗』の「ヒューメイン襲撃:強盗準備」ミッションで、空母が登場する事から海軍の存在も示されている。
※この「アメリカ軍(United States Armed Forces)」の解説は、「グランド・セフト・オートV」の解説の一部です。
「アメリカ軍(United States Armed Forces)」を含む「グランド・セフト・オートV」の記事については、「グランド・セフト・オートV」の概要を参照ください。
アメリカ軍(退役軍人含む)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 05:27 UTC 版)
「フルメタル・パニック!の登場人物」の記事における「アメリカ軍(退役軍人含む)」の解説
ケヴィン・スカイレイ 退役海軍中将。ボーダ提督の旧友であり、テッサの大ファン。 戦闘機パイロットとしてベトナム戦争を潜り抜け、その後航空団司令、さらには空母の艦長を務め上げる。ベトナムではベイルアウトして敵地を彷徨った経験もある。 若い頃は甘いマスクで浮き名を流していたが、作中では"髪の薄くなった、二重顎のおっさん"である。ただし、本人はまだまだ色男であるという認識を持っている。 宗介はクルツが年を取ったらこうなるであろうと想像している。 トーマス・ロス 退役海軍少将。ボーダ提督の旧友であり、テッサの大ファン。 潜水艦艦長を務めた後に、紆余曲折を経て太平洋潜水艦隊の司令官となった。 露出癖があり、テッサの前で下半身に施した刺青を見せ付けるためにやたらとズボンを脱ぎたがる。作中では描かれていないが、本編の1年前に実際に脱いでおり、それを目の当たりにしたテッサにとっての一生のトラウマとなった。 マデューカスが発狂したらこうなるであろう、と宗介は想像した。 アマルガムとの戦いを続けるテッサに、ハワイの潜水艦隊司令部とのコネを利用して情報を送るなど、何かと便宜を図っている。 ロイ・シールズ 声 - 青山穣 退役海軍大佐。数年前まで海軍特殊部隊に所属していた。ボーダ提督の旧友であり、テッサの大ファン。 数多くの極秘作戦に従事しており、顔にはいくつもの傷跡が残っている。しかし強面の外見とは裏腹に、テッサに息荒くモーションをかけてくるため、"別の意味で危ない人"になっている。 カリーニンが色ボケしたらこうなるかもしれない、と宗介は想像した。 『つどうメイク・マイ・デイ』では宗介のためにM6A3 ダーク・ブッシュネルを"ちょろまかして"調達してきた。その後のアマルガムの拠点への襲撃作戦にも参加している。『ずっとスタンド・バイ・ミー』では、宗介のためにM6A3をちょろまかした事が米軍にばれたようで、留置所暮らしをしていることがロスの口から語られたが、最終巻のエピローグで無罪放免になったことが語られた。 ジョン・ジョージ・コートニー 声 - 池田勝 退役海兵中佐。ボーダ提督の旧友であり、テッサの大ファン。ASとF言葉の使い手で、何かと"ファッキン"(『老兵たちのフーガ』では"●ァッキン")という言葉を頭に付け加える癖がある。 将官になることで現場から離れるのを嫌い、上官を殴りつけて昇進を取りやめさせた事もある。宗介の想像は悪酔いしたマオ。 退役してもなおテンションが高く、近所の海兵隊基地に乗り込み、ASの操縦を楽しんでいる。 『つどうメイク・マイ・デイ』ではフロリダにて宗介のリハビリ(という名の海兵隊式訓練)に協力し、その後行われた襲撃作戦にも協力している。なお、その際の発言からベトナム戦争において、ケサン基地攻防戦に参加していたことが判明した。 『ずっとスタンド・バイ・ミー』時点では、ロスいわく「軍警察の取り調べをとんずらして行方不明」になっていたが逮捕され、最終巻のエピローグで無罪放免になったことが語られた。 『フルメタル・パニック!アナザー』の時点では、AS関連機器メーカー『ツーソン・インスルメンツ』社長。M6A2E2 ブッシュマスター用パワーアシスト機構「ブルローダー」や、「M57 57mmハンドガン」を世に送っている。 カール・テスタロッサ 海軍中佐。ロサンゼルス級原子力潜水艦"ダラス"(SSN-700)の艦長。 レナード・テッサ兄妹の父親。 バレンツ海でマデューカスに助けられた礼として、ポーツマスの自宅に彼を招いたことがある。その際、既にウィスパードとしての能力を開花させつつあったレナード・テッサ兄妹の将来を案じており、マデューカスにその事を話している。なお、この際に本編でマデューカスが被っている帽子を渡している。 その後太平洋艦隊に異動となって一時的に沖縄に配属されるが、その2年後に自宅で強盗(実際はテッサとレナードの拉致を目的とした"どこかの諜報部")に襲われ、妻のマリアと共に殺害される。 かなりの愛煙家であり、海軍賛歌の替え歌を作る程に葉巻を嗜んでいた。 キリィ・ベンジャミン・セイラー(キリィ・B・セイラー) 声 - 廣田行生 海軍中佐。改良型ロサンゼルス級原子力潜水艦"パサデナ"(SSN-752)の艦長。 身長6フィート(約183cm)、黒髪、短髪、筋肉質の白人男性。その容貌は「コメディに出ているときのアーノルド・シュワルツェネッガー」に似ている。 「原子力バカ」や「垂直発射式バカ」など、他人を罵倒する際は「(潜水艦関連用語)バカ」という表現をする。 『揺れるイントゥ・ザ・ブルー』においてトイ・ボックス(= TDD-1)にいいようにあしらわれたため、TDD-1に対する心象は悪い。 艦長になる以前には、先述したカール・テスタロッサ中佐(レナード・テッサの父親)が艦長を務めるロサンゼルス級原潜"ダラス"にて甲板士官を務めていた。なお、"ダラス"はバレンツ海で当時マデューカスが指揮していた"タービュラント"によって撃沈の危機を免れたため、彼はマデューカスを恩人と思っている。 イライザという名の妻がいるが、その仲は完全に冷え切っている。『踊るベリー・メリー・クリスマス』では豪華客船のクルーズに誘おうとしたのだが、そのときには既に実家に帰ってしまっていた。その後、ミスリルによるシージャックに巻き込まれ、テッサを拉致(事情を知らない勘違いによる保護)して大立ち回りを演じる。 キャラクターは『蓬萊学園』シリーズの桐部征良(きりべ せいりょう)が元ネタ[要出典]。 マーシー・タケナカ 声 - 松本大 海軍大尉。改良型ロサンゼルス級原子力潜水艦"パサデナ"(SSN-752)の副長。 日系アメリカ人。直情径行なセイラーとは対照的に、冷静な性格をしている。そのためセイラーの抑え役(ツッコミ役)となっている。 『踊るベリー・メリー・クリスマス』ではハワイで休暇を楽しむはずがセイラーに無理矢理付き合わされた挙げ句、シージャックに巻き込まれてしまう。しかしシージャック犯がミスリルであり、その目的もあって、これと言った危害を加えられる事は無かった。なお、その際は潜入していたレイスとディナーを共にしている。 キャラクターは『蓬莱学園』シリーズの竹中正樹(たけなか まさき)が元ネタ[要出典]。 エド・オルモス 声 - 室園丈裕 海軍二等軍曹。特殊部隊所属。 『揺れるイントゥ・ザ・ブルー』にて、ペリオ諸島を占拠したテロリスト(=アマルガム)の制圧作戦に参加したが、ガウルンのコダールiによって搭乗機であるM6A3を撃破されて死亡する。 ジェンキンス准将 声 - 石波義人 TV番第1作のみに登場するキャラクター。 海軍准将。ペンタゴンのトップ。 西太平洋戦隊がペリオ諸島を制圧した際、カリーニンとの会談のためイージス艦"バンカーヒル"に乗艦していた。 バンカーヒル艦長 声 - 宗矢樹頼 アメリカ海軍所属。階級は不明。氏名不明。タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦"バンカーヒル"(CG-52)艦長。
※この「アメリカ軍(退役軍人含む)」の解説は、「フルメタル・パニック!の登場人物」の解説の一部です。
「アメリカ軍(退役軍人含む)」を含む「フルメタル・パニック!の登場人物」の記事については、「フルメタル・パニック!の登場人物」の概要を参照ください。
「アメリカ軍」の例文・使い方・用例・文例
- ベルリンのアメリカ軍占領区
- 沖縄のアメリカ駐留軍[アメリカ軍の駐留].
- アメリカ軍が支給した缶詰の携帯口糧
- アメリカ革命時のアメリカ軍
- アメリカ軍は日本の領土に配置された
- パキスタンは、テロと戦うためにアメリカ軍を利用することに対して研究する、実験室である
- アメリカ軍の兵士
- フェンというアメリカ軍向けの極東放送
- デルタフォースという,テロリストの制圧と人質の解放という特殊作戦を任務とするアメリカ軍の軍事組織
- ホストネーションサポートという,駐留アメリカ軍への支援協力体制
- ベトナム戦争でアメリカ軍が用いた枯葉剤
- アメリカ軍のページへのリンク