中国共産党
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派閥
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派閥名は通称。
初期
留学期
- 瞿秋白派[53]
- 勤労者共産大学(クートヴェ)留学経験者中心の派閥。レーニン時代のソ連を経験している。その時代のソ連ではスターリン時代ほど討論への制限は存在していなかった[54]。党内の極左冒険主義分子を抑制できず、失脚して妄動主義と批判された。
- 周恩来派[53] - 南昌蜂起を起こした。南昌蜂起の参加者は、ドイツ滞在経験者の周恩来および朱徳、南昌蜂起失敗後ドイツに亡命した葉挺、当時中国国民党左派であった賀竜など。
- 李立三派[53] - (極左冒険主義のひとつとされ、都市での武装蜂起を重視する)李立三コースを行った。李立三、羅章龍、王克全など[55]。
- 調和派[56] - 項英、何夢雄、羅章龍など[56]。
- スターリン派[53] - 陳紹禹 (王明)、秦邦憲、張聞天など[57]。
- 毛沢東派[53] - 李立三コースを批判し、根拠地建設を訴えた。アメリカが中国国民党との和平を求めると[38]、整風運動を行いコミンテルンの影響を排除した。毛沢東、張聞天など。
その他の分類法
文化大革命期
- 走資派
- 文革派
現在
指導部は団派、上海幇、太子党、陝西幇などの派閥がある[59]。ロイター通信のデータベース「コネクティッド・チャイナ」によれば、左記の派閥のほかに清華系がある[60]。
注釈
出典
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