中国公船の領海侵犯の常態化と日本の対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 05:36 UTC 版)
「尖閣諸島国有化」の記事における「中国公船の領海侵犯の常態化と日本の対応」の解説
詳細は「尖閣諸島中国船領海侵犯事件」を参照 国有化以降は、尖閣諸島への中国公船の領海侵犯の件数が爆発的に増加して常態化し、特に2013年7月に中国の各海上保安機関が統合して中国海警局が発足してからは、中国公船の大量建造・大型化・武装化も進み尖閣諸島周辺海域での海洋をめぐる事態が深刻化することになった。これを受けて日本側はくにがみ型巡視船を大量建造して、海上保安庁の第十一管区海上保安本部に同型10隻(石垣海上保安部に配備)とつがる型巡視船2隻からなる「尖閣領海警備専従体制」を構築して2016年2月に完成させた。また2018年度末までに規制能力強化型の新たな小型巡視船を宮古島海上保安部に9隻配備して「尖閣漁船対応体制」を完成させ、2019年度末までに新型ジェット機ファルコン2000LXSを3機配備して「尖閣24時間監視体制」を完成させる予定である。
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