近代化改装時
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 01:58 UTC 版)
「ニューメキシコ級戦艦」の記事における「近代化改装時」の解説
ニューメキシコ級は海軍休日時、他のアメリカ戦艦と同じく近代化改装が行われた。前後部の籠マストが撤去され、前後の艦橋下部と船体中央部上構部分の容積が拡大された。前部艦橋はイギリス戦艦ネルソン級を参考にした大型の塔型艦橋となる等、他のアメリカ戦艦と比べて艦容が大きく変化した。 第二次世界大戦開戦時、ニューメキシコ級は就役していたアメリカ戦艦の中で最も良い装備状態であり、戦中も他戦艦のような大規模改装は行われなかった。
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近代化改装時
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「ニューメキシコ級戦艦」の記事における「近代化改装時」の解説
海軍休日時代のアメリカ海軍では、アメリカ艦隊がフィリピン諸島まで進出して日本海軍の艦隊と戦うことが想定されていた。その為、海軍休日にアメリカ戦艦へ実施された機関部の近代化改装は航続距離の強化を重点として行われた。その中でもニューメキシコ級は速力を22~23ノットまで向上させたいという艦隊側の要望が認められ、総合的な強化が図られた。 ボイラーは、ミシシッピとアイダホはビューロウ=エクスプレス式缶を6基、ニューメキシコはより大型で強力なホワイト=フォスター式缶4基に換装した。機関は3隻ともウェッチングハウス式減速蒸気タービン4基に改められた。ニューメキシコもタービンとなったのは、タービン技術の進歩により燃費や重量面でターボ電気推進システムの優位点が無くなったこと、加えて3隻とも同じ機関に換装することで改装費用が30万ドル節約出来ることが大きかった。機関出力は40,000馬力となり、最高速力は計画には届かなかったものの21.8ノットまで向上した。航続距離は大幅に延伸し、9ノット時は23,400浬、18ノット時は12,750浬と戦前のアメリカ戦艦の中で最も長くなった。
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「ニューメキシコ級戦艦」の記事における「近代化改装時」の解説
海軍休日時代の近代化改装時では、他のアメリカ戦艦と同じく遠距離砲戦に対応するため、更なる甲板防御と水雷防御の強化が行われた。主甲板防御は51mm厚装甲が追加され、機関部の弾片防御を行う甲板には32mm厚装甲が追加されて70mmとなった。水雷防御面では機関の換装に伴う機関スペースの減少により、機関区側壁の位置を艦内側に移動してもう一層縦隔壁を設け、水中防御層の幅を拡大した。水中防御層に接する形で1層分の防御層が追加されて2層構造となった。更に断片防御と水中弾防御のために2層の間には76mmの装甲板が追加された。
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