発動機とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 工業 > 機構 > 内燃機関 > 発動機の意味・解説 

はつどう‐き【発動機】

読み方:はつどうき

動力発生する機関エンジン

「発動機」に似た言葉

原動機

(発動機 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 08:36 UTC 版)

原動機(げんどうき、英語: prime mover)は、自然界に存在するさまざまなエネルギー機械的な仕事力学的エネルギー)に変換する機械装置の総称[1]。狭義にはタービンなどの仕事を発生する機械そのものを指すが、広義には蒸気原動機、動力プラントなどのシステム全体を指すこともある。


注釈

  1. ^ 船外機など

出典

  1. ^ 原動機(げんどうき)の意味”. goo国語辞書. 2019年12月6日閲覧。
  2. ^ 松木英敏; 一ノ倉理 『電磁エネルギー変換工学』朝倉書店、2010年、49頁。 


「原動機」の続きの解説一覧

発動機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 03:23 UTC 版)

天山 (航空機)」の記事における「発動機」の解説

一一型は光をベース開発されているが、ボアストロークとも光より幾分小さいものを採用している。整備性良くするために余裕のある設計になっていたが、発電機向き従来とは逆だったため、小型機では調整難しくなる海軍から指摘されている(機体調整しやすい構造にすることで対応)。B6N1の他には、十三陸上攻撃機試製深山搭載されたのみで、生産数も約200基と少ない。 火星二五型は開発開始時に搭載発動機の候補だった火星一〇型に水メタノール噴射装置追加した性能向上型で、護一一型とほぼ同じ離昇出力発揮できた。プロペラ減速比等を除けば二二型以降一式陸攻二式大艇一二型等に搭載され火星二一型二二型基本的に同じ発動機である。 エンジンカウルには、気化器空気取入口上面に、潤油冷却器用空気取入口魚雷との干渉を防ぐために正面から見て下面のやや左に寄った位置それぞれ突出して装備され排気管はB6N1では集合式だったが、B6N2以降増速効果あり、か排気炎の小さ推力式単排気管変更されている。また、日本機として初めて全金属製4翅プロペラ採用している(B6N1は直径3.5m、B6N2は3.4m)。

※この「発動機」の解説は、「天山 (航空機)」の解説の一部です。
「発動機」を含む「天山 (航空機)」の記事については、「天山 (航空機)」の概要を参照ください。


発動機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 06:02 UTC 版)

烈風」の記事における「発動機」の解説

A7M1に搭載され誉二二型(NK9K)は、誉二一型(NK9H)に強制冷却ファン低圧燃料噴射装置(フロートレス気化器)を追加した性能向上型として計画されたが、開発の遅れから降流式気化器ダウンドラフトキャブレター)を装備したものがA7M1に搭載された。A7M1が予定性能達しないことが判明した後、低圧燃料噴射装置追加した誉二四型(NK9K-S)への換装計画されたがこれは行われなかった。 A7M2に搭載されハ43金星ベース開発した18気筒2,000馬力級発動機で、陸海軍いくつかの試作機搭載予定されたが実際に飛行したものは烈風震電キ74キ83など少数留まり、またA7M2が試験飛行使用したハ43-11キ83試作機から流用したのであるなど製作数も少数だった。A7M1が予定性能満たせずA7M2で満たしたこと、誉が前線不具合多発したことから開発主任堀越始めとして「最初から誉でなくハ43搭載するきだった」という主張があるが、ハ43終戦までに大量生産に入ることができず、また烈風開発に関わった小福田少佐の「誉の後に来るものとして約束される未だその信頼性実戦に対して不十分なり」という発言や、ハ43搭載した試作機での不具合多発記録から信頼性優劣不透明である。なお、ハ43-11全開高度が5,000 mと栄二一型よりも低かったため、量産型全開高度を6,600 mに上げて高高度性能を向上させたハ43-12に換装する予定だった。

※この「発動機」の解説は、「烈風」の解説の一部です。
「発動機」を含む「烈風」の記事については、「烈風」の概要を参照ください。


発動機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 05:10 UTC 版)

雷電 (航空機)」の記事における「発動機」の解説

速度上昇力確保するためには大馬力エンジン必要だが、当時日本には戦闘機適した小型軽量の大馬力エンジン存在しなかった。そのため、一式陸上攻撃機等の大型機用に開発された大直径ではあるが当時日本最大馬力発揮する火星」が選定されている。大直径を補うために採用され紡錘形胴体後述)に適合するよう延長軸と強制冷却ファン追加しプロペラ減速比変更した専用火星一三甲型開発されている。強制冷却ファン機首絞ったことによるエンジン冷却空気流入量の減少による冷却効率悪化を補うために装備されたが、冷却用空気流入量が減少する上昇時冷却効率上げ効果期待されていた。 試製雷電(J2M2)以降では火星二三甲型装備した。これは燃料噴射装置備え水メタノール噴射装置によって出力引き上げた二〇型に一三型と同様の延長軸と冷却ファン装備したのである。また雷電三三型(J2M5)および二三型(J2M7)で装備され火星二六型は、過給器インペラ径を増して全開高度を引き上げたのである火星エンジン電動始動器に対応していたが、雷電では発動機搭載方法の関係で慣性始動器が装備されている。 プロペラドイツVDM社製の電動式ガバナー搭載モデル住友金属(現・日本製鉄)がライセンス生産したもので、ピッチ変更速度はハミルトン・スタンダード製の油圧式に劣るが変更角度大きいため適応する高度域が広くなるという利点がある。三翅プロペラ十四試局戦に、十四試局戦改以降は四翅プロペラ採用されている。また後期では高空性能改善のため幅広のものが装備された。

※この「発動機」の解説は、「雷電 (航空機)」の解説の一部です。
「発動機」を含む「雷電 (航空機)」の記事については、「雷電 (航空機)」の概要を参照ください。


発動機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 09:33 UTC 版)

銀河 (航空機)」の記事における「発動機」の解説

試作段階だった小型高出力発動機の誉を日本軍機の中で最も初期採用している。このため十五試陸爆試作機試験飛行開始され時点では誉の完成度低く空技廠での性能試験中に20回を超える故障起きている。試作機では誉一一型搭載していたが、量産型では高高度性能改善した誉一二型変更している。小型の誉に合わせ、発動機直径1.1倍という小直径抵抗少ないエンジンナセルが装備されている。排気管試作機では集合式だったが、量産機では推力式単排気管変更されている。 夜間戦闘機型の試製極光 (P1Y2-S) では、生産数が不足気味の誉一二型からやや大型ではあるが生産数にやや余裕のある火星二五型に発動機を変更し、エンジンナセルも新たに設計されている。

※この「発動機」の解説は、「銀河 (航空機)」の解説の一部です。
「発動機」を含む「銀河 (航空機)」の記事については、「銀河 (航空機)」の概要を参照ください。


発動機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/24 15:50 UTC 版)

クランク (機械要素)」の記事における「発動機」の解説

ほとんどのレシプロエンジンでは、ピストン往復運動を回転運動に変換するためにクランク機構クランクシャフト採用している。

※この「発動機」の解説は、「クランク (機械要素)」の解説の一部です。
「発動機」を含む「クランク (機械要素)」の記事については、「クランク (機械要素)」の概要を参照ください。


発動機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 23:36 UTC 版)

彗星 (航空機)」の記事における「発動機」の解説

空気抵抗の面で有利と試算された愛知航空機製の水冷エンジンである「アツタ」を搭載した。この発動機は当時同盟関係にあったドイツダイムラー・ベンツから購入したDB601Aライセンス生産した物である。 精密なDB601エンジン国産化に際して液冷エンジン生産必要な資源物資ままならず精密パーツの生産必要な最新工作機械導入できなかったことから、原型設計図材質部品精度のままでの大量生産不可能と判定された。このため大量生産向けて材質変更部品精度の低下などの設計改変行ったが、エンジントラブル頻発エンジン性能低下を招くこととなった一例として、冷却液について、オリジナルDB 601A使用するエチレングリコールから、資源不足や物資行き届きにくい前線での整備考慮して、普通の変更したことが挙げられるエチレングリコール比べて沸点が低い置き換えただけではオーバーヒート起こしやすいため、加圧することによって沸点を最高125まで引き上げたが、冷却系部品への圧力負荷による水漏れトラブル招きエンジン稼働率低下一因となった。 その反面同じくDB601Aエンジンライセンス購入し国産化した際にニッケル使用禁止部品強度落ちていた川崎四〇系に比べると、製造工程強度低下抑えていたアツタはハ四〇多発したクランクシャフト折損トラブルがなく、全体的に状態が良かったと言われる[誰によって?]。 整備面では、空冷エンジンを主に扱う日本軍整備兵水冷エンジン整備技術乏しいことが、水冷彗星稼働率低下大きな原因となっていた。しかし、水冷エンジン整備習熟した整備兵がいれば水冷彗星稼働率決して低いということはなく、1944年後半以降水冷エンジン整備熟練した整備員増えており、空冷エンジン零式艦上戦闘機稼働率50%を切るような状況の中で、水冷彗星稼働率60%以上を維持していた航空隊いくつもあった。比較早くから二式艦偵運用していた第三艦隊沖縄戦での活躍知られる芙蓉部隊では、豊富な予備部品アツタ熟知した整備兵をそろえる(メーカー専門教育受けた整備兵教官にして自隊で教育する等)ことで、エンジントラブルは多いものの特に整備に困難を覚えことなく空冷エンジン搭載機遜色ない高い稼働率達成している。特に芙蓉部隊では、指揮官美濃部正少佐によれば稼動率彗星70%近くまで上昇させたと言われる。ときに、根拠不明ながら水冷彗星稼働率10%台まで悪化し芙蓉部隊がそれを大幅に引き上げて80%としたとする主張もあるが、美濃部本人遺稿での主張によれば芙蓉部隊稼働率は他部隊より10-20高かったとしているだけである。 アツタに限ると、搭載機全体相対的な稼働率低さエンジン自体問題さることながら既知トラブル対処する整備能力講習整備マニュアル不足により限られていた結果であると言える当時日本製航空機空冷エンジン搭載した機体がほとんどで、アツタ搭載機機種大量生産されたのは本機のみ)及び相対的な機数の少なさ戦況の悪化などもあって有効な対策が行き渡ることなく終わり液冷エンジンに関する教育をほとんど受けていない前線整備員にとって、トラブル多く非常に扱いづらいエンジンとの印象があった。 これは、高い稼働率誇っていたと言われている芙蓉部隊でも同様であり、部隊所属機数と稼働機数が明らかとなっている日で稼働率計算すると、1945年2月17日時点では所属機彗星8機、稼働機は3機で稼働率は37.5%、5月1日時点では彗星20機に対して稼働機7機で稼働率35%と日本軍全体稼働率推定平均以下となっている。また、稼働認定され出撃した機でも故障により引き返す機も多く4月中の大規模出撃では、4月16日出撃で、彗星9機中、4機が故障で引き返す不時着、2機が未帰還で、作戦従事して帰還した機はわずか2機、4月28日から29日未明は、彗星14機中、6機が故障墜落もしくは引き返し、1機が爆撃装置故障投弾できず、7機が作戦従事して帰還4月29日から30日未明は、彗星12機中、4機が故障引き返し、1機が未帰還、7機が作戦従事し帰還という状況であった5月初めには、故障機の続出十分な稼働機数を確保できなくなり5月6日には天候回復して出撃日和となったのにも拘わらず終日機体整備に費やさざるを得なくなっている。 一方で芙蓉部隊と同じ夜間戦闘機彗星運用していた第三三二海軍航空隊阪神地区B-29迎撃していたが、1945年5月332空着任した水木少尉が、2か月間でB-29を2機撃破する戦果上げていた間、332空の7機の彗星は全く故障もせずに作戦従事していたという。しかし、1945年7月、高い稼働率快調に活躍していた332空彗星は、芙蓉部隊配置するとして海軍航空本部から全機取り上げられしまっている。

※この「発動機」の解説は、「彗星 (航空機)」の解説の一部です。
「発動機」を含む「彗星 (航空機)」の記事については、「彗星 (航空機)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「発動機」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

発動機

出典:『Wiktionary』 (2018/01/30 14:45 UTC 版)

名詞

はつどうき

  1. 動力発生する装置内燃機関エンジン

関連語

翻訳


「発動機」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



発動機と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「発動機」の関連用語

発動機のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



発動機のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの原動機 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの天山 (航空機) (改訂履歴)、烈風 (改訂履歴)、雷電 (航空機) (改訂履歴)、銀河 (航空機) (改訂履歴)、クランク (機械要素) (改訂履歴)、彗星 (航空機) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの発動機 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS