水上機母艦とは? わかりやすく解説

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すいじょうき‐ぼかん〔スイジヤウキ‐〕【水上機母艦】

読み方:すいじょうきぼかん

水上機搭載し、その行動基地としての役割をもつ軍艦飛行甲板をもたず、発艦にはカタパルトを、収容には起重機用いた第一次大戦ごろから出現したが、航空母艦発達とともに姿を消した


水上機母艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/13 13:22 UTC 版)

水上機母艦(すいじょうきぼかん)は、水上機を搭載し、カタパルトを使用して発進、あるいは水上に降ろして発進させ、着水した水上機を吊り上げて格納する機能を持つ軍艦[1]第一次世界大戦当時、「航空母艦」とは水上機母艦のことであり、「航空母艦」と称するのが一般的であった[2]


  1. ^ 『別冊歴史読本永久保存版 空母機動部隊』新人物往来社6頁、デジタル大辞泉
  2. ^ a b c 『別冊歴史読本永久保存版 空母機動部隊』新人物往来社140頁
  3. ^ a b 『別冊歴史読本永久保存版 空母機動部隊』新人物往来社6頁
  4. ^ 『別冊歴史読本永久保存版 空母機動部隊』新人物往来社7-8頁


「水上機母艦」の続きの解説一覧

水上機母艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 09:53 UTC 版)

航空母艦」の記事における「水上機母艦」の解説

詳細は「水上機母艦」を参照 水上機搭載し、その行動基地としての役割を持つ軍艦水上機以外を搭載する航空母艦登場する前の第一次世界大戦当時航空母艦とは水上機母艦を指すのが一般的であった

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水上機母艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 03:36 UTC 版)

大日本帝国海軍艦艇一覧」の記事における「水上機母艦」の解説

若宮 [I](←二等海防艦輸送船←英船レシントン)※類別上は最後まで航空母艦のまま。 能登呂(←運送艦(給油艦)) 神威(←運送艦(給油艦)) 千歳型(→航空母艦):千歳 [II] - 千代田 [III] 瑞穂 日進 [III] 秋津洲型:秋津洲 [II] - 千早 [III](未成)

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「水上機母艦」を含む「大日本帝国海軍艦艇一覧」の記事については、「大日本帝国海軍艦艇一覧」の概要を参照ください。


水上機母艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/22 16:26 UTC 版)

千歳型水上機母艦」の記事における「水上機母艦」の解説

船体は平甲板型で、乾舷高く直線的な船体をしている。また、復原性確保のためバルジ装着した。 2隻とも呉海軍工廠建造艦で、両者外見上の違いはほとんど無い。わずかに蒸気捨管の配置舷窓配置違い見られるだけという。ただ、構造上、「千代田」第四艦隊事件教訓により上甲板補強され上甲板には厚鋼板用いられた。 艦上機帰着甲板として長さ100m、幅20mが最小限大きさとして要求された。構造物設計研究のために実際に作ってみることにしたが、復原性観点から長さを40m弱とし、甲板上に25mm機銃探照燈などを搭載して機銃甲板称した後述するように、帰着甲板の下に甲標的積み込みハッチ設けられたため、帰着甲板甲標的積み込み必要な高さとされた。 対空兵装以下の通り主砲として12.7cm連装高角砲2基を艦首背負式に搭載対空機銃計画通り25mm連装機銃6基を搭載艦橋前方に1基、左右に1基ずつ、残り3基は帰着甲板機銃甲板)の後方装備した搭載機 九五式水上偵察機24機、同補用4機を搭載する計画だった。甲板には運搬軌条3条前後走っており、後部射出機内側には艦内格納庫から偵を上げリフト装備された。連続射出可能とするため、上甲板駐機スペース広く取り射出機4基を備えて30分間連続射出可能とされた。ただし、上甲板並べられる偵は20程度24機を並べるためには艦を更に大きくする必要があったため、断念された。 ロンドン海軍軍縮条約では、航空機3機まで搭載する場合では射出機は片舷1基の計2基まで、航空機4機以上搭載場合射出機無しという制限があった。このため射出機2基を搭載し、2基は後に増設できるように考慮されたが、軍縮条約破棄後の竣工となったので、計画どおり射出機4基を搭載して竣工した航空機収用クレーン帰着甲板後方支柱後方左右1基ずつ、艦尾左舷よりに折り畳み式クレーン1基を装備した実際の運用では1938年10月時に千歳」は8機を搭載中国進出時の「千代田」は9機を搭載といわれる機種としては九五式水上偵察機以外では、千歳公試時の写真では九四式一号水上偵察機搭載1940年頃千代田は九四式二号水上偵察機搭載確認されるまた、ミッドウェー海戦の頃の千歳写真では零式観測機零式水上偵察機搭載している。 機関 千歳型は、上記のように高速給油艦任務考慮されていたことから、自艦の燃料消費抑えて補給重油搭載量を増す必要があった。また、甲標的母艦としては速力29ノット要求されたため、主機ディーゼルタービン併用採用された。全力運転での出力56,800馬力のうちタービンは1基22,000馬力ディーゼルは1基6,400馬力受け持ち、フルカン・ギアで接続したボイラータービン初春型駆逐艦同様のものを搭載した初春型場合タービン1基で21,000馬力計画だったが、公試15%増までの過負荷に耐えられることが確認されたので、本型では力量22,000馬力として計画された。ボイラーは4基の搭載考慮速力20ノット制限するために軍縮条約中はボイラー2基のみを搭載する計画だった。建造中に軍縮条約破棄したので、ボイラー4基搭載速力29ノット竣工した一方ディーゼル11号10型を2基搭載した。1基6,800馬力予定だったが、その使用実績から途中で1基6,400馬力計画変更したこのためディーゼルのみで基準速力16ノットを出すことができなくなりタービン比較大型巡航タービン追加して併用することになったボイラー用の煙突艦内前方曲げ前部マスト直後設置した。缶室(ボイラー室直上の上甲板搭載機用のスペースとなっている。一方ディーゼル排気筒帰着甲板後部支柱まで導いた

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水上機母艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/23 09:46 UTC 版)

能登呂 (水上機母艦)」の記事における「水上機母艦」の解説

水上機母艦への改造ワシントン軍縮条約直後1923年(大正12年)に計画され、翌1924年(大正13年)に佐世保海軍工廠工事が行われた。 艦橋前後の上甲板艙口を覆う木甲板フラット設けて水上機搭載位置とし、その上方に鉄骨木板張り天蓋設けた天蓋右舷側が開放されており、そこから水上機収容した水上機収用デリック前後のデリック・ポストを補強延長してそれぞれに1基ずつ設けた射出機当時軍縮条約制限装備されなかった。後甲板には発動機調製所が設けられ最前部のサンマータンクを改正して第2甲板軽質油庫を設けた他、兵員室や飛行機用の諸工場設置した船首楼直後には飛行機への遮風のために隔壁設けられ空気抵抗増したため速力いくらか低下した。また天蓋設置したために艦橋からの前方視界悪くなり、改造完成直後前部マスト部分にパイロット・ハウスが設置されている。 上述のように給油艦としての装備そのままで、給油艦兼水上機母艦として使用された。 1937年(昭和12年)に改装が行われ、天蓋撤去された。

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水上機母艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 06:27 UTC 版)

大日本帝国海軍航空隊一覧」の記事における「水上機母艦」の解説

1943年10月1日最後まで残っていた特設水上機母艦君川丸」、「国川丸」、「山陽丸」が特設運送船となり、水上機母艦の飛行機隊は消滅した。 水上機母艦「若宮飛行機隊 水上機母艦「能登呂飛行機隊 水上機母艦「神威飛行機隊 水上機母艦「千歳飛行機隊 水上機母艦「千代田」飛行機隊 水上機母艦「瑞穂飛行機隊 水上機母艦「日進飛行機特設水上機母艦神川丸飛行機特設水上機母艦聖川丸飛行機特設水上機母艦君川丸飛行機特設水上機母艦国川丸飛行機特設水上機母艦相良丸飛行機特設水上機母艦香久丸飛行機特設水上機母艦山陽丸飛行機特設水上機母艦讃岐丸飛行機

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水上機母艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 05:20 UTC 版)

第二次世界大戦中のアメリカ海軍の喪失艦一覧」の記事における「水上機母艦」の解説

艦名場所日付原因補足出典ガネット (Gannet, AVP-8) バミューダ諸島北緯3550西経6538分 / 北緯35.833度 西経65.633度 / 35.833; -65.633 (ガネット (Gannet, AVP-8)) 1942年6月7日 U-653(英語版)の雷撃 ラングレー (Langley, AV-3) チラチャップ南方南緯0858東経10902分 / 南緯8.967度 東経109.033度 / -8.967; 109.033 (ラングレー (Langley, AV-3))) 1942年2月26日 高雄航空隊空襲 救難断念の上駆逐艦ホイップル英語版)」および「エドサル」により処分 ソーントン (Thornton, AVD-11) 沖縄北緯2424東経12858分 / 北緯24.400度 東経128.967度 / 24.400; 128.967 (ソーントン (Thornton, AVD-11))) 1945年4月5日 給油艦「アシュタブラ」および「エスカランテ」と衝突 ハルク転用され1945年5月2日退役8月13日除籍船体1957年7月琉球政府移管

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水上機母艦

出典:『Wiktionary』 (2021/08/17 14:24 UTC 版)

名詞

水上機 母艦 (すいじょうきぼかん)

  1. 水上機運用などを行う軍艦



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