取り口などとは? わかりやすく解説

取り口など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 06:07 UTC 版)

常幸龍貴之」の記事における「取り口など」の解説

下位時代には出足活かして突っ張る相撲や力に頼った小手投げを得意としていた。新入幕以降徹底した四つ相撲操りがっぷりになって慎重に勝機を窺った上で寄るか上手投げ仕留める型を見せた通常合理的でない深い位置の上手を取ることが多いが、体を入れ替える技術投げ上手くつなげる。だが新入幕前に腰を痛めて以降思うよう相撲取れずそれ以前まで得意としていた突っ張り小手投げ影を潜めていった。特に2013年3月左足首を痛めてからは2013年11月場所前まで稽古ままならない状況続いており本場所には痛み止め打って出場していた。2018年9月場所で十両戻ったあたりでは、全盛期よりも簡単に土俵を割る相撲増えた

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取り口など

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逸ノ城駿」の記事における「取り口など」の解説

192cm(公称師匠の湊親方は193cmまで伸びていると主張)、最重量時は230kgの巨体であることに加えて太もも周りが92cmを記録するなど太い下半身持ち合わせており、体格活かした右四つを得意とする。右を差して引きつけ、胸を合わせた際の威力が高い。一方で親方逸ノ城について「まだまだ差し身に気を取られ過ぎ。左上手を取ってから、『いつでも差せるぞ』という形にならないとね。立ち合いをもっと速くするのが課題かな」と今後の課題述べている。新入幕会見で湊親方立合いでのスピードや横への動きへの対応など課題挙げていた。新入幕後には巨体見合わぬバランス感覚任せた残り腰や突き押し対す耐性などの守り固さ変化叩きなどの機動力策士ぶりが注目されるようになった2014年9月場所中日には右で首を巻いての上投げ対戦相手隠岐の海360度振り回し裏返す勝ち方を見せており、その日取組NHK中継ゲストとして観戦していたやくみつるから件の上手投げを「逸ノ城スペシャル」と名付けられ称賛されたこともある。同場所前の出稽古では鶴竜白鵬の2横綱相手に何もできなかったが新入幕初日から連勝続け白鵬4日目朝の時点で「高見盛タイプだね。稽古場弱くて本場所に強い」と評している。。 遠藤のように突っ張って左四つになる力士が苦手だとして、2014年11月場所後に左四つ勉強をしたいと話した新関脇になってからは上体起き弱点露呈し2017年1月場所9日目の取組後に蒼国来が「(逸ノ城の上体を)起こしたかった。三役一回やってみたい。自分厳しく(やる)」と逸ノ城弱点を突く相撲狙っていたことを話すなど、上体起き弱点突かれることが何度となくある。2015年3月時点では典型的に相撲が短い力士であり、右四つ左上手になればすぐに相手下す一方で自分の型にならなければあっさり負けてしまう。2017年1月場所前の時点では減量したことで圧力落ち攻め速さ厳しさ失われており、お笑い芸人のはなわとチロ座談会指摘している。同じく2017年一部報道では、足腰痛めているため当初のような身軽な動き期待できず、離れられたり立腰になっているところを潜り込まれたりすると弱いという点が目立つようになった、と伝えられている。上背があるため肩越しの上手を取ることもでき、2017年11月場所12日目の豪栄道戦で勝利を収めた相撲などはその典型であった2018年1月場所は、山根千佳論評によると、体重落とした影響出し投げや横の動き冴え渡ったとされている。 2019年に入ると突き落とし叩き込み武器とするようになり、同年3月場所勝った14番中6番が叩き込み3番突き落としであった。だが、こうした引き技は他に適当なものがないため便宜上決まり手付いているに過ぎず実態としては「押しつぶし」とも言える体重任せて地面這わせる内容である。2019年4月春巡業中の日刊スポーツ記事では「異次元ともいえる取り口」と評された。7月場所4日目宝富士戦では体格生かした張り手を計6発放って押し出しで破るなど、本来の四つ相撲とは違う相撲見せている。これは四つ相撲一本では相手研究されたと痛感したため新境地求めた結果であった2021年9月場所前の報道によると、稽古態度に関して合同稽古常連」と評されている。 石浦監督は、稽古不足で体重過多になりがちな逸ノ城個人向けてではないが「四股すり足嫌というほど繰り返すなど、基本稽古くたくたになる。その上で体が要求するまま、食べたいだけ食べれば当然ながら眠くなります眠くなったら眠りたいだけ眠る。こんな健康的な生活はありません。」とアドバイスしている。基本的に抱え相撲はあまり行わない逸ノ城取り口背景にあるのは高校時代石浦監督から受けた技術指導であり、足腰強さ頼って無理に残さず転がるべき時には転がること、抱えずに差すことを教わっている。

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取り口など

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千代丸一樹」の記事における「取り口など」の解説

弟の千代鳳概ね同様の突き押し千代丸の型であるが、立合いからの諸手突きを得意としており弟よ若干突き押し徹した傾向がある。下位時代には反り腰の癖が祟って丸い体型活かせ突き押し甘くなりがちであったがそれを解消したことで関取昇進を掴むことができた。また稽古嫌いでもあり、九重からは新十両昇進会見で「自分から稽古をやろうとしない。弟がいたから上がれた」と辛口の評を下され稽古嫌いであることを明かされた。同じ場にいた本人もそれを自覚しており「弟が先に上がって焦り負けたくないという気持ちもあった」と千代鳳対す競争心語った2017年13日目の支度場所では幕内2年半ぶりに勝ち越し要因について「四つ相撲変えて引く相撲少なかったから。四つになったら、引きようがない」と自己分析していた。的が小さく巨腹をあてがいづらい小兵力士には弱く2019年になってもその傾向変わらない。 塩を撒く量は少なくソップ型ありながら大量の塩を撒く照強とは好対照2021年2月協会公式YouTubeチャンネル測定したところによると握力は35kgであり、企画参加者17人中最下位であった(1位は宇良の100kg超、最下位から2番目の松鳳山は54kg)。進行担当音羽山が思わず本気を疑う測定値であった

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輪島大士」の記事における「取り口など」の解説

大相撲入り以降右四つでも左四つでも取れようになったが、日大時代右四つ取り手であった輪島がっぷり四つならないので右差しでも左差しでも体の動き自由度変わらず、それは輪島幅広のやや前すぼみの肩という体型由来しており、体型的に胸を合わせる四つ身の型にはなりにくかった輪島左下一本でも引き付けて肩を密着させてくるので、体を開いて投げ打って対抗することもやりづらかった。怒り肩をしていたため、有効身長実際身長比べて高かった。。 輪島下手投げ投げ打ち返し動いてくるところを小手投げのようにしたり引きずるようにしたりして投げるものではなく、腰の力を利用して土俵真ん中からいきなり投げて相手裏返す凄まじい威力のものであり、輪島現役時代に「下手投げ上位では効かない。だから悪い手だ」という常識に対して下手投げでも、根こそぎ投げるから構わないと言い放ちその通りにしてきた。左からの投げ下手投げ限らず上手投げ掬い投げ小手投げ強かった寄り足はお世辞にも速いと言えなかったがすり足徹底されていたためうっちゃりによる逆転を許さなかった。差せば腕を返し押せば押し上げおっつけ絞り上げるなど、出る時に力を下から上へと加えたため、吊り身でなくても相手浮かせることができた。逆にうっちゃりがないため、立合い失敗して一気土俵押し込まれた時が最大弱みになった立合い称賛されることは少なかったが、横綱昇進直後記事では概してゆとりある幅の広い立ち合いをしており、立ち合いがずれても抜群足腰おかげで甘さにつながらず、相手を見ながら前さばき押さえ込もうとする」と評され、この立合い加えて攻め踏み込み自在に加われば、これは完璧である」と言われていた。その頃は「双葉山立合いに最も近付き得るのは輪島」とまで期待された。一方で小兵であったため変化をすることも多かった。ほとんどの場合は左に飛んでいたが、良く見て当たる瞬間に変わるので失敗率が低かった押し相撲力士であった突進型でなかった大受輪島変化はよく喰らった。ただ、輪島変化決まり手直結しない場合多く逃げただけの印象与えることがままあった。

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慶天海孔晴」の記事における「取り口など」の解説

小柄な体格生かしたスピードや切れのある相撲を得意とするベースには奄美大島の"島相撲"があり、「相手の懐に潜って食いつく」と評されている。本人もこの取り口について「自分気づいていたらあのような相撲を取っていた。指導者も皆、同じ相撲だから」と語っている。因みに奄美市出身里山同様の取り口である。反面、無理な態勢からの投げ足技などがあり、大怪我何度引き起こしている。高校時代に左肩を負傷した影響差し手を返す威力欠け相撲長くなりがちである。

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輝大士」の記事における「取り口など」の解説

基本的に長身リーチ生かした突き押し行い、左のおっつけ交えて低く当たって相手土俵外へ出すのが輝の相撲で良いパターンである。十両昇進時の報道によると師匠高田川は「器用だからまわし取ってもいい。立ち合いの当たりをもっと強くして、ぶっ飛ばして突くもよし、差すもよしとなれば相手も相当怖いはず」と話している。しかし体質なのか体に張り欠けており、35木村庄之助からはその点を指摘されている。2016年11月場所前の座談会では鳴戸が「突き押しだけだと腕も伸びなくてなかなか幕内では通用しないけど、先場所(同年9月場所)は突っ張り相手起こして中に入る相撲多かったので、勝ち越しつながった思います」と話している。2017年1月場所前にお笑い芸人集めて行われた座談会でははなわから腰高指摘されている。2016年後半にかけては両差し相撲見せている。 2017年インタビューでは立合いで当たり負けをしないが前半戦出遅れることを自ら話している。同年7月場所3日目宇良戦を終えた後の支度部屋では「しっかり当たっていこうと思った相手もぐってくるんで、それを警戒した。先場所はそれで負けているんで」と自身取り口弱点分析していると言えなくもないコメント残している。2017年9月場所前の座談会では西岩(元関脇若の里)が「あの腰高直らないんじゃないですか(笑)だから、腰高直すというよりも、あの長い腕利用して体も大きいですし、曙さんのように突っ張ったり、まわしを取って体力圧倒するような相撲を取ったらいいと思います」と話しており、舞の海も「一つ、これだというものをつかんだ化けるんじゃないですか。突っ張ってからパッと手を取って、かいなを返して寄っていくような相撲が身についた自信もついてきて、そしたら一気駆け上がっていくような気がします」と評している。 非常に稽古熱心な力士であり、2017年11月記事によると、場所中でも夜のちゃんこ食べ終えると、席を立って稽古場足を運んで四股すり足鉄砲その日取組上手く行かなかった点の確認などを行う。2016年1月場所から始めた習慣であり徐々に部屋でも追随する力士増えたが、食事同席している後援者はこれに驚くという。 2021年10月25日合同稽古では「先場所(2021年9月場所)土俵際逆転され相撲多くて、それで何番も負けてしまった。そうならない形を見つけて確認したい土俵際焦ってしまう癖を治したい」と反省していた。

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碧山亘右」の記事における「取り口など」の解説

基本的に体格と力を活かした四つ相撲持ち味であり、立合い突き放す相撲にも長けている力相撲ツボにはまれば上位陣にも強く2014年1月場所5日目稀勢の里押し出し破った相撲は特に評価されている。稽古場では栃煌山電車道持って行くこともあり、新関脇会見でも春日野から「馬力ピカイチ」と評されている。この背景には本人稽古熱心さが関係している。一方で自他ともに認める腰高であり、14代田子ノ浦が死去した際には「腰を割る相撲は簡単ではないけれども、直後の場所では頑張る」という趣旨発言をしていた。新関脇昇進の際には、田子ノ浦から指導受け継いだ春日野からも今後の課題として挙げられている。元テレビ朝日アナウンサー銅谷志朗2014年11月場所前の座談会で「押し徹してもらいたいけど叩き強烈」と評している。鳴戸2016年11月場所前の座談会で「いなされた引かれたりするといろいろ考えて当たれなくなるし、叩く癖もあるからそこを直して、あの大きな体を生かして前に出る相撲を取っていけば、また三役復帰する思います」と話していた。最高位関脇以下力士との幕内対戦成績からうかがえるように、右四つよりも左四つ力士に強い。横綱クラス力士には突き押しでないと通用しないようであり、2017年5月場所中日稀勢の里戦で敗れた際は「突き放したかったけど、左を差されたら横綱相撲になっちゃう。残念」と、9日目の白鵬戦で敗れた際には「離れて取りたかった四つになっちゃダメでしょう」とそれぞれコメントしている。 前述のとおり、2015年は「大関昇進」を目標としている。体重理想182~184kgくらい)まで減らすことと、腰高改善することが大関昇進への課題である。しかし、結局叶わなかった。2017年7月場所後に相撲雑誌掲載され緒方喜治記事では、碧山一進一退繰り返していたのは立合い考えすぎ性格災いしたことによるという。 幕内昇進した頃は四つ相撲押し相撲使い分けていたが、近年では膝の影響もあって突き押し相撲主体となっており、2017年3月場所から11月場所までの5場所では計31白星の中で寄り切り決まり手1つもなかった。 2018年頃に左足首の骨がずれた際に引っ張って関節嵌め込む矯正担当した医師が「足首硬いと体質について話していた。 これに限らず同じく2018年頃になると細かい怪我増え2018年9月場所中は本人が「いつも何かあって辛い」と嘆いていた。 ベテランになって熱くなりやすいという精神面欠点があり、2019年1月場所はそれが原因負け越し喫したと自ら振り返っている。3月場所一転して15日安定した気持ち取れたので好成績収めることができた。 狙って行う場面少ないが、時々流れ張り手クリーンヒットしてそのまま勝ってしまうこともある。例として、2019年5月場所初日玉鷲戦では、炸裂音が会場鳴り響くほどの強烈な張り手が偶然ヒットしてそのまま押し出し勝っている。 軽量力士には張って距離を取る相撲見られるが、2019年11月場所5日目炎鵬戦のように腰が引けているので大して効かず、最後に引き技負けてしまう相撲もある。 2020年3月場所中に14玉ノ井碧山を「組まれて横に揺さぶられると、途端にもろさが出るタイプ」と評している。 相手引いたりいなしたりせずまともに攻めてくる稽古場巡業での申し合いでは「勝率も8割ぐらい」と評されるほど強い。いわゆる稽古場横綱」であり、稽古場では弱いが本場所では強い「場所相撲」の御嶽海とは好対照を成す。無観客場所として行われた2020年3月場所では本来の力が発揮できるという声もあった。2020年3月場所中、部屋の元大関栃ノ心は「稽古場みたいに落ち着いている。稽古場じゃ強いからね。だれもかなわない」と碧山評していた。実際にこの場所では終盤まで優勝争いに絡む活躍技能賞を獲得している。 上述のようにはたきも強烈な武器となっており、碧山2020年挙げた白星の中では全体の1/3以上の割合占める程であるが、その一方で攻めきれない場面守勢回った時でもまともに引く引き癖が顔を見せることが多々あり、優勝争いをしていた2020年3月場所13日目の隆の勝戦では引き癖により相手押し呼び込んで敗れて単独首位の座を手放した2021年2月協会公式YouTubeチャンネル測定したところによると握力70であり、進行担当音羽山によるときちんと握力計に指が入っていれば80記録したという。

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佐田の富士哲博」の記事における「取り口など」の解説

入門当初130kgあった体重右肩上がり増え2011年秋場所では195kgを計測。しかも体重の割に筋肉質であり、2014年1月場所初日NHK大相撲中継では解説者舞の海秀平が「200kgあるとは思えない」と感想述べていた。重量だけでなくリーチにも恵まれており、その体躯活かして突っ張り喉輪などを駆使して離れて取りながら前に出る相撲展開した腰高祟って巨体比べ腰は軽い部類入り投げに転がる場面目立った2014年9月場所9日目に弟弟子佐田の海逸ノ城対戦した直後に「佐田の富士関の方が差したときの重さがある」と証言している。

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豊響隆太」の記事における「取り口など」の解説

体格恵まれており、学生時代までは四つ相撲中心だった。角界入門後にスタイル改め仕切り位置を他の力士よりもやや後ろ取り勢い付けた立合いぶちかましから馬力分の喉輪突っ張りハズ押しのみを武器一徹に押す相撲を取っていた。同様の取り口武器活躍し猛牛』の異名をとった第53横綱琴櫻準え、『平成猛牛』というニックネーム呼ばれる場合もある。欠点としては、全身使って相手突っ張るため大振りになりがちであり、また攻め込みながらバランス崩して逆転負けをすることもある。実際のところこのスタイル影響してなのか変化をされる事が多く2016年は年8回変化受けて2勝6敗とこの年幕内の中で最も多く変化敗れており、変化には非常に弱い。 本領ではないにしろ四つ相撲の力もそれなりに持つ。十両で戦う際は四つを得意とする相手組み合って互角上の勝負見せることがあり、そのまま寄り切るともできる2013年入ってからは四つ相撲が目立つ。また、ツラ相撲傾向がある。 名古屋場所過去2回2白星敢闘賞受賞するなど験の良い場所である。一方で秋場所は験が悪く幕内では8場所中2場所しか勝ち越し果たしていない引退会見では網膜剥離患ってもなお押し相撲徹したことに対して「正直、怖かったが、押し対すこだわりがあった」と思うところ語った

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徳真鵬元久」の記事における「取り口など」の解説

得意手は突き押し右四つ寄り倒し入門当初から新十両までは主に突き押し使用していた。取り分け体格活かし迷わず閂に持ち込んで崩して繰り出す寄り倒しにより、栃矢舗慶天海など多数力士重傷負ったとされる一方で外四つ相撲特性上長力士速攻突き押し相撲には弱い傾向にある。右ノド輪で攻め立てる相撲も得意としている。

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旭天鵬勝」の記事における「取り口など」の解説

右四つ得意とされ、実際に右四つに組むことが多いが、左四つでも遜色なく取れいわゆるなまくら四つ」である。右でも左でも胸を合わせたがっぷり体勢になれば十分で、廻し引き付けて吊り寄り気味に寄って出る。この型になれば横綱・大関とも互角以上に渡り合う地力があり、懐が深いために両上手のいわゆる外四つの状態でもある程度相撲取れ逆転叩き引き落としも決まる。しかし、自身腰が高いことが多いため、寄って出ながら土俵際逆転食らうことが多かった立合いでは勢い良く足を出して差すか上手を狙うが当たりは強くなく脇が甘い。また突き押し不得手であるため、立合い優位に立てなければあまり攻め手はなかったようである。また、四つ相撲取り手としては珍しくツラ相撲傾向があった。 2014年9月13日40歳迎えた以降も、がっぷり四つになれば新進気鋭若手にも負けないほどの実力示していたが、上位陣には昔から滅法弱く横綱・大関陣には対戦成績大きく引き離されていた。しかし2004年5月場所では、当時無敵誇った横綱朝青龍がっぷり四つからの吊り出し破り四つに組み止めた時の地力の高さを見せ付けた朝青龍横綱になってから吊り出し敗れたのはこの1回だけである。 怪我強く上記謹慎による休場除けば休場序二段時代全休一度だけで、幕内休場したことは一回もなく、40歳達して若々しい体の張り保ち続けて大相撲中継アナウンサー解説者にしきりに「体が若い」などと感嘆されていた。北の富士勝昭は、本人幕内最高優勝果たした2012年5月場所千秋楽2012年5月20日)のNHK総合大相撲中継における解説にて「この人はあと5年は(相撲を)取れるね」と評した筋力年齢重ねて衰えず2015年1月10日放送されTBSジョブチューンSP』にゲストとして出演した際には、白鵬など他のゲスト力士らと背筋力測定のコーナー挑戦して、そこで296.5kgを記録して優勝し出演者堀内健から「40歳ですよね」とその怪力ぶりを驚嘆された。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 08:17 UTC 版)

髙安晃」の記事における「取り口など」の解説

基本的に突き押しを得意としており、13鳴戸からは、入門当初より「当たってひたすら突っ張れ」と教え込まれた。一方で左四つからの寄り身強みである。差し手返し多少甘くても、胸を合わせて体力押し込む場合が多い。前述のように上手捻りも得意としており、投げ左四つになれば上手からでも下手からでも出る。攻め速いので出足が鈍い力士には相性良い一方安易に廻し取ろうと当たりの弱い立合いをすると上位力士には苦戦する大至伸行2014年3月場所前の座談会で「足腰硬い印象はあるけど、そこを分かった上で相撲を取っている印象と体質と取り口兼ね合いについて好評価していた。豪栄道との対戦成績1911敗(不戦勝、不戦敗各1を含む)と大きく勝ち越しており、2013年7月場所に初黒星喫するまで豪栄道には初顔から6連勝していた。足腰堅い上体柔らかく鳴戸2016年11月場所前の座談会で「ちょっと力が上に抜けてやりづらい相手でしたね。突っ張っても力が上に逃げてしまうというか、ほかの力にないもの持っていますね」と高安体質について現役時代取組感想と共に話している。2016年11月場所前に左四つ一本力士になろうと決めたが、実際に左四つ中心相撲試して負け越したため諦めている。叩き上手く無理して攻め相手はいなしタイミングよく落とすことが多い。2017年7月場所前のコラムでは舞の海が「夏場所2017年5月場所)の高安は、叩き多かったことで、やや批判的な声もありますが、自分はあまり悪い印象ないですね。高安叩き苦し紛れではなく馬力圧倒しておいての引き技なので、危なげないですそれだけ馬力押し込みが強いとも言えます。相撲押して勝つ、寄って勝つですが、バランス崩し合いなんです。たとえばはたき込みだけで8番勝ったとすれば、それはもうその力士の芸なんです(笑)」と評価している。大関候補名乗りを上げてから本人は「突っ張ってから展開する相撲合っている」と考えるが、実際突っ張りだけで勝負が決まることも増えている。強烈なかち上げや、突き押しを軸に大関地位手に入れたが、昇進直後記事では「これまでやってきた自分スタイル強化していく」と力強く言い切った2017年9月場所前の座談会では西岩(元関脇若の里)が「コンスタント二桁白星挙げるには、上体伸びあがるようなかち上げはやめたほうがいいと思いますかち上げはいいと思うんですよ。ただ、膝を曲げてもっと低い体勢からいってもらいたい」と話している。 一方で腰高脇が甘いので守勢に回ると脆く、特に差し身の上手い相手には苦労しており、諸差し(もろさし)からの速攻を得意とする栃煌山大の苦手で、対戦成績は8勝20敗(不戦敗1を含む)と大きく負け越している。また、機動型の力士も苦手としており、稽古場では兄弟子隆の山を苦手としていた。2017年5月場所前の時点では、稽古場稀勢の里三番稽古を行うと五分近い割合で勝ち、時には勝ち越す日もある。大関昇進直前時期になると立合いもたついて守勢回っても巧さで勝つことが増え2017年5月場所12日目の宝富士戦などは左下手を取られかけ、とっさに右から上手で振り回し、俵を前に一瞬2人横並びになったところで懸命に右上投げ決めた2017年7月場所後の座談会では錣山が「上体起きたかち上げなので、みんなが覚えてきたら中に簡単に入れます栃煌山戦もそうですし、そっくり返ってかち上げるので中に入りやすいです最も体を丸くして前傾姿勢かち上げていけば、また別な高安を見ることができると思います」と前途案じつつ助言行っており、さらに叩き増えたことも指摘している。阿武松同調するかのように突っ張り減ったことを指摘している。2017年8月10日日立場所では白鵬から「左の使い方工夫するように」とアドバイス受けている。2017年9月場所前の黒姫山コラムでは「高安稀勢の里違って左を差して十分ではない。左四つになって右上手を取って初め十分な体勢になる。かち上げから突き放して相手起こし左四つ組み止めるという攻めもう一度磨き直してほしい」と言われている。2018年1月場所後の記事では、藤島(元大関武双山)から「立ち合い体当たりからの馬力はすごいが、上を狙うには違う立ち合い身につけることだ」と意見されている。 四つになると捻り含めて器用さ見せるがたまにその器用さ裏目に出て敗戦喫することがあり、甲山(元幕内大碇)がその点を指摘している。実際に2017年3月場所などは前捌き頼った四つ身相撲を取ったことが裏目に出て11日目から3連敗しており、阿武松(元関脇益荒雄)は場所後の座談会高安に対して終盤戦相手を見るようになり、そしてさばく守り相撲でした。何をやっているんだという感じ相撲なりました。もっと突っ張って攻めるべきです」と注文付けている。とはいえ器用さ白星生むことも事実であり、実際に2017年5月場所5日目遠藤戦などは、下から両手あてがって起こそうとしたが「起こしきれない」と判断すると、相撲内容瞬時変更前に出ていた圧力利用しながら左を差し、まわしを取って胸を合わせる相撲で寄り切ったメンタルが強い印象持たれることがあり、(元小結垣添)などが2017年3月場所前の座談会で「あの大一番2017年1月場所の白鵬戦)でむしろ、楽しんでいる印象すらある。表情見ていても、硬くなっている感じは全くしない」と話している。 星取表現れる特徴としては、序盤出遅れが目立つ。大関昇進近づくにつれて体重増えた影響なのか、2017年7月場所後の武蔵川コラムではスタミナ不足を指摘されるようになり、そのコラムでは「13日目の白鵬戦なんて、途中から息が切れてるんだもの。どこかの幕下力士かと思ったよ」と酷評された。2018年1月場所では相手受けてからどうにかする相撲終始し、やはりスタミナ不足により長期戦疲れて相撲雑になることで星を落とした。ただし、2021年11月場所2日目宝富士戦では3分を超える長い相撲制しているため、一概にスタミナが無いとは言い切れない。この場所は3日目妙義龍戦でも黒星喫したものの1分43秒の長い相撲取り4日目志摩ノ海戦でも3分32秒の熱戦制するなど、寧ろスタミナ自慢印象付けている。 2019年5月場所中の7代高砂の論評では、当たりの強さ無くなって最初から左四つになろうと棒立ち立合いをしていると評されている。7代高砂同年11月場所中にも威力欠けた差しに行くような立合い指摘しており、休場明けによる勝負勘の衰えについて触れていた。11月場所後、15武蔵川かち上げの際に腰が反ることにより相手体重自分かかってしまうこと、体がしぼんでいることなどを指摘した2020年1月場所7代高砂の分析によると、張られてすぐにカッとなり相手応戦してしまい四つ磨けなかったところが短命大関終わった理由とされる2020年9月場所頃になると大関上がり横綱期待された頃の馬力相撲影を潜めフワッとした様子見立合いから左を差すのか右の上手を取りたいのか分からない動きをする半端相撲甘んじるようになった2020年相撲遅さ目立ちこの年5場所全て幕内在位していた29人を対象日刊スポーツ算出した1番あたりの平均取組時間は1位の15秒6。 2021年3月場所中、八角理事長好調要因としてドッシリとした踏み込みからの出足、右のおっつけ挙げた。場所後に武蔵川から、相手動き合わせて取っているだけで自ら攻めないこと、ここ一番チャンスをものにできずメンタルが弱いことを指摘された。 2021年11月場所中に8代尾車は、大関時代からの課題である左半身決め手を欠く相撲指摘し長い相撲になるのは攻め手を欠くためだと語った2022年3月場所7日目北勝富士戦では下から突き上げる速い相撲で勝ち、花田虎上から「久しぶり高安らしい相撲見たがします」と評された。一方肝心なところで勝負焦って転がる相撲で白星逃す悪癖もこの場所では目立ち14日目の御嶽海戦、若隆景との優勝決定戦がその好例である。

※この「取り口など」の解説は、「髙安晃」の解説の一部です。
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