取り口とは? わかりやすく解説

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とり‐くち【取(り)口】

読み方:とりくち

相撲を取る手口相撲のとり方。「うまい—」


取り口

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 09:15 UTC 版)

北尾光司」の記事における「取り口」の解説

リーチ生かした突っ張りから右を差しておっつけから上手を引く相撲北尾の型で、相手によっては頭をつけることも厭わず寄り上手投げ掬い投げを得意とした 。ほぼ2メートル長身ありながら腰高や脇甘は顕著でなく、番付上げるにつれ腰高や脇甘を招く諸手突きめっきり減った機敏さある程度持ち合わせていた。がっぷり組めば当時第一人者であった横綱千代の富士をも苦しめることがあり、外四つになって肩から覆いかぶさる相撲喉輪でも力を発揮した。 左の上手を欲しがるあまり、左に変わる癖があり、1986年5月場所の千代の富士との相星決戦ではこの変化読まれ黒星喫し初優勝逃している。しかし翌7月場所千代の富士戦(本割)では、左へ変わりながら執念左上手をつかみ、上手を切られてもさがりをつかみながら執念で左をさぐり、とると親指がっちり入れた。この執念本割での勝ちにつながった

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浪ノ音健藏」の記事における「取り口」の解説

前捌きのうまさから、右前ミツ、左ハズ、または右差し一気寄り持ち味であったさらには巻き落とし蹴返しなども得意の、速攻相撲技能派だった。

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明生力」の記事における「取り口」の解説

得意技左四つ寄り新十両昇進時の報道によると、スピードと腰の重さ活かした取り口を磨いていたという。上手からも下手からも投げ打てる面もあるが、抱えたり掬ったりすることは少ない。 2019年9月場所11日目石浦戦で見せたような腹を出して差しながらの右のおっつけ荒磯(元横綱稀勢の里)から「基本相撲ではないが稽古した人間にしか分からない相撲」と評された。 四つ相撲取り手だがツラ相撲傾向があり、2019年1月場所などは初日から2連敗3日目から6連勝9日目から5連敗14日目から残りを2連勝と、白星黒星が必ず連続していた。 立合いでは相手先に手を付かせてから自分が手を付く。相手横綱でもそれは変わらず2019年11月場所6日目白鵬戦でも白鵬先に手を付かせた。これに関して18藤島は「上位とやるときは若い明生先に仕切って待つのが普通。礼儀として、弁えてもらいたい」と批判した

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隆の勝伸明」の記事における「取り口」の解説

押し相撲持ち味であり、関取昇進後稽古食事体格持久力を向上させた。一方、下から突き上げられ前に出られると、残り腰がないタイプである。 2020年3月場所は力のある突き押し、右を差して素早く寄る相撲目立ったが、2020年5月本人語ったところによると「自分相撲をつかみ始めたのは出稽古積極的にするようになった3、4年前くらいからです」とのこと怪我強い力士であるのも特徴であり、場所中でも痛そうだと整体師の母に判断されたら母がすぐ治療しに行くため、大きな怪我発展しづらい。 貴景勝部屋移籍して以降は彼との稽古強くなった。2020年9月場所4日目大栄翔戦では相手押しいなして下から押す相撲で勝利し藤島から「地力ついているということだ」と評された。 2021年1月場所前に舞の海自身コラムで「右を差して出ると勝ったようなものであるという安定感があるが、激し相撲横から攻めには弱い」という内容指摘をしていた。 2021年3月場所中、北の富士肩幅活かした右四つ相撲評価した一方で押し相撲徹するべきだと話した2022年5月場所中、花田虎上自身コラムで、それより数場所前は頭から行って右を差すという1つ動作しかなかったのが、この場所では突っ張ってみたり差した右は下手を取って投げを打つなど攻撃バリエーション増やした評している。また、場所前に課題挙げていた出足もこの場所では速さ目立った

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勝南桜聡太」の記事における「取り口」の解説

2019年には立合いの当たりを強化して右四つ相撲取りたい述べていた。

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海士の島信之」の記事における「取り口」の解説

入門前のレスリング経験活かし立ち合い直後相手の懐に潜り込んで狙うような足取り勝利することが多く、特に2017年年間25勝のうちほぼ半分充当する12勝が足取りであった足取り以外の決まり手とされた白星でも、勝利する過程足取り体勢になることもしばしばである。

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土佐ノ海敏生」の記事における「取り口」の解説

全盛期立合い馬力突き押し武器に、三役幕内上位定着して活躍魁皇武双山とともに御三家称され大関候補目され時期もあった。全盛期立合い馬力幕内一二を争う威力誇り立合いでの頭から強烈な当たりから突き押し転じ再度頭からぶちかます取り口である。しかし、腰高上半身比べ下半身脆く、はたきや引き技屈して前に落ち悪癖によって負けケース多かった土俵際まで追い詰めておきながら、捨て身叩き突き落とし屈することもしばしば見受けられた。ベテランの域に入ってからは馬力足腰衰え顕著で、自分より軽い相手でも容易に押せない展開になることが増えたり自らが引き技に出る展開が増えた副次的な手段として右四つ相撲を取ったり、頭を付けて食い下がる事もあったが、基本的に愚直に押す相撲貫いていた。 入幕当初均整取れた体つきであり動き勝つ相撲多かったが、2年ほど経過した頃には20kg増量し足腰に対して上半身大きさが目立つようになり、筋力増した突き押し叩きという大味な相撲に傾いた。

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矢後太規」の記事における「取り口」の解説

左を差してから体格生かして寄るのが矢後相撲。しかし、2019年1月場所では右四つ力士に十分の体勢許しがちであったまた、2019年3月場所前の相撲誌の記事では花田虎上から顎が上がる癖と腰高指摘されている。2019年5月場所9日目の石浦戦などは相手をよく見て突いたのにもかかわらず腰高突かれる形で潜られて負けている。考え込み過ぎて本来の相撲取れないのも弱点

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白鵬翔」の記事における「取り口」の解説

右四つを得意とする左四つでも十分取れる。立合いは主に鋭く踏み込み、右でカチあげて素早く右を差し込んで左上手を狙う取り口が主体である。体質極めて柔軟で、腰が重く摺り足良く全盛期は193cmと現代でも大柄な部類に入る力士ながら常に低い体勢で腰が割れている。上手投げと寄り身が武器である。柔軟な体質活かして横綱相撲」が出来力士である。しかし幕内上がってきた頃の取り口は、前に攻めるよりも投げ引き技安易に勝負決めてしまう傾向があった。そのような中でも立合いから左前褌を狙って踏み込む相撲には光るものがあり、しだいにその形が身についていった白鵬と言えば左前褌というほど取り口が玄人筋には定着しており、NHKアナウンサー三瓶宏志は「白鵬左前褌を取るというパターンがあるから実況しやすい」という趣旨コメント雑誌残している。ただ大関時代研究され立合い左前褌が取れなくなり綱取り逃したこともあって、両差しなど他の型の相撲見せようになった。得意の右四つ2011年ピークとしており、右を差し込むだけで相手棒立ちになるような力強さ出ていた。 同じ平成大横綱として貴乃花とよく比べられる事があるが、それぞれ取組をした経験のある力士は「白鵬はどんどん白鵬有利な形にしていく強さがあり、貴乃花はこちらが何をようとしてもそれを殺してくる強さがあった」「白鵬思いっきり首を絞めてくるような強さ貴乃花ジワジワ締めてくるような強さだった」と語っている。また、15浅香山(元大関魁皇)は歴代対戦力士で一番強かったと思うのは誰かというインタビュー対し、「タイプは全然違うけど、全盛期貴乃花白鵬」と答えていた。 2012年以降稽古不足や加齢などから衰え見られ前捌き反応良さに頼る相撲増え、元々それなりにできた突き押し比率増えている。代わりに左前褌を取ってそのまま走る相撲減っており、右四つになって勝てない場面増えたとったり時折見せるがこれは白鵬にとって良い相撲ではなく、緒方喜治2014年3月場所前の相撲雑誌において「悪い癖と言い切っていた。また、同時期、北の富士はすぐカッとなる土俵態度指して威嚇しながら、強さ誇示しているのかもしれない」と分析していた。 懇意にしていた大鵬死去して以降白鵬意見することができる者がいなくなったためか、右ひじをサポーター厚く巻いた上で荒々しいかち上げ張り手増えていった(遅くとも2018年になると、相撲雑誌ですらエルボー指摘して非難するほど)。杉山邦博は脇が空くというか上げ短所指摘しており、そのようなことから「食らう相手勉強不足」と話している。 2017年3月場所後の座談会では20代錣山(元関脇寺尾)から「また昔の白鵬相撲思い出して取れれば、また勝てると思ってます。さばいて勝つから後手後手に回るのです」とコメントされている。全勝優勝終えた2017年5月場所について場所後の座談会16振分(元小結高見盛)と12阿武松(元関脇益荒雄)が語った内容をまとめると「バタバタしている部分はあるが、相手によって相撲変えたりかち上げ突っ張り相手を近づけさせなかったりする」という風になる。それでも2017年7月場所13日目の高安戦ではのど輪突き押し攻め最後厳しい右のおっつけ土俵上に押し倒す相撲見られ、ある元横綱は「馬力高安馬力勝ちして見せたのには驚いたよ。(若手に)はたいた引いたりしたのは横綱相撲ではないという声もあるみたいだが、力の差があるからできるんだ」とあきれたように感心した四股すり足など、徹底した基礎運動へのこだわり柔軟な体質によって怪我少なかった が、2012年頃から衰えにより細かい怪我増えた2015年ごろから横綱として休場する場面みられるようになり、2017年3月場所前には「無理をするとどこかを痛めるようになってきた」と怪我について自覚するコメント残している。 2017年11月場所は15番10番以上が張り手かち上げ絡め相撲であり、横綱審議委員会から「これは横綱相撲とは言えない、美しくない」と批判受けた一方花田虎上は、「張り差しかち上げをやると脇が空くから簡単に相手勝てるようになるであって、それで勝てないのであれば相手が悪い」という趣旨持論展開した2018年3月場所前の14二子山コラムによると、基本的に怪我影響なければ簡単に叩きを食う力士ではないという。2019年1月場所あたりになると相手弱体化した白鵬の前では雰囲気飲まれることも無くなっており、2019年3月場所前の相撲雑誌コラム舞の海がこれを指摘していた。 勝負勘、体の柔らかさベテランの域になって健在で、2019年3月場所中日栃煌山戦では背中見せた状態から小手投げで勝つという形でそれらを発揮している。 2019新型コロナウイルス感染拡大影響依然強かった2020年7月場所では「今場所は稽古制約があって、どの力士稽古不足気味。そんな状況では経験豊富白鵬が有利かもしれない」と評された。 花田虎上からは2021年1月場所前のコラムで「休場制度をうまく利用している印象と言われており、2020年11月場所前の合同稽古正代圧倒しながら出場見送ったことが根拠挙げられている。一方2020年10月合同稽古正代三番稽古行い19勝1敗、貴景勝取って13勝2敗と圧勝したことなどから、体調さえ戻ればまだまだ現役続け可能性があることを示した同時に白鵬に歯が立たない大関陣を指して大相撲レベルダウンを嘆く声もある。 2021年3月場所は、右膝の悪化影響で右膝を曲げることがままならなくなり立合い普段のように右膝を曲げて左足から出るのではなく左膝を曲げて右足から出ていた。 2021年7月場所14日目の正代戦では諸差し警戒徳俵構えて立合い張り手放ち、この相撲北の富士は「私は、今まで白鵬理解者自負してきたが、この日を限りでやめることにした」と愛想を尽かせた。館内からも仕切り前の段階どよめき起こり実況藤井康生アナウンサー土俵後方下がった白鵬動きに「どうしたんですか?え?どよめき起きる。こんなのは横綱白鵬21年土俵初め見ます」と声を上げたほどであった。この場所千秋楽結びの一番照ノ富士戦で激しかち上げ放って白星収めた際は、この取組があった2021年7月18日におけるTwitterに「エルボー」「かち上げ」がトレンド入りする事態となった12芝田山(第62横綱大乃国)は、同年8月11日毎日新聞掲載コラム7月場所14日目の正代戦と千秋楽照ノ富士戦に言及した。「五穀豊穣を願う神事から生まれた大相撲は本来、力士同士ぶつかり合い、自らの力と技を尽くして攻防展開するものだ。白鵬仕切りは、相撲醍醐味放棄するようなものに感じた」と述べている。千秋楽照ノ富士戦で見せた肘打ちガッツポーズなどの振る舞いに「いずれは後進の指導に当たるのだろうが、長く日本の伝統文化伝承してきた大相撲変えてしまってならない。もちろん勝つことは大事だが、礼に始まり礼に終わる精神にはほど遠い気がする」と将来相撲界与え悪影響憂慮している。 批判を受け続けた荒々しい相撲白鵬本人自分の頭で何を為すべきか考えた上で振る舞いであったといい、怪我苦しんだ中で「鬼になって、勝ちにいくこと」を覚悟し、それを自分の考える「横綱相撲」として貫いた結果であるという。普段は「仏」と評されるほど温和な白鵬を知る者にとって、これは本心とは思えないほど意外な考えであった

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豊昇龍智勝」の記事における「取り口」の解説

突き押しを得意とする一方で足癖動き勝つ相撲見せる。三役昇進後相撲は、叔父譲り組んで良し離れて良し万能型である。一方突き押し力士に対して組めないと脆くそのまま突き押しを受けるのが負けパターンである。 新入幕からしばらくした頃までは廻し取らない勝ち味薄く相撲大き過ぎることが弱点であった2021年5月場所7日目貴景勝戦で敗れた際、八角理事長から下からの攻め忘れて安易に手を取る相撲指摘されその様子について「今どきの若い者ありがち」と苦言呈された。18錦島も、変化安易に右上手を狙う相撲批判した2022年5月場所5日目若隆景でも、変化安易に白星拾った相撲北の富士から「こんな相撲で勝っても何も得るものはない。これは師匠厳しく指導するべきです。角界将来背負力士が、今から楽をして勝ってほしくない」と苦言呈された。 2021年7月場所後のコラム15武蔵川足癖と動く相撲評価しつつも、体重増やすことで持久力付けるべきだと注文付けた2021年11月場所中日NHK大相撲中継解説務めた21間垣は「『これだ!』っていう型をつくったら、横綱大関は近いのかなと思います」と期待寄せた新三昇進会見では、入幕時に131kgだった体重が142kgまで増えたことで相手押せなくなった実感していると語ったが、師匠は相変わらずこれと云った強力な型の無さ指摘していた。 2022年3月場所後、15武蔵川から「まだまだ雑な相撲が多いんだけれど攻め相撲だし、今後まだまだ伸びるはず。足技出した余計な動きが多いから、まずはそれを減らしてみてね」と評された。 稽古熱心な力士であり、2021年12月報道によると、明生天空海関取衆や若い衆相手連日30番から40番稽古をしている。2022年5月場所前の報道によると、多い時で70番取るという。 2022年5月場所7日目取組後の特別中継インタビュアー務めた21間垣は「鋭い出足おじさん似てきたね」と評した。場所後に15武蔵川は、相手出方によって取り口を変える半端相撲であったとまとめていた。

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御嶽海久司」の記事における「取り口」の解説

基本的に突き押しを得意とするがとっさの変化見られる藤島新入幕迎えた御嶽海を「力が強いというよりも、瞬発力なんです。ほかの力士よりコンマ何秒か速いのです」と評しており、NHK大相撲ジャーナル編集長である緒方喜治は「藤島親方若いころ思い出すのではないですか」と感想漏らしている。阿武松は「いちばんいいのは、膝が常に曲がっていることです。だから体のブレません。叩き食いにくいのです」と評する一方で「ただ、押し切れないときに差すことがありますが、差してしまうとまだまだこれからの課題です」と注文付けている。四つ相撲ある程度取れるがどちらかというと右四つ得意であり、左四つで胸が合うと弱い。 中学生時にもろ差しになって密着する相撲を取っていたので四つになることもあるが、部屋でも「まわしがない思って取れ」と押し相撲徹するように指導されている。あまり稽古熱心でないことでも知られており、2016年11月場所前の座談会では出羽海部屋部屋付き親方でもある中立からは「入門以来がっちり稽古をした日はないかしれない(笑)何というか、周り合わせて稽古をしているというか。だから、そのうち大きな怪我をするんじゃないかな。そこが心配だね。ちょっと痛かったりするとすぐに逃げようとするから」と苦言呈された。朝日山2016年11月場所前に押しベースとしてその流れ廻し取って攻め相撲評価しており、今後この相撲をどう取ればよいかについて「具体的に話すと、まずは、丸い体でバン一発頭から当たります背中丸めて、当たる角度考えます。そして、パンパンパンと弾くような突っ張り、または伸びのある突っ張り相手をのけぞらします。そして、もう一回しゃがんで中にもぐりこむのです。理想的な形としては嘉風のようなイメージです」と話している。 2017年1月場所中の朝日新聞記事では御嶽海指導に当たる中立が、場所4日目鶴竜破った相撲指して俺らの方がビックリしているよ。場所前のけいこでは、春日野部屋力士に歯が立たないんだもの。でも、本場所の一番になると力を出す。あいつは『場所相撲』だな」とうなったおっつけ相撲流れの中で多用することがあり、2017年3月場所7日目日馬富士戦では敗れはしたがおっつけ土俵際まで追い詰めた2017年5月場所前の元黒姫山論評では、土俵真ん中四つになることをせずに土俵際まで押し込んで最後に四つになるケース増えれば、2ケタ白星楽に狙えるだろうと言われた。ケガ訴えて直後の場所では平気で土俵上がるタイプであり、2017年5月場所前の西岩(元関脇若の里)は「何場所か前でしたけど、場所直前ケガをして自力立てなかったのに、初日ケロッとしていい相撲を取っていましたからね。御嶽海ケガ信用できません(笑)」と発言しており、同時にいかにも現代っ子というか入った部屋良かったんですね」と感想述べている。2017年5月場所の相撲見た尾車は「以前押し相撲だったが、組んで相撲取れようになった」とこの時点での御嶽海評している。2017年7月場所前のコラムでは、舞の海が「当たってもろ差しといういい意味での癖がついています。また塩を取りに行く時、厳し顔つきで肩を回したりしますが、朝青龍日馬富士のように、自分乗せていくのが上手い思います」「御嶽海は、稽古負けながらも、相手の癖とか強いところをチェックしているのではないでしょうか御嶽海稽古場では死んだふりをしているので、それにだまされちゃいけないんですよ(笑)2017年7月場所後の記事では緒方喜治が、一瞬不利な体勢になって瞬時立て直す相撲センスなどを評価している。同時期の座談会では、錣山が「相撲はっきりしなくてこれだけ勝っているのですから、すごいと思いますね」と感心している。2017年9月場所前の記事では中立(元小結小城錦)が「決まり手寄り切り押し出しになるが、そこに至るまで相手の嫌がる方に、かいなや足を素早く運べる。教えて出来る技ではなく、子どものころから培われた天性素質と言っており、八角理事長は「高安には厳しかち上げを受け、白鵬には張り手を、どんどん受けたらいい。四つになって勝てるなんて勘違いしたらいけない」ときついコメント残している。 2018年1月場所の相撲14二子山は、貴景勝阿武咲北勝富士まとめて自分はこれが強いというものがあまりないですね」と指摘している一方で相撲臨機応変さを評価している。2019年1月場所後の記事では、県相連盟選手強化副部長で、子供の頃御嶽海指導した中村協和もろ差し巨漢力士重心上げ相撲評価する一方体重同時点での170kgよりも増やさないようにと体管理訴えた2018年3月場所前に舞の海から、概して大兵怪力相手には二本差しにして上手を取られる前に出るかどうか肝心」という論評受けている。 2019年11月場所中、14玉ノ井から前屈みになって背中丸めて前に出ることを忘れ上体だけで相撲を取っていると指摘された。その場所の負け越し確定させた際、7代高砂が「頭同士当たって裂傷を負うなど相撲には付きもの。そんなことを嫌がってこわごわ取っていては大関になどなれない」と一刀両断している。14日目の白鵬戦の完敗について、荒磯は「今のままでは大関厳しいと言わざるを得ません。考えてダメであれば体をつくって稽古をするしかありません。彼の強さ、うまさ、才能知っているだけに、あえて厳しく言いますが、本当に残念です」とコメントしている。11月場所後、15武蔵川張られないように顔を上げず顎を引くべきだと指摘している。2020年始に八角理事長7代高砂同様に2019年11月場所に右目の上切って意気消沈してしまったことを残念がるコメントをしていた 2019新型コロナウイルス感染拡大防止のため出稽古禁止されていた中で行われた2020年7月場所は好調であったが、その要因として「普段から稽古熱心な力士ではないだけに、逆に幕下との稽古疲れが残らず、場所が進むにしたがって調子上がっていくのではないか」と分析された。突き起こして前に出て押し込む相撲取れないまま差される脆く、同場所9日目の霧馬山戦での黒星はその一例である。 2021年5月場所中、北の富士勝昭から安易な変化、場所の勝ち越し濃厚な状況での投げやり相撲非難された。 調子良い場所では頭から当たる立合い冴え渡り2021年9月場所6日目琴ノ若戦はその好例である。2021年9月場所中、花田虎上コラムで「懐に入った相撲本当に強い」と評された。 精神面甘さ弱点1つであり、2021年9月場所7日目逸ノ城戦で敗れた際に八角理事長は「気持ちこもっていなかった。精神的に甘いところがあるから、こういう相撲になる。15日間、気持ちをこめて、いい立ち合いをするには場所前の稽古で、ちゃんとやらない難しい。普段稽古が、こういうところでモノをいう」と残念そうなコメント並べた2021年11月場所中、花田虎上は足がしっかりと出る立合いとやはり得意の下からのおっつけ起こす相撲評価した。そして、2白星挙げてから稽古場で力を抜かないことを3場所続ければ大関になると助言した一方この場所12日目の遠藤戦を北の富士は、前捌き応酬で左差し封じられて自ら土俵外足を出したと、諦めが早すぎると指摘した2021年押し決まり手28勝(押し出し27勝、押し倒し1勝)を挙げたが、これは2021年幕内で1位の記録で、自身2021年幕内挙げた55勝の約半分占める。御嶽海押し拘るのには、取組時間短くする、突き指などの四つ相撲を取ることによる怪我のリスク低下させる、といった本人狙いがある。 2022年5月場所直前北の富士3月場所相撲について「相変わらず下位力士取りこぼす相撲が多すぎます。それさえ注意をしたなら優勝はさほど難しいとは思いません」と評していた。しかし5月場所2日目豊昇龍戦で一気出足からの押し出し完敗した際は「それにしても御嶽海は実に下位力士によく負ける。これでは横綱はとても望めそうにない」と酷評された。

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石浦鹿介」の記事における「取り口」の解説

入門当初100に満たなかった体格合わせ投げ足技などを駆使した相撲ぶりを特徴としていた。十両時代取的時代には前述のとおり足技八艘飛びなどの多彩な技駆使した入幕したころからは正攻法立合い多くなり、2017年3月場所中一度も立合い変化をしなかったことなどはその好例である。2017年1月場所前の座談会ではお笑い芸人チロが「舞の海さんとはタイプ違いますね」と感想述べており「当たって左に動くことはあっても、立合いでいきなり変化することはないですからね。あの体で立派ですよ」と評価している。だがその正攻法相撲から体重影響大きく出ることがあり、2017年3月場所には初土俵以来初となる2場所連続での負け越し喫するなど苦難経験している。ウエイトトレーニングなどで鍛えた筋肉評価されることがあるが、父は寧ろ機敏な動き評価しており、本人テレビインタビュー巨体力士相手にすることに関して「あれはでかいだけだと思うことにしている」などと自分機動力自信持っているのような発言したことがある。父はまた、舞の海石浦はかなり違うタイプ力士同士であるとしており、父は自著で「日本相撲協会力士データによれば舞の海決まり手は、下手投げ38%、送り出し14%、その他36%でした。これに対して石浦決まり手は、押し出し19%、寄り切り17%送り出し13%、その他51%になっています(2017年3月場所終了時点での、過去6場所の取組結果基づいて算出したもの)。(中略このように石浦は、まだ舞の海ほど多彩な技知らないという面もあるでしょうが、意外に寄り切り押し出しなどの正攻法攻めが多いという特徴あります石浦幕内軽量小兵ながら、2016年11月場所で10連勝し、敢闘賞までもらえたのは、動きのよさに加えて正面からの正攻法心掛けていたからだと思います」と解説している。2017年5月場所6日目妙義龍戦では、ロケットのように突っ込んで体格で勝る突き押し力士妙義龍押し出したことが話題になった石浦押しの力があることを表わす一番である。現役時代90軽量活かして走るしかなかった父に似たのか相撲速く2017年7月場所などは5秒以内終わった相撲15番中6番、3秒以内が6番であった十両昇進以降大勝ちも大負けもしない波の少な成績を残すのが特徴で、新十両から新入幕まで10場所は一度二桁勝ち負け無かった2017年9月場所で大敗喫した原因として、同年11月場所前のコラム舞の海余計に動いてバタバタし、上手を引き付けて以降足を土俵から離してその瞬間吊られるなど自滅目立ったという趣旨論評をしている。最近ではかつての機動力生かした取り口も加えながら、三役定着目標としている。貴闘力忠茂自身YouTubeチャンネルで、筋肉質だが下半身に全く力が入っておらず腰が非常に軽いと指摘していた。

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千代の海明太郎」の記事における「取り口」の解説

鋭く当たってから突っ張り身のこなし活かすのが千代の海相撲押し切れない場合は引きや叩き仕留め投げはあまり打たない。取り口は兄弟子千代の国譲りであり、千代の海相撲千代の国との稽古産物である。

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照強翔輝」の記事における「取り口」の解説

得意技右前ミツ投げだが、廻し拘らず突き押し攻め相撲取れる。巨漢に対しては横に付いてから後ろ回り込むのが主な勝ち筋。身長169cm、体重116kgは共に関取の中で最も小さな炎鵬次に小さ数字である(2019年7月場所時点)。 ただの技巧派ではなく幕内昇進前の十両時代には力自慢知られ大砂嵐に2回吊り出し決めている。 2019年11月場所13日目の琴恵光戦で突き落とし決めてこの場所の勝ち越し決めた際には照強は「突き落としはもともと得意。頭の中でイメージできていた」と語っていた。 自身短躯については2020年1月場所中に小さくてイヤだなんて思ったことはない。小さいと、相手イヤでしょう190センチあったら逆に相撲取れないッスよ」と武器として前向きに受け入れ発言をしている。 2020年7月場所前時点では夏場所相性良いとされており、2019年には幕内12勝3敗を記録して敢闘賞獲得した同時期に「僕は結構、夏が好きなのでみんなへたるときに自分体力頑張れたらと思います」とコメントしていた。 2020年7月場所14日目の朝乃山戦で足取りにより白星挙げたが、これは当時付け人であった錦富士と共に前日夜に立てた作戦実行した上で結果であった照強はこの取組終えて照ノ富士関が負けたんで、もう1度単独首位に立たせてやろうと。それが実現できてよかった」と優勝争い挑んでいた部屋の元大関を思うコメント残した2021年9月場所初日隠岐の海戦では立合いで足を目掛けて飛び込み足取り狙った隠岐の海怖がらず冷静に対処したため失敗寄り切り黒星)。ABEMA大相撲中継解説務めた花田虎上も「あれは何という立ち合いなんですかね?」と驚く場面があった。 2021年9月場所2日目宇良戦では、激し張り手連続宇良大量鼻血流していた(取組叩き込み照強白星)。 2022年7月場所9日目の大奄美戦では、大奄美怪我をしていた左足狙って足取り行い白星獲得。これにはABEMA大相撲中継解説旭道山勝負厳しさ徹しているとして理解示した十両から幕内へと上がるころから足取り覚えたが、2022年7月場所などは多用し過ぎて13日目の王鵬戦で露骨に足を取り行ったところを狙われる(取組上手出し投げ黒星)など覚えられてしまった。

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取り口

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遠藤聖大」の記事における「取り口」の解説

子供の頃突き押しを得意としていたが、大学入学してから四つになることが段々多くなった。柔軟な下半身相撲基礎支えられ四つ相撲を得意とする重心低さや、当たりの角度、上手の位置絶妙であると評されている。土俵際での器用な足さばき逆転を狙う技術もある。大至伸行2014年3月場所前の座談会で「立合いも腰から出る」と下半身強さ評価している。一方で廻し取れない苦戦を強いられる傾向があり、強い立合いの当たりを受けると多く場合一気土俵外出される。「圧力をもっとつけて、自分から攻めていかないと大ケガにつながる。」と受け身相撲弊害指摘する声もあり、本人もこれについて「当たってからいなされたり、はたかれたりすることを気にしないことが大事。」と自覚している。2016年文献では北の富士が「あれの偉いのは、真っ向勝負で行くから。立合い変化しないしね。その辺人気があるんじゃないですかね」と評している。精神面に関しては、角界入りする前に田中英壽は「最近の子供に甘さあります遠藤精神的な弱さがあって、大事な大会で負けていました」と前置きしつつも、大学3年生の頃の怪我経験したことについて「振り返ると、それが成長つながりプロでも対応できる根性つきました」と気持ち部分での成長褒めた柔軟性頼った受けの相撲を取るため2015年から右足中心として足腰のけがに悩まされるようになったが、2016年後半あたりから足腰の状態が良くなった。2016年11月場所7日目鶴竜戦は突き落とし敗れたが、勝った鶴竜が「いい当たりをしてきたので変わったな、と思った。前は頭で突っ込んでくることはなかった」と成長ぶりを認めている。 2017年3月場所前の座談会では竹縄(元関脇栃乃洋)が「遠藤九州場所あたりから相撲重み出てきた」と評しており、甲山(元幕内大碇)も「体もひと回り大きくなって、いよいよ三役も近い印象です」と話している。それほど力強さがあるわけではなく舞の海は「遠藤相撲分かりやすいですね。馬力のある人には土俵際残せない。そうでない人には組み止めて勝つ」と思うところ述べている一方で「後は患部がどこまで回復するかです。相撲直すところが全くない」とその相撲完成度触れている。2017年5月場所11日目嘉風破った際、嘉風は「ああ疲れた遠藤は左を差したらうまい。攻めたようだが、攻めさせられた」と遠藤の取り口について触れている。大兵相手には下からの攻め冴え2017年5月場所初日照ノ富士破った際には「相手大きいので、臆せず下から攻められた」と自身の取り口について示唆している。2017年7月場所後の武蔵川コラムでは、立合い流れ遅く然して大きくない体で胸から当たる点を指摘され頭から当たるなど相撲自体変えていくように助言された。武蔵川2017年9月場所後になると「年齢的にまだまだ一皮むけところだし、それには出稽古行ってボコボコにしてもらってこないといけない」とさらに稽古を積むよう相撲誌の記事助言した2017年11月場所前の座談会舞の海は、遠藤は相変わらず馬力のある力士には弱くて組み止められない指摘しており、以前他の識者指摘したように立合い強化をするように言っている。 2018年9月場所前の記事では花田虎上が「ちょっと体が弱いのかな。どういった稽古トレーニングをしているのかは分かりませんが、体幹鍛えるのがいいのでは」という助言をしていた。同時期、舞の海からは「組んだ時の上手さ知っている力士達の張り差し張り手などは研究するべきだ」という趣旨論評出されている。2018年1月場所終了時点では上位総当たりに近い場所を7場所経験している中で絶不調だった1場所を除くと、対横綱勝率20%それほどでもないが、対小結関脇勝率43%、そして対大関勝率56%。しかし上位総当たり近かったその6場所で、対平幕勝率49%。相撲ライター西尾克洋によると、「取りこぼしが多いというよりも自身懸賞金多さ相手モチベーション上げてしまうために相手会心相撲取られてしまう」とのこと2019年頃になると、突き押し力士に対して叩き上手く対抗することができるようになった2019年1月場所9日目の阿武咲戦など)。土俵を割るとすぐに力を抜く悪癖があり、これに関して2019年3月場所前の相撲雑誌コラム花田虎上からも「目についた」と酷評されている。同記事花田からは「土俵下に落ちたしっかりと受け身取らないと、自分がけがをするだけではなくお客さん巻き込まれてけがをしてしまいます」と注意されている。2019年3月場所中の12阿武松談話によると、左右動き気を付けながら出るので押し相撲相手には力負けさえしなければ安定して相撲を取れるという。2019年頃には勝負勘の良さ評価されるようになり、同年5月場所中日栃ノ心戦では一瞬の隙を突いて左からひねり、右前みつから出し投げ打って白星収めた決まり手上手出し投げ。)これには北の富士自身論評で「やはり遠藤はただのイケ面力士だけではなかった。あの出し投げは、なかなか真似のできるものではない。お見事一言」と唸った2020年1月場所中日炎鵬戦の解説AbemaTV務めた花田虎上その日取組について、かつて他の識者受け身相撲指摘してたように「受けすぎる」と評価し、さらに「遠藤相撲は優しすぎる」と感想述べた2020年1月場所9日目の阿炎戦では立合いで左に代わってから手繰る相撲見せており、AbemaTV解説務めていた20代錣山は「いつもの遠藤立ち合いじゃないですね」と普段変化しない力士であることを示唆していた。15武蔵川は「“圧”も出てきたね」とその1月場所の相撲評したが、後半スタミナ切れも指摘している。スタミナ不足を解消するために場所中も申し合い積極的に行って体を作ることを15武蔵川提案している。安易に引く相手なら突き放して取ることもでき、2021年5月場所10日目には、この場所引く相撲目立った琴ノ若突き押し一気攻めて押し出し破った片足でも踏ん張り、顎を引き、決して手から落ちない残す相撲は、幼少期からうるさく指導されことによるのである

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取り口

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彩尊光」の記事における「取り口」の解説

突っ張り主体とした突き押し力士だが、弟弟子阿炎とは異なり動き回るというより愚直に突っ張って押し込んで土俵外に出すタイプ精神面課題であり本場所に弱いため、錣山何回座禅に連れて行ったという。 叩き癖がそれまであったが、2018年頃から改善され、それにより十両昇進掴んだ

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取り口

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豪ノ山登輝」の記事における「取り口」の解説

突き押し相撲関取昇進掴んだが、十両昇進時点では廻し取って負け相撲が多いことが課題

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取り口

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宇良和輝」の記事における「取り口」の解説

前述のとおり、多彩な技武器とする他、正攻法押し相撲も強い。低い体勢相撲を取るので魁聖などの腰が高い大兵には「小さ過ぎるよ。下に突っ張る感じで全然効かないみんなの(嫌がる)気持ちがやっと分かった」とその相撲ぶりを嫌がられている。幕内石浦の父で、逸ノ城照ノ富士育てた鳥取城北高校相撲部監督である石浦外喜義宇良居反りに関して「あまり勧められない」「首の神経痛めた相撲を取れなくなる恐れがある」と評している。2017年7月場所後の座談会では「体重自分と同じくらいや少し重い力士には差して押してもいいのですが、大き力士に対して同じよう差します。すべて自分計算どおり、段取りどおりになったときはすごい相撲なります。これを毎場所、毎場所やっていたら危ないですどんなに体幹強くても、自分の倍くらいある力士には差してはだめだと思います差さない相撲取らないと体預けられますから、取り口を改善してほしいですね」と阿武松注文付けられている。2017年9月場所前の座談会では舞の海から「常に攻め続けるというよりも、相手様子うかがいつつ、待つ時と攻めどきをいろいろ考えながら相撲を取っているのが分かります敢えて下がって俵を利用して踏ん張ったりとか、弾みをつけて押したり、その辺もよく考えていますね。自分場合中に入らなければ相撲になりませんでしたが、宇良中に入るというよりも離れて押し合いの方が強さ発揮します。ちょっと自分とタイプが違うかなと」と評されている。2017年11月場所前の座談会舞の海2017年力士傾向について、宇良個人指しているのではないが「怪我をした瞬間を見ると、変にねじれたり、おかしな方向曲がったりしているわけではないのに、膝を痛めている。やはり重すぎるのが問題だと思う」と、宇良自身大柄ではないものの体重過多について警鐘鳴らしていると同時に宇良個人については「宇良は体の可動域が広すぎて、どこまでも粘れるのでひやひやします」とその傾向指摘しており、座談会同席していた阿武松も「あれだけ相撲を、入門してから取れようになった力士ですから、攻撃相撲変えたほうがいいのではないですかね。片足残って、という相撲はもうやめてもらいたいです。ファンとしては、はらはらします。相撲界の宝だと思ってますから」。作戦面では所作時点変更するなど柔軟な姿勢取っている。2017年9月左手の手術を受けた際は左手握力が35kgwまで落ちていたが、2018年時点では稽古リハビリ甲斐あってそれ以前までの50~60kgwという記録上回る70kgwを記録その後アメリカアイアンマインド社の「キャプテンズ・オブ・クラッシュ・グリッパーズ」を使用して急激に数値伸び2019年2月5日相撲診療所における握力測定では左右共に100オーバー計測。膝の怪我抱えて以降は、かつての変則的な相撲影を潜め決まり手押し出し大半占めるようになり、正統派押し相撲になってきている。2020年7月場所は元々自分相撲ではない四つ相撲稽古をして迎えた。この場所の6番相撲で上手投げにより白星収めた際には「自分四つ相撲ではないが、そういう流れになった時のため、(練習していたことが)生きてよかった。(取り口の)バリエーション増えるのはいい」と話した関取復帰果たした2020年11月場所では、初日相撲見た北の富士から「相撲勘は全然鈍っていない」と復調について触れられた。2021年7月場所12日目の栃ノ心戦では怪力知られる栃ノ心力負けしない相撲で白星収めた。この場所では体重143まで増え持ち前素早さに、相手引かせる押し力強さ加わった14日目の明生戦では、左差し許しながらがっぷり四つ前褌取って勝負寄り切っている。同じ押し相撲に対して立合い後手に回る弱く2021年9月場所3日目阿武咲戦はその好例である。決し非力力士ではなく2021年9月場所5日目には160大栄翔送り吊り出しで破る力相撲見せている。北の富士聞いたところによると「握力計器振り切るほど強いらしいが、腕力も相当なものだ」とのこと実際2021年2月協会公式YouTubeチャンネル握力測定した際、100まで測定できる握力計の針が降り切っていた(本人握力トレーニング専門家からアドバイス受けた結果としている)。2021年9月場所10日目照ノ富士戦では、裏返し体勢になりながらなおも一枚回ししがみついて何とか体勢立て直そうとするしつこさ発揮し、これには北の富士も「恐るべきしぶとさと、勝負対す執念だろうか」と驚嘆し同時に宇良しぶといのは結構だが、このような誰が見て挽回不能なことになったら、手は離さなければ相手にけがをさせるかもしれない力士はこんな相撲素人相撲と言って一番に嫌うから今後注意をした方がいい。それは宇良のためでもある」と忠告した花田虎上も「照ノ富士戦の最後の場面は、まわしから手を離さないいけません」も自身コラム注意し花田自身廻しを離さなかった旭鷲山との一番で右大腿二頭筋断裂したことを引き合い出していた。2021年11月場所中に8代尾車は、両膝怪我経て筋肉付けるなどの肉体改造着手した結果サーカス相撲から馬力相撲変貌した評価しており、6日目高安戦でも動き重さ加わった足取り高安破ったことも8代尾車触れられている。4日目翔猿戦で引き落とし敗れた際は、ABEMA大相撲中継視聴者から受け身の上手さに触れたコメント続々寄せられた。2022年1月場所中にも北の富士からやはり粘り過ぎる無茶な相撲指摘された。再入幕以降肩透かし武器加わっている。

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取り口

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旭大星託也」の記事における「取り口」の解説

右前ミツからの攻め突き押し引き技得意技相手安易に真っ直引いたところを手を伸ばして追尾してそのまま押し切るのが旭大星の勝ちパターン一方それほど大柄ではないので負ける時は押し出し負けることが多く突き押し力士は苦手な方。また、体重が140kg台に乗った2018年頃からそれほど動き早いではなくなったため、その影響石浦などの軽量力士には動き負けることもある。 2019年頃になると稽古不足なのか体の張り欠けるようになり、同年5月場所9日目の隆の勝戦のように立合い先んじて挽回されてそのまま押し負け相撲も目立つようになった柔道経験もあって、取的時代ちょん掛け蹴手繰り白星多く挙げていたが、関取になって以降は技が拡張し、下手を用いた技による白星少なくなった。

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王鵬幸之介」の記事における「取り口」の解説

突き押し得意だが、引き癖が弱点筋力付いて突き押し馬力増したことによって十両昇進つかんだ十両昇進の際に舞の海から「四つ相撲覚えてほしい」と期待された。 2021年1月場所相撲について15武蔵川は、腹を出し過ぎた高い体勢で当たることと手の力が足りないことを指摘しぶつかり稽古イメージで当たる事、鉄砲稽古をもっと積むことを勧めた新入幕の際に師匠17大嶽は「脇の甘さ、腰の高さという欠点があったが直ってきていると思う」と相撲ぶりを評した2022年3月場所から手足しっかりと前に運ぶ稽古重点的に行いランニング休養大事にした調整行った

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貴景勝光信」の記事における「取り口」の解説

短躯肥満の体型活かした突き押し持ち味で、立合いもろ手突き始まりそのまま突き切るのが貴景勝の勝ち筋とされる。しかし、一方で四つになると全くと言って良いほど相撲にならず、捕まえられるとすぐに寄られるか投げられるかで負けることが非常に多い大関昇進以降も、四つ相撲での弱さ千代大海をも凌ぐと言われる後述する御嶽海戦でも慣れないもろ差し体制から強引に出てこうとした結果怪我を負う結果になってしまっている。また、その体型での押し相撲から大関昇進後スタミナ不足や怪我のリスク親方衆指摘されている。

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臥牙丸勝」の記事における「取り口」の解説

臥牙丸200キロ超える巨体生かした突き押し最大武器で、立合い出足鋭く一気相手持っていくこともあった。しかし上体に肉が集まったバランスの悪い体型であるため、引きや叩き脆く負ける時はしばしば腹から落ちことがある2014年3月場所前の座談会では元小結和歌乃山から「前に落ちるってことは、体重が多すぎるってことじゃない?」「稽古足りない(笑)」と一蹴され、尾崎勇気からも「自分体重活かしきれてないってことですよね。武蔵丸さんは臥牙丸よりも体重あったけど、俊敏さありましたよね」と厳しく言われている。以前200キロ超える力士とは思えないほど腰が軽く廻し取られる簡単に体が浮いて投げられてしまったが、2014年頃から四つになってそれなりに相撲を取れる。2015年頃から太り過ぎからか加齢からか立合い出足鈍くなり、手を付いて起き上がるだけの立ち方が目立つようになった2019年5月場所9日目には、十両以下の対戦成績含めて5勝8敗と不利であった東龍に左を差して一気寄り切り勝っている。このように廻し引かれる不利な相手にも左を差して巨腹を活かして出れば勝つ場合もある。縦ミツ緩く北の富士からも苦言呈されるほどである。 明治神宮例祭奉祝 奉納70全日本力士選士大会 相手把瑠都関(2011年10月3日撮影靖国神社奉納大相撲 相手千代大龍関(2017年4月17日撮影

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菅野陽太」の記事における「取り口」の解説

得意手は右四つ寄り上手投げ十両昇進の際に師匠は「ここ(十両)で形を作って実力をつけて上がっていってほしい。左の上手をしっかり磨いていこうと思った。(立ち合い)頭でいって、浅く取って相手相撲取らせない形を作っていきたい」と注文した

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北磻磨聖也」の記事における「取り口」の解説

体重120kg台と軽量力士部類に入るが、前傾姿勢土俵を擦るような独特の立ち合いから低く当たり、下から突き起こしていく相撲持ち味とする。形になれば一気相手持っていく威力があるが、軽量故に立ち会い跳ね返され守勢に入ると脆い傾向がある。また、その独特の立ち合い故に変化弱く前傾姿勢を保つ取り口ははたきに落ちることも多い。

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若隆景渥」の記事における「取り口」の解説

軽量ながら右四つ組み止めて寄り切る相撲持ち味上手投げ肩透かしなども得意手としてあるが、足が出なかったり途中で一呼吸置いたりすると軽量突かれ逆転されがち。 2020年1月場所前の舞の海コラムでは、贅肉付いていない体幹の強い体、引きやいなしに対してくの字に曲がった体勢崩れない相撲評価されていた。 2021年3月場所後に武蔵川から、下から上への攻め巧い評価された。「下から」は若隆景代名詞となっている。同時期、荒磯からは、右おっつけハズ押し大関狙えると評された。 2021年5月場所中、14玉ノ井からやはり攻めにおいて一呼吸置いてしまう点、大兵相手まともに右を差してしまう点を指摘された。一方同場所中、北の富士勝昭から変化恐れず頭から当たりに行く度胸、強い当たりを受けながら一歩後退せずに前に出る強靭な足腰評価していた。 2021年7月場所中、同時点で127体重を10kgほど増やして場所後半疲れが出にくい体を作るべきだと北の富士助言された。 2021年12月記事では「小兵ながら押し相撲幕内上位キープし続けている」と評された。 2022年3月場所9日目には、体重200kgを超える逸ノ城との2分を超える相撲制する腰の重さ持久力見せ付けた。この場所の優勝争い中でも終始にじませていた冷静さ評価されている。優勝決定戦髙安との一番では、土俵際まで追い詰められて右膝が「くの字」に曲がりながら上手出し投げ逆転勝ち収めており、この土俵際での粘りNHK大相撲中継解説務めていた舞の海秀平は「あの体勢から残せ力士そういない」と驚いていた。大学浜野文雄監督は、この粘りの源となる膝の強さ天性のものだと在学中から見抜き、この点に着目する形で若隆景角界入り勧めたという。場所千秋楽取組後、花田虎上廻し取って相撲を磨くことを今後の課題として挙げた動き良いとよく言われるが、3月場所直後15武蔵川自身コラムで「若隆景をみんな絶賛してるけれど、僕に言わせれば他のお相撲さんたちがデレッとしていて動きが遅いんだよ(笑)」と評している。 5月場所立合い変化自滅するなど自分らしからぬ迷いのある相撲が目立つ。 7月場所前に北の富士おっつけ絞り一本槍相撲に対して前褌差し手にも拘るべきだ、上手からの投げ身に付けるべきだと注文付けた

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北の湖敏満」の記事における「取り口」の解説

立合いでは手を付け仕草見せるだけで全く手を付けない。中腰で低い重心から立合いかちあげるか、右上手を引いて相手吹き飛ばすかのように土俵外へ出すのが代表的な取り口。左四つ組み止めて右上投げには威力があった。両廻し充分に引きつけ、腰をよく落として怒涛寄り、巨腹に乗せた吊りも得意とし、相撲用語で言う「糞袋が重い」(腰が重い)という長所手伝って地力強さ際立った一方で巻き替え上手く取り組みで常に多用したため、評論家からは「横綱相撲としてはいかがなものか」と批判された。しかし、安芸ノ海には「あの巻き替えがあるから勝てるのだ」と絶賛されていた。右四つになって右腕返して腰を下ろせば盤石で、こうなったときの識者からの評価高かった突っ張りもあり、関脇までは突き押し相撲主体だったが、足首怪我してからは四つ相撲改めた右四つ力士強く金城に対して29全勝圧倒していたことに関して本人は「オレ右四つ大好きだから」と語ったことがある巨体ながら非常にスピードがあり、器用さ兼ね備え、その相撲には独特の躍動感があった。がっぷりに弱い上に指が短く上手が切られやすいため胸が合うと上手も取れずもがいてそのまま土俵を割る相撲多く太寿山隆の里などがっぷり得意な力士は特にこの弱点に付け込むことで北の湖戦で活躍した廻し固い力士相手にする時に指の短さの不利が現れたが、一枚廻しになると廻し握り付けてそのまま吊り上げるなど逆に怪力ぶりを十二分に活かすことができた。1980年7月場所の頃にはそれまで左四つ一辺倒からなまくら四つへと変化立合いかち上げから下から掬うものへと変わっていった。 負ける際は、土俵際でしぶとく粘ったりせず、案外あっさりと土俵を割ることも多かった比較怪我少なく10年上横綱を務められた理由は、無理な体勢頑張ることが少なかったからという意見がある[要出典]。 復活優勝した1984年5月場所後も再度活躍期待されながら、同年9月より当時春日野理事長施策として手つき立合い徹底がされたことから、北の湖自身特徴である中腰立ち合い許されなくなり、そのせっかちさも相まって以降摘まれることとなった

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篠原大河」の記事における「取り口」の解説

突き押し相撲を得意とするが、高校2年次に右手の手術を受けた後は四つ相撲取っていた時期がある。怪我回復に伴い2020年3月場所時点では押し相撲戻している。

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若荒雄匡也」の記事における「取り口」の解説

概して長めリーチ活かして突き相手後退させてからそのまま押し出す途中で引き落とし叩き込み仕留める相撲を取った三段目時代までは前に出る相撲徹していたが幕下から引き技取り入れようになった2011年11月場所に挙げた12中引き・叩き7番数えていたことなどから苦言呈されることがある一方で全盛期には高い圧力突き押しにより相手分かってても引きを食ってしまうことから新三特集で「引き技立派な技能」と評価されることもあった。十両陥落してからは出足鈍り引き技精度落ちているが、それまでのように離れて相撲を取るだけでなく徐々に左四つに組む場面増えた

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隆の山俊太郎」の記事における「取り口」の解説

100キロ満たない軽量であるのに反し相撲真っ向勝負傾向があった。その正攻法相撲故地力の通用する十両では大勝したが、やはり軽量災いし幕内の壁には阻まれ十両陥落というパターン何度繰り返した新十両時よりその軽量から発揮される高い機動力注目されたが本人曰く「技の名前もよく知らないし、狙って出す余裕もない」とのことであり、このころあくまでも流れ繰り出す副次的な取り口として位置づけられていた。体格面での不利から、師匠鳴戸親方(元幕内隆の鶴)からは「場所中23度変化入れた方がいい」という、異例アドバイス受けたことがある本人相撲が正直過ぎるところの反省生かし2012年1月場所では積極的に掛け投げ取り入れた2012年7月場所からは立合い当たらずすぐに手繰りを狙う機動型の取り口に変えた次第に取り口から圧力無くなっていったことで却ってこれが通用せず、8場所連続小幅負け越し繰り返していた。2013年9月場所に一本背負い積極的に試したことが裏目に出て5勝10敗の負け越し喫したこともある。引退時には体重が95kgを切るなど体力衰え顕著であった

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爆羅騎源氣」の記事における「取り口」の解説

得意手は押し基本的に遅攻の部類に入るが、大型力士相手場合早めに勝負決め傾向がある。

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取り口

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荒篤山太郎」の記事における「取り口」の解説

押し相撲武器であり、2021年11月場所に部屋若隆景から「寺井さん(荒篤山本名)は押し相撲なので、立ち合い思い切り当たることによって持っていけるから、そこだけ意識強く持って」と助言をもらい、本人によると「それを稽古場意識するようになって新入幕できたことにつながった」という。

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千代ノ皇王代仁」の記事における「取り口」の解説

基本的に右四つ寄りを得意としており、取的時代から吊り技術評価されており、次第現役中でも吊り名手として名前が挙がるようになった2013年9月場所中の『どすこいFM』では二子山(元大関雅山)が「力士大型化が進む中、吊りを得意とする力士は他にいない千代皇はその点で魅力的な力士。」と位置づけていた。11月場所2日目には解説務めていた当時岩友親方吊りについて言及し、その技術生かして体重215kgの徳真鵬寄り切った相撲岩友から「相当驚いた」と絶賛された。副次的突き押し使用する新入幕果たしたころには右四つから強く当たって攻め相撲にも注目集まった2017年3月場所前の座談会では(元小結垣添)から「やっぱり、この力士後手に回ることが多いですね。立ち合い先手取って右四つ組み止めて前に出る相撲増えれば番付上がっていくと思います」と話しており、竹縄(元関脇栃乃洋)も「組んだら強いけど、幕内力士は当たりも強くて圧力もあるし、なかなか思い通りに取らせてもらえないでしょうからね」と付け加えている。 かつては固太りの体を活かした力相撲持ち味であったが、力任せな取り口が災いして下半身負傷し一時期幕下での低迷余儀なくされた。2020年関取復帰して以降右四つ左上手という自分の型を身につけたことで、以前[いつ?]よりは安定感出てきた。

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佐田の海貴士」の記事における「取り口」の解説

基本的に父と同じく右四つになって寄る速攻相撲を得意とし、立合い真っ向勝負が多い。本人曰く立合いスピードは父に及ばないが、父よりも手足長いので父から『お前には俺にはない投げがある』と評されている。新入幕会見では境川佐田の海昇進掴んだ取り口について「投げも出ながらになり一つ一つの技の思い切りがよくなった」と証言している。しかし相撲一本調子になりがちであり、父からも「相手弾いて距離を作らないと。一発、二発、突き放してそこから中に入って行くことができれば横綱・大関に対してひょっとしたら、というのが出てくるかもしれない今は当たってすぐ懐に入ろうとするから、大きな相手には引っ張り込まれてしまう。しかも軽いから勝てない相手には全く勝てない」と評されている。速攻が得意である一方土俵際での粘り強く2015年幕内物言いがついた取組49番のうち6回が自身取組であるという記録持っていることから、「行司泣かせ」の異名を持つ。本人はこの土俵際での粘りについて「攻めて物言いがつくのはツメが甘いから。土俵際逆転するのは下がっているから。下がっちゃうのは入門したときからの癖」と反省言葉並べている。2016年11月場所前の座談会では中立から「どういう相撲取りたいのか、いろんなことをやるでしょ。立ち合い当たって中にもぐりたいのか、上手を取りたいのか。どれか一つこれというのを決めてもらいたいなと思っているんだけど」と半端相撲指摘されており、同時に「ちょっと圧力かけられると横に飛ぼうとするから、辛抱がないんだよね」と厳しコメント出されている。30代入ってからは調子の悪い場所で引き技に沈む場面が目立つようになった普段四つ一辺倒だが、2019年5月場所9日目の千代翔馬戦のように露骨に諸手突き張り差し対処して白星収めたケースもある。この日のNHK大相撲中継解説務めた13粂川によると「普段諸手突きなどやらないとのこと部屋厳し稽古によって足の裏感覚鍛えられており、2022年5月場所7日目碧山破ってこの場所の全勝消滅させた後に「立っているだけで、足の裏全体土俵をつかむというより、包んでくれている感覚。『親指力を入れて相撲を取れ』と入門したときから言われていることだが、よりよい感覚が今つかめている。すごく(土俵に)なじんでいる」と語っている。

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大鵬幸喜」の記事における「取り口」の解説

若い頃もろ差し使用して柏戸など突進力のある相手対す守り固め相撲を得意としていた。入幕たばかりの頃は立合い当たりや突っ張りそれほど強く鋭くもなかったものの、これらは差し身によく繋がった自分より差し身良い相手には突っ張ってから差し自分より差し身の劣る相手にはいきなり差しに行く相撲を取った。 非常に手堅く、胸を合わせず前屈みになって腰を引く「逆・くの字」の体勢相手攻め防ぎ、横へ回りながら自分有利の体勢持ち込み投げで崩すか寄り切る。差すと必ず差し手返し一度掬って相手出足止めその後は腰を落として寄っていくが、左四つ場合出ておいての右上投げ決めた体勢とりわけ懐の深さ加え真綿スポンジ例えられるほど身体柔らかく、どんな当たりをも受け止めて崩れない相撲可能にした。立合い上手く最晩年1971年昭和46年3月場所では初挑戦大雪嶺登奇襲として一度目の仕切り立った際も難なく捕まえて勝利している。 大兵にも関わらず前捌き回りこみが巧みで冷静・緻密な相撲を取った投げ技の中では上手投げ強かったが、特に左差し手十分に返してから放たれる掬い投げの上手さが際立っており、伝家の宝刀称された。前傾姿勢で腰を引く構えによって相手廻し取りにくくさせたが、自分廻し遠くなるため、掬い投げ多用した1970年昭和45年5月場所千秋楽では北の富士の上投げ掬い投げ打ち返して全勝阻止したが、北の富士は「柔らかさ負けしたよ」と嘆いた通常廻し取らず下手か投げ掬い投げ上手投げより効果が薄いとされるが、大鵬場合懐の深さ加えて柔軟な長身上体大きなひねりが可能だったことが、掬い投げを非常に有効にさせていた。突っ張り強く突っ張ってからの叩き込み懐の深さ故によく決まった。だが、左膝を痛めた1968年昭和43年以後叩き込みなどの引き技に頼る相撲が目立つようになって批判浴びている。 一方で大鵬には反り腰がなく、上体が反ると残すことができなかった。この腰の脆さ弱点で、普段は「逆くの字」の体勢身体の柔らかさ懐の深さ弱点補っていたが、胸を合わせてがっぷり四つになるとなかなか勝負出られず、立合いから上体を起されて押される一方的に攻められることもしばしばあった。そのような弱点露呈させることが多かったのは、対戦経験少な平幕押し相撲相手のとき、彼らとの取り組みが多い序盤戦で、「序盤平幕押し相撲」が大鵬鬼門と言われた。押し相撲苦戦していたことは引退後自身認めており、「『押されてはいけない』という先入観とらわれ差し身こだわりすぎて、狙っていくところをいなされ、アワ食っているうちに、押し出されるというケース多かった」と語っている。「引っ張り込んで動き止めてから料理する」という大鵬なりの押し相撲対策確立したのは「横綱になって2年目あたり」だったという。 基本的に左四つ組みとめての寄り投げ主体スタイルだが、押し相撲右四つでも相撲取れた良く言えばオールラウンダーで、悪く言えば絶対的な型がなかった。この点は右四つ完成された型を持った双葉山定次とは対照的で、大鵬以前はこういった相撲小兵やること横綱・大関には相応しくないとみられていた。また「逆・くの字」の体勢を「へっぴり腰」と揶揄されることもあり、腰の力で相手攻め受け止めて取る相撲本格的とする立場評論家小坂秀二など)から「小さな相撲」と批判されたこともある。ただ、相手次第で取り口を変える柔軟性持っていたという点では今でも非常に評価高く二所ノ関は「型のないのが大鵬の型」「名人型なし」と批判反駁した。大鵬が勝ち続けて昭和大横綱へと成長すると、「型のない」大鵬相撲は、状況に応じて相撲変える自然体」とも評価されるようになった一方で玉ノ海梅吉大鵬どれほど結果残して批判止めなかった。玉ノ海概して柏戸などのような速攻相撲力士好み攻めの遅い大鵬玉ノ海趣向反したようである。 その強さ出世早さ故か、相撲天才呼ばれることも多かったが、本人は「人より努力をしたから強くなった」としてこれを嫌った大鵬素質惚れ込んだ二所ノ関徹底的指導によって鍛え上げられたが、その指導内容四股500回、鉄砲2000回、瀧見山延雄による激しぶつかり稽古というスパルタぶりだった。全盛期1時間ものぶつかり稽古をこなすほどの持久力であり、稽古をさせるほど強くなる見込んでいた二所ノ関大鵬雑用ちゃんこ番をやらせなかった。本人弟弟子大麒麟將能の方が天才と呼ぶにふさわしいと発言している。大鵬の取り口を批判している玉ノ海にしても土俵上がった大鵬見て「これはね、大鵬の体は稽古をして大きくなった体ですからな」と褒め「ただ大飯食らったんじゃない」と表現するなど稽古素養開花したことについては評価している。1966年頃の取材ではバーベルエキスパンダーなどを使用した科学的トレーニング取り入れていることが明らかになり、相撲稽古だけにこだわらない一面もあった。

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北の若大輔」の記事における「取り口」の解説

入門当初差し行った変化気味に深い上手を取り行ったりする安易な相撲目立ったが、部屋関取衆・親方衆からの指導によりこれらの悪癖抜け十両昇進時点では前に出る相撲徹するようになった八角によると高校横綱としてのプライド邪魔して入門から2年の間において前に出る押し相撲重要性理解しなかったのが、関取昇進までに約3年要した原因だったという。2022年1月場所3日目NHK大相撲中継解説席についていた北の富士が「幕下時代よりも体がよく動いているし、伸び伸び取れてスケール大きな相撲で、この相撲磨きあげていけばいいんじゃないでしょうかね」と評していた。 しかし2022年7月場所6日目千代栄戦で立ち腰もろ差し取られて右掬い投げに転がる相撲北の富士から「いいところなしの完敗である。こんな相撲を取っているようでは将来はない。入門し3年何の進歩見られない。むしろ高校生のころの方が強かったと思う。先場所のけがが治りきっていないということだが、そんな言い訳通用しない。けがはつき物だ。稽古不足に尽きる」と酷評された。

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明瀬山光彦」の記事における「取り口」の解説

元々突き押し力士ありながら四つになってそれなりに相撲を取れた。十両幕下の間を往復していた頃は勝ち味遅かったが、取組映像木瀬と共に見ながら「右手でまわしを取りに行くこと」「攻め早くすること」を指導されたことで取り口を右四つ速攻中心に変えた以前より北の湖からは「右を取れば強いのに」と言われており、木瀬は「右を取ったら上も下もうまいのに、本人だけが分かっていなかった」とこぼされていたが、取り口を変えてから入幕果たした調子良い場所だと懐の深さと体柔らかさ活かして土俵際突き落とし決めることができ、2021年1月場所6日目照強戦はその好例である。 2021年になると自分の型になるまで攻め急がない老獪さを見せようになったまた、この場所14日目には怪力知られる栃ノ心一発持っていく力強さ見せた同年3月場所相撲見た北の富士は、お世辞にも引き締まったとは言えない巨体似合わぬ機敏な動き評価したかつては右足引いて斜めに構える独特の仕切り特徴的であったが、動作遅さから勝負審判注意される場面もしばしば見られた。 タレントで元関脇隆乃若尾崎勇気自身ブログにおいて、明瀬山体型について「隆の鶴増健足して2で割ったような非常に柔軟な体つき」と評価している。 怪我強い力士であり、2021年5月場所中日途中休場するまで本場所皆勤であった

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天空海翔馬」の記事における「取り口」の解説

得意手は押し叩き入門からしばらくは柔道経験者ありがちな「脇がガラ空きになる」「投げに頼る」という癖が目立ち、懐に入られたら二丁投げ柔道払腰に相当)で自滅することがあったが、弟弟子明生豊昇龍との稽古四つ相撲技術吸収入幕時には柔道の癖は影を潜めた。 掛け投げも得意であり、2021年9月場所は9勝中4勝を掛け投げ挙げている。中日NHK大相撲中継では、「今日掛け投げ」と実況されていた。2021年11月場所前には「親方衆にも会う度に(掛け投げへの期待を)言われたりして…。できちゃうから狙っちゃう。今日いけそうだと。来場所は狙わないように、体が動いて自然と出れば」と語っていた。

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霧馬山鐵雄」の記事における「取り口」の解説

得意手は左四つ寄り投げ投げは特に下手投げが得意。新入幕果たしたころには体重増え、前まわしを引いて頭をつける攻め迫力増したという。基本的に廻し取らない勝ち味薄く新入幕からしばらくは相撲大き過ぎることが弱点であった新入幕果たした頃、部屋横綱になっていた鶴竜からは「厳し立ち合いをしていくことだ」と助言された。 2020年9月場所前師匠取組動画研究して磨いた吊り出し意欲見せた2021年5月場所の取組見た10代錦戸は、廻し取らせない考え相撲評価した左前褌と浅く取った右上手を瞬時引き付けて浮かせる相撲霧馬山理想相撲1つであり、2021年9月場所6日目正代力相撲にねじ伏せた一番はその好例である。 2021年9月場所中には花田虎上コラムで、腰を引くモンゴル相撲の癖が抜けて腰を前に出す大相撲基本ができていると評された。 2021年10月25日相撲教習所行われた合同稽古では再び吊り研鑽取り組んだ2021年11月場所前の新三会見では、それほど持久力はないがどうしても長い相撲になってしまうと語っていた。場所中は鶴竜親方から当たって前に出る時につま先立って上体だけで押しているため前に落ちやすい点をNHK大相撲解説の席で指摘された。 2021年年間45勝中15勝を投げ手で挙げたが、これはこの年6場所幕内在位した力士の中では最多記録モンゴル相撲柔道経験があり、モンゴル相撲投げ手の感覚掴んでいるようだが、幕下時代投げ打った際に右膝を負傷したことがあるといい、それ以来投げには慎重になっているという。 2022年5月場所14日目の隆の勝戦では、四つに組んで勝負が長引くと思われたところ、焦って外掛け仕掛けて自滅しており、北の富士からも強引な相撲運び指摘された。 2022年7月場所中の北の富士コラムでは、若隆景と共に動き速い力士として名前を挙げられている。

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武将山虎太郎」の記事における「取り口」の解説

新十両昇進会見の際に師匠藤島は引き癖を指摘し体格活かした押し相撲徹するべきだと注文付けた2021年3月場所初日錦木戦では、立合い攻めを躱されて突き押し通じずに相手に体を寄せられるなど実力差見せ付けられ、取組後は「全然ダメでした。当たりもないし、攻められ後手後手だった」と反省していた。

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北天海葵」の記事における「取り口」の解説

音羽山は「離れてよし、組んでよし。両方磨いていけば関取見えてくる」「一番はハートが強い」と万能ぶり、メンタル強さ評した

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志摩ノ海航洋」の記事における「取り口」の解説

体を丸くして相手一気ハズ押し持っていく取り口を自身理想としている。 幕下上位機動力秀でた力士に対して動き勝つ相撲もある。 おっつけを得意としている。16荒磯志摩ノ海について「しぶといおっつけ理想おっつけです」「志摩ノ海深く差されても絞り上げることができます。それも基本徹底しているからで、私は技能賞に値する押し相撲捉えています」と高く評価している。 良くも悪くも調子ムラがあり、新入幕の頃の記事には「そのまま三役まで上がるかもしれないし、幕下まで落ちるかもしれない」と師匠木瀬評していた。 2020年11月場所中には尾車から、頭を低くしてじわじわ前に出る相撲、腰の重さ評価されている。 2021年1月場所前の記事舞の海はその前傾姿勢押し相撲を「小さな琴ヶ梅」と評した2021年3月場所2日目妙義龍戦を終えた際「(妙義龍も同じ押し相撲自分ねちっこい押し相撲向こう速い押し相撲なんで研究してます」と妙義龍比較した上で自分相撲について自覚するところを語った2021年3月場所10日目照ノ富士戦では驚異的な粘り土俵際での突き落とし決めABEMA大相撲中継視聴者達を騒然とさせた。

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英乃海拓也」の記事における「取り口」の解説

アンコ体型活かした右四つ相撲特徴で、浅い上手を取れかどうか勝敗比較左右されやすい。多く場合前に出て勝つか寄り切られ負けるかの2つ1つであるが、偶に上手からの攻め負けることもある。2019年5月場所9日目の大奄美戦ではもろ差ししからの攻めで3連敗であった大奄美下し差し左上手だけの力士ではないところを見せたが、その日NHK大相撲中継解説21代音羽山曰く狙ったではなく偶々もろ差しになったとのこと

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竜電剛至」の記事における「取り口」の解説

両差しになって前に出るのが竜電相撲2018年1月場所のように、先手取って攻め両差しになる相撲冴え渡る好成績残せる。一方小兵には手を焼く面があり、2018年1月場所5日目石浦に関しては「小さ相手が苦手なんでいやだったんですけど」と同年3月場所前のインタビュー記事答えている。2018年1月場所時点では、幕内上位活躍する力士に対して力量の差から両差しになって攻め切れない一面がある。

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光源治晴」の記事における「取り口」の解説

著し軽量ながらいわゆる注文相撲などは行わず押し相撲磨きをかけた。 軽量力士ならではの瞬発力にはかなりのものであり、長時間力相撲より、一瞬押し技で勝負決めることが多かった

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太刀山峯右エ門」の記事における「取り口」の解説

下半身硬さ難があることから四つ相撲には向かず、徹底して突き押し磨いた。これが功を奏して順調に実力付けていったが、その強さゆえに友綱一門には太刀山稽古できる力士少ないため、友綱常陸山に「太刀山稽古をつけて欲しい」と頼んだ快諾されたため、駒ヶ嶽國力と共に稽古付けてもらった。その双手突き威力誰も突きとは耐えられないという意味から、一突き半→一月半で「四十五日鉄砲」と恐れられた。太刀山双手付きは、大関時代1910年6月場所3日目小常陸由太郎立合いの1発で桟敷まで突き飛ばし、足で桟敷突き破った常陸負傷して翌日から休場、翌場所は全休することとなったほか、8日目には八嶌山平八郎太刀山強烈な突き押し怖がって太刀山手を出す前に土俵から逃げ出した太刀山前に歩いたのみで、決まり手は「にらみ出しと言われた)。 最初突っ張って常陸山上手く返され負けていたが、前頭筆頭だった1904年5月場所常陸山休場した隙をついて8勝1敗の優勝相当成績挙げる1905年5月場所には小結飛び越して関脇1907年5月場所でついに常陸山から初勝利を挙げ、8勝1敗と2度目優勝相当成績挙げる

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満津田誉彦」の記事における「取り口」の解説

四相撲でも離れて相撲を取るともできる本人曰く、型にはまらない相撲目指しているが、型がない分安定して相撲を取れないことも度々ある。 柔道経験生かし足技交えてた取り口も特徴一つである。

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若乃島史也」の記事における「取り口」の解説

取り口は基本的に突き押しだがもろ差し右前ミツ相撲時折見せる。入門前は奄美大島の"島相撲"を基本とした取り口を得意としており、同じく相撲を取り口の基本としている同郷慶天海はこれについて「自分気づいていたらあのような相撲を取っていた。指導者も皆、同じ相撲だから」と証言している。入門後は師匠意向押し相撲取り組んでいた(同部屋出身関取・魁も同様)入門から5年経過した頃には押し相撲違和感覚え二本差して一気に出る相撲や左を深く差して右前ミツを取る体勢などを稽古場で試すようになった。その末に自信持ってからは上がり座敷から「差すな」「廻しにこだわるな」と飛ばされても耳を貸さず本場所でこの取り口を操り周囲もこの取り口を認めようになった

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三重ノ海剛司」の記事における「取り口」の解説

入門したばかりの頃は当たって左前ミツを取るばかりであったが、あるとき激し稽古で頭がブヨブヨ腫れて病院送りになってしまったので、右上手を浅く引いて前に出る、出し投げを打つという相撲覚えた本人栃ノ海参考になった語っている。前廻し取って低い姿勢から寄っていく取り口が主体で、巧み前捌き相手に力を出させずに勝つ相撲身上とした。右前ミツ引いて速攻右上手出し投げ絶品速攻相撲であった。好調時には廻し引いて速攻冴え、「相手はまだこれから思っているうち、いつの間に土俵割ってしまう」ことから「妖気の漂う土俵」とも称された。出羽海部屋先輩横綱だった安藝ノ海と取り口が似ていることから、「安藝ノ海二世」と称されたこともある。「安藝ノ海二世」と評されたことに関しては「前ミツ取って頭を付け自分の取り口もそうですが体つき似ていたということもあったんでしょうね」と話している。前捌き一環として張り差し多用し1977年11月場所の輪島戦では、自身張り手による相手脳震盪によって寄り切り勝利しているが、自分体勢作れないときは強引な張り手連発自滅することもあった。1977年11月場所の輪島戦で張り手多用したのは、前夜後援者面々食事していた時に三重ノ海直近の輪島戦の成績が悪い話題になり、場の雰囲気がまずくなりそうであったので「じゃあ、明日張っていきます」と冗談威勢良く言ってしまったためである。後援者達は「よし、だったらみんなで見に行こうとなったため、三重ノ海は「やべ、これはウソつけないな」と思い張り手多用することにした。しかしこの1番で結果的に張り手成功し以来大関として安定した成績残せるようになり、ひいては綱取りつながった

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宇瑠寅太郎」の記事における「取り口」の解説

著し軽量であるため、立ち合いから相手当たっていくことは殆どなく、相手をかわしながら廻し取りに行く相撲が多い。華奢な体型ながら、柔道経験生かした投げ技捻り技に長け自身より遥かに重い力士相手にも星を上げことがある

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阿夢露光大」の記事における「取り口」の解説

大まかな傾向として組んでからじっくり攻め右四つ相撲を得意としており、前ミツ取って食い下がった出し投げ放ったりもした。2016年3月場所前の座談会では浦風から「阿夢露栃ノ心不器用な四つ相撲を取るイメージがある」と評され高崎からは「瞬発力敏捷性がもうちょっとあればという感じで」と注文付けていた。入幕当初軽量であったので突き押しに対して脆さ見せていたが、次第体重が140キロ近くまで増え幕内定着したころになるとリーチのある突き突き押し対抗する場面見られるようになった

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青狼武士」の記事における「取り口」の解説

基本的に右四つ得意であるが、左前ミツ引いて攻め相撲見せる。一方で立合いが甘い、左を取るのが遅いという弱点存在しており、廻し取れず引いてしまう相撲少なくない幕下足踏みしていた頃は立合い頭から当たることを恐れていたが、それが解消されたことで十両昇進掴んだとされており、錣山十両昇進に際して「まわしを取るまでの技術を磨くこと。しっかり当たれば、引くこともない」と今後の課題挙げていた。入門からしばらくは型が定まらず小手先頼った雑な相撲多かったものの、幕下上位に名前が載る頃にはこの経験活かした形で突き押し副次的な手段として用いようになった

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旭秀鵬滉規」の記事における「取り口」の解説

右四つからの寄りが得意であるが、突っ張りによる相撲もこなせる。上手からでも下手からでも投げ決まり引き技もある。懐が深く四つ身素早く寄るところは兄弟子旭天鵬似たところである。このオールラウンダーぶりは幕内上がってから体格大きくなったことによるものであり、振分(元小結高見盛)がそのように解説したことがある。しかし型が無いことが弱点として指摘されており、2016年3月場所前の座談会浦風(元幕内敷島)が指摘している上に、高崎(元幕内金開山)も「何でもできるけど、器用と言うわけでもない」「一応、右四つ得意なんだろうけど、四つになっても不安ですよね。何となく勝っている感じ」と話している。同年11月場所前の座談会では、突っ張り突き切るものではなく寄り叩きにつなぐことがしばしばであると鳴戸(元大関琴欧洲)は分析しており、中立(元小結小城錦)も「だから二、三発、付いて相手の上体を越して捕まえて寄るような相撲だったらそんなに膝もケガしないと思うんだけど、飛んだり跳ねたりいろんなことをするからね」と返している。膝の怪我もあって負け相撲はあっさりとしたものが多い。

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取り口

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千代鳳祐樹」の記事における「取り口」の解説

基本的に突き押しを得意としており、立合いでは額から当たることが多い。引かれても咄嗟に両手揃えて掌を上に向けて残す技術1日500回の四股養った強い足腰備えている。千代鳳2008年九州場所大怪我以降四股重要性思い知ったそうであり、それ以降四股は腰を低く割ったまま踏むように心掛けそれ以前より得意としていた四つから現在の突き押しに取り口を改造したという。その四股は師匠九重現役時代部屋兄弟子である松前洋(のち富士ヶ岳、最高位幕下22目)の四股の型を綺麗だ思い真似たことから始まったとされ、以来九重四股の型になりそれが千代鳳伝わったという。 叩き強く引かれても容易に落ちないのも特長で、叩き着いて行って勝利を収めることがしばしばある。一方で立合いの後の攻め弱くなりがちな部分があり、2014年11月場所前の座談会では元日本テレビアナウンサーの原和夫が「二歩目をしっかり出して、もっと出足出てくれば変わるかもしれない」と、元文放送アナウンサー坂信一郎が「何か一つ武器できれば三役定着できる」と改善策提案した仕切り動作は、時間いっぱいになると体あちこち叩き、顔を動かすという落ち着きのないものである。左膝の負傷慢性化してからも前に落ちない相撲健在であり、2017年1月場所時点で180kgを超えるアンコ体型ありながら前に落ちない相撲を取ることについてお笑い芸人のはなわから驚きの声を受けている。突き押し力士ではあるが組んで強く、腰の重さ注目されている13九重生前千代鳳に「ぶちかまし一発持っていけば、横綱にも勝てる」と言葉を掛けたといい、2020年1月場所関取復帰はこの言葉取組前に必ず思い出して土俵上がり続けた結果であった

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取り口

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朝赤龍太郎」の記事における「取り口」の解説

根は左四つであるが、日本相撲協会公式サイトの「大相撲データ」(外部リンク参照や一部の書籍雑誌ベースボール・マガジン社の『大相撲力士名鑑』など)では何故か右四つ得意とされている。技能派で派手さは無いが、右前褌を取ると力を発揮する出し投げなどで上手く相手崩しながら寄り切る

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取り口

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豪栄道豪太郎」の記事における「取り口」の解説

廻しを取ると力と技の両方活きて強い。根は右四つではあるが、器用に右でも左でも前褌引けば引きつけ強さ生かして吊り寄り気味に前に出る。出し投げ切り返しなどで崩しつつ寄るテクニックもある。力を頼り思い切った投げにいくこともある。気風良さも技のキレ良い影響与えているという評価があり、NHK大相撲解説者北の富士は「豪栄道自分判断沿って死ね覚悟持っている」と表現している。 技術判断力が高いが、反面両手から払い落とすような引き技多く重圧がかかる場面で取りこぼし恐れて引き癖を露呈しがちである。差し身前捌き上手くない部類に入る力士でもあり、日本体育大学相撲部監督齋藤一雄大関昇進時間かかった要因としてそれを指摘している。2009年9月場所12日目の『どすこいFM』では解説務めていた錣山(元関脇寺尾)が「豪栄道という力士本当に差し負けますね」と辛口の評を下した一方で「あそこまで差せないのに相撲取れちゃうのは、相撲勘がいいでしょうね」と返し前述したような引き技精度絶賛した初優勝以前左前褌に拘り過ぎる嫌いがあり、左上手を取る稀勢の里などに抱え込まれてしまうことがあった。大関昇進後引き技打たない傾向にある。2017年9月場所などは、12日目の松鳳山戦、13日目の貴景勝戦と続けて敗戦喫しているが、その負け方武蔵川(元横綱武蔵丸)から「僕のいちばん嫌いな豪栄道だったな。同じことをやってるんだ。自分より小さ相手に対して引いても、簡単にくわないよ」と批判されている。 また前に落ち場面も目立つ。2011年までそれほど大柄でなかった時期含め元来出足が鈍いことも弱点である。2013年3月場所まで廻しこだわり過ぎて密着され上体起き上がり張り手受けて出足止まって離れたところで落とされる傾向もあったが、翌5月場所からはおっつけ多用しておりこの2つ幾分克服している。寄りながら不意に外掛けを打つことがある首投げ武器になっている裏を返せば脇が甘いという弱点備わっているということであり、元日本テレビアナウンサーの原和夫がは2014年11月場所前の座談会でこの点を指摘している。同じ座談会出席していた元テレビ朝日アナウンサー銅谷志朗はこの首投げについて「先場所(2014年9月場所)の稀勢の里戦のように決まる時は綺麗にまっちゃうから、悪い癖直すのもなかなか難しい」と評している。 全勝優勝果たした2016年9月場所になると、体重が160kgまで増え相手攻め後退する場面減った。これについては高校時代から師事するトレーナーの岡武聡が「決し急に強くなったわけじゃないんです。ケガをした時は、ケガをしていない部分強化してきましたでも、稽古でできる筋肉と、トレーニングでできる筋肉別物なんです秋場所前は、夏巡業から4週間近く稽古して相撲筋肉がついて、体の張り良くなった。本来の豪栄道の体に戻っていたんです」と話している。また、この場所の相撲解説者達からは立合いが低い、引きがなくなった好調要因指摘されていた。黒姫山は、立合い右手をしっかり付いて腰を割った状態で左のチョン付き立って右四つ徹底した相撲を取ったことが同場所で優勝した要因分析しており、それ以前見られ張り差しが頭にあって腰が浮いた状態で立って張り差し失敗してバタバタして安易に引く相撲見られなくなったという見方をしている。 2017年9月場所前の黒姫山コラムでは「密着できればいいが、相手間隔ができると我慢しきれずにすぐに引きやいなしにかかる。まわしが取れなくても、おっつけながら密着していく攻め心掛けてほしい」と評されている。黒姫山11月場所前になると「豪栄道正代栃煌山対し自分から踏み込んで突き起こしている。なぜ、あのような相撲日馬富士に対して取れないのか。委縮する部分があるのかもしれないが、そこがすごく気になった点だ」と指摘し「『打倒日馬富士』という意識強く持つべきだと私は思う。白鵬の時はこうだ、鶴竜のときはこうだということよりも、日馬富士対策一つ絞って稽古していくべきだろう中略)それが白鵬鶴竜稀勢の里といった他の横綱戦にもつながっていくと思う」と雑誌記事内で助言している。 大関昇進以降はけがで休場することが多く西岩(元関脇若の里)は「アクロバティック相撲を取るわけでもないんですが、稽古続けると筋肉固まって疲労がたまるんですね。だから、親方調整本人任せて休みたいときには休ませる治療する時は治療させるといったスタンスほうがいいようながします」と2017年5月場所前の相撲雑誌記事意見しており、同時に全勝優勝した秋場所師匠九州場所担当でいませんでしたからね。あれがよかったんじゃないかと(笑)と言っている。 右四つ得意ではあるが、白鵬など右四つ大横綱地位確立したクラス力士相手にする対処しきれない部分があり、2017年5月場所11日目白鵬敗れた際には「誘われるように右を差してしまった。それが失敗」と反省の弁述べている。 2017年7月場所3日目4日目変化して白星収めたことを相撲ファンから批判されているが、二子山(元大関雅山)は「優勝チャンス出た場所での勝利への執念」「変化した2番相手嘉風栃ノ心で、豪栄道はやや苦手としているため容認できる範囲」と同年11月場所前のコラム擁護している。 2018年1月場所は中日千代大龍戦で立合い威力屈してそのまま突き出しによって負けており、本人も「立ち合い負けでした。相手良かったんじゃないですか。これからです」と立合い威力優れ力士には苦戦するという面を自覚しているかのようなコメント残している。 精神面に関して2018年9月場所前の記事花田虎上が、ライバルであった日馬富士引退によって張り合いなくなってしまったのではという分析をしている。 2019年3月場所中の7代高砂の分析によると、自分の体の大きさ把握せずに上手を取ることの重要性忘れて変に二本差して自滅することがあるという。その場9日目の逸ノ城戦で小手振られ負けたのが好例である。 2020年1月場所中に同じく高砂から、張られてすぐにカッとなり相手応戦してしまい四つ磨けなかった高安とは異なり大関からの陥落決まって自分の型で勝ち切り美学貫いた部分が、5年4ヵ月の間大関務められた理由だと分析されている。 現役時代会食では白米ビールなどカロリー糖質の高いものを避けてコンディション維持していた。

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佐田の山晋松」の記事における「取り口」の解説

名門出羽海一門限って素質恵まれた部類であることから、本人入門当初より横綱になる使命与えられたという。そのため、当初徹底した横綱相撲取れるように大きな身体手に入れることを要求され太りにくい体質だった佐田の山のために一門総出増量手伝ったと言われる。その一環として不調抱えてもいないにも関わらず盲腸摘出したり、胃薬漢方薬などを多量に服用させられるといった度を過ぎた手段が行われたが、うまく行かなかった。体格の不利を克服できなかったことに加え足腰が固かった佐田の山は、長い腕活かした突っ張り繰り出す取り口に活路見出し、この取り口を前述の猛稽古使命感培うことで完成させた。突っ張り主体の取り口であったが、突っ張り攻めきれない場合左四つ組んでからの上投げ対応していた。

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北勝富士大輝」の記事における「取り口」の解説

2017年7月場所後の座談会錣山(元関脇寺尾)が語ったところによると、アマチュア時代捌いて勝つ相撲であったが、角界入り後は立合いの当たりで一遍に決め相撲変わった報道はしばしば「力強い」と評されることがあるどちらかというとパワー一辺倒ではなくバランス型に近く突き押しの他に上手前褌を狙って寄り投げ、引き、いなしを使って相手処理する頭から当たって左を差すのが主な勝ち筋であり、猪突猛進でないためか2017年7月場所などは5秒以上10以内終わった相撲7番であった懸念材料としては右膝の怪我があるが、錣山によると稽古熱心さでそれを補っているという。2017年9月場所前の座談会では舞の海から「押し一本だと、この先厳しいかもしれません。ひざの故障もあるし、ずっと押しだけでいくと限界があると思います押して駄目な時は前みつを取って食い下がるといった相撲があれば、取り口の幅も広がっていくと思います体質体型もあるでしょうけど、もう一つプロとしての尻や太もも、膝の上あたりにこぶが欲しいですね」と言われている。おっつけ威力は相当のものがあり、2017年11月場所2日目御嶽海破った際には「おっつけ良く相手の肩からみしみしという音が聞こえた今年の(最高の)一番を更新ですね」と本人取組後に振り返っている。そのおっつけ評価され2017年11月場所は技能賞を獲得している。一方2018年1月場所の相撲14二子山は、貴景勝御嶽海阿武咲まとめて自分はこれが強いというものがあまりないですね」と指摘しており、御嶽海以外の共通点として「押し込んですぐに叩きに行く」と相撲ワンパターンさを突っ込んでいる。2019年3月場所前に14二子山自身コラムで、横綱・大関相手だと頭から当たる良い相撲を取るが、平幕相手だと手を出して立合い止めようとして星が挙がらなくなるという傾向指摘した2019年3月場所3日目栃ノ心戦のように左おっつけのど輪廻し取らせずに相手遠ざけて勝つ相撲北勝富士理想相撲であり、本人も「まわしを引かれたらアウトだと思っていた。それだけ圧力をかけていくのが自分相撲」と語っていた。2020年1月場所3日目鶴竜から金星奪った際にも右のど輪決め手となった2021年3月場所4日目5日目のような流血戦も辞さない精神力持ち味

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嘉風雅継」の記事における「取り口」の解説

基本的に機動力生かした突き押しを得意とする若い頃出足鋭く勝ち味早かったが、ベテランの域に入ると出足若干衰え引き技交えるようになったとはいえ総合的な動き年齢感じさせないものであり、2014年3月場所前の座談会では、大至伸行が「僕らの時代琴錦のようなタイプかな、突っ張ってスパッと相手懐に入る相撲取りますね」と評している。2016年11月場所前の座談会では中立から「周り大きいから嘉風スピードについていくのが大変なんだろうけど、中に入り方も一連の流れ持っているよね。普通、左を差したいときは右から張っていくんだけど、彼は左で張って潜って左を差すからね」とその異能ぶりを語られた。 2015年12月出演したラジオ番組得意技聞かれた際に本人は「当たっていくけど(元大関大受のような押しではない。(元関脇富士桜のような突きでもない相手の力を利用しながら、円の外に出す。足の裏以外をつけることです。そう言ったら『アドリブだね』と言われた。それなんです自分得意技アドリブしゃべっても型がないから、すぐ脱線しちゃうし」と回答している。 上下動きフェイント駆使した突き押しでも知られており、2017年1月場所前にお笑い芸人集まって行われた座談会ではビッグスモールンチロが「トレーニングをやってないとああいう動きできないでしょう」と評していた。同年3月場所前の琴錦論評では千代の国まとめて「ただ動き回るという印象相撲です」と言われ同時に嘉風激し相撲を取るので観客沸きますが、いつも顔にケガをしています。相撲のうまい人はまず顔にケガをしないものです」と厳し評価下されている。 組むこともあるが左差しおっつけ嘉風十分であり、2017年3月場所13日目に行われた高安戦の取組後にも「左を差されたら勝てない。それだけ頭に入れていた。突っ張られても気持ちには余裕があった」とがっぷり四つになると弱いことを自覚するのようなコメント出していた。 年齢重ねてもあまり前に落ちにくい力士であり、2015年11月場所4日目取組で、立合いから白鵬張り差し行ったところ右手が偶然後頭部当たってそのまま右に動いて叩き込み嘉風破った際、白鵬は「何とも言えないけど、結果的にうなってしまった。申し訳ないと言ってもねえ。とっさじゃないし。あんな(簡単に落ち力士でもないしね」とコメントしていた。2017年5月所場前にふくらはぎ痛めたが、その影響考慮して左四つ、右おっつけの取り口にした結果、その技術評価され技能賞を獲得している。 ある時知人結婚式で、1993年1995年2度アマチュア横綱になった禧久昭広(鹿児島商高教員)に「僕は先生相撲参考にしています。相手の懐に入った時にはどういう意識攻めていますか」と助言求めた際に「俺は全部吊り落とし行っている」と言われ下手投げ中心相撲から吊り寄り中心に取り口を改造しデッドリフトでそれに必要な筋肉鍛えようになったベテランの域に入ってから力を付けて行ったことに関して本人は「例えボディビルチャンピオンは、40歳前後の人が多い。それに比べたら、まだまだ若いじゃないですか」と表現している。 2017年7月場所前のコラム舞の海白鵬戦での取組運びに関して嘉風はただ当たって押し続けているだけではなく突っ張りながら相手出方をよく見てます。がむしゃらにこられるより、そういう相撲取られる方が横綱として驚異なんです」と評価している。 2018年記事では稽古場では弱くそもそも稽古をしないと冗談めかしながら話している。同年別の記事では「365日のうち10日間」と1年の内に稽古している日を答えており、自分稽古よりも指導をすることの方が多いという。 30歳超えて激し筋力トレーニングをこなす一面があった。ベンチプレスセットは80kg×8回→120kg×4回→150kg×2回→170kg×5回、以上を3セットデッドリフトセットは120kg×6回→180kg×4回→200kg×2回→220kg×4回、を2セットであった筋力トレーニングメニュー本人曰く本当誰にも教えたくない」ものであるそうであり、引退後メニュー詳細初め公にされた。 引退後本人は「30歳過ぎてから、333435歳の時は若い時のように毎日相撲を取る稽古行わずトレーニングばっかりやっていた。トレーニングをやっていれば体は動くと勝手に仮説立てていた」と後悔を口にした一方で「たくさん稽古をして成績を残すということ疑問抱いていた。晩年若い衆と同じ稽古量はできないなと思っていた。実際に自分が若い時の100分の1ぐらいの量だったけど質は高めました」と現役時代経験考え方明かした

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琴勇輝一巖」の記事における「取り口」の解説

基本的に突き押し一本相撲取り四つに組むことはほとんどない。特に立合いもろ手突きから一気押し出す相撲理想流れである。2016年3月場所前の座談会高崎琴勇輝突き押しに関して「上突っ張りですけど、結構効いているんですね」とその威力評しており、振分も「十両時に対戦したけど、あの突っ張りは重たいんですよ」と証言している。左膝の負傷十両落ちてから幕内に戻るまでは叩き増えたが、幕内定着してからはまた突き押し一本戻っている。しかし170kgを超えたアンコ型であり前かがみになると苦しいことや変化されることが怖いことからもろ手突き頼りすぎることが欠点であり、19朝日山からは変化されることを恐れずにつんのめって頭から当たることと体重を150kg位に減らして膝の負担軽くすることを助言されている。立合いで手をきちんと付かないことが目立っており、2016年10月28日行われた土俵祭りの後に師匠佐渡ヶ嶽友綱審判副部長から注意受けたその後2017年9月場所の十両優勝決定戦にて手を付いていないことで「待った」が2度かかり、3度目でようやく立ち会い成立し勝ったものの、相手安美錦が「あんなんじゃ、やる気がなくなるよ。手をつけってんだよ。こっちが気を使って手を合わせないといけない。(直前決定戦があった)三段目相撲見習ってほしいよね。何十年ぶりに決定戦来て優勝どうのこうのより楽しんでいたのに、味わう前に台なしだよ。あんな立ち合い、するつもりじゃなかったのに」と支度部屋記者に漏らすなど、立ち会いの手付き悪さ変わっていない。突き押し力士であること、体重過多や膝の古傷影響などから勝って負けて相撲速く終わる。2017年5月場所は14番10番が5秒以内終わり、3秒以内終わったのは6番である。

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取り口

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栃煌山雄一郎」の記事における「取り口」の解説

もろ差し右四つ押しが得意である。2012年頃までは押し相撲基調としていたが2013年入ってからはもろ差し主体四つ相撲を取るようになっていった。現役終盤ではほとんど押し相撲見せることがなくなり後述のように差せなければ相撲にならないほどで、それだけ四つ相撲徹底していた。栃煌山場合は体を左右にぶらして右や左を差すのではなく頭で当たってから下から掬い上げるような方法もろ差しを行う。おっつけ使用するが、これは入門前にはなかった武器入門後に夜稽古鍛えたのである栃煌山おっつけについて「高校時代までは、当たって体を活かして前に出るだけ。おっつけなんてできませんでしたでも、高校3年生体験入門の時、ケガ幕下落ちていた栃乃花関と稽古して、右から強烈におっつけられたんですよ。左肩が外れるかと思ったくらい。驚きましたね」「入門し間もない頃、電話番をしていたら、ケガ十両から序二段落ちていた不動関が、復帰を目指して幕下棟方さんとおっつけ稽古をしていたんですよ。それを見ていたら、『お前もやるか』と誘われて教えてもらいました廻し締めないで、上半身になってでしたけど、あれが今の自分おっつけ基礎になっている思います」と後に話している。元隆乃若尾崎勇気差し身のうまさについて概して「押す力と最初に差した腕を返すことで相手の上体を起こして差し手争い制する」と評している。 立合い決まれば速攻相撲で勝利するが、相手分の体勢を許すと全く抵抗できずに敗れることが多い。以前相手引き技叩き込み弱くバッタリと前から落ちることが目立っていた(琴錦もろ差し拘りすぎて攻め方がわからなくなるからと指摘している)が最近はそれが多少減り逆に引きや叩きで勝つこともある(2012年9月場所の白鵬戦での金星など)。同じく2012年頃から差し身のよさを生かした肩透かし新たな取り口として加わっている。 2013年から2014年頃は白鵬とったり負けパターン多かったが、裏を返せば横綱とったり行わせるほどの当たりの強さ持っていた。同時期の栃煌山は185cmの身長数値ほど高く見えなくなるようなしっかりとした腰の割り方をしていた。それ以降も、白鵬なにかと意識あるようであり、2015年11月場所では立ち合いに際して猫騙し仕掛けたり、翌2016年1月場所から4場所続けて横綱変化した手を出すような、他の力士相手ではあまり見せない立ち合い見せることもあった。星取表現れる特徴としては、序盤出遅れが目立つ。 ベテランの域に入ってからは立合いから自然と変化する相撲増えており、2017年3月場所10日目大翔丸戦の感想について取組後に「なんかあんな相撲になっちゃう。変化しようとか、はたこうとか思っていないんですけどね」と述べている。脇の甘い力士や受けの相撲を取る力士に対して比較合い口良いが、右四つで受けが強い力士や怪力を誇る力士には手を焼いている。舞の海2017年7月場所前のコラムで「栃煌山などは、白鵬立ち合いかち上げをかなり怖がっているように見えますが、それでも必ず頭でぶちかましいきます手を出して距離を取って激しく突っ張るとか、横綱出てきたところをもろ差し狙い、あるいは前みつを取るとか、いろいろと考えた方がいいのではないでしょうか」と助言している。 2017年7月場所後の武蔵川コラムでは、相変わらず差せなければ相撲にならない点を指摘されている。2018年に入ると、ケガによる馬力低下専門メディアで伝えられるようになった2019年ごろには相撲重みが出なくなったため、四股すり足鉄砲股割りなどの基礎運動見直して体を作るようにした。同年7月場所では「1歩目はよくなってきたんですけど、まだ2歩目以降でなかなか力が(相手に)伝わらない」とこぼしていた。 現役時代師匠から「やりすぎだ」と怒られるほど稽古をしていた。そこまで熱心に稽古していた理由として、運動音痴自分だからこそ好きで始めた相撲強くなりたかったという気持ちがある。また、引退後相撲の幅の狭さ、取り口の柔軟性低さ自覚するところを語っていた。

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豪風旭」の記事における「取り口」の解説

低い身長と広い肩幅生かした重心の低い押し相撲持ち味。元鳴戸部屋の元関脇隆乃若尾崎勇気曰く手首足首、首という具合に「首」と付く部位総じて短くそれ故低い重心生まれるという。立合いぶちかまし強烈その後おっつけモロハズ駆使して一気攻めきるのが理想。しかし脇が甘く体の小さ豪風には致命的ともいえる欠点である。基本的に廻しには目もくれない相撲見せ2016年などは年間46中寄り切りが0回であった一方中学時代まで柔道をやっていたため一本背負いを得意としており、幕内では2004年5月場所千秋楽には金開山に対して2017年1月場所8日目には魁聖に対してこの技を決めているほか、十両時代2004年7月場所でも千代天山に対して決めている。一本背負い数年一度しか出ない大技であり、幕内複数決めた力士2019年現在豪風唯一である。足は短い部類に入るが内掛けなどの足癖奇襲として披露することもあり、土俵際では首投げ突き落とし逆転することも目立つ。2010年頃からは差し身良くなり掬い投げ肩透かしもたびたび決まるようになるなど、押し相撲以外でも器用さをみせる。 師匠尾車親方豪風押し相撲について「当たりが極端に強いわけではなく、弱いところを正確に突き放す」と評しており、本人研究重ねて相手弱点を付く押し相撲心掛けている。元テレビ朝日アナウンサー銅谷志朗2014年11月場所前の座談会で「中村尾車部屋移籍してからは積極的に質問行っている」と伝えており、35歳迎えてからも進歩遂げるところはこうした研究熱心さによるところが大きい。 30代後半入ってからはいなしが目立つようになり、2017年7月場所3日目NHK中継では自身誕生日について取り上げられたが、その際テロップには「いなしの豪風」とあった。 怪我に強いことでも知られており、同じく件の座談会での谷の証言によると「支度部屋怪我をした豪風見かけた際に様子尋ねると『こんなの、怪我の内に入らない』と睨みつけられた」といい、谷は「それぐらい気持ち強い力士」と評した

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隠岐の海歩」の記事における「取り口」の解説

長身胴長短足、深い懐を活かした四つ相撲持ち味2013年12月報道では相撲が遅いことを指摘されており、これに関して本人は「昔は結構、土俵際での逆転負け多かったんです。早く勝負仕掛けて負ける。それがあったから、しっかり組んで慌てずにゆっくりゆっくり、というイメージでは確かにやってますね」とコメント後述通りお世辞にも稽古心と言い難いが、体の柔らかさもあって隠岐の海四つ相撲幕内上位通用するかつては良くも悪くも右四つ一辺倒であり、2016年11月場所前の座談会では中立から「技術的に左四つ組んでからの攻めはないし、二本差しそんなにうまい感じはしない」と評されており、これに対して同じ座談会出席していた鳴戸は「浅いですよね。だから外から上手を取られてしまう」と評されていた。中立はまた「左四つになった安心するのか、そのまま構えてしまうことが多い」と批判しており、西岩も「確かに自分から引き付けて寄っていったりとか、前に攻めながら投げを打つとことがないですね」と返していた。それでも鳴戸は「ただ、相手が上手を引いたら体をそっちに寄せるのは上手いですね」とフォローしていた。2017年1月場所前にお笑い芸人達が集まって行われた座談会では「この人土俵際だね。逆転があるから最後まで目が離せない」とはなわが評している。一方で右でかちあげてから左を差す相撲があるとする2016年文献もあり、その文献では「前君ヶ濱親方(元関脇北瀬海)から『もっと気楽にいけ』と言われた。どっちみち今の相撲で横綱大関には勝てないんだから、左からいって左を差すという一つの型を勉強するのもいいかなと」という本人発言がある。 しかし、近年右四つ相撲影を潜め、むしろ左四つ得意の力士として認識されている。2021年時点では芝田山からも「隠岐の海左四つになると強い」と評されている。大師匠にあたる北の富士勝昭も、同年九州場所5日目左四つ右上手から大関正代寄り切った一番を評して、「隠岐の海は鋭い立ち合い右上手を引き、左も差して得意の左四つ組み止めた。これは願ってもない体勢である」と述べている。 元々張り欠け体つきをしているが、本人は「体つき幼少期のぜいたくでこうなっただけで、稽古してないからじゃない体質ってあると思うし、輝だってあんなにけいこをしていてもあれだから。逆にみんなの体が張りすぎなんですよ」と話している。合い口を見ると、関脇以下でもかつては喧嘩四つだった宝富士弱く大関昇進以前から高安にも不利である。怪力相四つ力士でも碧山のように腰が軽く土俵際が脆い力士には強いが、そうではない栃ノ心にはやや分が悪い大関以上に対して相四つには比較的強い。2018年1月場所では6日目支度部屋で「立ち合いは力が入り過ぎて相手にうまく伝わらないマッチしていない」などと千代翔馬戦の反省述べており、立合い感覚の狂い自覚しているとも取れコメント残している。調子良い場所だと相手勢いのある突き押しを耐えて組み止めることができ、2018年11月場所13日目の松鳳山戦はその好例である。 投げ頻度は相当のものであり、2018年44勝中13勝が投げでの白星白鵬並んで最多2020年9月場所の隠岐の海相手に「廻し取られたら勝てない」と思わせる四つ長けており、この場所7日目正代戦で相手攻め急がせて自滅誘ったのはそれを如実に示した好例である。2021年11月場所5日目正代戦では師匠八角に「相撲が(大関と)反対だったよ」と絶賛されるほどの立合い圧力を誇る相撲を取った2021年9月場所後、15武蔵川相手合わせて取れることが仇となって36歳になるこの年まで自分の型を持たないなまくら四つ取り手甘んじていると指摘している。

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取り口

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豊ノ島大樹」の記事における「取り口」の解説

相手の懐に潜り込み、鋭い左差しもろ差し決めて速攻相撲を得意とする小さい体であるにもかかわらずまともに胸を出すような立合いをするのが弱点であるが裏を返せば169cmの小兵ありながら胸から当たって幕内通用するという意味であり、元和歌乃山は「176cmの僕より小さいのに胸から行立合いをするので、それを考えれば器用だ」と評していた。豊ノ島体質について尾崎勇気(元関脇隆乃若)は「腰が強く柔らかいので土俵際でよく残された」と現役時代取組感触に基づき証言している。浦風は「内容的にケガをしてもおかしくない相撲だね。見ていてヒヤッとするからね。土俵際あんなにエビ反って大丈夫か」と心配しつつ「そこが余裕になってしまっているから。残れるというね。そこがこの男の持ち味と言えばそうなんだけど」と反り腰残り腰の強さ評している。朝日山(元関脇琴錦)は2016年3月場所前の記事で、二本入った時に肘を曲げているので小手投げ食いにくい点、腹を使って圧力をかけることが上手い点、中に入れない時に安易に組まずに間合いを取る点などが特徴として挙げられている。同じ記事では、下半身硬いがどんな状況でも足が揃わず腹にためを作って必ず前に足を出していることにも触れている。怪我幕下落ちた際に「どうせなら最後ぐらい前に出る相撲で悔いなく終わろう」と意識変わり、自ら突進して攻め相撲変わった引退に際しては「自分が、めちゃくちゃ(稽古を)やるタイプではないというのは理解している」と稽古態度について自覚するところを語っていた。

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取り口

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琴光喜啓司」の記事における「取り口」の解説

右四つ得意で右の下手が取れると強かったスピード感のあふれる取り口で立合い体当たり相手弾き飛ばすほどの強さがある上に前捌きがよく、出し投げ無双駆使し相手相撲取らせないで勝負決めることができた。寄り投げなど廻しを取る攻め中心であったが、突き押しでも相撲取れたそのほか相撲基本的な技能を高いレベル兼ね備えており、相手突きを腕で跳ね上げ技術廻しを切る技術高く評価されていた。白鵬琴光喜組んだとき「上手く手を取って勝った思ったら、すぐにまわしを切られ負けたことがある」と石浦外喜義語ったことがある石浦は「上手を切るのは難しくないが、下手を切るのは大変である。琴光喜はそれがピカイチと言っていいほどうまい」という趣旨評価自著行っている。作戦面にも秀でており、特に琴欧洲琴光喜解雇されてから助言を受けることができなくなって全盛期相撲取れなくなったという。 内無双を得意としており、白鵬にも影響与えている。白鵬は、2012年7月場所前にインターネット琴光喜内無双仕掛けている動画閲覧その後10日目大関鶴竜内無双破り、「記憶新しかった琴光喜関はよくやっていたから」と語っている。また、白鵬琴光喜の取り口を絶賛しており、「角界一、相撲うまいし素晴らし大関一緒土俵相撲をとれたことを、誇り思います」と評価している。 横綱朝青龍とはライバルであり大関争いをした時期もあった。土俵上で互いに闘志むき出しにし熱戦繰り広げられ一時期琴光喜が6勝3敗とリードしていた時期もあった。しかし琴光喜が両肘を故障したあたりから一気あけられ2008年1月場所終了時点で対朝青龍戦はついに28連敗幕内対戦成績での連敗記録ワースト記録にあと一つとなり(ワースト記録栃光北の湖に対して喫した29連敗最終的な対戦成績琴光喜の9勝36となってしまった。連敗中は悪夢大声上げて飛び起きたこともあった。だが、同年3月場所5年半ぶりに勝って連敗28食いとどめた朝青龍琴光喜才能について、「天才」「組み合いわかってる」と高く評している。 極度近視土俵外では眼鏡姿がトレードマークだったが、レーザー治療を受け視力大幅に回復させている。 後にライバルになった後輩朝青龍白鵬に対して技術などに関する助言を行うなど、相撲人として角界繁栄のために惜しみなく自分の力を使ったことでもしられている。

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取り口

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高見盛精彦」の記事における「取り口」の解説

右を差して腕(かいな)を返し、胸を合わせて一気に寄る形を得意とするとりわけ右のかいなを返す型は角界随一威力があり、兄弟子潮丸も「盛(高見盛)の右が少しでも入った身体浮き上がった」と証言している。鉄砲に肩から当たることで右差し威力鍛えたという。下位低迷するようになってからは左を差す形にも進境見られ左四つになることも多かった身体柔らかく、また背筋強く土俵際で体がしなり体を入れ替えるなどして逆転勝ち収めることが多かった。そのため一部では「土俵際魔術師」と呼ばれることもあった。また、後ろ向きになったときに身体半回転させて有利な体勢持ち込んだり、立合いで動かれても対応するなど俊敏さ見られた。 その一方上体硬く、さらに体が比較軽かったために、突き押し相撲弱かった。さらに顎が上がる癖があり、それがますます相手突き押し呼び込んだ

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取り口

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魁猛」の記事における「取り口」の解説

丸っこい身体をしており、少々スピード欠けるため土俵際回りこまれ、逆転されることもあるが、その反面身体沈めて両差し体勢作ることが得意。また、相手出し投げ崩して寄る、足技をかける、更には足を取るといったモンゴル出身力士らしい、器用さ見せる。関取昇進果たした際の報道では先代放駒前に出ろ」という教え功を奏した伝えられている。 再十両昇進果たした2020年1月場所でも体格活かした両差し相撲健在

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取り口

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荒鷲毅」の記事における「取り口」の解説

得意手は右四つ寄り上手投げ下位時代体重が110kg程度であったため足癖など様々な技を駆使して勝ちに行ったが、関取昇進してからは離れて取って素早く動き手繰り活かして叩きやとったりで勝負できるようになった2016年以降右四つからの寄り強くなり、2017年3月場所前の座談会(元小結垣添)が「右四つ組めば横綱をも寄り切れるということですからね」と2017年1月場所で白鵬から金星獲得したことを例に出している。同じ座談会甲山(元幕内大碇)は「もともと白鵬ミニチュアというか、体も柔らかそうだし右四つ踏み込み方もどことなく似ている」と形容しており、同時に「前は軽いイメージあったけど、もともと持っていたうまさに加えて重さ出てきましたね。それによって前に出られるようになった」と評している。一方で胸が合うと馬力の差が出るため、上手を狙いに左に動くことがある好角家知られるアイドル山根千佳など、著名人中にも派手な投げ技注目する人物がいる。2017年7月場所などは5秒以内終わった相撲15番11番、3秒以内4番であったなど、相撲速さ磨きかかった立合いの当たりで流れを掴まないとあまり強くないようであり、2017年11月場所9日目の栃煌山戦で敗れた際には「自分力負け立ち合い当たれず、無理に出ていってしまった。前に前にという気持ちが強すぎた」と振り返っている。

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市原孝行」の記事における「取り口」の解説

大きな体格活かした突き押し相撲を得意とするが、大相撲解説者北の富士は「180kgというアンコ型の大きな風体であるにもかかわらず器用な相撲をする」と評し新入幕の場所では「新入幕なのに10年いるような外観だ」とも評したみのもんたにもTBSみのもんたの朝ズバッ!』において「この子本当に新入幕?」と評された。 一方で廻し締めが緩い、もっと前に出る相撲をすべき、と15花籠(元関脇太寿山)からは苦言呈された。膝を故障して以降は本来の相撲を取ることができずに立合いでの変化多くなり、解説陣からも厳しく批判されていた。

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取り口

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磋牙司洋之」の記事における「取り口」の解説

小ささに付け込まれ受け身に回ると脆さもあるが、立合いから鋭く低く当たる相撲心掛けており、自身低さ生かす取り口で、小兵ではあるものの過剰に変化に頼ることのない取り口は評価されている。

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取り口

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和歌乃山洋」の記事における「取り口」の解説

押し相撲は非常にしつこく粘っこく、対戦した寺尾に「接着剤のようだと言われた。また、残る時が非常に巧く、この取り口に関して体毛濃さ合わせ毛蟹」や「毛虫」というあだ名付けられた事もある。

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取り口

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若浪順」の記事における「取り口」の解説

新弟子時代の取り口はうっちゃり中心であり、自ら下がるような相撲多かったどちらかというと左四つであるが本人なまくら四つ自認しており、幕下時代中盤までは完全になまくら四つであったその後立浪から前廻しを取るように指導されて、若浪左四つ形成されていった。右でも左でも廻し取った投げうっちゃり吊り仕留めた幕内白星23%が吊り出しよるものであり、うっちゃり16%(幕内史上1位の56勝)、上手投げ11%と、その怪力ぶりはデータにも表れている。神風1971年対談若瀬川肥州山などの吊り名手思い出すようだとしながらも、彼らと異なりがっぷり四つになって吊ることが多くもろ差しになってからの吊り若浪場合ほとんど見ない分析していた。若浪二本が入るとかえって体の自由度が下がると語っていた。義ノ花なら軽々吊り上げるほど吊り威力高かったが、陸奥嵐など同じく吊りを得意とする力士は苦手とした。全盛期では握力90もあったが、現役末期になるとそれが60程度にまで落ち金剛清國などの怪力力士に敵わなくなることが多くなった。

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取り口

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玉乃浦友喜」の記事における「取り口」の解説

立合い激しく当たってからの突っ張り押し始まり、前まわしを取れば食い下がり出し投げがあり、その他に足技捻りと技が豊富であった。技が豊富であったが、技巧派よりも野性的な面を持つ業師だった。相手肩口両腕固め自分後ろにねじり倒す奇手網打ち使い手で、十両土俵4度決めた自分より50ほど重い相手仕留めたこともある。しかし大き相手がっぷり四つで胸を合わされると技を繰り出せず、抵抗できないという弱点があった。

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若瀬川泰二」の記事における「取り口」の解説

前捌き名人として知られ相撲巧者であった若い頃突っ張り右四つからの吊り得意だったが、次第技巧派の取り口へと変わった

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普天王水」の記事における「取り口」の解説

基本的に左四つと寄りを得意としていたが突き押しある程度こなせた。上手を引いて前に出る強かった四つ相撲を取るがもろ差し上手くもなく頻度低かった上に、投げもあまりなかった。弱点腰高半身相撲であり、引退後に「これらが安定した相撲を取れない理由ですね。自分でも努力して変えようしたんですけど、練習ではできても本場所では中々できないんですよ」と悔やんでいた。

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取り口

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水口剛」の記事における「取り口」の解説

幕下以下力士としては特に変化目立ち、場所に複数変化することが非常に多かった7番中6回も変化をしたことも複数回あった。元関脇若の里12西岩も、ファン目線立って一目置き「普通の力士変化したブーイングでも、水口真っすぐいったらブーイングでしょうお客さん水口変化を見に来てるんです」と、一芸認めてしまうほどであった2015年3月場所初日の1番相撲で敗れた際には高崎から「中に入る相撲は珍しい」と評されNHKアナウンサー大坂敏久からは「はたく、いなすだけでは駄目ですからね。負けはしましたがいい相撲でした。」と褒められるという現象がみられており、それだけ注文相撲が多い力士として認知されていた。

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岩木山竜太」の記事における「取り口」の解説

体格生かした馬力相撲で、広い額でのぶちかましから出足鋭く攻めた突き押し左四つもろ差しからの寄り見せほか、小手投げ強かったこのように攻撃面は強力だったが、腰高上体硬く守りは脆かった。また、脇が甘く簡単に相手分の四つ組まれることも多かった

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取り口

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鶴竜力三郎」の記事における「取り口」の解説

もろ差し下手投げ主体とした相撲が得意であり、右四つになっても強い。四つ相撲一辺倒ではなく突っ張り引き技持っているため、基本的に組んで良し離れて良しオールラウンダーである。特に巻き替えからのもろ差し大師匠の鶴ヶ嶺から師匠15井筒、そして自身伝えられ伝統ある技術である。突っ張りに関しては、現役最末期の頃の寺尾常史に付け人として採用された中で寺尾突っ張り見て学んで覚えたという。 しかし引き癖は横綱らしからぬ取り口としてしばしば悪い意味で目を引き千代鳳妙義龍などの引き技落ちない足腰を持つ力士に対して墓穴を掘ることも多い。これに関して15井筒は「フロイド・メイウェザー・ジュニアのような、他の力士にないスピードだ」と評価している。機動力そのものに対して評価高く2014年3月場所前の座談会では尾崎勇気(元関脇隆乃若)が「土俵丸く使うのが抜群にうまい力士で、うまく回り込まれ叩かれりしました」と現役時代対戦した際の感想述べており、大至伸行(元幕内)も同じ座談会で「身体それほど大きくないです底力感じます突っ張り荒々しいですね」と評している。機動力対す評価としては他に、2016年11月場所前の座談会での15鳴戸(元大関琴欧洲)の「実際に取ってみた経験から、左右の足の動き速いですね」という発言がある。2018年3月場所前には、舞の海から押し負けたり上体上がったりした時の対処仕方良くない指摘されている。 2014年11月場所前の座談会では元日本テレビアナウンサーの原和男が「鶴竜相撲軽くて横綱相撲とは言い難い。はたきが悪いとは言わないが、それだけ相手圧倒されているわけだから」と指摘しており、元テレビ朝日アナウンサー銅谷志朗は「型がないよね。なんでもできるけど、器用貧乏というか」と、元文放送アナウンサーの坂信一は「先場所(2014年9月場所)も仕切り線向こう勝負をつける相撲少なかった」とそれぞれ返している。精神面に関して2016年3月場所前に17浦風(元幕内敷島)が「違う意味で諦めあるような気がしてならないですよ。優勝争い食い込むというよりも、自分自分相撲を取るだけみたいな普通の幕内力士というか相撲ぶりももっと激しくてもいいかなという感じがします」とこぼしており、16高崎(元幕内金開山)は「もちろん、もっと自信持ってやってほしいですよね。土俵入り一つ取ってみても、自信なさげに映っちゃうんですよね。上がってきたころはもろ差し速攻といういいものがあったんですけどね」と、16振分(元小結高見盛)は「横綱になったから勝たなければいけないという気持ちが強すぎるんでしょうか」とこれに対して返している。 2016年11月場所の鶴竜については15井筒が「まず今場所は立ち合いの当たりが良かった思いますスピードはなかったのですが、重みのある立ち合いでした。これまで何度指摘したことですが、状態がのけぞらなかったのも良かった点です。(中略)それは、腰が良くなったことで背筋背中の力)が強くなったからではないでしょうか。ですから、アゴ挙がりますが上体起きないのです。押されても押し返すことができましたまた、豪栄道戦で一度だけありましたが、待ったがほとんどなかった。立ち合いタイミングもうまく取れていました立ち合い良くなったという印象強いです」と論評している。2017年時点でも引き癖は治ってないようであり、5月場所初日にも引き癖で御嶽海白星献上した際には、本人が「引いてしまった。一番取ってはいけない相撲相手より自分負けた」と反省言葉述べている。 2017年7月場所後の座談会では20代錣山が「稽古はよくやりますが、相撲が軽いというか立ち合いスピードないです幕内平均体重からみると軽いほうです。その割には相撲が素直すぎるのです。たまには張ってもいいし、いい突っ張り持っているので突っ張っていいです突き出なかったら引いてしまう悪いくせも持ってます。ケガありますが、ケガ治しながら稽古をしていくべきです。自分相撲切り替えていかないだめです」と話していた。同じ座談会12阿武松(元関脇益荒雄)は「みんながやさしい感じを受けるものですから、この横綱倒せるのではないかという気持ち取ります鶴竜には100%以上の力で挑戦してます。相手怖がらせる相撲を取って見せつけることも必要です。やさしい印象を受けると攻め込まれ相手自信持たれしまいます」と分析している。 2017年11月場所のコラムでは15井筒自身が「鶴竜のことで頭がいっぱい」と休場続き鶴竜のその行く末案じた上で怪我防止のための転んで受け身を取る稽古鶴竜含めてその時代の力士には足りていないと指摘している。同時期の19朝日山(元関脇琴錦)のコラムでは「横綱プライド故に一気持ってこうとするが、勝手が違うと思わず引き技墓穴掘ってしまう」「横綱になって以降立合い当たって突っ張りながら相手中に潜り込む相撲忘れて立ち合いからいきなり前まわしを狙う守り相撲になっている」という趣旨分析をされており、同時に思いきり頭から突き刺さるように当たり、猛突っ張り繰り出す攻め思い出してほしい」と若手時代相撲回帰すべきだと助言されている。同コラム19朝日山は「相撲人生に悔い残さないようにすべきだ」「寄り切られ負けるよりは、前に落ちてもいいので前進徹するべきだ」と述べており、正代逸ノ城など稽古場で力を出さない一門力士よりも阿武咲貴景勝などの元気な若手稽古すべきだと話している。 2019年11月所を腰痛により休場したことについて本人体重を160kg近くまで増やしてしまったことを反省点として述べていた。 2020年1月場所初日様子見た北の富士は「いかにも気がない。体の張りもなし」と評していた。その場所中、14玉ノ井(元大関栃東)は「脇が甘く簡単に中に入られる早く勝負つけようとして、強引に前に出過ぎだ。休場明け相撲勘が戻っていないのが原因だろう」と自身コラム指摘している。 横綱としては非常に休場多く2020年7月所を途中休場した際は北の富士に「あきれて物も言えない」「実によく休むものだ。おそらく休場横綱特権考え違いしているのだろうか」と酷評された。 引退の際に18藤島(元大関武双山)のコラムで「体はさほど恵まれなかったものの相撲うまかった亡くなった師匠(元関脇逆鉾譲りもろ差し突っ張り引き技多彩器用だった横綱にしてはこれという型がなかった。それだけいろんな相撲取れたということで、前に出る圧力もあった」と評されていた。 明治神宮例祭奉祝 奉納70全日本力士選士大会 相手隆の山関(2011年10月3日撮影横綱審議委員会稽古総見2011年12月23日靖国神社奉納大相撲 土俵入り2017年4月17日撮影靖国神社奉納大相撲 相手白鵬関(2017年4月17日撮影

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取り口

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蒼国来栄吉」の記事における「取り口」の解説

基本的に右四つになって寄るか投げ勝負決める。2016年3月場所前の座談会では振分親方元高見盛)が「勝機逃さないところがありますよ。受けて土俵際に詰まることはあるけど、勝機があると素早く動くというか」と話しており、高崎親方元金開山)も「勝負勘はいいと思いますよ」と同様の評価下している。こうした相撲取れるのは稽古熱心さからであり、浦風親方(元敷島)も「稽古場では見ていますけどね、本当に淡々としてますね。コンディションなんかを考えてその日にやるべきことをやるという感じで」と稽古態度良さ高く評価している。復帰前は右四つ一本であったが、復帰後は少しずつ左四つもろ差し取り入れており、投げに頼らなくもなっている。それ以前までは立合いできちんと手を付かない傾向にあったが、2016年9月場所では親方衆指導などによって幾分立合い改善されている。2016年幕内土俵で最も多く変化行った力士であり、10行って7勝3敗であった吊り出しも得意であり、2015年1月場所に吊り出し決めて以降2016年11月場所に嘉風吊り出し決めるまで、栃ノ心自身どちらかしか吊り出し決めていないという記録がある。立合い威力は弱い部類にあり、2014年5月場所頃は荒汐が「全然ダメ」「十両立合い」と辛辣に評価していた。喧嘩四つである豊ノ島に対して右四つになってがぶって寄り切るのがパターン化している。

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取り口

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黒海太」の記事における「取り口」の解説

入幕当初怪力馬力前面出した荒々しい突き押し張り手武器にしていた。立合いカチ上げからモロ手で突き放す相撲威力が十分であった。そのボクシングのような激しさから、北の富士勝昭には「相撲じゃない」と眉を顰められたことすらある。その突きワキ締めて手を「逆八の字」の形にして行うものであるというセオリー反してワキ大きく広げる八の字」の形に広げた手で行われるのである当然ながらワキ甘く四つ相撲力士突き掻い潜ってくる技能派の力士とは分が悪いまた、この形は肘に負担がかかりやすく、しばしば肘の故障悩まされている。すり足に難があり足が揃いやすいため、引きや叩き屈する事も多い。一方で怪力は他の方面にも生かされ武双山引導を渡し上手投げや、引き技強烈である。 現役終盤の頃には突き押し影を潜め左四つでの相撲中心になっている。2009年全勝39勝のうち半数上の勝ち星寄り切り上手投げ収めていた。 衰え見られる取り口について、上述批判をした北の富士は「昔の荒々しい突き押し知ってるだけに」と残念がっていた。

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取り口

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魁渡頌胆」の記事における「取り口」の解説

得意手は、突き押し、引き、叩き2015年大怪我をする前はとにかく引きや叩き多かったが、それ以降前に出る相撲増えている。浅香山からは「もっと前に出ろ」と指導受けており、魁渡は「劣勢になると、はたいて逃げる癖があるので、相手押し切るような相撲取りたい」と課題克服見据える

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取り口

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栃ノ海晃嘉」の記事における「取り口」の解説

前捌き巧く両前褌を取ってむように寄り進む型や左差しおっつけの型の鋭さ変化出し投げ切り返しなどの技の切れ味いずれも一級品技能だった。自ら「入るときは小さく入った大きく」と解説するような、もろ差しになるときの鮮やかさ素晴らしかった激し廻し争い物語るように両手指先はたこでカチカチになっていたという。しかし新弟子の頃は春日野から一切廻し取らずひたすら押す稽古仕込まれ、「お前は身体小さいんだから、相手廻しがあると思って相撲を取ってダメだよ」「左差し手深く差してはいけない。相手に上手を取られたら、小さいんだから勝てないよ」と指導された。稽古前の準備運動入念にやらされ四股鉄砲の量がものすごくとりわけ四股立てなくなるぐらいやらされたという。稽古厳しかった栃ノ海春日野に対して感謝しかない」「栃錦関の時代は、師匠もまだ若かったですし、もっと厳し指導をされていたんじゃないかなと思いますよ」と話した関取昇進してからしばらくは、右上手を深く取り行ったところをがら空きの脇に差されて腕を返され体が浮くことがあったため、脇を締めてミツ取り行って出し投げ崩した親指相手脇の下につっ込んで持ち上げる左ハズ徹底したりした。栃錦師匠となってからは、栃錦先代師匠栃木山から栃ノ海強くするコツ教わっていたそうで、それをベースにして栃錦栃ノ海指導していた。

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取り口

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希善龍貴司」の記事における「取り口」の解説

基本的に左上手を取って振り回す相撲持ち味であり、時折廻し取らず叩き込み仕留める相撲見せた通算296中上投げ143勝(白星48%)、叩き込み42勝(白星14%)を記録している。一方で腰高受け身の取り口であるため突き押し力士に弱い部分があり、2011年頃までは立合いで体を起こされそのまま土俵を割る場面少なくなかった2012年以降肩越しの上手など外四つになる場面控えて右四つになるまで辛抱する相撲増えたことに加えて体重増加したことでそうした弱点ある程度克服されていた。新十両昇進会見では「立ち合いはまだ通用しないので、腰を割ってどっしりした相撲取りたい」と課題自己分析していた。長い相撲になると不意に蹴返し打って勝負決めることがあった。 足首怪我慢性化しているのも弱点であり、前述の取り口の短所合わせて希善龍苦しめていた。2014年7月場所中日解説では竹縄が「足首痛めているならそれに対応する攻め相撲をしないといけないのにわざわざ足首負担をかけるような消極的な受けの相撲やっている」とその弊害厳しく指摘していた。

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取り口

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豊真将紀行」の記事における「取り口」の解説

平成二十二年度大相撲力士名鑑』(ベースボール・マガジン社)には、得意技が「左前ミツ寄り」であると表記されている。守り堅さ生かした取り口である。立合いの当たりはあまり強くなく押し込まれることも多いが、頭を付け低い姿勢を常に保って攻撃をしのぎ、前褌取って攻めるなり相手の引きに乗じおっつけ活かして押し込むなどして反攻転じる。この取り口は前に落ちることの少な足腰強さ支えられている。だが師匠錣山曰く相撲勘が悪いこと弱点であり、稀勢の里と共に相撲勘の悪い好例として扱われたこともある。ややもすると受け身になりがちな取り口でもあることでいつしか守り豊真将と言われるようになったが、2009年5月場所千秋楽幕内皆勤全敗回避した白星得たことから心境変わり2010年7月場所では積極果敢な攻め活かして初日から10連勝する、2010年11月場所の把瑠都戦などで仕切り線から大きく後退して相手フワッと立ったところを一気攻め奇襲を行うなど取り口にも積極性増した5月場所11月場所には相性悪く幕内では5月場所での勝ち越し2008年2014年2度11月場所での勝ち越し2006年1度しかない逆に3月場所7月場所には相性良く幕内では毎年9〜11勝を挙げて勝ち越していて、引退まで皆勤負け越しがなかった。対横綱戦は22全敗と、対横綱未勝利記録として2019年7月場所終了時点ではワースト3位連敗記録

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取り口

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豊ノ海真二」の記事における「取り口」の解説

200kgを超えるほどの巨体利した相撲だったが完全に脇が甘く相手二本差された後から腕を極めて出る取り口が目立った一方貴闘力は太い骨格丈夫な内臓のおかげで体重の割に動き良かった解説している。 稽古場では弱いが本場所では強い、所謂「場所相撲」の力士であり、幕下時代貴闘力当時幕内であった豊ノ海稽古場であっさり負かしていた。部屋力士たちは下積み時代豊ノ海との稽古自信付け貴闘力はこの事から「感謝しかない」と語っている。 序ノ口付いてから引退するまで、一度休まず、「1316番連続出場」の記録残している。

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北の富士勝昭」の記事における「取り口」の解説

立合いかち上げから左四つ右上手を引いて速攻、前へ出ながらの投げあり外掛けありと躍動感ある取り口だった。引き技早かった。また左脇が固く右四つの型をもつ玉の海に右差しを許すことがほとんどなく、これは千代の山譲りといわれる外掛け自信があり「俺の外掛け内掛け返したのは玉の海くらいだ」と言っていた。勢いに乗る手がつけられないが、反面守勢にまわると脆く無謀な首投げ二丁投げをみせてかえって体勢悪くなることもあった。四つ相撲取り手であったが「ゆるいと気持ち悪い」という理由でカタフンにしていた。頭から当たるのが苦手で、新弟子の頃にぶちかまし行って脳震盪起こして以来ぶちかましではなく突っ張りを行うようになった本人は後に2020年9月場所中日NHK大相撲中継で「あんなこわい相撲はもう嫌です。人間やることじゃない」と苦笑していた。 現役時代稽古嫌い知られており、サイン求められる際に「何か言葉入れてください」と頼まれても、「忍耐」「努力」とは書かなかったという。本人曰く「『努力と書いて努力しなかったらみっともない」「琴櫻関ならピッタリくるけどワシ書いて似合わない」。2016年になって自身乗ったタクシーの運転手から「親方稽古しなかったでしょうと言われたが、本人後年自著稽古しなくなったのは現役終盤期のことであって若い頃はきちんとやっていたと主張していた。特に出羽海部屋時代佐田の山栃光栃ノ海などの面々が揃う中で稽古やらされたという。玉ノ海梅吉からは「底の浅い現代相撲」とその取り口を評され本格的な右四つ相撲であったライバル玉の海好まれたのとは好対照をなした。北の富士後年稽古見ていない割には稽古足りない』とか言うんだよ」と当時の批判に対して反論した出羽海部屋から破門された形で独立した九重部屋移籍したことからか、相撲解説者天竜三郎はさらに甚だしく放送で「あいつは生意気ですよ」と言ったことがある。 体が柔らかいため怪我少ない方であった2021年3月場所13日目にNHK大相撲中継公式Twitterで「きょうは急いできたから腰がちょっと痛い」とツイートすると「現役時代に腰のケガ?」とリツイートされ、これに対して北の富士は「ない!俺は昔からケガ少ない!そこまで真面目に相撲取ってなかったから」と返答した

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取り口

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德勝龍誠」の記事における「取り口」の解説

基本的に突き押し力士だが、左四つ相撲もこなすことができ、巨体似合わず変化やとったりなど機動力活かした面も持ち合わせている。しかし相撲ムラがあるのが弱点であり、2016年9月場所前の座談会では35木村庄之助が「いいときものすご馬力でもっていくんだけど、そうでないときはさっぱり。脇も甘いですね」と評している。同じ座談会36木村庄之助は「なまじ、(押し相撲四つ相撲も)どっちも取れるから、どっちつかずというか」と話している。その後四つ相撲傾倒するようになり、2017年3月場所前の座談会では甲山(元幕内大碇)が「もともとは突き押しだったと思うけど、最近は四つ相撲の方が多いですね。左四つでの寄り重く圧力ありますね」と話している他、竹縄(元関脇栃乃洋)は「もちゃもちゃしたイメージがあるけど、土俵際パッと体を離す感じいいですね。寄りながらの突きというか」と評している。2018年の相撲雑誌記事には、小手巻いた自分の手自分廻し掴んで打つ変則的な小手投げ通称青木スペシャル」が紹介された。 2020年1月場所中の取組見た玉ノ井は「体重は180キロ超え簡単に押されないが、押し込まれても回り込むのがうまい。今場所は動きがいいので、相手重さが伝わる相撲取れている」と評している。同場所中に高砂は、攻め姿勢出せているからこそ残した逆転動き見せたりできると評価している。 2020年1月場所中の報道によると幕下足踏みしていた頃に一時期師匠であった北の湖によって突き押しから左四つ転向するように助言されたと伝わり、これで後に関取定着する力士へと躍進したという。 2020年2月2日の『サンデーモーニング』で北の富士勝昭は「立ち合いからガンいかないで、引く相撲多かった。だから評価低かったんですよ、僕だけじゃなくてね」と幕内最高優勝以前相撲評しつつも「(2020年1月場所千秋楽貴景勝との相撲今まで相撲人生の中で一番最高の形になりましたね。相手に上手を取らせないでね。真価問われるのは来場所ですね」と話した

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琴欧洲勝紀」の記事における「取り口」の解説

入門以来、その長身懐の深さ活かした右四つからの寄り上手投げ抜群格闘技センス活かして番付駆け上がり初土俵から最速となる所要11場所で入幕当時幕下付け出しを除く)。2005年11月場所終了後大関昇進した。 得意は四つ相撲で、特に左上手を取ってからの強烈な投げ寄りが得意であった左四つでも右上手を取れば十分相撲取れたまた、懐の深さ活かして外四つ廻し取って引きつける相撲も得意であったさらには相手二本差して肘を張った状態にもかかわらず通常のように浅い位置の上手を取って引きつける相撲見せたこともあり、関ノ戸(元小結岩木山)は自身対戦経験元に「嘘だろ、これはまずいと思って一気にがぶったんですよ」とその相撲ぶりを証言した稀勢の里のような脇が甘い相手には立合い両差しにしての速攻相撲も取る。 上半身の力は横綱級と評される 一方で総じてプレッシャーに弱いところが弱点とされていた。自身精神面体調左右されすぎる面があり、調子良い時には横綱をも負かすが、悪い時には平幕にもあっさり負ける面があった。大関昇進時には栃東と共に当時無敵だった横綱朝青龍互角に渡り合え力士として優勝綱取り期待されていた。 その腕が長い体格ゆえに概してとったり腕捻りといった手繰り技を仕掛けられることが多く、少しの手繰り技であっさりと負けてしまうことが多かった。特に魁皇との対戦でその傾向がよく見られた。 何より右膝の不安が不振主因となっていた。これは、2006年3月場所前に朝青龍との申し合い傷める以前から慢性的に悪い状況にあり、三段目時代には右膝亜脱臼経験している。 過去には朝青龍相撲スタイルに対して非難をする発言複数あり、「(興行である本場所上での)荒々しい相撲」に否定的で、客に対しては「綺麗な相撲見せるべき」であるとの所感を持つ美観主義者である。屋山太郎など有識者中には琴欧洲品格評価する者もいる。

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取り口

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照ノ富士春雄」の記事における「取り口」の解説

照ノ富士2015年2月健康診断時の公式測定で180kgに達しており、モンゴル人力士としてはかなり重い部類に入る体重活かした寄りが得意手である。基本的に正攻法寄り徹し右四つ組み止めて左上手を引き付けて胸を合わせる相撲照ノ富士の型でもある。 一方で上手投げも得意としており、慎重な相撲ぶりから引き技にも強い。一方で裏を返せば引っ張り込む癖や立合いが甘いという弱点持っているとも言える相手分の体勢許しておきながら、腰の重さ凌ぎそのうち自分体勢にもっていくのが巧い2014年1月場所後に照ノ富士が「下がってからという感じで、自分から一気攻め相撲が全然なかった」と振り返るように積極性を欠く部分もある。横綱時代調子良い時だと、左前褌右差し2062021年9月場所当時)の逸ノ城浮かせて寄り切るほどである。 また、右四つからの寄りのほかに極め出しも得意としており、2015年3月場所の豊ノ島戦などで極め出し決めている。その引っ張り込む相撲は、鳥取城北高時代からの取り口である。『大相撲ジャーナル2015年6月号55頁では相撲ジャーナリスト荒井太郎照ノ富士について「意外とテクニシャンですね。相手の右かいなを手繰って左上手を取ったり、左上手を引きつけながら右のかいなを返して寄る相撲強烈ですし」と評している。 しかし大関昇進後大き相撲を取ることや攻め遅さなどから鎖骨、膝などの怪我襲われており、高崎もそれを指摘している。 それでも膝の調子良ければ全盛期ほどとは行かないまでも良い内容相撲を取れることがあり、2017年3月場所後の座談会では錣山が「ケガをしてからは後ろに下がる相撲多かったです。今場所(2017年3月)は災い転じて福となすではないですが、下がったケガをするので、とにかく前へ、前へと出る相撲を取っていましたね。強引でもどんな形でも前に出ています」と取り口の変化とともに好調指摘している。 2016年以降怪我が多いため抱え込んで勝つ相撲少なくなり、手堅く勝つには左の上手廻し欠かせなくなっている。実際のところ、2017年3月場所12日目の遠藤戦を終えた後の支度部屋では「(上手まわしが)かかってなかったら危なかったかもしれない一瞬持ち上げて崩れたから、足をかけた」と話している。2017年5月場所後には武蔵川(元横綱武蔵丸)が自身コラムで「体が反ってしまうのを直してもっと丸くなっていかなきゃ。膝が悪いなりに相撲を取っていかなきゃいけないんだから、そこを変えていかない近い将来限界来てしまうと心配してるんだよ」という分析懸念寄せている。武蔵川はまた2016年9月場所後には照ノ富士に対して雑誌記事で「もともと相撲雑なんだけど、大関上がってくるころの相撲といまに相撲とを比べると、もっと雑におおざっぱになってしまっているんだな。力で相撲取ろうとしちゃダメだよ。力任せ相撲じゃ勝てない。これで終わっちゃうよ?だから、右四つをもっと磨いていくのが大事なんだ。相手左四つできたから自分左四つにと、相手合わせ過ぎ。もっと自分右四つの型に自信持ってね」とアドバイスしている。2017年3月場所前の時点では好角家でも知られるアイドル山根千佳発言によると、大兵だが上手を切る技術優れているとのこと十両復帰果たした2020年1月場所では、初日千代鳳戦で極め出し記録しており、往年の怪力ぶりを見せつける結果となった千代鳳土俵割った際に決められ両腕抜いており、取組後に「(相手の)力がすごいっす。(腕を)抜かなかったら折れてる」と感想述べていた。一方、同場所6日目NHK大相撲中継解説師匠伊勢ヶ濱から「まだ腰が高い」と指摘された。2019新型コロナウイルス感染拡大影響受けてトレーニングジムでの筋力トレーニング自粛したため、2020年3月場所の頃には筋肉張り衰えた代わりに柔軟性増した2020年7月場所5日目高安戦では上手を取れなかったため、右四つ組まれ黒星喫した高安右四つ得意ではないが、それだけ上手を取れない照ノ富士は脆いという意味である。 2020年7月場所後の記事では、肩越しの上手や下がりながらの投げといった力任せな相撲改善され踏み込んで廻しを取る相撲増えた評された。 2021年3月場所中、八角理事長好調要因として差されたらすぐに狙って極める相撲取れていることを挙げたまた、玉ノ井コラムでは「ケガをする前の照ノ富士は、下半身負担をかけ土俵際で残ることが多かった。しかし最近は右を差して、左でまわしを取って前に出る自分の形ができている」と分析された。場所後の毎日新聞記事では、膝に怪我抱えているものの膝の周辺筋肉固めたおかげで膝を曲げた相撲を取れていると評価された。 大関時代2015年7月場所から2017年9月場所までの10場所と関取復帰した2020年1月場所から2021年5月場所までの8場所で、白星それぞれ95勝、93勝とほぼ同数だが、投げによる白星25から14半数近く減ったまた、高校時代目立った引き癖も見せなくなった新横綱場所の2021年9月場所初日逸ノ城戦で見せた相撲は、花田虎上から「大きな相撲取らずスキがない。天狗にもなっていない理詰め相撲です」と評された。同年11月場所2日目大栄翔戦では土俵際でほとんど棒立ちの状態から残して逆転勝ちする腰の重さ見せ付け、この一番には北の富士自身コラムで「爆弾抱えているといわれるほど悪い両膝で、よく持ちこたえたものだ。あの執念には恐れ入るしかない」と驚嘆するばかりであった14日目の阿炎戦では、敢えて土俵際まで突き押し呼び込み逆転引き技警戒して土俵際相手止まったところをこらえて押し返す作戦成功させるという、驚異的な残り腰を発揮したまた、土俵際相手の足の内側に足を掛けて残す技術現役(2021年11月場所時点)では照ノ富士にしかできない技術であるとされている。11月場所後、武蔵川照ノ富士の取り口の特徴として相手をよく見て常に自分真正面に置くことを挙げており、対戦相手立合いで顎を上げさせてから横や後ろ向かせるくらいに動き回ること、差そうとする手の方へ回り込むことを心掛けるべきだと話していた。2022年1月場所中、北の富士自身コラムで「まわしを引くと盤石照ノ富士だが、押し相撲力士にはけっこうてこずっている」と指摘していた。

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取り口

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栃東大裕」の記事における「取り口」の解説

力士として決し恵まれた体格持ち主ではなかったが、多彩な技持ち、特に頭を下げながら脇を締めて相手押し上げる左右おっつけ栃東代名詞だった。前廻し引いてからの上手出し投げタイミング良いいなし、廻しを切るのも得意。このように技能力士として素質は非常に高い一方で立合い変化上位力士としては高い頻度使用することがあり、時として優勝決定戦などの大一番でも躊躇せず変化行い、それがイメージ悪くさせることもあった。第11回横綱審議委員会稽古総見の『どすこいFM』で「ここだから言いますけど、私は貴乃花より栃東の方が強いと思っていた」と栃東評価する敷島も「稽古場自分の形で勝てるようにならないと、本番でも勝てませんよ」という栃東意見に対して稽古場自分の形でやってたなんて言いますけど、そんなワケないですよ。優勝決定戦変化するような人ですよ」と反発するなどその策士ぶりを表現したことがある横綱朝青龍1015敗、大関白鵬栃東引退直後横綱昇進)に5勝8敗(そのうち2敗は不戦敗)、琴欧洲に5勝6敗、安馬改め日馬富士栃東引退後横綱昇進)に5勝1敗と外国人力士にも引け取らず中でも当時全盛期誇っていた横綱朝青龍まともに戦え唯一の日本人力士であり、横綱昇進への期待高かったしかしながら怪我が多いことも影響して綱取りチャンス活かせ実現出来なかった。対朝青龍戦の10勝は若の里並んで幕内力士では白鵬13勝)、魁皇12勝)に次いで3番目に多い。

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翠富士一成」の記事における「取り口」の解説

2020年肩透かしで8番勝った2020年11月場所13日目の常幸龍戦では頭捻り勝利した頭捻り十両土俵出たのは24年振り2021年3月場所9日目は腕捻り大奄美から白星得たが、その内容相手土俵際詰め切れずに膝から崩れ落ちたものであり、本人も「全然勝った感覚がなかった。ちょっとラッキーな勝ち。内容的にはあまり良くなかったが、審判見て誰も手をあげていなかった」と驚いていた。

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取り口

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妙義龍泰成」の記事における「取り口」の解説

全盛期には187cmの長身ながらも膝を割って腰を落とした低い体勢のまま鋭い出足活かして前に出て繰り出す押し相撲を得意としており、これは強い下半身もたらす卓越した型と呼べる。引き技にも落ちにくく、そのまま追尾して引き・叩き乗じるように勝負決めることも多かった。特に引きに乗じる相撲上位に対して大きな威力発揮していた。この押し相撲の型が評価されこれまで技能賞を6回獲得している。 押し相撲だけでなく右差しから寄る相撲もこなすことができる。一方で守勢に回ると脆く突き押しを受けると後退しやすく廻し取られる粘れない部分がある。実際のところ、10回以上幕内対戦した最高位関脇以下力士の中での、もろ差しを得意とする力士パワー型の右四つ力士との対戦成績一概に良いとは言い切れない。逆に左四つ一辺倒力士突き押し左四つ折衷力士には比較相性良い2016年11月場所前の座談会では西岩に「以前前に絶対落ちないのが持ち味だったんですけど最近はそうでもなくなってきている」と評されており、同席していた中立は「稽古量がちょっと減ったというのはあるよね。目の手術やいろいろなケガとかでやりたくてもできないというのはあっただろうし」と前に落ちやすくなった理由語っている。 2021年3月場所になっても、前に出る意識持ち前スピード健在2021年9月場所7日目取組後、八角理事長は「前みつを取っていい相撲だったけど15日間、気力体力がもつかどうか」と妙義龍持久力疑っているとも取れコメント残した2022年7月場所は、2日目3日目2日連続で「待った」をするなど立合い合わない場面目立った

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豊山亮太」の記事における「取り口」の解説

基本的に突き押しを得意としており、左四つ力士突き押し力士相手には体当たりからの突き押しそのまま押し切る右四つ力士と取る際には右のど輪と左おっつけ駆使した四つ相撲取り、左のおっつけ上手に変えることもある。組んで取れるが本領突き押しであり、親方衆からは突き押し徹するように進言されている。その馬力の高さは同部屋正代凌ぐされており、新十両会見の際に時津風は「馬力正代と違う。ぶつかり稽古でも、押す力は数段小柳の方が強い。(正代とは)稽古場でも分が良すぎる」と笑った引き技は得意ではなく引いた相撲で決まって負けるため、2016年7月場所の4番相撲で若乃島引いてしまって敗れた際には「(引くという)やっちゃいけないことをやった。そりゃ、負ける」と猛反省し「全然思っていないけど、今日相撲ダサすぎる」とコメントした恵まれた体格をしているが腰高弱点であり、低く入ってくる相手には「大学時代から苦手。じっくりじわじわ調理されちゃいます」と相性が悪い様子であり、2016年11月場所3日目里山戦などでその弱点突かれている。2017年3月場所後の座談会では錣山(元関脇寺尾)から「ただ小柳中途半端な相撲多いですなぜかと言うと突き押しが一番いいのですが、四つに組んだり、外四つでも強引に攻めたりしています」と指摘されている一方で外国出身力士碧山とか栃ノ心パワー負けないのが小柳ですよ。それくらい小柳パワーあります」と高く評価されている。新入幕2017年5月場所で大敗したことに関して武蔵川(元横綱武蔵丸)は太り過ぎと体硬さ原因であると指摘しており、立合いを磨くことと減量することを助言している。2017年7月場所前のコラムでは二子山(元大関雅山)が「豊山体形を見ると、本来押し相撲でしょう。それなのに自分から組みにいったりしては何の魅力もありません。それに少し体が固いような気がします」と話している。2017年11月場所前の座談会では舞の海阿武松(元関脇益荒雄)から相撲迷いがあり攻めが遅い、股関節や膝が硬い指摘されている。2018年夏巡業中、豊山自身立ち合いからの二の矢、三の矢がまだ上位の人に比べたら弱いので…」と欠点認めている。基本は胸を出す立合いだが、2020年3月場所中日朝乃山戦では珍しく頭から当たって廻し取らせ掬い投げ下す相撲見せた2020年7月場所5日目NHK大相撲中継幕内解説井筒が「相手直線的に圧力をかけるのが魅力ですが、圧力が上に抜ける。本人にはすぐにできるようなもんじゃないから、来年再来年にできるようになればいいと伝えています」と説明していた。

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取り口

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朝乃山広暉」の記事における「取り口」の解説

中学時代までは押し相撲であった高校時代恩師浦山から四つ相撲学び、これが後に大相撲で操る取り口となっている。 基本的に右四つになると非常に強い。右を差して胸を合わせて足を寄せて寄るか上手投げ仕留める速攻相撲持ち味。懐が深く廻しを取る手がよく伸びる。右差し深くねじ込み左前みつを掴むと十分の体勢になる。しかし半身になる癖があり、2017年3月場所後の座談会20代錣山が「右四つなので半身にならなければいいです右四つならばとても強いですが、たまに半身になることがあります。それさえ直せば朝乃山小柳負けないくらいの力士になれると思います」と指摘している。基本的に右四つ左上手に徹しており、四つ組めないと相撲が長引く傾向がある。下手からの投げほとんどない調子のよい場所では廻しこだわらない差し相撲光り2019年11月場所11日目宝富士戦で寄り切った相撲はその好例である。 2017年7月場所後の座談会では20代錣山が「朝乃山右四つのいい形を持ってます。ただ、大き相四つ相手には通じません。左上手を深く取る悪い癖あります魁聖戦でも胸を合わせて簡単に寄り切られています。もっと左の上手を浅く取って、すぐ頭をつける方がいいです」と論評をしている。錦木など並々ならぬ力強さのある力士には四つに組んで負けることもあるが、突き崩してから上手投げ放つ強く2017年9月場所10日目などはそのような相撲で勝っている。2017年9月場所は5秒以内終わった相撲15番中2番にとどまっており、そのことから15武蔵川(第67横綱武蔵丸)から場所後のコラムで「まだ相撲が遅い。いい体を持ってるんだから、早く動く稽古すればいいと言われている。2017年11月場所前の座談会舞の海は「均整取れた体型で、突っ張りもあるし、右四つ組んで強引にかいなを返して胸を合わせていくあたりはすごく魅力あります将来性感じますね。悪い癖ないですし、このままおおらか育っていけば、大器になっていくと思います上背もあるし、膝のケガをしていない。これは大きいですね」と絶賛しており、12阿武松も「朝乃山本格派ですよ。秋場所突っ張り効いていましたまた上手を取ると腰がぐーんと下がるのはかっこいいですよ。形がいいなと思います上背がある人は立腰で寄るので、逆転されたり中に入られたりするんですが、朝乃山四つになったときの形がすごくいいです突っ張りも何番も出ていましたので、相当力をつけているように見えます」と高評価していた。同時期の黒姫山コラム内では、相撲覚えられ以前のように簡単に右四つには差せてもらえないはずなので、相手弾き飛ばすようなものを身に付けるべきだと言われている。11月場所前の相撲雑誌記事ではメンタル面が弱いことを公言していると書かれている2018年9月場所前の記事では花田虎上(第66横綱若乃花)から「腰も高くないし、まりが弾むような取り口で昭和お相撲さんといった感じがしました」という評価をされた。同時期、舞の海からは「上背があって変な癖も小細工もなく、グイグイと右を差し込んで手を取って攻めながら自分の形をつくっていく取り口に将来性感じます」と評されており、また「朝乃山スケール大きさ強く印象残ったのも、ここ最近は押し相撲増えているからです」とも言われている。同じ右四つ得意の力士に対して左上手を取れない脆く2019年3月場所7日目隠岐の海戦で右四つになったにもかかわらず敗れたのはその好例である。 2019年頃になると右からの掬い投げ武器とするようになり2019年5月場所5日目の輝戦はその好例である。だがこの取組AbemaTV解説していた9代陸奥は「この相撲では上に行った勝てない。自分先に手を取って相手に上手を取らせない。そういう相撲を取らなければ」と注文付けた小学校時代ハンドボール経験活きているのか相手対す反応良く2019年5月場所中の記事では反応良さについて触れられている。師匠7代高砂が同場所中に寄せた論評では、立合い厳しさ増して左上手が取れない相手には突き放す相撲を取る分析された。このように成長見せたのは同年春巡業中に同じ右四つ得意の栃ノ心稽古付けてもらったのが関係している。同年7月場所中の記事で、16荒磯(第72横綱稀勢の里)は8日目遠藤戦について「馬力技術力勝った一番」と述べた朝乃山差し身の巧さにも触れながら「馬力稽古でつけるしかありません。つらいことを繰り返した人間だけにつくものです」と場所前からの稽古成果評価している。 初優勝までに負け越し繰り返して足踏みしていた頃はまわしを引いて安易な投げ頼ったりして墓穴を掘ることが少なくなかったため、これは高砂から「攻めろ四つ相撲でも攻撃的にいかない限り勝てない」と注意された。2019年11月場所前に中々左上手という自分の型になれないことを舞の海から指摘され、「左上手をとれないときには左からおっつけるなどの工夫が必要。立ち合い真っすぐ当たるのではなく斜めから当たって相手の前まわしを引くようなひとひねり求められる」と助言された。11月場所後、15武蔵川は「いい相撲で勝った思った翌日にはあっさり負けてまったりと、まだ相撲ムラがあるけど、それが直った大関もすぐだね」と期待寄せ論評行った2019年冬巡業様子見ていた14玉ノ井稽古四股すり足少ないと指摘していた。2019年12月26日本人朝稽古行った際に「前に出るのが自分相撲だが、この番付だと自分相撲簡単に取れない。まわしが取れなかった時の対策考えないといけない」と話していた。2020年1月場所番付発表の際の時事通信記事では「持ち前右四つの取り口に磨きをかけ、突き押し武器相手への苦手意識克服しつつある」と評されていた。 2020年3月場所初日隠岐の海戦では突き落とし得意な相手警戒して慎重な寄り下した2020年3月場所中、師匠7代高砂のコラムで胸や肩からしか当たらないワンパターン立合い指摘され右四つにならなくても勝てるよう相撲の幅を広げるようにと注文付けられた。中日豊山戦を観た16荒磯は脇甘を治すことが大関昇進向けて急務だと指摘した大関昇進の際に13境川は「上を目指してほしい。頑丈だし、前へ出る相撲だからけがをしない」と朝乃山評した大関昇進白星数の目安を満たさずに昇進したのは正攻法の取り口が評価されたためであるという見方もある。 2020年3月場所後の稽古の際には「立ち合いの鋭い踏み込み瞬発力が大事。そのために下半身鍛える。前に出れば自分持ち味生きる」と自ら課題を口にした。 2020年7月場所4日目大栄翔戦では土俵際弓なりに腰を反らせて残す柔軟性発揮して逆転勝ちしている。 大関昇進後師匠7代高砂は「入門した当初光るものがなかった」と朝乃山語った一方で正攻法相撲を取れからこそ大関になれたっていう感覚も、朝乃山持ってるんじゃないの?跳んだ跳ねたりする相撲じゃないしな」と評している。朝乃山も「それは、やれと言われてもできないです(笑)」と、寧ろ飛んだり跳ねたりする相撲が苦手であるとしている。7月場所中、15武蔵川からは体重これ以上(172kgより)増やさないこと、出し投げなどに頼らず前に出て土俵外に出す相撲心掛けることを助言された。 あまり稽古熱心な力士とは言い難く2021年1月場所12日目に照ノ富士敗れて対照富士戦4戦全敗記録した際は「若い力相手に、十数番で満足しているようでは、強くなる訳がない」と指摘された。 北の富士(第52横綱)は、2021年3月場所2日目高安戦で尻から落ち相撲見せたことを指して下半身弱体化していることを指摘した4日目阿武咲戦を辛勝したのを見た八角理事長(第61横綱北勝海)は「左から引っ張り込んで安易に止めようとしている。もっと苦労して苦労して相撲取らない将来伸びない楽な勝ち方をしていると(成長が)止まってしまう」と押し相撲への対処の安易さ指摘した。場所後に武蔵川から、肩を使って当たることで組むという相撲基本ができていない評された。 2021年4月20日合同稽古御嶽海三番稽古行った際「相手押し相撲ですし、相撲器用なので右か左、どちらか取れれば、深くではなく浅く取るように意識していけば、自分の形にできるし、相手逃げられない」とイメージするところを語った2021年5月場所中、14玉ノ井安易に組んで万全の体制になるまで待つのではなく、もっと自分から先手先手攻めて相手揺さぶり十分を目指すべきだと指摘した

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取り口

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剣翔桃太郎」の記事における「取り口」の解説

新入幕時の報道によると「10種類はある」という変幻自在立ち合い武器で、直近2~3年相手取組研究して場所に臨む研究熱心さも備えている。一方持病腰痛具合が悪い場所では不成績終わりがち。 2021年9月場所2日目魁聖戦で黒星喫した後には「(体重増え重さ出たが、動きは少し鈍くなっている。絞っていきたい思っている。(ここから怖がらず思い切り相撲とりたい」と太り過ぎを自覚するようなコメント残している。 2022年1月場所12日目の千代大龍戦では立ち合いで右フックのような強烈な張り手披露(取組寄り切り剣翔の勝ち)しており、取組後に千代大龍ふらついたことからABEMA大相撲中継コメント欄話題になった

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取り口

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若元春港」の記事における「取り口」の解説

得意手は左四つ寄りで、左を差すと十分に力を発揮する花田虎上によると、引きつけ前に出る若元春の力は相当なもので、まわしを切るのもうまいとのこと

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取り口

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阿炎政虎」の記事における「取り口」の解説

スピード分の突っ張り相撲勘を主軸とした取り口を持っている諸手突き相手の顎を上げて前が見えないようにしてからの引き技武器2015年3月場所前に師匠から「突っ張って両手で引く取り口が一番似ていると言われた。喉輪なども強く土俵中央繰り出してそのまま流れで出すパターンもある。一方で腰高なので入られやすく、組まれるとあまり残すことはできない調子の悪い場所であれば引き技裏目に出ることが多くなりがちである。 2017年入ってからは食事睡眠増やしたことで体重増え安易に引く場面減って勝負対す我慢強さも出るようになったとはいえ新入幕した頃になって気持ち載った時に突っ走るのを除いて基本的に突いては叩く相撲なのでやくみつるそれほど評価しておらず、始めて敢闘賞受賞したのを見てようやく「光明差してきた」と2018年1月場所のコラム見直している。同じ時期コラムでは武蔵川軽量指摘しており、もっと増量すべきだと話していた。勝つためには変化厭わない性格であり、2018年1月場所中、本人変化をしたことについて「自分の勘を信じた」「勝てばいい」という趣旨コメント支度部屋残している。2018年1月場所6日目黒星喫した相撲を、師匠錣山は「足を出していないんじゃなく、手が回転してないから足が出ない短距離走でも手を振れば足がついてくるでしょう」とNHK大相撲中継解説厳しく指摘2018年9月場所前の相撲雑誌では14二子山が「師匠錣山親方現役時代比べると、突き回転遅いですね」と注文付けられており、その上で相手体重抑えられるくらいの筋力をつけて、もっとノド元を攻めていけば、他の技も出しやすくなる思います」と助言している。14二子山は同じ記事で「まだ自分と相手距離感がつかめていない感じがします」「立ち合い仕切り線にやや近いようながします手足長いので、最初もろ手突き手が伸びるらいがいいのではないでしょうか」と指摘している。股関節柔軟であり四股の足も良く上がるので、「四股王子」の異名もある。 2019年3月場所前のコラム14二子山は、自分が手を伸ばしやすい距離で相撲を取れようになったと、距離の取り方について評価していた。2019年11月場所中に北の富士中日スポーツ寄稿したコラムでは「立ち合いもろ手突きしかないのが物足りない。体もできてきたので、体全体で当たる立ち合いが身に付くと戦力は増すだろう」と評された。一方、同場所中の毎日新聞では「安易な引き技星を拾うことも多かったが、今場所は前に出る相撲が目立つ」と評価されていた。2019年冬巡業では150強まで増やした体重活かした四つ相撲意欲見せた2020年1月場所番付発表の際の時事通信記事朝乃山は「持ち前右四つの取り口に磨きをかけ、突き押し武器相手への苦手意識克服しつつある」と評されていたが、にもかかわらず2020年1月場所4日目朝乃山戦では立合い諸手突きが来ると分かっていた朝乃山そのまま下しており、阿炎突き押し練度の程が窺える結果となった2021年9月場所中は突っ張りがよく伸び離れて取って相手に何もさせない相撲目立った2021年11月場所中に8代尾車は、謹慎休場経て前に出るひたむきな気持ち芽生え突き重さ加わった指摘している。場所11日目花田虎上自身コラムで「不祥事起こす前の阿炎は、攻めて引いて楽に取ろうという相撲で三役ある程度まで上がった後は番付下げていくんだろうなと思って見ていました。それが、何が幸いする分かりません。あの不祥事から改心したことで相撲変わりました相手起こして出るのはつらいことですが、土俵上がれないつらさを味わったことで『絶対に引かない』と我慢できるようになったのでしょう。星3つです」とこの場所の阿炎絶賛した投げはあまり打たず2022年3月場所4日目明生戦で小手投げによる白星得た際は北の富士から「阿炎投げ技はあまり見たことはないが、いずれこんな相撲取れるようになるだろう」と期待寄せられた。しかしこの場所の9日目で2敗を喫した際に引き癖がまた見え北の富士コラムでも「今場所は先場所ほどの気力馬力もない。ちらりと馬脚見えたのは、目の錯覚と良いのだが」と苦言呈された。不祥事経て対戦相手研究怠らないようになり、照ノ富士勝てようになったのはその事によるところが大きい。

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阿武咲奎也」の記事における「取り口」の解説

短躯肥満活かした速攻突き押しを得意とする基本的に組みも引きもせず一直線に出る相撲取り下半身バネ強さ利用して相手一気土俵外へ出す相撲ままある一方でバネが強いということは股関節固いということであり、体重が重いこともあって簡単に落ち相撲目立ち負ける時は大抵引き技負ける。両足首が悪い場所は前に出る力も弱くなり、元々落ちやすいのがさらに落ちやすくなる2017年5月場所で敢闘賞受賞した際には「いいところも悪いところもあって課題見つかった立ち合い磨いていきたい」と自身相撲ぶりについてコメントしている。2017年5月場所などは相手見過ぎて得意の速攻見られず、武蔵川(元横綱武蔵丸)もそれを指摘している。同場所では15番10以内終わった取組13番、5秒以内10番と、相手見過ぎとはいえ相撲速い2017年11月場所前の座談会で、阿武松基本的に叩かれてもいなされて突き押し徹するように阿武咲指導しており、突き押し交えながら相手内側入っていく方向相撲教えている、という趣旨発言をしており、舞の海同座談会で「阿武咲一七センチとあまり長身ではないので、絞ってこられたらなかなか下手は差せないし、上手を取ろうとすると押されてしまう。あの体型武器だと思います」とコメントしている。同時期の別のコラムではそれに加えてある程度馬力があって動き速い」「引き足速く廻し取ってもいい。相手にしても見れば絞りきれない部分もあってやりづらいことでしょう」と絶賛している。タレント好角家山根千佳2017年秋巡業レポートで「突き押しはもちろん武器ですが、それ以上判断力素晴らしいと思ってます。押し相撲だけでなく組んで相撲取れるところも魅力ですね(中略十両の時は見ていて力を持て余しているような感じで、前に出過ぎて負けてしまうような相撲ありましたので」と話している。一方2018年1月場所の相撲14二子山は、貴景勝御嶽海北勝富士まとめて自分はこれが強いというものがあまりないですね」と指摘しており、御嶽海以外の共通点として「押し込んですぐに叩きに行く」と相撲ワンパターンさを突っ込んでいる。2019年5月場所頃の阿武咲にとって理想相撲差し手封じて喉輪上体起こしてそのまま前に出る相撲であり、同場所6日目朝乃山戦がその典型である。2020年3月場所10日目には白鵬かち上げひるまずにしぶとく前に出て押し出し破っており、八角理事長(元横綱北勝海)から「白鵬に勝つにはこういう相撲という、お手本のような内容だった」と評された。四つ相撲が全く取れない訳ではないことが却って災いし廻しを狙う立合いをして当たりが弱くなることもあり、2021年11月場所2日目がその好例である。2021年平均取組時間は4.8秒であり、この年の6場所全て幕内在位した力士の中で1位の相撲短さ

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一山本大生」の記事における「取り口」の解説

長いリーチ生かした小気味良い突き押し持ち味2018年9月場所前の雑誌記事によると、兄弟子松鳳山は「相手をよく見て相撲を取れている。相手見えない時には引いて負けているけどね。センスがあるし、基本的に物おじしない。いずれ(関取に)上がるでしょう」と勝負度胸良さ評価していた。[要出典]2022年5月場所中の記事によると、横に動かれた時の対応力持ち味であると見られる同年7月場所中には一山本が先場所(5月場所)あたりから相撲内容激しくなって、前に出る取り口が目立ちます阿炎体つき相撲もそっくりと言ってよいほどです。うまく育つと面白存在になるかもしれません」と北の富士評された。

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千代翔馬富士雄」の記事における「取り口」の解説

入門当初体重が87kgしかなく、圧力欠けるため投げ主体相撲取り引き技多用していた。当初から投げが得意で取り分け上手投げ強みだが、幕下定着する前まではまともな寄り押し屈する場面多かった幕下定着するようになって120kgに迫る体格手に入れてからは引き技影を潜め代わりに廻し引いてのしぶとさが活きるようになった。組む時は両廻しを取ると特に強い。2014年1月場所後の稽古場では廻し引き付け活かし体重180kgの千代丸に勝つこともあった。稽古場で強い反面本場所に弱いとされ部屋弟弟子である千代大龍が不思議がっている様子伝えられたこともある。新十両会見では13九重から「まあ、しょせん理だろうけど。」とくぎを刺されたものの「(九重親方みたいに前まわしを取って攻め相撲取りたい。」と取り口についての抱負語った新入幕果たしたころの相撲ぶりについては、2016年9月場所前の座談会35木村庄之助が「この力士投げばかりという感じだね」と評した阿武松には2016年9月場所後の座談会において「もっと上にいこうと思えば変化減らして踏み込んで速く手を取る相撲目指しほしいです。」と注文付けられた。2017年3月場所6日目取組後には「立ち合いだけしっかり当たって、あとは体に任せる。当たりが悪いと軽いし、何もできない。」と自身相撲ぶりについて語った入幕してからも引き技強く2016年11月場所などは勝った9番中4番叩き込みによる白星であった2017年3月場所6日目北勝富士叩き込み破った際にも「立ち合いだけしっかり決めて、あとは流れ任せようとした。」と、あたかも引き技前提としているかのようにコメントした2018年3月場所前の寸評では、しぶとさと思い切りの良さ動きながら勝つ相撲取りつつも、自ら「自分持ち味がない。」と自分の型を模索している様子伝えられた。張り差し武器だが2019年5月場所9日目の佐田の海戦のように露骨に諸手突き対処され負けた相撲など、あまりに多用して相撲覚えられてしまうケースもある。

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大砂嵐金崇郎」の記事における「取り口」の解説

立合いかち上げ相手の胸をめがけて突っ張りを得意手とする一方で、とっさの叩き見られた。非常に腕力足腰強くがっぷり四つの力は横綱・大関苦戦させる程だったが、概して力任せな場面伺えた。入門当初大嶽評価は「腕力はあるが体が硬く腰が高い。上突っ張りなので下から突けるようになればいい。」と荒削りさを指摘したものであり、新入幕会見では「幕内力士はみんな強い。オレ相撲8090%がパワー幕内相撲とは全然違う。」と自身相撲ぶりに対す認識を口にした。 かち上げについては特に2014年7月場所に積極使用したことと顔面目がけて横殴り見舞うその変則の形から物議かもしたことがある以降立合いかちあげ基本的に控えていたが、上述通り2017年11月場所11日目剣翔戦でもかち上げ行い脳震盪を起こさせた。武蔵川には「自分の形になったがいいんだけど、相手の形になってから無理をしてるんだ。だからケガしちゃうんだよね。自分の形になるまで時間掛かってしまうという、この欠点直れば、きっと三役まで行けるよ」と評されていた。 その荒々しい相撲が仇となり、特に2015年以降怪我苦しんだ2015年1月場所から2016年11月場所まで、皆勤した場所は全て勝ち越したが、怪我をした場所では大敗全休によって大きく番付を落とすという動き繰り返した2016年11月場所前にお笑い芸人集めて行われた座談会では、好角家として知られるはなわが「腕力だけでいっているからね。基礎からやったとしても、癖が抜けそうもないし。そもそもの持っている癖が原因かもしれないし」と感想述べていた。

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宝富士大輔」の記事における「取り口」の解説

2014年1月場所前に開かれた座談会相撲甚句歌手北脇貴士が証言したところによると、肩や胸の筋肉発達しており意外と筋肉質であるという。2015年5月場所前の時点では、怪力知られる照ノ富士よりも重い重量ベンチプレス持ち上げることができたという。この体を活かした左四つ相撲が得意であり、2014年11月場所9日目の対戦相手である魁聖取組後に「左四つになった絶対勝てない。(宝富士は)左四つ化けモンだから」と感想述べていた。魁聖だけでなく豪栄道も「左四つがっぷりならないように」と2017年5月場所13日目の支度部屋でその左四つ恐れコメント残した相手は左を差させないように突き放すことを心掛けるが、しびれを切らして脇が空いたところに差すのが宝富士の勝ちパターン四つ通用しない場合であっても土俵際での突き落とし投げ武器応戦する浦風は「相手攻め受け流して土俵際逆転勝ちするイメージしかない(笑)」と評している。一方で立合いからの積極性があまり高くなく、腰が高いという弱点もある。小さい頃から体が大きかったため頭を付け相撲はほとんどやったことがなく、新小結地位得た2015年7月場所前の稽古師匠から頭を付け相撲指導受けて戸惑う様子伝えられたこともある。尾崎勇気からは「宝富士は、決し器用なタイプではありません。左四つのなり方にも、栃煌山双差しのような工夫無く立ち合い、左肩で当たると、ひたすら左を差しこもうとする動き繰り返すだけです」と、差し身うまくないという評価受けている。場所序盤出遅れる悪癖もあり、終盤に星勘定合わせるパターンがざらである。 2016年7月場所終了直後日馬富士宝富士進歩ぶりについて「以前気持ち弱く動き負けしていた。今はもともと持っている力に気持ちがついていっている」と評価この頃には左を差せない時のための小手投げ体得していた。2016年9月場所前の時点では、35木村庄之助が「小力というか腕力が強い。ただ、下半身硬いね。でも、これは直らないだろうな」と座談会感想述べている。2016年11月場所前の時点では座談会鳴戸(元大関琴欧洲)から「膝が曲がって背中丸くなれば、力的には大関ですよ」と伸び代期待されている。2017年1月場所前にお笑い芸人達によって行われた座談会ではビッグスモールンチロが「最近は押されなくなったというか地味に強くなっていますね」と評しており、はなわも「僕は同じ左四つ稀勢の里戦を見ていると、徐々に力を付けてきているなという感じがする。昔は全然、通用しなかったから」と分析している。2017年3月場所前の座談会では(元小結垣添)から「左四つ組んだ抜群の力を発揮しますからね。ただ、最近は対戦相手研究されて、なかなか自分の形にならせてもらえないですね」と明かされている。合い口を見ると、関脇以下では富士東北太樹といった相四つ力士や、豊響玉鷲のようなさほど動かない一直線突き押し力士に対して有利である。反対に逸ノ城のように巨体有する力士碧山などの怪力を誇る喧嘩四つ力士には不利であり、妙義龍嘉風と言った機動型の突き押し力士にも分が悪い30代半ばになって持久力衰え知らず2021年9月場所7日目には29歳となっていた翔猿長い相撲を取って音を上げさせて白星挙げている。これについて北の富士は、場所中でも朝に稽古場下りる伊勢ヶ濱部屋全体稽古量を高く評価している。35歳誕生日控え2022年1月場所中の時点でも、四股鉄砲などの基礎運動欠かさずに行うことから、若い頃変わらずパンパン張った体をしているのも特徴7月場所2日目でも敗れはしたがよく動く一山本付いて行く機敏さ見せた

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炎鵬晃」の記事における「取り口」の解説

ひねり王子」との愛称呼ばれるように、捻りが得意手。捻りであれば特に左右の区別なしに両方から捻り繰り出すまた、手下手も特には関係がないようであり、これまた両方から捻り繰り出す兄弟子石浦潜りこんで前ミツを取るのに対して炎鵬ひたすら動いて横から崩すのが特徴で、師匠12宮城野からは「絶対に止まってダメだ」と指導されている。 十両昇進当時から、体は小さいが圧力を掛けながら相撲前に出る正攻法であり、稽古場では石浦とも五分五分で、勝つことこそできなかったものの白鵬押し込むこともあった。新入幕時点では、足取り得意だ稽古土俵では特に足取りやらないという。 滅多に変化をしない力士であり、2020年3月場所中日阿武咲戦で変化した際には意外の意を示す報道見られた。 2020年1月場所初日取組では普段行わない張り手宝富士の腰を引かせ寄り立ててから、宝富士攻め返そうとしたところに下手投げ決めている。北の富士自身コラムで「よく考え抜いた思われる頭脳的な相撲は、力強さ感じさせた。この分では今場所もやってくれそうである」と称賛していた。同場所中日遠藤戦を見た14玉ノ井は「幕内経験重ね大き相手やることにだんだん慣れて動き良くなっている。左を差して投げ打ったり、前に出たり相手が嫌がる相撲を取っていることが今場所の成績つながっている」と分析した。 左を差してから頭を下げて右に付きながら抱え相撲必勝パターンである。2020年1月場所2日目取組では正代がこの必勝パターン封じて上手投げで土を付けた19朝日山2020年1月場所後の記事で、投げを打つときに地面に付くリスクいとわず頭を地面すれすれまで下げて遠心力利用する点、投げた後に廻し離してのしかかる相手躱す技術について触れている。 2020年1月場所13日目の阿炎戦では自分より約50kg重い阿炎右足両手取りそのままスクワット要領持ち上げて土俵外出している(決まり手足取り)。下半身の力を存分に使ったからこそ相手持ち上げることができたのである7月場所直前5月場所中止となった影響動き鈍くなっていると自ら分析していた。 9月場所7日目琴奨菊戦で敗れた際に花田虎上は「相撲覚えられてしまった。上下運動だけで相撲を取っている。左右動きもあると、相手怖がらせることができる。体重減ったというが、当たっていっているのでいい。ただ小さいので、上体高くなれば一発持っていかれてしまう」と話した巨漢力士パワーまともに受けると弱く2020年9月場所10日目逸ノ城戦で黒星喫した際はABEMA解説務めた熊ヶ谷から「炎鵬からした体力差が出てしまった一番。力技になかなか残せない」とポイント指摘された。 元小結舞の海秀平平成牛若丸)と同じ小兵力士なので取り口が似ていることがあり、その舞の海あやかって令和牛若丸)呼ばれる炎鵬の高い技術本人素質然ることながら、白鵬が持つ限り技術伝授していることによるところが大きい。また、部屋兄弟子石浦教わって筋力トレーニング行って鍛え上げた体幹特筆される白鵬専門トレーナーから教わったストレッチ磨き上げた柔軟性備わっている食事では好き嫌いが多い上に食が細く体重増えない点はサプリメントタイミング考えて摂取することで補っている。一方2020年3月5日放送の『櫻井・有吉THE夜会』での話によると大の稽古嫌いであるといい、ぶつかり稽古すらも角界入りしてから初め経験したという説もある。 2020年11月場所中、元朝青龍自身Twitterで「日本レスリング協会協力受けてレスリング足取り修行するべきだ」という趣旨つぶやき行っていた。同場所、相撲正攻法であるため相手相撲覚えられてきたこと、幕内上がった頃に99kgあった体重が92kgまで減ってしまったことなどを14二子山指摘された。花田虎上ABEMA解説でこの場所の様子について、動きが本来より鈍いこと、食いつく仕草見られないこと、大き力士抱えられてしまうことを指摘した

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取り口

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天風浩一」の記事における「取り口」の解説

基本的に突っ張りから左四つになって寄る相撲取り大きな体を生かした豪快な取り口が持ち味相手正対して左四つ組み止めて、どんどん前に出る。新入幕の際に、尾車は「左を差して右を抱え、腹を出しながら前に出る相撲は下に通用して上ではどうか。右上手を取って前に出てほしい。先場所のような相撲を取ってどれだけ通用するでしょう」と天風に対してハッパをかけた。良くも悪くもワンパターン左四つ相撲取りそのことから2016年9月場所後の座談会では錣山から「天風左四つしかないですね。突っ張って出て行くだけなので、十両通用して幕内では通じないのではないですか。上手も取らずに左が入ってそのまま出て行くだけです。膝も曲がってないです」と厳し評価下された天風自身2016年9月場所6日目から8連敗した相撲について「悪い相撲じゃないけど、腰が高いから力が入らない」と分析していた。腰痛もあって稽古量が少ないことから二所ノ関一門親方衆稽古場叱咤されることもあり、2015年9月7日連合稽古では、当時一門大関であった稀勢の里天風喝を入れるべく40分間続けて稽古相手になった

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取り口

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翔猿正也」の記事における「取り口」の解説

突き押し力士であるが、大抵は動いて相手翻弄してから土俵丸く使った末に引き技仕留める。動くと強い一方でまともに正面に引くとそのまま土俵割ってしまう。 幼少期から多くスポーツ競技経験して磨いた運動神経現役関取中でも特筆すべきもの。 十両土俵では体格差を突かれ負けることが目立ち2017年7月場所初日阿炎戦で突き出しにより勢い良く土俵下に落ちた際には「(負けて飛びましたね、土俵下に」と笑いながら自虐的なジョーク言った2017年7月場所中日明生戦で黒星喫した際には「今日は駄目な引きでした正面引いてしまった」と自らの相撲反省している。 蹴手繰り蹴返しも得意。 幕内昇進前の十両低迷していた頃に基本突き押し見直すと同時に体重増加着手。これにより十両昇進当初よりも確実に地力上がった2020年11月場所中のスポーツメディアの記事では「立ち合いは頭で当たって、脇を締めて低く前へ出る。決まり手はたき込みが多いのだが、前へ出る力があるからこそ繰り出す引きやはたきも決まるのだ」と評されている。 2020年9月場所7日目千代大龍戦では体格差に怯まず真っ向勝負仕掛けて白星得た。この相撲で見せた度胸北の富士勝昭からも評価された。 2020年9月場所で自ら切符買って観戦した杉山邦博は「翔猿には驚きました十両時代を知る者からしたら、全く別人出てきたようです」と評していた。 2021年7月場所7日目白鵬戦は出方ばかりを窺った挙句投了如く左を差し行って上手投げ敗れた相撲となり、北の富士勝昭から「あれは相撲じゃありません。あれは初切です」と酷評された。

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取り口

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錦木徹也」の記事における「取り口」の解説

得意手は押し左四つ寄り体格活かし吊り出し見せることもある。力強さ持ち味だがスピードは低い。立合い遅さについては2017年3月場所前の座談会甲山(元幕内大碇)が「皆さんご存じのとおり立ち合いが遅い。とにかく後手に回るでしょ。それをクリアできれば上でそこそこ勝てるんでしょうけど。本人意識しているんだけど、なかなかできてこない」と注文付けられている。とはいえその力強さは並のものではなく(元小結垣添)は「立ち合い負けしても勝つんですから、ある意味、すごい」と絶賛している。2016年11月場所前の時点では座談会鳴戸(元大関琴欧洲)が「ごつい体つき突き押しタイプやりづらいでしょうね」「(2016年の)春場所のとき、うちの部屋出稽古来て胸を出したけど、押す力はある。でも、四つ相撲全然だめだった。かいなの返し方とかまわしの切り方とか、その辺まだまだという感じだった」と感想述べている。押し相撲相手には押し相撲応戦するというより右を引っ張り込み左を差して対抗し、それを嫌われれば右のど輪放つ。脇が甘く簡単にもろ差しを許す一面もあるが、腰の強さでそれをカバーしそのまま抱え込んで対処する怪我少な力士であり、2017年11月場所4日目通算600連続出場記録。これには巡業中でもバス移動疲労押して朝稽古土俵に立つ熱心さや場所中でも毎日晩酌欠かさず行って体と心にゆとりを持つことが関係している。

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大栄翔勇人」の記事における「取り口」の解説

元々は四つに組んで半身になることが多かったが、遠藤スピード入幕果たした頃に師匠から助言受けて取り口を押し相撲変えた。取り口を変えたことについて詳しく説明すると、2012年3月場所で序ノ口優勝果たした際は左四つでも大相撲通用する考えていたが、新序二段として迎えた同年5月場所2番相撲で当時35歳だった白乃龍と対戦し、左の相四つ大相撲黒星喫したことから突き押し転向したという。以来突き押し武器としている一方立合い下半身改善余地がある。 2016年3月場所前の座談会では、浦風(元幕内敷島)から「力強さ出てきた」と評され振分(元小結高見盛)も「地味ですけど突っ張りもいいものを持っていますよ」と話した突き押し力士として純度はあまり高い方ではなく2016年9月場所前の座談会では35木村庄之助からは「大栄翔もよく分からないな。いいとき突っ張りがあって、いい相撲を取るんだが」と残念がられているが、一方でもともと四つ相撲主体であったためか「立ち合いきれいだね。遠藤にしろ、大翔丸にしろ、この部屋力士はきちんと両手をつくし、いい立ち合いをするよ」と高評価受けている。2017年山根千佳コメントによると、メンタル面角界でも上位であるという。 2020年始め八角理事長時事通信相撲記者若林哲治と対談した際、大栄翔について「馬力はついてきたけど、まだ腰が入っていない」と指摘してくたくたになるまで稽古して足腰入れて押すことを覚えるようにと話している。 2020年7月場所の相撲見た武蔵川は場所後に「まわしを取らせない押し相撲徹している」と評価された。 2021年1月場所後の報道によると、新型コロナウイルス感染拡大防止観点から出稽古禁止されている中、関取の多い追手風部屋部屋での稽古相手恵まれたのが優勝要因であるという。 2021年2月協会公式YouTubeチャンネル測定したところによると握力は56kg。 稽古では仲の良い阿武咲貴景勝の胸を借り互いに競い合っている。 2021年11月場所2日目照ノ富士土俵際まで追い詰めてあと一歩のところまで大善戦した一番については、一部報道から立合い先手取って強く当たり、後退させて相手の上体を起こす力相撲評価されている。 右のど輪出足照ノ富士から白星を稼ぐ武器として知られるが、2022年7月場所前に北の富士から、時には差し手返して寄って出る相撲覚えるのも良いではないかと言われている。

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鏡桜秀興」の記事における「取り口」の解説

左上手を得意とし、引いてからの出し投げ崩しておいての寄りと、強烈な上手投げがある。一方で馬力出足にはそれほど優れず巨漢速攻相撲には弱い傾向にある。負ける時は大抵寄り切り押し出し思い切り土俵外に出されてしまう。この点は幕内昇進遂げ体重適度に増加した時期にはある程度克服伺えた。重心が低いため投げ引き技仕留められることはそれほど多くないそのまま突き切ることはまずないが、突っ張りも得意である。

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欧勝馬出喜」の記事における「取り口」の解説

協会公式プロフィールによると、得意手は押し・いなし。頭をつけて左前褌右筈でじっくり攻めるのも武器1つ

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出羽ノ龍和希」の記事における「取り口」の解説

アマチュア時代四つ相撲だったが、大相撲入門後は部屋兄弟子である御嶽海目標として押し相撲主体変えた序二段時代2020年3月場所では、もろ差しから寄り切った取組があった。

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島津海空」の記事における「取り口」の解説

得意手はもろ差し寄り新十両会見において18放駒前に出る力とスピード長所として挙げぶつかり稽古でよく胸を出した兄弟子松鳳山存在十両昇進射止めた要因として指摘した

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髙立直哉」の記事における「取り口」の解説

200kgを超える体重活かした突き押し持ち味であり、十両昇進した時期にはこの突き押し活かしていた。引き技など小手先走らず押し切る相撲多かった。しかしX脚と体重のため足腰脆く手先で押すような突き押しであったため、引き技による黒星も非常に多かったとりわけ土俵際での突き落とし弱く相手土俵際追いつめながらの逆転負け目立った。また突き押し以外にこれと言った武器無く組んで寄り勝つことも稀であった

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東白龍雅士」の記事における「取り口」の解説

俊敏さ生かした突き押し相撲持ち味で、目標とする力士阿炎アマチュア時代体力温存のため多用していた立ち合い叩き悪癖となっており、その克服課題とされている。実際初土俵2019年5月場所から2020年7月場所までの36勝のうち、15番決まり手叩き込みであった新十両昇進の際に師匠玉ノ井スピード評価し千代大海のようにどんどん前に出て回り込むセンス認めた一方でもっと体大きくすべきだと注文付けた本人認めているように、廻し取られたら自分相撲にならない

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琴恵光充憲」の記事における「取り口」の解説

得意技押し左四つ寄り軽量から2016年頃までは攻め切れない場面目立ち土俵際網打ちでの逆転を図ることも比較多かったが、2017年頃から速攻相撲徐々にみられるようになった2019年5月場所9日目の栃煌山戦では、もろ差し得意な栃煌山に対して逆にもろ差し狙った結果押し出し白星)。 2020年3月場所終了時点では十両以下の取り組み含めて網打ちによる白星を7個記録している。7月場所3日目明生戦では、土俵際ギリギリまで寄られながらも片足つま先立ちで耐えつつ逆転の上投げ決め粘り強さ見せた

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一木隆冶」の記事における「取り口」の解説

入門2年目2017年1月場所では、12日目の竜勢戦で居反り決めている。居反り決めた後の取材では「この技は初めてです。自分でもびっくりしました」「相撲の型はまだ決まってない」とコメントしている。

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琴ノ若傑太」の記事における「取り口」の解説

右四つ組み止め恵まれた体格活かして寄る師匠・父の初代琴ノ若譲りの取り口を基本とするが、リーチ活かした押し相撲も得意手とする。一方師匠からは新十両新入幕の際、相撲大人しい評され立ち合い厳しさ攻め相撲が必要と指摘されている。 非常に体質柔軟であり、2020年3月場所対戦した千代大龍は「かち上げにいったけど柔らかくて捉えられなかった。白鵬みたいな感じ白鵬関に失礼だけど、白鵬関の次くらいに、当たって押し込めない」と感想述べていた。一方15武蔵川によると、下半身祖父琴櫻譲りというのか硬いという。 部屋兄弟子琴奨菊は「琴勝峰力強さ琴ノ若柔らかさ欲しい」とその才能羨んでいた。 2020年7月場所の相撲見た北の富士勝昭は「父の琴ノ若より相撲速さでは、はるかに勝っている」と評した出足14秀ノ山から伝授されており、2021年7月場所中は立合い強さ注目集まった一方2021年9月場所中に8代尾車は、頭から思い切り当たるなど立合いがむしゃらさが必要だ指摘している。 2020年9月場所番付発表の際には「上に上がるにつれて簡単に自分の形にならせてくれませんし、稽古をしていて四つだけじゃ上がっていけないなと思って四つになるための押しだったり、逆四つでも相撲を取れるようにと頭に入れていってますね」と、柔軟な取り口を意識している旨を語った。その9月場所2日目には押し相撲大栄翔押し出しで破る活躍見せ押し出し敗れると予想した北の富士感嘆させた。 2022年3月場所中に花田虎上自身コラムで、気持ち表情表れにくかった父の初代琴ノ若異なり闘志が顔から伝わる点、廻し切り方二本差され時の対処優れる点を指摘した。同場所11日目自身より体格の劣る貴景勝(自身身長188cm・体重165kgであるのに対し貴景勝身長175cm・体重163kg)に対して立合い張りながら右に変化した相撲見た相撲ファンから、メンタル面など前途を心配する声が上がった一方5月場所では、初日貴景勝勝った1番を指して花田虎上コラムで「心技体の『心』が強くなった」と評される2日目正代戦で土俵際右足一本残り正代突き落とし破った1番に関して指導係の13粂川から「(相撲が)良かった。(相手は)押しづらいんでしょうね。落ち着いているし慌てていない」と評価されるなど、精神面評価される相撲目立った8代尾車2022年7月場所中の自身コラムで、懐の深さと体柔らかさ水戸泉ばりだとしつつも、がむしゃらに出る水戸泉異なり相手によって相撲変える引き出し多さがあると評している。

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取り口

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芳東洋」の記事における「取り口」の解説

44歳という年齢ながら、得意の右四つの型に持ち込め関取相手通用する得意の力相撲発揮できる長身ありながら腰高ではなく寧ろ低く構える型が備わっており、それ故左上手も取りやすい。左上手を引き付けて腰を落とし胸を合わせた体勢から出る相撲芳東の勝ちパターンである。だが立合い鈍く当たりも甘くなりがちであるため幕内ではなかなか廻し取れず負けるときは引っ張り込む悪癖乗じられる場合が多い。長いリーチ活かして遠距離から突くことで手堅く相手後退させる相撲見せる。

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玉鷲一朗」の記事における「取り口」の解説

長身で懐の深い体型ながら、四つ相撲ではなく基本的に突き押し一本勝負している。玉鷲概して柔軟性欠け体質をしており、とりわけ下半身固いため先代片男波(元関脇玉ノ富士)は四つ相撲では大成しないだろうと考えたとされている。しかし足首柔らかく足首柔らかい長身で足の長い玉鷲重心が下がり膝も曲がる。股関節固い点は逆にバネ瞬発力生む要因となっている。入門当時廻し取りたがって玉鷲に対して先代耳に胼胝ができる程に一方的に前に出るように言い聞かせた先代考えは現師匠片男波親方(元関脇玉春日)にも引き継がれており、稽古場四つ組もうとすると、師匠その時点で取組をやり直させるというほど、徹底した押し相撲指導されている。 長身だけあって突き押し決まったときの威力は強いものがあるが、立合い必要以上に頭を下げて窮屈そうにぶつかっていくことも目立つことから、舞の海秀平は「押し相撲ではなく廻し引いて四つ相撲のほうが彼に合っているのではないか」とNHK大相撲中継解説においてたびたび評している。大至伸行2014年3月場所前の座談会で「頭で考えタイプかなと。もっと思い切りの良さがあっていい」と心理面頭脳面を分析している。鳴戸2016年11月場所前の座談会で「右差し相手に対しての左おっつけ強烈ですね。小手投げも強い」と評している一方で「右を差しに行くとおっつけられるけど、左から差そうとするとおっつけが左ほど強くはないから、中途半端な右四つ組んでしまう」と指摘している。2017年5月場所13日目に白鵬敗れた際には「相手にうまくやられた感じがする。張られてから組む形で何度も負けているから、分かっていたはずなのに」と自分負けパターンについて話している。それ以前までは立合いできちんと手を付かない傾向にあったが、2016年9月場所から親方衆指導などによって立合い著しく改善され、低い当たりから一気突き放す相撲で9月場所11月場所連続して10勝5敗の好成績挙げている。 最近では突き放す相撲加えて引き技時折決まるようになっており、前述豪栄道戦などでもとっさに叩き打って決まることも多くなってきている。最後の手段として小手投げもあるが、上位には効かない本人認めている。しかし小手投げ下位力士にとっては脅威であり、2018年7月場所では琴奨菊千代の国の2名が玉鷲小手投げにより右腕負傷翌日より休場追い込まれている。ただ、小手振ったところを堪えられ上体起きるのは玉鷲相撲中でも悪い内容相撲であり、2020年7月場所7日目炎鵬戦はその好例である。 2017年5月場所前の朝日山(元関脇琴錦)の論評では、それ以前まで仕切り線から5cm離れていたところで手を付いていたため、踏み込んで手を出そうとしたときに相手踏み込まれるため、自分手を出そうとしたときに重み乗らない状態で立つことが多かったというが、2016年11月場所からは仕切り線ギリギリで立つようになったため成績上がったという。同じ論評朝日山は、玉鷲のように体に恵まれた力士手を出すだけで相手重みが伝わると説明している。そして今後相撲取り方に関して朝日山は「相手によって立ち合いを、頭でいったり、もろ手突きでいったり変えていますが、どんな相手であっても頭から当たれば、もっと威力増しますもろ手突き相撲で大成をしたのは、私の知る限り、曙と錣山親方(元関脇寺尾くらいしかいません」「もう一段立ち合い威力を増すためにも、相手変化怖がらず、肘をバネのように曲げながら頭から激しく当たってほしい。そして、バーン当たった瞬間弾けるのです。その勢いで二発目、三発目の威力倍増します。そうすることで、玉鷲持ち味である長いリーチ、重い突っ張り生かされます」「リーチ長いので、一発一発の手の引き、戻り早くしてほしいです。それが遅いと手繰られてしまいます。つまり、弾いて戻る、攻めて戻る、という感覚です。そうすることで、さらに一発突き放せます」とアドバイスしている。 NHK大相撲専属解説者北の富士勝昭は、「30歳越えてから力が増してきた、かなり珍しいパターン」と評している。30代になって力を付け要因として、熱くなりやすい性格改善され冷静に取れるようになり、肝心なところで上半身硬くなったり脇が空いたりしないようになったことを指摘する分析もある。幕内最高優勝果たした際の記事では、尾車稽古甲斐があって張りのある体をしていると指摘した2019年1月場所10日目錦木戦が好例となっているように、間髪入れず低く攻めて相手反撃余地与えない相撲持ち味であり、同日支度部屋テレビ中継見ていた千代大龍が「二の矢早い攻め早い分、相手土俵際残せない」と解説していた。2019年3月場所前に14二子山自身コラムで、高い実力持ちながら初優勝まで時間かかった要因として、「上位は強い」というイメージ長年持っており自分もやれると気付くのが遅かったのかもしれないと、玉鷲考え方についての私見述べている。 2021年7月場所3日目英乃海戦の取組直前にこの日のABEMA大相撲中継解説していた大岩戸から「年齢重ねても体の張り衰えないですね」と評され、この1番でで幕内500勝目挙げた際には「最近、頭で当たるのが定着してきたんですよね。ただでさえ突き押しが強いんですけどプラス頭から当たれるというのは最高の武器ですね」と解説された。2022年7月場所中に花田虎上自身コラムで「常に前に攻めながら対戦相手によって攻め方に強弱つけられる」と強み評価している。

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琴勝峰吉成」の記事における「取り口」の解説

押し相撲四つ相撲どちらでも相撲取れ万能力士恵まれた体格生かした突き押し威力十分で、柔軟性もあり土俵際粘りにも定評がある。四つでは右四つ得意だが、胸が合えば左四つでも十分に取れる。 2020年新入幕時点では突き押し四つどちらかに絞ることは考えておらず、「押すにしても組むにしても自分から攻めていきたいその時流れ大事にしていきたい両方磨いていけたら」と"二刀流"を宣言している。 師匠第13代佐渡ヶ嶽は「体が大きいぶん、右を差して投げ打ったりするのがですね。そうじゃなくて腕を返して前に出るという。そういう四つ相撲育ててそういう形をつくっていきたいなと思っていますね」と四つ相撲取り手としての大成望んでるが、「あの体で突き押しというのはものすごくいいものを持っている。私も先代師匠からですね、上背があるし、手が長いし、体も柔らかいんだから、懐が深いんだから。だから突っ張ってから自分四つに組むがいいんだぞと私は教わった。それを琴勝峰にも教えていきたい思いますよね」と、突き押し交えた取り口を理想としている。 2020年7月場所の相撲北の富士勝昭は「足腰良さは、白鵬若い頃のようでもある。立ち合いから積極的に前に出る取り口も魅力的である」と評した。同場所4日目髙安戦の様子北の富士は「私なら仕切っているうちにビビっていただろうと思う。大したものだ。恐れ入った若者である。この落ち着きはいったい何だ無駄な動きが全く見られないのは驚くばかりである」と賞賛した。 2021年1月場所前に花田虎上自身コラムで「本場所土俵でも稽古しているといったところです」「本場所土俵でも修正できるのがいい力士」と評していた。 2021年1月場所相撲15武蔵川は「後ろ下がってしまい、ほとんどの相撲で膝が中に入っちゃっているんだよね」と指摘しており、身長考えれば体重は180まで増やして良いアドバイスした2022年5月場所7日目若元春戦では若元春の勝ちと北の富士見誤るような攻め込まれ相撲ながら、驚異的な足腰強さから繰り出したうっちゃりにより軍配差し違え勝っている。 2022年7月場所前には、がっぷりにならず下から攻めたい旨を語っていた。

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取り口

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 17:59 UTC 版)

勢翔太」の記事における「取り口」の解説

身長195cm、体重167kgという白鵬とほぼ同じ体格をしており、右差しと上手からの左前ミツという型が勢にとって理想差し手である。秀ノ山(現:朝日山)はこの取り口に関して正攻法相撲であり幕内中位では十分通用する」と評価しながら「白鵬真似て左足引いて引いた足から立つが勢は足首固いから同じよう低く鋭く立つことはできず、前ミツ取れず後退するしかなくなる」と指摘しその上で長身手足長さ、体のバネ活かして立ち合いから数発上突っ張りで体を起こしながら距離を詰めるべきだ。そうすれば四つ身強さ、右からの下手投げ生きる」と解決策提案している。 また、右小手投げ強く2016年5月場所5日目鶴竜戦と同年7月場所10日目照ノ富士戦で右小手投げ勝負決めている。この強さ背景には本人の熱心な稽古態度がある。 2017年3月前の座談会甲山(元幕内大碇)は「ただ、皆さんが言うようにやっぱり左手使い方ですよ。どうしても右下手からの攻めすくい投げそうですけど、右一辺倒なんで本人意識はしているんでしょうけど、そこが課題ですね」と話している。 懐が深いため引き技もよく決まり2017年5月場所13日目に勢に叩き込み敗れた宇良は「まあうまくいなかったです。(上からはたかれて)あれはもう無理ですね。大きかったです。いや~大きく感じましたかなわないな」とコメントしている。 2017年インタビューでは「とにかく僕はまわしを取らない話にならない、得意の右をさせなくても、最近は右上手でも取れようになったんです。立ち合いの当たりも重くなったんですかね、押されることが少なくなりました。ずっと筋トレ続けているので、その効果なのかもしれません」と自身相撲ぶりを分析している。それと同時に「あとはちょっとした技術経験。巧さというか言い方悪いですけど"ずるさ"というのかな。何気ないことでも、相手の嫌がるようなことをしたいですね。まともに当たって押す、引く、投げるだけではなくもっといろんな工夫をしないと。例えば押すときでも、相手の嫌がる位置に手を置きながら押すとか」と自分相撲に関する今後抱負述べている。 2018年1月場所7日目取組後の支度部屋では「もっと足に力を入れないだめです」と加齢による足腰筋力低下立合い甘さ自覚しているとも取れコメント残している。 時間一杯になると小走りで塩を取りに行く。これは十両上がった時から取り入れているルーティンである。

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取り口

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 14:50 UTC 版)

松鳳山裕也」の記事における「取り口」の解説

立合い諸手突きから突き押し基本相手懐に入るそのまま突き切ることが松鳳山の型である。元和歌乃山は2014年3月場所前の座談会で「当たる角度良いから相手起きる」と技量裏打ちされた当たりの力強さ評価しており、「突っ張ってスパッと二本入る」差し身良さについても話していた。一方で大至伸行は同じ座談会で「突っ張っているときに少し顎が上がり気味で、それを直せばもっと突っ張り威力が増す」と指摘していた。他に、大型力士相手であってもまともに寄りたててねじ伏せる相撲も得意である。 立合いで手を付かないことが多く2016年10月28日行われた土俵祭りの後に師匠二所ノ関友綱審判副部長から注意受けた2016年11月場所前の座談会では鳴戸(元大関琴欧洲)が「松鳳山四つ相撲になっちゃったのかな。前は突いたりしていたんだけど」と言っており西岩(元関脇若の里)も「右からの上投げ強いですね。そうは言ってもいちばんの持ち味突っ張りですから、突き押しをもっと磨いてほしい」と話していた。2017年3月場所前の座談会では竹縄(元関脇栃乃洋)が「投げ方うまいですよね。足を寄せてから投げるのはこの人独特じゃないですか」と評していた。2017年3月場所中日稀勢の里戦を終えた際の「大体の人はもろ差しになった勝てるのに。いやあ、重かった」というコメントから、四つ相撲取り手であることを本人暗に認めている。 軽量のため格上相手であればもろ差しになってもたつく負けることがあり、2017年1月場所3日目日馬富士戦で金星獲得した際には「(2本)入ったら走るしかない投げられても良いから前に出よう思った」と前日鶴竜前に出られ負けたことを反省するコメント残している。裏を返せばこの金星例のように攻め早ければ横綱クラス力士にも対抗できる合い口を見るに宝富士のような左の相四つ豊響豪風といった押し一辺倒力士には有利であるが、碧山栃ノ心のようなパワー型の右四つ力士妙義龍嘉風といった機敏な力士には不利である。2017年7月場所は5秒以内終わった相撲15番7番、3秒以内終わった相撲15番4番であった一方で10秒以上かかった相撲が6番と、相撲速い面もあれば遅い面もあると言ったところである。後述通り上位陣を立て続け負傷させたこともあるが、2017年9月場所の相撲ぶりを見て武蔵川(元横綱武蔵丸)は場所後のコラムで「『ちびっ子ギャング』という割には根性今ひとつないんだよな(笑)。若い相手などにはにらみつけてガッツ見せるんだけど、日馬富士とかの上位にはやらないんだもん。上位陣にこそもっと見せてほしいんだよ!」と注文付けている。2017年11月場所前の二子山(元大関雅山)のコラムでは、貴景勝と共に叩き巧い力士として名前が挙がっており、同年9月場所12日目と13日目を豪栄道連敗したのはこのように叩き巧い力士との連戦であったからと二子山解説している。張り手強く2017年11月場所2日目には元大関照ノ富士が「くらっときた」と、この日の取組松鳳山食った強烈な張り手振り返った雑誌相撲』の2018年3月場所幕内特製番付では「34歳ベテランながら回転速い突っ張りモロ差し速攻は、まだまだ健在だ」と寸評書かれている2019年11月場所は連日張り手繰り出しベテランらしからぬその激し相撲AbemaTV解説務めた旭道山から絶賛された。2019年には35歳になったが、運動量持久力幕内随一で、炎鵬にも負けないスピードを持つ。2019年7月場所中には自分スピードNo.1思ってますから。それに(炎鵬より)嘉風関の方がよっぽど速いですよ」と話していた。2016年四つ主体相撲であったところから一転2019年には動き回る突き押し力士として本領戻ったといえる2021年11月場所中にABEMA大相撲中継解説務めた花田虎上は、腰高なのでもっと基本忠実に下から攻め相撲を取るべきだと注文付けている。

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取り口

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 16:52 UTC 版)

琴奨菊和弘」の記事における「取り口」の解説

左四つの型を持ち、左を差し右上手を取りがぶり寄り相手一気寄り切るのを得意とする。上手が取れなくても右からのおっつけや右で抱えて相手の左差し封じながら寄ることもできる。そのがぶり寄り威力尾崎勇気(元関脇隆乃若)が「まわしを取らず抱え込んだままがぶる力士過去にいなかったのでは」と評するほどのものである。このがぶりは入幕からしばらくした頃ある場所の把瑠都戦でたまたま出たことがきっかけで得意技となったという。 一方立合い頭を下げて突っ込むことが多いため、立合い変化にあっさりと屈してしまうことがある大関陥落し一場所での復帰目指し2017年関脇として出場した3月場所では14日目において「陥落直後の場所での勝ち星10勝以上」という復帰条件のなか8勝5敗と後が無いなかで大関照ノ富士立合い変化を受け叩き込まれ負けてしまい、大関復帰逃した普段立合い変化をしない稀勢の里でさえ2016年3月場所9日目の取組では立合いで右に動いて突き落としで勝ち、そのことについて稀勢の里2016年9月場所前の雑誌インタビューで「意識の変化というより、60回以上対戦してますからそういう中でのことだと思いますよ」と語るなど、良くも悪くも猪突猛進相撲であることが認知されている。相手見ずやみくもに突っ込む立合いであると批判する者もおり、元黒姫山などは2017年3月場所14日目に照ノ富士立合い突進を躱されて黒星喫したことに関して一部で『ヘイト』などと叫ばれているが、それは的外れな問題だ」「琴奨菊立ち合い見れば相手からすれば当然、勝つために考え得る作戦だ」「過去には稀勢の里琴奨菊に同じことをやっている高安決めている。しかし、その後そういった反省生かされていない。だから大関復帰必要な10勝以上の星を挙げられなかった」などと切り捨てている。 廻しを取ることが苦手な力士でもあり、元文放送アナウンサー坂信一郎2014年11月場所前の座談会で「廻し引かず圧力任せてがぶるのでは安定した成績残せない」と指摘している。他にこの座談会では元テレビ朝日アナウンサー銅谷志朗が「廻しをしっかり取っていれば土俵際逆転負けを食うことも無い」と話してもいる。 右を抱え相撲結果として上述のように右大胸筋断裂重傷負い師匠佐渡ヶ嶽も「右を抱えるのは危険」と判断して右四つ稽古指導するようになった差し手取って相手正面置かないと脆い部分があり、2014年7月場所千秋楽取組終えた琴奨菊自らが「負けた相撲全部相手を)正面置いていない」と場所を総括しつつ12勝3敗で優勝逃した要因を口にしていた。右四つ相撲模索していた時期もあったが左上手を取る相撲というのは本領ではなく2017年5月場所前の相撲雑誌記事では西岩(元関脇若の里)が同年3月場所11日目の勢戦に関して「なぜか、立ち合いから左上手を取りいきましたけど、あれは失敗だったんじゃないですか。苦しい時こそ、自分積み重ねてきた相撲信じて取った方がいいと思いますね。後悔してもしきれないですよ」と話している。 それ以前前に出て馬力相手持って行き悪くしても落ちず渡し込み決めることもあったが、大関陥落喫する数場所前から前に落ち場面や足がついていかない場面多くなった。2017年5月場所5日目照ノ富士戦で黒星喫した後に「立ち合いからの流れよかった?勝ち切る力がない。もっと集中力高めないと…」と、自ら馬力低下認め発言行っている。それでも2018年1月場所12日目のように、腹を突き出して前に出ながら腕を抱えると貴景勝のような押し相撲力士に対して有利に立ち回れ様子見られた。平幕陥落後は動き改善されており、2019年3月場所10日目阿武咲戦ではがぶり寄りで若い動き見せていた。AbemaTV解説をしていた旭道山は「えーっていうぐらい若い」と、その動き良さ大きな声を出していた。2019年11月場所9日目の炎鵬戦では投げ決めきれない相撲見られ体力低下うかがえた。 投げられた時などの受け身の上手さには定評があり、転がる必要がある時に理せずに転がることが長く現役続けられる要因となっている。2010年代後半になって転がって受け身を取ることが下手でそのような稽古積みたがらない力士が多い中では特筆される現役時代相手の取り口をノートにまとめる熱心さがあった。

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