連用形とは? わかりやすく解説

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連用形

読み方:れんようけい

連用形とは、日本語動詞形容詞変化する形の一つである。主に、文の途中で用いられ他の語接続する役割を果たす例えば、「食べる」の連用形は「食べ」、「走る」の連用形は「走り」である。また、「高い」の連用形は「高く」、「新しい」の連用形は「新しく」である。連用形は、文のつながりを表すために重要な役割を果たすまた、連用形は、助詞「て」「た」「ます」などと結びつくことで、さまざまな文法表現作り出す例えば、「食べて」「食べた」「食べます」などは、「食べる」の連用形に助詞が結びついた形である。このように、連用形は日本語表現力豊かにする要素一つである。

れんよう‐けい【連用形】

読み方:れんようけい

国文法活用形の一。活用する語の語形変化のうち、文中で文を中止するときの形。また、文語では助動詞「き・けり・たり」など、口語では助動詞「た」などを伴って用いられ形容詞場合には連用修飾語にもなる。六活用形第二置かれる


連用形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/23 02:18 UTC 版)

連用形(れんようけい)とは、日本語用言における活用形の一つ。日本語の動詞形容詞などは語形変化を起こすが、活用形とは学校文法において語形変化後の語形を6つに分類したものであり、連用形はそのうちの一つで前から2番目に置かれる。




「連用形」の続きの解説一覧

連用形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 05:53 UTC 版)

沖縄語」の記事における「連用形」の解説

連用語幹+i。ただし第2-2動詞ではiが付かないiii避けるため)。ga(〜しに)、ciroo(〜しそう)、uusuN(〜できる)、busaN(〜したい)、miseeN(〜しなさる)などが付く。

※この「連用形」の解説は、「沖縄語」の解説の一部です。
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連用形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 08:05 UTC 版)

秋田弁の文法」の記事における「連用形」の解説

連用形は、「山に行き山菜を取る。」のように文を一旦切って次に繋げる「中止法」で用いられたり、「山菜取り」のように動詞から名詞作るときに使われたりする。また、共通語の「-たい」に相当し願望を表す「-テァ」(「-デァ」)も連用形に接続する

※この「連用形」の解説は、「秋田弁の文法」の解説の一部です。
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連用形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 08:05 UTC 版)

秋田弁の文法」の記事における「連用形」の解説

共通語での連用形は「高かった」「高く」「高くて」「高くても」のような形に現れる秋田方言では、「高かった」に相当する形式は「タゲァガッタ」であり、やはり基本形と同じ形に接続する回想を示す形として「タゲァケ」「タゲァガケ」がある。また、高く」に相当する形式は「タゲァグ」である。「高くて」に相当する形式は「タゲァグテ」「タゲァクテ」の他に、「タゲァシテ」やその変異形の「タゲァフテ」がある。稀な形に「タゲァグアテ」がある。「高くても」に相当する形は「タゲァテモ」「タゲァクテモ」「タゲァクタテ(モ)」「タゲァタテ(モ)」「タゲァシテ(モ)」などがある。 「タゲァグ」「タゲァグテ」「タゲァクテモ」などに見られる「ク」「グ」は共通語の「高く」「高くて」「高くても」に見られる「く」と同じ語尾にも見えるが、これは「タゲァケ」「タゲァシテ」「タゲァタテ」などの形があるように必ずしも必須ではない。また、基本形と同じ形に接続することから独立した用法発達させている。地域によっては「アルゲルグナッタ」で「歩けようになった」という意味を表すように、動詞基本形接続する用法があり、「グ」は完全に独立した接辞となっている。また後述するように「グ」は擬音語・擬態語から派生した形容詞にも接続する県南部の一部では、形容詞過去形を示す語尾「-ガッタ」が動詞形容動詞接続した「エダガッタ」(居た)、「シンジガンダガッタ」(静かだったのような形もある。

※この「連用形」の解説は、「秋田弁の文法」の解説の一部です。
「連用形」を含む「秋田弁の文法」の記事については、「秋田弁の文法」の概要を参照ください。


連用形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 22:29 UTC 版)

日本語の方言」の記事における「連用形」の解説

五段動詞イ段で、上一段動詞イ段で、下一段動詞エ段で表す。

※この「連用形」の解説は、「日本語の方言」の解説の一部です。
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連用形

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 05:57 UTC 版)

名詞

れんようけい

  1. 日本語用言助動詞における活用形一つ。六活用形二番目おかれる連用は「用言連なる」という意味で、用言接続する場合、文を区切る場合名詞として扱う場合などに用いられる文語では「けり」「たり」などに、現代語では「た」「ます」などに接続するときに現れる。また動詞場合音便の形があり、現代語形容詞ではカリ活用の形がある。

発音(?)

れ↗んよーけー

関連語


「連用形」の例文・使い方・用例・文例

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