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三省堂 大辞林

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いちじる・し 【著し】

〔「いち」は接頭語中世以前は「いちしるし」〕

?(形ク)
いちじるしい」に同じ。
例の所ならぬ所にて、ことにまた―・からぬ人の声聞きつけたるはことわり/枕草子 150
?(形シク
いちじるし

いちしろ・し著し】

(形ク)

〔「いちじるし」の古形〕「いちじるし」に同じ。
天霧らしもふらぬか―・くこのいつに降らまくを見む/万葉 1643」

しる・し著し】

(形ク)

(1)はっきりしている。きわだっている。
梅の花匂ふ春べはくらぶ山闇にこゆれど―・くぞありける/古今(春上)」
(2)思ったこと、効果期待していたことなどが、具体的な形をとって現れるさま。
「宣ひしも―・く、十六夜の月のをかしき程におはしたり/源氏末摘花)」

しろ・し著し】

(形ク)

「しるし(著)」に同じ。
やうやう―・くなり行く山ぎはすこしあかりて/枕草子 1」




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