三省堂 大辞林 |
へり 0 【減り/▽耗り】
めり 0 【▽減り/▽乙】
(1)へること。損失。出費。
「一両や二両の、―の出るのは当然(あたりめえ)だ/人情本・雪の梅」
(2)日本音楽で、音高を標準よりも低めにすること。多くは管楽器、特に尺八でいう。
⇔かり
「減り」の用例一覧
岸田國士 あの顔あの声 (青空文庫)
から……。 聴いてゐる筈の相手が、一人減り、二人減り、三人減り……。 最後に、正面の男が、一人、不精無精聞いてゐる。新聞を拡げて、それに眼をおとしながら、時々、「へえ」「へえ」と気のない返事をしてゐる。 「これ...
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格子縞の毛布 (青空文庫)
の叔母が、或る日いほ[#「いほ」に傍点]を、靴なおしの兄の家に訪ねて来た。靴底に、金の減りどめを打ちこむトントン、トントンという音に合わせて叔母は、いほ[#「いほ」に傍点]に一番適切な話をした。 「お前...
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岡本かの子 愚かな男の話 (青空文庫)
で男は二三日がかりで庖丁ばかり研ぎにかかった。 かくて、庖丁の刃金は研ぎ減り、駱駝は暑気に腐ってしまった」 ○ 「やはり愚な男があった。腹が減っていたので有り合せの 煎餅 ( せんべい ) をつまんでは食べた。一枚食べ、二枚...
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