中国共産党との関係
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2002年6月26日、民主党の代表だった鳩山は江沢民総書記に会見。「中国人民を率いて近代化を進め、大きな成果を収めたことに敬服している。中国共産党と中国人民が閣下の英明な指導のもと、偉大な国家を建設する道を進む過程で、一層大きな成果を収めることを願っている」と中国共産党と江を賞賛し、江と一緒に記念撮影ができたことを「光栄なこと」と喜び、感謝した。江からは、「歴史を鑑に、未来に目を向けなければならない」といわれ、「日本は対外侵略戦争を起こした歴史に厳粛に対処、真剣に反省すべきで、再び周辺国に危害を与えるようなことをしてはならない」と返答した。 2007年11月、鳩山は民主党が主催した中国からの独立を要求しているウイグル族の人権活動家ラビア・カーディルを招いての勉強会を中国に対する配慮から中止させた。同党幹部は、この措置について、「独立を唱えていないダライ・ラマ14世は良いが、ウイグルは違う」と説明している。なお、勉強会は価値観外交を推進する中川昭一の主催により開催されている。 2007年11月23日、民主党の幹事長だった鳩山はダライ・ラマ14世と会談し、14世が中国に求めている「高度な自治」を支持する考えを表明し、「力強くサポートさせていただく」と約束した。 2009年6月3日、鳩山は中国の崔天凱駐日大使と会談し、北朝鮮が行った核実験に対して、「対話を通じて交渉していかなくてはならない。強硬に出ればいいという問題ではない」と引き続き対話すること、靖国神社参拝問題についても参拝を行わないことを約束した。崔は、「民主党のこれまでの歴史認識は正しい。政権交代が実現したら、日中関係はさらに発展する」と評価した。 2009年9月23日、内閣総理大臣に就任した鳩山由紀夫は中国共産党の胡錦濤総書記と会談し、チベット問題は「中国の内政の問題と理解している」と述べた。
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中国共産党との関係
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「エドガー・スノー」の記事における「中国共産党との関係」の解説
当時中国における小勢力にすぎなかった共産党に注目し、その詳細なレポートを行ったスノーの著作は現代中国史における古典的な作品とされている。ジョン・フェアバンクはスノーの著作を称賛している。 一方、ユン・チアンとジョン・ハリディは『マオ 誰も知らなかった毛沢東』でスノーを毛沢東のスポークスマンで、毛沢東の神話化に加担し、共産党をロマンチックに描写していると批判した。 ジョナサン・ミルスキーは、スノーの1930年代の仕事は、誰よりも先に中国共産党を報じることであったが、1960年代になると共産党幹部が権力を持っていることを見ないようにしていたし、周恩来や毛沢東からの信頼を得ていることに満足していたため、大躍進の被害を見ることもできなかったと述べている。 リー・フェイゴン(Lee Feigon)は毛沢東に同情的で、スノーの著作を評価しつつも、スノーの杜撰な考察を批判している。 中国では「スメドレー・ストロング・スノー協会」が組織されており、プロパガンダ映画も作られている。 夫人ロイス・ホイーラー・スノーは2006年のインタビューで、「彼は今日の中国の姿を決して是認しなかったでしょう」と語り、中国政府のやり方を批判している。
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