双葉山定次とは? わかりやすく解説

ふたばやま‐さだじ【双葉山定次】

読み方:ふたばやまさだじ

[1912〜1968力士。第35横綱大分県出身本名、龝吉(あきよし)定次。優勝12回、69連勝達成引退後年寄時津風となり、日本相撲協会理事長務めた。→第34横綱男女ノ川(みなのがわ) →第36横綱羽黒山


双葉山定次 ふたばやま さだじ

双葉山定次の肖像 その1

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双葉山定次

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/09 01:07 UTC 版)

双葉山 定次[注釈 1](ふたばやま さだじ、1912年2月9日 - 1968年12月16日)は、大分県宇佐郡天津村布津部(現:大分県宇佐市下庄)出身で立浪部屋に所属した大相撲力士。第35代横綱位階従四位。本名は龝吉 定次(あきよし さだじ)[1]




「双葉山定次」の続きの解説一覧

双葉山定次

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 04:34 UTC 版)

山本照」の記事における「双葉山定次」の解説

1939年1月15日春場所4日目に双葉山定次が安藝ノ海節男敗れて69連勝ストップした時の実況担当和田信賢だったが、実況席控え山本もいた。双葉山負けるという番狂わせ和田目を疑い、「双葉山確かに負けましたね?」と問いかけられた山本は「うむ」と唇をかみしめ悲痛な表情でうなずくのが精いっぱいだった。 この連勝ストップ大一番は、安藝ノ海双葉山右足外掛けとばしてから双葉山が右に大きく振ったので、安藝ノ海掛けた足が外れたが、それから右足を軸にしてこらえた安藝ノ海が体を浴びせて双葉山を倒すという展開だった。ところが動転していた和田決まり手判断できず、とっさに山本実況交代頼んだ場内どよめきの中で山本は、もともと双葉山左足が弱いという印象から、「安藝ノ海の右外掛け」と判断して放送した自席前にいた彦山光三も「照さんやっぱり双葉山の)左だな」と言うので見解一致していた。そのため号外ラジオ新聞そろって双葉山左足外掛け」と報じたが、後日ニュース映画を見ると右足掛かっていたことが判明する山本が「一世一代間違い生じた」と後に振り返ったのに対し彦山山本からの電話でこの事実聞いても「レンズと言えども確と言えんよ」として自説曲げなかったという。 双葉山引退し年寄時津風襲名してからは、山本とも懇意であり対談もすれば酒を飲む機会もあった。山本熊本放送放送部長だった1948年時津風熊本訪れた際、「私の相撲で最も良かったのは?」と問われ山本が「13年1938年)夏の玉錦戦」と答えた。これに対し「実はあの時玉関はずいぶん弱っており、立ち上がった私がドンと押すと、玉関土俵飛び出しそうになったので、慌てて引き戻した」と時津風答えたことに唖然とし、この熱戦演じた双葉山凄み改め感じたという。

※この「双葉山定次」の解説は、「山本照」の解説の一部です。
「双葉山定次」を含む「山本照」の記事については、「山本照」の概要を参照ください。

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