構えて

デジタル大辞泉

かまえ‐て〔かまへ‐〕【構えて】

読み方：かまえて

［副］

１ まちがいなく。本当に。必ず。

「何の苦も無く暮したりしは、—我の辛抱強きにはあらざりしなり」〈紅葉・不言不語〉

２ （あとに打消しの語を伴って用いる）決して。

「—実家(さと)を背負うて先方(さき)へ行き玉(たま)うな」〈蘆花・不如帰〉

３ よく心にかけて。用心して。

「人は唯(ただ)歌を—詠むべしと見えたり」〈宇治拾遺・三〉

日本語活用形辞書

構えて

読み方：かまえて

ア行下一段活用の動詞「構える」の連用形である「構え」に、接続助詞「て」が付いた形。

終止形

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「構えて」の例文・使い方・用例・文例

• 明るい将来があなたを待ち構えています
• 兵隊たちはいつでも発射できるようにライフル銃を構えて立っていた
• 弊社は向かいのファッションビルにオフィスを構えています。
• 後ろ向きならないで、前向きになりなさい！気楽に構えて思い悩まないで。
• 彼は銃を構えていました。
• 彼女はこのビルに大きなオフィスを構えている。
• 彼は大通りに店を構えている。
• 私はテレビ番組のために会った医者にギクリとさせられた。彼は、今アレルギーの症状がないからといって気楽に構えていてはいけないと警告したのだ。
• 赤尽くめの人は銃を構えていた。
• 栄誉と富が彼の行く手に待ち構えていた.
• 猫はネズミにとびかかろうと身構えてうずくまった.
• 敵は丘の向こうに壕(ごう)を構えていた.
• …を手に入れようと構えている.
• 輝かしい未来が彼女の前途に待ち構えている.
• 偉そうな顔をして[に構えて].
• 彼女は郵便配達が来るのを待ち構えていた.
• そこに立って信号が青に変わるのを待ち構えていた.
• 彼は(いきなり)身構えて私を殴りつけた.
• 発言する立場にはないと言を構えて意見をのべなかった.