伸び代

実用日本語表現辞典

伸び代

伸び代（のびしろ）とは、現状の能力や成果に対して、これから更に向上・発展する可能性を指す言葉である。個人のスキルや才能、組織や企業の業績、製品やサービスの品質など、様々な領域で用いられる。伸び代があるとは、現在の状態が最大限ではなく、更なる進歩や成長が見込まれる状態を示す。伸び代を評価する際には、個々の能力や資源、環境など多角的な視点から考察される。

（2023年10月26日更新）

伸び代

読み方：のびしろ
別表記：伸びしろ

生徒や選手や社員などについて特に言われる、人間的または能力的に成長する余地のこと。または、経済などが発展したり成長したりする余地のこと。この場合の「伸び」は「成長」の意味であり、「代」は「糊代(のりしろ)」「縫い代(ぬいしろ)」などと言った言葉と同じく「あることをするために必要な余白や余地」などのことを幅広く指す言葉。

（2010年10月10日更新）

デジタル大辞泉

のび‐しろ【伸び代】

読み方：のびしろ

能力を出し切ってはいず、まだ成長する余地があること。「芸の—が大きい」

[補説] 平成17年（2005）前後からスポーツ界で使われ、多方面に広がった。