課題
課題とは
課題とは、解決するべき問題のこと。対処が必要な事柄であり、それへの対処を任務として負わされているような問題のこと。つまり、いわゆる「問題」のうち「対処する」「解決する」といった行動に重点が置かれている問題を指し示す表現。課題と問題の違い
いわゆる「問題」は、「対応や解決を迫られている事柄」などを意味する言葉である。ただし「問題」の語そのものには、必ずしも「解決が必要不可欠」「解決するよう義務づけられている」といったニュアンスが含まれるとは限らない。(そうした義務のニュアンスを含めて用いられる場合は多々ある)。つまり、「問題」は、対応や解決が必要な困難であり障壁ではあるが、その中にはあえて対応せず無視・回避してよい事柄である場合がある。
これに対して、「課題」は、対応や解決が必要な困難であり障壁であり、しかも無視したり回避したりする余地のない事柄(なんとかしないといけない事柄)というニュアンスを含む。
課題と宿題の違い
「宿題」も「解決が課せられた問題」という意味で用いられることがある。ただし「宿題」はとりわけ「未解決のまま持ち越された問題または課題」という意味合いを含む。ちなみに、「課題」は「お題を課する」と訓読できるが、同様の構成の他の語彙のように(「問題の解決という役目を負わせる」というような)動詞としての用法はなく、もっぱら名詞として用いられている。
か‐だい〔クワ‐〕【課題】
問題
課題 (イシュー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/22 21:52 UTC 版)
「ソフトウェアプロジェクト管理」の記事における「課題 (イシュー)」の解説
コンピューティングにおいて、課題 (イシュー) は、システムの改善を成し遂げるための作業の単位を意味する用語である。課題は、バグの場合もあれば、要求された機能や作業の場合もあれば、文書化の欠如などの場合もある。一例として、オフィススイート開発プロジェクトであるOpenOffice.orgは、課題管理システムBugzillaの修正バージョンをIssueZillaと名づけて使っていた (2010年9月の時点では Issue Tracker の名前で使っている) 。 時を経るにつれて問題が発生し、そして適時に修正されることは、ソフトウェアシステムが正当な状態に達するために重要であり、またソフトウェアシステム製品の出荷遅延を回避する。
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「課題」の例文・使い方・用例・文例
- それは政治的課題だ
- 単独ではなくペアでこの課題にあたってほしい
- 研究課題を提出する期限を決めよう
- 私は同僚とその課題を検討するつもりだ
- 課題を時間通りに提出しなさい
- Xは今後の課題と思います
- 環境問題について、課題と将来の方向を考える
- 私は二つの課題に取り組みます
- 彼がXでこれらの課題を解決した
- 彼があらためてメリットと今後の課題を整理する
- これは、製品の販売促進という課題に対処するために、少なくともあと3 名の新入社員が営業マーケティング部に必要なことを示唆しています。
- 彫刻の授業の最後の課題は、槍持ちでした。
- 当社は、安定的な株主還元を経営の重要課題の1つと位置付けている。
- 我々は、売り上げが低迷しているので、原因追求のロジックツリーを活用し、解決すべき課題を特定していきます。
- グローバル人事の仕組みを構築するためには解決すべきたくさんの現実的な課題がある。
- 近年、苦情処理は企業にとって極めて重要な課題となってきた。
- 当社の経営課題の1つは高い経費率だ。
- 法定外補償制度の改善が最優先課題である。
- クライアントの仕様の変更依頼を取り入れながらも、品質を維持しつつ納期も守る、それが目下の課題だ。
- それぞれの要素技術について特許も取得できた。残る課題は価格だ。
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世界のプラチナ(白金)の年間採掘量は200トン前後です。金の年間採掘産量が4000トンなので、プラチナは金の約20分の1の量しか採掘されていません。下の図は、プラチナの生産量をグラフに表したものです。
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